JP5786659B2 - スライド装置、及び工作機械におけるカバー装置 - Google Patents
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Description
請求項2に記載の発明は、前記ボルトの前記ボルト頭とネジ部との間に、直径が前記ネジ孔よりも大径で且つ前記固定孔よりも小径であり、軸方向長さが前記固定孔よりも長いスペーサ部を設けたことを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明のうち請求項3に記載の発明は、前面に開口を有するカバー本体に、ガイドレールが左右方向へ直線状に配設されているとともに、第1ガイドブロック体に第1扉体が、第2ガイドブロック体に第2扉体が夫々スライド体として固定されており、前記第1扉体及び前記第2扉体により前記開口を開閉可能とした請求項1又は2に記載のスライド装置を備えてなる工作機械におけるカバー装置であって、前記第2ガイドブロック体を、前記第1ガイドブロック体を挟むように2つ設け、前記第1扉体の上部に前記固定孔を有する第1機構板を設ける一方、前記第2扉体の上部に第2機構板を設け、前記第2機構板に、前記第1機構板を露出可能な窓を設けるとともに、前記窓の左右両側に前記固定孔を夫々設けており、前記第1機構板を前記窓内に露出させた状態で、前記第1扉体及び前記第2扉体を、前記第1扉体が前記第2扉体よりも後方となるように前記第1ガイドブロック体又は前記第2ガイドブロック体に夫々固定するとともに、前記第2機構板の前記窓の左右両側にスプロケットを夫々設け、両端が前記カバー本体における前記両スプロケット間となる位置に固定された環状の連結部材を前記スプロケットに巻回させ、更に前記連結部材の途中部分に前記第1機構板を接続することにより、前記連結部材を介して前記第1扉体と前記第2扉体とを連結し、前記第1扉体のスライドに前記第2扉体を連動可能としたことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明によれば、直径がネジ孔よりも大径で且つ固定孔よりも小径であり、軸方向長さが固定孔よりも長いスペーサ部が、ボルト頭とネジ部との間に形成されているボルトを用いているため、スペーサ部の先端面(ネジ部側の端面)がガイドブロック体の表面に当接するまでねじ込むだけで、上記隙間を容易に形成することができ、スライド体の取り付け、すなわちスライド装置の組み立てを非常に容易に行うことができる。
さらに、請求項3に記載の発明によれば、上述したような構成を採用したことで、コンパクトな構成で第2扉体を第1扉体に連動させることができ、従来のものと比較すると特に上下方向での小型化を図ることができる。
スライド装置3は、移動体である第1扉体11及び第2扉体21と、両扉体11、21の移動を案内するガイドレール31とからなる。ガイドレール31は、カバー本体2の前面開口2aの上方に設けられた固定部5に、左右方向へ直線状に配設されている。そして、ガイドレール31には、ガイドレール31上を左右方向へスライド可能な第1ガイドブロック体32と、第1ガイドブロック体32と同様にガイドレール31上を左右方向へスライド可能な一対の第2ガイドブロック体33、33とが備えられており、第1ガイドブロック体32は第2ガイドブロック体33、33の間に位置されている。尚、ガイドブロック体がガイドレール上をスライドする構造は、特開2005−114034号公報等にも記載されている周知の構造である。また、固定部5には、後述するチェーンを固定するためのチェーン固定部35が設けられている。
まず、上述したような順番でガイドレール31に第1ガイドブロック体32、及び第2ガイドブロック体33、33を設置する。そして、ボルト41を用いて第1扉体11の第1機構板13を第1ガイドブロック体32に固定する。ここで、ボルト41について説明すると、ボルト41は、周面にネジ溝が形成されたネジ部42と、六角レンチ等の工具を差し込み可能な係合孔を有するボルト頭43との間に、円柱状のスペーサ部44を形成してなる。スペーサ部44の径は、ネジ部42よりも大径で且つ固定孔15や固定孔25よりも小径に形成されているとともに、スペーサ部44の軸方向長さは、第1機構板13や第2機構板23の厚みよりも長く形成されている。したがって、該ボルト41を用い、スペーサ部44の先端面(ネジ部42側の端面)が第1ガイドブロック体32の前面に当接するまでねじ込んで、第1機構板13を第1ガイドブロック体32に固定すると、図5に示す如く、スペーサ部44と固定孔15との間に隙間T1が、第1機構板13とボルト頭43の裏面との間に隙間T2が夫々形成されることになる。
その後、第1扉体11のチェーン接続部17、17にチェーン34a、34bの一端を夫々接続するとともに、左側のチェーン34aは左側のスプロケット26に、右側のチェーン34bは右側のスプロケット26に夫々巻回させた後、夫々の他端をチェーン固定部35に固定すれば、第1扉体11及び第2扉体21のカバー本体2への取り付け、すなわちスライド装置3の組み立ては完了となる。
また、第1扉体11を第2扉体21側へスライドさせることにより前面開口2aが開放されるように構成しているが、第2扉体21を第1扉体11側へスライドさせることにより、前面開口2aが開放されるように構成してもよく、第1扉体11や第2扉体21をどの方向へスライドさせるかは適宜設計変更可能である。
加えて、上記実施形態では、スライド装置を工作機械におけるカバー装置として適用しているが、たとえば防水扉や建屋に設置される扉装置等の他の装置に対しても適用可能であり、場合によってはガイドレールを、直線状ではなく、前後方向に湾曲して配設しても何ら問題はない。
Claims (3)
- ガイドレールと、前記ガイドレール上をスライドするガイドブロック体と、前記ガイドブロック体にボルトで固定され、前記ガイドブロック体と共に移動するスライド体とを備えたスライド装置であって、
前記ガイドブロック体にネジ孔を設ける一方、
前記スライド体に、前記ネジ孔よりも大径な固定孔を開設しており、
前記ボルトの周面と前記固定孔との間、及び前記ボルトのボルト頭の裏面と前記スライド体の表面との間に隙間が形成されるように、前記スライド体側から前記固定孔を介して前記ネジ孔へ前記ボルトを螺入し、前記ガイドブロック体に前記スライド体を固定したことを特徴とするスライド装置。 - 前記ボルトの前記ボルト頭とネジ部との間に、直径が前記ネジ孔よりも大径で且つ前記固定孔よりも小径であり、軸方向長さが前記固定孔よりも長いスペーサ部を設けたことを特徴とする請求項1に記載のスライド装置。
- 前面に開口を有するカバー本体に、ガイドレールが左右方向へ直線状に配設されているとともに、第1ガイドブロック体に第1扉体が、第2ガイドブロック体に第2扉体が夫々スライド体として固定されており、前記第1扉体及び前記第2扉体により前記開口を開閉可能とした請求項1又は2に記載のスライド装置を備えてなる工作機械におけるカバー装置であって、
前記第2ガイドブロック体を、前記第1ガイドブロック体を挟むように2つ設け、
前記第1扉体の上部に前記固定孔を有する第1機構板を設ける一方、
前記第2扉体の上部に第2機構板を設け、前記第2機構板に、前記第1機構板を露出可能な窓を設けるとともに、前記窓の左右両側に前記固定孔を夫々設けており、
前記第1機構板を前記窓内に露出させた状態で、前記第1扉体及び前記第2扉体を、前記第1扉体が前記第2扉体よりも後方となるように前記第1ガイドブロック体又は前記第2ガイドブロック体に夫々固定するとともに、
前記第2機構板の前記窓の左右両側にスプロケットを夫々設け、両端が前記カバー本体における前記両スプロケット間となる位置に固定された環状の連結部材を前記スプロケットに巻回させ、更に前記連結部材の途中部分に前記第1機構板を接続することにより、前記連結部材を介して前記第1扉体と前記第2扉体とを連結し、前記第1扉体のスライドに前記第2扉体を連動可能としたことを特徴とする工作機械におけるカバー装置。
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Family Applications (1)
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