JP2006301110A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】未定着画像を加熱定着するための加熱体23が複数の発熱体23b・23cを有し、上記発熱体のうち少なくとも1本23cが中央部と長手方向端部で発熱量が異なるような発熱分布を持ち、それぞれの発熱体23b・23cへの通電比率が可変で、かつ加熱体23で消費される電力を検知する手段46を有し、プリント開始からの積算電力に応じて発熱分布の異なる発熱体23cへの通電を変化させることを特徴とする。
【選択図】図6
Description
a)初期は端部での熱量不足に起因する端部定着不良の問題
b)連続加熱定着時には端部での異常昇温に起因する非通紙部昇温の問題
を緩和する装置構成を提案している。
図1は本実施例における画像形成装置の構成略図である。本例の画像形成装置は電子写真プロセス利用のレーザプリンタである。
図2は加熱定着装置7の要部の正面模型図、図3は同じく縦断正面模型図、図4は同じく拡大横断面模型図、図5は図4の部分拡大模型図である。
以下の説明において、装置構成部材について長手または長手方向とは記録材搬送路面内において記録材搬送方向に直交する方向に並行な方向である。
定着フィルム22は熱容量の小さな可撓性部材であり、クイックスタートを可能にするために総厚100μm以下の厚みの耐熱性フィルムである。基層としてポリイミド、ポリアミドイミド、PEEK等の耐熱性樹脂、あるいは耐熱性、高熱伝導性を有するSUS、Al、Ni、Ti、Zn等の金属部材を単独ないし複合して形成してある。樹脂製の基層の場合には、高熱伝導性を向上するために、BN、アルミナ、Al等の高熱伝導性粉末を混入してあっても良い。また、長寿命の定着フィルムを構成するために十分な強度を持ち、耐久性に優れた基層として、総厚20μm以上の厚みが必要である。よって定着フィルムの総厚みとしては20μm以上100μm以下が最適である。
ヒータ23は上記定着フィルム基層を基材としてなる定着フィルム22の内部に具備される。そして、定着ニップ部Nにおいて該ヒータ23が定着フィルム22の内面に接触する。これにより、定着ニップ部Nを加熱して、定着ニップ部Nに搬送された記録材P上のトナー画像tを溶融、定着させる。このヒータ23及び定着ニップ部近傍の詳細は(3)項で詳述する。
断熱ステイホルダー11はヒータ23を保持し、定着ニップ部Nと反対方向への放熱を防ぐための部材である。この断熱ステイホルダー11は液晶ポリマー、フェノール樹脂、PPS、PEEK等の耐熱性樹脂により形成されている。そして、この断熱ステイホルダー11に対して定着フィルム22が余裕を持ってルーズに外嵌されて断熱ステイホルダー11の外回りを回転自在に配置されている。
加圧部材としての加圧ローラ24はSUS、SUM、Al等の金属製芯金10の外側にシリコンゴムやフッ素ゴムなどの耐熱ゴムあるいはシリコンゴムを発泡して形成された弾性層13からなり、この上にPFA、PTFE、FEPなどの離型性層16を形成してあっても良い。
図6の(a)はヒータ23の表面側の平面模型図である。図6の(b)はヒータ23の裏面側の一部切欠き平面模型図と通電制御系のブロック回路図である。
CPU46はヒータ23で消費される電力Wを検知する電力検知手段としての電力検出回路部47を有している。具体的には、第2の給電用コネクタ42と電源回路部43との電路に電流検知手段である電流計48を介入させてある。この電流計48は電源回路部43からヒータ23(=第1と第2の通電発熱抵抗層23b・23c)に流れる電流値を測定する。その電流測定値が電力検出回路部47に入力する。
Claims (9)
- 加熱部材と加圧部材とのニップにより未定着画像を担持した記録材を挟持搬送させて記録材上の画像を加熱定着する加熱定着装置と、前記加熱部材に具備させた、複数本の通電発熱体を設けた加熱体と、前記複数本の通電発熱体に対する通電を制御する制御手段と、を有し、前記複数本の通電発熱体はそれぞれ前記ニップにおける記録材搬送方向に交差する方向を長手として延びており、且つ記録材搬送方向に並列されており、少なくとも1本の通電発熱体は長手端部の発熱量が中央部の発熱量と異なり、前記制御手段は前記少なくとも1本の通電発熱体と他の通電発熱体との通電比率を変更可能である画像形成装置において、
前記加熱体で消費される電力を検知する電力検知手段を有し、前記制御手段は連続通紙中において前記電力検知手段により検知される消費電力量に応じて、前記少なくとも2本の通電発熱体の通電比率を決定することことを特徴とする画像形成装置。 - 加熱部材と加圧部材とのニップにより未定着画像を担持した記録材を挟持搬送させて記録材上の画像を加熱定着する加熱定着装置と、前記加熱部材に具備させた、複数本の通電発熱体を設けた加熱体と、前記複数本の通電発熱体に対する通電を制御する制御手段と、を有し、前記複数本の通電発熱体はそれぞれ前記ニップにおける記録材搬送方向に交差する方向を長手として延びており、且つ記録材搬送方向に並列されており、少なくとも1本の通電発熱体は長手端部の発熱量が中央部の発熱量と異なり、前記制御手段は前記少なくとも1本の通電発熱体と他の通電発熱体との通電比率を変更可能である画像形成装置において、
前記加熱体で消費される電力を検知する電力検知手段を有し、前記制御手段は連続通紙中において前記電力検知手段により検知される消費電力量に応じて、前記少なくとも2本の通電発熱体の通電比率を変化させるプリント枚数を変更することを特徴とする画像形成装置。 - 前記消費電力量とはプリント開始からの積算電力量であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記電力検知手段は、電源部から前記加熱体に流れる電流検知手段を有し、前記電流検知手段により検知された電流測定値をもとに前記消費電力量を算出することを特徴とした請求項1〜請求項3の何れかに記載の画像形成装置。
- 前記加熱部材に温度を検知する温度検知素子を有し、プリント開始時の前記温度検知素子の検知温度に応じて前記少なくとも2本の通電発熱体の通電比率を決定することを特徴とする請求項1〜請求項4の何れかに記載の画像形成装置。
- 前記記録材のサイズを検知する記録材サイズ検知手段を有し、前記記録材サイズ検知手段で検知される記録材のサイズ情報に応じて発熱体の通電比率を決定することを特徴とする請求項1〜請求項5の何れかに記載の画像形成装置。
- 雰囲気温度を検知する雰囲気温度検知手段を有し、前記雰囲気温度検知手段で検知される雰囲気温度に応じて前記少なくとも2本の通電発熱体の通電比率を決定することを特徴とする請求項1〜請求項6の何れかに記載の画像形成装置。
- 複数のプリントモードを有し、選択されたプリントモードに応じて前記少なくとも2本の通電発熱体の通電比率を決定することを特徴とする請求項1〜請求項7の何れかに記載の画像形成装置。
- 連続プリント中に給紙間隔を変更することが可能であり、変更された給紙間隔に応じて前記少なくとも2本の通電発熱体への通電比率を決定することを特徴とする請求項1〜請求項8の何れかに記載の画像形成装置。
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