JP2006299840A - 定量ポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】機械的な摺動部を有せず、引火性の高い有機溶媒を計量するのに適した定量ポンプで、構造が簡単で安価な定量ポンプを提供する。
【解決手段】 エア導入部10と、エア導入部10と吸引路17を介して連通され、エア導入部10に加圧エアを導入することによって減圧される減圧室20と、吸引口31及び吐出口33が設けられたシリンダ部30と、減圧室20とシリンダ部30とを繋ぐ連通管40と、減圧室20内に配置されたフロート25とを備え、エア導入部10に加圧エアを導入することにより減圧室20内及びシリンダ部30内が減圧され、それによって吸引口31からシリンダ部30内に液体が吸引され、吸引された液体がさらに連通管40を通って減圧室20内に導入されることによってフロート25が浮揚して吸引路17を塞ぎ、それによって一定量の液体が吸引保持され、そして、加圧エアの供給を停止することによって減圧室20内を減圧状態から開放し、シリンダ20内の液体を吐出口33から吐出する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、定量ポンプに関し、さらに詳しくは、アルコールやアセトン等の引火性の高い有機溶媒等を容器内に好適に充填するためにその内部に機械的な摺動部分を有しない定量ポンプに関する。
従来より、一定量の液体を正確に送り出すことができる定量ポンプが提供されている。定量ポンプは、対象となる液体の種類や性質によって、往復動式、ダイヤフラム式等の各種の形式のものが利用される。
ピストン式等に代表される往復動式ポンプは、シリンダの中をピストンが往復する構造となっており、いわゆる摺動部を有すると共に、Oリング等のシール部材を備えて構成されている。
ダイヤフラム式は、ポンプ室の一部をダイヤフラムで形成し、このダイヤフラムをモータ、油圧、あるいは空気圧等により膨張・収縮させたりして、ポンプ室の容積を増減させる構造となっている。そして、ポンプ室には、流体を吸い込む吸込口と、吐出させる吐出口を備えている。
また、これらを組み合わせたポンプも開発されている。例えば、特開2001−182660号公報及び特開2001−193653号公報に示された定量ポンプは、ピストン部の往復動で圧力室に吐出流体を吸引、吐出する定量ポンプであり、ピストン部は、リテーナ部材を介して第1のピストン部材と、第2のピストン部材が結合されており、第1のピストン部材及び第2のピストン部材のリテーナ部材側に吐出ダイヤフラム及び圧力ダイヤフラムが対向配置され、互いのダイヤフラムの折り返し部分が外方に向くように配置されているものである。
しかし、ポンプ内部に、機械的な摺動部が存在すると通常はその部分にはグリース等の潤滑材を塗布して摩擦の低減を図り、スムーズな動きを確保する必要がある。取り扱う液体がアルコールやアセトン等の有機溶媒の場合にあっては、そのような潤滑材は有機溶媒によって溶解してしまい役に立たなくなる。従って、摺動部には多大な摩擦力が働くことになりそのような定量ポンプは全く使用に耐えないということになる。
また、モータや電気等によって可動させる形式のポンプでは、対象となる液体がアルコールやアセトン等の引火性の高い有機溶媒の場合にあっては、火花や加熱による引火の危険がある等の問題点があった。
そこで、本願出願人は、それらの問題点の解決すべく特許出願を行なった(特願2003−433941)。
特開2001−182660号公報 特開2001−193653号公報
出願人が行なった上記特許出願(特願2003−433941)に係る発明においては、定量ポンプの摺動部を排除するという観点からダイヤフラムを利用する等種々の改良を施した定量ポンプを開発し提供した。これにより、従来その取扱が困難であったアルコールやアセトン等の引火性の高い有機溶媒も安全・確実に定量できるようになった。
しかしながら、ポンプの構造を簡易すると共に、さらに安価な定量ポンプの開発が望まれていた。
そこで、本発明においては、そのような要望を実現すべく、アルコールやアセトン等の引火性の高い有機溶媒も安全・確実に定量できる定量ポンプであって、内部に機械的な摺動部を有することなく、構造が簡易で、しかも安価な定量ポンプを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために請求項1記載の発明は、所定量の液体を吸引して吐出する定量ポンプにおいて、加圧エアが導入されるエア導入部と、エア導入部と吸引路を介して連通され、エア導入部に加圧エアを導入することによって減圧される減圧室と、液体を吸引する吸引口及び吸引された液体を吐出する吐出口が設けられたシリンダ部と、減圧室とシリンダ部とを繋ぐ連通管と、そして、減圧室内に配置されたフロートとを備えて構成され、エア導入部に加圧エアを導入することにより減圧室内及び連通管を介してシリンダ部内が減圧され、それによって吸引口からシリンダ部内に液体が吸引され、吸引された液体がさらに連通管を通って減圧室内に導入されることによってフロートが浮揚してエア導入部と減圧室とを繋ぐ吸引路を塞ぎ、それによって一定量の液体が吸引保持され、そして、加圧エアの供給を停止することによって減圧室内を減圧状態から開放し、シリンダ内部に貯留された液体を吐出口から吐出するようにされたことを特徴とする。
上記課題を解決するために請求項2記載の発明は、請求項1に記載の定量ポンプにおいて、フロートは略球形状を有し、減圧室内に設けられた略円形状の開口部をその曲面で密閉することにより吸引路を塞ぐようにされていることを特徴とする。
上記課題を解決するために請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載の定量ポンプにおいて、エア導入部への加圧エアの導入を制御するバルブ手段を備えていることを特徴とする。
上記課題を解決するために請求項4記載の発明は、請求項3に記載の定量ポンプにおいて、バルブ手段は、ポンプ内部に加圧エアを導入することにより、吸引した液体を加圧状態で吐出する機構を備えていることを特徴とする。
上記課題を解決するために請求項5記載の発明は、請求項4に記載の定量ポンプにおいて、吐出口には所定の容器内に液体を充填するための充填手段が取り付け可能とされ、これにより所定の容器内に液体及び加圧エアを充填可能とされていることを特徴とする。
本発明に係る定量ポンプによれば、内部に機械的な摺動部を有しないのでアルコールやアセトンといった有機溶媒によって動作が阻害されることがなく確実に取り扱うことができると共に、簡易な構造であるためそのメンテナンスも容易であり、しかも安価に提供することができるという効果がある。
また、本発明に係る定量ポンプによれば、モータや電気等ではなく加圧エアによって可動させることとしたのでアルコールやアセトン等の引火性の高い有機溶媒に対する引火等の問題を起こすことなく安全に容器に充填することができるという効果がある。
以下、本発明に係る定量ポンプについて図示された好ましい一実施形態に基づいて、詳細に説明する。図1は本発明に係る定量ポンプ1の一実施形態における概略断面図である。
図示された定量ポンプ1は、加圧エアが導入されるエア導入部10と、エア導入部10と吸引路17を介して連通され、エア導入部10に加圧エアを導入することによって減圧される減圧室20と、液体を吸引する吸引口31及び吸引された液体を吐出する吐出口33が設けられたシリンダ部30と、減圧室20とシリンダ部30とを繋ぐ連通管40と、減圧室20内に配置されたフロート25とを備えて構成されている。
エア導入部10は、加圧エアが導入されるエア供給口11と、供給された加圧エアが排出されるエア排出口13を備えており、エア供給口11とエア排出口13とはエア通過管15によって繋がっている。エア通過管15は、エア供給口11及びエア排出口13の径よりも小さな径サイズに形成されている。また、エア通過管15には、減圧室20と繋がる吸引路17が設けられている。これにより、エア供給口11から加圧エアを導入すると加圧エアが小口径のエア通過管15内を通過してエア排出口13から排出される際に吸引路17を介して減圧室20内が減圧状態とされるようになっている。
一方、エア供給口11には、図示しない加圧ポンプから加圧エアを供給するための配管3aが接続されるようになっており、配管3aには加圧エアの供給・停止を行なうためのバルブ3bが配設されている。また、エア排出口13にはエア供給口11から供給された加圧エアを排出するための配管5aが接続されるようになっており、配管5aには同様にバルブ5bが配設されている。
減圧室20は、エア導入部10と吸引路17を介して連通されており、その内部にはフロート25が内装されている。
フロート25は、略球形状に形成され、取り扱うべき液体によって浮遊するようにその内部は中空状とされている。このように形成するのは、後述するように、減圧室20内には定量すべき液体が供給されるようになっており、供給された液体によってフロート25を減圧室20内で浮遊させるようにするためである。ここで、フロート25は、定量ポンプ1によって計量すべき対象となる有機溶媒に対する耐性を備えた素材により形成することが好ましい。そのような条件を備えていれば、例えば、プラスチック等の合成樹脂、金属製材料によって形成することができ、フロート25を形成するための材料はその種類を問うものではない。また、フロート25は、例えば、木製等のように液体に浮遊可能であれば内部が中実であってもかまわない。
図1に示されているように、減圧室20の上部側は、フロート25の表面が密着するようにフロート25表面の曲率に対応した円形状の開口部21が形成されている。本実施例においては、フロート25との密着状態をさらに確実なものとするために開口部21の周囲にはパッキン部材23が取り付けられている。
一方、減圧室20には、連通管40の一方側の開口端41が接続されており、これによりシリンダ部30と連通されている。
シリンダ部30は、減圧室20の下部側に配置され、所定量の液体が貯留される空間を有して形成されている。そして、シリンダ部30の底部には定量すべき液体を吸引するための吸引口31が設けられている。吸引口31には逆止弁31aが配設されており、液体をシリンダ部30内に吸引する方向には開口するが、その方向とは逆方向の場合には閉じて液体が排出されないような構造となっている。
一方、シリンダ部30の図1における左側面にはシリンダ部30内に吸引された液体を外部に吐出する吐出口33が設けられている。そして、この吐出口33にも液体をシリンダ部30外部に吐出する方向には開口するがその逆方向には開口しない図示しない逆止弁が配設されている。そして、吐出口33には充填手段、すなわち、吐出される液体を案内する配管35aが取り付けられており、配管35aには吐出される液体の流れを開閉するためのバルブ35bが設けられている。そして、配管35aの先端には例えば定量した液体を充填する容器70が接続できるようになっている。尚、シリンダ部30内の空間の大きさは適宜決定すればよい。また、シリンダ部30には連通管40の他方側開口端43が接続されており、これにより減圧室20と連通されるようになっている。
連通管40は、減圧室20とシリンダ部30とを繋ぐ内部が中空状の配管部材である。連通管40は、例えば、ガラスやアクリル等の透明な管材を用いることにより定量すべき液体の移動状況を外部から観察することが可能となり、さらに連通管40の表面に目盛りを設ければその目盛りから所望の量の液体を計り取ることができるように構成することも可能となる。
次に、上述した本発明に係る定量ポンプ1の動作について説明する。図2は、有機溶媒51の入ったタンク50内に本発明に係る定量ポンプ1の吸引口31に連結したパイプ60の先端を浸した状態を示す概略断面図であり、有機溶媒51の吸引前の段階を示した図である。図3は、有機溶媒51の吸引中の段階を示した図である。図4は、有機溶媒51の吐出前の段階を示した図である。図5は、有機溶媒の吐出を示した図である。
まず、有機溶媒51の入ったタンク50内に本発明に係る定量ポンプ1の吸引口31に連結したパイプ60の先端を浸す。次に、コンプレッサ等の図示しないポンプと配管3aを連結して加圧エアの導入を可能状態とする。そして、バルブ3bとバルブ5bを開けて加圧エアのエア供給口11への導入を開始する。加圧エアがエア供給口11からエア導入部10内に導入されると、加圧エアはエア通過管15通過しながらエア排出口13から排出され続ける(図2参照)。エア通過管15は、エア供給口11よりも通路の径の断面積が小さいので、エア通過管15においてはベルヌーイの定理により圧力低下現象が生じる。この結果、吸引路17を介して減圧室20内が次第に減圧化される。
減圧室20内が減圧されてくるに伴って連通管40を介してシリンダ部30内も次第に圧力低下が生じる。これに連動するようにして吸引口31の逆止弁31aが開き、有機溶媒51がパイプ60を介してシリンダ部30内に吸引される。すると、シリンダ部30内に吸引された有機溶媒51は、連通管40を介して減圧室20内に流入する。有機溶媒51で減圧室20内が流入してくると、フロート25は減圧室20内に満たされた有機溶媒51によって次第に浮遊し始める。そして、最終的にはパッキン部材23に押し付けられるようになる。フロート25が開口部21のパッキン部材23に密着すると吸引路17が塞がれ、その結果、開口部21は完全に気密状態とされる(図3参照)。
このような状態になったらバルブ3bを閉じで加圧エアの供給を停止する。すると、図4に示すように、大気圧によってエア排出口13側から空気が入り込み吸引路17を介して減圧室20の減圧状態が次第に解消され、次第に常圧状態に戻る。そのため、減圧室20内の液体は相対的に加圧されることになり、連通管40を通ってシリンダ部30方向へ押圧される。これによりシリンダ部30内の有機溶媒51は吐出口33から吐出されることになる。そして、配管35の先端に容器70を取り付けた後バルブ35bを開けば有機溶媒51が容器70内に充填される。所定の量の有機溶媒51が容器70内に充填されたらバルブ35bを閉じる。そして、再びバルブ3bを開いて加圧エアをエア供給口11から導入すれば上述した動作が繰り返されタンク50内の有機溶媒51がシリンダ部30内に吸引される。
以上のように、本発明に係る定量ポンプの一実施形態を示したが、有機溶媒51がシリンダ部30内及び減圧室20内に吸引されフロート25が開口部21に密着した状態においてバルブ3bとバルブ5bを閉じれば定量ポンプ1内に有機溶媒51を充填した状態で保持することができる。
一方、図5に示すように、加圧ポンプ80からの加圧エアの供給を配管3aと配管5aに繋がる配管7aに行なうように配設すると共に、配管7aは配管5aに連通するように配設する。そして、配管3aにはバルブ3bを設け、配管5aにはバルブ5bを設け、配管7aにはバルブ7bを設けておく。これにより、容器70内に有機溶媒51と共に加圧エアを充填することが可能となる。すなわち、バルブ7bを閉じ、バルブ3bとバルブ5bを開いた状態で加圧ポンプ80から加圧エアの供給を開始すると加圧エアは配管3aを介してエア供給口11内に導入されエア通過管15を経由して配管5aから開かれたバルブ5bを通って排出される。これにより有機溶媒51はシリンダ部30及び減圧室20内に吸引される。有機溶媒51が所定量充填されたらバルブ3bとバルブ5bを閉じ、バルブ7bを開く。すると、加圧エアがエア排出口13を通って減圧室20内に供給されることになる。これにより容器70内が加圧エアの圧力と同圧になるまで加圧エアが充填されることになる。
以上のように、本発明に係る定量ポンプは、摺動部を有することなく、しかもこれまでの定量ポンプよりも機構が簡単なのでメンテナンス性もよく、安価に提供することができるものである。しかし、上記した実施形態はその一例でありそれに限定されるものではない。また、本発明に係る定量ポンプは、有機溶媒に対して極めて好適に使用できるものであるがそれに限定されるものではなく、各種の液体に用いることももちろん可能である。
本発明に係る定量ポンプの一実施形態における概略断面図である。 図1に示す定量ポンプで有機溶媒を吸引する状態の前段階を示す概略断面図である。 図1に示す定量ポンプで有機溶媒を吸引した状態を示す概略断面図である。 図1に示す定量ポンプで吸引した有機溶媒を吐出した状態を示す概略断面図である。 加圧エアをエア導入部へ導入する際の配管及びバルブの一実施例を示すブロック図である。
符号の説明
1 定量ポンプ
3a,5a,7a 配管
3b,5b,7b バルブ
10 エア導入部
11 エア供給口
13 エア排出口
15 エア通過管
17 吸引路
20 減圧室
21 開口部
23 パッキン部材
25 フロート
30 シリンダ部
31 吸引口
31a 逆止弁
33 吐出口
35a 配管
35b バルブ
40 連通管
41,43 開口端
50 タンク
51 有機溶媒
60 パイプ
80 加圧ポンプ

Claims (5)

  1. 所定量の液体を吸引して吐出する定量ポンプにおいて、
    加圧エアが導入されるエア導入部と、
    前記エア導入部と吸引路を介して連通され、前記エア導入部に加圧エアを導入することによって減圧される減圧室と、
    液体を吸引する吸引口及び吸引された液体を吐出する吐出口が設けられたシリンダ部と、
    前記減圧室と前記シリンダ部とを繋ぐ連通管と、そして、
    前記減圧室内に配置されたフロートと、
    を備えて構成され、
    前記エア導入部に加圧エアを導入することにより前記減圧室内及び前記連通管を介して前記シリンダ部内が減圧され、それによって前記吸引口から前記シリンダ部内に液体が吸引され、吸引された液体がさらに前記連通管を通って前記減圧室内に導入されることによってフロートが浮揚して前記エア導入部と前記減圧室とを繋ぐ前記吸引路を塞ぎ、それによって一定量の液体が吸引保持され、そして、加圧エアの供給を停止することによって前記減圧室内を減圧状態から開放し、前記シリンダ内部に貯留された液体を前記吐出口から吐出するようにされたことを特徴とする定量ポンプ。
  2. 請求項1に記載の定量ポンプにおいて、
    前記フロートは略球形状を有し、前記減圧室内に設けられた略円形状の開口部をその曲面で密閉することにより前記吸引路を塞ぐようにされていることを特徴とする定量ポンプ。
  3. 請求項1又は2に記載の定量ポンプにおいて、
    前記エア導入部への加圧エアの導入を制御するバルブ手段を備えていることを特徴とする定量ポンプ。
  4. 請求項3に記載の定量ポンプにおいて、
    前記バルブ手段は、ポンプ内部に加圧エアを導入することにより、吸引した液体を加圧状態で吐出する機構を備えていることを特徴とする定量ポンプ。
  5. 請求項4に記載の定量ポンプにおいて、
    前記吐出口には所定の容器内に液体を充填するための充填手段が取り付け可能とされ、これにより所定の容器内に液体及び加圧エアを充填可能とされていることを特徴とする定量ポンプ。
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