JP2003309509A - 車内通信システム、車内通信装置、及び通信装置 - Google Patents

車内通信システム、車内通信装置、及び通信装置

Info

Publication number
JP2003309509A
JP2003309509A JP2002111387A JP2002111387A JP2003309509A JP 2003309509 A JP2003309509 A JP 2003309509A JP 2002111387 A JP2002111387 A JP 2002111387A JP 2002111387 A JP2002111387 A JP 2002111387A JP 2003309509 A JP2003309509 A JP 2003309509A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
communication protocol
vehicle
information
information processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002111387A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Hatanaka
健一 畑中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP2002111387A priority Critical patent/JP2003309509A/ja
Publication of JP2003309509A publication Critical patent/JP2003309509A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信規約が改訂された場合であっても、改訂
された通信規約に関する情報を取得し、新たに取得した
通信規約に従って通信の制御を行うことができる車内通
信システム、車内通信装置、及び通信装置の提供。 【解決手段】 インターネット網を介して接続された情
報処理装置から通信規約に関する情報を取得し、FPG
AのようなプログラマブルLSI111に接続されてい
るROM112に記憶させる。そして、ゲートウェイ装
置100に電源が投入され、待機モードに入った場合、
プログラマブルLSI111は、ROM112に記憶し
てある通信規約の情報を読込み、読込まれた通信規約に
従って通信処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信規約が改訂さ
れた場合であっても、ハードウェアの構成を変更するこ
となく、柔軟に新たな通信規約に対応して通信すること
ができる車内通信システム、該車内通信システムで利用
される車内通信装置、及び通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車の車内に搭載された車載装
置のネットワーク化が始まっており、GPS(Global P
ositioning System)を利用したナビゲーションシステ
ム、DVD装置、オーディオ装置、インターネット接続
装置のような車載装置を車載LANにより互いに接続し
て、各車載装置を相互に利用する環境が提供されてい
る。
【0003】前記車載LANには、前記IEEE1394、MO
ST(Media Oriented Systems Transport)等の通信規
約(バス規格)が採用されており、IEEE1394は、映像デ
ータ、音楽データ等の比較的情報量が多いデータを送受
信する際に利用され、MOSTは、音楽データ、制御信
号等のデータを送受信する際に利用されている。
【0004】また、車載LANにデジタルビデオカメ
ラ、テレビゲーム機等の民生機器を後付機器として接続
するために、IEEE1394又はUSBの接続ポートが予め設
けていることがある。この場合、前記接続ポートに後付
機器を接続することによって、車載装置と後付機器との
間で、映像データ、音楽データ等の各種のデータのやり
取りを行うことが可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、民生機
器の通信規約は、IEEE1394の場合、IEEE1394.a、IEEE13
94.b等の複数の規約が存在し、USBの場合もUSB
1.0、USB2.0、USB−OTG等の新しい通信
規約が年々提案されているのが現状である。
【0006】車載LANに後付けにするデジタルビデオ
カメラ、テレビゲーム機等の民生機器は、製品開発、市
場投入のサイクルが比較的短いため、前述のような新た
に提案された通信規約に対応することが容易であるが、
車載LANの場合、車両の製造時に組込まれることが一
般的であり、民生機器の通信規約に適合させるために、
車載LANの通信規約(バス規格)を変更することは困
難である。
【0007】そこで、車載装置、車載LANで利用され
ている通信ケーブル等のハードウェアを変更することな
く、新たな通信規約に対応することができる車内通信シ
ステムが望まれていた。
【0008】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、予め記憶手段に記憶されている通信規約と異な
る通信規約について、該通信規約に関する情報の入力を
受付け、入力された通信規約に関する情報を前記記憶手
段に記憶し、新たに記憶された通信規約に基づき情報処
理装置との通信を制御することができる構成とすること
により、通信規約が改訂された場合であっても、ハード
ウェアの構成を変更することなく、新たな通信規約に対
応して情報処理装置と通信することができる車内通信シ
ステム、該車内通信システムで利用される車内通信装
置、及び通信装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る車内通信
システムは、通信規約に関する情報を記憶してある記憶
手段、及び前記通信規約に基づき通信制御を行う制御手
段を有する車内通信装置を備え、前記車内通信装置に接
続された情報処理装置との通信を前記制御手段により制
御すべくなしてある車内通信システムにおいて、前記車
内通信装置は、前記通信規約と異なる通信規約に関する
情報の入力を受付ける手段と、該手段により入力された
通信規約に関する情報を前記記憶手段に記憶する手段と
を備え、前記制御手段は、前記記憶手段に新たに記憶さ
れた通信規約に基づき情報処理装置との通信を制御可能
になしてあることを特徴とする。
【0010】第2発明に係る車内通信システムは、第1
発明に係る車内通信システムにおいて、車外通信回線を
介して車外情報処理装置へ接続する手段を備え、前記記
憶手段に記憶させるべき通信規約に関する情報を前記車
外情報処理装置から取得すべくなしてあることを特徴と
する。
【0011】第3発明に係る車内通信システムは、第1
発明又は第2発明に係る車内通信システムにおいて、前
記車内通信装置は、接続された情報処理装置に対する接
続方式を検出する手段と、検出した接続方式と前記記憶
手段に記憶されている通信規約との間の適否を判断する
手段とを備え、前記接続方式に適合する通信規約に関す
る情報が前記記憶手段に記憶されている場合、前記制御
手段は、前記通信規約に基づき前記情報処理装置との通
信を制御すべくなしてあることを特徴とする。
【0012】第4発明に係る車内通信システムは、第1
発明乃至第3発明の何れかの車内通信システムにおい
て、前記通信規約により規定される伝送速度に応じた周
波数を有する信号の発振手段を備え、前記制御手段は、
前記発振手段により発振された信号に基づき通信の制御
をすべくなしてあることを特徴とする。
【0013】第5発明に係る車内通信システムは、第1
発明乃至第4発明の何れかの車内通信システムにおい
て、前記制御手段は、FPGA(フィールドプログラマ
ブルゲートアレイ)であることを特徴とする。
【0014】第6発明に係る車内通信システムは、第1
発明乃至第5発明の何れかの車内通信システムにおい
て、前記接続方式は、IEEE1394又はUSB規格に準拠し
た接続方式を含むことを特徴とする。
【0015】第7発明に係る車内通信装置は、情報処理
装置に接続可能になしてあり、通信規約に関する情報を
記憶してある記憶手段と、前記通信規約に基づき情報処
理装置との通信を制御する制御手段とを備える車内通信
装置において、前記通信規約と異なる通信規約に関する
情報の入力を受付ける手段と、該手段により入力された
通信規約に関する情報を前記記憶手段に記憶する手段と
を備え、前記制御手段は、前記記憶手段に新たに記憶さ
れた通信規約に基づき情報処理装置との通信を制御可能
になしてあることを特徴とする。
【0016】第8発明に係る車内通信装置は、第7発明
に係る車内通信装置において、車外通信回線を介して車
外情報処理装置へ接続可能になしてあり、前記記憶手段
に記憶させるべき通信規約に関する情報を前記車外情報
処理装置から取得すべくなしてあることを特徴とする。
【0017】第9発明に係る車内通信装置は、第7発明
又は第8発明に係る車内通信装置において、接続された
情報処理装置に対する接続方式を検出する手段と、検出
した接続方式と前記記憶手段に記憶されている通信規約
との間の適否を判断する手段とを備え、前記接続方式に
適合する通信規約に関する情報が前記記憶手段に記憶さ
れている場合、前記制御手段は、前記通信規約に基づき
前記情報処理装置との通信を制御すべくなしてあること
を特徴とする。
【0018】第10発明に係る車内通信装置は、第7発
明乃至第9発明の何れかの車内通信装置において、前記
通信規約により規定される伝送速度に応じた周波数を有
する信号の発振手段を備え、前記制御手段は、前記発振
手段により発振された信号に基づき通信の制御をすべく
なしてあることを特徴とする。
【0019】第11発明に係る車内通信装置は、第7発
明乃至第10発明の何れかの車内通信装置において、前
記制御手段は、FPGAであることを特徴とする。
【0020】第12発明に係る車内通信装置は、第7発
明乃至第11発明の何れかの車内通信装置において、前
記接続方式は、IEEE1394又はUSB規格に準拠した接続
方式を含むことを特徴とする。
【0021】第13発明に係る通信装置は、情報処理装
置に接続可能になしてあり、通信規約に関する情報を記
憶してある記憶手段と、前記通信規約に基づき情報処理
装置との通信を制御する制御手段とを備える通信装置に
おいて、前記通信規約と異なる通信規約に関する情報の
入力を受付ける手段と、該手段により入力された通信規
約に関する情報を前記記憶手段に記憶する手段とを備
え、前記制御手段は、前記記憶手段に新たに記憶された
通信規約に基づき情報処理装置との通信を制御可能にな
してあることを特徴とする。
【0022】第1発明、第7発明、及び第13発明にあ
っては、予め記憶手段に記憶されている通信規約と異な
る通信規約について、該通信規約に関する情報の入力を
受付け、入力された通信規約に関する情報を前記記憶手
段に記憶し、新たに記憶された通信規約に基づき情報処
理装置との通信を制御可能にしている。したがって、通
信装置、通信ケーブル等のハードウェアを新たに用意す
ることなく、記憶手段に記憶されている通信規約の情報
を更新するか、又は追加するだけで、新たな通信規約に
よる通信の制御が可能となる。
【0023】第2発明及び第8発明にあっては、車外通
信回線を介して接続された外部情報処理装置から通信規
約に関する情報を取得するようにしている。したがっ
て、例えば、インターネット網を介して接続されたディ
ーラのコンピュータから通信規約に関する情報を取得す
ることが可能である。また、通信規約に関する情報を予
め記憶してあるハードディスクのような記憶装置に適当
な接続ケーブルを接続して、取得することも可能であ
る。
【0024】第3発明及び第9発明にあっては、接続さ
れた情報処理装置に対する接続方式を検出し、検出した
接続方式と記憶手段に記憶されている通信規約との間の
適否を判断し、前記接続方式に適合する通信規約を有し
ている場合、前記通信規約に基づき情報処理装置との通
信を制御するようにしている。したがって、複数の通信
規約に関する情報を記憶手段に記憶させておくことによ
って、通信規約の種類を認識した上で情報処理装置を接
続する必要がなくなる。
【0025】第4発明及び第10発明にあっては、通信
規約により規定される伝送速度に応じた周波数を有する
信号の発振手段を備えており、発振された信号に基づい
て通信を制御するようにしている。したがって、通信規
約の改訂にともなって通信の伝送速度が変更された場合
であっても、発振する信号の周波数を変更することで柔
軟に新たな通信規約に対応することが可能となる。
【0026】第5発明及び第11発明にあっては、通信
の制御手段としてFPGAを利用している。したがっ
て、例えば、通信規約の物理層及びリンク層の処理とし
てLSIのようなハードウェアを利用せずに済み、物理
層及びリンク層を規定するデータの内容を更新すること
によって、新たな通信規約に対応した通信処理を可能と
する。
【0027】第6発明及び第12発明にあっては、情報
処理装置との接続方式としてIEEE1394又はUSB規格を
採用している。したがって、民生機器におけるデータ通
信の規格として普及しているIEEE1394又はUSB規格を
採用することで、民生機器の通信規約が変更された場合
であっても、通信装置の記憶手段に記憶されている通信
規約に関する情報を更新することで、通信規約が変更さ
れた民生機器を接続することが可能となる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面に基づいて具体的に説明する。 実施の形態1.図1は本発明の車内通信システムにおけ
る概略構成を説明する模式図である。図中Cは自動車等
の車両であり、車両Cはゲートウェイ装置100を備え
ており、制御系LAN120を介してエンジン、ブレー
キ等の動作を制御する制御ECU(Electronic Control
Unit)20が接続されていると共に、情報系LAN1
30を介してモニタ装置30、ナビゲーション装置31
等の車載装置が接続されている。
【0029】ゲートウェイ装置100は、制御系LAN
120と情報系LAN130との間のプロトコル変換を
行い、両ネットワーク間の通信を中継する。また、後述
するように、ゲートウェイ装置100は、後付機器用の
接続ポートを有しており、後付機器と情報系LAN13
0に接続された車載装置との間の通信を中継する機能を
有している。
【0030】制御系LAN120は、例えば、CAN
(Controller Area Network)のような比較的低速の通
信ネットワークであり、前述の制御ECU20の他、車
速を検出する車速センサ、ステアリングの舵角を検出す
る舵角センサ、タイヤの空気圧を検出するDWS(Defl
ation Warning System)等の各種センサを接続すること
も可能である。
【0031】モニタ装置30は、液晶ディスプレイのよ
うな表示部、各種ハードウェアキーを有する操作部等
(不図示)を備えており、各種の情報が表示されるよう
になっている。また、ナビゲーション装置31に対して
位置情報及び地図データを要求し、情報系LAN130
を介してナビゲーション装置31から送信された位置情
報及び地図データを受信した場合、受信した位置情報及
び地図データを表示部に表示する。
【0032】ナビゲーション装置31は、車両Cの例え
ばトランク内に設置されており、GPS(Global Posit
ioning System)で利用される人工衛星からのGPS信
号を受信するためにGPS受信部(不図示)を備えてい
る。また、地図データ等を記憶してあるCD−ROM、
DVD等の記録媒体から地図データ等を読取るための読
取装置(不図示)を備えている。ナビゲーション装置3
1では、GPS受信部にて受信したGPS信号に基づ
き、車両Cの現在位置に関する情報(位置情報)を算出
し、算出した位置情報が含まれる地図データを前記記録
媒体から読取る。そして、ナビゲーション装置31は、
算出した位置情報及び該位置情報が含まれる地図データ
を、情報系LAN130を介してモニタ装置30へ送信
する。
【0033】このように、情報系LAN130では、地
図データ等の大きな情報量のデータを取扱うことがある
ため、IEEE1394、MOSTのような比較的高速の通信規
約(バス規格)が採用されている。情報系LAN130
には、前述のモニタ装置30、ナビゲーション装置31
の他、オーディオ装置、CDチェンジャ、DVD装置等
の各種情報機器を車載装置として接続することも可能で
ある。
【0034】また、ゲートウェイ装置100には、IEEE
1394、USB等の接続ポートを有しており、携帯電話機
40のような後付機器を接続可能になしてある。携帯電
話機40を接続することにより、無線通信によってイン
ターネット網INへ接続され、例えば、ディーラが有す
るパーソナルコンピュータ等の情報処理装置200へ接
続することができる。そして、インターネット網INを
介して情報処理装置200から各種の情報を取得するこ
とが可能である。
【0035】ゲートウェイ装置100に接続可能な後付
機器は、前述の携帯電話機40の他、パーソナルコンピ
ュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、DV
D装置、ゲーム機、デジタルカメラ、デジタルビデオカ
メラ等の情報機器がある。
【0036】本発明では、ゲートウェイ装置100が備
える後付機器用の接続ポートの通信規約が変更又は改善
された場合、インターネット網INを介してディーラの
情報処理装置200へ接続し、新たな通信規約に関する
情報を取得する。そして、取得した通信規約に関する情
報に基づき通信の制御を行う。
【0037】なお、携帯電話機40を利用し、インター
ネット網INを介してディーラの情報処理装置200へ
接続して、通信規約に関する情報を取得できる他、ディ
ーラへ車両Cを直接持込み、後付機器用の接続ポートに
適当な接続ケーブルを利用して情報処理装置200へ接
続することにより、通信規約に関する情報を取得するよ
うにしてもよい。
【0038】また、パーソナルコンピュータのような情
報処理装置200から通信規約に関する情報を提供する
他、ハードディスク装置、可搬型メモリ等の記憶装置を
利用して後付機器用の接続ポートに提供することも可能
である。この場合、前述と同様に、ゲートウェイ装置1
00が備える後付機器用の接続ポートに適当な接続ケー
ブルを利用して前記記憶装置を接続し、所要の情報をゲ
ートウェイ装置100が取得する。
【0039】更に、通信規約に関する情報をCD−RO
M、DVD等の記録媒体により提供することも可能であ
る。この場合、例えば、ナビゲーション装置31が備え
るCD−ROM、DVD等の読取装置(不図示)から所
要の情報を読込み、情報系LAN130を通じてゲート
ウェイ装置100に入力され、入力された情報が所定の
記憶領域に記憶される。
【0040】図2は、ゲートウェイ装置100の内部構
成を示すブロック図である。ゲートウェイ装置100
は、マイクロコンピュータ101を備えており、該マイ
クロコンピュータ101には、ROM102、RAM1
03、周波数可変発振回路113等の各種ハードウェア
が接続されている。マイクロコンピュータ101は、こ
れらのハードウェアの動作を制御する。
【0041】ROM102には、ゲートウェイ装置10
0を動作させるための各種制御プログラムが記憶されて
おり、RAM103は、マイクロコンピュータ101の
演算処理中に発生したデータを一時的に記憶すると共
に、制御系LAN120、情報系LAN130、及びイ
ンターネット網INを通じて取得した各種の情報を記憶
する。
【0042】制御ECU20から送信される情報は、制
御系LAN120を介してコネクタ(CN)104から
ゲートウェイ装置100の内部に入力され、物理層LS
I105及びリンク層LSI106を通じてマイクロコ
ンピュータ101に入力される。
【0043】そして、入力された情報は、マイクロコン
ピュータ101によってフォーマット変換がなされ、情
報系LAN120を介して車載装置へ送信される。例え
ば、制御ECU20にて生成された燃費情報は、ゲート
ウェイ装置100を経由してモニタ装置30へ送信さ
れ、モニタ装置30にて所定の形式(例えば、棒グラフ
形式)で表示される。
【0044】コネクタ104は、制御系LAN120の
物理層に準じた形状のコネクタであり、物理層LSI1
05及びリンク層LSI106は、制御系LAN120
の通信規約に準拠した処理を行うハードウェアである。
物理層LSI105では、送信すべきデータのビット情
報を2値の電気信号に変換すると共に、受信した電気信
号をビット情報に変換する。リンク層LSI106で
は、マイクロコンピュータ101により設定された送信
先のアドレス情報を管理する。
【0045】同様に、モニタ装置30又はナビゲーショ
ン装置31から送信される情報は、情報系LAN130
を介してコネクタ(CN)107a又はコネクタ107
bを通じてゲートウェイ装置100の内部に入力され
る。ゲートウェイ装置100に入力された情報は、物理
層LSI108及びリンク層LSI109を通じて、マ
イクロコンピュータ101又はプログラマブルLSI1
11に入力される。
【0046】マイクロコンピュータ101又はプログラ
マブルLSI111に入力された情報は、所定のフォー
マットに変換された後、制御系LAN120に接続され
た各種センサ又は後付機器へ送信される。例えば、ナビ
ゲーション装置31により取得された車両Cの位置情報
を、ゲートウェイ装置100を経由して、携帯電話機4
0により外部に通知することが可能となる。
【0047】プログラマブルLSI111は、例えば、
プログラム・ロジックを構成することができるFPGA
(Field Programable Gate Array)であり、フラッシュ
メモリ等のROM112から入力された情報に応じてロ
ジック回路を構成する。
【0048】ROM112は、OSI参照モデルの下位
の2層である物理層及びリンク層に関する情報を記憶す
る。これらの情報は、プログラマブルLSI111に入
力されてロジック回路を構成する。また、将来的に通信
規約が改訂された場合、例えば、ディーラが備える情報
処理装置200から物理層及びリンク層に関する情報を
ダウンロードして、ROM112の内容を更新する。
【0049】また、コネクタ110a又はコネクタ11
0bに接続される機器の規格によって、物理層の処理等
のクロック周波数を変更する必要があるため、プログラ
マブルLSI111への入力クロックは、VCO(Volt
age Controlled Osillator)等を使用した周波数可変発
振回路113により生成し、マイクロコンピュータ10
1によりクロック周波数を制御するものとする。
【0050】なお、通信規約の物理層及びリンク層に関
する情報をダウンロードする際に、その通信規約で利用
されるクロック周波数の情報も同時にダウンロードし、
ダウンロードしたクロック周波数の情報をマイクロコン
ピュータ101に接続されたROM102に記憶させる
構成であってもよい。
【0051】図3は、後付機器を接続する際のゲートウ
ェイ装置100の処理手順を説明するフローチャートで
ある。ゲートウェイ装置100の電源が投入された場合
(ステップS1)、プログラマブルLSI111は、通
信規約に関する情報をROM112から読込む(ステッ
プS2)。ROM112から読込む通信規約に関する情
報は、OSI参照モデルの物理層及びリンク層に関する
情報であり、その上位の5層の情報は予めプログラマブ
ルLSI111に記憶されている。また、複数の通信規
約に関する情報がROM112に記憶されている場合に
は、そのすべての通信規約に関する情報を読込む。
【0052】通信規約に関する情報をROM112から
読込んだ場合、プログラムLSI111は、後付機器バ
スに対する待機モードに入る。そして、読込まれた通信
規約の伝送クロックで、パケット信号の受信状態に入
り、携帯電話機40のような後付機器がコネクタ110
a又はコネクタ110bに接続されたか否かを判断する
(ステップS3)。
【0053】ステップS3にて後付機器の接続が確認さ
れない場合(S3:NO)、後付機器が接続されるまで
待機する。そして、後付機器が接続された場合(S3:
YES)、検出した後付機器が、読込まれた物理層及び
リンク層と適合するか否かを判断する(ステップS
4)。
【0054】検出した後付機器が、読込まれた物理層及
びリンク層と適合する場合(S4:YES)、接続され
た後付機器と通信処理を開始し(ステップS5)、読込
まれた物理層及びリンク層と適合しない場合(S4:N
O)、エラー処理を行う(ステップS6)。
【0055】エラー処理は、例えば、接続エラーが生じ
た旨のエラーメッセージをモニタ装置30へ送信して表
示させる形態であってもよく、また、ゲートウェイ装置
100自体に表示部を設けてエラーメッセージを表示さ
せる形態であってもよい。
【0056】なお、本実施の形態では、ゲートウェイ装
置100の電源を投入した際に、ROM112から通信
規約に関する情報を読込む形態であったが、マイクロコ
ンピュータ101及びプログラマブルLSI111が行
う処理を初期化するためのリセットボタンをゲートウェ
イ装置100に設け、このリセットボタンが押下操作さ
れたときに、ROM112から通信規約に関する情報を
読み込む形態であってもよい。
【0057】図4は、通信規約に関する情報を取得する
際のゲートウェイ装置100の処理手順を説明するフロ
ーチャートである。ゲートウェイ装置100のマイクロ
コンピュータ101は、まず、ダウンロードモードであ
るか否かを判断する(ステップS11)。ここで、ダウ
ンロードモードとは、通信規約に関する情報の受信待ち
の状態であり、ゲートウェイ装置100の所定の操作を
することによって、ダウンロードモードに入るようにな
してある。
【0058】ゲートウェイ装置100がダウンロードモ
ードでない場合(S11:NO)、ダウンロードモード
に入るまで待機する。ゲートウェイ装置100がダウン
ロードモードである場合(S11:YES)、携帯電話
機40を利用してインターネット網INに接続し、ディ
ーラの情報処理装置200へ接続要求情報を送信する
(ステップS12)。
【0059】ディーラの情報処理装置200が接続要求
情報を受信した場合(ステップS13)、情報処理装置
200は接続処理を行う(ステップS14)。そして、
情報処理装置200は、ゲートウェイ装置100に対し
て接続完了情報を送信する(ステップS15)。
【0060】ゲートウェイ装置100が接続完了情報を
受信した場合(ステップS16)、ゲートウェイ装置1
00はディーラの情報処理装置200に対して、所望す
る通信規約情報の要求情報を送信する(ステップS1
7)。
【0061】ディーラの情報処理装置200が通信規約
情報の要求情報を受信した場合(ステップS18)、該
当する通信規約情報をゲートウェイ装置100へ送信す
る(ステップS19)。
【0062】ゲートウェイ装置100は、情報処理装置
200から送信された通信規約に関する情報を受信し
(ステップS20)、受信した通信規約に関する情報を
プログラマブルLSI111に接続したROM112に
記憶させる(ステップS21)。
【0063】なお、本実施の形態では、ゲートウェイ装
置100と情報処理装置200との間の情報のやり取り
についてのみ説明したが、両装置間でやり取りされる情
報をゲートウェイ装置100にて経由させ、モニタ装置
30で表示させる形態であってもよい。
【0064】また、前述したように、ディーラへ車両C
を直接持込み、情報処理装置200を適当な接続ケーブ
ルを利用して接続し、通信規約に関する情報をダウンロ
ードすることも可能である。この場合、インターネット
網INを介さずに前述と同様の接続処理を行い、通信規
約に関する情報をゲートウェイ装置100にて受信する
形態であってもよい。
【0065】また、通信規約に関する情報を予め記憶し
ているハードディスク装置、可搬型メモリ等の記憶装置
を利用する場合、ダウンロードモードに入っているゲー
トウェイ装置100に前記記憶装置を接続したときに通
信規約に関する情報が自動的にゲートウェイ装置100
に送信される形態であってもよい。
【0066】本実施の形態では、IEEE1394、USB等の
有線の通信規約に関する情報をゲートウェイ装置100
のROM112に記憶させる形態について説明したが、
Bluetooth等の無線通信の通信規約に関する情報をRO
M112に記憶させ、前記無線通信に対応した情報機器
(後付機器)に接続する形態であってもよい。
【0067】実施の形態2.実施の形態1では、ROM
112に記憶されている通信規約の物理層及びリンク層
に関する情報がすべてプログラマブルLSI111に入
力され、複数のロジック回路を構築する形態であった
が、プログラマブルLSI111の記憶容量に制限があ
る場合、物理層又はリンク層の情報の一つを読込み、待
機モードで検出された機器が読込まれた処理と異なって
いる場合に、該当する処理をROM112から読み直す
ようにしても良い。
【0068】なお、本発明の車内通信装置であるゲート
ウェイ装置100の内部構成、前記ゲートウェイ装置1
00を利用した車内通信システムの構成は実施の形態1
と同様であるため説明を省略する。
【0069】図5は、後付機器を接続する際のゲートウ
ェイ装置100の処理手順を説明するフローチャートで
ある。ゲートウェイ装置100の電源が投入された場合
(ステップS31)、プログラマブルLSI111は、
通信規約の物理層の情報をROM112から読込む(ス
テップS32)。ここで、接続しうる全ての後付機器を
検出することができるように、ROM112に記憶され
ているすべての物理層に関する情報を読込むことが望ま
しい。
【0070】通信規約の物理層に関する情報をROM1
12から読込んだ場合、プログラムLSI111は、後
付機器バスに対する待機モードに入る。そして、読込ま
れた通信規約の伝送クロックで、パケット信号の受信状
態に入り、携帯電話機40のような後付機器がコネクタ
110a又はコネクタ110bに接続されたか否かを判
断する(ステップS33)。
【0071】ステップS33にて後付機器の接続が確認
されない場合(S33:NO)、後付機器が接続される
まで待機する。そして、後付機器が接続された場合(S
33:YES)、検出した後付機器が、読込まれた物理
層と適合するか否かを判断する(ステップS34)。
【0072】検出した後付機器が、読込まれた物理層と
適合する場合(S34:YES)、プログラマブルLS
I111は、通信規約のリンク層の情報を一つだけRO
M112から読込み(ステップS36)、検出した後付
機器が、読込まれたリンク層と適合するか否かを判断す
る(ステップS37)。
【0073】検出した後付機器が、読込まれたリンク層
と適合しない場合(S37:NO)、処理をステップS
36へ戻し、読込まれたリンク層と適合する場合(S3
7:YES)、接続された後付機器と通信処理を開始す
る(ステップS38)。また、ステップS34にて、検
出した後付機器が、読込まれたすべての物理層と適合し
ない場合(S34:NO)、エラー処理を行う(ステッ
プS35)。
【0074】エラー処理は、例えば、接続エラーが生じ
た旨のエラーメッセージをモニタ装置30へ送信して表
示させる形態であってもよく、また、ゲートウェイ装置
100自体に表示部を設けてエラーメッセージを表示さ
せる形態であってもよい。
【0075】なお、本実施の形態では、ゲートウェイ装
置100の電源を投入した際に、ROM112から通信
規約に関する情報を読込む形態であったが、マイクロコ
ンピュータ101及びプログラマブルLSI111が行
う処理を初期化するためのリセットボタンをゲートウェ
イ装置に設け、このリセットボタンが押下操作されたと
きに、ROM112から通信規約に関する情報を読込む
形態であってもよい。
【0076】
【発明の効果】以上、詳述したように、第1発明、第7
発明、及び第13発明による場合は、予め記憶手段に記
憶されている通信規約と異なる通信規約について、該通
信規約に関する情報の入力を受付け、入力された通信規
約に関する情報を前記記憶手段に記憶し、新たに記憶さ
れた通信規約に基づき情報処理装置との通信を制御可能
にしている。したがって、通信装置、通信ケーブル等の
ハードウェアを新たに用意することなく、記憶手段に記
憶されている通信規約の情報を更新するか、又は追加す
るだけで、新たな通信規約による通信の制御が可能とな
る。
【0077】第2発明及び第8発明による場合は、車外
通信回線を介して接続された外部情報処理装置から通信
規約に関する情報を取得するようにしている。したがっ
て、例えば、インターネット網を介して接続されたディ
ーラのコンピュータから通信規約に関する情報を取得す
ることが可能である。また、通信規約に関する情報を予
め記憶してあるハードディスクのような記憶装置に適当
な接続ケーブルを接続して、取得することも可能であ
る。
【0078】第3発明及び第9発明による場合は、接続
された情報処理装置に対する接続方式を検出し、検出し
た接続方式と記憶手段に記憶されている通信規約との間
の適否を判断し、前記接続方式に適合する通信規約を有
している場合、前記通信規約に基づき情報処理装置との
通信を制御するようにしている。したがって、複数の通
信規約に関する情報を記憶手段に記憶させておくことに
よって、通信規約の種類を認識した上で情報処理装置を
接続する必要がなくなる。
【0079】第4発明及び第10発明による場合は、通
信規約により規定される伝送速度に応じた周波数を有す
る信号の発振手段を備えており、発振された信号に基づ
いて通信を制御するようにしている。したがって、通信
規約の改訂にともなって通信の伝送速度が変更された場
合であっても、発振する信号の周波数を変更することで
新たな通信規約に柔軟に対応することが可能となる。
【0080】第5発明及び第11発明による場合は、通
信の制御手段としてFPGAを利用している。したがっ
て、例えば、通信規約の物理層及びリンク層の処理とし
てLSIのようなハードウェアを利用せずに済み、物理
層及びリンク層を規定するデータの内容を更新すること
によって、新たな通信規約に対応した通信処理を可能と
する。
【0081】第6発明及び第12発明による場合は、情
報処理装置との接続方式としてIEEE1394又はUSB規格
を採用している。したがって、民生機器におけるデータ
通信の規格として普及しているIEEE1394又はUSB規格
を採用することで、民生機器の通信規約が変更された場
合であっても、通信装置の記憶手段に記憶されている通
信規約に関する情報を更新することで、通信規約が変更
された民生機器を接続することが可能となる等、本発明
は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車内通信システムにおける概略構成を
説明する模式図である。
【図2】ゲートウェイ装置の内部構成を示すブロック図
である。
【図3】後付機器を接続する際のゲートウェイ装置の処
理手順を説明するフローチャートである。
【図4】通信規約に関する情報を取得する際のゲートウ
ェイ装置の処理手順を説明するフローチャートである。
【図5】後付機器を接続する際のゲートウェイ装置の処
理手順を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
100 ゲートウェイ装置 101 マイクロコンピュータ 111 プログラマブルLSI 112 ROM 113 周波数可変発振回路 120 制御系LAN 20 制御ECU 130 情報系LAN 30 モニタ装置 31 ナビゲーション装置 40 携帯電話機

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信規約に関する情報を記憶してある記
    憶手段、及び前記通信規約に基づき通信制御を行う制御
    手段を有する車内通信装置を備え、前記車内通信装置に
    接続された情報処理装置との通信を前記制御手段により
    制御すべくなしてある車内通信システムにおいて、 前記車内通信装置は、前記通信規約と異なる通信規約に
    関する情報の入力を受付ける手段と、該手段により入力
    された通信規約に関する情報を前記記憶手段に記憶する
    手段とを備え、前記制御手段は、前記記憶手段に新たに
    記憶された通信規約に基づき情報処理装置との通信を制
    御可能になしてあることを特徴とする車内通信システ
    ム。
  2. 【請求項2】 車外通信回線を介して車外情報処理装置
    へ接続する手段を備え、前記記憶手段に記憶させるべき
    通信規約に関する情報を前記車外情報処理装置から取得
    すべくなしてあることを特徴とする請求項1に記載の車
    内通信システム。
  3. 【請求項3】 前記車内通信装置は、接続された情報処
    理装置に対する接続方式を検出する手段と、検出した接
    続方式と前記記憶手段に記憶されている通信規約との間
    の適否を判断する手段とを備え、前記接続方式に適合す
    る通信規約に関する情報が前記記憶手段に記憶されてい
    る場合、前記制御手段は、前記通信規約に基づき前記情
    報処理装置との通信を制御すべくなしてあることを特徴
    とする請求項1又は請求項2に記載の車内通信システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記通信規約により規定される伝送速度
    に応じた周波数を有する信号の発振手段を備え、前記制
    御手段は、前記発振手段により発振された信号に基づき
    通信の制御をすべくなしてあることを特徴とする請求項
    1乃至請求項3の何れかに記載の車内通信システム。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、FPGA(フィールド
    プログラマブルゲートアレイ)であることを特徴とする
    請求項1乃至請求項4の何れかに記載の車内通信システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記接続方式は、IEEE1394又はUSB規
    格に準拠した接続方式を含むことを特徴とする請求項1
    乃至請求項5の何れかに記載の車内通信システム。
  7. 【請求項7】 情報処理装置に接続可能になしてあり、
    通信規約に関する情報を記憶してある記憶手段と、前記
    通信規約に基づき情報処理装置との通信を制御する制御
    手段とを備える車内通信装置において、 前記通信規約と異なる通信規約に関する情報の入力を受
    付ける手段と、該手段により入力された通信規約に関す
    る情報を前記記憶手段に記憶する手段とを備え、前記制
    御手段は、前記記憶手段に新たに記憶された通信規約に
    基づき情報処理装置との通信を制御可能になしてあるこ
    とを特徴とする車内通信装置。
  8. 【請求項8】 車外通信回線を介して車外情報処理装置
    へ接続可能になしてあり、前記記憶手段に記憶させるべ
    き通信規約に関する情報を前記車外情報処理装置から取
    得すべくなしてあることを特徴とする請求項7に記載の
    車内通信装置。
  9. 【請求項9】 接続された情報処理装置に対する接続方
    式を検出する手段と、検出した接続方式と前記記憶手段
    に記憶されている通信規約との間の適否を判断する手段
    とを備え、前記接続方式に適合する通信規約に関する情
    報が前記記憶手段に記憶されている場合、前記制御手段
    は、前記通信規約に基づき前記情報処理装置との通信を
    制御すべくなしてあることを特徴とする請求項7又は請
    求項8に記載の車内通信装置。
  10. 【請求項10】 前記通信規約により規定される伝送速
    度に応じた周波数を有する信号の発振手段を備え、前記
    制御手段は、前記発振手段により発振された信号に基づ
    き通信の制御をすべくなしてあることを特徴とする請求
    項7乃至請求項9の何れかに記載の車内通信装置。
  11. 【請求項11】 前記制御手段は、FPGAであること
    を特徴とする請求項7乃至請求項10の何れかに記載の
    車内通信装置。
  12. 【請求項12】 前記接続方式は、IEEE1394又はUSB
    規格に準拠した接続方式を含むことを特徴とする請求項
    7乃至請求項11の何れかに記載の車内通信装置。
  13. 【請求項13】 情報処理装置に接続可能になしてあ
    り、通信規約に関する情報を記憶してある記憶手段と、
    前記通信規約に基づき情報処理装置との通信を制御する
    制御手段とを備える通信装置において、 前記通信規約と異なる通信規約に関する情報の入力を受
    付ける手段と、該手段により入力された通信規約に関す
    る情報を前記記憶手段に記憶する手段とを備え、前記制
    御手段は、前記記憶手段に新たに記憶された通信規約に
    基づき情報処理装置との通信を制御可能になしてあるこ
    とを特徴とする通信装置。
JP2002111387A 2002-04-12 2002-04-12 車内通信システム、車内通信装置、及び通信装置 Pending JP2003309509A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002111387A JP2003309509A (ja) 2002-04-12 2002-04-12 車内通信システム、車内通信装置、及び通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002111387A JP2003309509A (ja) 2002-04-12 2002-04-12 車内通信システム、車内通信装置、及び通信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003309509A true JP2003309509A (ja) 2003-10-31

Family

ID=29394186

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002111387A Pending JP2003309509A (ja) 2002-04-12 2002-04-12 車内通信システム、車内通信装置、及び通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003309509A (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006129283A (ja) * 2004-10-29 2006-05-18 Fujitsu General Ltd 機器管理システムおよびゲートウェイ装置
JP2006301952A (ja) * 2005-04-20 2006-11-02 Denso Corp 車両用usbシステム及び車載無線通信機器
JP2007290540A (ja) * 2006-04-25 2007-11-08 Denso Corp 車両用通信システム、制御装置、車載ナビゲーション装置
US7321295B2 (en) 2004-09-22 2008-01-22 Kanack Planning Corporation Adapter for automobile use and in-vehicle system using this adapter
JP2008042485A (ja) * 2006-08-04 2008-02-21 Fujitsu Ten Ltd 半導体集積回路、電子制御装置、および電子被制御機器の制御方法
JP2008197667A (ja) * 2004-08-24 2008-08-28 Sharp Corp 表示用データ出力装置
US7441140B2 (en) 2004-09-17 2008-10-21 Denso Corporation Signal processing system
JP2011101421A (ja) * 2005-05-23 2011-05-19 Kyocera Wireless Corp 無線通信管理システムおよび無線通信管理方法
WO2012004859A1 (ja) * 2010-07-06 2012-01-12 トヨタ自動車株式会社 車両用制御システム
US9026307B2 (en) 2007-01-18 2015-05-05 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle control system
WO2017135266A1 (ja) * 2016-02-02 2017-08-10 矢崎総業株式会社 車両用回路体
WO2017135267A1 (ja) * 2016-02-02 2017-08-10 矢崎総業株式会社 車両用回路体
WO2019116797A1 (ja) * 2017-12-11 2019-06-20 株式会社デンソー 車載中継装置

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8004395B2 (en) 2004-08-24 2011-08-23 Sharp Kabushiki Kaisha Display system
JP2008197667A (ja) * 2004-08-24 2008-08-28 Sharp Corp 表示用データ出力装置
JP2008197666A (ja) * 2004-08-24 2008-08-28 Sharp Corp 表示システム
JP2008239145A (ja) * 2004-08-24 2008-10-09 Sharp Corp 表示制御装置、表示制御方法、表示制御プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
US7441140B2 (en) 2004-09-17 2008-10-21 Denso Corporation Signal processing system
US7321295B2 (en) 2004-09-22 2008-01-22 Kanack Planning Corporation Adapter for automobile use and in-vehicle system using this adapter
JP2006129283A (ja) * 2004-10-29 2006-05-18 Fujitsu General Ltd 機器管理システムおよびゲートウェイ装置
JP4513506B2 (ja) * 2004-10-29 2010-07-28 株式会社富士通ゼネラル 機器管理システムおよびゲートウェイ装置
JP4572730B2 (ja) * 2005-04-20 2010-11-04 株式会社デンソー 車両用usbシステム及び車載無線通信機器
JP2006301952A (ja) * 2005-04-20 2006-11-02 Denso Corp 車両用usbシステム及び車載無線通信機器
JP2011101421A (ja) * 2005-05-23 2011-05-19 Kyocera Wireless Corp 無線通信管理システムおよび無線通信管理方法
JP2007290540A (ja) * 2006-04-25 2007-11-08 Denso Corp 車両用通信システム、制御装置、車載ナビゲーション装置
JP2008042485A (ja) * 2006-08-04 2008-02-21 Fujitsu Ten Ltd 半導体集積回路、電子制御装置、および電子被制御機器の制御方法
US9026307B2 (en) 2007-01-18 2015-05-05 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle control system
WO2012004859A1 (ja) * 2010-07-06 2012-01-12 トヨタ自動車株式会社 車両用制御システム
WO2017135266A1 (ja) * 2016-02-02 2017-08-10 矢崎総業株式会社 車両用回路体
JP2017136924A (ja) * 2016-02-02 2017-08-10 矢崎総業株式会社 車両用回路体
WO2017135267A1 (ja) * 2016-02-02 2017-08-10 矢崎総業株式会社 車両用回路体
US10266130B2 (en) 2016-02-02 2019-04-23 Yazaki Corporation Circuit for vehicle
US10676051B2 (en) 2016-02-02 2020-06-09 Yazaki Corporation Circuit for vehicle
WO2019116797A1 (ja) * 2017-12-11 2019-06-20 株式会社デンソー 車載中継装置
CN111448785A (zh) * 2017-12-11 2020-07-24 株式会社电装 车载中继装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003309509A (ja) 車内通信システム、車内通信装置、及び通信装置
JP5382131B2 (ja) 車両用ゲートウェイシステム
US10137906B2 (en) Method and apparatus for persistent transferrable customizable vehicle settings
EP3043526B1 (en) Auxiliary device and method to enhance native in-vehicle systems by adding interfaces and computational power
US8634033B2 (en) Remote display reproduction system and method
US8892172B2 (en) Method of enabling a remote communications device with a telematics functionality module
US20150100633A1 (en) Modular in-vehicle infotainment architecture with upgradeable multimedia module
EP1188115A2 (en) Vehicle computerized network system
JP4932918B2 (ja) 接続設定装置、接続設定方法及びそのプログラム
JP2018063711A (ja) 車両のプログラム更新方法及びそのシステム
US9288637B2 (en) Mobile router network with valet mode function
US20140009304A9 (en) Extensible infotainment/telematics system with process control shifting
CN106132733B (zh) 用于改变频率偏差的装置和方法
US20120320891A1 (en) Valet mode application
US9100789B2 (en) Vehicle with valet mode
JP2008269395A (ja) マルチメディアシステムおよびナビゲーションユニット端末
KR100987516B1 (ko) 통신을 이용한 이종 장치간 내비게이션 데이터 공유 방법 및 내비연동 시스템
KR102057578B1 (ko) 차량과 휴대용 단말 간의 연동 기능을 갖는 장치 및 그 동작 방법
CN102970311B (zh) 基于most的车载通信方法和设备
JP4561642B2 (ja) 車両用ダウンロードシステムおよびそれに用いられる車両用端末機
JP2018074306A (ja) 車内通信システム、車内通信方法、マネージャ装置、及び車載制御装置
JP6253181B2 (ja) 農業機械用制御装置
JP2007176372A (ja) 車両の制御装置及び車両制御用情報の車両間相互利用システム
KR102522468B1 (ko) 차량의 소프트웨어 업데이트 장치 및 그 방법
WO2009080068A1 (en) Improved navigation device and method

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040806

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041005

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050222