JP2006301952A - 車両用usbシステム及び車載無線通信機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 USBインターフェイスが備えている機能を利用することで車両搭載装置の動作状態を監視し、信頼性を向上させることができる車両用USBシステムを提供する。
【解決手段】 複数の車載機の1つをUSBホスト:ナビゲーション機器1とし、その他の車載機の1つ以上をUSBデバイス:センサECU2とし、車載無線通信機器6をUSBデュアルロールデバイスとして構成し、車載無線通信機器6は、当初は自身の機能をUSBデバイスに設定し第1USBバス8を介してナビゲーション機器1におけるUSBホスト機能を監視する。そして、ナビゲーション機器1の異常発生を検出すると自身の機能をUSBホストに切り替え、第2USBバス9をアクティブ状態にして当該バスのリセット並びにコンフィギュレーションを行い、ナビゲーション機器1に異常が発生したことをサービスセンタ14に通知する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の車載機と、外部との無線通信が可能な車載無線通信機器とからなる車両用USBシステム、及びそのシステムに使用される車載無線通信機器に関する。
車両には、例えばナビゲーション機器や緊急通報用の車載無線通信機器など、様々な電子機器が搭載される場合があるが、それらの装置間の通信は、例えば車内LANを介して有線方式で行ったり、或いはBluetooth(登録商標)などの無線方式などで行うようなものが製品化されている。上記の通信方式は、各製品の設計思想や想定される利用のケース、コストなどを勘案した上で最適と考えられるものが採用される。
一般に、予め車両内部に固定的に設置され、その後持ち出す必要が殆どない装置については、コストや信頼性などの面から有線方式を採用することが多い。しかし、一旦車両に搭載されると、以降そのままの状態で使用が継続される装置については、以下のような課題が発生する。
・一度車両に搭載されるとその後はカーディーラーによってしか取り外しができない。
・そのままで使用する期間が長くなりがちで、相対的に故障が発生し易い。
・振動を受けやすく、大きな熱変動が生じやすい環境化にあり、この点からも故障の発生を促しやすい。
・故障が発生した場合には、極力状態を復旧できるような高い信頼性を備えていることが望ましい。
これらの課題を解決するには、車載装置間で極力互いの動作状態を確認し、何らかの異常が発生した場合には速やかに検出できるようにシステムを構成する必要がある。
尚、出願人は、上記の背景技術、又は課題に相当する適切な先行技術文献を特定することはできなかった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、USBインターフェイスが備えている機能を利用することで車両搭載装置の動作状態を監視し、信頼性を向上させることができる車両用USBシステム、及びそのシステムに使用される車載無線通信機器を提供することにある。
請求項1記載の車両用USBシステムによれば、複数の車載機の内の1つはUSBホストたるホスト車載機、その他の車載機の少なくとも1つはUSBデバイスたるデバイス車載機、車載無線通信機器はUSBデュアルロールデバイスとして構成される。即ち、有線通信方式の1つであるUSBインターフェイスは現在広く普及しており、車両搭載機器間の通信にも採用される場合がある。そして、車載無線通信機器は、当初は自身の機能をUSBデバイスに設定しており、ホスト車載機を介してアクティブ状態にあるUSBバスに接続され、そのホスト車載機によるUSBホストとしての機能が正常であるか否かを監視する。
そして、ホスト車載機に異常が発生したことを検出すると、車載無線通信機器は、自身の機能をUSBホストに切り替えて、インアクティブ状態にあるUSBバスをアクティブ状態にして当該バスのリセット並びにコンフィギュレーションを行うと、ホスト車載機に異常が発生したことをサービスセンタに通知する。従って、ホスト車載機に異常が発生したことを早期に検知できると共に、異常が発生した場合の対応を迅速に取ることが可能となり、信頼性を向上させることができる。
請求項2記載の車両用USBシステムによれば、ホスト車載機は、電源が投入されると、所定時間内に車載無線通信機器に対して接続確認要求信号を送信する。そして、車載無線通信機器は、前記接続確認要求信号の送信が無かった場合にホスト車載機に異常が発生したことを検出する。斯様に構成すれば、例えば、車両に搭乗者が乗り込んでACC電源をONすると、各車載機にも動作用電源が投入されるようになっていれば、その段階でホスト車載機に異常が発生しているか否かを検出することができる。
請求項3記載の車両用USBシステムによれば、ホスト車載機は、車載無線通信機器に対して定期的に接続確認要求信号を送信し、車載無線通信機器は、前記接続確認要求信号の定期的な送信が途絶えた場合にホスト車載機における異常の発生を検出する。従って、例えば車両が走行中でありホスト車載機が稼動している間においても、異常の発生を確実に検出することができる。
請求項4記載の車両用USBシステムによれば、デバイス車載機を、車両の各部に配置され、当該車両の制御に関する各種情報を取得するためのセンサECUで構成し、車載無線通信機器は、自身の機能をUSBホストに切り替えると、他のデバイス車載機を介して車両の動作状態に関する情報収集処理を行なう。斯様に構成すれば、車載無線通信機器が収集した情報も同様にサービスセンタに通知することで、ホスト車載機に異常が発生してもセキュリティ機能を維持したり、緊急通報機能を実現することも可能となる。
請求項5記載の車両用USBシステムによれば、ホスト車載機を車両用ナビゲーション機器とする。即ち、車両においては、ナビゲーション機器を情報端末として利用し、車載無線通信機器を介してインターネット経由でウエブサイトなどから各種の情報を取得する場合がある。或いは、両者の組み合わせにより事故発生時の緊急通報機能を実現するため、ナビゲーション機器に車両各部の情報が集中するように構成されている場合もある。従って、そのような機能を有しているナビゲーション機器に異常が発生した場合に車載無線通信機器がその機能を代行すれば、機能の低下を極力回避することができる。
以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明する。図1は、USBシステムの全体構成を概念的に示す図であり、(a)は通常の接続状態、(b)はナビゲーション機器に故障が発生した場合の接続状態を示す(詳細は後述)。何れも車載機であるナビゲーション機器1,センサECU2,その他ECU3,オーディオ機器4は、例えばCANやLINなどの車内LANインターフェイス(車両系LAN)5を介して相互に接続されている。
センサECU2は、例えば車両のドアロックやパワーウインドウの開閉を制御するためのドアECUや、事故発生時の衝撃を検出してエアバッグを開くためのエアバッグECUなどである。また、その他ECU3としては、例えばエンジン制御ECUやボディECUなどである。これらの車載機のうち、ナビゲーション機器(ホスト車載機)1及びセンサECU(デバイス車載機)2はUSBインターフェイスも備えており、前者はUSBホストとして、後者はUSBデバイスとして構成されている。
また、車載無線通信機器6は、例えば予め車室内に固定配置されている自動車電話機であり、運転者はハンズフリーシステムを使用した通話が可能となっている。この車載無線通信機器6もUSBインターフェイスを備えており、ホストとデバイスの機能を双方有して切替え可能なデュアルロールデバイスとして構成されOn_The_Go機能が実行可能であり、通常時においてはUSBデバイス機能をなすように設定されている。
そして、ナビゲーション機器1,車載無線通信機器6及びもう1つのUSBデバイスとしての外付けハードディスクドライブ(以下、HDDと称す)7は、第1USBバス8を介して接続されている。HDD7は、ナビゲーション機器1の補助記憶装置として使用されるものである。また、ナビゲーション機器1に車載無線通信機器6が接続されることで、例えばインターネットを経由してウエブサイトにアクセスし、データ通信を行うことで各種の情報をダウンロードしてディスプレイ(図示せず)に表示することなどが可能となっている。
更に、ナビゲーション機器1は、車内LANインターフェイス5を介してセンサECU2やその他ECU3により検出される各種の車両情報を取得可能となっている。従って、例えば、センサECU2によって、ドアロックが不正に解除されたことや事故発生によりエアバッグが作動したことなどを把握した場合には、車載無線通信機器6を介してそれらの情報を外部に通報する緊急通報機能も備えている。
また、車載無線通信機器6とセンサECU2との間は、もう1つの第2USBバス9を介して接続されている。この第2USBバス9は図1(a)に示す通常状態では使用されず、当該バス9を介した電源供給及び通信は行われない状態(インアクティブ)にある(図1(a)では破線で図示している)。
図2は、車載無線通信機器6の内部構成を本発明の要旨に係る部分のみ示すと共に、ナビゲーション機器1,センサECU2との接続状態を示すものである。車載無線通信機器6は、内部にUSBインターフェイス(IC)10と、切替え回路11とを備えている。切替え回路11は、USBインターフェイス10と車載無線通信機器6が備えている2つの接続ポート12,13との間の接続状態を切り替えるデマルチプレクサである。切替え回路11の切替え制御は、車載無線通信機器6を統括的に制御する図示しない制御回路によって行われるが、図2(a)に示すデフォルトの通常状態では、USBインターフェイス10は接続ポート12側に接続されるようになっている。
次に、本実施例の作用について図3乃至図5も参照して説明する。図3は、車両に搭乗者が乗り込みACC電源をONした場合に、USBホストたるナビゲーション機器1とUSBデバイスたる車載無線通信機器6との間で行われる通信手順を概略的に示すシーケンス図である。ACC電源がONされ、双方の機器1及び6にも電源が投入されると、ナビゲーション機器1はUSBプロトコルに従い「エニュメレーション(初期化処理)」を行う。即ち、各USBデバイスにアドレスを割り付けるコンフィギュレーションなどの処理を行なう。尚、この処理は、図3では図示しないHDD7に対しても同時に行われる。一方、車載無線通信機器6は、電源が投入されて起動した時点から初期接続確認タイマによる計時を開始する。
「エニュメレーション」が完了すると、USBによる通信ネットワークが構成され、通信処理が可能となる。すると、ナビゲーション機器1は、車載無線通信機器6に対して「接続確認要求コマンド(要求信号)」を送信する。車載無線通信機器6は、その「接続確認要求コマンド」を受信すると、初期接続確認タイマによる計時を停止する。
即ち、ナビゲーション機器1のUSBホストとしての機能が正常であれば、電源投入から所定時間が経過するまでの間に「エニュメレーション」を完了し、「接続確認要求コマンド」を送信するはずである。従って、車載無線通信機器6側では、初期接続確認タイマによる計時がオーバーフローする前に上記コマンドが送信されたことを確認すれば、ナビゲーション機器1のUSBホストとしての機能が正常であると判断する。そして、車載無線通信機器6は「接続確認要求コマンド」を受信すると、「接続確認応答コマンド」をナビゲーション機器1側に返信する。
以降、ナビゲーション機器1は、ポーリングタイマによって所定時間が計時される毎に車載無線通信機器6に対して「接続確認要求コマンド」を送信し、車載無線通信機器6はその送信に応じて「接続確認応答コマンド」を返信するように繰り返す。これらによって、両者は互いに相手の機能が正常であるか否かを随時確認する。
次に、図4は、図3の電源投入時において、ナビゲーション機器1に異常が発生している場合を示す。この場合、ナビゲーション機器1は、「接続確認要求コマンド」を送信しないため、車載無線通信機器6側のタイマによる計時がオーバーフローすることになる。すると、車載無線通信機器6は、ナビゲーション機器1に異常が発生したと判断して、USBインターフェイス10の機能をUSBデバイスからUSBホストに切り替える。また、切替え回路11を介した接続を、図2(b)に示すように接続ポート13側に切り替えさせる。尚、ここでの「異常発生」は、ナビゲーション機器1自体の異常発生のみならず、第1USBバス8が断線したことで通信不能となった場合も含むものとする。
この時点で、第1USBバス8側は最早使用する意味が無くなったため、当該バス8を介した電源供給は遮断する。それから、車載無線通信機器6は、インアクティブ状態にあった第2USBバス9側に電源供給を行いアクティブ状態にすると、一旦第2USBバス9をリセットし、当該バス9を介して接続されているセンサECU2との間でエニュメレーションを行う。そして、図1(b)に示すようにUSBによる通信ネットワークを構成すると、車載無線通信機器6は、外部のサービスセンタ14に対してナビゲーション機器1に異常が発生したことを通知する。
以降、車載無線通信機器6は、センサECU2よって検出される車両に関する情報をナビゲーション機器1に替わって取得し、ドアロックが不正に解除されたことや事故発生によりエアバッグが作動したことなどを直接把握するとそれらの情報を外部に通報する。
また、図5は、図3に示すように電源投入時における接続確認が正常に行われた後、ナビゲーション機器1の異常発生が検出された場合を示す。この場合、車載無線通信機器6は、ナビゲーション機器1からの「接続確認要求コマンド」を受信する毎に接続確認タイマをリセットして起動する。この接続確認タイマの計時時間は、ナビゲーション機器1側におけるポーリングタイマの計時時間よりも長めに設定しておく。
そして、ナビゲーション機器1がある時点で「接続確認要求コマンド」の周期的な送信を停止すると、接続確認タイマがリセットされずにオーバーフローし、車載無線通信機器6は、ナビゲーション機器1に異常が発生したと判断する。すると、図4のケースと同様に、USBインターフェイス10の機能をUSBデバイスからUSBホストに切り替えると共に、切替え回路11を介した接続を接続ポート13側に切り替え、「エニュメレーション」を行い第2USBバス9側のネットワークを構成する。
続いて、車載無線通信機器6は、第2USBバス9を介してセンサECU2と通信を行い、ナビゲーション機器1の異常に関する診断情報を取得する。即ち、ナビゲーション機器1においてナビゲーション機能を行う部分の構成は正常であり、USBインターフェイス用のICだけが故障している場合には、ナビゲーション機器1を統括制御する制御回路(マイクロコンピュータ)によりその故障状態を把握し、車内LANインターフェイス5を介してセンサECU2に診断情報を送信することも可能である。従って、車載無線通信機器6は、上記経路でナビゲーション機器1の異常に関する診断情報を取得すると、その診断結果を外部のサービスセンタ14に対して通知する。
またこの場合、車載無線通信機器6は、ナビゲーション機器1がセンサECU2やその他ECU3より取得している各種の車両情報を替わって取得すれば、それらの情報に基づいて盗難発生時や事故発生時における緊急通報機能を代行することも可能である。
そして、ナビゲーション機器1における異常発生が一次的な要因によるものであり(例えば、制御ソフトの暴走など)、一旦電源供給を遮断して再投入を行いリセットされた場合にUSBホストとして正常に機能できれば、ナビゲーション機器1はUSBホストとして、車載無線通信機器6はUSBデバイスとして夫々設定されるので、通常の初期状態と同様(即ち、図1(a)に示す状態)に復帰する。
以上のように本実施例のUSBシステムによれば、複数の車載機の1つをUSBホストたるナビゲーション機器1とし、その他の車載機の1つ以上をUSBデバイスたるセンサECU2として、車載無線通信機器6をUSBデュアルロールデバイスとして構成し、車載無線通信機器6は、当初は自身の機能をUSBデバイスに設定し、第1USBバス8を介してナビゲーション機器1におけるUSBホストとしての機能が正常であるか否かを監視する。
そして、車載無線通信機器6は、ナビゲーション機器1に異常が発生したことを検出すると自身の機能をUSBホストに切り替え、第2USBバス9をアクティブ状態にして当該バスのリセット並びにコンフィギュレーションを行い、ナビゲーション機器1に異常が発生したことをサービスセンタ14に通知する。従って、異常の発生を早期に検知することができると共に、異常が発生した場合の対応を迅速に取ることが可能となり、システムの信頼性を向上させることができる。
また、ナビゲーション機器1は、電源が投入されると、所定時間内に車載無線通信機器6に対して接続確認要求コマンドを送信し、車載無線通信機器6は、前記接続確認要求コマンドの送信が無かった場合にナビゲーション機器1に異常が発生したことを検出するので、車両に搭乗者が乗り込んでACC電源をONした段階でナビゲーション機器1に異常が発生しているか否かを検出することができる。
更に、ナビゲーション機器1は、車載無線通信機器6に対して定期的に接続確認要求コマンドを送信し、車載無線通信機器6は、前記接続確認要求コマンドの定期的な送信が途絶えた場合にナビゲーション機器1における異常の発生を検出するので、例えば車両が走行中でありナビゲーション機器1が稼動している間においても、異常の発生を確実に検出することができる。
また、車載無線通信機器6は、自身の機能をUSBホストに切り替えると、センサECU2を介して車両の動作状態に関する情報収集処理を行い、車載無線通信機器6が収集した情報も同様にサービスセンタ14に通知するので、ナビゲーション機器1に異常が発生してもセキュリティ機能を維持したり、緊急通報機能を実現することも可能となる。
そして、車両においては、ナビゲーション機器1を情報端末として利用し、車載無線通信機器6を介してインターネット経由でウエブサイトなどから各種の情報を取得したり、事故発生時の緊急通報機能を実現するためナビゲーション機器1に車両各部の情報が集中しているので、そのような機能を有しているナビゲーション機器1に異常が発生した場合、車載無線通信機器6がその機能を代行すれば機能の低下を極力回避することができる。
本発明は上記し又は図面に記載した実施例にのみ限定されるものではなく、以下のような変形が可能である。
USBホストはナビゲーション機器1に限ることなく、USBインターフェイスを備える車載機であればどれをホストに設定しても良い。
USBホスト機能の監視は、電源投入時と、それ以降の定期的な接続確認要求コマンドの送信によるものとの何れか一方だけを行っても良い。
USBデバイスもセンサECU2に限ることなく、車載機であればどれをデバイスに設定しても良い。
緊急通報機能については、必要に応じて実施可能に構成すれば良い。
本発明の一実施例であり、USBシステムの全体構成を概念的に示す図であり、(a)はデフォルトの通常状態、(b)はナビゲーション機器に異常が発生している場合を示す図 車載無線通信機器の内部構成を本発明の要旨に係る部分のみ示すと共にナビゲーション機器,センサECUとの接続状態を示すもので、(a)は図1(a)対応図、(b)は図1(b)対応図 ACC電源をONした場合に、ナビゲーション機器と車載無線通信機器との間で行われる通信手順を概略的に示すシーケンス図 ナビゲーション機器に異常が発生している場合を示す図3相当図 電源投入時における接続確認が正常に行われた後、ナビゲーション機器の異常発生が検出された場合を示すシーケンス図
符号の説明
図面中、1はナビゲーション機器(USBホスト,車載機)、2はセンサECU(USBデバイス,車載機)、3はその他ECU(車載機)、4はオーディオ機器(車載機)、5は車内LANインターフェイス、6は車載無線通信機器、7はハードディスクドライブ(USBデバイス,車載機)、8は第1USBバス、9は第2USBバス、10はUSBインターフェイス、14はサービスセンタを示す。

Claims (6)

  1. 複数の車載機と、外部との無線通信が可能な車載無線通信機器とからなり、前記複数の車載機の内の1つはUSB(Universal Serial Bus)ホスト(ホスト車載機)として構成され、その他の車載機の少なくとも1つはUSBデバイス(デバイス車載機)として構成される車両用USBシステムにおいて、
    前記車載無線通信機器は、
    USBデュアルロールデバイスとして構成されており、当初はUSBデバイスとして前記ホスト車載機を介してアクティブ状態にあるUSBバスに接続されると共に、前記デバイス車載機の1つともインアクティブ状態にあるUSBバスに接続され、
    前記ホスト車載機によるUSBホストとしての機能が正常であるか否かを監視し、前記ホスト車載機に異常が発生したことを検出すると自身の機能をUSBホストに切り替え、前記インアクティブ状態にあるUSBバスをアクティブ状態にして当該バスのリセット並びにコンフィギュレーションを行い、前記ホスト車載機に異常が発生したことをサービスセンタに通知することを特徴とする車両用USBシステム。
  2. 前記ホスト車載機は、電源が投入されると、所定時間内に前記車載無線通信機器に対して接続確認要求信号を送信し、
    前記車載無線通信機器は、前記接続確認要求信号の送信が無かった場合に、前記ホスト車載機に異常が発生したことを検出することを特徴とする請求項1記載の車両用USBシステム。
  3. 前記ホスト車載機は、前記車載無線通信機器に対して定期的に接続確認要求信号を送信し、
    前記車載無線通信機器は、前記接続確認要求信号の定期的な送信が途絶えた場合に、前記ホスト車載機における異常の発生を検出することを特徴とする請求項1又は2記載の車両用USBシステム。
  4. 前記デバイス車載機は、車両の各部に配置され、当該車両の制御に関する各種情報を取得するためのセンサECUで構成され、
    前記車載無線通信機器は、自身の機能をUSBホストに切り替えると、他のデバイス車載機を介して車両の動作状態に関する情報収集処理を行なうことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の車両用USBシステム。
  5. 前記ホスト車載機は、車両用ナビゲーション機器であることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の車両用USBシステム。
  6. 請求項1乃至5の何れかに記載の車両用USBシステムに使用されることを特徴とする車載無線通信機器。

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