JP2006299611A - ロールスクリーンの回転規制装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】巻き取りローラ内で大きなスペースをとることなく、クラッチ機構全体を巻き取りローラ内にコンパクトに収められると共に、巻き取りローラ自体を細くして堅固な状態を維持したままで回転を許容または阻止することができる。
【解決手段】ステーターに刻設された略ハート形のクラッチカム溝にクラッチバネの一端側の係合端が直接係入され、前記クラッチバネの他端側の係合端は略ハート形クラッチカム溝に隣接してステーターに刻設される矩形溝に係入され、クラッチバネが広径1、縮径2、縮径3、縮径4、広径1とサイクルが繰り返されように、略ハート形クラッチカム溝と略矩形溝が適正に配置され、クラッチバネを内蔵するクラッチホルダーは、巻き取りローラの一端に嵌入されるローテーターに横スライド自在で回転が一体となるように係入され、ハート形クラッチカム溝と、略矩形溝がステーターの全周にかからないように刻設されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、スクリーンを引き出して任意の位置でスクリーンを固定でき、且つ引き出されているスクリーンをさらに若干引き出して固定を解除し、スクリーンを巻き取りローラに巻き込ませることのできるロールスクリーンの回転規制装置に関するものである。
従来より、この種のロールスクリーンの回転規制装置として、種々の機構のものが提案されている。
例えば、特許文献1に開示されているように、ロールスクリーンの固定軸に設けられたブレーキシャフトと、前記ブレーキシャフトに締着弛緩可能に外嵌されたコイル状のブレーキばねと、前記ロールスクリーンのロールパイプに軸方向摺動自在にかつ前記ブレーキばねの外側においてそれと同軸に嵌装された筒状のカムと、前記カムの周面に設けられたカム溝と、前記カム溝に係合するカム突起とからなるロールスクリーンのクラッチ装置がある。
この装置は、前記カム突起が前記ロールパイプと一体に設けられ、前記カム溝は周方向に二又上端と下端が延長する略Y字形の外輪郭とその略Y字形の中央付近に位置する内輪郭を備え、前記カム溝の少なくとも略Y字形下端側は底がなく、前記ブレーキばねの一端は前記カム溝略Y字形下端側に遊嵌され他端は前記カムに一体回転するように取り付けられている。
そして、前記カム突起は前記ロールパイプがスクリーン巻上げ方向に回転すると前記カム溝略Y字形外輪郭の下端側に達して前記ブレーキばねの一端を押しスクリーン巻下げ方向に回転すると前記カム溝略Y字形二又上端のいずれか一方に達して前記ブレーキばねの他端を前記カムと共に押す。
このとき前記ブレーキばねはスクリーン巻上げ時に前記カム突起によってその一端が押されるときもスクリーン巻下げ時にその他端が前記カムと共に押されるときも弛緩して前記カムと共に回転するがスクリーンが巻下げ後に放置されると前記ブレーキシャフトに締着すると共にその弾発力で前記カムを押し戻すように巻かれ、前記カム溝内輪郭は前記カムが前記ブレーキばねによって押し戻されると前記カム突起がそこに嵌まり込むように前記略Y字形二又上端側が凹んだ略V字形に形成されたことを特徴とするロールスクリーンのクラッチ装置を構成したものがある。
特公平1−19032号公報
しかしながら、特許文献1のクラッチ装置は、ロールパイプの内部が多層構造になっていた。すなわち、このクラッチ装置は、ブレーキシャフトにブレーキばねを嵌め、そのブレーキばねの両突出端部を案内するブレーキばねガイドをそれぞれ独立に嵌める。そして、ブレーキばねガイドの外側にカム溝を備えた筒状のカムを取り付け、その上にカムを軸方向に摺動させるカムガイドを被せる。このカムガイドは、ロールパイプと一体に回転するものである。
従って、従来のクラッチ装置は、ロールパイプ内に、ブレーキシャフト、ブレーキばね、ブレーキばねガイド、筒状カム、カムガイドが存在して多層構造となっているため、ロールパイプ内においてかなりのスペースが占有されることとなり、クラッチ装置全体がロールパイプ内にコンパクトに収められず、必然的にロールパイプが大径にならざるを得ないという弊害が生じていた。
そこで、本発明は如上のような従来存した諸事情に鑑み創出されたもので、巻き取りローラ内で大きなスペースをとることなく、クラッチ機構全体を巻き取りローラ内にコンパクトに収められると共に、巻き取りローラ自体を細くして堅固な状態を維持したままで、固定軸に対する巻き取りローラの巻き取り回転力を許容または阻止することのできるように改良されたロールスクリーンの回転規制装置を提供することを目的とする。
本発明にあっては、一方のブラケットに回転不能に取り付けられるステーターと、前記ステーターに一端側が回転自在に支持され、他端側が他方のブラケットに回転自在に支持されるスクリーン巻き取り用の巻き取りローラと、一端側が固定軸に係止され、他端側がローテーターを介して前記巻き取りローラに係止されてスクリーン巻き上げ動力として用いられるコイルスプリングとを備えたロールスクリーンにおいて、前記コイルスプリングの巻き込み付勢力によるステーターに対する巻き取りローラの巻き込み回転力を許容又は阻止する状態とに選択可能となるようにステーターに刻設された略ハート形のクラッチカム溝にクラッチバネの一端側の係合端が直接係入され、前記クラッチバネの他端側の係合端は前記略ハート形クラッチカム溝に隣接してステーターに刻設される矩形溝に係入され、巻き取りローラの上下の回転に応じて、クラッチバネが広径1、縮径2、縮径3、縮径4、広径1とサイクルが繰り返されように、前記略ハート形クラッチカム溝と前記略矩形溝が適正に配置され、かつ、クラッチバネを内蔵するクラッチホルダーは、巻き取りローラの一端に嵌入されるローテーターに横スライド自在で回転が一体となるように係入され、かつ、前記ハート形クラッチカム溝と、前記略矩形溝がステーターの全周にかからないように刻設されていることで、上述した課題を解決した。
また、巻き取りローラ内周には、コイルスプリングの一端が固定されるインナーコアと、該インナーコアに対向すべく筒状のアウターコアが内装固定され、このアウターコアは、インナーコアの端部に形成された環状溝部に、当該アウターコアの筒開口端が挿入されて圧縮バネにより圧接されることで、該環状溝部内にアウターコアの筒開口端を介して内周と外周との上下二層のグリス層が形成され、上下二層のグリス層のいずれの層にグリスを充填するかにより制動トルクを選択可能にすることにより、同じく上述した課題を解決した。
本発明によれば、巻き取りローラ自体を細くして堅固な状態を維持したままで、固定軸に対する巻き取りローラの巻き取り回転力を許容または阻止することのできるロールスクリーンの回転規制装置を提供することができる。
また、グリスが充填されるアウターコアとインナーコアは圧縮バネにより圧接されているので、ローラパイプの回転、振動が生じてもグリス自体が安定した状態に確保され、グリス層の横ずれを未然に防止することができる。
しかも、適用するスクリーン及び製品寸法に対応でき、スクリーンの上昇スピードの安定性を充分に確保することもできる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照して説明する。
本発明に係る回転規制装置は、図1(b)・(c)に示すように、常に巻き取り方向に付勢されたパイプ状の巻き取りローラ2からスクリーンPを引き出して任意の位置で巻き取りローラ2の巻き取り方向の回転を阻止でき、且つ引き出されているスクリーンPをさらに若干引き出して巻き取り方向の回転阻止を解除し、スクリーンPを巻き取りローラ2に巻き取ることのできるロールブラインド1に備えられている。
ロールブラインド1を天井面に取り付ける場合には、例えば、図1(a)・(b)に示すように、レール取り付けブラケットSを天井面に木ネジ等で固定し、レール取り付けブラケットSにレールバーRを係合させる。このロールブラインド1は、レールバーR両端に取り付けられた一対のブラケットQによって取り付けられる。
巻き取りローラ2の一端内部には、図2に示すように、コイルスプリング15が配設され、そのコイルスプリング15の一端は後述するローテーター4に固定され、他端はインナーコア11を介して固定軸3に固定されている。この巻き取りローラ2がスクリーンPの引き出し方向に回転されると、コイルスプリング15が蓄勢され、この蓄勢力によって巻き取りローラ2がスクリーンPの巻き取り方向に回転駆動されるようになっている。コイルスプリング15の一端は、インナーコア11に固定され、インナーコア11は固定軸3に嵌合され、固定軸3はステーター5に固定されている。
また、巻き取りローラ2の一端内部には、当該巻き取りローラ2と同軸一体回転する筒状のローテーター4が嵌着固定され、ローテーター4の内部には、ステーター5が配設されている。ステーター5の一端には、ブラケットQに固定するための角柱部17が形成され、ステーター5の他端には、軸嵌合部が形成され、そこにパイプ状の固定軸3が嵌入され、固定軸3とステーター5とは、回転不能に嵌着されている。また、角柱部17の隣には軸受部が形成され、ローテーター4はステーター5の軸受部に回転可能に支持されている。
ローテーター4とステーター5の間には、互いに巻き取りローラ2と一体に回転するクラッチホルダー6,7を配設し、ホルダー6,7の間には、クラッチバネ9が内挿されている。このクラッチバネ9の一端側は、ステーター5に向かって折り曲げられた係合端9aを形成し、他端側はステーター5に向かって折り曲げられた係合端9bを形成している。そして、係合端9aを介してクラッチバネ9に広径方向の力が加わっていれば、クラッチバネ9とクラッチホルダー6,7とは一体となり、その結果、ステーター5、クラッチバネ9、クラッチホルダー6,7及びローテーター4が一体となり、巻き取りローラ2の回転が規制される。
クラッチホルダー6,7は、巻き取りローラ2と一体に回転するものである。クラッチバネ9の係合端9aは、クラッチカム溝8に沿って移動するクラッチカム溝8の幅だけ軸方向に移動可能である。クラッチホルダー7とローテーター4の底面部までの間にはスペース30が確保され、クラッチカム溝8内を係合端9aが移動することを妨げることはない。クラッチホルダー6には凸条6aが凸設され、ローテーター4には凹溝4aが凹設され、凹溝4a内に凸条6aが係合することにより、ローテーター4と第1のクラッチホルダー6とは相対回転不能で軸方向に移動可能である。
このクラッチカム溝8は、前記コイルスプリング15の巻き込み付勢力により、固定軸3に対する巻き取りローラ2の巻き込み回転力を許容または阻止するものである。
具体的には、図3に示すように、係合端9aのスクリーンPの巻き上げ方向(図3のB方向)への相対移動を許容する環状の引き上げ溝10aが、ステーター5の外周方向に沿って全周にかからないように外周の一部分のみに刻設されている。この引き上げ溝10aは、導入溝10b、係止点S1、ロック点S2、解除点S3それぞれに接続され、解除点S3から復帰経路溝10cを介して、再び引き上げ溝10aに復帰誘導されるようになっている。
すなわち、クラッチカム溝8の外輪郭は略Y字形を呈し、その略中央にこのY字形と同じ向きの略V字形の内輪郭が隆起している。そして、略V字形の内輪郭の谷位置がロック点S2に対応し、略Y字形の上側に伸びる二股の一端部が係止点S1、二股の他端部が解除点S3にそれぞれ対応する。
スクリーンPをコイルスプリング15の付勢力に抗して下方へ引き下げるときは(図3A方向)引き上げ溝10a内にあるクラッチバネ9の係合端9aが、導入溝10bを経て係止点S1に係合し、クラッチバネ9が縮径する。
クラッチバネ9の他端側における係合端9bは、クラッチカム溝8に隣接して、ステーター5の全周にかからないように外周の一部分のみに設けられた略矩形溝16に係入されている。この矩形溝16の一端側は、クラッチバネ9の係合端9bに当接し、コイルスプリング15を縮径とする係止点(壁)16aとなっており、クラッチバネ9の一端側の係合端9aが引き上げ溝10a中にあってスクリーンPが上昇している時、他端側の係合端9bがこの係止点(壁)16aに当接してコイルスプリング15が縮径しスリップして、スクリーンPの上昇が継続されるものである。
尚、引き上げ溝10aの終端位置と、矩形溝16の係止点(壁)16aに対向する他端側位置とは、互いに一致させてある。さらに、矩形溝16と導入溝10b、および復帰経路溝10cからステーター5の端部にかけてはそれぞれ直線状のクラッチバネ9の係合端9a,9bのガイド溝18を設け、ステーター5へのクラッチバネ9の組み付けに際し、このガイド溝18を介して、クラッチバネ9の係合端9bを矩形溝16内に案内させ、且つクラッチバネ9の係合端9aをクラッチカム溝8内に案内させることで、容易にクラッチバネ9が取り付けられるようにしてある。
一方、図6に示すように、巻き取りローラ2に内挿されている固定軸3の他端側にはインナーコア11が軸支固定され、コイルスプリング15の端部が固定されている。巻き取りローラ2内周には、インナーコア11に対向すべく筒状のアウターコア12が内装固定されている。このアウターコア12は、インナーコア11の端部に形成された環状溝部11aに、当該アウターコア12の筒開口端12aが挿入されて、環状溝部11aの奥側にある狭幅の嵌合溝11b内にアウターコア12の筒開口端12aが嵌合されるようになっている。
環状溝部11aは、嵌合溝11bの開口側が、環状溝部11a内の外周側と内周側とに設けた段差11cを介して幅広な挿入部11dに通じるようにして構成されており、インナーコア11にアウターコア12が組み込まれた際には、挿入部11d内にアウターコア12の筒開口端12aを介して内周と外周との上下二層のグリス層14が形成されるようにしてある。
そして、アウターコア12に背後からプッシュナット13aによって保持された状態で圧縮バネ13の付勢力を作用させることによって相互を摺動可能に圧接配置させると共に、互いに摺接するインナーコア11、アウターコア12相互間に形成されている幅約0.2〜1.0mm程度のグリス層14に、所定の粘性抵抗を有するダンパーグリスを充填して互いに相対回転可能となるようにしてある。
このとき、前記圧縮バネ13によりインナーコア11に対してアウターコア12が、グリス層14の形成空間を常に維持した状態で圧接している。この圧縮バネ13の付勢力により、制動力が安定し、しかも振動が生じても圧縮バネ13によりグリス層14が安定した状態に確保される。
次に、以上のように構成された本発明の最良の形態について、使用・動作の一例を説明する。
先ず、クラッチバネ9の係合端9aが引き上げ溝10aに案内された時は、当該係合端9aがフリーの状態となり、クラッチバネ9の係合端9bが略矩形溝16の係止点(壁)16aに当接し、クラッチバネ9が縮径となって巻き取りローラ2が回転可能となり、スクリーンPが巻き取られる。
また、スクリーンPをコイルスプリング15の付勢力に抗して下方へ引き下げる(図5の矢印C方向)ときは、引き上げ溝10a内にあるクラッチバネ9の係合端9aが導入溝10bを経て係止点S1に係合する。このとき、クラッチバネ9の係合端9bは、矩形溝16内でフリーの状態となり、クラッチバネ9は縮径する。したがって、摩擦が減少するので係止点S1に係合後も引き下げをさらに継続することが可能である。
この状態でスクリーンPを引き下げ、スクリーンPから手を放すと、コイルスプリング15の蓄勢力により巻き取りローラ2が引き上げ方向に回転する(図5の矢印D方向)。これと同時に、クラッチバネ9の係合端9aがクラッチカム溝8の中央に位置するロック点S2に係合する。このとき、クラッチバネ9の係合端9bは、矩形溝16内でフリーな状態となっており、クラッチバネ9は拡径する。
すると、クラッチホルダー7とクラッチバネ9の摩擦が強くなり一体化するので、クラッチバネ9の係合端9aがロック点S2に係合してクラッチバネ9、クラッチホルダー7、ローテーター4の回転が阻止されて巻き取りローラ2の回転が阻止されるので、引き出されたスクリーンPが任意の位置でロックされる。
そして、引き出されているスクリーンPをさらに若干引き出してクラッチバネ9の係合端9aがコイルスプリング15の付勢力によってロック点S2から解除点S3に誘導されて解除点S3に当接すると、クラッチバネ9は縮径する。この時、クラッチバネ9の係合端9bは、略矩形溝16の中でフリーな状態となっている。
次いで、クラッチバネ9の係合端9aが解除点S3に位置する状態からコイルスプリング15の付勢力に基づき、復帰経路溝10cを経由して再度引き上げ溝10a内に誘導される。
そして、クラッチバネ9の係合端9aが引き上げ溝10aに位置して、係合端9aがフリーの状態でクラッチバネ9の係合端9bが、略矩形溝16の係止点(壁)16aに当接すると、クラッチバネ9が縮径状態となり巻き取りローラ2が回転可能になると、コイルスプリング15の蓄勢力によってスクリーンPを巻き取りローラ2に巻き取り可能となる。
本発明は、クラッチ機構をコンパクトなものとし、特に、超小型のロールスクリーンPの回転規制装置として広い分野で利用できるものである。
本発明を実施するための最良の形態におけるロールブラインドの使用状態を示すもので、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。 巻き取りローラの内部構造を示す一部切欠断面図である。 ステーターに設けたクラッチカム溝の形状を示す展開図である。 図3におけるX−X断面図である。 図3におけるY−Y断面図である。 インナーコアとアウターコアとの間のグリス層の具体例を示すもので、(a)は組み付け途中の一部切欠断面図、(b)は組み付け後の一部切欠断面図である。
符号の説明
P…スクリーン Q…ブラケット
R…レールバー S…レール取り付けブラケット
S1…係止点 S2…ロック点
S3…解除点
1…ロールブラインド 2…巻き取りローラ
3…固定軸
4…ローテーター 4a…凹溝
5…ステーター
6…クラッチホルダー 6a…凸条
7…クラッチホルダー 8…クラッチカム溝
9…クラッチバネ 9a…係合端
9b…係合端
10a…引き上げ溝 10b…導入溝
10c…復帰経路溝
11…インナーコア
11a…環状溝部 11b…嵌合溝
11c…段差 11d…挿入部
12…アウターコア 12a…筒開口端
13…圧縮バネ 13a…プッシュナット
14…グリス層
15…コイルスプリング
16…矩形溝 16a…係止点(壁)
17…角柱部 18…ガイド溝

Claims (2)

  1. 一方のブラケットに回転不能に取り付けられるステーターと、前記ステーターに一端側が回転自在に支持され、他端側が他方のブラケットに回転自在に支持されるスクリーン巻き取り用の巻き取りローラと、一端側が固定軸に係止され、他端側がローテーターを介して前記巻き取りローラに係止されてスクリーン巻き上げ動力として用いられるコイルスプリングとを備えたロールスクリーンにおいて、前記コイルスプリングの巻き込み付勢力によるステーターに対する巻き取りローラの巻き込み回転力を許容又は阻止する状態とに選択可能となるようにステーターに刻設された略ハート形のクラッチカム溝にクラッチバネの一端側の係合端が直接係入され、前記クラッチバネの他端側の係合端は前記略ハート形クラッチカム溝に隣接してステーターに刻設される矩形溝に係入され、巻き取りローラの上下の回転に応じて、クラッチバネが広径1、縮径2、縮径3、縮径4、広径1とサイクルが繰り返されように、前記略ハート形クラッチカム溝と前記略矩形溝が適正に配置され、かつ、クラッチバネを内蔵するクラッチホルダーは、巻き取りローラの一端に嵌入されるローテーターに横スライド自在で回転が一体となるように係入され、かつ、前記ハート形クラッチカム溝と、前記略矩形溝がステーターの全周にかからないように刻設されていることを特徴とするロールスクリーンの回転規制装置。
  2. 巻き取りローラ内周には、コイルスプリングの一端が固定されるインナーコアと、該インナーコアに対向すべく筒状のアウターコアが内装固定され、このアウターコアは、インナーコアの端部に形成された環状溝部に、当該アウターコアの筒開口端が挿入されて圧縮バネにより圧接されることで、該環状溝部内にアウターコアの筒開口端を介して内周と外周との上下二層のグリス層が形成され、上下二層のグリス層のいずれの層にグリスを充填するかにより制動トルクを選択可能にすることができる請求項1に記載のロールスクリーンの回転規制装置。
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