JP2006301103A - カメラ - Google Patents
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Abstract
【課題】高さを低く保つことができるカメラを提供する。
【解決手段】ピント板上に結像された被写体像をペンタダハプリズム14を介して接眼レンズにより観察に供させるファインダ光学系と、ピント板上あるいは被写体像の予定結像面近傍に配置された反射板上に配置される表示部と、表示部をペンタダハプリズムを通して照明する照明手段とを有し、該照明手段が、発光手段25と該発光手段からの光束をペンタダハプリズムに導光して表示部を照明させる導光手段22,24とを具備し、発光手段と導光手段を、ペンタダハプリズムの頂点を避けた斜面14b,14fに配置している。
【選択図】図3
【解決手段】ピント板上に結像された被写体像をペンタダハプリズム14を介して接眼レンズにより観察に供させるファインダ光学系と、ピント板上あるいは被写体像の予定結像面近傍に配置された反射板上に配置される表示部と、表示部をペンタダハプリズムを通して照明する照明手段とを有し、該照明手段が、発光手段25と該発光手段からの光束をペンタダハプリズムに導光して表示部を照明させる導光手段22,24とを具備し、発光手段と導光手段を、ペンタダハプリズムの頂点を避けた斜面14b,14fに配置している。
【選択図】図3
Description
本発明は、一眼レフカメラ、一眼レフ型デジタルスチルカメラ等のペンタダハプリズムを介して照明される表示部を有するカメラに関するものである。
従来、多点測距の測距位置を示すスーパーインポーズ表示装置を有するカメラでは、フォーカシングスクリーン(ピント板)の予定結像面若しくはその近傍の測距位置に反射面により構成された表示部を設け、これをペンタダハプリズムの上前部より導入される照明光で選択的に反射面を照明し、その反射光をペンタダハプリズムと接眼レンズを通して確認可能にしたカメラが知られている(特許文献1)。
特開平7−244317号公報
しかしながら、上記従来例のカメラにおいては、スーパーインポーズの為の照明光学系をペンタダハプリズムの頂点近傍に配置し、照明光をペンタダハプリズムの前上部面より導入する構成が採用されており、カメラ全体の高さが高くなってしまうという課題を有していた。
(発明の目的)
本発明の第1の目的は、高さを低く保つことのできるカメラを提供しようとするものである。
本発明の第1の目的は、高さを低く保つことのできるカメラを提供しようとするものである。
本発明の第2の目的は、上記第1の目的を達成すると共に、ペンタダハプリズムの前側への突出を少なくして小型化を達成したカメラを提供しようとするものである。
上記第1の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、ピント板上に結像された被写体像をペンタダハプリズムを介して接眼レンズにより観察に供させるファインダ光学系と、前記ピント板上あるいは被写体像の予定結像面近傍に配置された反射板上に配置される表示部と、前記表示部を前記ペンタダハプリズムを通して照明する照明手段とを有し、前記照明手段により前記表示部を照明し、前記表示部の反射光を被写体像と共に前記ファインダ光学系を介して観察可能とするカメラにおいて、前記照明手段は、発光手段と該発光手段からの光束を前記ペンタダハプリズムに導光して前記表示部を照明させる導光手段とを具備し、前記発光手段と前記導光手段を、前記ペンタダハプリズムの頂点を避けた斜面に配置したカメラとするものである。
また、上記第2の目的を達成するために、請求項2に記載の発明は、前記発光手段を前記ペンタダハプリズムのダハ面に配置し、前記導光手段を前記ペンタダハプリズムの前上部面に配置し、前記ダハ面と前記前上部面の間の稜線を越える道程で前記発光手段からの光束を集束させる機能を、前記導光手段に持たせた請求項1に記載のカメラとするものである。
本発明によれば、高さを低く保つことができるカメラを提供できるものである。
本発明を実施するための最良の形態は、以下の実施例に示す通りである。
図1〜図10は本発明の一実施例に係わるデジタルスチルカメラに係わる図であり、これらのうち、図1はカメラを横から見た断面図である。
図1において、1はデジタルスチルカメラ本体、2は不図示の交換レンズが結合されるマウントである。3は露光時に跳ね上がる主ミラーであり、ハーフミラーになっている。4はオートフォーカス(以下、AFと記す)用の検出系に光を導く為のサブミラーであり、主ミラー3と一緒に跳ね上がる。5はシャッタであり、露光時間の制御を行う。6は光学フィルタであり、赤外光をカットする赤外カットフィルタと、偽色・偽解像を軽減するローパスフィルタが含まれている。7は撮像センサであり、CCDやCMOS等の電気的撮像素子で構成される。8はコントロール回路であり、デジタルスチルカメラ全体のコントロールや記録等を行う。9はAF検出系であり、AF一眼レフカメラで広く用いられているTTL位相差検出方式で構成されている。
10は通信接点であり、不図示の交換レンズと信号の授受を行う。11はカラー液晶パネルであり、撮影画像の確認やメニュー操作等を行う。12は光入射面にフレネルレンズ12a、光射出面にマット面12bを有したフォーカシングスクリーン(ピント板)である。13はスーパーインポーズ表示の為の表示部であるマイクロプリズムを有する反射板である。14はペンタダハプリズムであり、該ペンタダハプリズム14の各面を、図10に示すように、入射面を14a、二つのダハ面をそれぞれ14b,14c、側面を14d,14e、前上部面を14f、最終反射面を14g、出射面を14hとする。
15,16,17は接眼レンズであり、これらがファインダ光学系の一部を構成している。18は測光レンズ、19は赤外カットフィルタ、20は測光センサであり、これらにより被写体の輝度を測定する。21は後述するスーパーインポーズ投光系を保持する保持部、22は後述のマスク23、投光レンズ24、LEDチップを有するLED基板25と共にスーパーインポーズ投光系を構成する投光プリズムである。投光プリズム22の光束出射面22bからスーパーインポーズ光束が投光される。
反射板13には、図6に示すように、測距位置に対応する位置に測距枠13a,13b,13c,13d,13e,13f,13g,13h,13iの9つが配置されている。投光プリズム22からスーパーインポーズ用の光束が上記9つの測距枠13a〜13iに対して選択的に投光される。反射板13に設けられている9つの測距枠13a〜13iは、図7に代表的に示されているようなマイクロプリズムの集合体であり、投光プリズム22からの光束がファインダ側に反射されて視認される。
図2はスーパーインポーズ投光系の配置を正面から見た図であり、23は不要光カット用のマスク、24は投光レンズである。投光プリズム22の入射面22aと出射面22b(図1参照)の間には投光プリズム反射面22cが設けられている。
図3は図2のA−A断面図である。投光レンズ24は入射面24aと出射面24bの間に反射面24cが設けられている。入射面24aと出射面24bは曲率を持っており、本実施例では凸レンズ作用を有している。反射面24cはペンタダハプリズム14のダハ面14bと前上部面14fの交わる稜線より前上部面14f側に配置されている。25はLED基板であり、9つのLEDチップが図8のように配置されている。このLEDチップが選択的に発光し、対応する測距枠が照明される。なお、不図示のLEDホルダーは、LED基板25の位置調整機能を有しており、該LEDホルダーを介してLED基板25を調節可能であるので、調整時のハンドリング性が向上している。
9つのLEDチップが配置された上記LED基板25は、ペンタダハプリズム14の頂点を避け、図3に示すように、ダハ面14bの上部に配置されている。この為、カメラの全高への影響は少なくなっている。LED基板25上のLEDチップから出るLED光は、投光レンズ24の入射面24aに入射し、投光レンズ24中の反射面24cでペンタダハプリズム14の前上部と略平行に反射される。反射されたLED光は投光レンズ24の出射面24bから出射され、マスク23を透過し、投光プリズム22の入射面22aに入射する。その後、投光プリズム反射面22cにより光束の向きをペンタダハプリズム14の方向に反射され、出射面22bから出射し、前上部面14fよりペンタダハプリズム14に入射し、反射板13上の測距枠13a〜13iに導かれ、スーパーインポーズ表示を機能させる。
スーパーインポーズの基本原理は、特許文献1で説明されているもので実現できる。
図4および図5は、本実施例に係わるカメラの主要部分のみを示した斜視図であり、上記図1等に対応する部分には同じ番号を付してある。
図4および図5に示されているように、本実施例のスーパーインポーズ投光系は、ペンタダハプリズム14の頂点の周囲を取り囲むように配置され、カメラの全高を低く抑えると共に、必要な光路長を無理なく確保している。この為、適正な投影倍率を確保でき、倍率が上がりすぎて調整敏感度が極端に上がったり、倍率が下がりすぎて全体の系が極端に大型化したりする事はない。
図9はペンタダハプリズム14の前上部面14fの遮光形状を示した図である。14f1が透過領域、14f2が遮光領域を示している。同図において、14iが入射領域であり、透過領域14f1内のこの領域からペンタダハプリズム14の内部に光束が投光される。14jは前述した光束が前上部面14fを略平行に進む領域を示しており、この領域は乱反射等で不要光がペンタダハプリズム14内部に侵入する事を防止する為に遮光している。
図1に戻り、26は上記の各要素を収納する上カバーであり、該上カバー26にはアクセサリーシュー27が設けられており、ストロボ等の接続が可能である。アクセサリーシュー27は接眼レンズの真上に配置され、前述のLED基板25より後方に位置している。そのため、LED基板25とアクセサリーシュー27は干渉の恐れは生じない。
上記の構成から理解されるように、本実施例の構成では、ペンタダハプリズム14の頂点を避けてスーパーインポーズ投光系を配置するようにしているので、上カバー26の形状は一般的な一眼レフカメラと同様な形態とすることが可能であり、小型化を図ることができる。
また、投光レンズ24に凸レンズの作用を持たせており、本構成のレイアウト上、一番狭い領域となるペンタダハプリズム14のダハ面14bと前上部面14fの稜線を光束が超える場所の近傍で9点の照明光束が一番集まっているので、小型化が図られている。
以上説明したように、フォーカシングスクリーン12に結像された被写体像をペンタダハプリズム14を介して接眼レンズ15〜17により観察するファインダ光学系を有すると共に、フォーカシングスクリーン12上(あるいは被写体像の予定結像面近傍)に配置された反射板上の表示部(測距枠13a〜13i)を、ペンタダハプリズム12を通して照明手段であるスーパーインポーズ投光系により照明し、表示部の反射光を被写体像と共に接眼レンズで観察可能とするカメラにおいて、スーパーインポーズ投光系が、発光手段(LED基板25上のLEDチップ)と該発光手段からの光束を表示部に導光して表示部を照明させる導光手段(投光プリズム22、投光レンズ24)を具備し、これらがペンタダハプリズム14の頂点を避けた左右の前側ダハ面の少なくとも一方に配置される構成にしている。なお、前記導光手段は、前記発光手段から出る光束を該ペンタダハプリズム14の前上部面14fと略平行に曲げる第1の光路変更手段(投光プリズム22)と、略平行に進む光束をペンタダハプリズム14の前上部面に向けて投射する第2の光路変更手段(投光レンズ24)とを具備している。
また、本実施例においては、表示部である測距枠は複数設けられ、LEDチップが複数の測距枠13a〜13iに対応して複数設けられており、前記第1の光路変換手段と第2の光路変更手段の少なくとも一方がレンズ作用(集束作用)を有し(本実施例では、第2の光路変更手段を成す投光レンズ24)、前記ダハ面14bと前記前上部面14fの間の稜線を越える道程でLEDチップからの光束を集束させる機能を有している。また、前記第1の光路変更手段と第2の光路変更手段の間に、有効光束以外を遮光する遮光部材(マスク23)を有している。
さらに、ペンタダハプリズム14の前上部と略平行に進む光束の領域が該ペンタダハプリズム14の内部より見えないように遮光した構成にしている。
上記構成により、照明手段を構成する、発光手段と導光手段をペンタダハプリズムの頂点を避ける形で配置できるので、スーパーインポーズを内蔵したカメラの高さを低く保つことができると共に、ペンタダハプリズムの前側への突出も少なく抑えることができ、カメラの小型化を図ることができる。
1 デジタルスチルカメラ本体
2 マウント
6 光学フィルタ
7 撮像センサ
8 コントロール回路
9 AF検出系
12 フォーカシングスクリーン(ピント板)
12a フレネルレンズ
12b マット面
13 反射板
13a〜13i 測距枠(表示部)
14 ペンタダハプリズム
14b,14c ダハ面
14f 前上部面
15,16,17 接眼レンズ
18 測光レンズ
19 赤外カットフィルタ
20 測光センサ
22 投光プリズム(導光手段)
24 投光レンズ(導光手段)
25 LEDチップ(発光手段)を具備するLED基板
26 上カバー
27 アクセサリーシュー
2 マウント
6 光学フィルタ
7 撮像センサ
8 コントロール回路
9 AF検出系
12 フォーカシングスクリーン(ピント板)
12a フレネルレンズ
12b マット面
13 反射板
13a〜13i 測距枠(表示部)
14 ペンタダハプリズム
14b,14c ダハ面
14f 前上部面
15,16,17 接眼レンズ
18 測光レンズ
19 赤外カットフィルタ
20 測光センサ
22 投光プリズム(導光手段)
24 投光レンズ(導光手段)
25 LEDチップ(発光手段)を具備するLED基板
26 上カバー
27 アクセサリーシュー
Claims (2)
- ピント板上に結像された被写体像をペンタダハプリズムを介して接眼レンズにより観察に供させるファインダ光学系と、
前記ピント板上あるいは被写体像の予定結像面近傍に配置された反射板上に配置される表示部と、
前記表示部を前記ペンタダハプリズムを通して照明する照明手段と、
を有し、
前記照明手段により前記表示部を照明し、前記表示部の反射光を被写体像と共に前記ファインダ光学系を介して観察可能とするカメラにおいて、
前記照明手段は、発光手段と該発光手段からの光束を前記ペンタダハプリズムに導光して前記表示部を照明させる導光手段とを具備し、
前記発光手段と前記導光手段を、前記ペンタダハプリズムの頂点を避けた斜面に配置したことを特徴とするカメラ。 - 前記発光手段を前記ペンタダハプリズムのダハ面に配置し、前記導光手段を前記ペンタダハプリズムの前上部面に配置し、前記ダハ面と前記前上部面の間の稜線を越える道程で前記発光手段からの光束を集束させる機能を、前記導光手段に持たせたことを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005119899A JP2006301103A (ja) | 2005-04-18 | 2005-04-18 | カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005119899A JP2006301103A (ja) | 2005-04-18 | 2005-04-18 | カメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006301103A true JP2006301103A (ja) | 2006-11-02 |
Family
ID=37469492
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005119899A Pending JP2006301103A (ja) | 2005-04-18 | 2005-04-18 | カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006301103A (ja) |
-
2005
- 2005-04-18 JP JP2005119899A patent/JP2006301103A/ja active Pending
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