JP2006297157A - 玉磨き揚送装置 - Google Patents

玉磨き揚送装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006297157A
JP2006297157A JP2006217957A JP2006217957A JP2006297157A JP 2006297157 A JP2006297157 A JP 2006297157A JP 2006217957 A JP2006217957 A JP 2006217957A JP 2006217957 A JP2006217957 A JP 2006217957A JP 2006297157 A JP2006297157 A JP 2006297157A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
sensor
balls
belt
pachinko
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006217957A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Takeuchi
正博 竹内
Yoshio Wakana
芳生 若菜
Makoto Tayui
誠 田結
Hidekatsu Takeuchi
英勝 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takeya Co Ltd
Original Assignee
Takeya Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takeya Co Ltd filed Critical Takeya Co Ltd
Priority to JP2006217957A priority Critical patent/JP2006297157A/ja
Publication of JP2006297157A publication Critical patent/JP2006297157A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

【目的】 玉通路内の揚送される玉の有無を知ることにより、装置内の玉の状況を知ることができるようにした玉磨き揚送装置を提供する。
【解決手段】 玉通路35に沿って揚送される各々の玉列の玉の通過の有無を検出するセンサー50を設けると共に、該センサー50からの検出信号を揚送装置を駆動制御する駆動制御手段としての制御回路に入力し、前記センサー50からの単位時間当りの検出信号数を、前記制御回路に接続される数値表示器に表示し得るようにしたので、センサー50の検出信号に基づいて玉通路35の各列の状況を知ることができると共に、適正な揚送能力を発揮しているか否かを理解することができる。
【選択図】 図8

Description

本発明は、モータによって揚送筒本体に周回せしめられる搬送ベルトと前記揚送筒本体の一側のベルト周回面を覆うように取り付けられ且つパチンコ玉を一列状に揚送する玉通路が複数列形成されたガイドレールカバーに装着されパチンコ玉に付着した汚れを拭き取るベルトとにパチンコ玉を挟持することにより、該パチンコ玉を研磨揚送する玉磨き揚送装置に関するものである。
従来、モータによって搬送ベルトが周回する揚送筒本体と、該揚送筒本体の一側のベルト周回面を覆い且つパチンコ玉に付着した汚れを拭き取るベルトが敷設されるガイドレールカバーとは、ガイドレールカバーの内側に形成される複数の玉通路に沿ってパチンコ玉が一列状に揚送されるようになっていた。
しかし、その玉通路の玉が正確に揚送されているか否かは外部からは視認することができないので、以下のような問題があった。例えば、営業中又はテストモード時における単位時間当りの揚送個数も分からず、更に、営業終了時における玉磨き揚送装置内の残留玉の有無も分からないという欠点があった。本発明は、上記した事情に鑑みなされたもので、その目的とするところは、玉通路内の揚送される玉の有無を知ることにより、装置内の玉の状況を知ることができるようにした玉磨き揚送装置を提供することにある。
上記した目的を達成するために、本発明においては、図1、図4、図5及び図6に示すように、モータ27によって揚送筒本体22に周回せしめられる搬送ベルト25と揚送筒本体22の一側のベルト周回面を覆うように取り付けられ且つパチンコ玉を一列状に揚送する玉通路35が複数列形成されたガイドレールカバー33に装着されパチンコ玉に付着した汚れを拭き取るベルト37とにパチンコ玉を挟持することにより、該パチンコ玉を研磨揚送する玉磨き揚送装置20において、前記玉通路35に沿って揚送される玉の通過の有無を検出するセンサー50を設けると共に、該センサー50からの検出信号を玉磨き揚送装置20を駆動制御する駆動制御手段としての制御回路10に入力し、駆動制御手段としての制御回路10に玉磨き揚送装置20の下部においてパチンコ玉の流入を電気的駆動源としてのモータ8によって阻止するストッパー装置7を接続し、営業開始時に操作される開始操作手段としての操作スイッチ9の指令に基づいてモータ27を駆動開始した後所定時間経過後に前記電気的駆動源としてのモータ8を駆動してストッパー装置7を開放する一方、営業終了時に操作される終了操作手段としての操作スイッチ9の指令に基づいて前記電気的駆動源としてのモータ8を駆動してストッパー装置7を閉成した後前記センサー50が通過玉を検出しなくなって所定時間経過したときに前記モータ27の駆動を停止する。
以上、説明したところから明らかなように、本発明においては、モータによって揚送筒本体に周回せしめられる搬送ベルトと前記揚送筒本体の一側のベルト周回面を覆うように取り付けられ且つパチンコ玉を一列状に揚送する玉通路が複数列形成されたガイドレールカバーに装着されパチンコ玉に付着した汚れを拭き取る布ベルトとにパチンコ玉を挟持することにより、該パチンコ玉を研磨揚送する玉磨き揚送装置において、前記玉通路に沿って揚送される玉の通過の有無を検出するセンサーを設けると共に、該センサーからの検出信号を玉磨き揚送装置を駆動制御する駆動制御手段に入力し、該駆動制御手段に玉磨き揚送装置の下部においてパチンコ玉の流入を電気的駆動源によって阻止するストッパー装置を接続し、営業開始時に操作される開始操作手段の指令に基づいてモータを駆動開始した後所定時間経過後に前記電気的駆動源を駆動してストッパー装置を開放する一方、営業終了時に操作される終了操作手段の指令に基づいて前記電気的駆動源を駆動してストッパー装置を閉成した後前記センサーが通過玉を検出しなくなって所定時間経過したときに前記モータの駆動を停止することにより、営業開始時におけるパチンコ玉の揚送開始をスムーズに行うことができると共に、営業終了時に玉磨き揚送装置内に確実にパチンコ玉を残留させることがない。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。まず、図1を参照して、本実施形態に係る玉磨き揚送装置20が設けられるパチンコ島台1の概略構成について説明する。図1は、実施形態に係るパチンコ島台1の中央部分の一側から見た側面図である。図において、パチンコ島台1は、周知のように、直方体状に枠組み構成され、その長手方向側面中央にパチンコ機2を背向列設するようになっている。また、パチンコ島台1には、その中央部に揚送装置収納部3が構成され、該揚送装置収納部3内に本実施形態の要部を構成する玉磨き揚送装置20が収納設置されている。本実施形態に係る玉磨き揚送装置20は、後に詳述するように帯状の搬送ベルト25によってパチンコ玉を揚送するものである。なお、詳細に図示しないが、玉磨き揚送装置20の上部には、揚送されたパチンコ玉を一時的に貯留する上部タンクが設けられ、その上部タンクから左右に補給樋が傾斜状に設けられており、上部タンクからパチンコ玉を流下させるようになっている。補給樋には、各パチンコ機2に対応して分配シュートが設けられ、補給樋を流下するパチンコ玉を取り込むようになっている。分配シュートによって取り込まれたパチンコ玉は、下部に設けられる計数装置によって計数された後、パチンコ機2の背面上部に設けられる賞球タンクに供給され、遊技によって遊技者に払い出される賞球として使用される。
一方、各パチンコ機2から排出される使用済玉は、周知のように計数機能を有するアウト玉回収箱から下方に排出される。アウト玉回収箱から排出されたパチンコ玉は、貯留タンク4の貯留空間に貯留される。なお、貯留タンク4は、それぞれパチンコ機2の3〜4台分に相当する長さに形成されるため(所謂1ユニット島の長さ)、その貯留タンク4が収納されるユニット島の外側にさらにユニット島が接続される場合(多くの場合接続される)には、その外側に接続されるユニット島の下部中央に図示しないアウト玉誘導レールが設けられ、該アウト玉誘導レールの末端が貯留タンク4の上流部に接続されている。
なお、貯留タンク4は、前記玉磨き揚送装置20の両サイドに設けられているが、貯留タンク4から玉磨き揚送装置20への玉の導入は、一方の貯留タンク4(図示では左側)だけであるので、他方の貯留タンク4(図示右側)から一方の貯留タンク4に連絡通路5が差し渡され、右側貯留タンク4に貯留されている玉が一旦左側貯留タンク4に導かれてから玉磨き揚送装置20に誘導される。
しかして、左側貯留タンク4からは、玉磨き揚送装置20に向けて導入通路6が設けられ、該導入通路6は、玉磨き揚送装置20の導入樋30に接続されている。また、導入通路6の途中には、電気的駆動源としてもモータ8によって駆動されるストッパー装置7が設けられている。ストッパー装置7は、導入通路6を流下するパチンコ玉をストップしたり、流下を許容したりするもので、左側貯留タンク4に設けられる操作スイッチ9を営業開始時及び営業終了時に操作したときに、駆動されるものである。なお、ストッパー装置7のモータ8及び操作スイッチ9は、次に説明する駆動制御手段としての制御回路10に接続されている。なお、玉磨き揚送装置20に対して一方側の導入通路6で玉を供給するものに限らず、左右の貯留タンク4から導入通路6を設け、各導入通路6と連通する導入樋30を玉磨き揚送装置20の下部に設けても良い。この場合には、各導入通路6にそれぞれストッパー装置7を設け、1つの操作スイッチ又はそれぞれに対応する操作スイッチによって開閉駆動されるようにしても良い。
前記揚送装置収納部3の上部の内側側壁には、駆動制御手段としての制御回路10が設けられている。この制御回路10には、前記したように、ストッパー装置8及び操作スイッチ9が接続されると共に、揚送装置収納部3の外側上部に設けられる警告灯12、図5に示す表示装置11、及び複数のセンサー50が接続されている。警告灯12は、何らかのトラブルが起こったときに遊技場の店員にその旨を報知するものであり、表示装置11は、制御回路10上に直接設けられるものであり、数値情報を表示する数値表示器11aと複数のセンサー50のそれぞれに対応した表示器11bとが一体的に設けられるものである。また、制御回路10によって制御される動作については、後に詳述する。
次に、本実施形態の要部を構成する玉磨き揚送装置20の全体の構成について図1乃至図8を参照して説明する。図1は、前述した通りであり、図2は、玉磨き揚送装置20を後方から見た斜視図であり、図3は、玉磨き揚送装置20の側面図であり、図4は、図3のB−B線で切断した斜視図であり、図5は、制御回路10に設けられる表示器11の正面概略図であり、図6は、玉磨き揚送装置20の上部の背面から見た斜視図であり、図7は、玉磨き揚送装置20の上部の側面図であり、図8は、図2のA−A線で切断した断面図である。ただし、各図においては、ガイドレールカバー33の背面に取り付けられる布ベルトの自動巻取機構の図示が省略されている。
図において、玉磨き揚送装置20は、支持台21の上部に揚送筒本体22が垂直状に立設され、揚送筒本体22の周囲を下部に支持される下部ローラ23と上部ローラ24との間に掛け渡される革製の搬送ベルト25が周回するようになっている。この搬送ベルト25の周回駆動は、支持台21に固着されるモータ取付台26に載置固定されるモータ27と下部ローラ23とがVベルト28によって連結されることによって行われる。また、搬送ベルト25に張力を付与するために複数のテンションローラ29が下部ローラ23の上部の揚送筒本体22に取り付けられている。そして、揚送筒本体22の下部には、玉磨き前のパチンコ玉が流入して複数列に整列せしめられる導入樋30が接続され、揚送筒本体22の上部には、玉磨き後のパチンコ玉が排出される上部屈曲樋31及び排出樋32が形成されている。
したがって、導入樋30から流入したパチンコ玉は、搬送ベルト25によって揚送され、排出樋32から排出されるが、その揚送される過程で後述する布ベルト37との摩擦力によってパチンコ玉に付着した汚れが拭き取られ、排出樋32からは、奇麗にされたパチンコ玉が排出されることになる。なお、揚送筒本体22の内部には、図4に示すように、内部案内ローラ42がほぼ等間隔に回転自在に軸支され、その内部案内ローラ42の前端部(布ベルト37と対面する側)が揚送筒本体22に形成された長方形状の臨設窓(図示しない)に臨んで搬送ベルト25に当接し、これによって搬送ベルト25の周回動作を案内している。
一方、前記した揚送筒本体22の背面側には、ガイドレールカバー33が着脱自在に取り付けられるようになっている。このガイドレールカバー33は、前記搬送ベルト25や布ベルト37を玉磨き揚送装置20に装着する際に取り外されるものであると共に、布ベルト37自体がガイドレールカバー33を周回するように装着される。そして、搬送ベルト25や布ベルト37が装着された時には、止め金具43によってガイドレールカバー33を揚送筒本体22に対面させた状態に維持される。ただし、揚送筒本体22とガイドレールカバー33との間には、隙間が形成されることとなるが、この隙間は、止め金具30の固着位置を調節することによってその寸法を設定することができ、その設定値に応じて揚送されるパチンコ玉への圧力を変化させることができる。
ところで、上記したガイドレールカバー33は、図4に示すように、その内部にその背面を多数のスプリング36で押圧されると共にその前面にパチンコ玉が嵌り込む半円形状の玉通路35が複数列形成される玉通路形成部材34が収納設置されており、その背面に使用前のロール状布ベルトを装着する使用前布ベルト装着部38と使用済の布ベルトをロール状に巻き取るための使用済布ベルト装着部39とが設けられ、その上端後部に布ベルトを案内するためのローラ40が設けられている。
しかして、使用前布ベルト装着部38に装着された布ベルト37は、ガイドレールカバー33の下端から玉通路形成部材34の前面を通ってローラ40に掛け渡され、その後、使用済布ベルト装着部39に巻き付けられる。そして、そのように布ベルト37を装着した状態で止め金具43でガイドレールカバー33を揚送筒本体22に装着することにより、布ベルト37と搬送ベルト25とを対面させ、搬送ベルト25を周回動作させることによりパチンコ玉が玉通路形成部材34の玉通路35に嵌り込みながら且つスプリング36に押圧されて布ベルト37に汚れをふき取られながら上昇するものである。なお、営業終了時には、使用前布ベルト装着部38に設けられるチャッキング装置を緩めて布ベルト37が移動し得るようにした状態で、裏面上部の布ベルト37を引っ張って未使用面をガイドレールカバー33の前面側に位置させるようにし、その引っ張って余った布ベルト37を使用済布ベルト装着部39を巻き付け、前記チャッキング装置を締め付ける。これによって、翌日の研磨に対する準備が終了する。なお、この布ベルト37の巻き取り作業は、ガイドレールカバー33を揚送筒本体22から取り外した状態で行っても、あるいは取り付けたままの状態でも行うことができるが、新規な布ベルト37を交換する場合には、ガイドレールカバー33を揚送筒本体22から取り外し必要がある。
また、上記した玉磨き揚送装置20の揚送筒本体22とガイドレールカバー33とは、止め金具43によって取り付けられるが、その止め金具43は、図4に示すように、ガイドレールカバー33の側面から突設される係合突起41を支持し係合するものであり、揚送筒本体22の両側面の複数箇所に設けられる止め金具43が連結杆44で連結され、該連結杆44を下方に移動させた位置で固定するキャッチクリップ45で係止することにより、止め金具43と係合突起41との係合状態を解除し、ガイドレールカバー33を揚送筒本体22に対して取り外すことができる。逆に、キャッチクリップ45の係止状態を外すことにより、止め金具43と係合突起41とを係合状態にしてガイドレールカバー33を揚送筒本体22に対して取り付けることができる。
上記のように構成される玉磨き揚送装置20においては、図6乃至図8に示すように、その上部の上部屈曲樋31の屈曲部の下部に前記玉通路35の個々の玉通路35a〜35gに対応するセンサー50a〜50gが設けられている。図示の場合、センサー50a〜50gが設けられる位置が玉通路35a〜35gによって明確に区画されない上部屈曲樋31の始端部であるが、その位置においては、各玉列は、依然として列状をなして揚送されているので、各列の玉の通過検出を正確に行うことができる。そして、センサー50a〜50gは、前記制御回路10に接続されている。
しかして、制御回路10によって駆動制御される玉磨き揚送装置20の動作について説明する。まず、第1番目の動作として、営業開始時における動作について説明すると、店員が営業開始操作手段としての操作スイッチ9を操作すると、その操作信号が制御回路10に入力される。すると、制御回路10から搬送ベルト25のモータ27を駆動開始せしめる信号が導出されて搬送ベルト25を旋回せしめる。モータ27の駆動開始後、所定時間(例えば、20秒)が経過したときに、制御回路10からストッパー装置7のモータ8に駆動信号が導出されてストッパー装置7が導入通路6を開放し、貯留タンク4に貯留されている玉を玉磨き揚送装置20に供給し、玉の研磨揚送動作が行われる。このように、営業開始に当って、操作スイッチ9を操作することにより、まず、搬送ベルト25を駆動し、その後、搬送ベルト25に玉を供給するようにしたので、営業開始時の搬送ベルト25の起動を極めてスムーズに行うことができ、結果的に、玉の揚送動作を確実に且つスムーズに行うことができる。
第2番目の動作として、営業終了時における動作について説明すると、店員が営業終了操作手段としての操作スイッチ9を操作すると、その操作信号が制御回路10に入力される。すると、制御回路10からストッパー装置7のモータ8に駆動信号が導出されてストッパー装置7が導入通路6を閉成する。このため、貯留タンク4に貯留されていた玉が玉磨き揚送装置20に供給されなくなり、ある時間が経過するとセンサー50によって玉の通過が検出されなくなる。センサー50からの玉の通過検出信号が導出されなくなって所定時間(例えば、20秒)が経過すると、制御回路10から搬送ベルト25のモータ27に停止信号が導出され、搬送ベルト25の駆動が停止されて玉の揚送動作が終了する。このように、営業終了時に、操作スイッチ9を操作することにより、まず、玉磨き揚送装置20への玉の供給を停止し、センサー50が玉の通過を検出しなくなってから所定時間後に搬送ベルト25による搬送動作を停止するようにしたので、玉磨き揚送装置20内に玉を残留させることがない。このため、翌日の営業開始までの間、従来のように玉磨き揚送装置20内に玉を残留させたまま放置していたものと比較して、搬送ベルト25や布ベルト37に悪影響を及ぼすことがない。
第3番目の動作として、営業中やテストモード時等の玉磨き揚送装置20の駆動時の動作について説明すると、搬送ベルト25による玉の揚送動作がスムーズに行われているときには、センサー50によって玉通路35を通過する玉が刻々と検出されている。この場合、その検出信号数の単位時間(例えば、1分間)当りの合計が表示装置11の数値表示器11aに表示される。単位時間の計測開始信号及び計測終了信号は、制御回路10内で自動的に導出され、それに基づいて演算された計数値が数値表示器11aに所定時間表示され、その表示が終了すると、次に計測された単位時間当りの計数値が数値表示器11aに表示される。このように、単位時間当りの計数値を知ることにより、適正な揚送能力を発揮しているか否か、換言すれば、揚送筒本体22とガイドレールカバー33との隙間が適正か否か、あるいは搬送ベルト25の摩耗状態が適正か否か等が分かる。なお、単位時間当りの計数値を個々の玉通路35a〜35g毎に数値表示器11aに表示し得るように切換スイッチ等で切換表示できるようにしても良い。
また、例えば、導入樋30に異物(例えば、釘,ビス,コイン等)が混入していずれかの玉通路35a〜35gに玉が誘導されない事故が多々あるが、このような場合には、玉の誘導されない玉通路35a〜35gに対応するセンサー50a〜50gが玉の通過を検出しなくなるので、その検出信号の有無を表示装置11の各玉通路35a〜35gに対応して設けられる表示器11bにその旨が表示されるようになっている。図5の場合には、3番目の表示器11bだけが消灯しているので、玉通路35cに玉の通過が検出されていないことが報知されていることとなり、このような場合は、通過検出信号がなくなってから所定時間(例えば、1分)が経過したときに、制御回路10から警告灯12に表示駆動信号が導出されて、玉通路35における玉詰まりを店員に報知するようにしている。これにより、異物による搬送ベルト25及び布ベルト37の破損、あるいは異物によるモータ27への過負荷等のトラブルを事前に防止することができるし、揚送の無駄を知ることができる。なお、図示のように、玉通路35が7列ある場合には、1〜2列において玉通過不良が検出されたときの警告灯12の駆動態様と、3〜4列において玉通過不良が検出されたときの警告灯12の駆動態様とを異ならせて、店員の取るべき対処方法を異ならせるようにしても良い。また、5列以上において玉通過不良が検出されたときには、搬送ベルト25のモータ27を自動的に停止するように制御しても良い。もちろん、一列だけの玉通過不良があった場合でもモータ27の自動停止を行っても良い。
以上、実施形態に係る玉磨き揚送装置20の構成及び作用について説明してきたが、本実施形態によれば、モータ27によって揚送筒本体22に周回せしめられる搬送ベルト25と揚送筒本体22の一側のベルト周回面を覆うように取り付けられ且つパチンコ玉を一列状に揚送する玉通路35が複数列形成されたガイドレールカバー33に装着される布ベルト37とにパチンコ玉を挟持することにより、該パチンコ玉を研磨揚送する玉磨き揚送装置20において、前記玉通路35に沿って揚送される各々の玉列の玉の通過の有無を検出するセンサー50を上部に設けると共に、該センサー50からの検出信号を揚送装置を駆動制御する駆動制御手段としての制御回路10に入力したので、センサー50の検出信号に基づいて玉通路35の各列の状況を知ることができる。
具体的には、図5に示すように、駆動制御手段としての制御回路10に個々の玉通路35に対応する表示器11bを接続し、前記センサー50からの検出信号があるか否かを表示器11bに表示することにより、玉通路35の各列に玉が揚送されているか否かが一目で分かり、例えば、図示の点灯している3番目の列だけが玉の揚送動作が無く、その列のいずれかの箇所で玉の侵入を妨害している異物が混入していることが理解できる。
また、図5に示すように、駆動制御手段としての制御回路10に数値を表示する数値表示器11aを接続し、前記センサー50からの単位時間当りの検出信号数を数値表示器11aに表示することにより、適正な揚送能力を発揮しているか否かを理解することができる。
更に、図1に示すように、駆動制御手段としての制御回路10に玉磨き揚送装置20の下部においてパチンコ玉の流入を電気的駆動源としてのモータ8によって阻止するストッパー装置7を接続し、営業開始時に操作される開始操作手段としての操作スイッチ9の指令に基づいてモータ27を駆動開始した後所定時間経過後に前記電気的駆動源としてのモータ8を駆動してストッパー装置7を開放する一方、営業終了時に操作される終了操作手段としての操作スイッチ9の指令に基づいて前記電気的駆動源としてのモータ8を駆動してストッパー装置7を閉成した後前記センサー50が通過玉を検出しなくなって所定時間経過したときに前記モータ27の駆動を停止することにより、営業開始時におけるパチンコ玉の揚送開始をスムーズに行うことができると共に、営業終了時に玉磨き揚送装置20内に確実にパチンコ玉を残留させることがない。
なお、上記した実施形態においては、センサー50として近接タイプのものを図示したが、投受光方式の光電スイッチでも良いし、その取付位置も玉通路35の個々の玉列を測定できる位置であれば、どこでも良い。また、センサー50からの入力を元にして行う制御回路10による制御動作の内容についても上記実施形態に限定されるものではなく、自由にプログラムを作成して所望の動作を行わせても良い。更に、表示装置11は、揚送装置収納部3の内部ではなく、外部から見えるパチンコ島台1の適宜箇所や遊技場の管理室内等に設けても良い。
実施形態に係るパチンコ島台1の中央部分の一側から見た側面図である。 玉磨き揚送装置を後方から見た斜視図である。 玉磨き揚送装置の側面図である。 図3のB−B線で切断した斜視図である。 制御回路に設けられる表示器の正面概略図である。 玉磨き揚送装置の上部の背面から見た斜視図である。 玉磨き揚送装置の上部の側面図である。 図2のA−A線で切断した断面図である。
符号の説明
6 導入通路
7 ストッパー装置
8 モータ(電気的駆動源)
9 操作スイッチ(操作手段)
10 制御回路(駆動制御手段)
11 表示装置
11a 数値表示器
11b 表示器
12 警告灯
20 玉磨き揚送装置
21 支持台
22 揚送筒本体
25 搬送ベルト
27 モータ
30 導入樋
31 上部屈曲樋
32 排出樋
33 ガイドレールカバー
34 玉通路形成部材
35 玉通路
37 布ベルト
50 センサー

Claims (3)

  1. モータによって揚送筒本体に周回せしめられる搬送ベルトと前記揚送筒本体の一側のベルト周回面を覆うように取り付けられ且つパチンコ玉を一列状に揚送する玉通路が複数列形成されたガイドレールカバーに装着されパチンコ玉に付着した汚れを拭き取るベルトとにパチンコ玉を挟持することにより、該パチンコ玉を研磨揚送する玉磨き揚送装置において、
    前記玉通路に沿って揚送される各々の玉列の玉の通過の有無を検出するセンサーを設けると共に、該センサーからの検出信号を揚送装置を駆動制御する駆動制御手段に入力し、前記センサーからの単位時間当りの検出信号数を、前記駆動制御手段に接続される数値表示器に表示し得るようにしたことを特徴とする玉磨き揚送装置。
  2. 前記複数列の玉通路における単位時間当りの計数値を個々の玉通路毎に前記数値表示器に表示し得るようにしたことを特徴とする請求項1記載の玉磨き揚送装置。
  3. 前記駆動制御手段に玉磨き揚送装置の下部においてパチンコ玉の流入を電気的駆動源によって阻止するストッパー装置を接続し、営業開始時に操作される開始操作手段の指令に基づいて前記モータを駆動開始した後所定時間経過後に前記電気的駆動源を駆動してストッパー装置を開放する一方、営業終了時に操作される終了操作手段の指令に基づいて前記電気的駆動源を駆動してストッパー装置を閉成した後前記センサーが通過玉を検出しなくなって所定時間経過したときに前記モータの駆動を停止するようにしたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の玉磨き揚送装置。

JP2006217957A 2006-08-10 2006-08-10 玉磨き揚送装置 Pending JP2006297157A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006217957A JP2006297157A (ja) 2006-08-10 2006-08-10 玉磨き揚送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006217957A JP2006297157A (ja) 2006-08-10 2006-08-10 玉磨き揚送装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002209112A Division JP3901044B2 (ja) 2002-07-18 2002-07-18 玉磨き揚送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006297157A true JP2006297157A (ja) 2006-11-02

Family

ID=37465901

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006217957A Pending JP2006297157A (ja) 2006-08-10 2006-08-10 玉磨き揚送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006297157A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09173616A (ja) 遊技媒体移動部材および遊技媒体磨き装置
JP3901044B2 (ja) 玉磨き揚送装置
JP4188435B2 (ja) 遊技媒体磨き装置
JPH09192334A (ja) 遊技媒体磨き装置用制御装置および遊技媒体磨き装置
JP2006297157A (ja) 玉磨き揚送装置
JP2006326332A (ja) 玉磨き揚送装置
JP4057658B2 (ja) 玉研磨装置
JP4152453B2 (ja) 研磨装置
JP2004242827A (ja) 遊技媒体研磨装置
JP4175522B2 (ja) 遊技媒体を磨くための装置
JP2001096053A (ja) パチンコ遊技システム
JP4640385B2 (ja) パチンコ遊技場の管理装置
JPH0938314A (ja) 玉磨き揚送装置
JP4188434B2 (ja) 遊技媒体磨き装置
JP2006026052A (ja) 遊技機島
JP5533299B2 (ja) 研磨ベルト移動制御システム
JPH10118305A (ja) パチンコ遊技場の管理装置
JP4233124B2 (ja) 遊技媒体磨き装置
JP4628344B2 (ja) 遊技機
JP4078681B2 (ja) 玉揚送装置
JP4275774B2 (ja) 遊技島
JP4079059B2 (ja) 玉揚送装置
JPH09192333A (ja) 遊技媒体磨き装置用制御装置および遊技媒体磨き装置
JP5569149B2 (ja) 研磨ベルト移動制御システム
JP3947723B2 (ja) 遊技機設置島システム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060908

A621 Written request for application examination

Effective date: 20060908

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20090818

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091019

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091117