JP2006298014A - 車両用空調装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 乗員が乗車した際の空調の快適性を向上させることができる車両用空調装置を提供する。
【解決手段】 車両用空調装置10は、人体温度検出部64を備えている。人体温度検出部64は、人体温度検出センサを備えた車両のリモコンキーから送信された乗員の体温を受信する。空調制御部50は、人体温度検出部64により乗員の体温を検出すると、乗員が設定した車室内の設定温度、検出した乗員の体温、外気温度センサ58により検出した外気温度、車室内温度センサ60により検出した車室内の温度、日射センサ62により検出した日射量に基づいて、車室内のプレ空調制御を行う。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両用空調装置に係り、特に、乗員が車両に乗車する前にプレ空調を行う車両用空調装置に関する。
従来、車両の空調装置が作動中に、飲み物を買うため等の理由により乗員が降車して一時的に不在となり、その後シート温度が日射等によって変化した場合において、戻った乗員がシートに座ったときの不快感を低減するために、乗員の不在中にシート表面の温度が目標の温度となるように空調制御する技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。
また、特許文献2には、車両の乗員の皮膚温度を検出し、この皮膚温度が快適温度となるように制御する自動車用空気調和装置が開示されている。
特開2004−42706号公報 特開平7−25219号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された技術では、乗員自身の温度については一切考慮せずに空調制御を行うため、乗員が乗車した際の快適性が向上するとは限らない、という問題があった。
また、特許文献2に記載された技術では、乗員が乗車中の場合にのみ上記の制御を行うため、乗員が乗車した際の快適性を向上させることはできない、という問題があった。
本発明は、上記事実を考慮して成されたものであり、乗員が乗車した際の空調の快適性を向上させることができる車両用空調装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、車両の車室内に設けられた空気吹出し口から吹出される空気の温度及び風量の少なくとも一つを調節する空調手段と、前記車両の乗員の体温を検出する体温検出手段と、前記乗員の乗車前に前記体温検出手段により前記乗員の体温が検出された場合、検出された体温に基づいて、前記空調手段をプレ空調制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、空調手段は、車室内に設けられた空気吹出し口から吹出される空気の温度及び風量の少なくとも一つ調節する。
体温検出手段は、車両の乗員の体温を検出する。体温検出手段は、例えば乗員の手等が触れることによって体温を検出する接触式の体温検出手段とすることができる。例えば請求項2に記載したように、車外から前記車両を操作するリモコン装置から送信される送信信号を受信する受信手段をさらに備え、前記体温検出手段は、前記リモコン装置に設けられると共に、当該リモコン装置は、前記体温検出手段により検出した体温を示す体温信号を前記受信手段へ送信する構成とすることができる。この場合、例えばリモコン装置にプレ空調を開始させるためのボタンと体温を検出するセンサとを兼用するプレ空調ボタンを設け、このプレ空調ボタンが押下されたときに体温を検出して送信する構成とすることができる。
制御手段は、乗員の乗車前に体温検出手段により乗員の体温が検出された場合、検出された体温に基づいて、空調手段をプレ空調制御する。すなわち、乗員の乗車前に検出された体温に応じて、空気吹出し口から吹出される空気の吹出し温度や風量等が適切となるように、空調手段をプレ空調制御する。
このように、乗車前に乗員の体温に基づいてプレ空調を実行するので、乗員が乗車した際の空調の快適性を向上させることができる。
また、請求項3に記載したように、前記体温検出手段は、前記車両の乗車前に接触する部位に設けられた構成としてもよい。この場合、例えば車両のドアノブ等、乗車前に必ず乗員の手等が接触する部位に体温検出手段を設けることが好ましい。
請求項4記載の発明は、車室内の設定温度を入力する入力手段と、予め定めた環境条件を検出する検出手段と、をさらに備え、前記制御手段は、前記設定温度、前記環境条件、及び前記乗員の体温に基づいて、前記空気吹出し口から吹出される空気の吹出し温度を設定し、当該設定した吹出し温度に基づいて、前記空調手段をプレ空調制御することを特徴とする。
このように、設定温度、環境条件、及び乗員の体温に基づいて設定された吹出し温度に基づいて空調手段がプレ空調制御されることにより、車室内をより適切に空調することができ、乗員が乗車した際の快適性をより向上させることができる。
なお、請求項5に記載したように、前記環境条件は、前記車室内の温度、外気温度、及び日射量のうち少なくとも一つを含むことができる。
また、請求項6に記載したように、前記制御手段は、前記乗員の乗車前に前記体温検出手段により前記乗員の体温が検出された場合に前記プレ空調制御を実行するか否かを判断する判断手段を含み、前記プレ空調制御を実行すると判断した場合に、検出された体温に基づいて、前記空調手段をプレ空調制御するようにしてもよい。
具体的には、例えば請求項7に記載したように、前記判断手段は、前記乗員の体温に基づいて前記プレ空調を実行するか否かを判断するようにしてもよい。例えば環境条件のみで判断した場合にプレ空調を実行するような場合でも、乗員の体温が通常の体温の範囲外にある場合には、プレ空調を実行しない方が適切な場合もあるので、このような場合にはプレ空調を実行しないと判断する。これにより、不必要にプレ空調が実行されるのを防ぐことができ、省エネルギー化を図ることができる。
なお、空調手段が車両のバッテリーから電源供給されて動作する場合には、車両のバッテリーの残量に基づいて判断してもよい。また、プレ空調を実行するか否かを乗員の操作により設定できるようにしておき、この設定に基づいて判断してもよい。
以上説明したように本発明によれば、乗員が乗車した際の空調の快適性を向上させることができる、という効果を有する。
以下、図面を参照して本発明の実施形態の一例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る車両用空調装置10の概略構成を示している。図1に示すように、車両用空調装置10は、圧縮器としてのコンプレッサ12、凝縮器としてのコンデンサ14、減圧器としてのエキスパンションバルブ16、及び蒸発器としてのエバポレータ18を含む冷媒の循環路によって冷凍サイクルが構成されている。
コンプレッサ12は、電動式のコンプレッサであり、電動モータ70(図2参照)によって駆動される。この電動モータ70を回転駆動することにより、コンプレッサ12が作動する。このコンプレッサ12は、低圧気相冷媒を圧縮して高温高圧の過熱気相冷媒にする。
コンプレッサ12としては、種々の方式のものを適用することができるが、ここでは、従来公知の可変容量コンプレッサを適用したものとして説明する。このようなコンプレッサ12では、コンプレッサ12の電磁弁20(図2参照)への通電電流の電流値を変更したり、デューティ比を変更するなどして、電磁弁20をコントロールし、コンプレッサ12のピストンのストロークを変更することにより、冷媒の吸入圧を変更することができる。これにより、コンプレッサ12による冷媒循環量、すなわち冷却能力が調節される。
コンデンサ14は、コンプレッサ12の下流に配置された冷媒と外気との熱交換器であり、コンプレッサ12から吐出された過熱気相冷媒を冷却して凝縮させて液相冷媒にする。コンデンサ14から流出した液相冷媒は、エキスパンションバルブ16にて減圧され、低圧液相とされる。
エバポレータ18の上流側に設けられているエキスパンションバルブ16は、液化している冷媒を急激に減圧することにより、霧状にしてエバポレータ18へ供給する。これにより、エバポレータ18での冷媒の気化効率を向上させることができる。
エバポレータ18は、低圧液相冷媒を蒸発させて低圧気相冷媒にする熱交換器であり、圧縮されて液化している冷媒が気化することにより、このエバポレータ18を通過する空気(以下、エバポレータ後の空気という)を冷却する。このとき、エバポレータ18では、通過する空気を冷却することで空気中の水分を結露させるようになっており、これにより、エバポレータ後の空気が除湿される。
エバポレータ18は、空調ダクト22の内部に設けられている。この空調ダクト22は、両端が開口しており、一方の開口端には、空気取入口24、26が形成されている。また他方の開口端には、車室内へ向けて開口された複数の空気吹出し口28(本実施の形態では、一例として28A、28B、28Cを図示)が形成されている。
空気取入口24は、車両外部と連通し、空調ダクト22内に外気を導入可能となっている。また、空気取入口26は、車室内とも連通しており車室内の空気(内気)を空調ダクト22内に導入可能となっている。なお、空気吹出し口28は、一例として空気吹出し口28Aが、車両の図示しないウインドシールドガラスへ向けて空気を吹き出すデフロスタ吹出し口となっており、また、空気吹出し口28Bが、サイド及びセンタレジスタ吹出し口となっており、空気吹出し口28Cが、足下吹出し口となっている。
空調ダクト22内には、エバポレータ18と空気取入口24、26との間にブロアファン30が設けられている。また、空気取入口24、26の近傍には、空気取入口切換ダンパ32が設けられている。空気取入口切換ダンパ32は、サーボモータ34(図2参照)等のアクチュエータの作動によって、空気取入口24、26の開閉を行う。
ブロアファン30は、ブロアモータ36の駆動によって回転して、空気取入口24乃至空気取入口26から空調ダクト22内に吸引し、さらにこの空気をエバポレータ18へ向けて送出する。このとき、空気取入口切換ダンパ32による空気取入口24、26の開閉状態に応じて、空調ダクト22内に外気又は内気が導入されるようになっている。
すなわち、空気取入口切換ダンパ32が空気取入口24を閉止した状態では、内気が空調ダクト22内に導入される内気循環モードとなり、空気取入口切換ダンパ32が空気取入口26を閉止した状態では、外気が空調ダクト22内に導入される外気導入モードとなる。
エバポレータ18の下流側には、エアミックスダンパ38及びヒータコア40が設けられている。エアミックスダンパ38は、サーボモータ42(図2参照)の駆動によって回動してエバポレータ18後の空気の、ヒータコア40を通過する量とヒータコア40をバイパスする量を調整する。ヒータコア40は、エアミックスダンパ38によって案内された空気を加熱する。
エバポレータ18後の空気は、エアミックスダンパ38の開度に応じてヒータコア40へ案内されて加熱され、さらに、ヒータコア40によって加熱されていない空気と混合された後、空気吹出し口28へ向けて送出される。車両用空調装置10では、エアミックスダンパ38をコントロールしてヒータコア40により加熱される空気の量を調節することで、空気吹出し口28から車室内へ向けて吹き出す空気の温調を行う。
空気吹出し口28の近傍には、空気吹出口切換ダンパ44が設けられている。車両用空調装置10では、これらの空気吹出口切換ダンパ44によって空気吹出し口28A、28B、28Cを開閉することにより、温調した空気を所望の位置から車室内へ吹き出すことができる。なお、この空気吹出口切換ダンパ44の作動は、車両用空調装置10が設定された運転モードに応じてサーボモータ46を駆動して行うものとして説明するが、乗員がマニュアル操作で機械的に空気吹出し口28の開閉操作ができるものでもよい。
次に、本実施形態に係る車両用空調装置10の制御系の構成について説明する。図2には、本実施形態に係る車両用空調装置10の制御系の概略ブロック図を示した。
車両用空調装置10は、図示しないROM、RAM、及びCPU等を含むマイクロコンピュータで構成された空調制御部50を備えている。
空調制御部50には、空気取入口切換ダンパ32を駆動するサーボモータ34、エアミックスダンパ38を駆動するサーボモータ42、空気吹出口切換ダンパ44を駆動するサーボモータ46、コンプレッサ12の吸入圧をコントロールする電磁弁20、コンプレッサ12を駆動する電動モータ70、ブロアファン30を駆動するブロアモータ36、及びヒータコア40を制御するヒータ制御部72がそれぞれ接続されている。
また、空調制御部50には、室内の空調温度の設定と共に、ブロアファン30の風量や空気取入れ口、空気吹出し口の設定等をマニュアルモードで行うかオートモードで行うか、外気導入モードか内気循環モードで行うか、及び温調した空気を吹き出す空気吹出し口28の設定等の動作モード(空調条件)を設定するための操作パネル54が接続されている。車両用空調装置10は、操作パネル54の操作によって乗員が設定した空調条件に基づいて動作する。なお、乗員が設定した空調条件は、後述するメモリ66に記憶される。
また、車両用空調装置10には、エバポレータ後の空気の温度(以下、エバポレータ後の温度という)を検出するエバポレータ後温度センサ56、車外の外気温度を検出する外気温度センサ58、車室内の温度を検出する車室内温度センサ60、日射センサ62、人体温度検出部64、及び例えばフラッシュROM等の不揮発性のメモリ66が設けられており、これらが空調制御部50にそれぞれ接続されている。
エバポレータ後温度センサ56は、例えばサーミスター等により構成され、エバポレータ後の空気の温度を抵抗変化として感知し、エバポレータ後の空気の温度に応じたエバポレータ後温度信号を空調制御部50へ出力する。このエバポレータ後温度センサ56は、エバポレータ18の後部に設置される。
外気温度センサ58は、例えばサーミスター等により構成され、外気温度を抵抗変化として感知し、外気温度に応じた外気温信号を空調制御部50へ出力する。この外気温度センサ58は、例えば車両のフロントバンパーリインホースメントの下部等に設置される。
車室内温度センサ60は、例えばサーミスター等により構成され、車室内の温度を抵抗変化として感知し、車室内温度に応じた内気温信号を空調制御部50へ出力する。この車室内温度センサ60は、例えば車両のインストルメントパネル内等の所定位置に設置される。
日射センサ62は、フォトダイオード等の光検出手段等により構成され、日射量に応じた日射量信号を空調制御部50へ出力する。この日射センサ62は、例えば車両のインストルメントパネル上部のデフロスタ吹出し口付近に設置される。
人体温度検出部64は、乗員の体温を検出するものである。本実施形態では、人体温度検出部64が、図3に示すような車両のリモコンキー80から送信された乗員の体温に応じた信号を受信する受信部として構成された場合について説明する。
リモコンキー80は、図3(A)に示すように、車両のキー挿入口に挿入される鍵部82に把持部84が取り付けられた構成である。把持部84には、車両のドアをロックするためのロックボタン86、車両のドアのロックを解除するためのアンロックボタン88、後述するプレ空調を開始するためのプレ空調ボタン90が設けられている。
同図(B)には、リモコンキー80の制御系のブロック図を示した。同図(B)に示すように、リモコンキー80は、図示しないROM、RAM、及びCPU等を含むマイクロコンピュータで構成される制御部92にロックボタン86、アンロックボタン88、プレ空調ボタン90、及び送信部94が接続された構成である。
プレ空調ボタン90は、人体温度検出センサと兼用されており、例えばサーミスター等で構成される。このプレ空調ボタン90を乗員が押下することにより、体温に応じて抵抗が変化し、体温を検出することができる。なお、人体温度検出センサをプレ空調ボタン90とは別個独立に把持部84の他の場所に設けても良い。この場合、プレ空調ボタン90を押下したときに乗員の手(指)が人体温度検出センサに確実に触れる部分に設けることが好ましい。これにより、確実に体温を検出することができる。
制御部92は、ロックボタン86が押下されると、ロックボタン86が押下されたことを示すロック信号を送信部94により無線送信させる。この信号が車両側で受信された場合には、その車両のドアがロックされる。同様に、制御部92は、アンロックボタン88が押下されると、アンロックボタン88が押下されたことを示すアンロック信号を送信部94により無線送信させる。この信号が車両側で受信された場合には、その車両のドアがアンロックされる。
また、制御部92は、プレ空調ボタン90が押下されると、人体温度検出センサ、すなわちプレ空調ボタン90により検出された体温に対応した体温検出信号を送信部94により無線送信させる。この信号が車両側で受信された場合には、後述するプレ空調制御が実行される。
空調制御部50では、通常の空調運転時には、温度(設定温度)を含む空調条件が設定されると、空調条件と、環境条件(外気温度、車室内の温度、及び日射量等)と、に基づいて、車室内の空調制御を行う。
例えば、オートモードが設定されている場合には、設定温度及び環境条件に基づいて、車室内を設定温度とするための目標吹出し温度(空気吹出し口から吹出される空気の目標温度)、エアミックスダンパ38の開度、ブロアレベル(ブロアファン30の風量)、空気取入れ口、空気吹出し口等を設定し、この設定結果に基づいて、コンプレッサ12の吸入圧(コンプレッサ12の能力)、ブロアファン30、空気取入口切換ダンパ32、エアミックスダンパ38、及び空気吹出口切換ダンパ44等を駆動する各モータ等を制御することにより、車室内の空調を行う。
また、マニュアルモード(オートモードオフ)が設定されている場合には、設定温度及び環境条件に基づいて目標吹出し温度及びエアミックスダンパ38の開度等を設定し、この設定及び操作パネル54の操作により選択された空気取入れ口、空気吹出し口、ブロアレベル等の空調条件に基づいて、コンプレッサ12の吸入圧、ブロアファン30、空気取入口切換ダンパ32、エアミックスダンパ38、及び空気吹出口切換ダンパ44等を駆動する各モータ等を制御することにより、車室内の空調を行う。
さらに、空調制御部50は、例えば車両のイグニッションスイッチがオフの状態において、リモコンキー80から送信された体温検出信号を人体温度検出部64で受信した場合、後述するプレ空調制御を実行する。プレ空調では、乗員が乗車する前に車室内の空調を行い、乗員が乗車した際の快適性を向上させる。
次に、本実施形態の作用として、空調制御部50で行われるプレ空調制御ルーチンについて図4に示すフローチャートを参照して説明する。なお、図4に示すプレ空調制御ルーチンは、リモコンキー80から出力される信号の検知範囲内において乗員がリモコンキー80のプレ空調ボタン90を押下し、リモコンキー80から送信された体温検出信号を正常に受信した場合に実行される。
まず、ステップ100では、メモリ66に記憶された空調条件を読み出し、ステップ102では、環境条件、すなわち、外気温度、車室内温度、外気温度、及び日射量を各センサから入力する。
ステップ104では、プレ空調を実行するか否かを判断する。例えば、環境条件に基づいて、プレ空調を実行する必要があるか否かについて判断することができる。この場合、例えば設定温度と車室内温度との差の絶対値が所定閾値以上の場合にプレ空調を実行し、所定閾値未満の場合にプレ空調を実行しないと判断することができる。所定閾値は、設定温度と車室内温度との差の絶対値がこの値以上の場合にプレ空調を実行しないと、乗員が乗車した際に暑すぎる又は寒すぎる等の不快感を覚えると判断できる値に設定される。
なお、プレ空調を実行するか否かの判断は、これに限らず、乗員が乗車した際に不快感を覚えるか否かを判断できるものであれば、上記の判断に外気温度及び日射量を加味して総合的に判断してもよいし、単純に外気温度のみ又は車室内温度のみに基づいてプレ空調を実行するか否かを判断するようにしてもよい。
また、上記の判断によってプレ空調を実行すると判断した場合であっても、乗員の体温によってはプレ空調を実行する必要がない場合もあるので、プレ空調を実行するか否かの判断に乗員の体温を加味することが好ましい。例えば、車室内温度が設定温度よりも低く、通常はプレ空調として暖房運転が必要な場合であっても、運動直後のように乗員の体温が通常の体温よりも所定値以上高い場合には、プレ空調を実行する必要がない場合もある。逆に、例えば車室内温度が設定温度よりも高く、通常はプレ空調として冷房運転が必要な場合であっても、検出した乗員の体温が通常の体温よりも所定値以上低い場合には、プレ空調を実行する必要がない場合もある。さらに、プレ空調が必要でないと判断された場合であっても、検出した乗員の体温が通常の体温よりも所定値以上高い場合には、プレ空調として冷房運転を実行する必要があったり、逆に乗員の体温が所定値以上低い場合には、プレ空調として暖房運転が必要な場合もあり得る。すなわち、検出した乗員の体温が、通常の体温を中心とする正常範囲外である場合には、プレ空調の実行の判断を変更する必要がある。
そこで、例えば環境条件に基づいてプレ空調を実行すると判断した場合であっても、検出した乗員の体温と通常の体温と比較結果に基づいてプレ空調の実行をしないと判断したり、逆に環境条件に基づいてプレ空調を実行しないと判断した場合であっても、上記の比較結果に基づいてプレ空調を実行すると判断してもよい。このとき、通常の体温は、人間の体温の平均的な範囲内における予め定めた固定値としてもよいが、体温を検出する毎にメモリ66に記憶しておき、これらの平均値を演算して通常の体温としてもよい。
このように、乗員の体温を考慮してプレ空調を実行するか否かを判断することにより、より最適な空調制御を行うことができると共に、不必要にプレ空調が実行されるのを抑えることができる。
なお、上記では、環境条件や乗員の体温に基づいてプレ空調を実行するか否かを判断しているが、プレ空調の実行が指示された場合にプレ空調をオンするか否かを操作パネル54の操作により設定できるようにしてもよい。この場合、この設定をプレ空調設定情報としてメモリ66に記憶しておく。そして、ステップ104では、プレ空調設定情報をメモリ66から読み出し、プレ空調設定がオンに設定されているか否かを判断し、オンに設定されていればステップ106へ移行し、オフに設定されていれば本ルーチンを終了するようにすればよい。
また、ステップ104において、車両のバッテリーの残量(例えばバッテリー電圧)に基づいてプレ空調を実行するか否かを判断し、バッテリーの残量が所定閾値以上の場合にはプレ空調を実行し、所定閾値未満の場合にはプレ空調を実行しないようにしてもよい。この場合、所定閾値は、バッテリーの残量がこの値以上であれば、プレ空調を実行しても十分にバッテリーの残量に余裕があると見込まれる値に設定される。
なお、プレ空調を実行するか否かの判断は、上記に限らず、他の要素に基づいて判断してもよい。
また、車両のバッテリーが十分な容量をもつものであれば、ステップ104の判断を省略し、プレ空調の実行を指示された場合には、常にプレ空調を実行するようにしてもよい。
次に、ステップ106では、空調条件(設定温度)、環境条件、及び乗員の体温に基づいて、目標吹出し温度を演算すると共に、エアミックスダンパ38の開度、ブロアレベル、空気取入れ口、空気吹出し口等を設定する。
目標吹出し温度は、例えば次式により演算する。
T=f(TP、TAO) …(1)
ここで、TPは乗員の体温である。また、TAOは乗員の体温を考慮しない従来の場合の目標吹出し温度であり、設定温度TSET、車室内温度TR、外気温度TAM、日射量TSから一般的に次式で表される。
AO=k1・TSET−k2・TR−k3・TAM−k4・TS+C …(2)
(但し、k1、k2、k3、k4、Cは予め設定された定数)
関数f(TP、TAO)は、乗員の体温TP、従来の目標吹出し温度TAOをパラメータとする関数であり、例えば従来の目標吹出し温度TAOを、乗員の体温TPに応じて補正する関数である。例えば、乗員の体温が高くなるに従って目標吹出し温度TAOを低くするように補正した温度、乗員の体温が低くなるに従って目標吹出し温度TAOを高くするように補正した温度を目標吹出し温度Tとするような関数である。これにより、乗員の体温に応じて最適なプレ空調を行うことができる。
なお、目標吹出し温度Tを求める関数はこれに限らず、乗員が乗車した際の空調の快適性を向上させることができるように目標吹出し温度Tを求めることができるものであればよい。
ステップ108では、プレ空調を実行する。すなわち、ステップ106での設定結果に基づいて、コンプレッサ12の吸入圧、ブロアファン30、空気取入口切換ダンパ32、エアミックスダンパ38、及び空気吹出口切換ダンパ44等を駆動する各モータ等を制御することにより、車室内のプレ空調を行う。
なお、プレ空調を実行する際、車両が走行中等に実行する通常空調時よりも能力を低下させて実行するようにしてもよい。これは車両が停止中にコンプレッサ12や各モータ等を通常の空調時と同様に動作させてしまうと、環境条件によってはバッテリー容量が急激に低下してしまう場合も考えられるからである。能力を低下させて空調制御する場合には、例えば断続的に冷房運転や暖房運転を行ったり、冷房運転であれば目標吹出し温度を通常の目標吹出し温度よりも高めに設定したり、暖房運転であれば目標吹出し温度を通常の目標吹出し温度よりも低めに設定する。これにより、バッテリー容量が急激に低下するのを防ぐことができる。なお、環境条件に応じてプレ空調時の能力の低下の度合いを調整してもよい。
このように、本実施形態では、乗員が設定した空調条件や環境条件だけでなく、乗員の体温を考慮してプレ空調を実行するので、乗員が乗車した際の空調に関する快適性を向上させることができると共に、必要以上の能力でプレ空調が実行されるのを防止することができる。
なお、本実施形態では、人体温度検出センサがリモコンキー80に設けられた構成としているが、リモコンキー80に人体温度検出センサを設けるのではなく、例えば図5に示すように、車両のボディ部のドアノブ96の裏面に人体温度検出部64としての人体温度検出センサ98を設けた構成としても良い。なお、人体温度検出センサ98は、ドアノブ96の裏面に限らず、乗員が乗車する前に確実に接触する部位であって、体温を確実に検出できる位置であればどのような位置でもよい。
この場合、例えばプレ空調の開始はリモコンキー80のプレ空調ボタン90を押下することにより行い、プレ空調が実行されている状態でドアノブ96が握られた場合に、検出された体温に基づいて目標吹出し温度を再演算し、再演算した目標吹出し温度に基づいて制御することができる。また、乗員が乗車する際にドアノブ96を握ることにより体温が検出され、この体温に基づいて上記のプレ空調の実行が開始されるように制御しても良い。
なお、人体温度検出センサ98を設けるドアノブは、例えば運転席側のドアノブに設けられるが、助手席側のドアノブでもよい。また、運転席側と助手席側とで設定温度等の空調条件を別々に設定できる空調装置の場合、両方のドアノブに人体温度検出センサを設け、それぞれの乗員の体温に基づいて目標吹出し温度を各々設定するようにしてもよい。なお、前席側と後席側と設定温度等の空調条件を別々に設定できる場合も上記と同様に、それぞれの乗員の体温に基づいて目標吹出し温度を各々設定するようにしてもよい。
また、本実施形態に係る車両用空調装置10は、電動式のコンプレッサを用いた構成としており、エンジン及びモータにより駆動力を得るハイブリッド車や電気自動車に好適であるが、電動式のコンプレッサを用いたものであればエンジンのみにより駆動力を得る車にも適用可能である。
本発明に係る車両用空調装置の概略構成を示す図である。 本発明に係る車両用空調装置の制御系の概略構成を示すブロック図である。 (A)はリモコンキーの外観図、(B)はリモコンキーの概略ブロック図である。 空調制御部で実行されるプレ空調制御ルーチンを示すフローチャートである。 人体温度検出センサの設置例を示す図である。
符号の説明
10 車両用空調装置
12 コンプレッサ
24、26 空気取入口
28 空気吹出し口
30 ブロアファン
32 空気取入口切換ダンパ
34、42、46 サーボモータ
36 ブロアモータ
38 エアミックスダンパ
40 ヒータコア
44 空気吹出口切換ダンパ
50 空調制御部(制御手段、設定手段、判断手段)
54 操作パネル(入力手段)
56 エバポレータ後温度センサ
58 外気温度センサ(検出手段)
60 車室内温度センサ(検出手段)
62 日射センサ(検出手段)
64 人体温度検出部(体温検出手段)
66 メモリ
70 電動モータ
72 ヒータ制御部
80 リモコンキー(リモコン装置)
86 ロックボタン
88 アンロックボタン
90 プレ空調ボタン(体温検出手段)
92 制御部
94 送信部
98 人体温度検出センサ(体温検出手段)

Claims (7)

  1. 車両の車室内に設けられた空気吹出し口から吹出される空気の温度及び風量の少なくとも一つを調節する空調手段と、
    前記車両の乗員の体温を検出する体温検出手段と、
    前記乗員の乗車前に前記体温検出手段により前記乗員の体温が検出された場合、検出された体温に基づいて、前記空調手段をプレ空調制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする車両用空調装置。
  2. 車外から前記車両を操作するリモコン装置から送信される送信信号を受信する受信手段をさらに備え、
    前記体温検出手段は、前記リモコン装置に設けられると共に、当該リモコン装置は、前記体温検出手段により検出した体温を示す体温信号を前記受信手段へ送信することを特徴とする請求項1記載の車両用空調装置。
  3. 前記体温検出手段は、前記車両の乗車前に接触する部位に設けられたことを特徴とする請求項1記載の車両用空調装置。
  4. 車室内の設定温度を入力する入力手段と、
    予め定めた環境条件を検出する検出手段と、
    をさらに備え、
    前記制御手段は、前記設定温度、前記環境条件、及び前記乗員の体温に基づいて、前記空気吹出し口から吹出される空気の吹出し温度を設定し、当該設定した吹出し温度に基づいて、前記空調手段をプレ空調制御することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の車両用空調装置。
  5. 前記環境条件は、前記車室内の温度、外気温度、及び日射量のうち少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項4記載の車両用空調装置。
  6. 前記制御手段は、前記乗員の乗車前に前記体温検出手段により前記乗員の体温が検出された場合に前記プレ空調制御を実行するか否かを判断する判断手段を含み、前記プレ空調制御を実行すると判断した場合に、検出された体温に基づいて、前記空調手段をプレ空調制御することを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の車両用空調装置。
  7. 前記判断手段は、前記乗員の体温に基づいて前記プレ空調制御を実行するか否かを判断することを特徴とする請求項6記載の車両用空調装置。
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