JP2006301845A - 情報収集支援システム - Google Patents

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康夫 福井
Katsuaki Kuwae
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Abstract

【課題】 現場の状況をこの現場とは別の場所にてリアルタイムで把握することができる情報収集支援システムを提供する。
【解決手段】 ネットワーク(2)を介してユーザ(4)のコンピュータ(6)に接続されたWebサーバ(12)であって、ユーザからの通信に応じてデータの入力シートの作成画面をユーザに提示するとともに、画面にて所望の入力シート(30)を作成させる入力シート作成部(16)と、スタッフからの通信(10)によって記入された入力シートをレポート(32)として保存するレポート保存部 (18)と、ユーザからの通信に応じて保存された複数のレポートの集計画面をユーザに提示するとともに、画面にて所望のレポートを抽出した特注レポート(40)を作成させるカスタムレポート作成部(22)とを具備する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、情報収集支援システムに係り、詳しくは、流通現場の状況を把握するために好適な情報収集支援システムに関する。
この種の情報収集支援システムはインターネット等のネットワークの活用によって急速に普及しつつある。例えば、インターネットを介して外部のコンピュータに接続されたWebサーバには商品情報が蓄積されており、この商品の購入等を考えている者が外部からの画面操作によってWebサーバにアクセスすると、商品情報の閲覧が可能となる。
また、この商品情報は、その総てを集約して閲覧される他、ある観点で適宜検索して閲覧される。この検索結果はレポートとして作成され、商品の購入等を考えている者にとって有益な情報となる(例えば、特許文献1参照)。
具体的には、当該特許文献1にはホテルの宿泊サービスの情報が例示されており、当該ホテルを利用した者が既定の入力シートに記入すると、Webサーバ側にはこの利用した者の性別、年齢及び職業等の評価者データと、この評価者による当該ホテルの環境、サービス及び設備の良否等の評価内容データとがそれぞれ蓄積される。
そして、このホテルをこれから利用したいと考えている者がWebサーバにアクセスして当該ホテルを選択すると、このホテルの所在地や料金等の情報項目の他、宿泊者の評判の情報項目が画面に表示される。次いで、この宿泊者の評判の情報項目を選択すると、上記評価者の人物属性等の情報項目が画面に表示され、この情報項目を任意に選択することができる。これにより、例えば、このホテルをこれから利用したいと考えている者と同年代の評価者による評価内容データが集計され、レポートが作成される。
特開2000−207383号公報
ところで、最近の市場では、テレビやラジオで放送される商品の広告や宣伝による効果(CM効果)よりも、店頭キャンペーン等で実施される商品の広告や宣伝による効果が重要な役割を担うとされている。このキャンペーンを実施した店舗では消費者の反応を直接に把握できるからである。これに対し、ユーザ側、つまり、該キャンペーンを企画した店舗の本部(小売本部)や商品を店舗に供給する企業等では、店舗数が多い故、各店舗における商品の陳列状態、キャンペーンツール(販売促進ツール)の設置状態、及び消費者に対する十分なサービスの提供の有無等、このユーザ側にて当該店舗の真の状況を把握することは困難であるとの問題が生ずる。
ここで、ユーザ側では、店舗の真の状況を把握すべく上述したネットワークを活用することが考えられる。詳しくは、店舗巡回者(ラウンダー)や店舗の従業員等に上記特許文献1に記載の如くの入力シートを配布し、記入された入力シートのデータをWebサーバに蓄積し、ユーザ側にて集計してレポートを作成することである。
しかしながら、当該特許文献1に記載の技術では、上記評価者データ及び評価内容データが集計対象としてデータ定義され、商品情報を提供するためのシステムの開発時点で既に確定されていなければならず、また、上記入力シートも該システムの開発側にて予め作成されたものである。これでは、これら評価者データ及び評価内容データ以外のデータを入力シートに記入することや集計対象として追加することができず、ユーザは市場の変化に対応したレポートを得ることが困難になるとの問題がある。すなわち、上記従来の技術では、現場の真の状況をこの現場とは別の場所にて把握する点については依然として課題が残されている。
また、このレポートの作成にあたり、種々のデータ処理を容易、且つ、迅速に行う点にも留意しなければならない。データ処理に期間を要して大きなタイムラグが生ずると、市場の変化に対応したレポートをやはり得ることが困難になるからである。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、現場の状況をこの現場とは別の場所にてリアルタイムで把握することができる情報収集支援システムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するべく、請求項1記載の情報収集支援システムは、ネットワークを介して外部のコンピュータに接続されたWebサーバであって、Webサーバは、一の外部からの通信に応じてデータの入力シートの作成画面を一の外部に提示するとともに、画面にて所望の入力シートを作成させる入力シート作成部と、他の外部からの通信によって記入された入力シートをレポートとして保存するレポート保存部と、一の外部からの通信に応じて保存された複数のレポートの集計画面を一の外部に提示するとともに、画面にて所望のレポートを抽出した特注レポートを作成させるカスタムレポート作成部とを具備したことを特徴としている。
また、請求項2記載の発明では、一の外部からの通信に応じて保存されたレポートのデータの集計画面を一の外部に提示するとともに、画面にて所望のデータの集計を行った個別レポートを作成させる個別レポート作成部とを更に具備したことを特徴としている。
更に、請求項3記載の発明では、ネットワークを介して外部に接続されたWebサーバであって、Webサーバは、一の外部からの通信に応じてデータの入力シートの作成画面を一の外部に提示するとともに、画面にて所望の入力シートを作成させる入力シート作成部と、他の外部からの通信によって記入された入力シートをレポートとして保存するレポート保存部と、一の外部からの通信に応じて保存されたレポートのデータの集計画面を一の外部に提示するとともに、画面にて所望のデータの集計を行った個別レポートを作成する個別レポート作成部とを具備したことを特徴としている。
従って、請求項1記載の本発明の情報収集支援システムによれば、入力シート作成部はデータの入力フォームに柔軟性を有している。すなわち、ネットワークを介して集計対象のデータ定義が未だ確定していない入力シートを外部に提示し、外部の所望する入力シートをこの外部に作成させることから、この外部が所望するデータを入力シートに蓄積することが可能となるし、集計対象として追加することも可能となる。
また、カスタムレポート作成部はレポートの集計画面にて外部が所望する抽出による特注レポートを作成している。よって、独自の表現形式によるレポート作成作業の煩雑さが回避される。
このように、データ処理が容易、且つ、迅速となって外部にとって使い勝手が良くなる結果、この外部では、例えば市場の変化に対応した特注レポートが速やかに得られ、現場の状況をこの現場とは別の場所にてリアルタイムで把握することができ、種々の対策を直ちに講ずることが可能となる。
そして、このWebサーバ内の入力シート作成部及びカスタムレポート作成部を備えた情報収集支援システムが提供されることにより、外部でのデータの収集及び抽出に要する開発コストが削減される。
また、請求項2記載の発明によれば、個別レポート作成部が、データの集計画面にて外部が所望する集計による個別レポートを作成していることから、集計作業の煩雑さも回避される。よって、現場の状況を別の場所にてより一層容易に把握可能となる。
更に、請求項3記載の発明によれば、入力シート作成部は、入力シートの作成画面にて外部が所望する情報項目を外部自身に作成させる。更に、個別レポート作成部は、データの集計画面にて外部が所望する集計による個別レポートを作成していることから、集計作業の煩雑さが回避可能となる。
そして、外部にとって使い勝手の良いWebサーバ内の入力シート作成部及び個別レポート作成部を備えた情報収集支援システムが提供されることにより、外部でのデータの収集及び集計に要する開発コストが削減される。
以下、図面により本発明の実施形態について説明する。
図1は一実施形態に係る情報収集支援システムを示す。同図に示されるように、該システムはWebサーバ12を備え、このWebサーバ12はインターネット(ネットワーク)2を介して外部に接続されている。
具体的には、このWebサーバ12とユーザ(一の外部)4の本部のコンピュータ6とがインターネット2を介して通信可能に構成されており、ユーザ4の本部ではコンピュータ6の画面操作に応じてWebサーバ12との間でデータをやり取りする。また、Webサーバ12と上記本部から離れて位置する店舗8、より詳しくは、Webサーバ12とユーザ4から派遣されたスタッフ(他の外部)の携帯電話10ともインターネット2を介して通信可能に構成され、スタッフは携帯電話10の画面操作に応じてWebサーバ12との間でデータをやり取りする。なお、店舗8の情報がWebサーバ12に送られるならば、上記スタッフは店舗8の従業員であっても良く、また、該スタッフの携帯電話10に代えて店舗8等のパソコンであっても良い。
該Webサーバ12は通信監視部14を備えており、この通信監視部14には入力シート作成部16、レポート保存部18、ドリル検索集計部(個別レポート作成部)20、及びカスタムレポート作成部22がそれぞれ接続されている。
詳しくは、通信監視部14ではコンピュータ6や携帯電話10からのアクセスを監視し、Webサーバ12内への不正侵入等を防止している。また、入力シート作成部16ではユーザ4によるコンピュータ6の画面操作に応じてデータ未記入の入力シートを読み出し、該入力シートの作成画面をユーザ側に提示する。そして、この作成画面にてユーザ所望の情報項目を記入させ、所望の入力シートをこのユーザ4自身に作成させる。
該作成された入力シートは入力シート作成部16に登録される。そして、この入力シート作成部16では、登録された入力シートをスタッフによる携帯電話10の画面操作に応じて読み出し、その画面をスタッフ側に提示する。そして、この画面にて店舗8の情報を入力シートに記入させる。該記入された入力シートはレポートとなり、レポート保存部18に保存される。
次に、ドリル検索集計部20では、ユーザ4によるコンピュータ6の画面操作に応じてレポート保存部18に保存された複数の上記レポートを読み出し、該レポートの集計画面をユーザ側に提示する。そして、この集計画面にてドリル検索によるデータのクロス集計をユーザ4自身に実施させ、個別レポートとしてユーザ4に提供する。なお、ドリル検索によるクロス集計に代えてユーザ所望の他の集計を実施しても良い。
一方、カスタムレポート作成部22では、ユーザ4によるコンピュータ6の画面操作に応じてレポート保存部18に保存された複数の上記レポートを読み出し、該レポートの集計画面をユーザ側に提示する。そして、この集計画面にて所望のレポートをユーザ4自身に抽出させ、特注レポートとしてユーザ4に提供している。
以下の実施例では、上述したWebサーバ12を用い、店舗8の商品情報に関する個別レポート及び特注レポートを作成し、店舗8の報告書ツールとして利用された例を一例に挙げて説明する。
当該ユーザ4は複数の店舗8、8・・・の本部(小売本部)であり、これら各店舗8では商品(名称アナン、アナンA)を消費者に直接に販売している。ここで、ユーザ4はこれら各商品のプロモーション状況や所定の店舗における販売状況を把握したいと考えており、Webサーバ12を利用している。
具体的には、まず、ユーザ4は把握したい内容をスタッフに記入させるための入力シートを作成する。つまり、本部のコンピュータ6の画面にて、ユーザ4がWebサーバ12にアクセスし、通信監視部14にて認証等がなされて入力シートの作成を選択すると、入力シート作成部16による画面が表示される。
当該画面は図2に示されるように、シート作成メニュー(同図(a))にて新たなシートを作成すべくシート作成を選択すると、次の画面(同図(b))になる。ここで、ユーザ4が想定する質問数を勘案し、カテゴリー数及びアイテム数を入力する。本実施例においては、各商品の販売価格、陳列及びキャンペーンツール活用に関する3つの商品情報と、各商品の売場を視覚で表示させる1つの画像情報とをユーザ4が想定しているものとすると、同図に示されるように、カテゴリー数4と入力される。また、商品名の追加も想定されることからアイテム数10と入力されている。
なお、これらカテゴリー数やアイテム数の情報項目はユーザ4が任意に決定可能なものである。例えば、本実施例のアイテム数はキャンペーンツール活用に関する項目(5つ)が最も多い点を鑑み、アイテム数5と入力しても良く、この場合には入力シート作成部16の動作がより速くなる。
次いで、コンピュータ6にはシート作成の画面が表示され、図3〜図5に示される如くユーザ4は入力シート30に記入する。まず、図3にて、シート名称及びクライアント名を登録し、入力項目名の欄には商品情報の1つとして売価確認と入力する。
ここで、同図に示された入力形式の欄には、テキストボックス(テキスト)、選択リスト(リスト)、複数選択リスト及び画像アップロード(画像)の4つのパーツが予め記憶されており、ユーザ4による入力シート30の作成の際に適宜選択可能に構成されている。これら各パーツを組み合わせた入力シート30が作成されることにより、ユーザ4の集計したい種々の形式に応ずることが可能となる。なお、同図ではテキストが選択されており、同図の入力内容の欄にはアナン及びアナンAの各商品名を入力し、価格の記入欄が設けられている。
続いて、図4では、商品情報の他の1つとして入力項目名の欄に陳列確認と入力し、入力形式の欄はリストを選択している。そして、入力内容の欄には、リストの具体的な内容として棚、山積み、エンド及びその他からなる4つの陳列状況をそれぞれ入力する。更に、同図では、商品情報の更に他の1つとして入力項目名の欄にキャンペーンツール活用確認と入力し、入力形式の欄は複数選択リストを選択し、入力内容の欄には、複数選択が可能なリストの具体的な内容としてレールPOP、A4ポスター、吊下げPOP、ボード及び応募はがきからなる5つのキャンペーンツールの種類をそれぞれ入力する。
更にまた、図5では、画像情報として入力項目名の欄に売場写真と入力し、入力形式の欄は画像を選択する。そして、入力内容の欄には、各商品名と画像用のボックスをそれぞれ設けている。これにより、各商品の売場が視覚で表示可能となり、現場の状況をありのまま表示できる。この結果、ユーザ4の本部と店舗8との問題点の共有化が容易になり、このユーザ4から店舗8への的確な指示も容易に提供可能となる。
そして、ユーザ4が入力内容の確定を選択することにより、当該入力シート30は入力シート作成部16に登録される。
次に、ユーザ4から派遣されたスタッフは、担当の店舗8に出向き、レポートを作成する。具体的には、スタッフは、撮影機能付きの携帯電話10の画面にてWebサーバ12にアクセスし、図6(a)に示されるように、割り当てられたID及びパスワードを入力する。そして、通信監視部14にて認証がなされると、同図(b)の如くの画面が提示され、該画面にて入力シート名を選択し、店舗名や日時を記入すると、ユーザ4によって既に登録された入力シート30が入力シート作成部16から読み出されて携帯電話10の画面に表示される。なお、同図(b)のお知らせの項目を選択すると、ユーザ4からの連絡事項が表示される。
入力シート作成部16から読み出された画面は図7に示されるように、入力メニュー(同図(a))にて商品情報を選択すると、入力画面(同図(b))になる。ここで、スタッフは当該店舗8におけるアナン及びアナンAの売価(例えば、アナンは360円、アナンAは450円)を記入し、それらの該当する陳列状況を1つ選択する(例えば、棚による陳列)。また、該当するキャンペーンツールを1つ或いは複数選択する(例えば、吊下げPOP)。更に、入力メニュー(同図(a))にて売場写真を選択すると、入力画面(同図(c))になり、本実施例では棚に陳列されたアナン及びアナンAや天井から吊り下げられているPOP等を撮影した後、Webサーバ12に送信する。
このように、入力された情報は、図8に示されるように、1枚のレポート32として作成され、レポート保存部18に登録される。
一方、ユーザ4は、コンピュータ6の画面にてスタッフからのレポートの閲覧等が可能である。例えば、図9に示されるように、アナンキャンペーンに関するレポートを調査したい場合には、本部のコンピュータ6の画面にてWebサーバ12にアクセスし、通信監視部14にて認証等がなされると、コンピュータ6の画面にてレポート保存部18に蓄積されている店舗情報を検索する(同図(a))。検索後の画面は同図(b)のように示され、複数のスタッフによる複数の店舗8,8・・・のレポートが店舗名、ラウンダー名や調査日時とともに表示される。なお、表示の欄を選択すれば、上記図8の如くのレポート32が提示される。これら各レポート32は、ユーザ4である小売本部自身の他、該小売本部が商品を店舗8に供給する企業等に対して商品の販売状況を閲覧させることも可能である。
ここで、再び図9(b)の検索後の画面にてグループ集計の項を選択すると、ユーザ4に集計結果(集計レポート34)が提示される。本実施例によれば、図10に示されるように、アナンの売価は340円が最も多く、アナンAの売価は420円〜460円まで横並びであることが一目で理解される。更に、これらの陳列状況はエンド商品として扱われている場合が最も多く、また、キャンペーンツールはボードが最も多く活用されていることも理解される。
ところで、ユーザ4としては、上記集計レポート34によってボードによるキャンペーンツールが最も多く活用されていることは理解できるものの、これでは、該ボードを活用した場合のアナンやアナンAに付けられた売価等については理解できない。
そこで、この図10の提示されたレポートのグループ集計結果の画面にて、ボードの欄を選択すると、ドリル検索集計部20によってこのボードに関するクロス集計が実施される。本実施例では、キャンペーンツールにボードが活用された場合のデータが寄せ集められて合計され、個別レポート36が作成・保存される(図11)。
より詳しくは、図11にて反転したボードの欄が絞られた属性を示している。そして、このボードを活用した場合の回答として、アナンの売価は総て340円であり、アナンAの売価は400円〜420円の範囲が最も多いことが直ちに理解される。同時に、このときに扱われた陳列状況もエンド商品が約8割を占めていたことも理解可能となる。これは、レポート保存部18から読み出され、集計レポート34にて棒グラフで表示され得る基本SQL文に対し、ユーザ4による抽出条件が動的に加えられるプログラムに構成されているからである。
このように、レポート保存部18から読み出されたデータのうち、集計レポート34において知りたい属性の欄のみをクリックすれば、ドリル検索集計部20にて所望の個別レポート36を作成し、ユーザ4に提供することができる。これにより、スタッフによるレポート作成から検索集計までのタイムラグが非常に少なくなるし、有用な個別レポート36が容易に作成可能となる。なお、本実施例では1つの属性のみを絞った結果について示されているが、他の属性も追加して選択することにより、更なる絞り込み結果を自動的に検索集計することもできる。
ここで、本発明の情報収集支援システムは、各レポート32内のデータを検索集計するのみならず、各レポート32自体を検索抽出することも可能である。
具体的には、まず、ユーザ4はカスタムレポートシートを作成する。つまり、本部のコンピュータ6の画面にて、ユーザ4がWebサーバ12にアクセスし、通信監視部14にて認証等がなされてカスタムレポートシートの作成を選択すると、カスタムレポート作成部22による画面が表示される。
当該画面は図12に示されるように、シート新規作成画面にてカスタムレポートシート名を記入し、対象となるシート名を選択すると、図13の如くのシート編集画面になる。ここで、ユーザ4が取り込みたい情報項目を特定する。詳しくは、如何なるレポートにも共通する情報として店舗名、ラウンダー名や調査日等を特定するレポート基本項目、個数等の他の情報を特定するレポート項目、店舗のエリアや業態等を特定する店舗情報項目、コメントを追加可能とするフリーワード、カテゴリー配下のレポートの値(テキストのみ)を表にするテキスト集計、並びに、カテゴリー配下のレポートの値(数値のみ)を表にする数値集計を組み合わせて作成される。なお、これらの各情報項目はシート編集画面に履歴として表示される。
本実施例においては、アナンキャンペーン(5日間)に関する渋谷6号店及び渋谷7号店のアナンやアナンAの売れ行きをユーザ4が要求しているものとし、同図に示されるように、渋谷6及び渋谷7の店舗名や調査日等をレポート基本項目として特定し、更に、アナン及びアナンAの売価を数値集計として特定したカスタムレポート入力シート38が作成され、カスタムレポート作成部22に登録されている。
次に、ユーザ4は、コンピュータ6の画面にてレポート保存部18に蓄積されている店舗情報を検索する(上記図9(a))。なお、この画面ではエリアや業態等をも更に検索可能であっても良い。該検索後の画面(同図(b))にてカスタムレポート作成の項を選択すると、カスタムレポートシートの選択画面が提示される(図14(a))。続いて、この画面にて先程登録したカスタムレポートシート名を選択すると、レポート保存部18内のアナンキャンペーンに関するレポート群からの抽出結果がユーザ4に提示される。これは、レポート基本項目等の情報項目毎にSQL文が発行されており、値の抽出や集計が実施されるプログラムに構成されているからである。なお、上記テキスト集計及び数値集計については、これらをマトリックス上に表示させるべく2次元配列にデータを埋め込む処理も施されている。
本実施例によれば、図14(b)に示されるように、渋谷6号店及び渋谷7号店のアナンやアナンAの5日間の売れ行きが分かる特注レポート40が作成・保存され、ユーザ4に提供される。そして、この特注レポート40は、他の店舗との比較等によって店舗改装や更なるキャンペーンの必要性等の判断材料となる。従って、スタッフによるレポート作成から抽出集計までのタイムラグが非常に少なくなるし、有用な特注レポート40が容易に作成可能となる。
なお、カスタムレポート作成部22は、該アナンキャンペーン以外のキャンペーンも含めた複数のレポート群を跨いだ集計結果をユーザ4に提示し、これらの中から抽出された特注レポートをユーザ4に提供しても良い。
以上のように、本発明はユーザ4にとって使い勝手の良い情報収集支援システムを提供する点を主眼としたものである。
すなわち、従来の入力シートはシステムの開発時点で既に確定されており、システム自体を改良しない限り、市場の変化に対応するための他のデータをこの入力シートに追加できなかった。
これに対し、本実施形態の入力シート作成部16は、データの入力フォームに柔軟性を有しており、システムの開発時点で既に集計対象のデータ定義が確定された入力シートではなく、集計対象のデータ定義が未だ確定していない入力シート30をユーザ4に提示している。このように、ユーザ4の所望する入力シート30がインターネット2を介してこのユーザ4自身に作成されるので、ユーザ4の所望するデータを入力シート30に蓄積することが可能となり、しかも、集計対象として適宜追加することも可能となる。
また、ドリル検索集計部20が、集計レポート34、換言すれば、レポート32のデータの集計画面(図10)にてユーザ4が所望するドリル検索による個別レポート36を作成することから、集計作業の煩雑さが回避され、ユーザ4は各店舗8の状況をこの店舗8とは別の本部にて容易に把握可能となる。
更に、カスタムレポート作成部22は、レポート32の集計画面(図9)にてユーザ4が所望する抽出による特注レポート40を作成しているので、独自の表現形式によるレポート作成作業の煩雑さが回避される。
従って、ユーザ4では、市場の変化に対応した個別レポート36及び特注レポート40が速やかに得られ、店舗8や消費者等の現場の状況をこの現場とは別の場所にてリアルタイムで把握することができ、種々の対策を直ちに講ずることが可能となる。
そして、Webサーバ12内の入力シート作成部16、ドリル検索集計部20、及びカスタムレポート作成部22を備えた情報収集支援システムがユーザ4に提供されることにより、このユーザ4はインターネット2の環境を整備するのみで足りるし、データの集計及び抽出に要するシステムを独自に開発しなくて済み、ユーザ4によるシステムの開発コストが大幅に削減される。
更に、スタッフ所有の撮影機能付きの携帯電話10を利用すれば、システムの設備コストも大幅に削減可能となる。また、フィルムの現像代や送料も不要になるし、調査のための紙やペンも不要になる。更にまた、現場の店舗8にてレポート32が作成されるので、レポートの透明度を向上させることができる。
以上で本発明の一実施形態についての説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更ができるものである。
例えば、上記実施形態では、Webサーバ12には、入力シート作成部16、ドリル検索集計部20、及びカスタムレポート作成部22の総てが備えられているが、必ずしもこの形態に限定されるものではなく、例えば、入力シート作成部16とドリル検索集計部20とを備えたWebサーバや、入力シート作成部16とカスタムレポート作成部22とを備えたWebサーバであっても良く、この場合にも上記と同様に、現場の状況をこの現場とは別の場所にてリアルタイムで把握することができ、データの集計や抽出に要するシステムの開発コストが削減されるとの効果を奏する。
また、上記実施形態では、商品のプロモーション状況や店舗の販売状況を把握するための報告書ツールとしてWebサーバ12を利用している。しかしながら、本発明のWebサーバは、店頭からの陳列コンクールのエントリーツールとして、若しくは、消費者アンケート等の出口調査ツールとして、若しくは、店舗の覆面調査ツールとして、又は、消費者所有の携帯電話等を用いた消費者によるキャンペーンの応募ツールとしても利用可能である。
本発明に係る情報収集支援システムの概念図である。 入力シート作成部を説明する図である。 入力シート作成部における入力シートを説明する図である。 入力シート作成部における入力シートを説明する図である。 入力シート作成部における入力シートを説明する図である。 レポート保存部を説明する図である。 レポート保存部を説明する図である。 レポート保存部におけるレポートを説明する図である。 ドリル検索集計部及びカスタムレポート作成部を説明する図である。 ドリル検索集計部における集計レポートを説明する図である。 ドリル検索集計部における個別レポートを説明する図である。 カスタムレポート作成部を説明する図である。 カスタムレポート作成部を説明する図である。 カスタムレポート作成部における特注レポート等を説明する図である。
符号の説明
2 インターネット(ネットワーク)
4 ユーザ(一の外部)
6 コンピュータ
12 Webサーバ
16 入力シート作成部
18 レポート保存部
20 ドリル検索集計部(個別レポート作成部)
22 カスタムレポート作成部
30 入力シート
32 レポート
34 集計レポート
36 個別レポート
40 特注レポート

Claims (3)

  1. ネットワークを介して外部のコンピュータに接続されたWebサーバであって、
    該Webサーバは、
    一の外部からの通信に応じてデータの入力シートの作成画面を該一の外部に提示するとともに、該画面にて所望の入力シートを作成させる入力シート作成部と、
    他の外部からの通信によって記入された該入力シートをレポートとして保存するレポート保存部と、
    前記一の外部からの通信に応じて前記保存された複数のレポートの集計画面を該一の外部に提示するとともに、該画面にて所望のレポートを抽出した特注レポートを作成させるカスタムレポート作成部と
    を具備したことを特徴とする情報収集支援システム。
  2. 前記一の外部からの通信に応じて前記保存されたレポートのデータの集計画面を該一の外部に提示するとともに、該画面にて所望のデータの集計を行った個別レポートを作成させる個別レポート作成部と
    を更に具備したことを特徴とする請求項1に記載の情報収集支援システム。
  3. ネットワークを介して外部に接続されたWebサーバであって、
    該Webサーバは、
    一の外部からの通信に応じてデータの入力シートの作成画面を該一の外部に提示するとともに、該画面にて所望の入力シートを作成させる入力シート作成部と、
    他の外部からの通信によって記入された該入力シートをレポートとして保存するレポート保存部と、
    前記一の外部からの通信に応じて前記保存されたレポートのデータの集計画面を該一の外部に提示するとともに、該画面にて所望のデータの集計を行った個別レポートを作成する個別レポート作成部と
    を具備したことを特徴とする情報収集支援システム。
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