JP2006305677A - テレスコピックカバー - Google Patents

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Takehiko Suzuki
毅彦 鈴木
Koichi Shimizu
宏一 清水
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Okuma Corp
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Okuma Corp
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Abstract

【課題】 カバーの摺動抵抗のばらつき等にともなう付勢力の調整を容易に行う。
【解決手段】 テレスコピックカバーは、移動体52の移動にともなってZ方向に伸縮させられるカバー構成体21よりなる。カバー構成体21は、Z方向と直交する方向にオーバーラップして別々に移動しうる複数の可動カバー部材41、42を備えている。隣り合う2つの可動カバー部材41、42は、エアシリンダ71によってZ方向に弾性的に付勢されている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、例えば、工作機械の刃物台等の移動体の移動にともなって移動体の移動方向に伸縮させられるテレスコピックカバーに関する。
この種のカバーとしては、移動体の移動にともなって移動体の移動方向に伸縮させられるカバー構成体よりなり、カバー構成体が、移動体の移動方向と直交する方向にオーバーラップして別々に移動しうる複数の可動カバー部材を備えており、隣り合う可動カバー部材が、ばねによって移動体の移動方向に弾性的に付勢されているものが知られている(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3または特許文献4参照。)。
上記カバーでは、隣り合う可動カバー部材同士間にばねを介在させることになるが、複数の可動カバーの重量・接触部の相違や、変形などの影響によりカバー自身の摺動抵抗に差がある場合、付勢力を均等にすることが困難である。これを調整するためにはばねを交換するなどの大がかりな作業となる。
特開平11−197986号公報 特開平7−266182号公報 特開平2003−231038号公報 実用新案登録第3055932号公報
この発明の目的は、カバーの摺動抵抗のばらつき等にともなう付勢力の調整を容易に行うことのできるテレスコピックカバーを提供することにある。
この発明によるテレスコピックカバーは、移動体の移動にともなって移動体の移動方向に伸縮させられるカバー構成体よりなり、カバー構成体が、移動体の移動方向と直交する方向にオーバーラップして別々に移動しうる複数の可動カバー部材を備えており、隣り合う2つの可動カバー部材が、駆動力を調整可能とする駆動手段によって移動体の移動方向に弾性的に付勢されているものである。
この発明によるテレスコピックカバーでは、駆動手段による駆動力を調整することにより、可動カバー部材の付勢力を変更することができる。したがって、ばね等の部品を変更することなく、カバーの摺動抵抗のばらつき等にともなう付勢力の調整を容易に行うことのできる。
さらに、駆動手段が、流体圧シリンダによって構成されており、流体圧シリンダのチューブが同両可動カバー部材の一方に装備され、流体圧シリンダのロッドが同両可動カバー部材の他方に連結されていると、駆動手段を極めてシンプルに構成することができる。
また、流体圧シリンダのロッドが進出または退入させられるように流体圧シリンダのチューブ内に一定の圧力を作用させる圧力手段を備えていると、カバーの付勢力を容易に均一にすることができる。
この発明によれば、カバー同志の衝突による衝撃や騒音を低減し、カバーの摺動抵抗のばらつき等にともなう付勢力の調整を容易に行うことができる。
この発明の実施の形態を図面を参照しながらつぎに説明する。
図1は、工作機械の加工部に臨ませられた開口部11に被覆されているテレスコピックカバーを、工作機械の内側から見たものを示している。
開口部11の上縁部には上ガイドレール12が、その下縁には下ガイドレール13がそれぞれ設けられている。これらのガイドレール12、13は、互いに平行に水平にのびている。ガイドレール12、13ののびている方向は、主軸の軸線方向であり、これを、Z方向(矢印Z)と定義する。
テレスコピックカバーは、カバー構成体21よりなる。カバー構成体21は、図1において、外側から順にオーバーラップするように並べられている固定カバー部材31、第1可動カバー部材41および第2可動カバー部材42によって構成されている。固定カバー部材31、第1可動カバー部材41および第2可動カバー部材42は、いずれも、平板状のものである。これらのカバー部材31、41、42の上縁部および下縁部は、上下のガイドレール12、13によって摺動自在にそれぞれガイドされるようになっている。
固定カバー部材31の右縁部は、機械フレーム51に固定されている。第2可動カバー部材42の左縁部は、移動体52に固定されている。移動体52は、例えば、刃物台であり、機械工作時に、Z方向に移動させられる。
固定カバー部材31の内面右縁近くには第1ストッパ61が設けられている。第1可動カバー部材41の外面右縁には第2ストッパ62が設けられている。第1可動カバー部材41の内面左縁には第3ストッパ63が設けられている。そして、第2可動カバー部材42の外面右縁近くには第4ストッパ64が設けられている。これらの第1〜第4ストッパ61〜64は、対応するカバー部材31、41、42の高さの中程を垂直にのびている。
第2可動カバー部材42の内面上縁寄りの部分には、駆動手段である流体圧シリンダ71のチューブ72が水平に装備されている。同チューブ72は、第2可動カバー部材42の左右方向の長さよりも若干短い長さを有している。同流体圧シリンダ71のロッド73は、第1可動カバー部材41の内面左右方向のほぼ中央に連結されている。
流体圧シリンダ71は、エアーシリンダである。チューブ72のチューブ側端には第1エア出入口81が設けられている。チューブ72のロッド側端には第2エア出入口82が設けられている。第1エア出入口81には、図示しない圧力手段によって常時一定の圧力をもったエアーが作用させられるようになっている。第2エア出入口82は、図示しないサイレンサ等を介して大気に開放されていて、圧力が自由に抜けるようになっている。第1エア出入口81に作用させられるエアーによって、ロッド73は、伸び勝手になっている。
図2(a)は、テレスコピックカバーを収縮させた状態を示している。移動体52は、右限に位置させられている。固定カバー部材31のほぼ全体が第1可動カバー部材41の右半分にオーバーラップさせられている。第1可動カバー部材41のほぼ左半分に第2可動カバー部材42のほぼ全体がオーバーラップさせられている。流体圧シリンダ71のロッド73は、退入させられている。第1ストッパ61に、これの左側から、第2ストッパ62が当接させられている。
図2(a)に示す状態から、移動体52を左向きに移動させると、移動体52とともに第2可動カバー部材42が移動させられる。第2可動カバー部材42の移動にともない、流体圧シリンダ71のロッド73は、次第にのびていく。やがて、第3ストッパ63に、これの右側から、第4ストッパ64が当接させられる。この後は、第2可動カバー部材42とともに第1可動カバー部材41が移動させられる。最終的に、移動体52が左限に至ると、移動体52は停止させられる。流体圧シリンダ71のロッド73は、進出させられている。これは、テレスコピックカバーが伸長させられた状態であり、これを、図2(b)に示す。
移動体52が左限から右向きに移動する際は、第1ストッパ61に第2ストッパ62が当接させられるまでは、第1可動カバー部材41および第2可動カバー部材42は、流体圧シリンダ71のロッド73は進出させられたままで、一緒に移動させられる。第1ストッパ61に第2ストッパ62が当接させられた後は、流体圧シリンダ71のロッド73は退入させられながら、最終的に、図2(a)に示す状態となるまで第2可動カバー部材42のみが移動させられる。
上記において、カバー部材31、41、42の数は、機械開口部11の幅に応じて、適宜選択される。とくに、第1可動カバー部材41の数を2とした場合、2つの第1可動カバー部材41は、上記に準じて、追加される流体圧シリンダによって連結される。さらに、上記流体圧シリンダ71のロッド73は、伸び勝手ではなく、縮み勝手としてもよい。
また、移動体やカバー、シャッタの移動方向は、Z方向に限定されるものではない。
この発明によるテレスコピックカバーの側面図である。 同テレスコピックカバーの伸縮の状態を示す説明図である。
符号の説明
21 カバー構成体
41 第1可動カバー部材
42 第2可動カバー部材
52 移動体
71 エアシリンダ

Claims (3)

  1. 移動体の移動にともなって移動体の移動方向に伸縮させられるカバー構成体よりなり、カバー構成体が、移動体の移動方向と直交する方向にオーバーラップして別々に移動しうる複数の可動カバー部材を備えており、隣り合う2つの可動カバー部材が、駆動力を調整可能とする駆動手段によって移動体の移動方向に弾性的に付勢されているテレスコピックカバー。
  2. 駆動手段が、流体圧シリンダによって構成されており、流体圧シリンダのチューブが同両可動カバー部材の一方に装備され、流体圧シリンダのロッドが同両可動カバー部材の他方に連結されている請求項1に記載のテレスコピックカバー。
  3. 流体圧シリンダのロッドが進出または退入させられるように流体圧シリンダのチューブ内に一定の圧力を作用させる圧力手段を備えている請求項2に記載のテレスコピックカバー。
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