JP2017091268A - 広告情報提供システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 広告情報提供システムは、配送担当者がユーザのもとに当該ユーザが購入したアイテムを配送したとき、配送担当者端末30を用いて配送完了通知を管理サーバ20へ送信し、管理サーバ20は、その配送完了通知を受信すると、上記購入アイテムを含むコーディネート例が示されたコーディネート情報をユーザ端末10へ送信する。
【選択図】 図1
Description
特に、インターネット上の販売サイトでは、実店舗を構える必要がなく、簡単なインターネット環境と商品の保管場所さえあれば、個人でも容易に商品の販売を行うことができ、そのため、実店舗・販売サイトを含めた全体的な店舗数は、年々増加している。
その結果、実店舗及び販売サイト両方を含め、小売業においてその競争は一層激化している。
このような背景から、各店舗(販売サイトを含む)は、いかにして売上げを向上させるか、又は顧客を確保するか、という観点で、ダイレクトメール等の販売促進活動を積極的に行っている。
特許文献1のコーディネート一覧提供システムおよびプログラムでは、顧客が実店舗で衣類等の商品購入後に、その購入した商品のコーディネートに関する情報を印刷物の配布や電子メールの送信により提供することにより、その購入商品に対してコーディネート可能な商品について販売促進の効果が期待できるというものである。
本発明の実施の形態における広告情報提供システムは、ユーザがインターネット等の販売サイト等においてアイテム(商品,製品)の購入手続きを行い、その後、ユーザのもとに配送されたとき、その配送された購入アイテムに関連する広告情報を当該ユーザの端末へ送信する。
これにより、上記他のアイテムの販売側は、当該他のアイテムの販売促進効果を期待することができる。
上記アイテムの種類は特に限定されるものではないが、以下、本実施の形態では、一例として、当該アイテムを衣服又は装飾品とする。
また、上記広告情報は、当該購入アイテム又は当該購入アイテムに関連する他のアイテムの広告情報であり、その内容は特に限定しないが、以下、一例として、少なくともこれらのいずれかのアイテムを含む複数の衣服又は装飾品の組み合わせが示されたコーディネート例が示されたコーディネート情報であるとして説明を進める。
(1)広告情報提供システムの全体構成
図1は、本発明の実施の形態における広告情報提供システムの構成を示す図である。
広告情報提供システムは、配送物の配送先のユーザや他のユーザにより操作され、情報の送受信や表示が可能なユーザ端末10と、そのユーザ端末10とネットワーク100を介して接続され、上記ユーザへの配送物の配送状況に基づいて上記コーディネート情報をユーザ端末10へ送信する管理サーバ20と、上記ユーザへ配送物の配送業務を実際に担当する配送担当者が操作する配送担当者端末30とを有して構成される。
本実施の形態における広告情報提供システムは、配送担当者がユーザのもとに当該ユーザが購入したアイテムを配送したとき、配送担当者端末30を用いて配送完了通知を管理サーバ20へ送信し、管理サーバ20は、その配送完了通知を受信すると、広告情報として上記購入アイテムを含むコーディネート例が示されたコーディネート情報をユーザ端末10へ送信して、当該コーディネート例に含まれる他のアイテムの販売促進効果を図るというものである。
以下、ユーザ端末10、管理サーバ20及び配送担当者端末30個々の詳細な構成について説明する。
ユーザ端末10は、購入アイテムの配送先であるユーザや他のユーザにより操作される情報処理装置であって、例えば、スマートフォン、携帯電話機、PDA、PHS等の携帯端末やPC等である。
ユーザ端末10は、ユーザ宛の購入アイテムが配送されたときに、上記コーディネート情報を管理サーバ20から受信し表示する。ユーザは、そのコーディネート情報に示された衣服等を閲覧し、次回の購入について検討する。
その販売サイトへのアクセス、情報の取得及びアイテムの購入の方法については、従来のインターネットショップにおける購入等の処理と同様であるので、その詳細な説明は省略する。
コーディネート情報の共有サービスとは、各ユーザ自らが提案する複数の衣服又は装飾品を組み合わせたコーディネート例をユーザ端末10を用いて管理サーバ20に登録して、他のユーザが閲覧可能な状態にするとともに、他のユーザの提案したコーディネート情報を閲覧し、そのコーディネート情報を複数のユーザが互いに共有するサービスである。
ユーザは、その他のユーザのコーディネート情報を閲覧し、そのコーディネート情報に示されるコーディネート例において気に入ったアイテムがあれば、その使用されているアイテムがどこで販売されているか等を知ることができ、容易に購入することができる。
また、このコーディネート情報の共有サービスにおいて登録されたコーディネート情報は、上記のとおり、ユーザへの購入アイテムの配送完了時に、当該ユーザのユーザ端末10へ送信される。
図に示すように、ユーザ端末10は、CPU等から構成されユーザ端末10全体の動作を制御する制御部11と、入力した情報やネットワーク100を介して受信した情報等を格納する情報格納部12と、ネットワーク100を介して情報の送受信を行う通信部13と、ディスプレイ等から構成され情報を画面表示する表示部14と、キー等から構成され情報の入力等を行う操作部15と、カメラ等からなりバーコード等のコード情報を読み取る情報読取部16と、カメラ等からなり撮影機能を備えた撮影部17とを有して構成される。
なお、上記表示部14と操作部15は、一体となって両部の機能を兼ね備えたタッチパネルを構成してもよい。
管理サーバ20は、上記配送完了時のコーディネート情報の配信事業を行う管理事業者により管理されるサーバ装置であって、上記のとおり、ユーザへの配送物の配送状況を管理するとともに、当該配送物の配送が完了したときに、ユーザ端末10にコーディネート情報の配信を行う。
また、管理サーバ20は、当該管理事業者が運営するアイテムの販売サイトのWebページを蓄積しており、要求に応じてユーザ端末10へ当該Webページを配信するとともに、ユーザ端末10からの決済処理を受け付けるWebサーバとして機能する。
ユーザは、ユーザ端末10を用いて、上記販売サイトでアイテムを購入すると、当該購入されたアイテムはユーザのもとへ配送され、上記のとおり、配送完了時にはコーディネート情報が送信される。
図に示すように、管理サーバ20は、CPU等から構成され管理サーバ20全体の動作を制御する制御部21と、上記販売サイトのWebページや各種データベースを格納する情報格納部22と、ネットワーク100を介して情報の送受信を行う通信部23とを有して構成される。
このコーディネート情報の共有サービスに関する情報としては、コーディネート情報そのものの他に、コーディネート情報を表示するためのWebページの情報も含まれる。
マイページとは、コーディネート情報の共有サービスに参加するユーザごとに作成されるページであり、各ユーザの名前等のプロフィール情報やいわゆるSNS(Social Networking Service)におけるフォロー/フォロワーの数等が示される。
また、当該マイページには、各ユーザが提案したコーディネート例も掲載されている。
例えば、コーディネート例としては、モデルが衣服や装飾品を身に着けた画像等が表示される。
さらに、マイページには、その衣服や装飾品(アイテム)個々の情報、例えば、名称、画像、サイズ、価格、ブランド名等が示されている。そのアイテム個々の情報には、当該アイテムの販売サイトにおける購入用のページのURLが対応付けられており、例えば、当該アイテムの名称や画像を選択することにより、各アイテムの購入用のページに移行することが可能である。
ユーザは、ユーザ端末10を用いて、他のユーザのマイページの取得要求を管理サーバ20に対して行うと、管理サーバ20は、当該他のユーザのマイページをユーザ端末10へ送信する。
ユーザ端末10はマイページを受信すると、表示部14上に表示する。ユーザは、そのマイページ上に表示されているコーディネート例を見て、そのコーディネート例に組み合わされて使用されているアイテムの購入を検討し、購入を希望する場合には上記購入用のページにおいて購入手続きを行うことができる。
管理サーバ20は、ユーザ端末10からの取得要求に応じて、上記各情報についても送信を行う。
図4は、本発明の実施の形態におけるユーザDB221が管理するデータ構成の一例を示す図である。
ユーザDB221は、上記ユーザに関するユーザ情報を管理するデータベースである。
図に示すように、ユーザDB221は、各ユーザを識別する固有のユーザIDに対応付けて、各種情報を管理する。
このコーディネート情報は、衣服や装飾品等の1以上のアイテムを身に着けたモデルの画像とともに、そのコーディネートの内容説明文やアイテム個々の画像や内容説明文が掲載される情報であり、上記コーディネートIDに対応付けられて、情報格納部22に格納される。
ここで、他のユーザのコーディネート情報をお気に入り登録するときの動作について簡単に説明する。
ユーザ端末10は、他のユーザのコーディネート情報を表示部14上に表示しているとき、ユーザによる操作部15の操作によりその表示画面上に設けられている「お気に入り」ボタンを押下されると、そのコーディネート情報のコーディネートIDと閲覧中のユーザのユーザIDを管理サーバ20へ送信する。
管理サーバ20は、そのコーディネートIDを受信すると、当該受信したコーディネートIDを、ともに受信したユーザIDに対応付けてユーザDB221の「お気に入りコーディネート情報」の項目に登録する。
アイテムDB222は、各アイテムを識別する固有のアイテムIDに対応付けて、ユーザがコーディネート例とともにマイページに掲載するアイテムの情報(アイテム情報)を管理するデータベースである。
また、上記アイテムの属性情報としては、アイテムの利用層(男性用,女性用,子供用)、アイテムが属するブランドのID(ブランドID)、アイテムの属する親カテゴリのID(親カテゴリID)、アイテムの属する子カテゴリのID(子カテゴリID)、サイズ、アイテムを製造(販売)する国のID(国ID)、価格、当該価格の通貨単位、及び現在のセール価格(割引価格)等が含まれる。
また、情報格納部22には、上記アイテムIDに対応付けて各アイテムのアイテム画像(サムネイル画像も含む)がアイテム情報として格納されている。
例えば、親カテゴリ「トップス」には、子カテゴリ「Tシャツ」、「カットソー」、・・・等が含まれ、親カテゴリ→子カテゴリとなるにつれて、アイテムが属するカテゴリが細分化されている。
また、本実施の形態では、上記のとおり、アイテムのカテゴリは、親カテゴリ、子カテゴリの2層構造で構成されているが、これに限定されず、1層構造であってもよいし、3層以上の構造であってもよい。
その他、管理サーバ20(制御部21)が、いわゆるクローラとして機能し、アイテム情報が掲載されているWebサイトを巡回し、その巡回したWebサイトからアイテム情報を取得して情報格納部22(アイテムDB222)に登録するように構成することもできる。
この場合、管理サーバ20は、予め設定されたURL及びそのURLにリンクされているWebサイト(例えば、アイテムを販売元・製造元のブランド会社や店舗のWebサイト(ECサイトを含む))を定期的に巡回し、新しく作成されたWebページや更新されたWebページを取得し、これら取得したWebページを情報格納部22に格納する。
そして、管理サーバ20は、その格納したWebページを解析して、アイテム情報を構成する各項目(テキスト情報、画像等)を抽出してアイテムDB222等に登録する。
また、管理事業者は、予め上記ブランド会社や店舗側と連絡をとり、アイテムIDに該当するコード情報(テキスト、バーコード・2次元コード等の画像)を自社又は自店舗のWebページに掲載しておくようにすることが好ましい。
コーディネートDB223は、ユーザがコーディネート情報の共有サービスにおいて自ら登録したコーディネート情報を管理するデータベースである。
コーディネートDB223においては、各コーディネート情報が、固有のコーディネートIDに対応付けられて管理されている。
また、図に示すように、各コーディネートIDには、当該IDのコーディネート情報を提供したユーザIDが対応付けられており、コーディネートDB223では、各コーディネート情報がどのユーザから提供されたかが管理されている。
また、図に示すように、コーディネートDB223には、そのコーディネート例に対する評価(「いいね」、「コメント」、「お気に入り」)の履歴が各コーディネートIDに対応付けて管理されている。
この評価履歴は、例えば、当該コーディネート情報を評価した他のユーザのユーザIDと、評価内容と、評価時期とから構成される。
配送DB224は、ユーザがネットワーク100上の販売サイトで購入したアイテムが当該ユーザのもとに配送されるときの配送状況の情報(配送情報)を管理するデータベースである。
図に示すように、配送DB224は、配送先のユーザのユーザIDである配送先ユーザIDと、配送対象のアイテム(配送物)のアイテムIDである配送アイテムIDと、上記配送物の配送完了時期と、上記配送物の配送完了したときのユーザへの渡し方を示す配送完了方法と、上記コーディネート情報の送信履歴を示すコーディネート情報送信履歴とを、配送物ごとに発行される配送IDとにそれぞれ対応付けて管理している。
管理サーバ20は、その配送完了通知とともに、その配送が完了した時期及び配送物のユーザへの渡し方(例えば、「自宅に配送」又は「宅配ロッカーに配送」)の情報を受信し、それぞれ配送DB224の「配送完了時期」及び「配送完了方法」の項目に記録する。
そして、管理サーバ20は、配送物の配送が完了したユーザのユーザ端末10に対してコーディネート情報を送信すると、その履歴を「コーディネート情報送信履歴」に書き込む。
ユーザが販売サイトでアイテムを購入すると、管理事業者は、郵送事業又は宅配事業を行う配送事業者に対してアイテムの配送業務を依頼する。
配送担当者端末30は、上記配送事業者において実際に配送業務を担当する配送担当者により操作される情報処理装置であって、例えば、スマートフォン、携帯電話機、PDA、PHS等の携帯端末や配送車両に搭載される車載器等である。
図に示すように、配送担当者端末30は、CPU等から構成され配送担当者端末30全体の動作を制御する制御部31と、入力した情報やネットワーク100を介して受信した情報等を格納する情報格納部32と、ネットワーク100を介して情報の送受信を行う通信部33と、ディスプレイ等から構成され情報を画面表示する表示部34と、キー等から構成され情報の入力等を行う操作部35とを有して構成される。
なお、上記表示部34と操作部35は、一体となって両部の機能を兼ね備えたタッチパネルを構成してもよい。
また、制御部31は、現在時刻を計時する機能を備えており、ユーザへの配送物の配送が完了したときの時刻(時期)を計時する。
(1)ユーザによる販売サイトにおけるアイテムのお気に入り・閲覧履歴・購入履歴への登録動作
上述のように、ユーザは、ユーザ端末10を用いて、アイテムの販売サイトへアクセスし、アイテムを購入することができる。
図9は、本発明の実施の形態において、ユーザが販売サイトにおいてアイテムのお気に入り・閲覧履歴・購入履歴への登録動作の流れを示すシーケンスチャートである。
以下、本図に沿って説明を進める。
その販売サイトのWebページには、アイテムの画像及びその説明文等が掲載され、そのアイテムを特定するアイテムIDが含まれている。
ユーザは、そのWebページ上に表示されたアイテムに関心があったり、購入予定であったりした場合には、ユーザ端末10を用いて、そのWebページ上のアイテムに対応した「お気に入り」アイコンや「お気に入り」ボタンをクリックする等して、当該アイテムを「お気に入りアイテム」に指定する(ステップS104)。
当該アイテムが指定されると(ステップS104/Yes)、ユーザ端末10は、管理サーバ20に対し、そのアイテムをお気に入りに指定することを要求するとともに、そのアイテムに対応付けられたアイテムID及び当該ユーザのユーザIDを送信する(ステップS105)。
管理サーバ20は、当該要求とともに、上記アイテムIDをユーザ端末10から受信すると、当該アイテムIDをユーザDB221の「お気に入りアイテム」に当該ユーザのユーザIDに対応付けて登録する(ステップS106)。
当該アイテムの購入が要求されると(ステップS107/Yes)、ユーザ端末10は、管理サーバ20に対し、そのアイテムの購入を要求するとともに、そのアイテムに対応付けられたアイテムID及び当該ユーザのユーザIDを送信する(ステップS108)。
管理サーバ20は、当該アイテムの購入要求等をユーザ端末10から受信すると、クレジットカード引き落とし等の当該アイテムの購入処理を行うとともに(ステップS109)、当該アイテムIDをユーザDB221の「購入履歴」に当該ユーザのユーザIDに対応付けて登録する(ステップS110)。
以上で、動作を終了する。
上述のように、ユーザは、ユーザ端末10を用いて、実店舗において販売されているアイテムをお気に入りに登録したり、購入履歴に登録したりすることができる。
実店舗では、アイテムに対して、アイテムを特定するコード情報が記録されたコード情報記録媒体が付されており、ユーザは、ユーザ端末10の情報読取部16を用いて、そのコード情報記録媒体に記録されているコード情報を読み取り、管理サーバ20へ送信して、ユーザDB221の「お気に入りアイテム」又は「購入履歴」に該当するアイテムIDを登録することができる。
ユーザ端末10の情報読取部16は、光学スキャナ機能を用いて、これらコード情報を読み取る。また、情報読取部16は、アイテム全体又は一部の形状自体を読み取り、その形状に基づいてコード情報を認識するようにしてもよい。
また、コード情報記録媒体は、近距離無線通信が可能な電子タグ等の情報記録媒体であってもよい。この場合、電子タグにはアイテムを特定するコード情報が書き込まれており、情報読取部16は、近距離無線通信機能を用いて、そのコード情報をコード情報記録媒体から読み取る。
以下、本図に沿って説明を進める。
そこで、ユーザは、情報読取部16を用いて、関心のある又は購入予定のアイテムのコード情報記録媒体から当該アイテムに対応付けられているコード情報を読み取る(ステップS201/Yes)。
次に、ユーザは、操作部15を操作して、表示部14上に表示されたアイコンやボタンをクリックする等し、上記読み込んだコード情報に対応するアイテムをお気に入りに指定する旨の情報を入力する(ステップS202)。
当該アイテムが指定されると(ステップS202/Yes)、制御部11は、予め情報格納部22に格納されていた変換テーブルを参照し、上記コード情報をアイテムIDに変換する(ステップS203)。
次に、通信部13は、管理サーバ20に対し、そのアイテムをお気に入りとして登録することを要求するとともに、上記変換したアイテムID及び当該ユーザのユーザIDを送信する(ステップS204)。
管理サーバ20は、当該要求とともに、上記お気に入り登録の要求等をユーザ端末10から受信すると、受信したアイテムIDをユーザDB221の「お気に入りアイテム」に当該ユーザIDに対応付けて登録する(ステップS205)。
次に、ユーザは、操作部15を操作して、表示部14上に表示されたアイコンやボタンをクリックする等し、上記読み込んだコード情報に対応するアイテムを購入アイテムとして管理サーバ20に登録する旨の情報を入力する(ステップS207)。
当該情報が入力されると(ステップS207/Yes)、制御部11は、予め情報格納部22に格納されていた変換テーブルを参照し、上記コード情報をアイテムIDに変換する(ステップS208)。
次に、通信部13は、管理サーバ20に対し、その実店舗で購入したアイテムを購入履歴に登録することを管理サーバ20へ要求するとともに、上記変換したアイテムID及び当該ユーザのユーザIDを送信する(ステップS209)。
管理サーバ20は、当該登録要求等をユーザ端末10から受信すると、当該アイテムIDをユーザDB221の「購入履歴」に登録する(ステップS210)。
以上で、動作を終了する。
この他、ユーザ端末10は、読み取ったコード情報をそのまま管理サーバ20へ送信し、管理サーバ20がユーザ端末10から受信したコード情報をアイテムIDに変換して登録するよう構成してもよい。
この場合、管理サーバ20は、予め自機に格納されている変換テーブルに基づいて、ユーザ端末10から受信したコード情報からアイテムIDへの変換処理を行い、そのアイテムIDを、ユーザDB221の「お気に入りアイテム」又は「購入履歴」の項目に登録する。
上述のとおり、ユーザは、ユーザ端末10を用いて、コーディネート情報の共有サービスにおいて他のユーザと共有するコーディネート情報を管理サーバ20に登録することができる。
このコーディネート情報の登録については、コーディネート情報の共有サービスに参加している全ユーザ(他のユーザも含む)が行うことができる。
以下、図に沿って、コーディネート情報の登録動作について説明を進める。
その取得方法としては、例えば、ユーザは、ユーザ端末10の撮影部17を用いて、アイテムを着用等した人物をコーディネート例として撮影して当該画像を取得する。
ユーザ端末10は、その撮影したコーディネート例の画像を情報格納部12に一旦格納する(ステップS302)。
すると、ユーザ端末10は、そのコーディネート例の画像に当該ユーザのユーザIDを対応付けて管理サーバ20へ送信する(ステップS304)。
また、このとき、管理サーバ20は、上記受信したコーディネート例の画像を、コーディネート情報として上記発行したコーディネートIDに対応付けて情報格納部22に格納する(ステップS306)。
ここで、新規登録されたコーディネート情報は、まだWeb上で未公開であり、後述するアイテム情報の紐付けが完了していないので、「下書き」の状態で情報格納部22に登録されている。
管理サーバ20は、その情報の取得要求をユーザ端末10から受信すると、状態が「下書き」であるコーディネート情報を情報格納部22から読み出してユーザ端末10へ送信する(ステップS309)。
その編集画面上には、コーディネート情報のテキスト情報の入力欄が設けられている。
ユーザは、操作部15を用いて、その編集画面上の入力欄に、コーディネート情報に関するテキスト情報を入力する(ステップS311)。
例えば、ここで入力される内容としては、当該コーディネート情報の内容を説明する本文、コーディネート対象又は画像中のモデルの性別、身長、サイズ等である。
具体的には、ユーザは、操作部15を用いて、編集画面上に設けられている検索条件の入力欄に検索条件を入力する(ステップS312)。
ここで入力される検索条件としては、例えば、アイテムID、アイテム名、利用層(男性、女性、子供)、販売価格、タイプ、ブランド名、サイズ、ブランドの品番、価格タイプ(セール品かどうか)等である。
管理サーバ20は、その検索条件の情報をユーザ端末10から受信すると、アイテムDB222を参照して当該検索条件に合致した1以上のアイテム情報を抽出し(ステップS314)、抽出したアイテム情報をユーザ端末10へ送信する(ステップS315)。
ここで送信されるアイテム情報には、そのアイテムの画像や種々の情報、アイテムIDが含まれる。
ここで、ユーザは、操作部15を用いて、表示される1以上のアイテムのうち、今回コーディネート例に使用したアイテムを選択すると(ステップS317)、その選択したアイテムのアイテムIDを、現在編集中のコーディネート情報のコーディネートIDとともに管理サーバ20へ送信する(ステップS318)。
上記のアイテム選択を繰り返して最後のアイテムの選択が完了した後(ステップS320/Yes)、ユーザは、操作部15を操作して、画面上の編集完了の旨のボタンを押下すると、編集中であったコーディネート情報について編集完了した旨の情報を、該当するコーディネートID及び編集完了したコーディネート情報とともに管理サーバ20へ送信する(ステップS321)。
管理サーバ20は、その編集完了の情報をユーザ端末10から受信すると、ともに受信したコーディネートIDのコーディネート情報について、コーディネートDB223の「状況」の項目を「下書き」から「公開」に更新し、ともに受信したコーディネート情報をネットワーク100上において公開可能な状態で情報格納部22に格納する(ステップS322)。
以上で、コーディネート情報の登録動作が終了する。
そのコーディネート情報には、衣服等のアイテムを身に着けたモデルの画像とともに、そのアイテム個々の画像や内容説明文が掲載され、これを閲覧した他のユーザ等は、気に入ったコーディネート例において使用されているアイテムがどこで販売されているか等を容易に知ることができ、容易に購入することができる。
管理サーバ20は、上記評価情報を受信すると、当該評価情報の内容やその回数をコーディネートDB223の「いいね」、「コメント」、「お気に入り」の各項目に書き込む。
このように、管理サーバ20は、各コーディネート情報がどれくらい他のユーザにとって好評かを管理することができるよう構成されている。
例えば、ユーザ端末10の情報読取部16を用いて、アイテムに付されているタグに印刷されているバーコード等を読み取ることにより、コーディネート情報に対応付けするアイテム情報を取得するようにしてもよい。
例えば、ユーザは、上記と同様に、ユーザ端末10を用いて管理サーバ20からアイテムの画像等を含むアイテム情報を取得し、その取得したアイテム情報を用いて当該アイテムについてのおすすめコメントを入力し、当該アイテムのレビューを広告情報として管理サーバ20へ送信して登録するようにしてもよい。
図13は、本発明の実施の形態におけるユーザによるアイテムの購入動作の流れを示すシーケンスチャートである。
以下、本図に沿って、ユーザが販売サイトにおいてアイテムを購入したときの広告情報提供システムの動作について説明する。
ユーザは、アイテム購入の際、まず、ユーザ端末10を用いて管理サーバ20にアクセスし、販売サイトにおけるアイテムの購入用のWebページの取得要求を送信する(ステップS401)。
管理サーバ20は、上記アイテムの購入用のWebページの取得要求をユーザ端末10から受信すると、該当するWebページをユーザ端末10へ送信する(ステップS402)。
ユーザ端末10は、そのアイテムの購入用のWebページの取得要求を受信すると、表示部14上に表示する(ステップS403)。
すると、ユーザ端末10は、上記アイテムを購入する旨の情報を、当該ユーザのユーザID及び上記購入を決定したアイテムのアイテムIDとともに管理サーバ20へ送信する(ステップS405)。
この決済処理は、クレジットカード会社の決済サーバとの通信等、一般的なインターネット上の販売サイトと同様の処理であるので、その詳細は省略する。
管理サーバ20は、上記ユーザによるアイテム購入に対し、配送IDを発行し、配送DB224に登録する(ステップS407)。
また、このとき、管理サーバ20は、その配送IDに対して、当該アイテムを購入したユーザのユーザIDと、当該購入アイテムのアイテムIDとを対応付けて配送DB224の「配送先ユーザID」と「配送アイテムID」の項目にそれぞれ登録する(ステップS407)。
そして、管理サーバ20は、ユーザDB221及びアイテムDB222から、当該ユーザ及び購入アイテムの情報を抽出して、当該アイテムの配送業務の詳細な内容の情報(ユーザの氏名、住所、配送ID等を含む)を作成し(ステップS408)、図示しない配送事業者のサーバ又は端末へ送信し(ステップS409)、配送事業者に配送業務を依頼する。
以上で、ユーザが販売サイトにおいてアイテムを購入したときの広告情報提供システムの動作が終了する。
図14,15は、本発明の実施の形態における広告情報提供システムによるコーディネート情報の提供動作の流れを示すシーケンスチャートである。
以下、本図に沿って、配送が完了した配送物を用いたコーディネート情報の提供動作の説明を進める。
配送担当者は、上記配送業務の詳細な内容の情報に基づいて、実際にユーザ宛の配送物の配送作業を行う。
ここで、配送完了方法とは、「直接自宅に配送」又は「宅配ロッカーに配送」のいずれかであり、配送担当者は、これらから一方を選択して入力する。
配送担当者端末30は、上記入力された配送完了の旨の情報(配送完了通知)とともに、その計時した時刻(配送完了時期)と、配送IDと、配送完了方法とを管理サーバ20へ送信する(ステップS503)。
ここで、当該配送アイテムIDを含むコーディネート情報がコーディネートDB223に登録されていた場合(ステップS506/Yes)、管理サーバ20の制御部21は、そのコーディネート情報を情報格納部22から読み出し(ステップS507)、その読み出したコーディネート情報に基づいて、ユーザ送信用のコーディネート情報を新たに作成する(ステップS508)。
そして、管理サーバ20は、その作成した送信用のコーディネート情報をユーザ端末10へ送信する(ステップS509)。
図16は、本発明の実施の形態において、ユーザ端末10に表示されるコーディネート情報の一例を示す図である。
図の例では、コーディネート情報において、今回ユーザが購入したアイテム(配送物)をモデルが身に着けたコーディネート例の画像151が示されているとともに、そのコーディネート例の説明文152が掲載されている。
また、図に示すコーディネート情報では、当該コーディネート例においてモデルが身に着けているアイテム個々の購入用の情報153が示されている。
ユーザは、上記アイテム個々の購入用の情報153を閲覧し、掲載されているアイテムの購入を検討することもできる。
ユーザは、操作部15を操作して、上記コーディネート例の画像151の表示領域をクリック等すると、ユーザ端末10は、上記URLとともに、当該他のユーザのマイページの取得要求を管理サーバ20へ送信する。
管理サーバ20は、その他のユーザのマイページの取得要求を受信すると、ともに受信したURLに対応付けられた当該ページを情報格納部22から読み出し、ユーザ端末10へ送信する。
ユーザ端末10は、上記他のユーザのマイページを受信すると、表示部14上に表示する。
ユーザは、そのコーディネート情報が掲載された他のユーザのマイページにおいて掲載されている他のコーディネート情報等を閲覧することができる。
ユーザは、操作部15を操作して、上記アイテム個々の購入用の情報153の表示領域をクリック等すると、ユーザ端末10は、上記URLとともに、当該アイテムの購入用のページの取得要求を管理サーバ20へ送信する。
管理サーバ20は、その購入用のページの取得要求を受信すると、ともに受信したURLに対応付けられた当該ページを情報格納部22から読み出し、ユーザ端末10へ送信する。
ユーザ端末10は、上記販売サイトにおけるアイテムの購入用のページを受信すると、表示部14上に表示する。
ユーザは、操作部15を用いて、その購入用ページ上の購入ボタンをクリック等することにより、通常の販売サイトと同様に、当該購入用ページに掲載されたアイテムを容易に購入することができる。
そして、管理サーバ20は、その作成したコーディネート情報をユーザ端末10へ送信し(ステップS509)、ユーザ端末10は、そのコーディネート情報を受信すると、表示する(ステップS510)。
ここで、管理サーバ20は、他のコーディネート情報を情報格納部22からランダムに読み出してもよいし、配送完了したアイテムや配送先のユーザと関連性の高いコーディネート情報を検索し、読み出してもよい。
例えば、管理サーバ20は、当該ユーザが、ユーザDB221において「お気に入りアイテム」に設定しているアイテムを含むコーディネート情報や、「お気に入りコーディネート情報」に設定しているコーディネート情報を代わりに読み出してもよい。
また、管理サーバ20は、配達完了したアイテムと共通点があるアイテム(例えば、同じブランド)を含むコーディネート情報を代わりに読み出すようにしてもよい。
管理サーバ20は、配送完了したアイテムを含むコーディネート情報がない場合、その代わりとして、例えば、「いいね」又は「お気に入り」等の評価回数が多い好評価のコーディネート情報を優先的に読み出すようにしてもよい。
例えば、配達完了方法が「宅配ロッカー」の場合、自宅へ直接配送するよりも遅い時期にユーザが配送物を受け取る可能性が高いため、管理サーバ20は、配達完了通知とともにユーザ端末10から受信した配信完了時期から所定時間(例えば2時間)経過後に、コーディネート情報をユーザ端末10に対して送信するようにしてもよい。
この場合、コーディネート情報において既に購入済みのアイテムの表示を除外することにより、その他のコーディネート例に用いられているアイテムについての広告効果を向上させることが可能となる。
以上説明したように、本実施の形態における広告情報提供システムによれば、管理サーバ20は、ユーザに購入アイテムが配送完了となったタイミングで、その購入アイテム又はこれに関連する他のアイテムに関する広告情報をユーザ端末10に送信するので、ユーザが購入アイテムを手にして最も気分が高揚しているときに、例えば、当該購入アイテムと組み合わせ可能な他のアイテムの使用を提案でき、当該他のアイテム等についての販売促進活動を最も効果的なタイミングで行うことが可能となる。
また、上記のユーザ端末10、管理サーバ20及び配送担当者端末30をソフトウェアモジュール群として構成する場合、このプログラムは、光記録媒体、磁気記録媒体、光磁気記録媒体、または半導体等の記録媒体に記録され、上記の記録媒体からロードされるようにしてもよいし、所定のネットワークを介して接続されている外部機器からロードされるようにしてもよい。
例えば、以上説明した実施の形態においては、ユーザがネットワーク100上の販売サイトでアイテムを購入した場合を説明していたが、ユーザが実店舗でアイテムを購入した場合にも適用できる。
この場合、ユーザが実店舗でアイテムを購入すると、ユーザ自身がユーザ端末10を用いて、又は実店舗の店員等が端末を用いて、管理サーバ20にアクセスして、実店舗で購入されたアイテムを販売サイト上で検索し、そのアイテムIDを当該購入したユーザのユーザIDとともに管理サーバ20へ送信する。
管理サーバ20は、上記アイテムID及びユーザIDを受信すると、販売サイトにおける購入時と同様に、配送IDを発行し、上記受信したアイテムID及びユーザIDを発行IDに対応付けて配送DB224で管理する。
そして、管理事業者側はその配送IDを配送事業者側へ通知することにより、ユーザが実店舗でアイテムを購入した場合であっても、販売サイトにおける購入時と同様に、アイテム配送完了時に広告情報(コーディネート情報)の提供を受けることができる。
また、販売サイトのWebページの格納・配信及び決済処理は、管理サーバ20とは別のサーバ装置が行うよう構成してもよい。
11,21,31 制御部
12,22,32 情報格納部
13,23,33 通信部
14,34 表示部
15,35 操作部
16 情報読取部
17 撮影部
20 管理サーバ
30 配送担当者端末
100 ネットワーク
151 コーディネート例の画像
152 コーディネート例の説明文
153 アイテム個々の購入用の情報
221 ユーザDB
222 アイテムDB
223 コーディネートDB
224 配送DB
Claims (4)
- アイテムを購入するユーザにより操作されるユーザ端末と、
前記ユーザに前記購入されたアイテムを配送する配送担当者により操作される配送担当者端末と、
前記配送担当者による配送状況を管理する管理サーバとを有し、
前記管理サーバは、前記配送担当者が前記ユーザに対する前記購入アイテムの配送が完了した旨の配送完了通知を前記配送担当者端末から受信すると、前記購入された購入アイテム又は該購入アイテムに関連する他のアイテムの広告情報を前記ユーザ端末へ送信することを特徴とする広告情報提供システム。 - 前記管理サーバは、前記広告情報として、前記購入された購入アイテム又は該購入アイテムに関連する他のアイテム個々の購入用の情報を前記ユーザ端末へ送信することを特徴とする請求項1記載の広告情報提供システム。
- 前記ユーザ以外の他のユーザにより操作される他のユーザ端末をさらに有し、
前記ユーザ端末又は前記他のユーザ端末は、前記広告情報を前記管理サーバへ送信して登録し、
前記管理サーバは、前記配送完了通知を受信すると、前記登録された広告情報を前記ユーザ端末へ送信することを特徴とする請求項1又は2記載の広告情報提供システム。 - 前記アイテムは、衣服又は装飾品であって、
前記管理サーバは、前記配送完了通知を受信すると、前記広告情報として、前記購入アイテムと他のアイテムとの組み合わせ使用例を示すコーディネート情報を前記ユーザ端末へ送信することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の広告情報提供システム。
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