JP2006292339A - 製氷機 - Google Patents

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Eiji Suzuki
英二 鈴木
Nobuhiko Kato
暢彦 加藤
Tomohiro Takagi
友裕 高木
Toshiaki Kawai
俊明 河合
Akihiko Hirano
明彦 平野
Yoshiro Furukawa
義朗 古川
Tomoyuki Nishio
智之 西尾
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Abstract

【課題】液化冷媒が気化することなく圧縮機に還流し、圧縮機が液圧縮によって故障するおそれのない製氷機を提供する。
【解決手段】 製氷運転時には、圧縮機51から吐出して凝縮器52にて冷却された冷媒がライン電磁弁V5を通って膨張弁V1に送られ、膨張弁V1にて低圧にされた冷媒が製氷板20の冷媒通路に流入して製氷を行い、製氷により気化した冷媒は主経路弁V2を備える主経路吸入管P1を通して圧縮機51に還流する。除氷運転時には、圧縮機51から吐出する高温高圧の冷媒が製氷板20の冷媒通路に流入して液化することで除氷を行い、液化した冷媒は、主経路弁V2の閉弁により補助経路吸入管P8により送られて吸入圧力調整弁V7を通って熱交換タンク54にて気化されて圧縮機51に還流する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、製氷機に関するものある。
従来、この種の製氷機は、下記の特許文献1に開示されたものがある。このような製氷機では、垂直に配置した複数の製氷板に冷凍装置の冷媒通路(蒸発器)が形成されており、製氷運転時には、冷凍装置から冷媒通路に循環供給される低温冷媒により製氷板の両面に散水される製氷水を氷結させ、除氷運転時には、冷媒通路に高温冷媒(ホットガス)を循環供給させることで製氷板を加熱して製氷板とその表面に形成された板氷の氷結面を融解して当該板氷を剥離するように構成されている。
このように構成した製氷機の冷凍装置においては、製氷運転時に、圧縮機から吐出するホットガスが凝縮器に供給されて凝縮液化され、レシーバタンクを経た後に膨張弁で減圧されて低温冷媒として製氷板の冷媒通路に送られる。冷媒通路に流入した低温冷媒は、冷媒通路で蒸発して製氷板と熱交換して製氷板を冷却し、蒸発した気化冷媒は、アキュムレータで気液分離されて、圧縮機に戻される。
除氷運転時になると、ホットガス弁が解放され、圧縮機から吐出されるホットガスが製氷板の冷媒通路を循環することで製氷板が加熱される。冷媒通路で熱交換により液化した液化冷媒は、アキュムレータに流入し、アキュムレータを収容するタンク内の加温用水により気化され、気相冷媒として圧縮機に帰還する。
特開2003−194444号公報
ところで、上記の製氷機においては、アキュムレータは、もともと熱交換をするために設けられたものでないために、除氷運転時に製氷板の冷媒通路で液化した液化冷媒は、アキュームレータを収容するタンク内の加温用水によって効率よく熱交換で気化しなかった。そのため、液化冷媒が気化することなく圧縮機に還流するおそれがあった。
また、上記の製氷機においては、ホットガスの量が少ないと短時間で効率の良い除氷運転をすることができないので、レシーバタンク内の液化冷媒を圧縮機に向けて送りホットガスを補充すると効率の良い除氷運転ができる。このとき、レシーバタンク内の液化冷媒を圧縮機に向けて送ると、液化冷媒が熱交換により完全に気化することなく圧縮機に還流するおそれがあった。
よって、本発明は、製氷機において、液化冷媒が気化することなく圧縮機に還流することを防止することを目的とする。
本発明は上記課題を解決するため、蒸発器に冷媒を通して気化させることにより製氷する製氷部と、気化された冷媒を加圧圧縮する圧縮機と、圧縮機で加圧圧縮された冷媒を冷却して液化させる凝縮器とを備え、
製氷運転時には、圧縮機から吐出して凝縮器にて冷却された冷媒がライン弁を通って減圧手段に送られ、減圧手段にて低圧にされた冷媒が製氷部の蒸発器に流入して製氷を行い、製氷により気化した冷媒は主経路弁を備える主経路を通して圧縮機に還流し、
除氷運転時には、圧縮機から吐出する高温高圧の冷媒が製氷部の蒸発器に流入して液化することで除氷を行い、主経路弁を閉弁することにより液化した冷媒を主経路の主経路弁より上流から分岐する補助経路により圧縮機に還流させる製氷機であって、
補助経路には、製氷部で液化した冷媒を加熱して気化させる加熱手段と、下流側が所定圧力以下になると開放される弁手段を設けたことを特徴とする製氷機を提供するものである。
上記のように構成した製氷機においては、除氷運転時に製氷部の蒸発器から圧縮機に還流する冷媒は補助経路を通る。補助経路を通って圧縮機に還流する冷媒は、加熱手段により気化されるともに、弁手段により所定圧力以下にして圧縮機へ送られる。よって、除氷運転時に圧縮機には、液化冷媒及び圧力の高い冷媒が圧縮機に流入することによって、圧縮機が故障するようなことがなくなる。
上記のように構成した製氷機においては、弁手段は、加熱手段より上流側に設けるようにしてもよく、このようにしたときには、加熱手段に送られる冷媒の圧力を低くすることができ、これにより、加熱手段の温度を低くすることができる。
上記のように構成した製氷機においては、弁手段の上流側に、気化冷媒と液化冷媒を分離して気化冷媒を通す冷媒分離手段を設けるようにしてもよく、このようにすれば、補助経路に過渡的に大量に送られる液化冷媒は、冷媒分離手段により分離されて気化冷媒として弁手段に送られる。これにより、弁手段より上流に液化冷媒が滞留することによって、除氷運転の効率が悪くなることはない。
上記のように構成した製氷機においては、主経路弁は、下流側が所定圧力以下になると開放される弁であるようにしてもよく、このようにしたときでも、上記と同様の作用効果を得ることができる。
上記のように構成した製氷機においては、補助経路には、加熱手段の上流側に凝縮器からの冷媒をバイパス弁を介して供給するバイパス経路が接続されるようにしてもよく、このようにすれば、除氷運転時に冷媒が不足して除氷運転の効率が悪くなっても、凝縮器からの冷媒がバイパス管を通って補助経路に供給されて、補助経路に供給された冷媒は、加熱手段により気化されて圧縮機に還流する。これにより、除氷運転時に冷媒が不足して除氷運転の効率が悪くなることはない。
上記のように構成した製氷機においては、除氷運転開始前であってライン弁を閉弁して凝縮器から製氷部の蒸発器への冷媒の流入を遮断したときに、バイパス弁を開弁してバイパス経路から補助経路に冷媒を送るよう制御してもよい。上記のように、除氷運転開始前には、製氷部の蒸発器は、ライン弁の閉弁により凝縮器からの冷媒の流入を遮断されて、製氷部の蒸発器は、製氷運転時に残る冷媒を回収される。しかし、このまま除氷運転を開始すると、製氷部の蒸発器に送られる冷媒が少なくなって除氷運転の効率が低下するが、冷媒が補助経路に送られので、除氷運転の効率が低下することはない。
上記のように構成した製氷機においては、バイパス弁は、主経路弁の閉弁後に開弁されるように制御するようにしてもよく、このようにすれば、補助経路に送られた液化冷媒が閉弁していない主経路弁により主経路から圧縮機に還流することがない。これにより、圧縮機に液化冷媒が流入することによって生じる液圧縮を防ぐことができる。また、上記の製氷機においては、バイパス弁を主経路弁の閉弁後に開弁するように制御する制御手段は、蒸発器の圧力に基づいて制御するようにしてもよく、このようにしたときでも、上記と同様の作用効果を得ることができる。また、上記の製氷機においては、バイパス弁を所定時間開弁してバイパス経路から補助経路に冷媒を送るよう制御するようにしてもよく、このようにしたときには、適切な量の冷媒を供給することができる。さらに、上記の製氷機においては、製氷運転時には、製氷部に流下する製氷水を製氷させ、除氷運転開始まで製氷部に製氷水を流下させるよう制御するにしてもよく、このようにしたときには、製氷される氷の量を増やして製氷運転の効率を高めることができる。
上記のように構成した製氷機においては、除氷運転時に圧縮機から吐出する高温高圧の冷媒はホットガス弁を備えるホットガス管により製氷部の蒸発器に送られ、除氷運転時には、ホットガス弁は、製氷部の蒸発器内の圧力が第1所定圧力以上になると閉弁され、第1所定圧力より低い第2所定圧力以下となると開弁されるように制御してもよく、このようにすれば、製氷部の蒸発器内の圧力は、第1所定圧力より高くならなくなり、これにより、製氷部の蒸発器に送られる気化冷媒は、液化される温度が高くならなくなって製氷部の温度差が均一となり、氷の無駄な融解を防ぎ除氷効率が上がる。また、製氷部の蒸発器内の圧力は、第2所定圧力より低くならなくなり、液化した冷媒が再び気化して製氷部を冷却することがなくなる。
上記のように構成した製氷機においては、製氷運転は、製氷運転開始時には主経路弁を閉弁することにより蒸発器を通る冷媒を補助経路を通して圧縮機に還流させ、製氷運転開始から所定時間経過後に主経路弁を開弁させることにより蒸発器を通る冷媒を主経路を通して圧縮機に還流させるように制御してもよく、このようにすれば、製氷運転開始時に蒸発器に残る液化冷媒は、補助経路で気化されてから圧縮機に送られることになって圧縮機が液圧縮することがない。また、上記の製氷機においては、製氷運転は、製氷運転開始時には主経路弁を閉弁することにより蒸発器を通る冷媒を補助経路を通して圧縮機に還流させ、製氷運転開始から所定圧力または所定温度以下となったときに主経路弁を開弁させることにより蒸発器を通る冷媒を主経路を通して圧縮機に還流させるように制御してもよく、このようにしたときでも、上記と同様の作用効果を得ることができる。
以下、本発明の各実施形態を図面を用いて説明する。
(第1実施形態)
図1〜図10は、本発明に係る製氷機の第1実施形態を示しており、この製氷機は、製氷機本体Bと電気制御回路Eとにより構成されている。製氷機本体Bは、ハウジング10を備えており、このハウジング10内には、複数の製氷板20と、製氷板20を支持する製氷板取付部30と、製氷板20に製氷水を散水する散水装置40と、製氷板20を冷却及び加温する冷凍装置50が収容されている。ハウジング10は、図1及び図2に示すように、複数本の柱と枠とが箱形に組み付けられた本体フレーム11と、天面及び周面に取り付けられたパネル12とから構成されている。本体フレーム11は、上部フレーム11aと下部フレーム11bとからなり、上部フレーム11aは、天井部の天井枠11cと、下部フレーム11b結合部となる上部中間枠11dとを備え、下部フレーム11bは、上部フレーム11aとの結合部となる下部中間枠11eと、底部の底枠11fを備えており、各枠は、四隅を柱により支持されている。製氷機本体Bの正面のパネル12の下部には、氷を製氷機本体Bの外へ排出する開口部13が設けられている。
製氷板20は、図1及び図3に示すように、所定の厚みを有する複数の製氷板が離間して製氷板取付部30に支持されている。各製氷板には、横方向に蛇行する冷媒通路が形成されており、後述する冷凍装置50の蒸発器を構成する。なお、製氷板20には、製氷板20の温度を検知する製氷板温度センサ20aが設けられている。
製氷板取付部30は、図3及び図4に示すように、下部中間枠11eに取り付けられた取付部材31と、この取付部材31に立設して製氷板20を支持する製氷板支持部材32とから構成されている。取付部材31は、図4に示すように、下部中間枠11eの左右の枠部材に両端が取り付けられた2本の第1支持部材31a、31bと、2本の第1支持部材31a、31bに両端が取り付けられた第2支持部材31c、31dとからなる。前側の第1支持部材31aは、下部中間枠11eの前側枠部材と少し離間して左右の枠部材に渡り取り付けられており、後側の第1支持部材31bは、下部中間枠11eの左右の枠部材の奥行き方向中間部に渡り取り付けられている。第2支持部材31c、31dは、下部中間枠11eの左右の枠部材にそれぞれ離間する位置にて取り付けられている。取付部材31の第2支持部材31c、31dには、左右一対の製氷板支持部材32が立設して取り付けられており、左右一対の製氷板支持部材32には、複数の製氷板20が所定間隔離間して並列に配設されて支持されている。前後の第1支持部材31a、31bには、下部中間枠11eの左右の枠部材の取付位置と第2支持部材31c、31dの取付位置との間の位置に、熱遮断用の穴31a1、31b1が形成されている。取付部材31には、第2支持部材31c、31dと下部中間枠11eの左右の枠部材との間に、仕切り板31eが設けられている。
このように、製氷板20を支持する製氷板支持部材32は、取付部材31の第2支持部材31c、31dに取り付けられている。第2支持部材31c、31dは、本体フレーム11の下部中間枠11eに直接取り付けられることなく、第1支持部材31aと31bを介して下部中間枠11eに取り付けられている。これにより、製氷板20の冷熱は、第2支持部材31c、31dが下部中間枠11eに直接取り付けられたときに比べて、本体フレーム11に伝わりにくくなっている。さらに、下部中間枠11eの左右の枠部材に取り付けられている第1支持部材31a、31bには、熱遮断用の穴31a1、31b1が形成されている。これにより、第1支持部材31a、31bに伝わる製氷板の冷熱は、下部中間枠11eに伝わりにくくなる。これらから、製氷板20は、上記製氷板取付部30により支持されることにより、本体フレーム11は、製氷板20からの冷熱が伝わりにくくなる。これにより、本体フレーム11に取り付けたパネル12は、製氷板20の冷熱による結露が生じにくくなる。
製氷板20の下方には、図1及び図3に示すように後側の第1支持部材31bから開口部13にむけて傾斜するスロープ14と、スロープ14の下端から開口部13を通って図示しない貯氷庫へ氷を送るシュート15が設けられている。また、スロープ14には、製氷板20から落下する氷が通る側でシュート15の手前にクラッシャ16が設けられている。スロープ14には、後述する製氷水タンク41に向けて延出する排出路17が設けられており、スロープ14を流れる融氷水や細かく砕かれた氷は、排出路17により製氷機本体外に排出される。なお、スロープ14には、その側部を覆う内装壁14aが設けられている。
製氷板取付部30の背面及びスロープ14の底面には、ウレタン発泡による断熱材18が貼付されている。製氷板取付部30の側面と天面には、フェノール樹脂よりなる断熱材19aが貼付られている。製氷板取付部30の前面には、スロープ14の前側にかけて断熱材19bが貼付られている。
このように、製氷板20から下方のスロープ14における製氷域は、断熱材18、19a、19b、左右の内装壁14a及び仕切り板31eにより囲まれて断熱されているので、製氷域から冷気が製氷機本体B内の機械室に漏れることはない。
散水装置40は、図1に示すように、製氷水を収容する製氷水タンク41を備えており、この製氷水タンク41は、スロープ14の下方でハウジング10の底部に設けられている。また、散水装置40は、給水ポンプ42と、給水管43、44と、散水器45と、樋46とを備えている。給水ポンプ42は、製氷水タンク41から給水管43を介して、製氷水を汲み出し、給水管44を通して製氷水を散水器45に圧送する。散水器45は、製氷板20の直上に介装されており、この散水器45は、給水ポンプ42により圧送される製氷水を散水ノズル45aにより製氷板20の製氷面に散水して流下させる。製氷板20の製氷面を流下する製氷水は、樋46により受け止められて製氷水タンク41に還流する。製氷水タンク41には、図示しない給水源から送られる水道水供給管47が水道水供給弁47aを介して配設されている。また、製氷水タンク41には、水位センサ41aが収容されており、この水位センサ41aは、製氷水タンク41内の製氷水の水位が所定の上限水位以上および所定の下限水位以下になったことを検出する。
冷凍装置50は、図2に示すように、圧縮機51と、凝縮器52と、レシーバタンク53と、熱交換タンク54(加熱手段)と、膨張弁V1(減圧手段)とを備えている。圧縮機51は、その吸入側において、主経路吸入管P1(主経路管)を介し製氷板20の冷媒通路の流出側となる流出端部に接続されている。主経路吸入管P1には、主経路弁V2が介装されており、この主経路弁V2の閉操作により、冷媒通路から圧縮機51への直接的な冷媒の流入を阻止する。なお、主経路弁V2は、流れる冷媒の圧力損失を防ぐためにボール式モータバルブが採用されているが、これに限られるものでなく、バタフライバルブを採用しても良い。製氷板20の冷媒通路が接続される主経路吸入管P1の流入端部には、圧力センサ55が設けられている。
圧縮機51は、吐出側において、吐出管P2及び吐出管P2と三方弁V3を介して接続されている蓄熱管P3により凝縮器52に接続されており、圧縮機51から吐出する冷媒は、高温高圧の圧縮冷媒として凝縮器52に送られる。また、蓄熱管P3の中間部は、熱交換タンク54に加熱コイルとして浸漬されており、圧縮機51から送られる高温の圧縮冷媒は熱交換タンク54内の蓄熱材を加温する。三方弁V3の蓄熱管P3が接続された側と異なる側には、分岐管P4が接続されており、この分岐管P4の流出側は、蓄熱管P3の熱交換タンク54に浸漬される部分より下流に接続されている。熱交換タンク54の蓄熱材が所定温度以上になったときには、三方弁V3は、圧縮機51から吐出する高温の圧縮冷媒を分岐管P4に通すことにより、熱交換タンク54内の蓄熱材の温度が上昇しすぎるのを防ぐ。
熱交換タンク54は、熱交換タンク用ポンプ54aと熱交換タンク温度センサ54bとヒータ54cとを備えており、蓄熱管P3により加温された熱交換タンク54内の蓄熱材(ブライン)は、熱交換タンク用ポンプ54aにより温度を均一にされる。ヒータ54cは、製氷機の運転開始時に製氷運転により熱交換タンク54内の蓄熱材の加熱不足を補う。
熱交換タンク54は、減水検知用フロートスイッチ54dを備えており、減水検知用フロートスイッチ54dは、熱交換タンク54内の蓄熱材の減少を検知する。熱交換タンク54の蓄熱材は、正常運転中においては出入りがなく、熱交換タンク54内の蓄熱材の減少は、自然蒸発や熱交換タンク54の腐食等によって生じる穴等による液漏れが原因となる。この減水検知用フロートスイッチ54dは、検知水位が減少すると減水信号を後述するマイクロコンピュータ60に出力し、マイクロコンピュータ60は、減衰信号に基づき圧縮機51等の冷凍装置50の機器を停止する。
減水検知用フロートスイッチ54dは、熱交換タンク54の異常検知用として用いられているので、熱交換タンク54の蓄熱材中に沈んだ状態で設けられている。正常運転時には、減水検知用フロートスイッチ54dは、そのフロート部を水面上に現れないので、制御用に用いられるようなフロート部を液面に浮かせたものと比べ、ドライアンドウェットを繰り返して生じるスケール付着を防止することができ、スケール付着によって生じる動作不良の故障を防ぐことができる。
圧縮機51から送られた圧縮冷媒は、凝縮器52にて冷やされて液化した凝縮冷媒となる。凝縮器52の流出側は、冷媒管P5を介してレシーバタンク53に接続されており、レシーバタンク53に送られた凝縮冷媒は、レシーバタンク53により気液分離される。なお、冷媒管P5には、凝縮器52の圧力を調整する凝縮圧力調整弁V4が介装されている。
レシーバタンク53は、その流出側において、冷媒管P6を介してディストリビュータ58に接続されている。冷媒管P6には、ライン電磁弁V5(ライン弁)とドライヤ56と、熱交換器57及び膨張弁V1が介装されており、ライン電磁弁V5は、その閉弁により液化冷媒の膨張弁V1への流入を遮断する。膨張弁V1は、ライン電磁弁V5を介し冷媒管P6を通って送られる液化冷媒を冷温低圧の液化冷媒に減圧する。
吐出管P2には、三方弁V3より上流の位置からホットガス管P7が分岐しており、このホットガス管P7は、ホットガス弁V6を介してディストリビュータ58に接続されている。ホットガス管P7は、除氷運転時には、ホットガス弁V6の開弁により、圧縮機51から吐出される高圧高温の冷媒(ホットガス)を製氷板20の冷媒通路に循環供給する。これにより、製氷板20は、加熱されてその表面にできた板氷の氷結面を融解される。
ディストリビュータ58は、冷媒管P6を通って送られる低温低圧の液化冷媒とホットガス管P7を通って送られる高温高圧の気化冷媒とを各製氷板20の冷媒通路に分配して送るものであり、液化冷媒を分配する第1冷媒分配部58aと気化冷媒を分配する第2冷媒分配部58bとからなる。第1冷媒分配部58aは、液化冷媒流入口に冷媒管P6が接続さており、液化冷媒流入口から流入して分配された液化冷媒は、液化冷媒流出口から第2冷媒分配部58bに送られる。第2冷媒分配部58bは、気化冷媒流入口にホットガス管P7が接続されており、気化冷媒流入口から流入した気化冷媒と液化冷媒流出口から流入した液化冷媒とを分配された液化冷媒とを各製氷板20の冷媒通路に分配して送る。各製氷板20の冷媒通路の流出端部には、主経路吸入管P1に接続された低圧ヘッダ58cが設けられており、各製氷板20の冷媒通路から戻される冷媒は、低圧ヘッダ58cから主経路吸入管P1に送られる。
主経路吸入管P1には、低圧ヘッダ58cと主経路弁V2との間から補助経路吸入管P8(補助経路)が分岐しており、補助経路吸入管P8は、吸入圧力調整弁V7及びアキュムレータ59(冷媒分離手段)を介して主経路弁V2と圧縮機51との間の主経路吸入管P1に接続されている。なお、補助経路吸入管P8は、主経路吸入管P1に比べて細くなっているので、主経路弁V2を開弁したときには、冷媒のほとんどが、主経路吸入管P1を介して圧縮機51に還流し、主経路弁V2を閉弁したときにおいては、冷媒は、補助経路吸入管P8を介して圧縮機51に還流する。
補助経路吸入管P8は、吸入圧力調整弁V7(弁手段)とアキュムレータ59との間にて屈曲されて熱交換タンク54(加熱手段)に蒸発コイルとして浸漬されている。なお、補助経路吸入管P8は、熱交換タンク54内で蓄熱管P3より上方位置に設けられている。
吸入圧力調整弁V7は、吸入圧力調整弁V7より下流側の補助経路吸入管P8の圧力を所定値以下とするためのものであり、吸入圧力調整弁V7は、上記下流側の補助経路吸入管P8が所定値(本実施形態では0.3MPa)以下のときに開弁される。上記下流側に送られた液化冷媒が、熱交換タンク54により気化されて圧縮機51に還流してその圧力が低下しないと、吸入圧力調整弁V7は、開弁されてその下流側に液化冷媒を送らない。これにより、補助経路吸入管P8を通る液化冷媒は、吸入圧力調整弁V7により間欠的に熱交換タンク54に送られて気化するので、圧縮機51は、液化冷媒による液圧縮を起こしにくくなる。
アキュムレータ59は、補助経路吸入管P8の熱交換タンク54より下流側となる位置に設けられており、熱交換タンク54から送られる冷媒は、アキュムレータ59により気液分離される。
なお吸入圧力調整弁V7は、熱交換タンク54とアキュムレータ59との間に介装されるようにしたときにも、圧縮機51に液化冷媒を流入するのを防ぐことができる。
除氷運転時には、製氷板20の冷媒通路で液化した冷媒は、主経路弁V2の閉弁により、補助経路吸入管P8に送られる。補助経路吸入管P8に送られた液化冷媒は、吸入圧力調整弁V7を通って熱交換タンク54の蓄熱材で気化する。気化した冷媒は、アキュムレータ59を通って気化冷媒として圧縮機51に還流する。
冷媒管P5には、レシーバタンク53とライン電磁弁V5との間からバイパス管P9(バイパス経路)が分岐しており、このバイパス管P9は、バイパス弁V8を介して補助経路吸入管P8の吸入圧力調整弁V7より上流に接続されている。このバイパス管P9は、除氷運転前のポンプダウン終了後に、一定時間バイパス弁V8を開弁されることにより、補助経路吸入管P8に冷媒を補充する。
この製氷機は、図6に示すように、前記各種センサ20a、54b、55、タイマー61、各種弁47a、V2、V3、V5、V6、V8、クラッシャ16、給水ポンプ42、圧縮機51、熱交換タンク用ポンプ54aに接続された電気制御回路Eを備えている。この電気制御回路Eは、マイクロコンピュータ60を備えており、図7〜図9に示すフローチャートに対応したプログラムを実行して各種弁47a、V2、V3、V5、V6、V8の開閉、クラッシャ16、給水ポンプ42、圧縮機51、熱交換タンク用ポンプ54aの作動を制御する。また、マイクロコンピュータ60は、操作スイッチ62に接続されており、この操作スイッチ62は、この製氷機の運転の開始および停止をするものである。
上記のように構成した製氷機の実施形態の作動を図7〜図10を用いて説明する。操作スイッチ62により製氷機の運転を開始させると、電気制御回路Eは、プログラムの実行を開始する。先ず、図7に示すステップ100において、製氷運転が開始される。ステップ100における製氷運転においては、図8のステップ101に示すように、水道水供給管47の水道水供給弁47aが開弁され、製氷水タンク41に製氷水が供給される。このとき、マイクロコンピュータ60は、製氷水タンク41に収容された水位センサ30aにより所定上限水位まで供給されたかを判断し、製氷水タンク41に所定上限水位まで製氷水が供給されたときには、水道水供給弁47aが閉弁される。
このステップ101において製氷水タンク41に製氷水が給水されると、ステップ102において、ライン電磁弁V5の開弁と、主経路弁V2とホットガス弁V6とバイパス弁V8の閉弁及び三方弁V3を蓄熱管P3側への開弁がされる。上記各弁の開弁及び閉弁処理とともに、ステップ103において、圧縮機51の駆動処理、熱交換タンク用ポンプ54aの駆動処理、給水ポンプ42の駆動処理がされる。
冷凍装置50においては、圧縮機51から送られた圧縮冷媒は、凝縮器52により凝縮された後、冷媒管P5によりレシーバタンク53に送られて気液分離される。レシーバタンク53から送られる液化冷媒が、冷媒管P6及びライン電磁弁V5を通って膨張弁V1へ流入すると、高圧の液化冷媒は膨張弁V1により低温低圧の冷媒に変換されて循環冷媒として製氷板20の冷媒通路(蒸発器)に送られる。低温低圧の液化冷媒は、蒸発器で熱交換されて各製氷板20を冷却して気化し、気化した冷媒は、閉弁した主経路弁V2により補助経路吸入管P8に送られる。
製氷運転開始時には、除氷運転のときに液化した液化冷媒が、製氷板20の冷媒通路(蒸発器)や熱交換タンク54内の補助経路吸入管P8内に残っていることがある。製氷運転の開始とともに、製氷板20の冷媒通路や熱交換タンク54内の補助経路吸入管P8内にに残る液化冷媒が主経路吸入管P1により圧縮機51に還流すると、圧縮機51は流入する液化冷媒により液圧縮を起こすおそれがある。そのために、製氷運転開始時には、冷媒は、閉弁した主経路弁V2により補助経路吸入管P8に送られる。
補助経路吸入管P8を通る冷媒は、吸入圧力調整弁V7により間欠的に熱交換タンク54に送られて、熱交換タンク57で加熱されて気化冷媒となる。その後、気化冷媒は、アキュムレータ59を通って圧縮機51へ還流する。なお、液化冷媒が熱交換タンク54により気化しないときには、液化冷媒は、アキュムレータ59に貯留される。これにより、冷媒は、液化冷媒として圧縮機51に還流しない。
散水装置40においては、製氷水タンク41内の製氷水は、給水ポンプ42により、給水管43及び44を通って散水器45へと圧送される。送られた製氷水は、散水器45の各散水ノズル45aにより各製氷板20の製氷面に散水される。各製氷板20製氷面に散水された製氷水は、上記各製氷板20の製氷面に沿って流下し、流下する製氷水は、樋46により受け止められて製氷水タンク41に還流する。流下する製氷水は、製氷板20の冷却により、徐々に氷として製氷板20の製氷面に成長していく。
製氷運転開始後、製氷板20の冷媒通路に残る液化冷媒が、補助経路吸入管P8の熱交換タンク54により加熱されて気化すると、製氷板20の冷媒通路の出口側の圧力は低下する。製氷板20の冷媒通路の出口側の圧力(P)がP=Normal(図10のタイムチャートに示す)となると、ステップ104において、圧力センサ55の検出圧力に基づきYESと判定され、ステップ105において、主経路弁V2が開弁される。主経路弁V2が開弁されると、製氷板20の冷媒通路から送られる気化冷媒は、主経路弁V2を通って主経路吸入管P1により圧縮機51に還流する。
製氷運転を開始して熱交換タンク54内の蓄熱材の温度が所定温度として40℃以上になると、ステップ106において、熱交換タンク温度センサ54bの検出温度に基づきYESと判定される。ステップ106において、YESと判定されると、ステップ107において、三方弁V3を分岐管P4側に開弁する。これにより、圧縮機51から吐出する高温高圧の冷媒は、熱交換タンク54に送られなくなり、熱交換タンク54内の蓄熱材の加熱しすぎを防ぐ。このとき、熱交換タンク54内の蓄熱材の上限温度となる所定温度は、40℃と設定されているが、この温度以下であれば、蓄熱材を循環させる熱交換タンク用ポンプ54a及び配管が変形して、それにより漏水することがない。また、除氷運転時に製氷板20の冷媒通路から補助経路吸入管P8に流入する冷媒の温度は、約−5〜23℃であるので、蓄熱材との温度差は、最低でも17℃となって、補助経路吸入管P8に流入する液化冷媒を十分に再蒸発させることができる。
製氷運転により製氷板20に板氷が形成されると、製氷板20の冷媒通路に送られる液化冷媒は、気化せずに液化冷媒として製氷板20の冷媒通路に残る。このとき、製氷板20の冷媒通路の出口側の圧力は、気化しない液化冷媒により徐々に低下する。製氷板20の冷媒通路の出口側の圧力がP=Low1(図10のタイムチャートに示す)となると、ステップ108において、圧力センサ55の検出圧力に基づきYESと判定され、ステップ109において、ライン電磁弁V5が開弁される。ライン電磁弁V5が開弁されると、液化冷媒製は、製氷板20内の冷媒通路へ供給を遮断され、製氷板20内の冷媒通路の冷媒は、圧縮機51によりレシーバタンク53に回収されてポンプダウンを行う。
ポンプダウンを行って製氷板20内の冷媒通路の冷媒を回収すると、製氷板20の冷媒通路の出口側の圧力は、徐々に低下する。製氷板20の冷媒通路の出口側の圧力がP=Low2(図10のタイムチャートに示す)となると、ステップ110において、圧力センサ55の検出圧力に基づきYESと判定され、ステップ111において、主経路弁V2の閉弁がされる。また、散水装置40においては、給水ポンプ42が駆動停止されるとともに、製氷水タンク41の製氷水が排出される。
以上により、製氷運転が終了すると、図7に示すステップ200において、除氷運転が開始される。ステップ200における除氷運転においては、ステップ111における主経路弁V2の閉弁が開始されてから所定時間として10秒間経過すると、図9のステップ201に示すように、YESと判定される。ステップ201におけるYESの判定により、ステップ202において、バイパス弁V8が一定時間として3秒間開弁される。なお、バイパス弁V8が3秒間開弁されると、除氷運転をするのに十分な冷媒が補充される。また、バイパス弁V8の開弁とともに、ホットガス弁V6が開弁されて、クラッシャ16が駆動される。
バイパス弁V8の一定時間の開弁により、レシーバタンク53及び冷媒管P6内の液化冷媒は、バイパス弁V8及びバイパス管P9を通って、補助経路吸入管P8に送られる。補助経路吸入管P8に送られた液化冷媒は、吸入圧力調整弁V7を通り、熱交換タンク54で加熱されて気化冷媒となる。その後、気化冷媒は、アキュムレータ59を通って圧縮機51へ送られ、ホットガス管P7は、ポンプダウンにより減少した冷媒を補充される。
また、バイパス弁V8は、主経路弁V2の閉弁開始から所定時間として10秒経過後に開弁されている。主経路弁V2は、ボール式モータバルブを採用されているため、閉弁に要する時間を約7秒間要する。バイパス弁V8は、主経路弁V2の閉弁される前に開弁されると、バイパス管P9により送られる液化冷媒は、補助経路吸入管P8を逆流して閉弁してない主経路弁V2を通って主経路吸入管P1により圧縮機51へ送られることになる。このように、バイパス弁V8は、液化冷媒の圧縮機51への流入を防ぐために、主経路弁V2の閉弁の完了後に開弁されるよう制御されている。
除氷運転における冷凍装置50においては、圧縮機51から吐出する圧縮冷媒は、ライン電磁弁V5により遮断され、ホットガス弁V6及びホットガス管P7を通ってホットガスとして製氷板20の冷媒通路(蒸発器)に流入する。各製氷板20の製氷面に成長した氷は、蒸発器に流入するホットガスにより溶融されて、各製氷面からスロープ14に落下し、スロープを滑り落ちる氷は、クラッシャ16により砕かれて、シュート15により図示しない貯氷庫に送られる。
製氷板20の冷媒通路に流入する気化冷媒は、製氷板20の表面の氷と熱交換されて液化し、液化した冷媒は、閉弁した主経路弁V2により主経路吸入管P1を通らず、補助経路吸入管P8により圧縮機51に還流する。なお、補助経路吸入管P8により還流する液化冷媒は、吸入圧力調整弁V7により間欠的に熱交換タンク54に送られて気化する。冷媒は、アキュムレータ59を通って気化冷媒として圧縮機51に還流する。
除氷運転により液化した液化冷媒が多くなると、熱交換タンク54による気化処理が遅れる。このため、液化冷媒は、吸入圧力調整弁V7より上流の補助経路吸入管P8に滞留して、製氷板20の冷媒通路の出口側の圧力は徐々に上昇する。製氷板20の冷媒通路の出口側の圧力がP≧High(第1所定圧力)(図10のタイムチャートに示す)となると、ステップ203において、圧力センサ55の検出圧力に基づきYESと判定され、ステップ204において、ホットガス弁V6が閉弁される。ホットガス弁V6が閉弁されると、製氷板20の冷媒通路に気化冷媒が送られなくなり、吸入圧力調整弁V7より上流の補助経路吸入管P8に滞留する液化冷媒は、徐々に熱交換タンク54に送られて気化する。これにより、製氷板20の冷媒通路の出口側の圧力は徐々に下降する。
製氷板20の冷媒通路の出口側の圧力がP≦Middle(第2所定圧力)(図10のタイムチャートに示す)となると、ステップ205において、圧力センサ55の検出圧力に基づきYESと判定され、ステップ206において、ホットガス弁V6が開弁される。ホットガス弁V6が開弁されると、再び製氷板20の冷媒通路に気化冷媒が流入し、流入した気化冷媒は、製氷板20の表面の氷と熱交換されて液化する。液化した冷媒は、補助経路吸入管P8により圧縮機51に還流する。
蒸発器から流出する冷媒の温度が、所定の除氷完了温度以上になると、ステップ207において製氷板温度センサ20aの検出温度に基づきYESと判定される。ステップ207におけるYESの判定に基づき、ステップ208において、クラッシャ16が駆動停止され、ホットガス弁V6が閉弁されて、除氷運転は終了する。
上記のように構成した製氷機においては、除氷運転時に製氷板20の冷媒通路から圧縮機51に還流する冷媒は補助経路吸入管P8を通る。補助経路吸入管P8を通って圧縮機51に還流する冷媒は、熱交換タンク54により気化されるともに、吸入圧力調整弁V7により所定圧力以下にして圧縮機51へ送られる。よって、除氷運転時に圧縮機51には、液化冷媒及び圧力の高い冷媒が圧縮機51に流入することによって、圧縮機51が故障するようなことがなくなる。
上記のように構成した製氷機においては、吸入圧力調整弁V7は、熱交換タンク54より上流側に設けられているので、熱交換タンク54に送られる冷媒の圧力を低くすることができ、これにより、熱交換タンク54の温度を低くすることができる。
上記のように構成した製氷機においては、補助経路吸入管P8には、熱交換タンク54の上流側に凝縮器52からの冷媒をバイパス弁V8を介して供給するバイパス管P9が接続されているので、除氷運転時に冷媒が不足して除氷運転の効率が悪くなっても、凝縮器52からの冷媒がバイパス管P9を通って補助経路吸入管P8に供給されて、補助経路吸入管P8に供給された冷媒は、熱交換タンク54により気化されて圧縮機51に還流する。これにより、除氷運転時に冷媒が不足して除氷運転の効率が悪くなることはない。
上記のように構成した製氷機においては、除氷運転開始前であってライン電磁弁V5を閉弁して凝縮器52から製氷板20の冷媒通路への冷媒の流入を遮断したときに、バイパス弁V8を開弁してバイパス管P9から補助経路吸入管P8に冷媒を送るよう制御している。除氷運転開始前には、製氷板20の冷媒通路は、ライン電磁弁V5の閉弁により凝縮器52からの冷媒の流入を遮断されて、製氷板20の冷媒通路は、製氷運転時に残る冷媒を回収される。しかし、このまま除氷運転を開始すると、製氷板20の冷媒通路に送られる冷媒が少なくなって除氷運転の効率が低下するが、冷媒が補助経路吸入管P8に送られて熱交換タンク54により気化されて圧縮機51に還流することにより補充されるので、除氷運転の効率が低下することはない。
上記のように構成した製氷機においては、バイパス弁V8は、主経路弁V2の閉弁後に開弁されるように制御されているので、補助経路吸入管P8に送られた液化冷媒が閉弁していない主経路弁V2により主経路吸入管P1から圧縮機51に還流することがない。これにより、圧縮機51に液化冷媒が流入することによって生じる液圧縮を防ぐことができる。また、上記の製氷機においては、バイパス弁V8を所定時間として3秒間開弁してバイパス管P9から補助経路吸入管P8に冷媒を送るよう制御されているので、除氷運転をするのに適切な量の冷媒を供給することができる。さらに、上記の製氷機においては、製氷運転時には、製氷板20に流下する製氷水を製氷させ、除氷運転開始まで製氷板20に製氷水を流下させるよう制御されているので、製氷量を増やして製氷運転の効率を高めることができる。
上記のように構成した製氷機においては、除氷運転時にホットガス弁V6は、製氷板20の冷媒通路の圧力が第1所定圧力としてP=High以上(図10のタイムチャートに示す)になると閉弁され、第1所定圧力より低い第2所定圧力としてP=Middle以下(図10のタイムチャートに示す)となると開弁されるように制御されているので、製氷板20の冷媒通路の圧力は、第1所定圧力より高くならなくなり、これにより、製氷板20の冷媒通路に送られる気化冷媒は、液化される温度が高くならなくなって除氷効率が上がる。また、製氷板20の冷媒通路内の圧力は、第2所定圧力より低くならなくなり、液化した冷媒が再び気化して製氷板20を冷却することがなくなる。
上記のように構成した製氷機においては、製氷運転は、製氷運転開始時には主経路弁V2を閉弁することにより蒸発器を通る冷媒を補助経路吸入管P8を通して圧縮機51に還流させ、製氷運転開始から所定圧力としてP=Normal以下(図10のタイムチャートに示す)となったときに主経路弁V2を開弁させることにより製氷板20の冷媒通路を通る冷媒を主経路吸入管P1を通して圧縮機51に還流させるように制御されている。これにより、製氷運転開始時に製氷板20の冷媒通路に残る液化冷媒は、補助経路吸入管P8で気化されてから圧縮機51に送られることになって圧縮機51が液圧縮することがない。
(第2実施形態)
図11は、本発明の第2実施形態の要部を示している。この実施形態では、図11にて示す除氷運転200が、上記第1実施形態において述べた除氷運転200(図8参照)に代えて採用されている。その他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
このように構成した本第2実施形態において、上記第1実施形態において述べた同様にポンプダウンを行って製氷板20内の冷媒通路の冷媒を回収すると、製氷板20の冷媒通路の出口側の圧力は、徐々に低下する。製氷板20の冷媒通路の出口側の圧力がP=Low2(図10のタイムチャートに示す)となると、ステップ110において、圧力センサ55の検出圧力に基づきYESと判定され、ステップ111において、主経路弁V2の閉弁がされる。
製氷運転が終了すると、図7に示すステップ200において、除氷運転が開始される。ステップ200における除氷運転においては、ステップ111における主経路弁V2の閉弁が開始されてから製氷板20の冷媒通路の出口側の圧力が下がり、製氷板20の冷媒通路の出口側の圧力がLow2より低いP=Low2’となると、図11のステップ201Aに示すように、YESと判定される。ステップ201AにおけるYESの判定により、ステップ202において、バイパス弁V8が一定時間として3秒間開弁される。
これにより、レシーバタンク53及び冷媒管P6内の冷媒は、一定時間バイパス弁V8及びバイパス管P9を通って、補助経路吸入管P8に送られる。補助経路吸入管P8に送られた冷媒は、吸入圧力調整弁V7を通ってから熱交換タンク54内で加熱されて気化してから圧縮機51に還流する。なお、バイパス弁V8が開弁されたときには、主経路弁V2は閉弁されているので、補助経路吸入管P8に送られた冷媒は、熱交換タンク54を経ずに主経路吸入管P1及び主経路弁V2を介して圧縮機51へ還流することはない。
(第3実施形態)
図12は、本発明の第3実施形態の要部を示している。この実施形態では、図12にて示す除氷運転200が、上記第1実施形態において述べた除氷運転200(図8参照)に代えて採用されている。また、主経路弁V2には、開閉リミットスイッチV2aが設けられており、この開閉リミットスイッチV2aは、マイクロコンピュータ60に接続されて、このマイクロコンピュータ60に主経路弁V2が開弁又は閉弁したことを信号により出力する。その他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
このように構成した本第3実施形態において、上記第1実施形態において述べた同様にポンプダウンを行って製氷板20内の冷媒通路の冷媒を回収すると、製氷板20の冷媒通路の出口側の圧力は、徐々に低下する。製氷板20の冷媒通路の出口側の圧力がP=Low2(図10のタイムチャートに示す)となると、ステップ110において、圧力センサ55の検出圧力に基づきYESと判定され、ステップ111において、主経路弁V2の閉弁がされる。
製氷運転が終了すると、図7に示すステップ200において、除氷運転が開始される。ステップ200における除氷運転においては、ステップ111における主経路弁V2の閉弁が完了すると、ステップ201Bにおいて開閉リミットスイッチV2aの出力信号に基づきYESと判定される。ステップ201BにおけるYESの判定により、ステップ202において、バイパス弁V8が一定時間として3秒間開弁される。
これにより、レシーバタンク53及び冷媒管P6内の冷媒は、一定時間バイパス弁V8及びバイパス管P9を通って、補助経路吸入管P8に送られる。補助経路吸入管P8に送られた冷媒は、吸入圧力調整弁V7を通ってから熱交換タンク54内で加熱されて気化してから圧縮機51に還流する。なお、バイパス弁V8が開弁されたときには、主経路弁V2は閉弁されているので、補助経路吸入管P8に送られた冷媒は、熱交換タンク54を経ずに主経路吸入管P1及び主経路弁V2を介して圧縮機51へ還流することはない。
(第4実施形態)
図13は、本発明の第4実施形態の要部を示している。この実施形態では、図13にて示す冷凍装置50の構成の一部が、上記第1実施形態において述べた冷凍装置50(図5参照)と異なっている。本第4実施形態においては、主経路吸入管P1には、主経路弁V2Aが介装されており、この主経路弁V2Aは、吸入圧力調整弁が採用されている。主経路弁V2Aには、ホットガス管P7から分岐して電磁弁V9の介装された高圧冷媒管P10が接続されている。高圧冷媒管P10には、主経路弁V2Aの下流側にキャピラリーP11が接続されている。
除氷運転時には、電磁弁V9が開弁されて主経路弁V2Aに高温高圧の気化冷媒が送られる。主経路弁V2Aは、吸入圧力調整弁が採用されているので、所定圧力以上の冷媒が送られるために閉弁される。これにより、除氷運転時には、製氷板20の冷媒通路から送られる冷媒は、補助経路吸入管P8を通って熱交換タンク54により加熱されて気化されて圧縮機に還流する。また、除氷運転が終了して、主経路弁V2Aを開弁するには、電磁弁V9を閉弁して高温高圧の気化冷媒の供給を止めて、キャピラリーP11により減圧されることで主経路弁V2Aは、開弁される。
また、本第4実施形態においては、アキュムレータ59を吸入圧力調整弁V7の上流側に設けている。また、補助経路吸入管P8におけるアキュムレータ59の上流側には電磁弁V10が介装されている。
上記のように構成した製氷機においては、吸入圧力調整弁V7の上流側に、アキュムレータ59が設けられているので、除氷運転時に補助経路吸入管P8に過渡的に大量に送られる液化冷媒は、アキュムレータ59により分離されて気化冷媒として吸入圧力調整弁V7に送られる。これにより、吸入圧力調整弁V7より上流に液化冷媒が滞留することによって、除氷運転の効率が悪くなることはない。また、アキュムレータ59には、その底部から吸入圧力調整弁V7の上流側に液化冷媒を送る経路を設けるようにしてもよく、このようにしたときには、アキュムレータ59内に溜まる液化冷媒を吸入圧力調整弁V7の上流に送って除氷運転の効率を高めることができる。また、電磁弁V10は、除氷運転時のみ開弁されるので、製氷運転時に補助経路吸入管P8にわずかながら冷媒が流入して製氷運転の効率の低下を防ぐことができる。その他の構成及び作用効果は、上記第1実施形態と同様である。
上記の各実施形態においては、減圧手段として膨張弁V1により減圧させているが、本発明はこれに限られるものではなく、キャピラリーチューブを採用して良い。
また、本実施形態は、主経路弁として主経路弁V2により圧縮機51への冷媒の帰還の切り替えを行っているが、本発明はこれに限られるものでなく、流路の広い電磁弁を採用しても良い。
上記の各実施形態においては、製氷運転は、製氷運転開始時には主経路弁V2を閉弁することにより製氷板20の冷媒通路を通る冷媒を補助経路吸入管P8を通して圧縮機51に還流させ、製氷運転開始から所定圧力としてP=Normal以下となったときに主経路弁V2を開弁させることにより製氷板20の冷媒通路を通る冷媒を主経路吸入管P1を通して圧縮機51に還流させるように制御されているが、本発明はこれに限られるものでなく、例えば、製氷運転開始から所定時間経過後に主経路弁V2を開弁させることにより製氷板20の冷媒通路を通る冷媒を主経路吸入管P1を通して圧縮機51に還流させるように制御しても上記と同様の作用効果を得ることができる。また、製氷板20が所定温度以下となってから、主経路弁V2を開弁させることにより製氷板20の冷媒通路を通る冷媒を主経路吸入管P1を通して圧縮機51に還流させるように制御しても、上記と同様の作用効果を得ることができる。
上記の各実施形態においては、製氷板20の冷媒通路の出口側の圧力がP=Low2となると、その検知圧力に基づいて製氷運転を終了するが、本発明はこれに限られるものでなく、 製氷水タンク41内の製氷水の水位が所定の下限水位以下になったことを検出して製氷運転を終了させてもいい。
本発明に係る製氷機の一実施形態を示す側面からみた概略図である。 同製氷機のパネルをはずした状態における斜視図である。 同製氷機の下部フレーム、製氷板及び製氷板取付部の詳細を示す斜視図である。 製氷板取付部の取付部材を示す斜視図である。 冷凍装置を示す概略図である。 図1の製氷機の電気制御回路のブロック図である。 上記の実施形態の作動を示すフローチャートである。 図7の製氷運転の作動を示すフローチャートである。 図7の除氷運転の作動を示すフローチャートである。 上記の実施形態の作動を示すタイムチャートである。 第2実施形態の製氷運転の作動を示すフローチャートである。 第3実施形態の製氷運転の作動を示すフローチャートである。 第4実施形態の冷凍装置を示す概略図である。
符号の説明
20…製氷部(製氷板)、51…圧縮機、52…凝縮器、54…加熱手段(熱交換タンク)、55…圧力検知手段、P1…主経路(主経路吸入管)、P7…ホットガス管、P8…補助経路(補助経路吸入管)、P9…バイパス管、V1…減圧手段(膨張弁)、V2…主経路弁、V4…ライン弁(ライン電磁弁)、V6…ホットガス弁、V7…弁手段(吸入圧力調整弁)、V8…バイパス弁。

Claims (13)

  1. 蒸発器に冷媒を通して気化させることにより製氷する製氷部と、
    気化された冷媒を加圧圧縮する圧縮機と、
    前記圧縮機で加圧圧縮された冷媒を冷却して液化させる凝縮器とを備え、
    製氷運転時には、前記圧縮機から吐出して前記凝縮器にて冷却された冷媒がライン弁を通って減圧手段に送られ、前記減圧手段にて低圧にされた冷媒が前記製氷部の蒸発器に流入して製氷を行い、製氷により気化した冷媒は主経路弁を備える主経路を通して前記圧縮機に還流し、
    除氷運転時には、前記圧縮機から吐出する高温高圧の冷媒が前記製氷部の蒸発器に流入して液化することで除氷を行い、前記主経路弁を閉弁することにより液化した冷媒を前記主経路の主経路弁より上流から分岐する補助経路により前記圧縮機に還流させる製氷機であって、
    前記補助経路には、前記製氷部で液化した冷媒を加熱して気化させる加熱手段と、下流側が所定圧力以下になると開放される弁手段を設けたことを特徴とする製氷機。
  2. 前記弁手段は、前記加熱手段より上流側に設けたことを特徴とする請求項1に記載の製氷機。
  3. 前記弁手段の上流側に、気化冷媒と液化冷媒を分離して気化冷媒を通す冷媒分離手段を設けたことを特徴とする請求項2に記載の製氷機。
  4. 前記主経路弁は、下流側が所定圧力以下になると開放される弁であることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の製氷機。
  5. 前記補助経路には、前記加熱手段の上流側に前記凝縮器からの冷媒をバイパス弁を介して供給するバイパス経路が接続されていることを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の製氷機。
  6. 除氷運転開始前であって前記ライン弁を閉弁して前記凝縮器から前記製氷部の蒸発器への冷媒の流入を遮断したときに、前記バイパス弁を開弁して前記バイパス経路から前記補助経路に冷媒を送るよう制御する制御手段を備えたことを特徴とする請求項5に記載の製氷機。
  7. 前記バイパス弁は、前記主経路弁の閉弁後に開弁されるように制御する制御手段を備えたことを特徴とする請求項5または請求項6に記載の製氷機。
  8. 前記バイパス弁を前記主経路弁の閉弁後に開弁するように制御する制御手段は、前記蒸発器の圧力に基づいて制御するようにしたことを特徴とする請求項7に記載の製氷機。
  9. 前記バイパス弁を所定時間開弁して前記バイパス経路から前記補助経路に冷媒を送るよう制御する制御手段を備えたことを特徴とする請求項5〜請求項8の何れか1項に記載の製氷機。
  10. 前記製氷運転時には、前記製氷部に流下する製氷水を製氷させ、
    前記除氷運転開始まで前記製氷部に製氷水を流下させるよう制御する制御手段を備えたことを特徴とする請求項6〜請求項9に記載の製氷機。
  11. 前記除氷運転時に前記圧縮機から吐出する高温高圧の冷媒はホットガス弁を備えるホットガス管により前記製氷部の蒸発器に送られ、
    前記除氷運転時には、前記ホットガス弁は、前記製氷部の蒸発器内の圧力が第1所定圧力以上になると閉弁され、第1所定圧力より低い第2所定圧力以下となると開弁されるように制御する制御手段を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項10の何れか1項に記載の製氷機
  12. 前記製氷運転は、
    製氷運転開始時には前記主経路弁を閉弁することにより前記蒸発器を通る冷媒を前記補助経路を通して前記圧縮機に還流させ、
    製氷運転開始から所定時間経過後に前記主経路を開弁させることにより前記蒸発器を通る冷媒を前記主経路を通して前記圧縮機に還流させるように制御したことを特徴とする請求項1〜請求項11の何れか1項に記載の製氷機。
  13. 前記製氷運転は、
    製氷運転開始時には前記主経路弁を閉弁することにより前記蒸発器を通る冷媒を前記補助経路を通して前記圧縮機に還流させ、
    前記蒸発器が所定圧力または所定温度以下となったときに前記主経路を開弁させることにより前記蒸発器を通る冷媒を前記主経路を通して前記圧縮機に還流させるように制御したことを特徴とする請求項1〜請求項11の何れか1項に記載の製氷機。
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