JP4725179B2 - テレスコピックカバー - Google Patents

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この発明は、例えば、工作機械の摺動面や可動装置を切粉、切削剤、埃などから保護するためのものであって、刃物台等の移動体の移動にともなって移動体の移動方向に伸縮させられるテレスコピックカバーに関する。
この種のカバーとしては、移動体の移動にともなって移動体の移動方向に伸縮させられるカバー構成体よりなり、カバー構成体が、移動体の移動方向と直交する方向にオーバーラップして別々に移動しうる複数の可動カバー部材を備えており、隣り合う2つの可動カバー部材の一方に窓が設けられ、窓を開閉しうるように移動体の移動方向に移動可能なスライドシャッタが配置されているものが知られている。
このカバーにおいて、シャッタを開けようとする場合、同2つの可動カバー部材の他方が窓に掛からないようにするために、一定範囲で可動カバー部材およびシャッタを同時に移動させる必要があった。そのようにするためには、可動カバー部材およびシャッタの間にストッパをそれぞれ設けて、ストッパ同士を当接させるようにしていた。その場合、ストッパ同士を当接させたときの衝突音が大きかった。さらには、シャッタを高速であけようとすると、ストッパの衝突によってストッパに大きい負荷が掛かり、ストッパが破損する恐れがあった。
この発明の目的は、ストッパ等の衝突音を発生させることなく、ストッパ等の破損を未然に防止することのできるテレスコピックカバーを提供することにある。
この発明によるテレスコピックカバーは、移動体の移動にともなって移動体の移動方向に伸縮させられるカバー構成体よりなり、カバー構成体が、移動体の移動方向と直交する方向にオーバーラップして別々に移動しうる複数の可動カバー部材を備えており、隣り合う2つの可動カバー部材の一方に窓が設けられ、窓を開閉しうるように移動体の移動方向に移動可能なスライドシャッタが配置されており、同2つの可動カバー部材の他方およびシャッタが相対的に移動体の移動方向に移動しうるようにパンタグラフによって連結されているものである。
この発明によるテレスコピックカバーでは、パンタグラフによって同2つの可動カバー部材の他方およびシャッタが同時に移動させられる。したがって、ストッパ等の部品が不要であり、ストッパの衝突音の発生および破損を防止することができる。
さらに、同可動カバー部材の一方に対しシャッタをスライドさせうる駆動手段を備えており、駆動手段が、流体圧シリンダによって構成されており、流体圧シリンダのチューブが同両可動カバー部材の一方に装備され、流体圧シリンダのロッドがシャッタに連結されていると、シャッタを移動させるための駆動手段を極めてシンプルに構成することができる。
この発明によれば、ストッパ等の衝突音を発生させることなく、ストッパ等の破損を未然に防止してシャッタを移動させることができる。
この発明の実施の形態を図面を参照しながらつぎに説明する。
図1は、工作機械の加工部に臨ませられた開口部11に被覆されているテレスコピックカバーを、工作機械の内側から見たものを示している。
開口部11の上縁部には上ガイドレール12が、その下縁には下ガイドレール13がそれぞれ設けられている。これらのガイドレール12、13は、互いに平行に水平にのびている。ガイドレール12、13ののびている方向は、主軸の軸線方向であり、これを、Z方向(矢印Z)と定義する。
テレスコピックカバーは、カバー構成体21よりなる。カバー構成体21は、図1において、外側から順にオーバーラップするように並べられている固定カバー部材31、第1可動カバー部材41および第2可動カバー部材42によって構成されている。固定カバー部材31、第1可動カバー部材41および第2可動カバー部材42は、いずれも、平板状のものである。これらのカバー部材31、41、42の上縁部および下縁部は、上下のガイドレール12、13によって摺動自在にそれぞれガイドされるようになっている。
固定カバー部材31の右縁部は、機械フレーム51に固定されている。第2可動カバー部材42の左縁部は、移動体52に固定されている。移動体52は、例えば、刃物台であって、機械工作時に、Z方向に移動させられる。
第2可動カバー部材42の中央には方形状工具交換用窓61が設けられている。窓61の上縁部には上補助ガイドレール62が、その下縁部には下補助ガイドレール63がそれぞれともにZ方向にのびるように設けられている。これらの上下の補助ガイドレール62、63にはシャッタ64が摺動自在に挟まれている。
上補助ガイドレール62の略右半分上方にはこれにそってZ方向にのびた水平ガイドロッド71が設けられている。ガイドロッド71には筒状摺動体72がはめ被せられている。 ガイドロッド71よりも上方に位置させられて、上補助ガイドレール62の略左半分上方には、駆動手段である流体圧シリンダ81のチューブ82が水平に装備されている。流体圧シリンダ81は、エアーシリンダである。同流体圧シリンダ81のロッド83は、垂直板状連結部材84の上端に連結されている。連結部材84は、高さの中程において摺動体72に連結され、さらに、その下端においてシャッタ64の上縁部中央に連結されている。
水平方向に伸縮自在のパンタグラフ91は、固定カバー部材31の内面右縁部高さの中程から、第1可動カバー部材41の内方を経由して、第2可動カバー部材42の右縁部内方までのびている。パンタグラフ91は、多関節をもつクロスリンク機構によって構成されているものである。パンタグラフ91の右端部は、固定カバー部材31の内面右縁部高さの中程に連結されている。パンタグラフ91の左端部は、シャッタ64の内面右縁部高さの中程に連結されている。パンタグラフ91の左右中間部は、第1可動カバー部材41の内面右縁部高さの中程に連結されている。
図1は、テレスコピックカバーを伸長させた状態を示している。窓61は、シャッタ64によって閉じられている。流体圧シリンダ81のロッド83は、退入状態である。パンタグラフ91は、伸長状態にある。移動体52は、左限に位置させられている。固定カバー部材31の左縁部および第1可動カバー部材41の右縁部がオーバーラップさせられている。第1可動カバー部材41の左縁部および第2可動カバー部材42の右縁部がオーバーラップさせられている。
図1に示すテレスコピックカバーを伸長させた状態から、シャッタ64は閉じたままで、移動体52を右向きに移動させる。この場合、流体圧シリンダ81のロッド83は、退入させられ状態を保持するようにチューブ82には圧力エアーが作用させられる。
移動体52とともに第2可動カバー部材42が移動させられる。第2可動カバー部材42の移動にともない、パンタグラフ91は次第に収縮されていく。これにより、第1可動カバー部材41が移動させられる。移動体52が右限に至ると、移動体52は停止させられる。テレスコピックカバーは、収縮状態となる。この場合、第2可動カバー部材42は、移動体52の移動距離と同じ距離だけ移動させられ、その半分の距離を第1可動カバー部材41は、移動させられることになる。逆に、移動体52が右限から左限まで移動させられると、再び、テレスコピックカバーは伸長状態となる。
つぎに、移動体52を左限に位置させたままで、シャッタ64を開く動作について説明する。図3に、その様子が示されている。流体圧シリンダ81のロッド83を、退入状態から次第に進出させていく。これにしたがって、シャッタ64は、右向きに移動していき、パンタグラフ91は次第に収縮されていく。パンタグラフ91の収縮により、第1可動カバー部材41は、シャッタ64と同じように右向きに移動させられていくが、第2可動カバー部材42はそのままの位置に保持されたままである。このときの第1可動カバー部材41の移動距離は、シャッタ64の移動距離の半分である。窓61は開放される。この状態から流体圧シリンダ81のロッド83を退入させると、窓61は、再び、閉鎖される。
勿論、移動体52の移動および窓61の開閉動作を同時に行うことも可能である。
上記において、カバー部材31、41、42の数は、機械開口部11の幅に応じて、適宜選択される。とくに、第1可動カバー部材41の数を2とした場合、2つの第1可動カバー部材41は、パンタグラフ91の左右両端間における適所において、パンタグラフ91に連結される。
また、移動体やカバー、シャッタの移動方向は、Z方向に限定されるものではない。
この発明によるテレスコピックカバーの側面図である。 同テレスコピックカバーの水平断面図である。 同テレスコピックカバーのシャッタの開閉動作を示す説明図である。
符号の説明
21 カバー構成体
41 第1可動カバー部材
42 第2可動カバー部材
52 移動体
61 窓
64 シャッタ
91 パンタグラフ

Claims (2)

  1. 移動体の移動にともなって移動体の移動方向に伸縮させられるカバー構成体よりなり、カバー構成体が、移動体の移動方向と直交する方向にオーバーラップして別々に移動しうる複数の可動カバー部材を備えており、隣り合う2つの可動カバー部材の一方に窓が設けられ、窓を開閉しうるように移動体の移動方向に移動可能なスライドシャッタが配置されており、同2つの可動カバー部材の他方およびシャッタが相対的に移動体の移動方向に移動しうるようにパンタグラフによって連結されているテレスコピックカバー。
  2. 同可動カバー部材の一方に対しシャッタをスライドさせうる駆動手段を備えており、駆動手段が、流体圧シリンダによって構成されており、流体圧シリンダのチューブが同両可動カバー部材の一方に装備され、流体圧シリンダのロッドがシャッタに連結されている請求項1に記載のテレスコピックカバー。
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