JP2006298288A - 親子式自律型潜水機システム及び自律型潜水機の接続方法 - Google Patents

親子式自律型潜水機システム及び自律型潜水機の接続方法 Download PDF

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Abstract


【課題】 長航続距離、大潜航深度で航走できる親子式自律型無人潜水機を提供する。
【解決手段】 本発明による親子式自律型潜水機システムは、親結合部11を有し、水中を自律航行する親潜水機1と、子結合部21を有し、親潜水機1から分離して水中を自律航行する子潜水機2とを具備する。親潜水機1は、子潜水機2から送信される接続準備信号に応答して、所定の速度、方位、深度で航行する。子潜水機2は、接続準備信号を親潜水機1に送信し、所定の速度、方位、深度で航行する親潜水機1の親結合部11に対し、子結合部21を押し付けて、子結合部21と親結合部11とを着脱可能に接続する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、自律型潜水機に関し、特に親子式自律型潜水機及び自律型潜水機の接続方法に関する。
海洋調査等を行うため、無索無人の潜水機である自律型潜水機(AUV:Autonomous Underwater Vehicle)が利用されている。AUVは、動力源を自身で持ち、自身が持つ航行や調査等に関わるプログラムを実行することにより潜航浮上する、自律航行及び自律観測可能な潜水機である。AUVは、事前に設定されたシナリオ(プログラム)に基づいて、航行し各種ミッションを実行する。すなわち、AUVは、海底に滞留してAUV周辺海域の温度、圧力、塩分濃度、上昇流等の海流あるいはAUV周辺の地形、生存する生物の観測、または設置されている海底ケーブルの追跡等のミッションを実行する。又、AUVは、各種センサによって海底の地形や水流等の状態を検知し、自律的に障害等を回避することができる。
近年、地球温暖化の原因究明のため、北極海の海洋データの取得・解析が重要視されている。北極海のような過酷な環境では、人による海洋調査は困難であるため、AUVによる海洋観測が望まれている。海洋調査をするAUVにとって、その航続距離は、調査効率を左右する重要な要素であり、又、氷海下の調査のような特殊環境においては十分な航続距離を有することが必須条件となる。一方、海底の調査を考えると大潜航深度が必要となる。しかし、長航続距離と大潜航深度の両立させる場合、AUVの機体の重量や大きさの増大を招くことになる。
尚、従来技術として、以下の技術が知られている。
洋上の母船から制御される有索の親潜水機と、子潜水機とを具備する技術が特開平07−223588号公報、実開昭61−12896号公報、特開平07−223589号公報に開示されている。
特開平07−223588号公報には、洋上の母船の制御を受ける有索の親水中作業機と、親水中作業機の制御を受ける有索の子水中作業機とを具備する母船支援型の親子式水中作業船が開示されている(特許文献1参照)。
実開昭61−12896号公報には、洋上の支援母船の制御を受ける有索潜水探航走体から分離し、無索潜水探査航走体として自走する無人潜水探査装置が開示されている(特許文献2参照)。
特開平07−223589号公報には、洋上の母船とケーブルを介して接続され、遠隔操作により移動する有索無人機によって無人無索水中潜水体へ充電する充電システムが開示されている(特許文献3参照)。
又、特開2000−272583号公報に、母船からの支援を要することなく水中でエネルギー補給やデータ交換が行える自律型無人潜水機の水中ドッキング装置とその方法が開示されている(特許文献4参照)。更に、特開平05−170178号公報に、無人潜水機を搭載した潜水船に関する技術が開示されている(特許文献5参照)。
特開平07−223588号公報 実開昭61−12896号公報 特開平07−223589号公報 特開2000−272583号公報 特開平05−170178号公報
本発明の目的は、長航続距離、大潜航深度で航走可能な親子式自律型無人潜水機を提供することにある。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号・符号を括弧付きで用いて、[課題を解決するための手段]を説明する。この番号・符号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]の記載との対応関係を明らかにするために付加されたものであるが、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明による親子式自律型潜水機システムは、親結合部(11)を有し、水中を自律航行する親潜水機(1)と、子結合部(21)を有し、親潜水機(1)から分離して水中を自律航行する子潜水機(2)とを具備する。親潜水機(1)は、子潜水機(2)から送信される接続準備信号に応答して、所定の速度、方位、深度で航行する。子潜水機(2)は、接続準備信号を親潜水機(1)に送信し、所定の速度、方位、深度で航行する親潜水機(1)の親結合部(11)に対し、子結合部(21)を押し付けて、子結合部(21)と親結合部(11)とを着脱可能に接続する。
親潜水機(1)から分離した子潜水機(2)は、親潜水機(1)に対し自身の位置を示す子位置情報を送信する。親潜水機(1)はこの子位置情報に基づき子潜水機(2)の位置を把握し子潜水機(2)を追尾する。親潜水機(1)が子潜水機(2)を追尾することで、子潜水機(2)の位置や状態を監視し、子潜水機(2)から各種観測データを取得できる。
親潜水機(1)は、親充電用接続部(12)を更に備える。又、子潜水機(2)は、子充電用接続部(22)を更に備える。子充電用接続部(22)は、子結合部(21)と親結合部(11)とが接続するとき、親充電用接続部(12)に当接する位置に設けられ、親潜水機(1)は、当接する親充電用接続部(12)と子充電用接続部(22)とを介して、子潜水機(1)に対し電力を供給する。
親結合部(11)は、親潜水機(1)の底部に設けられ、子結合部(21)は、子潜水機(22)の上部に設けられる。親潜水機(1)は、自身の位置を示す親位置情報を子潜水機(2)に対し出力し、子潜水機(2)は、この親位置情報に基づき親潜水機(2)の後下方の所定の位置にホーミングする。所定の位置に着くと子潜水機(2)は、上昇して子結合部(21)を親結合部(11)に押し付け、子結合部(21)と親結合部(11)と着脱可能に嵌合させる。
親結合部(11)は、誘導コーン(116)と雌型嵌合部(115)とを有し、
子結合部(21)は、誘導コーン(116)の内側面に沿って親結合部(11)に押し付けられて雌型嵌合部(115)に嵌め込まれる。
以上のように、本発明による親子式自律型潜水機システムは、自律航行する親潜水機(1)と子潜水機(2)が着脱可能にドッキングでき、親潜水機(1)から子潜水機(2)に対しエネルギー補給ができる。
本発明による親子式自律型無人潜水機によれば、長航続距離、大潜航深度で航走することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明による親子式自律型無人潜水機の実施の形態が説明される。本発明による親子式自律型無人潜水機(親子式AUV)は、好適には海洋(水中)観測に用いられ、特に過酷な環境下における海洋(水中)探査に用いられることが好ましい。
(構成)
図1は、本発明による親子式自律型無人潜水機のドッキング状態における構成図である。図1を参照して、親機AUV1は、親結合部11と、親充電用接続部12と、親音響信号伝送装置13と、親音響トランスポンダ14と、ガイド15と、推進器16とを具備する。又、親機AUV1は、図2に示されるような制御システム10を具備し、自律航行、海洋観測、子機AUV2とのドッキング及び子機AUV2への充電処理を実行する。
図6(a)の上図は、親結合合部11の本実施の形態による構成図である。図6(a)を参照して、親結合部11は、子機AUV2とドッキングするため、親機AUV1の底部に設けられた雌型嵌合部であり、子機AUV2の持つ子結合部21の雄型嵌合部216と嵌合する嵌合座スライダ115と、誘導コーン116とを備える。嵌合座スライダ115は、誘導コーン116の狭口側(親機AUV1の本体側)に設けられ、親機AUV1の進行(後進)方向にスライドして、子結合部21の雄型嵌合部216を挟み込んで雄型嵌合部216と嵌合する溝を有する。溝の大きさ及び形状は、嵌合座スライダ115が閉じた時に雄型嵌合部216が嵌合する大きさ、形状である。誘導コーン116は、水中側及び嵌合座スライダ115側に開口した錘形の雌型嵌合部である。誘導コーン116は、雄型嵌合部216が嵌合座スライダ115側に誘導されるように水中側(親機AUV1本体の反対側)が幅広に開口され、嵌合座スライダ115側が狭くなるように設けられる。この際、嵌合座スライダ115側の誘導コーン116は、雄型嵌合部216が挿入可能な大きさに開口される。
親充電用接続部12は、親結合部11と子結合部21とが接続した時、子充電用接続部22と当接可能な位置に設けられ、好ましくは子充電用接続部22と着脱可能に嵌合する凹状又は凸状の形状である。本実施の形態における親充電用接続部12は充電用コイルを有し、誘導電界によって親機AUV1から子機AUV2への充電を行う。充電用コイルは、水中に露出しないよう樹脂等で覆われて保護される。
図2は、親機AUV1に搭載される制御システム10の構成図である。図2を参照して、制御システム10は、CPU100、記憶装置101、電源部102、航海装置制御回路103、推進装置制御回路104、親音響信号伝送装置13、親音響トランスポンダ14、推進器16を具備する。CPU100は、記憶装置101内の親機AUVプログラム110を実行し、制御システム10内の各装置を制御する。記憶装置101は、親機AUV1の航行のための実行指示を行うミッションスクリプト(実行指示書、シナリオ)、及び親機AUV1の航行、子機AUV2の監視・追跡等に関わる親機AUVプログラム110を格納する。又、子機AUV2のミッションスクリプトの一部又は全てを格納してもよい。
図3は、記憶装置101に格納される親機AUVプログラム110の構成図である。図3を参照して、親機AUVプログラム110は、CPU100によって実行されるプログラムであり、航海制御部111、推進制御部112、監視・追跡部113、電源制御部114とを備える。航海制御部111は、航海装置制御回路103を制御して、親音響トランスポンダ14から子機AUV2に対し音響信号を送信させる。又、図示しない慣性航法装置、傾斜計、深度計、GPS測位装置等の各種センサから親機AUV1の位置や姿勢に関わる各種情報を取得し、推進制御部112に送信する。推進制御部112は、航海制御部111から送信された各種情報やミッションスクリプトに基づき推進装置制御回路104を制御して、推進器16を稼動させ、親機AUV1の速度・方位(方向)・姿勢を制御する。監視・追跡部113は、親音響信号伝送装置13を制御して子機AUV2から送信される各種音響信号を取得し、子機AUV2のエネルギーの残量、ミッションの進捗状況等を把握する。又、図示しない音響ホーミングソーナで受信される子音響トランスポンダ24からの信号を解析し、子機AUV2の位置情報を取得する。
電源部102は、親機AUV1の航行に使用する蓄電池と、電源制御回路とを備える。電源制御部114は、親充電用接続部12と子充電用接続部22とが接続したことを検知すると、電源部102の電源制御回路を制御して、電源部102の蓄電池から子機AUV2内の蓄電池に充電する。この際、例えば、親結合部11又は親充電用接続部12に、子結合部21又は子充電用接続部22との接続を検知するセンサを設け、電源制御部114は、このセンサからの接続検知信号に基づいて充電する。
航海装置制御回路103は親音響トランスポンダ14に接続され、CPU100の制御を受けて親音響トランスポンダ14における音響信号の送信を制御する。推進装置制御回路104は、CPU100の制御を受けて推進器16を稼動させる。推進器16は、前後スラスタ及び図示しない垂直スラスタ、水平スラスタ等を備え、親機AUV1の航行及び姿勢を制御する。親音響信号伝送装置13は、子機AUV2との間における各種音響信号の送受信を実行する。音響信号は、慣性航法装置等による親機AUV1の位置情報(座標情報)、親機AUV1及び子機AUV2の速度・方位・姿勢・深度等の状態情報、子機AUV2のミッションに関する各種観測データ、ミッションの進捗情報、及びエネルギー残量を示す残量情報を含む。
親機AUV1は、船底に子機AUV2のドッキングの際における位置決めに使用するガイド15を具備する。ガイド15は、例えば2本の棒部材によって子機AUV2の本体を挟み込むように親結合部11と子結合部21の位置が一致するように誘導する。又、ガイド15は接触センサを備え、ガイド15に接触した子機AUV2の接触情報を航海制御部111に送信してもよい。航海制御部111は、この接触情報を親音響信号伝送装置13によって子機AUV2へ送信する。
図1を参照して、子機AUV2は、子結合部21と、子充電用接続部22と、子音響信号伝送装置23と、子音響トランスポンダ24と、音響ホーミングソーナ25と、垂直スラスタ26と、前後スラスタ27とを具備する。又、子機AUV2は、図4に示されるような制御システム20を具備し、自律航行、海洋観測、親機AUV1とのドッキング及び親機AUV1からのエネルギー補給(充電)を実行する。
図6(a)の下図は、子結合部21の本実施の形態による構成図である。図6(a)を参照して、子結合部21は、親機AUV1とドッキングするため、子機AUV2の上部に設けられた雄型嵌合部216であり、親機AUV1の持つ親結合部11の閉じられた嵌合座スライダ115に嵌合する雄型嵌合部216と、雄型嵌合部216が親結合部11と嵌合する際、嵌合する雄型嵌合部216が嵌合座スライダ115から抜けなくなるように嵌合座スライダ115に引っ掛かる支持爪217と、雄型嵌合部216と子機AUV2本体とを接続するジンバル支持部218とを備える。雄型嵌合部216の先端は、先細りの錘形状であり、先端付近に支持爪217が設けられる。支持爪217は、スプリングバック構造で、支持爪217の上方からの荷重により引き込まれ、荷重がなくなるとスプリングの力で飛び出る構造である。ジンバル支持部218は、雄型嵌合部216を子機AUV2の進行方向に約±15度の角度で傾倒するように設けられるのが好ましい。このジンバル支持部218が傾倒するため、子機AUV2と親機AUV1が接続して航走しても子結合部21は柔軟性を保持し、破損することがない。又、親機AUV1とドッキングする際、子結合部21が親結合部11に過度な力で押し付けられても力を分散することができるため、子結合部21が破損するのを防ぐことができる。
子充電用接続部22は、子結合部21と親結合部11とが接合した時、親充電用接続部12と当接可能な位置に設けられ、好ましくは親充電用接続部12と着脱可能に嵌合する凸状又は凹状の形状である。本実施の形態における子充電用接続部22は充電用コイルを有し、誘導電界によって親機AUV1から子機AUV2への充電が行われる。充電用コイルは、水中に露出しないよう樹脂等で覆われて保護される。
図4は、子機AUV2に搭載される制御システム20の構成図である。図4を参照して、制御システム20は、CPU200、記憶装置201、観測装置202、電源部203、航海装置制御回路204、推進装置制御回路205、子音響信号伝送装置23、子音響トランスポンダ24、音響ホーミングソーナ25、垂直スラスタ26、前後スラスタ27を具備する。CPU200は、記憶装置201内の子機AUVプログラムを実行し、制御システム20内の各装置を制御する。記憶装置201は、子機AUV2の航行のための実行指示を行うミッションスクリプト(実行指示書、シナリオ)、及び子機AUV2の航行、親機AUV1からの充電処理等に関わる子機AUVプログラム210を格納する。
図5は、記憶装置201に格納される子機AUVプログラム210の構成図である。図5を参照して、子機AUVプログラム210は、CPU200によって実行されるプログラムであり、航海制御部211、推進制御部212、観測装置制御部213、電源制御部214、子機情報送信部215とを備える。航海制御部211は、航海装置制御回路204を制御して、子音響トランスポンダ24から音響信号を出力させる。又、音響ホーミングソーナ25によって受信される親音響トランスポンダ14からの音響信号を取得、解析して、親機AUV1の位置を把握し位置情報として推進制御部212及び子機情報送信部215に送信する。更に、図示しない慣性航法装置、傾斜計、深度計等、の各種センサから子機AUV2自身の位置、速度、姿勢、深度に関わる各種情報を取得し、推進制御部212及び子機情報送信部215に送信する。推進制御部212は、航海制御部211から送信された親機AUV1の位置情報や自身の位置や姿勢に関わる各種情報、あるいはミッションスクリプトに関するプログラム等に基づき推進装置制御回路205を制御して、垂直スラスタ26と前後スラスタ27を稼動させ、子機AUV2の速度・方位(方向)・姿勢を制御する。観測装置制御部213は、海洋調査のための観測装置202を制御して各種観測を実行し、観測装置202から各種観測結果を取得する。観測装置制御部213は、取得した各種観測結果情報を子機情報送信部215に送信する。
電源部203は、子機AUV2の航行に使用する蓄電池を備える。電源制御部214は、電源部203を監視し、蓄電池の蓄電量をエネルギー残量として取得し、子機情報送信部215に送信する。又、電源部203は、子充電用接続部22に接続され、親充電用接続部12及び子充電用接続部22を介して親機AUV1の電源部102から充電される。
子機情報送信部215は、子音響信号伝送装置23を制御して、航海制御部211から送信される子機AUV2の位置や姿勢に関わる情報(子機状態情報)、電源制御部214から送信されるエネルギー残量、観測装置制御部213から送信される各種観測結果情報、ミッションの進捗情報等を音響信号として親機AUV1に送信させる。
(動作)
図面を参照して、本発明による親子式自律型潜水機システムの実施の形態における動作が説明される。
図7は、本発明による親子式自律型潜水機システムの海洋観測の概念図である。本発明による親子式自律型潜水機は、洋上の母船から切り離され、図1に示されるようなドッキングした状態で氷下を観測地点まで潜航する。この際、図6(b)を参照して、親結合部11と子結合部21は、嵌合座スライダ115が閉じた状態にできた溝(穴)に雄型嵌合部216が嵌合し、支持爪217によって嵌合座スライダ115に支持されている状態(ドッキング状態)である。
図7を参照して、観測地点の上方まで航行した親機AUV1は、嵌合座スライダ115を開き、子結合部21を開放する。子機AUV2は、垂直スラスタ26により下降して親機AUV1から離脱する(ステップS1)。子機AUV2が離脱すると親機AUV1は、嵌合座スライダ115を閉じる(子機AUV2のドッキングに備える)。
子機AUV2は、垂直スラスタ26及び前後スラスタ27によって海底の観測地点まで下降する(ステップS2)。親機AUV1は、子音響トランスポンダ24からの信号を解析し、子機AUV2の位置を把握して子機AUV2を監視し、推進器16を制御して子機AUV2を追尾する。この際、子音響信号伝送装置23と親音響信号伝送装置13は、定期的に音響信号(接続確認信号)の送受信を行って回線の接続を維持する。
子機AUV2は、観測地点の海域に到達後、記憶装置201に設定されたミッションスクリプトに従い、海底調査を実施する(ステップS3)。観測結果情報やミッションの進捗情報は、子音響信号伝送装置23から音響信号として親機AUV1に送信される。観測の間、親機AUV1は、親音響信号伝送装置13で観測情報や進捗情報を取得するとともに、子音響トランスポンダ24からの信号を受信して子機AUV2を監視する。この際、子音響トランスポンダ24からの信号が途切れないように、推進器16を制御して子機AUV2を追尾する(ステップS4)。尚、親機AUV1は子機AUV2のミッションの内容や進捗を考慮して移動・追尾してもよい。子機AUV2は、海洋調査のミッションを終了すると、子音響信号伝送装置23からミッション終了を示す終了信号とともにドッキングのための接続準備信号を親機AUV1に送信する。あるいは、ミッションが終了する前に子機AUV2のエネルギー残量が、ある閾値に達した場合、接続準備信号を親機AUV1に送信する。親機AUV1は接続準備信号を受信すると応答信号を子AUV2に送信し、親音響トランスポンダ14から信号を送信しつつ、一定の速力(低速)、方位、深度で航走を維持する。子機AUV2は、親機AUV1からの応答信号を受信すると上昇を開始し、親音響トランスポンダ14からの信号に基づき親機AUV1の位置を把握し、垂直スラスタ26及び前後スラスタ27を制御してホーミングする(ステップS5)。尚、子機AUV2は、接続準備信号を送信すると応答信号を待たずに上昇を開始してもよい。
子機AUV2は、親音響トランスポンダ14からの信号をホーミングし、親音響トランスポンダ14の後方所定の位置(例えば、親音響トランスポンダ14の30m後方、5m下方の位置)につき、親機AUV1と方位をあわせる。所定の位置及び方位についた子機AUV2は、親音響トランスポンダ14に対して一定の迎角(例えば迎角5度)でホーミングする。親機AUV1のガイド15に接触し、所定の位置に到達すると子機AUV2は垂直スラスタ26によって上昇推力をかけ、子結合部21を親結合部11に押し付ける。この際、ガイド15に設けられた接触センサからの情報が親機AUV1から音響信号を通じて子機AUV2に伝達され、子機AUV2は位置を検知してもよい。親結合部11に押し付けられた雄型嵌合部216は誘導コーン116の内側面に沿って、嵌合座スライダ115に形成された雌型嵌合部に嵌め込まれ、支持爪217によって嵌合座スライダ115に支持されて接合される(ステップS6)。子結合部21はジンバル支持部218により、ある程度の角度に傾倒するため、誘導コーン116の内側面に雄型嵌合部216の先端があたれば、ある程度の位置ずれが生じてもドッキングすることができる。
子結合部21と親結合部11がドッキングすると、子充電用接続部22と親充電用接続部12とは当接する。このとき、子充電用接続部22と親充電用接続部12とは接合するのが好ましい。ドッキングを検知した親機AUV1の電源部102は、子機AUV2の電源部203に対し充電を開始する。充電の間、もしくは充電終了後、親子式自律型潜水機はドッキングしたままの状態で次の海洋観測の地点まで航行する。充電が完了し、観測地点の上方に到達すると子機AUV2は、親機AUV1から離脱して次のミッションを開始する(ステップS1)。
親機AUV1と子機AUV2のドッキングが失敗した場合、例えば、子機AUV2が親音響トランスポンダ14からの信号を受信できなくなった場合、子機AUV2は、親音響トランスポンダ14からの信号を受信可能な位置まで下降して再度ドッキング動作を行う。
以上のように、本発明による親子式自律型潜水機システムは、自律型の親潜水機によって氷下の観測地点上方まで長航行距離を移動し、潜水に必要なエネルギーが小さい自律型子潜水機によって大潜水深度まで潜水して観測することができる。更に、子潜水機は、上方で待機している親潜水機からエネルギー補給されるため、何度も潜航して観測することができる。このように、本発明は、氷下のような過酷な環境の海洋調査のような人による観測調査が困難で、且つ長航行距離、大潜水深度の海洋調査に好適に利用することができる。又、長航行距離、大潜水深度を得るために巨大な潜水機を製造する必要がない。
以上、本発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は上記実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の変更があっても本発明に含まれる。
図1は、本発明による親子式自律型潜水機システムの実施の形態における構成図である。 図2は、本発明に係る親機AUVに搭載される制御システムの実施の形態における構成図である。 図3は、本発明に係る親機AUVの記憶装置に格納される親機AUVプログラムの実施の形態における構成図である。 図4は、本発明に係る子機AUVに搭載される制御システムの実施の形態における構成図である。 図5は、本発明に係る子機AUVの記憶装置に格納される子機AUVプログラムの実施の形態における構成図である。 図6(a)は、本発明に係る親結合部と子結合部の実施の形態における構成図である。 図6(b)は、本発明に係る親結合部と子結合部との実施の形態における接合(ドッキング)時の概念図である。 図7は、本発明による親子式自律型潜水機システムの海洋観測の概念図である。
符号の説明
1:親機AUV
2:子機AUV
11:親結合部
12:親充電用接続部
13:親音響信号伝送装置
14:親音響トランスポンダ
15:ガイド
16:推進器
21:子結合部
22:子充電用接続部
23:子音響信号伝送装置
24:子音響トランスポンダ
25:音響ホーミングソーナ
26:垂直スラスタ
27:前後スラスタ

Claims (8)

  1. 親結合部を有し、水中を自律航行する親潜水機と、
    子結合部を有し、前記親潜水機から分離して水中を自律航行する子潜水機とを具備し、
    前記親潜水機は、前記子潜水機から送信される前記接続準備信号に応答して、所定の速度、方位、深度で航行し、
    前記子潜水機は、接続準備信号を前記親潜水機に送信し、前記所定の速度、方位、深度で航行する前記親潜水機の親結合部に対し、前記子結合部を押し付けて、前記子結合部と前記親結合部とを着脱可能に接続する
    親子式自律型潜水機システム。
  2. 請求項1に記載の親子式自律型潜水機システムにおいて、
    前記親潜水機から分離した子潜水機は、前記親潜水機に対し自身の位置を示す子位置情報を送信し、
    前記親潜水機は前記子位置情報に基づき前記子潜水機を追尾する
    親子式自律型潜水機システム。
  3. 請求項1又は2に記載の親子式自律型潜水機システムにおいて、
    前記親潜水機は、親充電用接続部を更に備え、
    前記子潜水機は、子充電用接続部を更に備え、
    前記子充電用接続部は、前記子結合部と前記親結合部とが接続するとき、前記親充電用接続部に当接する位置に設けられ、
    前記親潜水機は、前記当接する前記親充電用接続部と前記子充電用接続部とを介して、前記子潜水機に対し電力を供給する
    親子式自律型潜水機システム。
  4. 請求項1から3いずれか1項に記載の親子式自律型潜水機システムにおいて、
    前記親結合部は、前記親潜水機の底部に設けられ、
    前記子結合部は、前記子潜水機の上部に設けられ、
    前記子潜水機は上昇して、前記子結合部を前記親結合部に押し付け、前記子結合部と前記親結合部とを嵌合させる
    親子式自律型潜水機システム。
  5. 請求項4に記載の親子式自律型潜水機システムにおいて、
    前記親潜水機は、自身の位置を示す親位置情報を前記子潜水機に対し出力し、
    前記子潜水機は、前記親位置情報に応答して、所定の位置にホーミングし、前記所定の位置から上昇して、前記子結合部を前記親結合部に押し付け、前記子結合部と前記親結合部とを嵌合させる
    親子式自律型潜水機システム。
  6. 請求項1から5いずれか1項に記載の親子式自律型潜水機システムにおいて、
    前記親結合部は、誘導コーンと雌型嵌合部とを有し、
    前記子結合部は、前記誘導コーンの内側面に沿って前記親結合部に押し付けられて前記雌型嵌合部に嵌め込まれる
    親子式自律型潜水機システム。
  7. 子潜水機が自律航行する親潜水機から離脱して水中を自律航行するステップと、
    前記親潜水機が前記子潜水機の位置を監視するステップと、
    前記親潜水機が前記子潜水機を追尾するステップと、
    前記子潜水機が前記親潜水機に対し、接続準備信号を送信するステップと、
    前記親潜水機が前記接続準備信号に応答して、所定の速度、方位、深度で航行するステップと、
    前記親潜水機と前記子潜水機が接続するステップとを備える
    自律型潜水機の接続方法。
  8. 請求項7に記載の自律型潜水機の接続方法において、
    前記親潜水機が前記子潜水機に対し電力を供給するステップを更に具備する
    自律型潜水機の接続方法。
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