JP2006296169A - 巻線機及び巻線方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ストレート状のヨーク部を有するワークを安定的に保持することによって、巻線精度を向上させることのできる巻線機及び巻線方法を提供する。
【解決手段】 ワーク押え装置30は、ワーク19の長手方向に沿って配置された計4個のワーク押え具31と、これらのワーク押え具31を吊り下げ支持する連結板32と、押え具支持フレーム35に取り付けられその伸縮によってワーク押え具31をワーク19に接近離間させる一対のエアシリンダ33,33とを有している。符号34はエアシリンダ33と平行状に設置されたワーク押え装置30の昇降ガイドである。
【選択図】 図2

Description

この発明は、多極電機子(主としてモータコア(リニアモータ用コアを含む))用の巻線機及び巻線方法に関する。
従来、多極電機子(モータコア)の極(コア)にコイル形成用の線材を巻きつけるために巻線機が広く使用されている。モータ等、電機子の限られた大きさで性能をより良くするためには、多極電機子(ワーク)の限られた巻線スペースにいかに多くの巻線ができるかということが巻線機に要求される。それには、極に対し隣り合う線材同士を隙間なく整列して巻く、いわゆる整列巻が有効である。
ところで、リング状の外周を形成するヨーク部から半径方向内側に突出する複数の極を有するインナーコアタイプのワーク(多極電機子)の場合には、極数が増加する(多極化する)につれてスロット(隣接する極間の隙間)の幅が狭くなる。そのために、巻線用のノズルの移動距離(送り幅)が制限されたり、巻線のための線材が隣の極に接触したりすると、十分な整列巻ができなくなるおそれがある。
そこで、インナーコアタイプのワークを帯状(ストレート状)に展開したストレートコアタイプのワークに巻線してから、リング状に折り曲げる方法が提案されている(特許文献1参照)。このようなストレートコアタイプのワークでは、スロットの幅が広くなり、また極の軸線方向が平行状になるので、ノズルによる巻線作業が容易になり、太い線径の線材でも使用可能になる。
ところが、ストレートコアタイプのワークでは、分割されたヨーク部の外面側(極と反対側)は円弧面等の曲面状を呈するとともに、極の軸線がすべて平行になるように調整されているわけではないので、ヨーク部(ワーク)の保持が安定しない。したがって、極の芯ぶれやヨーク部のがたつきによっては上記した整列巻ができなくなったり、巻線不良を発生したりするおそれがある。その場合には、線材が太いほど巻線時にワークに作用する力が大きくなるため、ストレートコアタイプの長所(太線巻き)が生かせなくなる。
特開2002−247788号公報
また、近年開発が活発化しているリニアモータ用のワークでも、ストレート状のヨーク部を有する場合がある。リニアモータに用いられるストレート状ヨーク部では、巻線後にリング状に折り曲げる必要はないので、ヨーク部の外面側を当初から平面状に形成しておくことができる。しかし、極のわずかな芯ぶれやヨーク部の微小ながたつきでも巻線後のモータ性能に大きく影響するため、上記と同様に、巻線時のヨーク部(ワーク)の安定した保持が必要となる。
本発明の課題は、ストレート状のヨーク部を有するワークを安定的に保持することによって、巻線精度を向上させることのできる巻線機及び巻線方法を提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記の課題を解決するために、本発明の巻線機は、
所定の長さを有しストレート状に形成されるヨーク部と、そのヨーク部の表面から垂直状にかつ長手方向に沿って互いに平行状に突出する複数の極と、それらの極の先端部にそれぞれ形成される鍔部とを有するワークの各極に線材を巻き付けるための巻線機であって、
前記極の軸線周りでの周回移動とその軸線方向への送りとにより、前記ワークの各極に前記線材を保持しつつ巻き付ける1又は複数のノズルと、
前記ノズルで巻線中の極以外から選ばれた極に対応する鍔部を選択鍔部とし、その選択鍔部に前記軸線方向から接触して前記ワークを保持可能な1又は複数の保持具と、を備え、
前記保持具が前記選択鍔部に対して前記軸線方向に相対移動しかつその選択鍔部に接触することによって前記ワークを保持した状態で、前記ノズルにより前記極に巻線することを特徴とする。
また、上記の課題を解決するために、本発明の巻線方法は、
所定の長さを有しストレート状に形成されるヨーク部と、そのヨーク部の表面から垂直状にかつ長手方向に沿って互いに平行状に突出する複数の極と、それらの極の先端部にそれぞれ形成される鍔部とを有するワークの各極に線材を巻き付ける巻線方法であって、
前記極の軸線周りでの周回移動とその軸線方向への送りとにより、前記ワークの各極に前記線材を保持しつつ巻き付ける1又は複数のノズルと、
前記ノズルで巻線中の極以外から選ばれた極に対応する鍔部を選択鍔部とし、その選択鍔部に前記軸線方向から接触して前記ワークを保持可能な1又は複数の保持具と、を備え、
前記保持具を前記選択鍔部に対して前記軸線方向に相対移動させかつその選択鍔部に接触させることによって前記ワークを保持するワーク保持工程と、
前記保持具を前記選択鍔部に接触させることによって前記ワークを保持した状態で、前記ノズルによる前記極の軸線周りでの周回移動とその軸線方向への送りとにより、前記ワークの各極に前記線材を巻き付ける巻線工程と、
前記保持具を前記ワークに対して前記長手方向に相対移動させ、接触すべき前記選択鍔部を変更するワーク移動工程と、
を含むことを特徴とする。
このような巻線機(又は巻線方法)によれば、巻線時には保持具(例えば押え具)が選択鍔部(巻線中の極以外から選ばれた極に対応する鍔部)に接触(例えば押圧)することによってワークを保持した状態で、ノズルにより極に巻線する。したがって、保持具によって極の芯ぶれ(軸線の傾き)やヨーク部のがたつき(軸線方向の浮き上がり、平面的なずれ等)を減少ないし消滅させ、ワークを安定的に保持することができるので、巻線精度を向上させ整列巻が可能となる。
このとき、ノズルで巻線中の極を挟んで長手方向両側に位置する極のうち少なくともいずれかに対応する鍔部を選択鍔部とし、保持具はそれらの選択鍔部にそれぞれ軸線方向から接触・保持することが望ましい。保持具は巻線中の極を挟んで両側の鍔部に接触(例えば押圧)するので、ワークの保持が安定し、複数のノズルで同時に巻線を行なう場合でも、極の芯ぶれやヨーク部のがたつきに伴う巻線精度の低下を発生しにくくなる。
また、このような保持具を、選択鍔部に対して長手方向の全幅で接触できるように、選択鍔部1個分の長手方向の幅よりも広幅に形成すれば、保持具によるワークの保持がさらに安定する。
さらに、保持具は、各極への巻線時に、ワークに対して軸線方向に相対移動して選択鍔部に接触するとともに、各極への巻線が終わる毎に、ワークに対して長手方向に相対移動し、接触すべき選択鍔部を順次変更することができる。これによって、巻線する極が移動するにつれて、保持具が接触(押圧)すべき選択鍔部を長手方向に順次ずらして行けばよいので、保持具の長手方向の長さを短くでき、ひいては巻線機を小型化できる。
そして、ノズルはワークの相の数に対応して複数設けられるとともに、各相に対応する極に対して同時に巻線を行ない、複数のノズルで巻線中の各極の間に位置する極のうち少なくともいずれかに対応する鍔部をそれぞれ選択鍔部とし、保持具はそれらの選択鍔部に接触することができる。これによって、複数のノズルの間に確実に保持具を配置することができるので、ワークの保持が一層安定する。
そして、保持具とは極を挟んで軸線方向の反対側に、ヨーク部を保持するための副保持具を配置する場合には、ヨーク部のがたつき(軸線方向の浮き上がり、平面的なずれ等)をさらに減少させ、ワークを確実に位置決めできる。
上記の課題を解決するために、本発明の巻線機は具体的態様として、
水平方向に所定の長さを有しストレート状に形成されるヨーク部と、そのヨーク部の表面から垂直状にかつ長手方向に沿って互いに平行状に突出する複数の極と、それらの極の先端部にそれぞれ形成される鍔部とを有するワークの各極に線材を巻き付けるための巻線機であって、
前記極の上下方向の軸線周りでの周回移動とその軸線方向への送りとにより、前記ワークの各極に前記線材を保持しつつ巻き付ける複数のノズルと、
各ノズルで巻線中の極を挟んで両側に隣接位置する極に対応する鍔部をそれぞれ選択鍔部とし、それらの選択鍔部をそれぞれ上方から押圧して前記ワークを水平状態に保持可能な複数の保持具と、を備え、
前記保持具が前記選択鍔部に対して前記軸線方向に上下移動しかつそれらの選択鍔部を押圧することによって前記ワークを水平状に保持した状態で、前記複数のノズルにより各極に同時に巻線することを特徴とする。
このように、巻線時には、保持具(例えば押え具)が、巻線中の極の両隣の極に対応する鍔部である選択鍔部を上方から押圧することによってワークを保持する。したがって、比較的小さい押え力でも、極の芯ぶれやヨーク部のがたつきの発生を防止できるので、巻線精度を向上させ整列巻が可能となる。
(実施例1)
以下、本発明の実施の形態を、図面に示す実施例を参照して説明する。図1は本発明に係る巻線機の全体側面図である。図1に示すように、巻線機100のベース1上には、後述するストレートコアタイプの多極電機子であるワーク19を水平状に支持するワーク支持フレーム3と、ワーク19に線材Wを巻き付けるためのノズル20を支持するノズル支持フレーム2と、線材Wの先端部(始端部及び/又は終端部)を保持するためのニップ部46を支持するニップ支持フレーム4とがそれぞれ載置固定されている。そして、ワーク支持フレーム3には、ワーク19の鍔部19t(ティース)を押圧するためのワーク押え具31(保持具)を支持する押え具支持フレーム35(保持具支持フレーム)が一体的に固定されている。また、ニップ支持フレーム4には、巻き終わり後の線材Wを切断するためのニッパ41(切断具)を支持するニッパ支持フレーム45(切断具支持フレーム)が一体的に固定されている。なお、線材Wをノズル20に供給するためのプーリ39(リール)が押え具支持フレーム35に配設されている。
ノズル支持フレーム2には左右移動用モータ5が固定され、この左右移動用モータ5は、ノズル支持フレーム2に固定されたリニアレール6aと左右移動枠7の下部に固定されたリニアガイド6bとを左右方向(紙面と直交する方向)に水平に相対移動させる。また、左右移動枠7には前後移動用モータ8が固定され、この前後移動用モータ8は、左右移動枠7に固定されたリニアレール9aと前後移動枠10の下部に固定されたリニアガイド9bとを前後方向(左右方向と直交し、ワーク19に対して進退する方向)に水平に相対移動させる。さらに、前後移動枠10から垂直状に延出する支持枠11には上下移動用モータ12が固定され、この上下移動用モータ12は、支持枠11に固定されたリニアレール13aとノズル20を保持するノズルブラケット14に固定されたリニアガイド13bとを上下方向(鉛直方向)に相対移動させる。
すなわち、左右移動用モータ5が左右移動枠7を左右方向にスライド移動させ、前後移動用モータ8が前後移動枠10を前後方向にスライド移動させることによって、ノズル20はワーク19の各極19c(コア)の上下方向の軸線O周りでの周回移動を行なう。また、上下移動用モータ12がノズルブラケット14を上下方向にスライド移動させることによって、ノズル20は軸線O周りで1周する毎に線材Wの線径分ずつワーク19の極19cの軸線O方向に送られる。したがって、ワーク19が多相用多極電機子の場合、ノズル20はワーク19の相数(例えば3相)に対応して複数(ここでは3個;図2参照)設けられ、上下方向の軸線O周りでの周回移動とその軸線O方向への送りとによって、ワーク19の各相に対応した合計12個の極19c毎に線材Wを保持しつつ同時に巻き付ける。
一方、ワーク支持フレーム3にはワーク移動用モータ15が固定され、このワーク移動用モータ15は、ワーク支持フレーム3に固定されたリニアレール16aとワーク取付台17の下部に固定されたリニアガイド16bとを左右方向(紙面と直交する方向)に水平に相対移動させる。したがって、3個のノズル20によるワーク19の各極19cへの巻線が終了する毎に、ワーク19は1ピッチ(1極)分左右方向にスライド移動し、次(隣)の各極19cへの巻線が行なわれる(図5参照)。
ところで、この実施例で用いるワーク19は、インナーコアタイプを帯状(ストレート状)に展開したストレートコアタイプの多極(ここでは12極)電機子である。したがって、図5に示すように、ワーク19の下面は湾曲するヨーク部19yを長手方向に複数(3相×4=12個)連ねた形態となるため、ヨーク部19yそのものが安定性を欠く(がたつきを生じる)とともに、12個の極19cの軸線Oが斜めに傾斜したり、鍔部19t(ティース)が巻線時にノズル20に接触したりして整列巻を阻害する。
そこで、押え具支持フレーム35には、ノズル20で巻線中の極19cを挟んで両側に隣接位置する極19cに対応する鍔部19t(選択鍔部)をそれぞれ上方から押圧し、ワーク19を水平状態に保持可能なワーク押え具31(保持具)が複数(例えば4個)配置されている(図2参照)。また、ワーク支持フレーム3において、極19cの下側(極19cを挟んでワーク押え具31とは軸線O方向の反対側)に、ワーク19のヨーク部19yを保持するためのワーククランプ51(副保持具)が配置されている(図3参照)。
そして、ニップ支持フレーム4に支持されるニップ部46とニッパ支持フレーム45に支持されるニッパ41とは、それぞれノズル20と同数(ここでは3個;図4(a)参照)ずつ配設されている。
図2を参照し、上記ワーク押え具31を含むワーク押え装置30についてさらに説明する。図2に示すワーク押え装置30は、ワーク19の長手方向に沿って配置された計4個のワーク押え具31と、これらのワーク押え具31を吊り下げ支持する連結板32(連結部)と、押え具支持フレーム35に取り付けられその伸縮によってワーク押え具31(連結板32)をワーク19に接近離間させる一対のエアシリンダ33,33(ワーク押え駆動源)とを有している。なお、符号34はエアシリンダ33と平行状に設置されたワーク押え装置30の昇降ガイドである。また、図2(a)に示すように、ワーク押え具31の上下昇降において、(例えばエアシリンダ33に)ワーク押圧のための下降位置L及びワーク交換(着脱)のための上昇位置Hの他に、巻線の際のワーク移動(巻線する極の移動)のための中間位置Mを設ければ、巻線時間を短縮することができる。
具体的には、図2のワーク19は3相12極の電機子として構成され、図2(a)では、3個のノズル20,20,20によって左から3番目、7番目及び11番目の極19cに同時に巻線が行なわれていることを示している。そしてこのとき、ワーク押え具31は巻線中の極19cの間に位置する非巻線中の極19cのすべてに対応する鍔部19tを押圧する。すなわち、図2(a)の場合、左から1番目と2番目、4番目〜6番目、8番目〜10番目、12番目の鍔部19tを選択鍔部として各々4個のワーク押え具31,31,31,31で同時に押圧している。これによって、ワーク19を水平状に安定して保持できるので、3個のノズル20,20,20によって左から3番目、7番目及び11番目の極19cに同時に巻線が行なえる。このように、ワーク押え具31は鍔部19t3個分に跨って接触できる(鍔部1個分の長手方向の幅よりも広幅に形成されている)ので、ワーク19(ヨーク部19y)の浮き上がりやがたつきを生じにくい。
図3を参照し、上記ワーククランプ51を含むワーク締付け装置50についてさらに説明する。図3に示すワーク締付け装置50は、ワーク19の長手方向に沿ってワーク取付台17に配置されたワーククランプ51(ワークホルダ)と、ワーク取付台17及びワーククランプ51の間に介装されその伸縮によってワーククランプ51をワーク取付台17に離間接近させる一対のエアシリンダ53,53(ワーククランプ駆動源)とを有している。
図4を参照し、上記ニッパ41を含む線材切断装置40についてさらに説明する。図4に示す線材切断装置40は、ワーク19の長手方向に沿って配置された3個のニッパ41と、これらのニッパ41を吊り下げ支持する連結板42(連結部)と、ニッパ保持フレーム45に取り付けられその伸縮によってニッパ41をワーク19に巻き掛けた線材Wに接近離間させるとともに線材Wを切断する一対のエアシリンダ43,43(ニッパ駆動源)とを有している。なお、符号44はエアシリンダ43と平行状に設置された線材切断装置40の昇降ガイドである。
次に、図1と図5,図6を用いて、ワークに対する巻線方法及びワーク押え具の作用について説明する。
[1]ワーク保持工程
(1)ワーク移動用モータ15を駆動し、ワーク取付台17を初期位置(巻線開始位置;図5では最も右端)へ移動して停止させる。
(2)エアシリンダ53,53(図3(a)参照)を縮小駆動し、ワーククランプ51によってワーク19のヨーク部19yをワーク取付台17に締付け保持する。
(3)エアシリンダ33,33を伸長駆動し、ワーク押え具31を軸線O方向上方から下降位置L(図2(a)参照)に下降させて鍔部19tを押圧し、ワーク19を水平状に保持する。図5に示すように、このとき4個のワーク押え具31のうち左端のものはワーク19から外れ、残り3個のワーク押え具31は、左から2番目〜4番目、6番目〜8番目、10番目〜12番目の鍔部19tを選択鍔部として同時に押圧している。
[2]巻線工程
(1)ワーク移動用モータ15の停止、エアシリンダ53,53の縮小駆動、エアシリンダ33,33の伸長駆動をそのまま保持する。
(2)左右移動用モータ5及び前後移動用モータ8を駆動し、ノズル20,20,20による極19cの軸線O周りでの周回移動と、上下移動用モータ12を駆動し、ノズル20,20,20による軸線O方向への送りとにより、図5に示すように、左から1番目、5番目、9番目の極19cに線材Wを同時に巻き付ける。なお、ノズル20,20,20は、極19c(鍔部19t)の断面形状に沿って矩形状、楕円形状、長円形状等の軌跡を描きながら軸線O周りで周回移動する。
[3]ワーク移動工程
(1)エアシリンダ53,53(ワーククランプ51;図3(a)参照)をそのまま締付け保持した状態で、エアシリンダ33,33を縮小駆動し、ワーク押え具31を軸線O方向上方の中間位置M(図2(a)参照)へ退避させて鍔部19tの押圧を解除する。
(2)ワーク移動用モータ15を駆動し、ワーク取付台17を1ピッチ分長手方向へ(図6では左方向へ)移動して停止させる。なお、このときニップ部42,42,42はS線(スタート線)の保持を各々解除する。
(3)エアシリンダ33,33を伸長駆動し、ワーク押え具31を軸線O方向上方から下降位置L(図2(a)参照)に下降させて鍔部19tを押圧し、ワーク19を水平状に保持する。図6に示すように、このとき4個のワーク押え具31は、左から1番目、3番目〜5番目、7番目〜9番目、11番目及び12番目の鍔部19tを選択鍔部として同時に押圧している。
[4]次の巻線工程
(1)ワーク移動用モータ15の停止、エアシリンダ53,53の縮小駆動、エアシリンダ33,33の伸長駆動をそのまま保持する。
(2)左右移動用モータ5及び前後移動用モータ8を駆動し、ノズル20,20,20による極19cの軸線O周りでの周回移動と、上下移動用モータ12を駆動し、ノズル20,20,20による軸線O方向への送りとにより、図6に示すように、左から2番目、6番目、10番目の極19cに線材Wを同時に巻き付ける。なお、ノズル20,20,20は巻線工程と同様の軌跡を描く。
(3)このようにして、「ワーク移動工程」と「次の巻線工程」とを繰り返し行なう。繰り返し回数は、3相12極の場合で4回となる。
[5]F線切断工程
(1)左右移動用モータ5及び/又は前後移動用モータ8を駆動し、3個のノズル20,20,20を同時に移動させ、3本の線材W,W,Wの先端部をF線(フィニッシュ線)として対応するニップ部42,42,42に各々挟み込む。
(2)エアシリンダ43,43を伸長駆動し、ニッパ41,41,41をワーク19に巻き掛けた線材W,W,Wに接近させてその線材W,W,WをF線として切断する。なお、このときニップ部42,42,42に挟まれて残った線材W,W,Wは次のワークの巻線時のS線(スタート線)となる。
[6]ワーク取出工程
(1)エアシリンダ33,33を縮小駆動し、ワーク押え具31を軸線O方向上方の上昇位置H(図2(a)参照)へ退避させて鍔部19tの押圧を解除する。
(2)エアシリンダ53,53を伸長駆動し、ワーククランプ51(図3(a)参照)によるヨーク部19yの締付けを解除する。
(3)ワーク取付台17からワーク19を取り出す。
このように、巻線時には、ワーク押え具31が、巻線中の極19cの両隣の極19cに対応する鍔部19t(選択鍔部)を上方から押圧することによってワーク19を保持する。したがって、比較的小さい押え力でも、極19cの芯ぶれ(軸線Oの傾斜)やヨーク部19yのがたつき(軸線O方向の浮き上がり、平面的なずれ等)の発生を防止できるので、巻線精度を向上させ整列巻が可能となる。なお、ワーク移動工程において、ワーク取付台17を移動させる代わりに、あるいはワーク取付台17の移動とともに、ワーク押え具31及びノズル20をワーク19の長手方向へ移動させてもよい。
(実施例2)
図1及び図7に示すように、単一のノズル20で単相ワーク19に巻線する場合、ワーク押え具31を次のように作用させることができる。なお、図7において鍔部19tに付したNo.(丸数字)は巻線順序を示している。そして、実施例1との相違点は主として以下に記述する通りである。
[1]ワーク保持工程
(3)エアシリンダ33,33を伸長駆動し、左右一対のワーク押え具31を軸線O方向上方から下降させて鍔部19tを押圧し、ワーク19を水平状に保持する。図7(a)に示すように、このとき左右一対のワーク押え具31のうち左端のものはワーク19から外れ、他のワーク押え具31は、左から2番目(No.5)の鍔部19tを選択鍔部として押圧している。
[2]巻線工程
(3)左右移動用モータ5及び前後移動用モータ8を駆動し、単一のノズル20による極19cの軸線O周りでの周回移動と、上下移動用モータ12を駆動し、ノズル20による軸線O方向への送りとにより、図7(a)に示すように、左から1番目(No.1)の極19cに線材Wを巻き付ける。なお、ノズル20,20,20は、極19c(鍔部19t)の断面形状に沿って矩形状、楕円形状、長円形状等の軌跡を描きながら軸線O周りで周回移動する。
[3]ワーク移動工程
(2)ワーク移動用モータ15を駆動し、ワーク取付台17を3ピッチ分長手方向へ(図7(b)では左方向へ)移動して停止させる。なお、このときニップ部42はS線(スタート線)の保持を各々解除する。
(3)エアシリンダ33,33を伸長駆動し、ワーク押え具31を軸線O方向上方から下降させて鍔部19tを押圧し、ワーク19を水平状に保持する。図7(b)に示すように、このとき左右一対のワーク押え具31は、左から3番目(No.9)と5番目(No.6)の鍔部19tを選択鍔部として同時に押圧している。
[4]次の巻線工程
(2)左右移動用モータ5及び前後移動用モータ8を駆動し、単一のノズル20による極19cの軸線O周りでの周回移動と、上下移動用モータ12を駆動し、ノズル20による軸線O方向への送りとにより、図7(b)に示すように、左から4番目(No.2)の極19cに線材Wを巻き付ける。なお、ノズル20,20,20は巻線工程と同様の軌跡を描く。
(3)このようにして、「ワーク移動工程」と「次の巻線工程」とを繰り返し行なう。繰り返し回数は、図7(c)に示すように、極19cの個数と同数(例えば単相12極の場合には12回)となる。
なお、図7(c)のように巻線終了した単相ワーク19において、No.4の極とNo.5の極との間で巻線をカットし、かつNo.8の極とNo.9の極との間で巻線をカットすれば、No.1〜No.4,No.5〜No.8,No.9〜No.12の3相電機子として用いることができる。
(変形例)
図8にワーク押え具の変形例を示す。ワーク押え具31は、図8(a)に示すように、ワーク19の長手方向中心線を挟んで平行な複数列(例えば2列)に分割して設置してもよい。
また、図8(b)に示すように、ノズル20で巻線中の極19cを挟んで両側に隣接位置する極19cに対応する鍔部19tを上方から押圧するワーク押え具31が、ワーク19の長手方向一側側で連結され一体化されていてもよい。
以上の説明では、ストレートコアタイプの多極電機子をワークとする場合のみについて述べた。ストレート状のヨーク部19yを有するリニアモータ用の多極電機子をワーク19とする場合、図5においてヨーク部19yは湾曲せずに平板状に形成されるので、ヨーク部19y自身にはがたつきを生じにくいが、極19c(コア)の軸線Oが斜めに傾斜したり、鍔部19t(ティース)が巻線時にノズルに接触したりして整列巻を阻害する現象は同様に発生する。したがって、リニアモータ用の多極電機子をワークとする場合でも、本発明を同様に適用することができる。
その他、例えば、ワークの形態等、必要に応じて絡げ、渡り線等の線処理状態(工程)を適宜付加する等の変更が可能である。
本発明に係る巻線機の一例を示す全体側面図。 図1のワーク押え装置の配置を示す正面図及び側面図。 図1のワーク取付台の平面図、正面図及び側面図。 図1の線材切断装置の配置を示す正面図及び側面図。 複数ノズルで巻線する場合のワーク押え具の作用例を平面視及び正面視で示す説明図。 図5に続くワーク押え具の作用例を平面視及び正面視で示す説明図。 単一ノズルで巻線する場合のワーク押え具の作用例を平面視で示す説明図。 ワーク押え具の変形例を平面視で示す説明図。
符号の説明
19 ワーク
19c 極(コア)
19t 鍔部(ティース)
19y ヨーク部
20 ノズル
30 ワーク押え装置
31 ワーク押え具(保持具)
40 線材切断装置
41 ニッパ(切断具)
50 ワーク締付け装置
51 ワーククランプ(副保持具)
100 巻線機

Claims (8)

  1. 所定の長さを有しストレート状に形成されるヨーク部と、そのヨーク部の表面から垂直状にかつ長手方向に沿って互いに平行状に突出する複数の極と、それらの極の先端部にそれぞれ形成される鍔部とを有するワークの各極に線材を巻き付けるための巻線機であって、
    前記極の軸線周りでの周回移動とその軸線方向への送りとにより、前記ワークの各極に前記線材を保持しつつ巻き付ける1又は複数のノズルと、
    前記ノズルで巻線中の極以外から選ばれた極に対応する鍔部を選択鍔部とし、その選択鍔部に前記軸線方向から接触して前記ワークを保持可能な1又は複数の保持具と、を備え、
    前記保持具が前記選択鍔部に対して前記軸線方向に相対移動しかつその選択鍔部に接触することによって前記ワークを保持した状態で、前記ノズルにより前記極に巻線することを特徴とする巻線機。
  2. 前記ノズルで巻線中の極を挟んで前記長手方向両側に位置する極のうち少なくともいずれかに対応する鍔部をそれぞれ前記選択鍔部とし、前記保持具はそれらの選択鍔部にそれぞれ前記軸線方向から接触・保持する請求項1に記載の巻線機。
  3. 前記保持具は、前記選択鍔部に対して前記長手方向の全幅で接触できるように、前記選択鍔部1個分の前記長手方向の幅よりも広幅に形成されている請求項1又は2に記載の巻線機。
  4. 前記保持具は、
    各極への巻線時に、前記ワークに対して前記軸線方向に相対移動して前記選択鍔部に接触するとともに、
    各極への巻線が終わる毎に、前記ワークに対して前記長手方向に相対移動し、接触すべき前記選択鍔部を順次変更する請求項1ないし3のいずれか1項に記載の巻線機。
  5. 前記ノズルは前記ワークの相の数に対応して複数設けられるとともに、各相に対応する極に対して同時に巻線を行ない、
    前記複数のノズルで巻線中の各極の間に位置する極のうち少なくともいずれかに対応する鍔部をそれぞれ前記選択鍔部とし、前記保持具はそれらの選択鍔部に接触する請求項1ないし4のいずれか1項に記載の巻線機。
  6. 前記保持具とは前記極を挟んで前記軸線方向の反対側に、前記ヨーク部を保持するための副保持具が配置されている請求項1ないし5のいずれか1項に記載の巻線機。
  7. 水平方向に所定の長さを有しストレート状に形成されるヨーク部と、そのヨーク部の表面から垂直状にかつ長手方向に沿って互いに平行状に上向き突出する複数の極と、それらの極の先端部にそれぞれ形成される鍔部とを有するワークの各極に線材を巻き付けるための巻線機であって、
    前記極の上下方向の軸線周りでの周回移動とその軸線方向への送りとにより、前記ワークの各極に前記線材を保持しつつ巻き付ける複数のノズルと、
    各ノズルで巻線中の極を挟んで両側に隣接位置する極に対応する鍔部をそれぞれ選択鍔部とし、それらの選択鍔部をそれぞれ上方から押圧して前記ワークを水平状態に保持可能な複数の保持具と、を備え、
    前記保持具が前記選択鍔部に対して前記軸線方向に上下移動しかつそれらの選択鍔部を押圧することによって前記ワークを水平状に保持した状態で、前記複数のノズルにより各極に同時に巻線することを特徴とする巻線機。
  8. 所定の長さを有しストレート状に形成されるヨーク部と、そのヨーク部の表面から垂直状にかつ長手方向に沿って互いに平行状に突出する複数の極と、それらの極の先端部にそれぞれ形成される鍔部とを有するワークの各極に線材を巻き付ける巻線方法であって、
    前記極の軸線周りでの周回移動とその軸線方向への送りとにより、前記ワークの各極に前記線材を保持しつつ巻き付ける1又は複数のノズルと、
    前記ノズルで巻線中の極以外から選ばれた極に対応する鍔部を選択鍔部とし、その選択鍔部に前記軸線方向から接触して前記ワークを保持可能な1又は複数の保持具と、を備え、
    前記保持具を前記選択鍔部に対して前記軸線方向に相対移動させかつその選択鍔部に接触させることによって前記ワークを保持するワーク保持工程と、
    前記保持具を前記選択鍔部に接触させることによって前記ワークを保持した状態で、前記ノズルによる前記極の軸線周りでの周回移動とその軸線方向への送りとにより、前記ワークの各極に前記線材を巻き付ける巻線工程と、
    前記保持具を前記ワークに対して前記長手方向に相対移動させ、接触すべき前記選択鍔部を変更するワーク移動工程と、
    を含むことを特徴とする巻線方法。
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