JP2006296623A - 食器洗浄機 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、専用のボイラーを用いることなく、水蒸気や噴霧を利用してしつこい汚れを良く落すことができる食器洗浄機を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、食器を収納する洗浄室と、洗浄水を前記洗浄室内に噴射する回転ノズル体と、前記洗浄室の底側に設けられ、かつ洗浄水を加熱する加熱手段と、前記加熱手段に水蒸気を発生させる水を注ぐ水蒸気発生用給水手段とを有し、前記加熱手段は、発熱用ヒータと、前記発熱用ヒータを内置し、かつ熱容量が大きく、耐熱性、耐食性に富む素材で形成された水蒸気発生部材とを含むことを特徴とする。
【選択図】図2
【解決手段】本発明は、食器を収納する洗浄室と、洗浄水を前記洗浄室内に噴射する回転ノズル体と、前記洗浄室の底側に設けられ、かつ洗浄水を加熱する加熱手段と、前記加熱手段に水蒸気を発生させる水を注ぐ水蒸気発生用給水手段とを有し、前記加熱手段は、発熱用ヒータと、前記発熱用ヒータを内置し、かつ熱容量が大きく、耐熱性、耐食性に富む素材で形成された水蒸気発生部材とを含むことを特徴とする。
【選択図】図2
Description
本発明は、噴霧や水蒸気で汚れをふやかして、脂分を含むしつこい汚れを洗い流す食器洗浄機の改良に関する。
水蒸気を使用して、食器類の付着する洗い難い汚れを洗浄する食器洗浄機は、例えば、特開2003−235778号公報(特許文献1)に記載されている。
また、噴霧給水手段を備えた食器洗浄機は、例えば、特開2001−275921号公報(特許文献2)に記載されている。
特許文献1に記載された食器洗浄機は、水蒸気を発生する専用のボイラーを備えている。専用のボイラーを備えるので高価になる。ボイラーを置く場所が必要になるので、スペースが無駄になる。水を供給する配管、給水弁、加熱用のヒータ、配線、制御機器で構成が複雑になる等の問題がある。
また、水蒸気の量が少ないと、汚れのふやかしが良く行われなく、汚れが落ちない。
特許文献2に記載された食器洗浄機は、噴霧給水手段で噴射する噴霧で汚れを洗い流す。噴霧だけでは、洗い難い、しつこい汚れは落ち難い。
本発明は、上記の問題に鑑み、専用のボイラーを用いることなく、水蒸気や噴霧を利用してしつこい汚れを良く落すことができる食器洗浄機を提供することを目的とする。
本発明は、食器を収納する洗浄室と、洗浄水を前記洗浄室内に噴射する回転ノズル体と、前記洗浄室の底側に設けられ、かつ洗浄水を加熱する加熱手段と、前記加熱手段に水蒸気を発生させる水を注ぐ水蒸気発生用給水手段とを有し、前記加熱手段は、発熱用ヒータと、前記発熱用ヒータを埋設する水蒸気発生部材を含み、前記水蒸気発生部材は、前記洗浄水に対する耐食性、前記発熱用ヒータの発熱温度に対する耐熱性を有し、前記発熱用ヒータより熱容量が大きいことを特徴とする。
また、本発明は、食器を収納する洗浄室と、洗浄水を前記洗浄室内に噴射する回転ノズル体と、前記洗浄室の底側に設けられ、かつ洗浄水を加熱する加熱手段と、前記加熱手段に水蒸気を発生させる水を注ぐ水蒸気発生用給水手段とを有し、前記加熱手段は、発熱用ヒータと、前記発熱用ヒータを挟持する水蒸気発生部材を含み、前記水蒸気発生部材は、前記洗浄水に対する耐食性、前記発熱用ヒータの発熱温度に対する耐熱性を有し、前記発熱用ヒータより熱容量が大きいことを特徴とする。
本発明によれば、水蒸気の発生が多く、脂分を含むしつこい汚れを良く落すことができる食器洗浄機を提供できる。
本発明の実施例について、図を引用して説明する。
図1に示すように、食器洗浄機は、本体枠体1と、前側に設けた上/下に開閉する上扉2および下扉3と、上扉2に設けた透明の窓4を有する。
本体枠体1は、図2に示すように、洗浄槽5内に回転洗浄ノズル体6、食器類7を収納する食器かご8、加熱手段9を有する。洗浄槽5内の中腹丈高さの壁には、噴霧給水手段としての噴霧ノズル10が設けられる。
噴霧ノズル10は、噴霧給水手段の給水路20を介して水道栓21の水路22に連通するように接続される。給水路20には、噴霧給水バルブ23が備えられ、噴霧給水バルブ23は、後で述べる制御回路により、開け閉めの制御が行われる。
加熱手段9は、洗浄槽5内の底側に備えられる。この加熱手段9の上側には、水蒸気発生用給水手段の注ぎ口25が向けられるように設けられる。水蒸気発生用給水手段の給水路26は、水道栓21の水路22に連通するように接続される。
給水路26には、水蒸気発生用給水バルブ27が備えられ、水蒸気発生用給水バルブ27は、後で述べる制御回路により、開け閉めの制御が行われる。
加熱手段9は、発熱用ヒータ28と、水蒸気発生部材29を有する。発熱用ヒータ28はシーズヒータ等で形成され、熱容量が大きく、耐熱性、耐食性に富む素材で形成された水蒸気発生部材29に内置されるように備えられる。
水蒸気発生部材29は、本実施例の場合、アルミニウムのダイカストで形成され、発熱用ヒータ28は一体にダイカストで成型される。発熱用ヒータ28は水蒸気発生部材29内に埋設(内置)される。
アルミニウムで作られた水蒸気発生部材29は、耐熱性、耐食性に富む様にアルマイト処理等の表面処理を施している。これにより、水蒸気発生部材29は、洗浄水に対する耐食性、発熱用ヒータの発熱温度に対する耐熱性を有する。
また、加熱手段9は、発熱用ヒータ28に水蒸気発生部材29が加わるので発熱用ヒータ28だけのものに比べ、熱容量が大きい。水蒸気発生部材29自体が発熱用ヒータ28よりも熱容量が大きいので、加熱手段9の熱容量が大きいは、発熱用ヒータ28だけの加熱手段に比べ、熱容量が格段に大きくなるのである。
このため、水蒸気発生用給水の前に所定の温度に加熱することにより発熱用ヒータ28のみより多くの給水量を水蒸気にすることができるので給水量の変動による水蒸気の生成が安定的に良好に行われる。
水蒸気発生用給水手段の注ぎ口25は、水蒸気発生部材29の上面に向くように設けられる。水蒸気発生部材29の上面には、注ぎ口25から注がれた水が溜まる窪み41が設けられている。注ぎ口25から注がれる水は漏れないので、全部スチームの生成に使われる。
加熱手段用ケース42は、加熱手段9を内置する。ステンレス鋼ないしアルミニウムで作られた加熱手段用ケース42は、加熱手段用ケース42の上部に水蒸気流通孔43が設けられている。加熱手段9で生成された水蒸気は、水蒸気流通孔43を流通して洗浄槽5内に拡散され、食器かご8内の食器類7に水蒸気が斑なく付着する。
加熱手段9は、底面に支持脚44を有する。支持脚44は加熱手段用ケース42の底面に設けた凹部45に嵌るように置かれる。つまり、加熱手段9が、洗浄槽5内の底に直に置かれない。加熱手段用ケース42や支持脚44を介して加熱手段9が置かれるので、合成樹脂で作られた洗浄槽5を熱から保護することができる。さらに、凹部45には洗浄水がたまるので、支持脚44の足元の温度上昇が更に抑えられ、洗浄槽5の熱に対する保護が更に良く行われる。
集水口46は、洗浄槽5の内底部に設けられる。洗浄槽5内の洗浄水は、集水口46に流入して洗浄ポンプ47を経て洗浄水供給路48、排水路49に送られる。洗浄ポンプ47は排水ポンプを兼ねている。洗浄ポンプ47は、回転方向を切り替えることで、洗浄ポンプと排水ポンプに変わる。
洗浄ポンプ47が洗浄ポンプとして運転することにより、洗浄水は洗浄水供給路48を経て回転洗浄ノズル体6に圧送され、回転洗浄ノズル体6から洗浄槽5内に噴射される。回転洗浄ノズル体6の噴射水により、食器類の洗浄が行われる。
図3は他の加熱手段を示す。
この加熱手段50は、発熱ベース部材51、発熱用ヒータ28、蒸気発生管53、温度センサ54、支持脚55を有する。発熱用ヒータ28、蒸気発生管53が、アルミニウムの発熱ベース部材51に埋設するように設けられている。蒸気発生管53内で加熱されて生成された水蒸気は、洗浄槽5内に放出される。温度センサ54は直接発熱ベース部材51の中に埋め込まれているので温度を迅速に検知できるので温度制御精度が向上する。これにより、温度の上がり過ぎによる温度センサ54の損傷が防止できる。
なお、発熱ベース部材51の上面に水を注ぐようにすると、発熱ベース部材51は水蒸気発生部材になる。
図4は他の加熱手段を示す。
この加熱手段56は、水蒸気発生部材57、発熱用ヒータ28、支持脚59を有する。発熱用ヒータ28は水蒸気発生部材57と支持脚59によりネジ等(図示省略)で挟持されている。水蒸気発生部材57は、波形形状を有し、波間に断面形状が円形の発熱用ヒータ28を挟む構成を有する。この挟持の構成は、
埋設する構成に比べ、板状材料をプレス成形して製作できるので生産性がよく、安価にできる。
埋設する構成に比べ、板状材料をプレス成形して製作できるので生産性がよく、安価にできる。
上記した水蒸気発生用の給水はいずれも直接シーズヒータには給水されないように、水蒸気発生部材29、発熱ベース部材51、水蒸気発生部材57を通して行うので熱応力によりシーズヒータが変形する暴れ現象が生じ寿命が短くなるのを防止している。また、支持脚44、支持脚55、支持脚59は洗浄槽5の底部へ熱伝導がぢきるだけ少なくするためステンレスの薄板を用いて高さ方向を高く、幅方向を小さくし、断面係数を大きくした形状としている。
食器洗浄機の制御回路について、図5を引用して述べる。
商用電源70は、コンセント71、電源スイッチ72、電源ヒューズ73を介して各種負荷、直流電源用整流回路74に接続される。マイコンを主体とした主制御回路75、駆動回路76には、直流電源用整流回路74より直流が供給される。
サーミスタ77、水位センサ78の検知信号は、主制御回路75に読まれて各種の制御が行われる。表示装置79は、主制御回路75の指示により食器洗浄機の運転に関する表示が行われる。
各種負荷は、全負荷スイッチ80を介して商用電源60に接続される。
シーズヒータを用いた発熱用ヒータ28の回路は、直列に接続されるサーモスイッチ81、温度ヒューズ82、サーモスイッチ83を有する。この加熱用ヒータ28の回路は、全負荷スイッチ80を介して商用電源60に接続される。
サーモスイッチ81、温度ヒューズ82、サーモスイッチ83は、図3を引用して述べた温度センサ54に対応するものである。これらのサーモスイッチ81、温度ヒューズ82、サーモスイッチ83は、発熱用ヒータ28の近傍に設けられる。
発熱用ヒータ28が、300℃を越えた過熱し過ぎのときにサーモスイッチ81、温度ヒューズ82、サーモスイッチ83が作動して過熱防止が図られる。
サーミスタ77は、加熱手段9、50、56の下側の洗浄水の加熱を制御する。発熱用ヒータ28で加熱される洗浄水の温度は、サーミスタ77により検知され、その温度情報は主制御回路75に提供される。主制御回路75は、水温が、例えば、60℃に達したら、加熱用ヒータ28の通電を止める指示をする。
全負荷スイッチ80は、駆動回路76によりオン・オフの作動が行われる。駆動回路76には、直流電源用整流回路74より直流が供給され、主制御回路75の指示にしたがって負荷のオン・オフを行う。
噴霧給水バルブ23は、給水バルブスイッチ85、全負荷スイッチ80を介して商用電源70に接続される。給水バルブスイッチ85は、駆動回路76によりオン・オフの作動が行われる。
水蒸気発生用給水バルブ27は、給水バルブスイッチ87、全負荷スイッチ80を介して商用電源70に接続される。給水バルブスイッチ87は、駆動回路76によりオン・オフの作動が行われる。
洗浄兼排水用モータ88は、前述した洗浄ポンプ47を駆動する。例えば、洗浄兼排水モータ88の正転で洗浄ポンプ47が洗浄のポンプとして機能し、逆転で排水のポンプとして機能するようになっている。
洗浄兼排水用モータ88は、コンデンサ運転の単相誘導電動機で、並列に設けられる正転用スイッチ89A、逆転用スイッチ89B、全負荷スイッチ80を介して商用電源70に接続される。正転用スイッチ89A、逆転用スイッチ89Bは、駆動回路76によりオン・オフの作動が行われる。
ファンモータ用トランス100は、一次側が全負荷スイッチ80を介して商用電源60に接続される。ファンモータ用トランス100の二次側には、ファンモータ101が整流器102、ファンモータスイッチ103を介して接続される。ファンモータスイッチ103は、駆動回路76によりオン・オフの作動が行われる。
ファンモータ101は、洗浄槽5内に温風や冷風の循環を行う。この温風や冷風の循環により、洗浄後を食器類は、速やかに乾燥される。
食器洗浄機の動作を図6に沿って説明する。
図6に示すようには、食器洗浄機の運転工程は、本洗い、すすぎ(1)、すすぎ(2)、加熱すすぎ、乾燥、終了と推移する。
さて、電源スイッチ70のオンし、表示装置79より標準コースを選択してスタートスイッチ(図示せず)をオンすることにより、運転が開始される。
洗浄兼排水モータ88により、洗浄ポンプ47を排水のポンプとして運転し、排水の実行が行われる。これは、排水を行わずに食器洗浄機を止めることもあるので、本洗いの洗浄運転を行う前に排水の行程を設けるようにした。
本洗いの行程に入ると、加熱用ヒータ28に通電されて加熱手段9は加熱される。これと同時に水蒸気発生用給水バルブ27に通電され、水蒸気発生用給水バルブ27が開かれて水蒸気発生用給水手段の注ぎ口25から加熱手段9に水が注がれる。注がれた水は、加熱手段9で加熱され、水蒸気が生成される。
水蒸気は、洗浄槽5に広がり、食器の温度は蒸気に比較して低いので凝縮して食器類に付いている汚れに付着する。水蒸気に包まれて、汚れは自然にふやけて流れ落ちる。また落ち易くなる。
水蒸気によるスチーム洗浄に引き続き、噴霧洗浄が行われる。
噴霧給水バルブ23を開き、噴霧給水手段の噴霧ノズル10より洗浄槽5内に噴霧が行われる。この噴霧によって、水蒸気でふやかせられた汚れを速やかに洗い流すことができる。噴霧洗浄でも加熱用ヒータ28の通電を継続して洗浄槽5内の温度低下を抑えることにより、汚れの洗い流しが良好に保たれる。
噴霧ノズル10から噴射される霧は、出来るだけ細かな方が望ましい。マイクロミスト程度の細かな霧は、汚れのふやかしを促進する傾向がある。
噴霧給水は、洗浄水が洗浄水位まで溜まるまで行われる。噴霧給水が行われる間を通じて食器類に噴霧が継続して行われる。給水時間が噴霧による洗浄に無駄なく活かされる。
この後、本洗い、すすぎ(1)、すすぎ(2)、加熱すすぎ、乾燥の工程を踏んで終了に至る洗浄運転が行なわれる。すすぎ(1)、(2)の工程では、噴霧給水中に加熱用ヒータ28による加熱は行なわない。ただし、加熱すすぎの工程では、加熱すすぎをするので給水加熱をする。
さて、水蒸気の生成では、気化熱に奪われて加熱手段9の温度が下がる傾向にある。温度が下がり過ぎると、水蒸気が発生しなくなる。そこで、加熱手段9には、発熱用ヒータ28に水蒸気発生部材29を加えて熱容量が大きし、気化熱による急激な温度降下を抑えている。それと併せて加熱手段9への給水が間欠的に行なわれるようにした。給水が止まっている間に、気化熱により降下した加熱手段9の温度が補うように温度の上昇補正が行なわれる。このため、安定したスチームの生成維持が行なわれる。
また、加熱手段9への給水が行なわれると、速やかに水蒸気の生成が行なわれるように
加熱手段9の発熱用ヒータ28への通電を給水に先行して行なうようにすることもできる。
加熱手段9の発熱用ヒータ28への通電を給水に先行して行なうようにすることもできる。
蒸気発生について更に説明を加える。
水蒸気の発生には、温度を100°以上にする必要があり、水1gあたり、539calの熱量を必要とする。例えば、加熱用ヒータの発熱容量が800Wとすると、毎秒あたりの発熱量は、192cal(800W×0.24cal)である。
このため、水蒸気発生の給水量(毎秒あたり)は、約0.356g(800×0.24/539)である。(実際にはこの分の給水を100℃までUPする熱量が必要であるが蒸発に必要な熱量に比較すると無視できる)
この給水量と発熱量との関係が保たれる条件であれば、連続的の連続的に蒸気の発生を行なうことができる。
この給水量と発熱量との関係が保たれる条件であれば、連続的の連続的に蒸気の発生を行なうことができる。
実用的には、加熱手段9の温度を150°〜250°程度にすることにより蒸気の発生が良好に行なわれる。
すなわち、前述したように加熱手段9を発熱用ヒータ28とアルミニウムダイカストの水蒸気発生部材29とで構成して熱容量をアップし、加熱手段9に注ぐ給水を間欠的に行なうことで、蒸気の発生が良好な150°〜250°程度を維持できる。
また、水蒸気発生用給水バルブ27を通じて0.356g/秒の給水を行なうことは、特殊な給水バルブを必要とする。間欠的の給水することで、平均化して毎秒あたり0.356g程度の給水を特殊な給水バルブを用いずに行なうことができる。また、加熱手段9には窪み41があるので、間欠的に纏まって注がれる給水は溜められる。こぼれないので、全部スチームに転化できる。
本方式では、蒸気を多量に生成できるので本洗いの前の予洗い時に食器の温度を70℃程度まで上げてから断続的に噴霧給水を行うことにより食器の温度が低下する前に油脂等の汚れを落とす工程を追加することにより後工程における節水が容易にできる。
5…洗浄室と、6…回転ノズル体、9…加熱手段、25…水蒸気発生用給水手段の注ぎ口、9…発熱用ヒータ、29…水蒸気発生部材。
Claims (8)
- 食器を収納する洗浄室と、洗浄水を前記洗浄室内に噴射する回転ノズル体と、前記洗浄室の底側に設けられ、かつ洗浄水を加熱する加熱手段と、前記加熱手段に水蒸気を発生させる水を注ぐ水蒸気発生用給水手段とを有し、
前記加熱手段は、発熱用ヒータと、前記発熱用ヒータを埋設する水蒸気発生部材を含み、
前記水蒸気発生部材は、前記洗浄水に対する耐食性、前記発熱用ヒータの発熱温度に対する耐熱性を有し、前記発熱用ヒータより熱容量が大きいことを特徴とする食器洗浄機。 - 食器を収納する洗浄室と、洗浄水を前記洗浄室内に噴射する回転ノズル体と、前記洗浄室の底側に設けられ、かつ洗浄水を加熱する加熱手段と、前記加熱手段に水蒸気を発生させる水を注ぐ水蒸気発生用給水手段とを有し、
前記加熱手段は、発熱用ヒータと、前記発熱用ヒータを挟み込む水蒸気発生部を含み、
前記水蒸気発生部材は、前記洗浄水に対する耐食性、前記発熱用ヒータの発熱温度に対する耐熱性を有し、前記発熱用ヒータより熱容量が大きいことを特徴とする食器洗浄機。 - 請求項1または2記載の食器洗浄機において、
前記水蒸気発生用給水手段による給水を間欠的に行うことを特徴とする食器洗浄機。 - 請求項1〜3の何れかに記載された食器洗浄機において、
前記水蒸気発生用給水手段による給水前に前記加熱手段の加熱を開始することを特徴とする食器洗浄機。 - 請求項1〜4の何れかに記載された食器洗浄機において、
前記水蒸気発生部材の上面に水溜部を設けたことを特徴とする食器洗浄機。 - 請求項1〜5の何れかに記載された食器洗浄機において、
前記加熱手段を内置する加熱手段用ケースを有し、前記加熱手段用ケースの上部に水蒸気流通孔を設けたことを特徴とする食器洗浄機。 - 請求項6に記載された食器洗浄機において、
前記加熱手段に支持脚を設け、前記加熱手段用ケースの底面に前記支持脚が入る凹部を設けたことを特徴とする食器洗浄機。 - 請求項1〜7の何れかに記載された食器洗浄機において、
前記洗浄室内に噴霧を噴射する噴霧給水手段を有し、
前記噴霧給水手段の給水路に噴霧給水バルブを設け、
前記水蒸気発生用給水手段の給水路に水蒸気発生用給水バルブを設けたことを特徴とする食器洗浄機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005120659A JP2006296623A (ja) | 2005-04-19 | 2005-04-19 | 食器洗浄機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005120659A JP2006296623A (ja) | 2005-04-19 | 2005-04-19 | 食器洗浄機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006296623A true JP2006296623A (ja) | 2006-11-02 |
Family
ID=37465460
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005120659A Withdrawn JP2006296623A (ja) | 2005-04-19 | 2005-04-19 | 食器洗浄機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006296623A (ja) |
-
2005
- 2005-04-19 JP JP2005120659A patent/JP2006296623A/ja not_active Withdrawn
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