JP2006304236A - スピーカ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 キャビネットへの嵌合部における密閉性の向上と、組立性の向上との双方を実現することのできるスピーカ装置を提供すること。
【解決手段】 スピーカユニット3のフレーム又はバッフル板7の外周縁7aを、その周囲を囲繞するキャビネット5の内周面に形成された支持溝20に嵌合させることで、スピーカユニット3をキャビネット5に固定するスピーカ装置において、支持溝20の底面には、該支持溝20に嵌合するフレーム又はバッフル板の外周面7aに先端を当接するリブ21を、支持溝20の全周に渡るリング状に装備して、リブ21の当接により嵌合部の気密性を向上させる。
【選択図】 図8

Description

本発明は、スピーカユニットをキャビネットに固定したスピーカ装置に関する。
スピーカユニットは、振動板の振動により、その振動板の表面側及び背面側の双方に音を放射する。しかし、振動板がその表面側に放射する音と背面側に放射する音とは位相が反転しており、両者が混ざると、互いに打ち消しあって、正常な音が出ない。
そこで、通常、スピーカユニットの背面側にキャビネットを取り付けた形態で使用される。キャビネットは、スピーカユニットを支持する筐体として機能すると同時に、スピーカユニットの背面側に放出された音がスピーカユニットの表面側に漏れることを防止して、表面側に放射された音を明確にする。
これまで、スピーカ装置におけるスピーカユニットの取付構造としては、キャビネットの前面のバッフル板に、スピーカユニットのフレームの外周縁をねじ止めする構成が大半を占めていた。
しかし、ねじ部品等により部品点数が増加するだけでなく、ねじ止め作業が組立性の向上の妨げになることから、嵌合式のものが提案された(例えば、特許文献1参照)。
嵌合式のスピーカユニット取付構造は、図1に示すように、スピーカユニット103のフレームの外周縁(又は前記スピーカユニット103が取り付けられたバッフル板の外周縁)104を、その周囲を囲繞するキャビネット106の内周面に形成された支持溝107に嵌合・保持させるもので、ねじ部品の削減による部品点数の低減、組み立て工程数の削減等により、生産性の向上、コストの低減を図ることができる。
特開平7−212883号公報
ところが、以上のような嵌合式のスピーカユニット取付構造では、外周縁104の厚さ寸法が支持溝107の溝幅寸法よりも小さくなる隙間嵌めに設定すると、スピーカユニット103のキャビネット106への嵌合取り付けは容易にできるが、外周縁104と支持溝107との間の嵌め合い公差によって生じる隙間のために、嵌合部に十分な気密性を確保することが難しく、嵌合部の隙間からのエア漏れによって音響特性にばらつきが生じ易いという問題があった。
一方、嵌合部における嵌め合い公差を小さくして嵌め合いを締まり嵌めに近づければ、嵌合部に発生する隙間を低減させて、背部からの音漏れによる音響特性の劣化を抑止することも可能になるが、寸法精度の僅かなばらつきでも嵌合操作力が大きくばらつくようになり、組立性が悪化する。また、外周縁104や支持溝107の寸法精度を高めなければならない分、加工コストが増大したり、製品歩留まりが低下して、コストアップを招く虞があった。
このような背景から、図2に示すように支持溝107に嵌合する外周縁104に段差104aを付けたり、図3に示すように嵌合部に弾性シール部材108を挟み込ませる改善案が提案されているが、嵌合部における密閉性の向上及び組立性の向上の双方に十分な効果を上げるには至っていないのが現状である。
本発明が解決しようとする課題としては、スピーカユニットのフレーム又はバッフル板の外周縁をキャビネットの支持溝に嵌合させることで、スピーカユニットをキャビネットに固定するスピーカ装置において、支持溝の溝幅寸法と前記外周縁の厚さ寸法との間の嵌め合い公差を小さくせずとも、これらの嵌合部における密閉性を向上させて、嵌合部における音漏れに起因した音響特性の低下を防止することができ、また、嵌合操作力のばらつきを無くして組立性を向上させることもでき、嵌合部における密閉性の向上による音響特性の向上の他に、生産性の向上やコストの低減を実現することのできるスピーカ装置を提供することがそれぞれ一例として挙げられる。
上記課題を解決するために、請求項1に記載のスピーカ装置は、スピーカユニットが取り付けられるバッフル板又は前記スピーカユニットのフレームの外周縁を、その周囲を囲繞するキャビネットの内周面に形成された支持溝に嵌合させることで、前記スピーカユニットを前記キャビネットに固定するスピーカ装置において、
前記支持溝の底面には、該支持溝に嵌合するフレーム又はバッフル板の外周面に先端を当接するリブを、前記支持溝の全周に渡るリング状に装備したことを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項2に記載のスピーカ装置は、スピーカユニットが取り付けられるバッフル板又は前記スピーカユニットのフレームの外周縁を、その周囲を囲繞するキャビネットの内周面に形成された支持溝に嵌合させることで、前記スピーカユニットを前記キャビネットに固定するスピーカ装置において、
前記支持溝に嵌合する前記フレーム又はバッフル板の外周面には、前記支持溝の底面に先端を当接するリブを、前記外周面の全周に渡るリング状に装備したことを特徴とする。
以下、本発明に係る低音再生用スピーカ装置の好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図4は本発明に係るスピーカ装置の一実施の形態の斜視図、図5は図4に示したスピーカ装置の正面図、図6は図5のA−A線に沿う断面図、図7は図5のB−B線に沿う断面図、図8は図7におけるD部の拡大図、図9は図5のC矢視図、図10は図4に示したスピーカ装置の車両のシートへ取り付ける前の状態の概略側面図、図11は図4に示したスピーカ装置の車両のシートへ取り付けた状態の説明図、図12は図4に示したスピーカ装置の乗用車の後部シートへ取り付けた状態の斜視図である。
この一実施の形態のスピーカ装置1は、サブウーファとして車載の音響システムに接続されるケルトン方式の低音再生用スピーカ装置で、スピーカユニット3と、このスピーカユニット3を収容したキャビネット5とから構成されている。
キャビネット5の内部は、図6及び図7に示すように、スピーカユニット3を取り付ける仕切板(バッフル板)7により、スピーカユニット3の背面を密封する第1気室9と、スピーカユニット3の前面を囲繞する第2気室11とに区画されている。また、第2気室11を形成するキャビネットの前面壁16には、スピーカユニット3が第2気室11内に発生した音波の内の特定の周波数帯域の低音のみを外部に放射するダクト13及びポート15が装備されている。
前記キャビネット5は、前後に細長い略直方体形状容器で、図9に示すように、前後方向の長さ寸法Lが車両のシートクッション(座部)の奥行き寸法に略近い値である、例えば435mmに設定されている。
また、ダクト13及びポート15が装備されるキャビネット5の前面壁16は、図6に示すように、キャビネット下面5aに直交する垂直面Yに対して所定角度の傾斜壁に設定されている。具体的には、前面壁16は、前方に向かって下方に傾斜したスラント形状である。また、前面壁16は、図4及び図5に示したように、キャビネットの幅方向の中心から外側に向かって後傾した左右の傾斜壁17,18を具備した左右対称構造に成っていて、左右のそれぞれの傾斜壁17,18に、ダクト13及びポート15が装備されている。
仕切板7は、スピーカユニット3の支持に十分な強度を持つ厚板状で、図7に示すように、その外周縁7aをキャビネット5の内周に形成された支持溝20に嵌合させることにより、キャビネット下面5aに略垂直に支持されている。
仕切板7は、図6に示すように、スピーカユニット3の前面をキャビネット5の前面側に向けて支持して、キャビネット5の内部を前後2つの気室9,11に区画している。
本実施の形態の場合、支持溝20は、仕切板7の外周縁7aの全周が嵌合するようにキャビネット5の内周全周に渡って形成された溝である。支持溝20と仕切板7との嵌合が隙間嵌めとなるように、支持溝20の溝幅寸法wは、図8に示すように、仕切板7の外周縁7aの厚さ寸法dよりも僅かに大きく設定されている。
また、支持溝20の底面には、図8に示すように、支持溝20に嵌合する仕切板7の外周縁7aの外周面に先端を当接するリブ21が、溝の全周に渡るリング状に立設されている。
リブ21は、その先端を外周縁7aの外周面に当接することによって、外周縁7aと支持溝20との間に画成される微細な隙間を気密に遮断している。
本実施の形態のスピーカ装置1は、図10乃至図12に示すように、キャビネット下面5aに前後方向に沿って敷設された固定用ベルト23を車両のシートクッション25に縛り付けることで、シートクッション25にキャビネット5が固定される。
固定用ベルト23は、図10に示すように、車両のシートベルト等と同じ織り生地で形成されたベルト材で、その両端には、これらのベルト両端を連結するワンタッチ式の連結バックル33a,33bが装備されている。
キャビネット5のキャビネット下面5aには、図9に示すように、キャビネット幅方向の中心線上の前後2箇所に、金属板製のベルト押えブラケット27が2本のねじ24によりねじ止め固定されている。各ベルト押えブラケット27は、下面5aとの間にベルト挿通穴を形成し、該ベルト挿通穴に挿通された固定用ベルト23をキャビネット下面5aに固定する。
キャビネット下面5aに固定された固定用ベルト23は、図11に示すように、その一端をシートクッション25とシートバック29との間の隙間31を通して、シートクッション25の前面側に引き回し、両端をワンタッチ式の連結バックル33a,33b等で着脱可能に連結することで、シートクッション25に着脱可能に締め付け固定される。
以上に説明したキャビネット5は、図5に示すように、幅寸法Wcabが車両の左右のシート間に装備される通路(ウォークスルー)幅よりも小さい値(例えば、210mm以下)に設定されている。また、高さ寸法hは、例えば175mm程度に設定されている。以上のようなキャビネット5の外形寸法は、乗用車の後部シートに装着したときに、アームレストとして利用可能なように、また、シートから取り外した時に運転席と助手席との間の通路部等に移動できるようにするためである。
本実施の形態の場合、キャビネット5は、図6乃至図9に示したように、下面5aに固定用ベルト23が着脱可能に取り付けられる下部ケース51と、この下部ケース51の上を覆う上部ケース53とに上下に分割して形成されている。
これらの下部ケース51及び上部ケース53は、いずれも、合成樹脂の射出成形により形成されている。
また、上部ケース53及び下部ケース51には、互いに先端を突き合わせて連結されることで上下方向の荷重を支える連結支柱51a,53aが、前述した各気室9,11の中央部を横断するように、適宜間隔で装備されている。
下部ケース51に形成される連結支柱51aには、図9に示すように、下面5a側からねじ54を挿通する中空部が形成されている。また、連結支柱51aの先端に突き合わさる連結支柱53aの先端には、ねじ54が螺合する雌ねじが形成されており、このねじ54による締結により、下部ケース51と上部ケース53とが結合される。
また、本実施の形態のスピーカ装置1では、キャビネット5を構成する上部ケース53の上面には、クッション材56が貼付されている。このクッション材56は、装飾用外皮で、下部ケース51や上部ケース53を形成している樹脂よりも弾性に富む発泡樹脂等の成形品、又は、より変形し易いスポンジ材の周囲を、合成皮革、又は本皮革等で覆った構成とすることができる。
本実施の形態の場合、図4にも示したように、ダクト13及びポート15が装備される前面壁16は、上部ケース53の前面壁として上部ケース53に一体形成され、ダクト13及びポート15は、左右に並ぶ各傾斜壁17,18にそれぞれ一つずつ、合計では、左右に並ぶ2箇所に装備されている。
また、本実施の形態のスピーカ装置1の場合、スピーカユニット3への入力信号を増幅するアンプは、キャビネット5の外部に別体で付属させる。そのため、キャビネット5の下面5aの後部側の凹部59には、アンプからの出力線を繋ぐ入力端子61が装備されている。
また、本実施の形態の場合、キャビネット下面5aは、図5に示すように、キャビネットの幅方向の両側よりも中央部が凹んだ凹曲面62に形成されている。
そして、この凹曲面62は、図9に示すように、キャビネット5の前後方向に沿って延在する樋状に設けられ、該凹曲面62がシートクッション25との間に形成する空洞63がキャビネット5の前後方向に開放している。
なお、凹曲面62は、キャビネットの幅方向の中心位置で凹み量が最大となる円弧面で、図5に示すように、キャビネットの幅方向の中心位置で凹み量mは、ベルト押えブラケット27のシートクッション25側への突出量よりも大きく設定されている。従って、ベルト押えブラケット27がシートクッション25に接触することがない。
以上に説明したスピーカ装置1では、スピーカユニット3が固定された仕切板7の外周縁7aをキャビネット5の支持溝20に嵌合させることで、スピーカユニット3をキャビネット5に固定するが、支持溝20の底面に立設されたリブ21がその先端を外周縁7aの外周面に当接させて、外周縁7aと支持溝20との間に画成される微細な隙間を気密に遮断する。
従って、支持溝20の溝幅寸法wと仕切板7の外周縁外周縁7aの厚さ寸法dとの間の嵌め合い公差を小さくせずとも、これらの嵌合部における密閉性を向上させて、嵌合部における音漏れに起因した音響特性の低下を防止することができる。
更に、支持溝20の溝幅寸法wと仕切板7の外周縁外周縁7aの厚さ寸法dとの間の嵌め合い公差を緩めても、嵌合部における密閉性が低下する不安がないため、支持溝20の溝幅寸法wと仕切板7の外周縁外周縁7aの厚さ寸法dとの間の嵌め合い公差を緩めて支持溝20と外周縁7aとの嵌合操作を容易にすることができる。また、支持溝20に外周縁7aを嵌合させる際の嵌合操作力のばらつきを無くして組立性を向上させることもできる。
また、専用の部品等の追加をせずに、嵌合部における密閉性を向上させることができるため、部品点数や組立工程数の増加を防止することができる。
結局、嵌合部における密閉性の向上による音響特性の向上の他に、生産性の向上やコストの低減を実現することができる
なお、本発明のスピーカ装置において、リブ21を装備する位置は、支持溝20の底面に限らない。
図13に示すように、リブ21は、仕切板7の外周面に立設するようにしても良い。
更に、図14に示すように、仕切板7の外周縁7aと支持溝20とは、弾性シール部材(クッション部材)22を挟んで嵌合させて、リブ21の先端が弾性シール部材22を押圧している嵌合構造にしても良い。
弾性シール部材22は、例えば、支持溝20の内面に密着嵌合する合成ゴム製のパッキン材で、リブ21の先端が食い込むことで、嵌合部におけるシール性能が更に向上し、音響特性の更なる向上を図ることができる。
なお、上記の各実施の形態では、リブ21の装備箇所は一箇所であったが、寸法上可能であれば、リブ21は、スピーカユニットの軸方向に適宜間隔をあけて複数列に装備するようにしても良い(図15にリブ21を2列装備した例を示す)。このようにすれば、気密に遮断する箇所が増えるため、嵌合部における気密性の信頼性が向上する。
また、図16に示すように、リブ21を複数列に装備する場合に、支持溝20の底部に立設されるリブ21aと、外周縁7aの外周面に立設されるリブ21bとが混在する構成としても良い。
このように、複数のリブ21を、支持溝20の底部及び仕切板7の外周縁7aの双方に分けて設けることで、各部品上では狭い範囲にリブ21が接近して構造が複雑化することを回避でき、各部品の製造を容易にすることができる。
また、上記実施の形態では、スピーカユニット3が取り付けられるバッフル板(仕切板7)の外周縁が、キャビネット5の内周の支持溝20に嵌合する構造とした。
しかしキャビネットの小型化等でバッフル板が省略される場合には、スピーカユニットのフレームの外周縁を支持溝に嵌合させることで、スピーカユニットがキャビネットに固定される構造とすることができ、この場合も、フレームの外周面又は支持溝の底面の何れか、又は双方に、先端を相手側に当接する上記リブ21を装備するようにすると良い。
以上、詳述したように、本発明の実施の形態に係るスピーカ装置1は、スピーカユニット3が取り付けられるバッフル板としての仕切板7又は前記スピーカユニットのフレームの外周縁7bを、その周囲を囲繞するキャビネット5の内周面に形成された支持溝20に嵌合させることで、スピーカユニット3をキャビネット5に固定すると共に、該キャビネット5によりスピーカユニット3の一側を密閉するスピーカ装置において、支持溝20の底面又は仕切板7の外周縁7aの少なくとも一方に、相手側の対向面に先端を当接するリブ21を支持溝20の全周に渡るリング状に装備している。
これにより、支持溝20と外周縁7aとの間の嵌合部における気密性は、支持溝20の両側面による外周縁7aの挾持力でなく、リブ21の先端の当接力により向上させることができるため、支持溝20の溝幅寸法wと仕切板7の外周縁外周縁7aの厚さ寸法dとの間の嵌め合い公差を小さくせずとも、これらの嵌合部における密閉性を向上させて、嵌合部における音漏れに起因した音響特性の低下を防止することができる。
また、嵌め合い公差の緩和によって、組立性を向上させて、生産性の向上を図ることもできる。
また、専用の部品等の追加をせずに、嵌合部における密閉性を向上させることができるため、部品点数や組立工程数の増加を防止することもできる。
従来のスピーカ装置におけるスピーカユニットの支持構造の一例の要部断面図である。 図1に示したスピーカユニットの支持構造の改善例の要部断面図である。 図2に示したスピーカユニットの支持構造の改善例の要部断面図である。 本発明に係る低音再生用スピーカ装置の一実施の形態の斜視図である。 図4に示した低音再生用スピーカ装置の正面図である。 図5のA−A線に沿う断面図である。 図5のB−B線に沿う断面図である。 図7におけるD部の拡大図である。 図5のC矢視図である。 図4に示した低音再生用スピーカ装置の車両のシートへ取り付ける前の状態の概略側面図である。 図4に示した低音再生用スピーカ装置の車両のシートへ取り付けた状態の説明図である。 図4に示した低音再生用スピーカ装置の乗用車の後部シートへ取り付けた状態の斜視図である。 本発明に係るスピーカ装置におけるキャビネットとスピーカユニットとの嵌合構造の他の実施の形態を示す要部断面図である。 本発明に係るスピーカ装置におけるキャビネットとスピーカユニットとの嵌合構造の更に他の実施の形態を示す要部断面図である。 リブを複数列に装備した本発明の実施の形態を示す要部断面図である。 支持溝の底部に立設されるリブと、外周縁の外周面に立設されるリブとが混在する構成とした本発明の実施の形態を示す要部断面図である。
符号の説明
1 スピーカ装置(低音再生用スピーカ装置)
3 スピーカユニット
5 キャビネット
5a 下面
7 仕切板
9 第1気室
11 第2気室
13 ダクト
15 ポート
16 前面壁
17,18 傾斜面
20 支持溝
21、21a、21b リブ
22 弾性シール部材(クッション材)
23 固定用ベルト
24 ねじ
25 シートクッション
27 ベルト押えブラケット
51 下部ケース
51a 連結支柱
53 上部ケース
53a 連結支柱
54 ねじ
56 クッション材
59 凹部
61 入力端子
62 凹曲面
63 空洞

Claims (5)

  1. スピーカユニットが取り付けられるバッフル板又は前記スピーカユニットのフレームの外周縁を、その周囲を囲繞するキャビネットの内周面に形成された支持溝に嵌合させることで、前記スピーカユニットを前記キャビネットに固定するスピーカ装置において、
    前記支持溝の底面には、該支持溝に嵌合するフレーム又はバッフル板の外周面に先端を当接するリブを、前記支持溝の全周に渡るリング状に装備したことを特徴とするスピーカ装置。
  2. スピーカユニットが取り付けられるバッフル板又は前記スピーカユニットのフレームの外周縁を、その周囲を囲繞するキャビネットの内周面に形成された支持溝に嵌合させることで、前記スピーカユニットを前記キャビネットに固定するスピーカ装置において、
    前記支持溝に嵌合する前記フレーム又はバッフル板の外周面には、前記支持溝の底面に先端を当接するリブを、前記外周面の全周に渡るリング状に装備したことを特徴とするスピーカ装置。
  3. 前記リブが、スピーカユニットの軸方向に適宜間隔をあけて複数列に装備されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のスピーカ装置。
  4. 前記フレーム又はバッフル板の外周縁と前記支持溝とは、弾性シール部材を挟んで嵌合し、前記リブの先端が前記弾性シール部材を押圧していることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載のスピーカ装置。
  5. 前記キャビネットにより前記スピーカユニットの一側を密閉することを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載のスピーカ装置。
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