JP4218658B2 - 車両用空調装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用空調装置に係り、特に、乗員が車両に乗車する前にプレ空調を行う車両用空調装置に関する。
従来、エンジン及び電動モータを駆動源とするハイブリッド車の車室内を空調する空調装置として、エンジンが停止中であっても車室内を空調するために、バッテリーからの電力によってコンプレッサを駆動して車室内を空調するものがある。このような空調装置では、バッテリーが過放電しないように制御する必要がある。
このため、特許文献1には、冷凍サイクルの圧縮機をモータにより駆動するときは、エンジンにより駆動するときと比べて、送風機及び圧縮機の能力の少なくとも一方を低下させ、さらに、蒸発器の冷却熱負荷が大きいときは、圧縮機の能力低下を優先させることにより、消費電力の低減を図る装置が記載されている。
また、特許文献2には、エンジンにより駆動される電動モータの発電状態を検出し、発電量が不十分であるときに電動コンプレッサに対する出力を所定値以下に制限する装置が記載されている。
また、特許文献3には、停車中における電動コンプレッサの回転数を制限する装置が記載されている。
また、特許文献4には、電動コンプレッサの運転効率の良い回転数に関する運転効率データを保持し、この運転効率データに基づいて電動コンプレッサを起動する時刻を決定して電動コンプレッサを運転する装置が記載されている。
特開2001−180260号公報 特開2000−232799号公報 特開2002−237356号公報 特開2003−237351号公報
ところで、近年では、乗員の乗車前に予め車室内をプレ空調し、乗員が乗車した際の快適性を向上させる技術も提案されている。例えば真夏に長時間停車していた車両に乗車する前にプレ空調として冷房運転を行う場合、車室内の温度が高いため熱負荷は非常に大きくなる。このため、クールダウン性能を最大限得るために、電動コンプレッサの回転数を最大回転数に設定すると共にブロアファン電圧を最大電圧に設定してプレ冷房を行う場合がある。
しかしながら、このようにプレ冷房を行うと、消費電力が大きすぎるため、バッテリー容量が十分にあったとしても作動時間が極端に短くなってしまう。また、空気吹出し口からの吹出し温度を低くしても、作動時間が短くては乗員のシートが持つ熱容量を十分に取ることができず、乗車した際のフィーリングを良好にすることができない場合がある。
本発明は、上記事実を考慮して成されたものであり、熱負荷が大きい場合に消費電力を抑制すると共に乗車した際のフィーリングを良好にすることができる車両用空調装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、充電された蓄電手段から供給された電力により、車両の車室内に設けられた空気吹出し口から吹出される空気の温度及び風量の少なくとも一つを調節する調節手段と、前記車室内の温度を検出する車室内温度検出手段と、乗車中に乗員が接触する部位の表面温度を検出する表面温度検出手段と、乗員の乗車前に前記車室内の空調を行うプレ空調の実行が指示された場合に、前記車室内の温度と目標車室内温度との差の絶対値が第1の閾値以上で、かつ前記表面温度と目標表面温度との差の絶対値が第2の閾値以上の条件を満たす場合には、前記調節手段の最大能力よりも低い第1の能力で前記調節手段を作動させ、前記条件を満たさない場合には、前記第1の能力よりも高い第2の能力で前記調節手段を作動させる制御手段と、を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、調節手段は、充電された蓄電手段から供給された電力により作動し、車両の車室内に設けられた空気吹出し口から吹出される空気の温度及び風量の少なくとも一つを調節する。
制御手段は、乗員の乗車前に車室内の空調を行うプレ空調の実行を指示された場合に、車室内温度検出手段によって検出された車室内の温度、及び、表面温度検出手段によって検出された乗車中に乗員が接触する部位の表面温度に基づいて、調節手段の能力を設定し、設定した能力で調節手段を作動させる。
記制御手段は、前記車室内の温度と目標車室内温度との差の絶対値が第1の閾値以上で、かつ前記表面温度と目標表面温度との差の絶対値が第2の閾値以上の条件を満たす場合には、前記調節手段の最大能力よりも低い第1の能力で前記調節手段を作動させ、前記条件を満たさない場合には、前記第1の能力よりも高い第2の能力で前記調節手段を作動させる。
すなわち、熱負荷が大きい場合には能力を低下させて調節手段を作動させるので、消費電力を抑制することができる。従って、プレ空調の作動時間を長くすることができるため、例えばプレ空調として冷房運転を行う場合には適正なクールダウン性能を得ることができ、乗車した際のフィーリングを良好にすることができる。
具体的には、請求項に記載したように、前記調節手段は、前記蓄電手段から供給された電力により作動するコンプレッサ及びブロアファンを含み、前記制御手段は、前記条件を満たす場合には、最大回転数よりも低い第1の回転数で前記コンプレッサを作動させると共に最大風量よりも少ない第1の風量で前記ブロアファンを作動させ、前記条件を満たさない場合には、前記第1の回転数よりも高い第2の回転数で前記コンプレッサを作動させると共に前記第1の風量よりも大きい第2の風量で前記ブロアファンを作動させることができる。
また、請求項に記載したように、前記第2の回転数は最大回転数であり、かつ前記第2の風量は最大風量である構成とすることができる。これにより、より短時間で車室内を空調することができる。
また、請求項に記載したように、前記乗員が接触する部位は、前記乗員が着座するシートである構成とすることができる。これにより、乗員が着座した際のフィーリングを良好にすることができる。
また、請求項に記載したように、前記蓄電手段の蓄電量を検出する検出手段をさらに備え、前記制御手段は、前記検出手段により検出された蓄電量が所定量以下の場合に、前記プレ空調の作動を停止させるようにしてもよい。これにより、蓄電手段の蓄電量が低下し過ぎてしまうのを防ぐことができる。
以上説明したように本発明によれば、熱負荷が大きい場合に消費電力を抑制すると共に乗車した際のフィーリングを良好にすることができる、という効果を有する。
以下、図面を参照して本発明の実施形態の一例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る車両用空調装置10の概略構成を示している。図1に示すように、車両用空調装置10は、圧縮器としてのコンプレッサ12、凝縮器としてのコンデンサ14、減圧器としてのエキスパンションバルブ16、及び蒸発器としてのエバポレータ18を含む冷媒の循環路によって冷凍サイクルが構成されている。
コンプレッサ12は、電動式のコンプレッサであり、電動モータ70(図2参照)によって駆動される。この電動モータ70を回転駆動することにより、コンプレッサ12が作動する。このコンプレッサ12は、低圧気相冷媒を圧縮して高温高圧の過熱気相冷媒にする。
コンプレッサ12としては、種々の方式のものを適用することができるが、ここでは、従来公知の可変容量コンプレッサを適用したものとして説明する。このようなコンプレッサ12では、コンプレッサ12の電磁弁20(図2参照)への通電電流の電流値を変更したり、デューティ比を変更するなどして、電磁弁20をコントロールし、コンプレッサ12のピストンのストロークを変更することにより、冷媒の吸入圧を変更することができる。これにより、コンプレッサ12による冷媒循環量、すなわち冷却能力が調節される。
コンデンサ14は、コンプレッサ12の下流に配置された冷媒と外気との熱交換器であり、コンプレッサ12から吐出された過熱気相冷媒を冷却して凝縮させて液相冷媒にする。コンデンサ14から流出した液相冷媒は、エキスパンションバルブ16にて減圧され、低圧液相とされる。
エバポレータ18の上流側に設けられているエキスパンションバルブ16は、液化している冷媒を急激に減圧することにより、霧状にしてエバポレータ18へ供給する。これにより、エバポレータ18での冷媒の気化効率を向上させることができる。
エバポレータ18は、低圧液相冷媒を蒸発させて低圧気相冷媒にする熱交換器であり、圧縮されて液化している冷媒が気化することにより、このエバポレータ18を通過する空気(以下、エバポレータ後の空気という)を冷却する。このとき、エバポレータ18では、通過する空気を冷却することで空気中の水分を結露させるようになっており、これにより、エバポレータ後の空気が除湿される。
エバポレータ18は、空調ダクト22の内部に設けられている。この空調ダクト22は、両端が開口しており、一方の開口端には、空気取入口24、26が形成されている。また他方の開口端には、車室内へ向けて開口された複数の空気吹出し口28(本実施の形態では、一例として28A、28B、28Cを図示)が形成されている。
空気取入口24は、車両外部と連通し、空調ダクト22内に外気を導入可能となっている。また、空気取入口26は、車室内とも連通しており車室内の空気(内気)を空調ダクト22内に導入可能となっている。なお、空気吹出し口28は、一例として空気吹出し口28Aが、車両の図示しないウインドシールドガラスへ向けて空気を吹き出すデフロスタ吹出し口となっており、また、空気吹出し口28Bが、サイド及びセンタレジスタ吹出し口となっており、空気吹出し口28Cが、足下吹出し口となっている。
空調ダクト22内には、エバポレータ18と空気取入口24、26との間にブロアファン30が設けられている。また、空気取入口24、26の近傍には、空気取入口切換ダンパ32が設けられている。空気取入口切換ダンパ32は、サーボモータ34(図2参照)等のアクチュエータの作動によって、空気取入口24、26の開閉を行う。
ブロアファン30は、ブロアモータ36の駆動によって回転して、空気取入口24乃至空気取入口26から空調ダクト22内に吸引し、さらにこの空気をエバポレータ18へ向けて送出する。このとき、空気取入口切換ダンパ32による空気取入口24、26の開閉状態に応じて、空調ダクト22内に外気又は内気が導入されるようになっている。
すなわち、空気取入口切換ダンパ32が空気取入口24を閉止した状態では、内気が空調ダクト22内に導入される内気循環モードとなり、空気取入口切換ダンパ32が空気取入口26を閉止した状態では、外気が空調ダクト22内に導入される外気導入モードとなる。
エバポレータ18の下流側には、エアミックスダンパ38及びヒータコア40が設けられている。エアミックスダンパ38は、サーボモータ42(図2参照)の駆動によって回動し、エバポレータ18後の空気のヒータコア40を通過する量とヒータコア40をバイパスする量を調整する。
ヒータコア40には、図示しない車両のエンジンとの間で冷却水の循環路が形成されており、図示しない循環ポンプの作動によって冷却水がヒータコア40内を循環する。これにより、ヒータコア40を通過する空気は、エンジンによって加熱された冷却水によって加熱される。
従って、ヒータコア40によって加熱された空気と、ヒータコア40をバイパスすることによりエバポレータ18によって冷却された空気とが混合され、この混合された空気が空調風として空気吹出し口28から吹出される。このとき、車両用空調装置10では、エアミックスダンパ38の開度を制御してヒータコア40を通過する空気とヒータコア40をバイパスする空気の量を調整することにより、空気吹出し口28から車室内へ向けて吹出す空気の温度を調節する。
空気吹出し口28の近傍には、空気吹出口切換ダンパ44が設けられている。車両用空調装置10では、これらの空気吹出口切換ダンパ44によって空気吹出し口28A、28B、28Cを開閉することにより、温調した空気を所望の位置から車室内へ吹き出すことができる。なお、この空気吹出口切換ダンパ44の作動は、車両用空調装置10が設定された運転モードに応じてサーボモータ46を駆動して行うものとして説明するが、乗員がマニュアル操作で機械的に空気吹出し口28の開閉操作ができるものでもよい。
次に、本実施形態に係る車両用空調装置10の制御系の構成について説明する。図2には、本実施形態に係る車両用空調装置10の制御系の概略ブロック図を示した。
車両用空調装置10は、図示しないROM、RAM、及びCPU等を含むマイクロコンピュータで構成された空調制御部50を備えている。
空調制御部50には、空気取入口切換ダンパ32を駆動するサーボモータ34、エアミックスダンパ38を駆動するサーボモータ42、空気吹出口切換ダンパ44を駆動するサーボモータ46、コンプレッサ12の吸入圧をコントロールする電磁弁20、コンプレッサ12を駆動する電動モータ70、及びブロアファン30を駆動するブロアモータ36がそれぞれ接続されている。
また、空調制御部50には、目標車室内温度の設定と共に、ブロアファン30の風量や空気取入れ口、空気吹出し口の設定等をマニュアルモードで行うかオートモードで行うか、外気導入モードか内気循環モードで行うか、及び温調した空気を吹き出す空気吹出し口28の設定等の動作モード(空調条件)を設定するための操作パネル54が接続されている。車両用空調装置10は、操作パネル54の操作によって乗員が設定した空調条件に基づいて動作する。なお、乗員が設定した空調条件は、後述するメモリ66に記憶される。
また、車両用空調装置10には、エバポレータ後の空気の温度(以下、エバポレータ後の温度という)を検出するエバポレータ後温度センサ56、車外の外気温度を検出する外気温度センサ58、車室内の温度を検出する車室内温度センサ60、日射センサ62、受信部64、例えばフラッシュROM等の不揮発性のメモリ66、図示しない乗員が着座するシートの表面温度を検出するシート表面温度センサ68、及び車両のバッテリー71の残容量(蓄電量)を検出するSOC(State of Charge)センサ69が設けられており、これらが空調制御部50にそれぞれ接続されている。
エバポレータ後温度センサ56は、例えばサーミスター等により構成され、エバポレータ後の空気の温度を抵抗変化として感知し、エバポレータ後の空気の温度に応じたエバポレータ後温度信号を空調制御部50へ出力する。このエバポレータ後温度センサ56は、エバポレータ18の後部に設置される。
外気温度センサ58は、例えばサーミスター等により構成され、外気温度を抵抗変化として感知し、外気温度に応じた外気温度信号を空調制御部50へ出力する。この外気温度センサ58は、例えば車両のフロントバンパーリインホースメントの下部等に設置される。
車室内温度センサ60は、例えばサーミスター等により構成され、車室内の温度を抵抗変化として感知し、車室内温度に応じた車室内温度信号を空調制御部50へ出力する。この車室内温度センサ60は、例えば車両のインストルメントパネル内等の所定位置に設置される。
日射センサ62は、フォトダイオード等の光検出手段等により構成され、日射量に応じた日射量信号を空調制御部50へ出力する。この日射センサ62は、例えば車両のインストルメントパネル上部のデフロスタ吹出し口付近に設置される。
受信部64は、図3に示すような車両のリモコンキー80から送信された各種の信号を受信する。
シート表面温度センサ68は、例えばサーミスター等により構成され、乗員が着座するシートの表面温度を抵抗変化として感知し、シート表面温度に応じたシート表面温度信号を空調制御部50へ出力する。このシート表面温度センサ68は、シートバック及びシートクッションの少なくとも一方に設けられ、乗員が着座した際に乗員の体の少なくとも一部が確実に接触する部位に設けられる。
リモコンキー80は、図3(A)に示すように、車両のキー挿入口に挿入される鍵部82に把持部84が取り付けられた構成である。把持部84には、車両のドアをロックするためのロックボタン86、車両のドアのロックを解除するためのアンロックボタン88、後述するプレ空調の実行を指示するためのプレ空調ボタン90が設けられている。
同図(B)には、リモコンキー80の制御系のブロック図を示した。同図(B)に示すように、リモコンキー80は、図示しないROM、RAM、及びCPU等を含むマイクロコンピュータで構成される制御部92にロックボタン86、アンロックボタン88、プレ空調ボタン90、及び送信部94が接続された構成である。
制御部92は、ロックボタン86が押下されると、ロックボタン86が押下されたことを示すロック信号を送信部94により無線送信させる。この信号が車両側で受信された場合には、その車両のドアがロックされる。同様に、制御部92は、アンロックボタン88が押下されると、アンロックボタン88が押下されたことを示すアンロック信号を送信部94により無線送信させる。この信号が車両側で受信された場合には、その車両のドアがアンロックされる。
また、制御部92は、プレ空調ボタン90が押下されると、プレ空調ボタン90が押下されたことを示すプレ空調信号を送信部94により無線送信させる。この信号が車両側で受信されると、後述するプレ空調制御が実行される。
空調制御部50では、通常の空調運転時には、目標車室内温度等を含む空調条件が設定されると、空調条件と、環境条件(外気温度、車室内の温度、及び日射量等)と、に基づいて、車室内の空調制御を行う。
例えば、オートモードが設定されている場合には、目標車室内温度及び環境条件に基づいて、車室内を目標車室内温度とするための目標吹出し温度(空気吹出し口から吹出される空気の目標温度)、エアミックスダンパ38の開度、ブロアレベル(ブロアファン30の風量)、空気取入れ口、空気吹出し口等を設定し、この設定結果に基づいて、コンプレッサ12の吸入圧(コンプレッサ12の能力)、ブロアファン30、空気取入口切換ダンパ32、エアミックスダンパ38、及び空気吹出口切換ダンパ44等を駆動する各モータ等を制御することにより、車室内の空調を行う。
なお、目標吹出し温度TAOは、目標車室内温度TSET、車室内温度TR、外気温度TAM、日射量TSから一般的に次式を用いて演算することができる。
AO=k1・TSET−k2・TR−k3・TAM−k4・TS+C …(1)
(但し、k1、k2、k3、k4、Cは予め設定された定数)
また、マニュアルモード(オートモードオフ)が設定されている場合には、目標車室内温度及び環境条件に基づいて目標吹出し温度及びエアミックスダンパ38の開度等を設定し、この設定及び操作パネル54の操作により選択された空気取入れ口、空気吹出し口、ブロアレベル等の空調条件に基づいて、コンプレッサ12の吸入圧、ブロアファン30、空気取入口切換ダンパ32、エアミックスダンパ38、及び空気吹出口切換ダンパ44等を駆動する各モータ等を制御することにより、車室内の空調を行う。
また、空調制御部50は、車両に乗員が乗車していない状態においてリモコンキー80から送信されたプレ空調信号を受信部64で受信した場合、後述するプレ空調制御を実行する。このプレ空調制御では、乗員が乗車する前に車室内の空調を行い、乗員が乗車した際の快適性を向上させる。
次に、本実施形態の作用として、空調制御部50で行われるプレ空調(プレ冷房)制御ルーチンについて図4に示すフローチャートを参照して説明する。なお、図4に示すプレ空調制御ルーチンは、リモコンキー80から出力される信号の検知範囲内において乗員がリモコンキー80のプレ空調ボタン90を押下し、リモコンキー80から送信されたプレ空調信号を正常に受信した場合に実行される。
まず、ステップ100では、メモリ66に記憶された目標車室内温度を読み出し、ステップ102では、車室内温度センサ60から出力される車室内温度信号を取り込むと共に、シート表面温度センサ68から出力されるシート表面温度信号を取り込む。
ステップ104では、検出された車室内温度と目標車室内温度との乖離が大きいか否かを判断する。すなわち、検出された車室内温度と目標車室内温度との差(検出された車室内温度から目標車室内温度を減算した値)が第1の閾値以上か否かを判断する。この第1の閾値は、前記差がこの値以上の場合は、熱負荷が大きくコンプレッサ等の消費電力が比較的高いと判断できる値に設定される。例えば乗員が快適と感じる平均的な目標車室内温度を25度程度とし、車両が炎天下に長時間放置されていた場合に車室内温度が60度以上にもなることを考慮して、第1の閾値は、一例として40度〜60度の範囲の値に設定される。なお、本実施形態では、目標車室内温度は、乗員が設定した温度を用いているが、予め定めた固定値(例えば25度)としてもよい。
そして、検出された車室内温度と目標車室内温度との差が第1の閾値以上の場合にはステップ106へ移行する。一方、検出された車室内温度と目標車室内温度との差が第1の閾値未満の場合には、ステップ112へ移行し、コンプレッサ12の回転数を最大回転数(第2の回転数)に設定する。すなわち、冷却能力を最大に設定する。次に、ステップ114で、ブロアファン30を駆動するための駆動電圧を最大電圧に設定する。すなわち、ブロアファン30の風量を最大風量(第2の風量)に設定する。
ステップ106では、検出されたシート表面温度と目標シート表面温度との乖離が大きいか否かを判断する。すなわち、検出されたシート表面温度と目標シート表面温度との差(検出されたシート表面温度から目標シート表面温度を減算した値)が第2の閾値以上か否かを判断する。この第2の閾値は、前記差がこの値以上の場合は、熱負荷が大きくコンプレッサ等の消費電力が比較的高いと判断できる値に設定される。例えば乗員が快適と感じる平均的なシート表面温度を30度程度とし、車両が炎天下に長時間放置されていた場合に車室内温度が60度以上にもなることを考慮して、第2の閾値は、一例として40度〜60度の範囲の値に設定される。なお、目標シート表面温度は、乗員の平均的な体温(36度程度)を考慮し、乗員が快適と感じる平均的な温度(例えば30度)に予め設定されるが、乗員が設定できるようにしてもよい。
そして、検出されたシート表面温度と目標シート表面温度との差が第2の閾値以上の場合にはステップ108へ移行する。一方、検出されたシート表面温度と目標シート表面温度との差が第2の閾値未満の場合には、ステップ112へ移行する。
ステップ108では、コンプレッサ12の回転数を最大回転数よりも低い所定回転数(第1の回転数)に設定する。すなわち、冷却能力を低下させる設定とする
次のステップ110では、ブロアファン30の駆動電圧を最大電圧よりも低い所定電圧に設定する。すなわち、ブロアファン30の風量を最大風量よりも少ない風量(第1の風量)に設定する。
ステップ116では、プレ空調の作動を開始させる。すなわち、設定した回転数でコンプレッサ12が回転するように電動モータ70を駆動すると共に、設定した風量でブロアファン30が駆動するようにブロアモータ36を駆動する。このとき、エバポレータ後の空気が全てヒータコア40をバイパスされるようにエアミックスダンパ38の開度を設定し、これに従ってサーボモータ42を制御する。
ステップ118では、SOCセンサ69により検出されたバッテリー71の残容量を取り込み、この残容量が予め定めた所定量以下であるか否かを判断する。所定量は、例えばバッテリー71の残容量がこの値以上であればバッテリー71の電力によって動作する装置を正常に動作させることができる値に設定される。
そして、バッテリー71の残容量が所定量以下の場合には、ステップ120へ移行してプレ空調の作動を停止させる。すなわちコンプレッサ12及びブロアファン30等の駆動を停止させる。一方、バッテリー71の残容量が所定量を越えている場合には、バッテリー71の残容量が所定量以下になるまでプレ空調の作動を継続する。
このように、本実施形態では、検出された車室内温度と目標車室内温度との乖離が大きい場合で、かつ検出されたシート表面温度と目標シート表面温度との乖離が大きい場合のように熱負荷が比較的高い場合には、冷却能力を低下させてプレ空調し、少なくとも一方の乖離が小さい場合のように熱負荷が比較的小さい場合には、冷却能力を最大に設定してプレ空調する。
従って、熱負荷が高い場合には、従来のようにコンプレッサの回転数やブロアファンの風量を最大にした場合と比較して消費電力の低下が緩やかとなり、プレ空調の運転時間、すなわちバッテリー71の残容量が所定量以下になるまでの時間を長くすることができる。このため、適正なクールダウン性能を得ることができ、乗員が着座するシート等が持つ熱容量を効果的に低下させることができる。また、ブロアファン30の風量の低下の度合いを大きくすれば、逆にコンプレッサの回転数の低下の度合いを小さくすることができ、空気吹出し口から吹き出す空気の吹出し温度を低下させることも可能となる。このため、乗車時の冷風感を大きくすることが可能となる。
なお、熱負荷が小さい場合はコンプレッサの回転数やブロアファンの風量を最大にして運転するが、これらを最大にして運転する分、プレ空調の運転時間は短くなり(2〜3分程度)、車室内が冷えすぎることはない。
上記では、プレ冷房を行う場合について説明したが、プレ暖房を行う場合にも本発明を適用可能である。この場合、エンジンの駆動により加熱された冷却水によって通過する空気を加熱するヒータコア40に代えて、例えば図5に示すように電気ヒータ72を設ける。この場合、電気ヒータ72は、加熱能力(電力:ワット数)を変更可能な構成であり、ヒータ駆動部74によって駆動される。
このような構成の場合、図4に示すフローチャートと同様の制御によってプレ暖房を行うことができ、コンプレッサ12の駆動に代えて電気ヒータ72を駆動すればよい。すなわち、ステップ104では、検出された車室内温度と目標車室内温度との差(目標車室内温度から検出された車室内温度からを減算した値)が第1の閾値以上か否かを判断する。この第1の閾値や目標車室内温度は、プレ冷房の場合と異なる値に設定してもよい。
そして、検出された車室内温度と目標車室内温度との差が第1の閾値以上でない場合には、ステップ108で電気ヒータの加熱能力を最大に設定する。
ステップ106では、検出されたシート表面温度と目標シート表面温度との差(目標シート表面温度から検出されたシート表面温度を減算した値)が第2の閾値以上か否かを判断する。この第2の閾値や目標シート表面温度は、プレ冷房の場合と異なる値に設定してもよい。
そして、検出されたシート表面温度と目標シート表面温度との差が第2の閾値以上の場合にはステップ108で電気ヒータ72の加熱能力を最大能力よりも低く設定する。
また、ステップ116でプレ空調の作動を開始させる際には、エバポレータ後の空気が全て電気ヒータ72を通過するようにエアミックスダンパ38の開度を設定し、これに従ってサーボモータ42を制御する。
なお、電気ヒータに限らず、加熱能力を可変とすることができるヒータであれば、燃焼式ヒータ等の他のヒータを用いてもよい。
また、本実施形態に係る車両用空調装置10は、電動式のコンプレッサを用いた構成としており、エンジン及びモータにより駆動力を得るハイブリッド車や電気自動車に好適であるが、電動式のコンプレッサを用いたものであればエンジンのみにより駆動力を得る車両にも適用可能である。
本発明に係る車両用空調装置の概略構成を示す図である。 本発明に係る車両用空調装置の制御系の概略構成を示すブロック図である。 (A)はリモコンキーの外観図、(B)はリモコンキーの概略ブロック図である。 空調制御部で実行されるプレ空調制御ルーチンを示すフローチャートである。 本発明の変形例に係る車両用空調装置の制御系の概略構成を示すブロック図である。
符号の説明
10 車両用空調装置
12 コンプレッサ(調節手段)
28 空気吹出し口
30 ブロアファン(調節手段)
34、42、46 サーボモータ
36 ブロアモータ
38 エアミックスダンパ
40 ヒータコア
50 空調制御部(制御手段)
54 操作パネル
56 エバポレータ後温度センサ
58 外気温度センサ
60 車室内温度センサ(車室内温度検出手段)
62 日射センサ
64 受信部
66 メモリ
68 シート表面温度センサ(表面温度検出手段)
69 SOCセンサ(検出手段)
70 電動モータ
71 バッテリー(蓄電手段)
74 ヒータ駆動部
80 リモコンキー

Claims (5)

  1. 充電された蓄電手段から供給された電力により、車両の車室内に設けられた空気吹出し口から吹出される空気の温度及び風量の少なくとも一つを調節する調節手段と、
    前記車室内の温度を検出する車室内温度検出手段と、
    乗車中に乗員が接触する部位の表面温度を検出する表面温度検出手段と、
    乗員の乗車前に前記車室内の空調を行うプレ空調の実行が指示された場合に、前記車室内の温度と目標車室内温度との差の絶対値が第1の閾値以上で、かつ前記表面温度と目標表面温度との差の絶対値が第2の閾値以上の条件を満たす場合には、前記調節手段の最大能力よりも低い第1の能力で前記調節手段を作動させ、前記条件を満たさない場合には、前記第1の能力よりも高い第2の能力で前記調節手段を作動させる制御手段と、
    を備えた車両用空調装置。
  2. 前記調節手段は、前記蓄電手段から供給された電力により作動するコンプレッサ及びブロアファンを含み、
    前記制御手段は、前記条件を満たす場合には、最大回転数よりも低い第1の回転数で前記コンプレッサを作動させると共に最大風量よりも少ない第1の風量で前記ブロアファンを作動させ、前記条件を満たさない場合には、前記第1の回転数よりも高い第2の回転数で前記コンプレッサを作動させると共に前記第1の風量よりも多い第2の風量で前記ブロアファンを作動させることを特徴とする請求項1載の車両用空調装置。
  3. 前記第2の回転数は最大回転数であり、かつ前記第2の風量は最大風量であることを特徴とする請求項記載の車両用空調装置。
  4. 前記乗員が接触する部位は、前記乗員が着座するシートであることを特徴とする請求項1乃至請求項の何れか1項に記載の車両用空調装置。
  5. 前記蓄電手段の蓄電量を検出する検出手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記検出手段により検出された蓄電量が所定量以下の場合に、前記プレ空調の作動を停止させることを特徴とする請求項1乃至請求項の何れか1項に記載の車両用空調装置。
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