JP2006302969A - 半導体チップの実装方法、および半導体チップの実装方法を用いて形成される半導体パッケージが搭載された回路基板 - Google Patents
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Abstract
【課題】 半導体チップの割れや欠けを防ぎ、複数の半導体チップを一括して基板に実装する方法、ならびにその実装方法を用いて形成される半導体パッケージが搭載される回路基板を提供する。
【解決手段】 複数の保持凹所が形成される保持体を、液体中で保持凹所が上方に向けて配置した状態で揺動させながら、液体中に複数の半導体チップを投下し、各保持凹所に半導体チップを電極が露出するようにそれぞれ嵌り込ませ、保持部の凹所に嵌り込んでいる各半導体チップの電極の配置に合せた位置に、電極が配置されるように複数の基板が一体化された基板集合体を、各半導体チップの電極に各基板の電極が対向するように位置合せし、各半導体チップの電極と、各基板の電極とを、電気的に接続し、基板集合体を、半導体チップが実装された複数の基板に分割することによって、半導体チップの割れや欠けを防ぎ、複数の半導体チップを一括して基板に実装する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、半導体チップの実装方法、および半導体チップの実装方法を用いて形成される半導体パッケージが搭載された回路基板に関する。
RFID(非接触型)タグは、たとえば商品に貼り付けられ、RFIDタグが貼り付けられた商品の流通を管理する目的で用いられる。RFIDタグは、半導体チップと、ラジオ周波数帯の電波を送受信するためのアンテナ回路部が形成された基板とを含んで構成され、前記アンテナ回路部が形成された基板に半導体チップが搭載される。
RFIDタグを構成する半導体チップはメモリ機能および無線通信機能を有すればよく、たとえば一辺1mm以下のチップが用いられる。半導体チップと比較して基板は、アンテナ回路部が形成されるので、半導体チップと比較して大きな寸法となる。このようなアンテナ回路部を備えたRFIDタグを小形の商品に貼り付ける場合、タグを貼り付ける平坦な領域を確保することができない場合がある。特に高機能化され、小形化および薄形化された電子機器の回路基板にRFIDタグを貼り付けようとしても、RFIDタグを貼り付ける平坦な領域を回路基板に確保することができず、RFIDタグを回路基板に貼り付けることが困難である。このような問題を解決するために、アンテナ回路部が直接形成された回路基板に、半導体チップを搭載し、RFIDタグと同様の機能を有する回路ブロックを回路基板に形成する。
図19は、従来の半導体パッケージ107の断面図である。RFIDタグに用いられる半導体チップに記録した情報の不正取得を防ぐ目的で、半導体パッケージ107を、アンテナ回路部を有する回路基板に搭載する。半導体パッケージ107は、前記不正取得行為を防ぐために20μm以下の厚さに形成された半導体チップ101を、突起電極103およびパッド電極104を介して、中継基板102に実装し、防御膜106で半導体チップ101を覆って構成される(たとえば特許文献1参照)。
前述の回路基板および中継基板に半導体チップを実装するにあたっては、半導体チップを搭載機を用いて1つずつ取り上げ、半導体チップと基板と位置合せを行い、半導体チップを基板に搭載する。
前述の半導体チップの基板への実装方法では、基板に半導体チップを搭載するにあたって、半導体チップを搭載機を用いて1つずつ把持し、半導体チップと基板との位置合せを行い、半導体チップを基板に搭載する。このとき、一辺が1mm以下、特に数百μm程度のような微細な半導体チップの搭載においては、半導体チップを、搭載機を用いて取り上げること自体が困難である。また、半導体チップの取り上げ操作において、搭載機によって半導体チップが把持されるので、半導体チップが欠けてしまう恐れがある。
さらに、半導体チップ101の割れ、および欠けによって、半導体チップ101を中継基板102に実装して形成される半導体パッケージ107が搭載された回路基板の歩留まりが悪いという問題がある。
本発明の目的は、半導体チップの割れ、および欠けを防ぎ、複数の半導体チップを一括して基板に実装する方法、ならびにその実装方法を用いて形成される半導体パッケージが搭載される回路基板を提供することである。
本発明は、一表面に電極が形成される半導体チップを基板に実装する方法であって、
複数の保持凹所が形成される保持体を、液体中で保持凹所が上方に向けて配置した状態で揺動させながら、液体中に複数の半導体チップを投下することによって、各保持凹所に半導体チップを電極が露出するようにそれぞれ嵌り込ませる自己整合配置工程と、
保持部の凹所に嵌り込んでいる各半導体チップの電極の配置に合せた位置に、電極が配置されるように複数の基板が一体化された基板集合体を、各半導体チップの電極に各基板の電極が対向するように位置合せする位置合せ工程と、
各半導体チップの電極と、各基板の電極とを、電気的に接続する接続工程と、
基板集合体を、半導体チップが実装された複数の基板に分割する分割工程とを有することを特徴とする半導体チップの実装方法である。
複数の保持凹所が形成される保持体を、液体中で保持凹所が上方に向けて配置した状態で揺動させながら、液体中に複数の半導体チップを投下することによって、各保持凹所に半導体チップを電極が露出するようにそれぞれ嵌り込ませる自己整合配置工程と、
保持部の凹所に嵌り込んでいる各半導体チップの電極の配置に合せた位置に、電極が配置されるように複数の基板が一体化された基板集合体を、各半導体チップの電極に各基板の電極が対向するように位置合せする位置合せ工程と、
各半導体チップの電極と、各基板の電極とを、電気的に接続する接続工程と、
基板集合体を、半導体チップが実装された複数の基板に分割する分割工程とを有することを特徴とする半導体チップの実装方法である。
本発明に従えば、自己整合配置工程では、複数の半導体チップを液体に投下するという簡易な構成で、複数の半導体チップを一括して保持体の各保持凹所に保持させることができる。したがって、複数の半導体チップを1つずつ各保持凹所に保持させる場合と比較して、作業が容易になり、自己整合配置工程に要する時間を短縮することができる。また、自己整合配置工程は、液体中で行われるので、半導体チップにかかる負荷を小さくすることができるので、半導体チップの割れおよび欠けを防ぐことができる。
また、位置合せ工程では、半導体チップを保持体の保持凹所に保持させた状態で、各半導体チップの電極に各基板の電極が対向するように位置合せする。したがって、搭載機を用いて半導体チップ1つずつ位置合せをする場合と比較して、半導体チップに直接加わる外力を小さくすることができるので、半導体チップの欠けを防ぐことができる。また、位置合せ工程では、複数の半導体チップと複数の基板とを一括して位置合せするので、半導体チップ1つずつと各基板と位置合せする場合と比較して、作業が容易であり、位置合せ工程に要する時間を短縮することができる。
さらに、接続工程では、複数の半導体チップと基板集合体とを一括して固定するので、半導体チップと基板とを個々に固定する場合と比較して、半導体チップが実装された基板の生産性を高くするこができる。
また本発明は、前記接続工程は、
保持体と基板集合体との間に接着部材を介在させ、保持体と基板集合体とに、互いに近づくような力を加えて仮固定する仮固定工程部と、
仮固定された各半導体チップと基板集合体とに、互いに近づくような力を加えて本固定する本固定工程部とを有することを特徴とする。
保持体と基板集合体との間に接着部材を介在させ、保持体と基板集合体とに、互いに近づくような力を加えて仮固定する仮固定工程部と、
仮固定された各半導体チップと基板集合体とに、互いに近づくような力を加えて本固定する本固定工程部とを有することを特徴とする。
本発明に従えば、接続工程を、仮固定工程部と、本固定工程部と2段階の工程部に分割するので、仮固定工程部に必要な機能と、本固定工程部に必要な機能とを分離させることができる。したがって、各工程部に必要な機能を有する既存の装置を使うことができ、仮固定に必要な機能および本固定に必要な機能の両機能を有する装置を必要としないので、半導体チップ実装した基板の生産性を高くすることができる。
また、仮固定工程部では接着部材が用いられるので、液状の接着剤を使用する場合と比較して、一定量の接着剤を半導体チップと基板集合体との間に介在させることができる。したがって、半導体チップの電極と基板の電極との接続状態のばらつきを防止することができるので、半導体チップが実装された基板の歩留まりを高くすることができる。
また本発明は、前記本固定工程部は、
仮固定された各半導体チップから保持体を離脱させる離脱操作段階と、
各半導体チップと基板集合体とを加圧治具で狭持して、互いに近づくような力を加える加圧操作段階と、
加圧治具によって狭持した状態で、各半導体チップと基板集合体とを加熱雰囲気中に設置して、接着部材を硬化させる硬化操作段階とを有することを特徴とする。
仮固定された各半導体チップから保持体を離脱させる離脱操作段階と、
各半導体チップと基板集合体とを加圧治具で狭持して、互いに近づくような力を加える加圧操作段階と、
加圧治具によって狭持した状態で、各半導体チップと基板集合体とを加熱雰囲気中に設置して、接着部材を硬化させる硬化操作段階とを有することを特徴とする。
本発明に従えば、基板集合体に仮固定された各半導体チップから保持体を離脱させ、半導体チップと基板集合体とに互いに近づくような力を加え、各半導体チップと基板集合体とを加熱雰囲気中に設置して接着部材を硬化させる。したがって、各半導体と基板集合体とを加熱雰囲気中に設置するときには、各半導体チップから保持体が離脱しているので、保持体と基板集合体との線膨張係数差に起因して発生する、半導体チップと基板集合体の各基板との位置ずれを防ぐことができる。
また本発明は、接着部材は、異方性導電フィルムであることを特徴とする。
本発明に従えば、接着部材に、異方性導電フィルムを用いるので、半導体チップと基板集合体の間に介在させ異方性導電フィルムの厚み方向に加圧することにより、半導体チップの電極と基板集合体の電極とを電気的に接続することができる。異方性導電フィルムは厚み方向にのみ導電性を有するので、半導体チップの電極と基板集合体の電極とを正確に電気的に接続することができるので、半導体チップが実装された基板の歩留まりを高くすることができる。また、基板集合体と半導体チップとの位置合せを行う場合の視認性が良好なので、位置合せ作業が容易である。
本発明に従えば、接着部材に、異方性導電フィルムを用いるので、半導体チップと基板集合体の間に介在させ異方性導電フィルムの厚み方向に加圧することにより、半導体チップの電極と基板集合体の電極とを電気的に接続することができる。異方性導電フィルムは厚み方向にのみ導電性を有するので、半導体チップの電極と基板集合体の電極とを正確に電気的に接続することができるので、半導体チップが実装された基板の歩留まりを高くすることができる。また、基板集合体と半導体チップとの位置合せを行う場合の視認性が良好なので、位置合せ作業が容易である。
また本発明は、前記半導体チップの実装方法によって半導体チップを基板に実装して形成される半導体パッケージが搭載されることを特徴とする回路基板である。
本発明に従えば、半導体チップの実装方法において半導体チップの割れや欠けを防ぐことができるので、半導体パッケージを搭載した回路基板の信頼性を高くすることができる。
本発明によれば、自己整合配置工程および位置合せ工程での、半導体チップの欠けを防ぐことができるので、半導体チップの良品率を下げることなく、半導体チップを基板に実装することができる。また、自己整合配置工程、位置合せ工程および接続工程に要する時間を短縮することができる。したがって、信頼性を低下させることなく、半導体チップが実装された基板を短時間で大量に生産することがきる。
また本発明によれば、各工程部に必要な機能を有する既存の装置を使うことができるので、半導体チップ実装した基板の生産性を高くすることができる。また、半導体チップの電極と基板の電極との接続状態のばらつきを防止することができるので、半導体チップが実装された基板の歩留まりを高くすることができる。
また本発明によれば、半導体チップと基板集合体の各基板との位置ずれを防ぐことができるので、半導体チップが実装された基板の信頼性を高くすることができる。
また本発明によれば、半導体チップの電極と基板集合体の電極とを正確に電気的に接続することができるので、半導体チップが実装された基板の歩留まりを高くすることができ、位置合せ作業が容易であるので、半導体チップが実装された基板の信頼性を高くすることができる。
また本発明によれば、半導体パッケージを搭載した回路基板の信頼性を高くすることができる。
図1は、本発明の実施の一形態の半導体チップの実装方法の手順を示すフローチャートである。図2は、本発明の実施の一形態の半導体チップの実装方法によって形成された半導体パッケージ10の断面図である。半導体パッケージ10は、たとえば半導体チップ1と、中継基板2とを含んで構成される。半導体パッケージ10は、中継基板2に実装した半導体チップ1を保護部材6で封止して構成される。半導体チップ1は、たとえばフリップチップであって、表面部に第1突起電極3Aおよび第2突起電極3Bが設けられる。中継基板2は、たとえば半導体チップ1と他の基板とを接続する接続配線を形成する基板である。第1突起電極3Aおよび第2突起電極3Bは、中継基板2の厚み方向一方側の表面部に形成される導電体であるパッド電極7と接続される。また、パッド電極7は、中継基板2の厚み方向一方側の表面部に設けられた導電体である配線4と、中継基板2の厚み方向に貫通する導電体である貫通配線9とを介し、中継基板2の厚み方向他方側の表面部に設けられた導電体である外部電極8と接続される。
本発明の実施の一形態の半導体チップ1の実装方法は、半導体チップ1を基板に実装する方法であり、たとえば、半導体パッケージ10を製造するにあたって、中継基板2に半導体チップ1を実装する場合に好適に適用することができる。
本発明の実施の一形態の半導体チップ1の実装方法は、自己整合配置工程と、位置合せ工程と、接続工程と、分割工程とを含む。自己整合配置工程は、たとえば配置作業を含む。位置合せ工程は、たとえば位置合せ作業を含む。接続工程は、たとえば仮固定作業を含む仮固定工程部と、本固定工程部とを含む。本固定工程部は、たとえば離脱操作作業を含む離脱操作段階と、加圧操作作業を含む加圧操作段階と、硬化操作作業を含む硬化操作段階とを含む。接続工程は、たとえば仮固定作業と、離脱作業と、加圧作業と、硬化作業とを含む。分割工程は、たとえば分割作業を含む。
半導体ウェハおよび基板集合体の準備が整うとステップs1に進む。厚み方向一方側の表面部に複数の突起電極が設けられた半導体ウェハを準備する。突起電極の形状は、たとえば円柱状であって、半導体ウェハの厚み方向一方側の表面部から突出した状態に設けられる。各突起電極は導電性を有する材料であればよく、たとえば、表面を金で形成してもよい。次に、分割することによって複数の中継基板2を形成することができる基板集合体を準備する。基板集合体の厚み方向一方側の表面部には、半導体チップ1が実装される複数のチップ実装部を形成する。チップ実装部には、印刷法によって、たとえばパッド電極7と配線4などが設けられる。
ステップs1では、半導体ウェハを個片化し、半導体ウェハから半導体チップ1を形成する個片化作業を行う。個片化作業はたとえば、ダイシングブレードを用いて半導体ウェハを切削して分割することによって、半導体チップ1を形成する。半導体チップ1は、たとえば2つの平行な底面部があって、この2つの底面部をつなぐ側面部13を有するように形成される。また、側面部13は、たとえば少なくとも一部に、底面部に対して傾斜する側面を有するように形成される。また、半導体チップ1の底面部に平行な断面の面積が、一方の底面部から他方の底面部に向うにつれて小さくなるように、半導体チップ1を形成する。
底面部に対して傾斜した側面を有する側面部13を形成する方法は、本実施形態では、たとえば個片化作業に用いられるダイシングブレードの切刃が半導体ウェハに対して傾斜するように配置して、その角度を利用して半導体ウェハから半導体チップ1を斜めに切削することによって、形成することができる。また、半導体ウェハがSi単結晶である場合には、結晶異方性を利用したウエットエッチングにより、側面部13を形成してもよい。ステップs1で個片化作業が完了するとステップs2に進む。
ステップs2では、保持凹所を有する保持体を形成する保持体形成作業を行う。保持体形成作業では、たとえば、金属板にフライス加工または金型加工を施し複数の保持凹所を金属板の厚み方向一方側の表面部に設け、保持凹所を有する保持体を形成することができる。また、プラスチック板にエンボス加工を施して、プラスチック板の厚み方向一方側の表面部に複数の保持凹所を設け、保持体を形成してもよい。保持体に保持凹所を形成し、保持体形成作業が完了するとステップs3に進む。
ステップs3では、保持体の保持凹所に半導体チップ1を配置させる配置作業を行う。配置作業は、保持体に形成された複数の保持凹所に、半導体チップ1を第1突起電極3Aおよび第2突起電極3Bが露出するように嵌まり込ませる。半導体チップ1を保持体の各保持凹所に、第1突起電極3Aおよび第2突起電極3Bが露出した状態で嵌り込ませるとステップs3が完了しステップs4に進む。
ステップs4では、半導体チップ1の第1突起電極3Aおよび第2突起電極3Bと、基板集合体のパッド電極7との位置合せをする位置合せ作業を行う。位置合せ作業では、まず、基板集合体のチップ実装部が形成された表面に、接着部材5を供給する。接着部材5には、たとえば異方性導電ペーストまたは絶縁性ペーストなどを用いて、たとえばディスペンサーを用いて基板集合体の表面に供給することができる。
さらに位置合せ作業では、基板集合体に複数形成されたチップ実装部と、保持体の保持凹所に嵌り込む複数の半導体チップ1とを対向させ、第1突起電極3Aおよび第2突起電極3Bと、パッド電極7の位置合せをする。半導体チップ1の突起電極3と、基板集合体のパッド電極7との位置合せが完了するとステップs5に進む。
ステップs5では、基板集合体と半導体チップ1とを仮固定する仮固定作業を行う。仮固定作業では、位置合せされた半導体チップ1と基板集合体とを、保持体の保持凹所に半導体チップ1を嵌り込ませた状態で、加熱しながら保持体と基板集合体とが互いに近づくような力を加えて、加圧した後、加熱および加圧状態から解放し、半導体チップ1と基板集合体とを、接着部材5を完全に硬化させずに、仮固定する。半導体チップ1と基板集合体とを仮固定するとステップs5が完了し、ステップs6に進む。
ステップs6では、保持体を半導体チップから離脱させる離脱操作作業を行う。保持体を半導体チップ1から離脱させると、ステップs6が完了しステップs7に進む。
ステップs7では、半導体チップ1と基板集合体とを互いに近づく力で加圧する加圧操作作業を行う。加圧操作作業では、仮固定作業で仮固定された、基板集合体と複数の半導体チップ1とに、互いに近づくような力を加える。基板集合体と複数の半導体チップ1とに、互いに近づくような力を加えるとステップs7が完了し、ステップs8に進む。
ステップs8では、基板集合体と複数の半導体チップ1とを互いに近づくような力で加圧した状態で、接着部材5を硬化させる硬化操作作業を行う。硬化操作作業では、基板集合体と複数の半導体チップ1とを互いに近づく力で加圧した状態で、加熱雰囲気中に設置することによって、第1突起電極3Aおよび第2突起電極3Bとパッド電極とが接続された状態で接着部材5を完全硬化させる。接着部材5が完全硬化すると加圧した状態から解放して、ステップs8が完了しステップs9に進む。
ステップs9では、半導体チップ1を保護部材6で封止する封止作業を行う。封止作業では、たとえば保護部材6を用いて半導体チップ1を封止する。保護部材6で半導体チップ1を封止するとステップs9が完了し、ステップs10に進む。
ステップs10では、基板集合体の分割を行う分割作業を行う。分割作業では、複数の半導体チップ1が固定されている基板集合体を分割することによって、分割作業が完了し、ステップs8が完了すると、図2に示した中継基板2に半導体チップ1が実装された半導体パッケージ10を形成することができる。
図3は、半導体チップ1の断面図である。図4は、半導体チップ1の正面図である。本実施形態の個片化作業で形成される半導体チップ1は、六面体であって、2つの平行な底面部を有し各底面部をつなぐ4つの側面部13が設けられている。各側面部13は、各底面部に対して傾斜して設けられる。半導体チップ1は、四角錐台であって、広い面積を有する一方の底面部(以下「主面部」という場合がある。)11には、第1突起電極3Aおよび第2突起電極3Bが設けられる。第1突起電極3Aおよび第2突起電極3Bは、たとえば円柱状であって、主面部11から突出して設けられる。また、図4に示すように、半導体チップ1の主面部11を、正方形状に形成し、半導体チップ1の主面部11の第1突起電極3Aおよび第2突起電極3Bを、主面部11の4隅のうち、主面部11の中心を挟んで対向する2つの隅付近に設ける。また、主面部11と平行な底面部(以下「副面部」という場合がある。)12も正方形状に形成する。
図5は、保持体14の断面図である。図5では、図面が煩雑になるのを防ぐため保持凹所15を2つだけを図示する。本実施形態の、保持体形成作業で形成される保持体14には、保持体14の厚み方向一方側の表面部に複数の保持凹所15が設けられる。保持凹所15は、たとえば一個の保持体14に数十個から数百個形成する。保持凹所15は、半導体チップ1を、第1突起電極3Aおよび第2突起電極3Bを露出させた状態で、嵌り込ませるような形状であればよい。本実施形態では、保持凹所15の底面35を、正方形に形成し、保持凹所15の側面34を保持凹所15の底面35に対して傾斜させる。保持凹所15の側面34の底面35に対する傾斜は、半導体チップ1の副面部12に対する側面部13の傾斜に合わせて設け、保持凹所15を前記四角錐台の半導体チップ1の型枠状に形成する。本実施形態では、保持体14に、たとえばポリカーボネート樹脂板を用いて、保持体14にエンボス加工を施すことによって保持凹所15が形成された保持体14を形成する。
図6は、配置作業の具体的な手順を説明するための図である。本実施形態の配置作業では、保持体14を液体16中で揺動させ上方から複数の半導体チップ1を液体16中に投下することによって、保持凹所15に半導体チップ1を嵌り込ませる。具体的には、たとえば図6(a)に示すように、保持体14を保持凹所15が上方に臨むように液体16中に沈めて、図示しない超音波発振子などを用いて保持体14に振動を加え、保持体14を揺動させる。液体16には、たとえば水またはアルコール、ならびに水に界面活性剤を加えた液体などを用いる。
保持体14は、保持凹所15を上方に向けて液体16中に沈められているので、投下された半導体チップ1は、保持体14の保持凹所15が形成された表面に到達する。保持体14は揺動しているので、保持体14の保持凹所15が形成される表面に到達した半導体チップ1は、保持体14の表面部で移動し、保持凹所15に捕捉される。半導体チップ1は四角錐台形状に形成され、かつ保持体14の保持凹所15は、半導体チップ1の四角錐台形状に整合するように形成されているので、各半導体チップ1は、図6(b)に示すように、第1突起電極3Aおよび第2突起電極3Bが保持体14から露出した状態で、自己整合的に各保持凹所15に嵌り込む。本実施形態では、たとえば複数ある保持凹所15のうち予め定める割合の保持凹所15に半導体チップ1が嵌り込むと配置作業を終了する。本実施形態の配置作業を行うことによって、10秒程度の配置作業で9割以上の保持凹所15に半導体チップ1が嵌り込ませることができる。
図7は、位置合せ作業および仮固定作業の様子を模式的に示す断面図である。位置合せ作業では、基板集合体17のチップ実装部が形成される表面部に接着部材5を供給し、基板集合体17のパッド電極7と、保持体14の保持凹所15に嵌め込まれた複数の半導体チップ1の第1突起電極3Aと第2突起電極3Bとを位置合せする。本実施形態では、接着部材5にシート状のいわゆる異方性導電フィルム(ACF)を用いて基板集合体17のチップ実装部が設けられた表面部に接着部材5を供給する。
本実施形態の仮固定作業では、位置合せ作業で位置合せされた、第1突起電極3Aおよび第2突起電極3Bとパッド電極7とを接触させずに、第1突起電極3Aおよび第2突起電極と、パッド電極7との間に接着部材5を介在させた状態で、半導体チップ1と基板集合体17とを仮固定する。仮固定作業では、加熱加圧装置を用いて、半導体チップ1と基板集合体17とを100℃程度に加熱する。加熱しながら保持体14と基板集合体17とが互いに近づくような力を加えて、1〜9秒加圧した後、加熱および加圧状態から解放し、半導体チップ1と基板集合体17とを仮固定する。仮固定後は、第1突起電極3Aおよび第2突起電極3Bとパッド電極7とが軽く接触する程度の状態になる。
図8は、加圧操作作業および硬化操作作業の様子を模式的に示す断面図である。本実施形態の加圧操作作業では、半導体チップ1と基板集合体17とを加圧治具19で狭持して、複数の半導体チップ1と基板集合体17とが互いに近づくような力を加える。加圧治具19は、複数の半導体チップ1と基板集合体17とに均一に荷重を加えて、半導体チップ1と基板集合体1とを狭持できればよく、たとえば平坦な面を有する2枚の金属板20と錘21とを含んで構成される。本実施形態では、2つの金属板20の間に半導体チップ1と基板集合体17とを介在させ、基板集合体17と接する金属板20の上方から錘21を載置し、半導体チップ1と基板集合体17とに互いに近づく力で加圧する。
本実施形態の硬化作業では、半導体チップ1と基板集合体17とを、加圧治具19で狭持した状態で、オーブン内に設置する。オーブン内は、たとえば180℃に設定する。180℃に設定されたオーブン内に、基板集合体17と複数の半導体チップ1と狭持した状態で設置することによって、半導体チップ1の第1突起電極3Aおよび第2突起電極3Bと、基板集合体17のチップ実装部に設けられたパッド電極7とを接続した状態で、接着部材5を硬化する。また、本実施形態の硬化操作作業では、加圧治具19で狭持された半導体チップ1と基板集合体17との組合せを複数組準備して、一度にオーブン内に設置する。複数組一度にオーブン内に設置することによって、生産性を高めることができる。
図9は、封止作業の様子を模式的に示す断面図である。本実施形態の封止作業では、基板集合体17のパッド電極7に、複数の半導体チップ1の第1突起電極3Aおよび第2突起電極3Bを接続した状態で、複数の半導体チップ1を一括して保護部材6を用いて封止する。本実施形態では、半導体チップ1の封止は、トランスファ樹脂モールド法を用いて、複数の半導体チップ1を一括して封止する。このように半導体チップ1が封止された基板集合体17を分割することによって、前述した図2に示す、半導体パッケージ10を製造することができる。半導体パッケージ10は、表面実装技術を用いて、外部電極8を介して他の回路基板に搭載することができる。
図10は、半導体パッケージ10が搭載された回路基板51の斜視図である。回路基板51は、回路ブロック部52およびアンテナ回路部53とを含んで構成される。回路ブロック部52は、回路基板51本来の機能を有する回路を含んで構成される。アンテナ回路部53は、ラジオ周波数帯の電波を送受信するアンテナ回路を含んで構成される。本実施形態の半導体パッケージ10を形成する半導体チップ1は、たとえばRFIDに用いられる半導体チップである。半導体パッケージ10を、回路ブロック部52およびアンテナ回路部53を有する回路基板51に、表面実装技術を用いて搭載し、半導体パッケージ10を、外部電極8を介してアンテナ回路部53と接続することによって、回路基板51にRFIDタグと同様の機能を有した機能ブロックを形成することができる。
図11は、アンテナ回路部53を説明するための図である。図11(a)は、ループ状のアンテナ回路23を模式的に示す図である。図11(b)は、ポール状のアンテナ回路24を模式的に示す図である。
たとえばRFIDタグと同様の機能を有する回路基板では、情報読取/書込み用のリーダ/ライタから出射される電波によって、電気エネルギーを受け取り、情報が載せられた信号のやり取りを行うので、情報を格納したメモリ素子と無線通信素子を備えた半導体チップと、半導体チップを内蔵した半導体パッケージと、アンテナ回路部53とを含んで構成される。アンテナ回路部53は、アンテナ回路と端子とを含んで構成される。
電磁エネルギーを電力に変換する形式で用いられる数十MHzレベルの周波数帯の場合は、アンテナ回路部53には、図11(a)に示すように、半導体パッケージが搭載される半導体パッケージ搭載部27に形成される第1端子22Aと第2端子22Bとを結び、回路基板にループ状に設けられた、ループ状アンテナ回路23が形成される。また、比較的周波数が高い数百〜数千MHzの周波数を用いる場合は、マイクロ波エネルギーを電力として用いるので、アンテナ回路部53には、図11(b)に示すように、第1端子22Aまたは第2端子22Bから延びる2素子のポール状アンテナ回路24が形成される。
回路基板51に形成されるアンテナ回路部53が有するアンテナ回路が、ループ状アンテナ回路23およびポール状アンテナ回路24どちらの場合でも、第1端子22Aおよび第2端子22Bと電気的に接続される半導体チップ1の第1突起電極3Aおよび第2突起電極3Bとの接続は、入れ替え可能である。すなわち第1突起電極3Aは、アンテナ回路部53の第1端子22Aまたは第2端子22Bどちらに電気的に接続されてもよく、同様に第2突起電極3Bについても第1端子22Aまたは第2端子22Bどちらに電気的に接続されてもよい。
図12は、基板集合体17のチップ実装部18におけるパッド電極7および配線4の配置を説明するための図である。図13は、保持凹所15に嵌り込む半導体チップ1の姿勢を説明するための図である。
基板集合体17の厚み方向一方側の表面部には、半導体チップ1が実装されるチップ実装部18が設けられる。チップ実装部18は、たとえばパッド電極7または、パッド電極7と配線4とを含む。パッド電極7は、貫通配線9および外部電極8を介して、たとえば、アンテナ回路部の端子と接続される。本実施形態では、チップ実装部18におけるパッド電極7を、たとえば、図12(a)に示すように、チップ実装部18における対向する2辺に沿うように、2個のパッド電極7を長方形の層状に形成する。また、たとえば図12(b)に示すように、4個のパッド電極7を、チップ実装部18の四隅に正方形の層状に形成してもよい。パッド電極7をチップ実装部18の四隅に形成する場合は、たとえば配線4を、チップ実装部18の、対向する2つの辺に沿わせて形成し、隣り合う2つのパッド電極と接続するように設けてもよい。
また、本実施形態の配置作業では、半導体チップ1の主面部11および副面部12が正方形状に形成され、保持凹所15が半導体チップ1の型枠状に形成されているので、半導体チップ1は、図13(a)〜図13(d)に示すように、主面部11を露出させた状態で、半導体チップ1の各側面部13が、保持凹所15のそれぞれの側面と対応する4つの姿勢で保持凹所15に嵌り込む。
本実施形態の半導体チップ1の第1突起電極3Aと第2突起電極3Bとは、中継基板2の外部電極8と、貫通配線9と、パッド電極7とを介して、アンテナ回路部53の第1端子22Aと第2端子22Bとに電気的に接続される。したがって、半導体チップ1の第1突起電極3Aおよび第2突起電極3Bと、基板集合体17のチップ実装部18に形成される各パッド電極7との接続についても入れ替え可能である。
具体的には、図12(a)に示すように、チップ実装部18における対向する2辺に沿うように、2個のパッド電極7を形成した場合は、第1突起電極3Aは、2個のパッド電極7のうち、いずれのパッド電極7と接続されてもよい。また、同様に第2突起電極3Bについても、いずれのパッド電極7に接続されてもよい。
また、たとえば図12(b)に示すように、4個のパッド電極7をチップ実装部18の四隅に形成した場合は、第1突起電極3Aは、4個のパッド電極7のうち、いずれのパッド電極7と接続されてもよい。同様に第2突起電極3Bについても、いずれのパッド電極7に接続されてもよい。
4つの姿勢で嵌め込まれた複数の半導体チップ1のうち、いずれの姿勢で嵌め込まれている場合であっても、たとえば図12(a)に示すように、チップ実装部18における対向する2辺に沿うように、2個のパッド電極7を形成している場合は、2個のパッド電極7のうちいずれかのパッド電極7と対向するように、第1突起電極3Aとを位置合せすることができる。また、第2突起電極3Bは、対角の隅付近に設けられているので、第1突起電極3Aがいずれか一方のパッド電極7と位置合せされれば、必ず残りの一方のパッド電極7と位置合せされる。
また、たとえば図12(b)に示すように、4個のパッド電極7をチップ実装部18の四隅に形成した場合であっても、第1突起電極3Aはいずれかのパッド電極と位置合せすることができる。第1突起電極3Aが位置合せされると、必ず第2突起電極3Bは、第1突起電極3Aと位置合せされたパッド電極7と配線4で接続されていないパッド電極7と位置合せされる。
本実施形態では、位置合せ作業によって、第1突起電極3Aおよび第2突起電極3Bとパッド電極7と位置合せされ、接続工程で接続されている。したがって、本実施形態の半導体チップの実装方法を用いて形成された半導体パッケージ10を、たとえばアンテナ回路部53を有する回路基板51に表面実装技術を用いて搭載することによって、回路基板51にRFIDタグと同様の機能を有する機能ブロックを形成することができる。
また、図12および図13に示した、本実施形態の第1突起電極3Aと第2突起電極3Bとの形状および主面部11における位置を、基板集合体17のパッド電極の形状およびチップ実装部18における位置に入れ替え、パッド電極7の形状およびチップ実装部18における位置を第1突起電極3Aと第2突起電極3Bとの形状および主面部11での位置に入れ替えてもよい。具体的には、たとえば半導体チップ1の主面部11の1辺に沿うように、第1突起電極3Aを形成し、第1突起電極3Aを沿わせた辺に対向する一辺に第2突起電極3Bを沿わせて形成し、パッド電極7をチップ実装部18の4隅のうち、主面部11の中心を挟んで対向する2つの隅付近に形成してもよい。
本実施形態の半導体チップの実装方法によれば、自己整合配置工程では、複数の半導体チップ1を液体16に投下するという簡易な構成で、複数の半導体チップ1を一括して保持体14の各保持凹所15に嵌り込ませることができる。したがって、複数の半導体チップ1を1つずつ各保持凹所15に保持させる場合と比較して、作業が容易になり、自己整合配置工程に要する時間を短縮することができる。また、自己整合配置工程は、液体16中で行われるので、半導体チップ1にかかる負荷を小さくすることができるので、半導体チップの割れおよび欠けを防ぐことができる。
また、位置合せ工程では、半導体チップ1を保持体14の保持凹所15に保持させた状態で、位置合せする。したがって、搭載機を用いて半導体チップ1を1つずつ位置合せする場合と比較して、半導体チップ1に直接加わる外力を小さくすることができるので、半導体チップ1の欠けを防ぐことができる。また、位置合せ工程では、複数の半導体チップ1と、基板集合体17のチップ実装部18とを一括して位置合せするので、半導体チップ1を1つずつ各チップ実装部18と位置合せする場合と比較して、作業が容易であり、位置合せ工程に要する時間を短縮することができる。
このように、自己整合配置工程および位置合せ工程での、半導体チップ1の欠けを防ぐことができるので、半導体チップ1の良品率を下げることなく、半導体チップを基板に実装することができる。また、自己整合配置工程、位置合せ工程および接続工程に要する時間を短縮することができる。したがって、信頼性を低下させることなく、半導体チップ1が実装された基板を短時間で大量に生産することがきる。
さらに、接続工程では、複数の半導体チップ1と基板集合体17とを一括して固定するので、半導体チップ1と中継基板2とを個々に固定する場合と比較して、半導体チップが実装された基板の生産性を高くするこができる。
本実施形態の半導体チップの実装方法によれば、硬化操作作業では、保持体14が半導体チップ1から離脱しているので、温度を上昇させることによる保持体14の熱変形と、保持体14と基板集合体17との線膨張係数の差に起因する、半導体チップ1と、基板集合体17に形成されたチップ実装部18との位置ずれを防ぐことができる。
また、硬化操作作業では、保持体14を半導体チップ1から離脱させるので、硬化操作作業でたとえば200℃近い温度までオーブン内の温度を上昇させた場合であっても、保持体14の材料としてプラスチックを用いることができる。したがって、保持体14の材料選択の制約がなくなり、生産性を向上することができる。
また、位置合せ作業後にそのまま完全硬化まで行わないので、位置合せ作業を行う装置を長時間占有することがなく、生産性を向上することができる。
本実施形態の半導体チップの実装方法によれば、各工程に必要な機能を有する既存の装置を使うことができるので、半導体チップ1を実装した中継基板2の生産性を高くすることができる。また、半導体チップ1の突起電極と中継基板2のパッド電極7との接続状態のばらつきを防止することができるので、半導体チップ1が実装された中継基板2の歩留まりを高くすることができる。
本実施形態の半導体チップの実装方法によれば、接着部材5に、異方性導電フィルムを用いるので、液状の接着部材を用いる場合と比較して、基板集合体17の表面への接着部材の供給量のむらを小さくすることができるので、半導体チップ1が実装された中継基板2を含む半導体パッケージ10の歩留まりを高くすることができる。
本実施形態の半導体チップの実装方法によれば、保持体14に、ポリカーボネート樹脂板を用いるので、エンボス加工を容易に施すことができ、本固定工程部での100℃程度の加熱で変形することがない。
また、基板集合体17と半導体チップ1との位置合せを行う場合の視認性が良好なので、位置合せ作業が容易である。このように、半導体チップ1が実装された中継基板2の歩留まりを高くすることができる。
本実施形態の半導体チップの実装方法によれば、半導体チップ1の割れや欠けを防ぐことができるので、半導体パッケージ10を搭載した回路基板51の信頼性を高くすることができる。
本実施形態の半導体チップの実装方法を用いた半導体パッケージ10の製造方法によれば、特にチップサイズが1mm以下の微小な半導体チップ1をパッケージ化する場合に好適に適用することができ、低コスト、高信頼性の半導体パッケージ10を製造することができる。したがって、たとえばRFID用の半導体チップを用いた半導体パッケージおよび、半導体パッケージを搭載した回路基板または電気電子製品の小型化と高機能化とを両立させることができる。
また、本実施形態の半導体チップの実装方法を用いて形成される半導体パッケージ10が搭載される回路基板51は、RFIDタグを貼り付けずに、RFIDタグと同様の機能を有する。したがって、回路基板51の小型化、および電子機器の小形化することができる。
さらに、本実施形態の半導体チップの実装方法を用いて形成される半導体パッケージ10を用いることにより、半導体パッケージ10の製造コストの低減と半導体パッケージ10の高信頼性とを実現することができるので、半導体パッケージ10を搭載した電子回路モジュールおよび電気電子製品の製造コスト低減および電気電子製品の高信頼性を両立することができる。
また、本実施形態の半導体チップの実装方法によれば、半導体チップ1の主面部11に、第1突起電極3Aおよび第2突起電極3Bを前述した配置で設け、また、基板集合体17のチップ実装部18に、パッド電極7を前述した配置で設ける。したがって、配置作業工程で4つの姿勢で、複数の半導体チップ1が保持凹所15に配置された場合であっても、確実に接続工程で、確実に第1突起電極3Aおよび第2突起電極3Bとパッド電極7とが接続工程で接続されるので、短時間で複数の半導体チップ1を各保持凹所15に嵌め込ませることができる配置作業の特性を活かすことができる。
図14は、本発明の実施の他の形態の半導体チップの実装方法に用いられる半導体チップ1の正面図である。本実施形態の半導体チップの実装方法は、前述の半導体チップの実装方法と類似した構成であり、同一の構成には同一の符号を付し、重複を避け異なる構成についてのみ説明する。
本実施形態の半導体チップの実装方法の個片化作業で形成される半導体チップ1の主面部11には、2個の突起電極25と2個のダミー突起電極26が設けられる。突起電極25は、半導体チップ1と回路的に接続された電極であって、導電性を有する部材で構成され、形状は、たとえば円柱状であって、半導体チップ1の主面部11から突出した状態に設けられる。ダミー突起電極26は、半導体チップ1と回路的に接続されていない電極であって、たとえば突起電極25と同じ材料を用いて同じ形状に形成する。
本実施形態の半導体チップの主面部11には、主面部11の中心を通る直線上であって、主面部11の中心からの距離が等しい位置に、各突起電極25をそれぞれ設ける。また、主面部11には、主面部11の中心を通り、2個の突起電極25を結ぶ直線と垂直に交わる直線上であって、主面部11の中心からの距離が等しい位置に、各ダミー突起電極26をそれぞれ設ける。たとえば、チップ四辺のそれぞれの中央部付近に突起電極25と、ダミー突起電極26とを設けてもよい。
また、図14に示すように、半導体チップ1の主面部11の突起電極25を、主面部11の4隅のうち、主面部11の中心を挟んで対向する2つの隅付近に設けてもよい。突起電極25を、主面部11の中心を挟んで対向する2つの隅付近に設ける場合は、ダミー突起電極26を、主面部11の4隅のうち、突起電極25が設けられていない2つの隅付近に設ける。また、半導体チップ1の主面部11に突起電極25とダミー突起電極26とを設け、基板集合体17のチップ実装部18に突起電極25およびダミー突起電極26とに対応する位置にパッド電極を形成する。さらに、保持体の保持凹所を本実施形態の半導体チップの型枠状に形成する。
さらに、本実施形態の突起電極25とダミー突起電極26との形状および主面部11における位置を、基板集合体17のパッド電極7の形状およびチップ実装部18における位置に入れ替え、パッド電極7の形状およびチップ実装部18における位置を突起電極25とダミー突起電極26との形状および主面部11での位置に入れ替えてもよい。このとき、チップ実装部18には、4個のパッド電極が形成されるが、チップ実装部18の中心を通る直線上に形成される一組のパッド電極7は、配線4および貫通配線9などに接続せず、残り1組のパッド電極7のみを配線4および貫通配線9に接続し、外部電極8に電気的に接続させる。
本実施形態の半導体チップの実装方法によれば、加圧操作作業において、半導体チップ1は、基板集合体17に対して突起電極25およびダミー突起電極26によって形成される4つの支点で支えられるので、半導体チップ1が加圧操作作業で傾くことを防ぐことができる。
図15は、本発明の実施のさらに他の形態の半導体チップの実装方法に用いられる半導体チップ1の正面図である。本実施形態の半導体チップの実装方法は、前述の実施の一形態と類似した構成であり、同一の構成には同一の符号を付し、重複を避け異なる構成についてのみ説明する。
本実施形態の半導体チップの実装方法では、半導体ウェハの個片化作業において半導体チップ1の主面部11を長方形に形成する。また、半導体チップ1の主面部11の第1突起電極3Aと第2突起電極3Bとを、主面部11の4隅のうち、主面部11の中心を挟んで対向する2つの隅付近に設ける。また、保持体14の保持凹所15を本実施形態の半導体チップ1の型枠状に形成する。
このように、半導体チップ1を形成しても、前述の実施の一形態と同様の効果が得られる。
図16は、本発明の実施のさらに他の形態の半導体チップの実装方法を用いて形成された半導体チップ1が搭載される回路基板のアンテナ回路部を説明するための図である。本実施形態は、前述の実施の一形態と類似した構成であり、重複を避け異なる構成についてのみ説明する。
本実施形態の半導体チップの実装方法を用いて形成される半導体パッケージが搭載される回路基板のアンテナ回路部は、ループ状アンテナ回路23およびポール状アンテナ回路24の2つのアンテナ回路を有する。ループ状アンテナ回路23の両端部には、それぞれ第3端子28Aおよび第4端子28Bが形成される。また、ポール状アンテナ回路24の半導体パッケージ搭載部27内の2つの両端部には、それぞれ第5端子29Aおよび第6端子29Bが形成される。ループ状アンテナ回路23とポール状アンテナ回路24とは、前述したように、それぞれ異なる特性を有している。
図17は、本発明の実施のさらに他の形態の半導体チップ1の正面図である。本実施形態の、半導体チップ1は、個片化作業で、たとえば図17(a)に示すように主面部11を長方形に形成される。また、主面部11に、図16に示すループ状アンテナ回路23の第3端子28Aと第4端子28Bとに、中継基板2のパッド電極7と配線4と貫通配線9と外部電極8とを介して、それぞれ電気的に接続される第3突起電極30Aと第4突起電極30Bとが設けられる。第3突起電極30Aおよび第4突起電極30Bは、半導体チップ1と回路的に接続された電極であって、導電性を有する部材で構成され、形状は、たとえば円柱状であって、半導体チップ1の主面部11から突出した状態に設けられる。
また、半導体チップ1の主面部11に、図16に示すポール状アンテナ回路24の第5端子29Aと第6端子29Bとに、中継基板2のパッド電極7と配線4と貫通配線9と外部電極8とを介して、それぞれ電気的に接続される第5突起電極31Aと第6突起電極31Bとが設けられる。第5突起電極31Aおよび第6突起電極31Bは、半導体チップ1と回路的に接続された電極であって、導電性を有する部材で構成され、形状は、たとえば円柱状であって、半導体チップ1の主面部11から突出した状態に設けられる。
第3突起電極30Aと、第4突起電極30Bとは、たとえば、図17(a)〜図17(c)に示すように、主面部11の4隅のうち、主面部11の中心を挟んで対向する2つの隅付近に設けられ、また、第5突起電極31Aと第6突起電極31Bとは、主面部11の長辺に沿い、かつ主面部11の中心において点対称の位置に設ける。また、保持体14の保持凹所15を本実施形態の半導体チップ1の型枠状に形成する。
図18は、本発明の実施のさらに他の形態のチップ実装部18を示す正面図である。本実施形態では、基板集合体17に設けられるチップ実装部18には、2個の第1パッド電極32および2個の第2パッド電極33が形成される。各第1パッド電極32は、中継基板2の貫通配線9および外部電極8を介してループ状アンテナ回路23の第3端子28Aと第4端子28Bとそれぞれ接続される。また、各第2パッド電極33は、中継基板の貫通配線および外部電極を介して、ポール状アンテナ回路24の第5端子29Aと第6端子29Bとに電気的に接続される。本実施形態の各第1パッド電極32は、基板集合体17のチップ実装部18の対向する2つの短辺に沿わせて形成される。また、各第2パッド電極33は、基板集合体17のチップ実装部18の対向する2つの長辺に沿わせて形成される。
本実施形態で形成される半導体チップ1および基板集合体17を用いて、保持体14に半導体チップ1を配置させる配置作業を行うと、半導体チップ1は、2通りの姿勢で保持体14の保持凹所15に配置されるけれども、位置合せ作業で、第3突起電極30Aは、2個の第1パッド電極32のうちいずれか一方の第1パッド電極32と位置合せすることができる。第4突起電極30Bは、2個の第1パッド電極32のうち第3突起電極30Aと位置合せされていない第1パッド電極32と位置合せすることができる。また、第5突起電極31Aは、2個の第2電極パット33のうちいずれか一方の第2パット電極33と位置合せされる。また、第6突起電極31Bは、2個の第2パッド電極33のうち第5突起電極31Aと位置合せされていない第2パッド電極33と位置合せされる。この後接続工程で半導体チップの各突起電極と、基板集合体17のパッド電極とが接続される。
このように、本実施形態では、第3突起電極30Aおよび第4突起電極30Bを確実に第1パッド電極32に接続することができ、また、第5突起電極31Aおよび第6突起電極31Bを確実に第2パッド電極33に接続することができる。したがって、本実施形態で形成される半導体パッケージは、回路基板51に表面実装技術用いて搭載することができ、回路基板51のループ状アンテナ回路23およびポール状のアンテナ回路24に確実に接続することができる。
本実施形態の半導体チップの実装方法によれば、回路基板51に異なる特性のアンテナ回路が形成されていた場合であっても、各アンテナ回路と確実に接続することができる半導体パッケージを製造することができる。
また、半導体チップ1が基板集合体17に対して、各突起電極によって4点で支持されるので、加圧操作作業で、半導体チップが傾くことがなく、本実施形態の半導体チップの実装方法を用いて、信頼性の高い半導体パッケージを製造することができる。
1 半導体チップ
2 中継基板
3A 第1突起電極
3B 第2突起電極
4 配線
5 接着部材
6 保護部材
7 パッド電極
8 外部電極
9 貫通配線
10 半導体パッケージ
11 主面部
12 副面部
13 側面部
14 保持体
15 保持凹所
17 基板集合体
2 中継基板
3A 第1突起電極
3B 第2突起電極
4 配線
5 接着部材
6 保護部材
7 パッド電極
8 外部電極
9 貫通配線
10 半導体パッケージ
11 主面部
12 副面部
13 側面部
14 保持体
15 保持凹所
17 基板集合体
Claims (5)
- 一表面に電極が形成される半導体チップを基板に実装する方法であって、
複数の保持凹所が形成される保持体を、液体中で保持凹所が上方に向けて配置した状態で揺動させながら、液体中に複数の半導体チップを投下することによって、各保持凹所に半導体チップを電極が露出するようにそれぞれ嵌り込ませる自己整合配置工程と、
保持部の凹所に嵌り込んでいる各半導体チップの電極の配置に合せた位置に、電極が配置されるように複数の基板が一体化された基板集合体を、各半導体チップの電極に各基板の電極が対向するように位置合せする位置合せ工程と、
各半導体チップの電極と、各基板の電極とを、電気的に接続する接続工程と、
基板集合体を、半導体チップが実装された複数の基板に分割する分割工程とを有することを特徴とする半導体チップの実装方法。 - 前記接続工程は、
保持体と基板集合体との間に接着部材を介在させ、保持体と基板集合体とに、互いに近づくような力を加えて仮固定する仮固定工程部と、
仮固定された各半導体チップと基板集合体とに、互いに近づくような力を加えて本固定する本固定工程部とを有することを特徴とする請求項1記載の半導体チップの実装方法。 - 前記本固定工程部は、
仮固定された各半導体チップから保持体を離脱させる離脱操作段階と、
各半導体チップと基板集合体とを加圧治具で狭持して、互いに近づくような力を加える加圧操作段階と、
加圧治具によって狭持した状態で、各半導体チップと基板集合体とを加熱雰囲気中に設置して、接着部材を硬化させる硬化操作段階とを有することを特徴とする請求項1または2記載の半導体チップの実装方法。 - 接着部材は、異方性導電フィルムであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の半導体チップの実装方法。
- 請求項1〜4のいずれか1つに記載の半導体チップの実装方法によって半導体チップを基板に実装して形成される半導体パッケージが搭載されることを特徴とする回路基板。
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JP2005118748A JP2006302969A (ja) | 2005-04-15 | 2005-04-15 | 半導体チップの実装方法、および半導体チップの実装方法を用いて形成される半導体パッケージが搭載された回路基板 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008204346A (ja) * | 2007-02-22 | 2008-09-04 | Fujitsu Ltd | Rfidタグおよびrfidタグの製造方法 |
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2005
- 2005-04-15 JP JP2005118748A patent/JP2006302969A/ja active Pending
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