JP2006298464A - 再封機能付きピロー包装袋 - Google Patents

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Hirofumi Kawai
広文 河合
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Abstract

【課題】内容物を充填密封した包装体を開封した後に、再封用の附属部品を使用しないで簡単に再封できる機能を有するピロー包装袋を提供することにある。
【解決手段】基材層の一方の面に少なくともシーラント層が積層されてなる積層材料からなり、両サイドに折り返し部を有し、折り返し部と平行に合掌シール形式の背シール部を有し、前記背シール部の上下両端にシール部を有してなるピロー包装袋の背シール部の一方のシール部側の周端に開封開始部を設け、さらに前記背シール部に開封後袋を折り返し部と直角に折り曲げて再封する時に切り込み同士引っ掛ける為の所定形状の貫通状態の切り込みを上下方向に複数個設けたものからなることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、食品や非食品等の内容物を包装した包装体を開封後に、簡単に再封できるピロー包装袋に関するものである。
食品や非食品などの内容物を各種形態の包装袋に包装後、使用する際に一度開封して内容物を取り出した後に、残った内容物を引き続き保存する為の再封機能を有する包装袋として、例えば、包装袋の両サイドに前もって針金を取り付けておき、開封後に開口部分を折り返し、その折り返し部分を前記針金で固定して再封できるようになっている包装袋、再封用の粘着シールを別添した包装袋、内面に嵌合可能な凹部及び凸部からなるジッパーを設けた包装袋などがある。しかしながら、前記包装袋はいずれも袋本体の他に再封用の附属部品が使用されており、製袋工程が複雑であり、コストも高くなる弊害があった。
本発明の課題は、内容物を充填密封した包装体を開封した後に、再封用の附属部品を使用しないで簡単に再封できる機能を有するピロー包装袋を提供することにある。
本発明の請求項1に係る発明は、基材層の一方の面に少なくともシーラント層が積層されてなる積層材料からなり、両サイドに折り返し部を有し、折り返し部と平行に合掌シール形式の背シール部を有し、前記背シール部の上下両端にシール部を有してなるピロー包装袋の背シール部の一方のシール部側の周端に開封開始部を設け、さらに前記背シール部に開封後袋を折り返し部と直角に折り曲げて再封する時に切り込み同士引っ掛ける為の所定形状の貫通状態の切り込みを上下方向に複数個設けたものからなることを特徴とする再封機能付きピロー包装袋である。
本発明の再封機能付きピロー包装袋は、基材層の一方の面に少なくともシーラント層が積層されてなる積層材料からなり、両サイドに折り返し部を有し、折り返し部と平行に合掌シール形式の背シール部を有し、前記背シール部の上下両端にシール部を有してなるピロー包装袋の背シール部の一方のシール部側の周端に開封開始部を設け、さらに前記背シール部に開封後袋を折り返し部と直角に折り曲げて再封する時に切り込み同士引っ掛ける為の所定形状の貫通状態の切り込みを上下方向に複数個設けたものからなっているので、開封開始部から開封して内容物を取り出した後に、袋を折り曲げると同時に切り込み同士を引っ掛けて簡単に再封することができ、特にスナック菓子、鰹節、こんぶなどの軽量内容物の包装用途に適している。
本発明の再封機能付きピロー包装袋を実施の形態に沿って以下に説明する。図2(a)は本発明の再封機能付きピロー包装袋に使用する積層材料の一実施形態を示す側断面図であり、積層材料(10)は厚み方向に順に、基材層(11)、接着剤層(12)、シーラント層(13)が積層された構成になっており、(b)は積層材料の他の実施形態を示す側断面図であり、積層材料(10′)は厚み方向に順に、基材層(11)、接着剤層(12)、中間層(14)、接着剤層(15)、シーラント層(13)が積層された構成になっている。
前記基材層(11)は、単層若しくは多層のフィルムからなっており、使用されるフィルムとしては、例えば、厚さ20〜30μmの二軸延伸ポリプロピレンフィルム、厚さ15〜25μmの二軸延伸ナイロンフィルム、厚さ6〜12μmの二軸延伸ポリエステルフィルム、厚さ6〜12μmの二軸延伸ポリエステルフィルムの片面に酸化珪素、酸化アルミニウム、あるいはそれらの混合物などの蒸着薄膜層、ポリビニルアルコール樹脂あるいはポリエステル系樹脂を主成分とする乾燥被膜からなるガスバリア性被膜層を順次積層したガスバリアフィルムなどが使用できる。
前記シーラント層(13)は、ポリオレンフィン系樹脂若しくはポリオレフィン系樹脂フィルムからなっている。使用する樹脂の種類は、特に限定しないが、例えば、低密度ポリエチレン樹脂、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、エチレン・酢酸ビニル共重合体樹脂などが使用される。積層方法は公知のドライラミネート法、溶融押出ラミネート法、サンドイッチラミネート法で貼り合わせる。厚みは適宜選定する。
前記中間層(14)は、より優れたガスバリア性付与、あるいは機械的強度の向上の為に設けるもので、例えば、二軸延伸ナイロンフィルム、無延伸ナイロンフィルム、二軸延伸ポリエステルフィルム、エチレン・ビニルアルコール共重合体フィルム又はアルミニウム箔などが使用できる。
前記接着剤層(12、15)には、一般的にポリウレタン系接着剤を使用する。通常、水酸基を持った主剤とイソシアネート基を持った硬化剤とを2液混合して使用する2液型が使用される。その積層方法は公知のグラビアコート方式で積層する。塗布量は1〜5g/m2(乾燥状態)が良い。
図1(a)は本発明の再封機能付きピロー包装袋の一実施形態を示す平面図であり、再封機能付きピロー包装袋(1)は、前記積層材料(10)からなっており、両サイドに折り返し部(4a、4b)が設けられ、折り返し部(4a、4b)と平行に合掌シール形式の背シール部(5)が設けられ、背シール部(5)の上下両端にシール部(2、3)が設けられ、背シール部(5)のシール部(3)側の周端に開封開始部(6)が設けられ、さらに背シール部(5)に外幅がdで、高さがhのU字形状の貫通状態の切り込み(7a、7b、7c、7d)が設けられている。前記切り込み(7a、7b、7c、7d)は、開封開始部(6)から引き裂いて開封した後に、開封した部分を折り曲げると同時に切り込み同士を引っ掛けて、再封する為に設けている。
図1(b)は(a)のA−A′線断面図であり、積層材料(10)のシーラント層(13)側が内面になるように製袋されており、両サイドに折り返し部(4a、4b)を有し、中央にシーラント層同士が相対する状態の合掌シール形式の背シール部(5)を有しており、また、中には空間(16)を有している。
前記外幅のdは5mm以上が好ましく、高さのhは2mm以上が好ましい。
前記開封開始部(6)の形状は特に限定されず、貫通状態の直線状のものでも良いし、Vノッチ状のものでも良い。
また、前記切り込みの形状も、特に限定されず、折り曲げた際に切り込み同士を引っ掛けることができる形状のものであれば良い。
本発明の再封機能付きピロー包装袋の特徴とするところは、背シール部に設けた複数個の貫通状態の切り込みを利用することにより、開封開始部から開封して内容物を取り出した後に袋を折り返し部と直角に折り曲げると同時に、切り込み同士を引っ掛けて簡単に再
封することができることである。
以下に、本発明の再封機能付きピロー包装袋を具体的な実施例に従って説明するが、本発明がこれらの実施例に限定されるものではない。
基材層(11)として、厚さ12μmの二軸延伸ポリエステルフィルム(PETフィルム)を使用し、接着剤層(12)として、ポリウレタン系接着剤(大日本インキ化学工業(株)、LX703/KW75)を使用し、シーラント層(13)として、厚さ50μmの無延伸ポリプロピレンフィルム(CPPフィルム)を使用して、PETフィルム(12μm)/ポリウレタン系接着剤(5g/m2)/CPPフィルム(50μm)構成の積層材料(10)を作成し、前記積層材料(10)を用いて、外寸法が幅150mm×長さ200mmで、15mm幅の合掌シール形式の背シール部(5)を設け、上下端にそれぞれ幅10mmのシール部(2)及びシール部(3)を設け、背シール部(5)の周縁に長さ5mmの直線状の開封開始部(6)を設け、さらに背シール部(5)に外幅のd及び高さのhがそれぞれ7mmのU字状の貫通状態の切り込みを4ケ所設けて、本発明の再封機能付きピロー包装袋を作成した。
以下に、本発明の比較用の実施例について説明する。
背シール部に切り込みを設けないで、上側のシール部に近接する内面にシール部と平行に、嵌合可能な凹部及び凸部からなるジッパーを設けた以外は、実施例1と同様にして、比較用の再封機能付きピロー包装袋を作成した。
背シール部に切り込みを設けないで、上側のシール部に近接する両サイドに、それぞれ長さ20mmの針金を接着させて取り付けた以外は、実施例1と同様にして、比較用の再封機能付きピロー包装袋を作成した。
〈評価〉
実施例1の本発明の再封機能付きピロー包装袋及び実施例2〜3の比較用の再封機能付きピロー包装袋の再封性、再封時の煩雑性、再封時の密封性、製袋時の生産性、袋コストを比較し、総合評価した。その結果を表1に示す。
Figure 2006298464
表1に示すように、実施例1の本発明の再封機能付きピロー包装袋は、再封時の密封性は十分ではないが、再封性は良く、再封する時の煩雑性も無く、製袋時の生産性も優れ、かつ袋コストも安い。一方、実施例2の比較用の再封機能付きピロー包装袋は、再封する時に少し煩雑であり、製袋時の生産性が劣り、袋コストも高く、実施例3の比較用の再封機能付きピロー包装袋は、再封する時に少し煩雑であり、再封時の密封性も十分ではなく、製袋時の生産性も劣り、袋コストも高い。
(a)は本発明の再封機能付きピロー包装袋の一実施形態を示す平面図であり、(b)は(a)のA−A′線断面図である。 (a)は本発明の再封機能付きピロー包装袋に使用する積層材料の一実施形態を示す側断面図であり、(b)は積層材料の他の実施形態を示す側断面図である。
符号の説明
1…再封機能付きピロー包装袋
2,3…シール部
4a,4b…折り返し部
5…背シール部
6…開封開始部
7a,7b,7c,7d…切り込み
10,10′…積層材料
11…基材層
12…接着剤層
13…シーラント層
14…中間層
15…接着剤層
16…空間
d…切り込みの外幅
h…切り込みの高さ

Claims (1)

  1. 基材層の一方の面に少なくともシーラント層が積層されてなる積層材料からなり、両サイドに折り返し部を有し、折り返し部と平行に合掌シール形式の背シール部を有し、前記背シール部の上下両端にシール部を有してなるピロー包装袋の背シール部の一方のシール部側の周端に開封開始部を設け、さらに前記背シール部に開封後袋を折り返し部と直角に折り曲げて再封する時に切り込み同士引っ掛ける為の所定形状の貫通状態の切り込みを上下方向に複数個設けたものからなることを特徴とする再封機能付きピロー包装袋。
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