JP2006294844A - コイル部品 - Google Patents

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Osamu Bessho
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Manabu Sato
学 佐藤
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】工程を簡単にするとともに低背化を容易にしたコイル部品を提供することを目的としている。
【解決手段】磁性材料を粉末にして表面を絶縁被膜で覆い、結合剤を混ぜて加圧成形した磁心20と、導線を螺旋状に巻回して形成し、磁心20に埋設したコイル22と、磁心20の表面に配置した端子24とを備え、端子24は、コ字形状であって、磁心20の一方の対向側面26に配置するとともに、磁心20の側面26から磁心20の上面28と下面30を挟むように配置し、コイル22の端部32は、磁心20の他方の対向側面26から突出させ、端子24の表面において、導電性接着剤で電気的接続した構成である。
【選択図】図1

Description

本発明は各種電子機器、通信機器等に利用されるコイル部品に関するものである。
以下、従来の技術について図面を参照しながら説明する。
図4は従来のコイル部品の断面図、図5は同コイル部品の斜視図である。
図4、図5において、従来のコイル部品は、各種電子機器、通信機器等に搭載されるDC−DC回路部に用い、巻軸部1の両端に鍔を有するドラム状のドラム磁心2と、このドラム磁心2の巻軸部1に巻回したコイル3と、このコイル3を被覆するように、ドラム磁心2に組み合わせたリング状のリング磁心4と、このコイル3と電気的に接続した端子部5とを備えている。このコイル3は、丸線からなる導線を螺旋状に巻回して形成したものであり、その引き出し線6はL字状の端子部5の一端7に絡げている。
また、ドラム磁心2およびリング磁心4はフェライト材料からなり、ドラム磁心2とリング磁心4とは接着剤8を塗布して一体化している。
なお、この出願の発明に関する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2002−64024号公報
上記従来のコイル部品は、ドラム磁心2とリング磁心4を用いるとともに、接着剤8を塗布して一体化しているので、部品点数が多く工程が複雑になるとともに、低背化(厚みが1mm程度)を図った場合は、ドラム磁心2の鍔の厚みが非常に薄くなるため、鍔の強度が確保できず、ドラム磁心2の鍔の割れや欠けが生じ易く、低背化が難しいという問題点を有していた。
本発明は工程を簡単にするとともに、低背化を容易にしたコイル部品を提供することを目的としている。
本発明は上記問題点を解決するために、特に、磁性材料を粉末にして表面を絶縁被膜で覆い、結合剤を混ぜて加圧成形した磁心と、導線を螺旋状に巻回して形成し、前記磁心に埋設したコイルと、前記磁心の表面に配置した端子とを備え、前記コイルの端部を前記磁心の表面から突出させるとともに、前記コイルの端部を前記端子の表面で電気的接続した構成である。
上記構成により、磁性材料を粉末にして表面を絶縁被膜で覆い、結合剤を混ぜて加圧成形した磁心にコイルを埋設するので、ドラム磁心やリング磁心や接着剤を用いる必要がなく、工程が簡単になるとともに、ドラム磁心の鍔の割れや欠けを考慮する必要もなく、磁心の厚みを薄くするだけで、容易に低背化を行うことができる。
特に、低背化を図った際、ドラム磁心やリング磁心を用いた場合は脆弱部が形成され、振動や落下等に対する耐衝撃性が低下するが、上記構成では、コイルを磁心に埋設しているので脆弱部が形成されず、耐衝撃性が向上する。また、コイルの端部を磁心の表面から突出させるとともに、磁心の表面に配置した端子の表面にコイルの端部を電気的接続するので、衝撃時に、外観上でコイルの端部と端子とが接続されているかどうかを容易に確認できる。
以下、実施の形態を用いて、本発明の全請求項に記載の発明について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の一実施の形態におけるコイル部品の分解斜視図、図2は同コイル部品の斜視図、図3は同コイル部品の製造工程の一部を示す工程図である。
図1、図2において、本発明のコイル部品は、磁性材料を粉末にして表面を絶縁被膜で覆い、結合剤を混ぜて加圧成形した磁心20と、導線を螺旋状に巻回して形成し、磁心20に埋設したコイル22と、磁心20の表面に配置した端子24とを備えている。
端子24は、コ字形状であって、磁心20の一方の対向側面26に配置するとともに、磁心20の側面26から磁心20の上面28と下面30を挟むように配置している。
コイル22の端部32は、磁心20の他方の対向側面26から突出させ、端子24の表面(磁心20と対向する内側は含まない)において、導電性接着剤(図示せず)で電気的接続している。
図3(a)は2つの圧粉体でコイルを挟み込むように金型で再加圧成形する状態を示す工程図、図3(b)は同金型で再加圧成形を完了した状態を示す工程図であり、この図3(a)、(b)に示すように、磁心20は、熱硬化性樹脂を含有した結合剤と磁性材料を粉末にした磁性粉末とを熱硬化性樹脂が完全硬化しない非加熱状態で混合して加圧成形した2つの圧粉体34を、コイル22を挟み込むように金型36で再加圧成形して、圧粉体34でコイル22を被覆するとともに熱硬化性樹脂が完全硬化するように加熱して成形している。
この際、加圧成形時の加圧力よりも再加圧成形時の加圧力を大きくしており、圧粉体34を成形する加圧成形時の加圧力は0.5〜1ton/cm2程度で、圧粉体34から磁心20を成形する再加圧成形時の加圧力は3〜5ton/cm2程度である。
上記構成により、磁性材料を粉末にして表面を絶縁被膜で覆い、結合剤を混ぜて加圧成形した磁心20にコイル22を埋設するので、ドラム磁心やリング磁心や接着剤を用いる必要がなく、工程が簡単となる。また、ドラム磁心の鍔の割れや欠けを考慮する必要がなく、再加圧成形時に磁心20の厚みを薄くするだけで、容易に低背化を行うことができる。
特に、低背化を図った際、ドラム磁心やリング磁心を用いた場合は脆弱部が形成され、振動や落下等における耐衝撃性が低下するが、上記構成では、コイル22を磁心20に埋設しているので脆弱部が形成されず、耐衝撃性を向上することができる。また、コイル22の端部32を磁心20の表面から突出させるとともに、磁心20の表面に配置した端子24の表面(磁心20と対向する内側は含まない)にコイル22の端部32を電気的接続するので、磁心20の厚みが1mm程度の非常に薄い場合でも、外観上でコイル22の端部32と端子24とが接続されているかどうかを容易に確認できる。この際、磁心20の外形寸法も1mm程度であると、コイル22の線径が無視できず、端子24と磁心20との間にコイル22の端部32を挟んだ場合は、磁心20に対する端子24の配置安定性が損なわれるが、上記構成では、端子24の表面(磁心20と対向する内側は含まない)にコイル22の端部32を電気的接続するので、端子24の配置安定性も良い。
また、端子24は磁心20の一方の対向側面26に配置するとともに、コイル22の端部32は磁心20の他方の対向側面26から突出させているので、コイル22の端部32の突出位置と端子24の配置位置とが重ならず、磁心20の表面から突出させたコイル22の端部32を磁心20の表面に配置した端子24の表面に円滑に沿わせることができる。この際、コイル22の端部32と端子24とは導電性接着剤で電気的接続しているので、コイル22の端部32と端子24とを容易に接着するとともに導通させることができる。
さらに、端子24は、コ字形状であって、磁心20の側面26から磁心20の上面28と下面30を挟むように配置しているので、振動や落下等における衝撃を受けても、衝撃による応力によって、端子24の上方へ磁心20が脱落することがなく保持される。
そして、磁心20は、熱硬化性樹脂を含有した結合剤と磁性材料を粉末にした磁性粉末とを熱硬化性樹脂が完全硬化しない非加熱状態で混合して加圧成形した複数の圧粉体34を、コイル22を挟み込むように再加圧成形して、圧粉体34でコイル22を被覆するとともに熱硬化性樹脂が完全硬化するように加熱して成形しているので、圧粉体34とコイル22との間を隙間なく充填して、磁気ギャップを減少させ磁気効率を向上できる。特に、加圧成形時の加圧力よりも再加圧成形時の加圧力を大きくしているので、圧粉体34とコイル22との間の隙間だけでなく、圧粉体34自体に形成されている隙間も緻密に充填し、コイル22を埋設した磁心20全体を緻密に形成できる。
なお、本発明の一実施の形態では、端子24を磁心20の一方の対向側面26に配置するとともに、コイル22の端部32を磁心20の他方の対向側面26から突出させて、端子24とコイル22の端部32とを電気的接続したが、端子24に切欠部を設け、端子24を磁心20の一方の対向側面26に配置するとともに、コイル22の端部32を端子24に設けた切欠部を介して磁心20の一方の対向側面26から突出させても良い。
また、コイル22部の端部32と端子24とは導電性接着剤で電気的接続する替わりに、コイル22部の端部32と端子24とは、超音波溶接や電気溶接(アーク溶接および抵抗溶接)等の溶接により電気的接続しても良い。
以上のように本発明にかかるコイル部品は、工程が簡単で低背化が容易なので、各種電子機器、通信機器等に適用できる。
本発明の一実施の形態におけるコイル部品の分解斜視図 同コイル部品の斜視図 同コイル部品の製造工程の一部を示す工程図 従来のコイル部品の断面図 同コイル部品の斜視図
符号の説明
20 磁心
22 コイル
24 端子
26 側面
28 上面
30 下面
32 端部
34 圧粉体
36 金型

Claims (8)

  1. 磁性材料を粉末にして表面を絶縁被膜で覆い、結合剤を混ぜて加圧成形した磁心と、導線を螺旋状に巻回して形成し、前記磁心に埋設したコイルと、前記磁心の表面に配置した端子とを備え、前記コイルの端部を前記磁心の表面から突出させるとともに、前記コイルの端部を前記端子の表面で電気的接続したコイル部品。
  2. 前記端子は前記磁心の一方の対向側面に配置するとともに、前記コイルの端部は前記磁心の他方の対向側面から突出させた請求項1記載のコイル部品。
  3. 前記端子に切欠部を設け、前記端子は前記磁心の一方の対向側面に配置するとともに、前記コイルの端部は前記切欠部を介して前記磁心の一方の対向側面から突出させた請求項1記載のコイル部品。
  4. 前記コイル部の端部と前記端子とは導電性接着剤で電気的接続した請求項1記載のコイル部品。
  5. 前記コイル部の端部と前記端子とは溶接により電気的接続した請求項1記載のコイル部品。
  6. 前記端子は、コ字形状であって、前記磁心の側面から前記磁心の上面と下面を挟むように配置した請求項1記載のコイル部品。
  7. 前記磁心は、熱硬化性樹脂を含有した結合剤と磁性材料を粉末にした磁性粉末とを前記熱硬化性樹脂が完全硬化しない非加熱状態で混合して加圧成形した複数の圧粉体を、前記コイルを挟み込むように再加圧成形して、前記圧粉体で前記コイルを被覆するとともに前記熱硬化性樹脂が完全硬化するように加熱して成形した請求項1記載のコイル部品。
  8. 加圧成形時の加圧力よりも再加圧成形時の加圧力を大きくした請求項7記載のコイル部品。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009088212A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Tdk Corp インダクタ

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