JP2006297570A - ワイヤカット放電加工機におけるシール構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ワイヤカット放電加工機における下アーム貫通開口縁部からの加工液流出経路を限定したシール構造。
【解決手段】 加工槽側面の開口(長穴)を通して加工液が外部へ流出することを規制するシール構造は、第1のシール手段と、同手段に圧着されて開口を塞ぐ第2のシール手段(シール板)を備える。第1のシール手段に、長手方向に延在する山部72a他と谷部71a他とを含む凹凸形状部を形成し、谷部72bと外部とを連通させる通路73a〜73eを設け、加工液の流出経路を限定する。第1のシール手段7は複数の部材で構成されて良い。通路は山部に設けられた切り欠きや貫通孔、山部を経由しない貫通孔によって提供される。通路から流出する加工液を吸引する吸引手段を設けても良い。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ワイヤカット放電加工機におけるシール構造に関し、更に詳しく言えば、加工槽の側面の下アームを貫通させる開口から外部へ加工液が流出することを規制するシール構造に関する。
周知のように、ワイヤカット放電加工機においては、ワイヤ電極を上下アームで支持し、被加工物を加工液に浸漬した状態で該被加工物とワイヤ電極との間に放電を起させて加工が行われる。加工液は加工槽に収容され、同加工槽の側面には下アームを貫通させる開口が設けられる。そして、加工液がこの開口を通して外部に流失してしまうことを防止するために、同開口の周辺には同開口を通して加工液が外部へ流出することを規制するシール構造が設けられる。
図1は、このシール構造の一般的な基本構成を説明する図で、下アームが貫通する開口の周辺部が断面図で示されている。なお、同図中には各部の運動方向を記述するために座標系を併記した。この座標系の+Z方向が鉛直上向き方向に対応し、XY平面が重力作用方向に対して垂直な水平面に対応している。なお、この座標系を用いた方向記述は、他の図の関連においても適宜用いられる。
同図において、符号1は加工槽で、その側部に、破線で示した下アーム10を若干の余裕をもって貫通させる開口2が設けられている。開口2は、通常、水平方向(±X方向)に延びる長穴形状を有している。これは、被加工物をワイヤ電極(いずれも図示省略)に対して±X方向及び±Y方向に相対移動させる時に、下アーム10の±X方向の動きと±Y方向の動きを同時に許容するためである。このような開口2に対しては、何らかのシール構造を設けなければ加工槽1内の加工液(主成分は水または油等)が外部に流失してしまう。
そこで、図示されているように、シール体(第1のシール手段)3とシール板(第2のシール手段)4を用いたシール構造が付設される。シール体(第1のシール手段)3は開口2の縁部に設けられ、シール板(第2のシール手段)4は、シール体3に対して圧着されて開口2を塞ぐように配置される。また、そのほぼ中央部には、下アーム10を貫通させる孔41が形成されている。なお、本発明とは直接関係はないが、孔41にも周知のシール部42(例えばベロー状のシール)が設けられ、下アーム10が孔41を出入りすることを許容しつつ、下アーム10の外周と孔41の内壁の隙間から加工液が漏出することを極力防止している。
このように、シール板4は下アーム10の±Y方向の動きを、その動きに追随することなく許容するが、下アーム10の±X方向の動きに対しては、追随せざるを得ない。そこで、シール板4は適当な圧着手段(例えばバネ部材を利用したもの)5を用いてシール体3に押し付けられるとともに、その圧着状態で、±X方向に摺動可能に支持されている。また、この摺動時に±X方向の両端がシール体3から外れてしまわないように、±X方向の長さは、開口(長穴)2の±X方向の長さより十分大きく設計されている。
このようなシール構造で問題となるのが、シール板4とシール体3との間からの加工液の漏出である。圧着手段5の圧着力を強力なものとして、シール板4をシール体3に強く押し付ければ漏出量は減少するが、そうするとシール板4とシール体3の間に作用する摩擦力が大きくなり、摺動が円滑に行われなくなる。そこで、シール体3がシール板4に接する側にいわゆるラビリンスシール構造を形成して、加工液の漏出量を抑えようとすることが従来より提案されている。
図2は、従来より採用されているシール体3の基本形を、図1において+Y方向から見た平面図で示したものである。同図が示すように、シール体3は、シール板4(図1参照)に接する側に、2つの山部と1つの谷部からなる凹凸形状部を設け、これを加工液漏出抑制のためのラビリンス構造としたものとなっている。シール体3の全体は、開口2(図1参照)を縁取るような枠形状を呈し、+Y方向から見て上側、下側、左側、右側の各谷部が符号31a〜31dで示されている。山部については、内側の山部に符号32aが付され、外側の山部に符号32bが付されている。
このような構造のシール体3を用いればある程度加工液の漏出量を抑えることができるのは事実であるが、現実問題として、完全に加工液の漏出を無くすことは不可能と言っても良い。そこで、加工槽の外部にある程度の加工液が流出することは止むを得ないこととし、その流れ出た加工液を回収する手段を講じているのが実状であった。
ここで、加工液の漏れが上下左右のどこで起るかということですが、一般的には、水頭圧の最も高い下部(−Z側)でより多く発生し易いと考えられますが、実際に経験則に照らしてみると、図2中に多数の矢印6で示したように、上下左右どこでも発生し得る。特に上部や左右から加工液が漏れた場合、シール板4(図1参照)を伝って機械外への水漏れに発展する場合がある。もしもこのような機外への加工液漏れが起ると、周囲環境を悪化させ、機械の停止といった事態を招き兼ねない。
このような問題は、例えば下記特許文献1に開示されているような、シール体に凹凸形状のラビリンスシール構造を採用することでは解決困難であった。また、シール部の上部、左右部からの加工液漏れがシール板4を伝わって機外に漏れないようにするために、ワイパー状の部材をシール部の左右に配置して機械外への水漏れを防ぐ従来技術も知られているが、シール部の構造が複雑になりコストの上昇を招くという欠点がある。
特許第3026120号公報
上述したように、これまでのシール構造ではシール部からの水漏れ箇所が一定でない、もしくは特定されないため、加工槽外に漏れ出た加工液を機外に漏らさずに回収するためには、シール部の全ての場所からの水漏れに対応するべく、複雑なあるいは大型の回収構造が必要となっていた。本発明の基本的な目的は、このような事態を改善し、加工液が加工槽外へ漏れ出るルートを制御し、機外への加工液漏出の対策を取り易くすることにある。また、本発明は、加工液の回収構造の簡素化を許容することで、ワイヤカット放電加工機の信頼性を安価な手段で向上させようとするものでもある。
本発明は、ワイヤ電極を上アームと下アームで支持し、前記下アームを貫通させる開口を側面に有する加工槽に収容された加工液中に被加工物を浸漬させ、該被加工物と前記ワイヤ電極との間に放電を起させて加工を行うワイヤカット放電加工機において、前記加工液が前記開口を通して外部へ流出することを規制するシール構造に適用されるもので、加工槽外への加工液の流出経路を積極的に提供して局所化する手法を採用することで、上記課題を解決したものである。
より具体的に言えば、本発明の基本要件を定めた請求項1に係るシール構造は、前記開口の縁部に配置される第1のシール手段と、前記下アームを貫通させる孔を有するとともに、前記第1のシール手段に対して圧着されて前記開口を塞ぐ第2のシール手段とを備えている。そして、前記第1のシール手段は、前記第2のシール手段に接する側に、前記第1のシール手段の長手方向に延在する2つ以上の山部と1つ以上の谷部とを含む凹凸形状部を有するとともに、前記1つ以上の谷部の内の少なくとも1つと前記第1のシール部材の外部とを連通させる通路を有している。
ここで、前記通路は、前記第1のシール手段の、前記加工槽の下縁部に沿った部分に形成されていることが好ましい(請求項2)。また、前記第1のシール手段は複数の部材で構成されていても良い(請求項3)。また、前記通路は、前記山部に切り欠きを設けること(請求項4)、あるいは、前記山部に貫通孔を設けること(請求項5)によって提供することができる。更に、前記通路は、前記谷部から、前記山部を経由せずに前記第1のシール部材の外部に至る貫通孔によっても提供することができる(請求項6)。そして、これらいずれのケースにおいても、前記通路を、該通路を通じて流出した加工液を吸引する吸引手段に接続することができる(請求項7)。
本発明によれば、これまでのシール構造とは異なり、水漏れ箇所の不定性が無くなり、局所化されるので、加工槽外に漏れ出た加工液を機外に漏らさずに回収することが容易になる。また、そのことを通して、コスト上昇を招くことなくワイヤカット放電加工機の信頼性を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態とその変形例について説明するが、いずれのケースにおいても、採用するシール体が異なる点を除けば、図1に示したシール構造の基本構成を採用することができる。そこで以下の記述では、図1に示したシール構造の基本構成に関する繰り返し説明は省略する。
先ず、典型的な実施形態では、図1において採用されている第1のシール手段(即ち、シール体3)を、図3に示したシール体7に置き換えた構造を採用する。図3において、シール体(第1のシール手段)7は、図2の場合と同じく、図1において+Y方向から見た平面図で示されている。同図が示すように、シール体7のシール板4(図1参照)に接する側には、シール体3の場合と同じく、2つの山部と1つの谷部からなる凹凸形状部が設けられている。
また、シール体7が、開口2(図1参照)を縁取るような枠形状を呈していることもシール体3の場合と同様である。図3では、+Y方向から見て上側、下側、左側、右側の各谷部が符号71a〜71dで示され、内側の山部には符号72aが付され、外側の山部には符号72bが付されている。このように、本実施形態で採用されるシール体7は、従来より用いられていたシール体3と骨格構造では共通性があるが、谷部に加工槽1(図1参照)の外部に連通する通路が形成されている点で明確に異なっている。
この通路は、加工槽1から外部への加工液の流出経路を積極的に提供し、それによって加工液の流出位置を局所化するために設けられる。通路を設ける位置、個数等は設計的に定め得るが、典型的には、図示されている如く、下側の谷部71bに沿って、数個(ここでは5個を例示)の通路73a〜73eがほぼ等間隔で設けられる。このような通路を設ければ、通路以外の箇所から加工液が漏出する可能性は極めて低くなる。なぜならば、枠状のシール体7の全周を見渡した時、通路73a〜73eが存在する部分と存在しない部分とでは、谷部から外部へ加工液が脱出しようとする際に受ける抵抗が大きく異なり、小さな抵抗しか受けない通路73a〜73eを通しての加工液流出が優先的に起ることに疑いはないからである。
なお、本実施形態で形成したと同様の通路は、2つ以上の山部と1つ以上の谷部からなる凹凸形状をシール板側の位置に持つ任意のシール体(第1のシール手段)においても形成可能であり、それをシール3に代えて採用すれば本発明の別の実施形態となる。図4には、シール体の断面形状について、(a)基本形、(b)第1変形例、(c)第2変形例及び(d)第3変形例を示した。図中、符号M、Vはそれぞれ山部、谷部を表わし、符号PRは上方あるいは下方への張出し部を表わしている。図3に示したのは、図4(a)基本形の採用例である。なお、図4(b)第1変形例のように、谷部Vが2個(あるいはそれ以上)存在する時には、最も外側(下アームから最も遠い側)の谷部と外部とが連通するように通路を形成することが好ましい。但し、最低限の要件としては、1つ以上(1つまたは複数個)形成された谷部の内、少なくとも1つが外部と連通するように通路が設けられれば良い。また、谷部が複数個形成される場合には、ある谷部(例えば外部と連通した谷部)と別の谷部とを連通させる通路が存在しても良い。
また、本発明で採用するシール体は必ずしも1部材で構成する必要はなく、図5(a)〜(c)に例示したように、複数(ここでは2個)の部材で構成しても構わない。これらの例の内、図5(a)、(b)では部材Aで山部Mを形成し、それ以外の部分には部材Bを使用しており、図5(b)における部材Bは張り出し部PRにも使用されている。また、図5(c)では部材Aを部材B内に食い込ませる形で山部Mと谷部Vを形成している。いずれの例においても、部材Aと部材Bは結合されている。結合手段には周知の手段(例えば接着、ネジ止め等)を用いることができる。
谷部と外部を連通させる通路は、図6(a)に示したように切り欠きによって提供されても良いし、図6(b)に示したように山部に設けられた貫通孔によって提供されても良い。また、図6(a)、(b)の形態を併用して、一部の通路を切り欠き、残りの通路を山部に設けた貫通孔で形成しても良い。更に、貫通孔で谷部を外部とを連通させる場合、山部を経由させないことも可能である。また、貫通穴に吸引手段を接続して、加工液を回収するようにしても良い。図7及び図8はそのような例を示す図である。
先ず図7に示した例では、谷部Vの底部から、山部Mを経由せずに外側へカーブした貫通穴H1が形成され、その出口にコネクタCNを用いて吸引用の配管(チューブ)CBが接続されている。
また、図8は、谷部Vの底部から、山部Mを経由せずに外部へ直行する貫通穴を形成し、その出口にコネクタCNを用いて吸引用の配管(チューブ)CBを接続した例が示されている。このような吸引手段の接続は、図7、図8の例に限らず、前述した各例において行っても良い。特に、谷部と外部とを連通させる通路の形成位置を、図3に示したように、加工槽1の下縁部に沿った部分ではなく、左右部(例えば谷部71c、71dと外部を連通)や、上部(例えば谷部71aと外部を連通)とした場合には、吸引手段を接続することは、流出した加工液を確実に回収する上で有用である。但し、谷部と外部とを連通させる通路の形成位置は、図3に示したように、加工槽1の下縁部に沿った部分とすることが原則であり、それ以外の位置は避けることが好ましいことは言うまでもない。
図9及び図10は、加工液を吸引する吸引手段の例を示している。図9に示した例は、加工液の吸引のために新設したポンプP1を利用するもので、各連通通路の出口に接続したチューブ等の配管CB(ここでは2本を例示)が、ポンプP1の吸引側に接続されている。ポンプP1の吐出側の配管(図示省略)は、例えば加工槽の上方で開口し、ポンプP1で回収された加工液はそこから加工槽に戻される。
図10は、加工液の吸引のために、既存のポンプの吐出側の流れを利用した例を表わしている。図中、符号P2で示されたポンプは、ワイヤ放電加工機が元々具備しているポンプの1つで、例えば吸引側Aは清水槽から清水(清浄な加工液)を吸い上げており、吐出側は太い配管(チューブ等)CB3を経由して加工槽に至っている。この場合、太い配管(チューブ等)CB3内を比較的速い流れが定常的に存在する。従って、図示されているように、各連通通路の出口に接続したチューブ等の配管(ここでは2本を例示)CB1、CB2を、ポンプP2の吐出側の配管CB3に、同配管CB3内の流れに沿うような角度(小さい交差角、例えば20度程度)で合流させれば、CB3内の比較的速い流れによる吸引作用が配管CB1、CB2内の加工液に作用する。これにより、回収された加工液は配管CB3を通って加工槽に戻されることになる。
シール構造の一般的な基本構成を説明する図で、下アームが貫通する開口の周辺部を断面図で示している。 従来より採用されているシール体の基本形を、図1において+Y方向から見た平面図で示したものである。 本発明の第1の実施形態で採用されるシール体を、図1において+Y方向から見た平面図で示したものである。 シール体の断面形状について、(a)基本形、(b)第1変形例、(c)第2変形例及び(d)第3変形例を示したものである。 シール体を複数(ここでは2個)の部材で構成した例を示した図で、(a)は第1例、(b)は第2例、(c)は第3例をそれぞれ表わしている。 加工液の流出通路の形態例を示す図で、(a)は切り欠きを採用した例、(b)は山部に設けられた貫通孔によって流出通路を提供した例を表わしている。 加工液の流出通路の別の形態例と吸引手段の使用例を示す図で、谷部の底部から、山部を経由せずに外側へカーブした貫通穴を形成し、その出口に吸引手段を接続した例を表わしている。 加工液の流出通路の更に別の形態例と吸引手段の使用例を示す図で谷部の底部から、山部を経由せずに外部へ直行する貫通穴を形成し、その出口に吸引手段を接続した例を表わしている。 加工液の吸引のために新設したポンプを利用した例を表わしている。 加工液の吸引のために、既存のポンプの吐出側の流れを利用した例を表わしている。
符号の説明
1 加工槽
2 開口(長穴)
3、7 シール体(第1のシール手段)
4 シール板(第2のシール手段)
5 圧着手段
6 矢印(加工液の流出方向)
10 下アーム
31a〜31d,71a〜71d、V 谷部
32a、32b,72a、72b、M 山部
73a〜73e 通路
41 孔
42 シール部
A ポンプP2 の吸引側
B ポンプP2 の吐出側
CB,CB1,CB2,CB3 配管(チューブ等)
P1,P2 ポンプ
CN コネクタ
H1,H2 貫通穴
P1,P2 ポンプ
PR 張出し部

Claims (7)

  1. ワイヤ電極を上アームと下アームで支持し、前記下アームを貫通させる開口を側面に有する加工槽に収容された加工液中に被加工物を浸漬させ、該被加工物と前記ワイヤ電極との間に放電を起させて加工を行うワイヤカット放電加工機において、前記加工液が前記開口を通して外部へ流出することを規制するシール構造であって、
    前記開口の縁部に配置される第1のシール手段と、前記下アームを貫通させる孔を有するとともに、前記第1のシール手段に対して圧着されて前記開口を塞ぐ第2のシール手段とを備えており、
    前記第1のシール手段は、前記第2のシール手段に接する側に、前記第1のシール手段の長手方向に延在する2つ以上の山部と1つ以上の谷部とを含む凹凸形状部を有するとともに、前記1つ以上の谷部の内の少なくとも1つと前記第1のシール部材の外部とを連通させる通路を有していることを特徴とする、ワイヤカット放電加工機におけるシール構造。
  2. 前記通路は、前記第1のシール手段の、前記加工槽の下縁部に沿った部分に形成されている、請求項1に記載のワイヤカット放電加工機におけるシール構造。
  3. 前記第1のシール手段は複数の部材で構成されている、請求項1または請求項2に記載のワイヤカット放電加工機におけるシール構造。
  4. 前記通路は、前記山部に設けられた切り欠きによって提供されている、請求項1乃至請求項3の内、いずれか1項に記載のワイヤカット放電加工機におけるシール構造。
  5. 前記通路は、前記山部に設けられた貫通孔によって提供されている、請求項1乃至請求項3の内、いずれか1項に記載のワイヤカット放電加工機におけるシール構造。
  6. 前記通路は、前記谷部から、前記山部を経由せずに前記第1のシール部材の外部に至る貫通孔によって提供されている、請求項1乃至請求項3の内、いずれか1項に記載のワイヤカット放電加工機におけるシール構造。
  7. 前記通路は、該通路を通じて流出した加工液を吸引する吸引手段に接続されている、請求項1乃至請求項6の内、いずれか1項に記載のワイヤカット放電加工機におけるシール構造。
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