JP2006292137A - 流量制御弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、流路抵抗を小さくして流体を流れやすくすることができ、流体の流れを安定させることができ、高速で正確な弁開度へ変更することができ、弁開および弁閉の動作の応答性を高くすることができ、寿命を長くすることができる流量制御弁を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、流路入口ポート16と弁体21と直線変換機構と流路出口ポート17が直線上に配置される流量制御弁において、サーボモータ31の回転駆動を伝達するボールねじナット27と回転駆動を直線駆動に変換するボールねじ23と直線駆動を伝達するスプラインが形成されるボールねじ主軸26とを備える直線変換機構と、流路入口ポート16および流路出口ポート17の中心軸方向に平行移動するものであってボールねじ主軸26と一体の弁体21とを有することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば真空の圧力などを制御する流量制御弁に関するものである。
背景技術として、特許文献1の発明として以下のような流量制御用バルブが存在する。
図4は特許文献1の発明の流路開閉バルブ101の断面図であり、弁閉状態を示している。この流路開閉バルブ101は、バルブハウジング111によりその外形が形成されており、バルブハウジング111には両端にフランジ部112,113を有し、このフランジ部112,113の間で流体流路114が形成されている。そして、図4に示す弁閉状態から駆動軸115をL方向に回転させると、バネ116の引張力により弁体117が弁座118から離れるように浮き上がる。そしてさらに、駆動軸115をL方向に回転させると、弁体117が連結点Aを中心にして旋回し、図5に示すように、弁体円盤部119がパイプ部中心線軸120とほぼ重なる位置となり流路開閉バルブ101の弁開度が最大となる。
図6は特許文献2の発明の流量制御用バルブ201の断面図を示す。この流量制御用バルブ201では、バルブボディ211において流路ポート212、弁座213の穴214、弁室215、流路ポート212が連通されて流路216が形成されている。また、駆動系にはステッピングモータ221が配置され、このステッピングモータ221の回転駆動力は偏心カム222により直線方向の駆動力に変換され、弁体作動部材223を介して弁体217を制御することにより、弁開および弁閉の動作がなされる。
また、従来より存在するエアシリンダ式の直動弁では、弁開および弁閉の動作を行なうためにエアシリンダにより弁体に駆動力を与えている。
特開平10−196806(第0034,0035段落、第1図) 特開2002−168361(第0019,0025段落、第1図)
しかし、特許文献1の流路開閉バルブ101では、第1リンク121、第2リンク122、第3リンク123を回動させることにより弁の開閉動作を行なうため、弁の開閉動作に時間を要すると共に、弁開度を正確に設定することができない。また、フランジ部112,113の間で形成される流体流路114に沿って流体が流れるが、弁体円盤部119の回転動作が流体の流れに逆らって行なわれるので、流体に滞留部などが生じて流体の流れが不安定になるおそれがある。
また、特許文献2の流量制御用バルブ201や従来から存在するエアシリンダ式の直動弁では、流路ポート212と流路ポート218の間の流路が直角状に形成されている。そのため、流体の滞留部分が生じやすく流路抵抗が高くなり流体が流れにくくなってしまう。
さらに、特許文献2の流量制御用バルブ201では、ステッピングモータ221の回転駆動力は偏心カム222により直線方向の駆動力に変換されている。しかし、駆動力の変換において偏心カム222の滑りが発生しやすいため正確な位置決めをするためには多くの時間を要してしまい、高速で正確に弁開度を可変することが難しい。また、ステッピングモータ221の取り付け部が大きくなり、流量制御弁が大きくなってしまう。
そして、従来から存在するエアシリンダ式の直動弁では、弁開および弁閉の動作を行なうためにエアシリンダにより弁体に駆動力を与えている。そのため、モータにより駆動する場合に比べて弁開および弁閉の動作の応答性が低くなってしまう。また、シリンダピストン部のシール部材が常時接触しながら作動しているので寿命が短くなってしまう。
ここで、半導体製造ラインなどで使用される真空チャンバに接続される真空制御弁について考える。半導体製造ラインなどで使用される真空チャンバに接続される真空制御弁においては、真空チャンバ内を確実に真空にするために真空制御弁内に流体の滞留部分を生じないことが望まれている。また、流路入口ポートに直結されるチャンバ内の圧力を高い応答性で正確に制御するために、真空制御弁は高速で正確に弁開度を可変することが望まれている。さらに、弁開閉動作の頻度の多さから、真空制御弁の耐久性を高くしてその寿命を長くすることが望まれている。
そこで本発明は、流路抵抗を小さくして流体を流れやすくすることができ、流体の流れを安定させることができ、高速で正確な弁開度へ変更することができ、弁開および弁閉の動作の応答性を高くすることができ、寿命を長くすることができる流量制御弁を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は以下のような特徴を有する。
(1)本発明は、第1ポートと弁体と直線変換機構と第2ポートが直線上に配置される流量制御弁において、サーボモータの回転駆動を伝達するナットと回転駆動を直線駆動に変換するボールねじと直線駆動を伝達するスプラインが形成される主軸とを備える直線変換機構と、第1ポートおよび第2ポートの中心軸方向に平行移動するものであって主軸と一体の弁体とを有することを特徴とする。
(2)本発明は、(1)に記載する流量制御弁において、略円筒形のカバー部の内周面側に配置される支持部材と、支持部材に取り付けられる略円筒形のブラケットと、ブラケットの内周面側に配置されるボールねじと、ボールねじの内周面側に配置される主軸と、ボールねじと反対側の主軸の端部に配置される弁体とを有することを特徴とする。
(3)本発明は、(1)または(2)に記載する流量制御弁において、略円筒形のカバー部の外周面側に配置されるサーボモータと、サーボモータと一体であって第2ポート側に配置される第1プーリと、ボールねじを構成するボールねじナットと一体であって第2ポート側に配置される第2プーリと、第1プーリと第2プーリとを繋げるタイミングベルトとを有することを特徴とする。
(4)本発明は、(1)乃至(3)に記載するいずれか一つの流量制御弁において、弁開状態から弁閉状態にするときにはモータの駆動力により弁体を弁座に押さえつけ、サーボモータのトルク値が所定値になった時点でサーボモータを停止させることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明は、以下のような作用・効果を有する。
(1)本発明は、第1ポートと弁体と直線変換機構と第2ポートが直線上に配置される流量制御弁において、サーボモータの回転駆動を伝達するナットと回転駆動を直線駆動に変換するボールねじと直線駆動を伝達するスプラインが形成される主軸とを備える直線変換機構と、第1ポートおよび第2ポートの中心軸方向に平行移動するものであって主軸と一体の弁体とを有するので、流路が直線状に形成されていることから流路抵抗を小さくして流体を流れやすくすることができ、弁体が流体の流れに平行に移動することから流体の流れを安定させることができ、内蔵されているエンコーダの信号によりサーボモータの駆動は正確に弁体に伝達されることから高速で正確な弁開度へ変更することができ、サーボモータの高速な駆動により弁開および弁閉の動作の応答性を高くすることができ、サーボモータの駆動はボールねじとスプラインが形成される主軸により弁体に伝達されることから駆動機構部の耐久性が高く寿命を長くすることができる効果が得られる。
(2)本発明は、(1)に記載する流量制御弁において、略円筒形のカバー部の内周面側に配置される支持部材と、支持部材に取り付けられる略円筒形のブラケットと、ブラケットの内周面側に配置されるボールねじと、ボールねじの内周面側に配置される主軸と、ボールねじと反対側の主軸の端部に配置される弁体とを有するので、(1)に記載する効果に加えて、各構成部品が流体の流れ方向に平行に配置されていることから流体の流れを安定させることができる。
(3)本発明は、(1)または(2)に記載する流量制御弁において、略円筒形のカバー部の外周面側に配置されるサーボモータと、サーボモータと一体であって第2ポート側に配置される第1プーリと、ボールねじを構成するボールねじナットと一体であって第2ポート側に配置される第2プーリと、第1プーリと第2プーリとを繋げるタイミングベルトとを有するので、(1)または(2)に記載する効果に加えて、サーボモータの取り付けをコンパクトにすることにより流体制御弁を小型化することができる。
(4)本発明は、(1)乃至(3)に記載するいずれか一つの流量制御弁において、弁開状態から弁閉状態にするときにはサーボモータの駆動力により弁体を弁座に押さえつけ、サーボモータのトルク値が所定値になった時点でサーボモータを停止させるので、(1)乃至(3)に記載する効果に加えて、シール部材に必要以上の負荷がかからず弁機構部の寿命を長くすることができる効果が得られる。
以下、本発明の実施例について説明する。本実施例では、流体制御弁のうち真空圧力制御弁について説明する。図1は、本発明の真空圧力制御弁1の断面図であって弁閉状態を示している。図1に示すように、真空圧力制御弁1は、フランジボディ11や、略円筒形のカバー部としてのインラインボディ12およびモータフランジ13によりその外形が形成されている。インラインボディ12の内周側には流路14が形成されている。そして、モータフランジ13の内周側にも図3のように流路13aが形成されている。ここで、図3は図1に示すA−A断面図である。
真空圧力制御弁1の内部構成は、弁機構部と駆動機構部とに大きく分けることができる。弁機構部は、図1に示すように、流路入口ポート16、流路出口ポート17、弁体21、ベローズ22、ボールねじ23、ホルダ24、ボールねじ主軸26、ボールねじナット27、シール部材28、弁座29などから構成される。ボールねじ23は略円筒形のブラケットであるホルダ24の内周側に配置され、ホルダ24は支持部材であるセンタフランジ36のボルト穴36aにてボルトで結合されている。センタフランジ36には図7のように流路36bが形成され、インラインボディ12とモータフランジ13との間に挟まれて堅持されている。ボールねじ23の内周面側にはボールねじ主軸26が配置されている。弁体21やホルダ24と一体のベローズ22は、ボールねじ主軸26の外周を覆う形で配置されている。ベローズ22は軸線15方向に自由に伸縮でき、流路14とボールねじ23とを絶縁しており、真空で引かれたときであっても外気が流路14に進入することがない。ボールねじ主軸26におけるボールねじ23と反対側の端部には弁体21が結合されている。また、ボールねじ23の流路出口ポート17側に配置されるボールねじナット27には、後で述べる大プーリ33が結合されている。さらに、弁体21の端部にはシール部材28が配置される。このように、各構成部品は流路入口ポート16と流路出口ポート17との間を流体の流れ方向に平行に配置されている。
一方、駆動機構部は、図1に示すように、サーボモータ31、タイミングベルト32、大プーリ33、小プーリ34などにより構成されている。サーボモータ31はインラインボディ12およびモータフランジ13の外周面側に配置されている。サーボモータ31の流路出口ポート17側には小プーリ34が結合され、前記のように、ボールねじ23の流路出口ポート17側に配置されるボールねじナット27には、大プーリ33が結合されている。大プーリ33と小プーリ34はタイミングベルト32で繋がれている。タイミングベルト32が配置されるタイミングベルト引出口25は、図3に示すような断面を有するモータフランジ13により流路14と隔離されている。なお、サーボモータ31に内蔵されているエンコーダ35の信号を演算することにより、弁体21の位置を把握することが出来る。
このような構成を有する真空圧力制御弁1は、次のように作用する。図1の弁閉状態から弁開状態にする場合には、まずサーボモータ31を回転させる。すると、タイミングベルト32でつながれたボールねじナット27が回転してボールねじ主軸26が軸線15方向に駆動機構部側へ平行移動する。そして、ボールねじ主軸26と一体の弁体21が弁座29から離間する。そしてこのとき、弁体21と弁座29の距離を変化させることにより流路入口ポート16の開口面積を調整することができる。これにより、流体の流量や圧力を変化させて調整することができ、結果的に流路入口ポート16に直結されるチャンバ(不図示)内の圧力が制御される。
一方、弁開状態から弁閉状態にする場合は、サーボモータ31を上記の場合とは反対方向に回転させる。すると、タイミングベルト32でつながれたボールねじナット27が上記の場合とは反対方向に回転して、ボールねじ主軸26が軸線15方向において上記の場合とは反対方向に移動する。そして、弁体21を弁座29に押さえつけ、サーボモータ31のトルク値が所定の値になった時点でサーボモータ31を停止する。このとき、サーボモータ31としてブレーキ付きモータを使用することによって、サーボモータ31によるトルク値は所定の値を保持することができる。また、ブレーキが付いていないモータを使用する場合であっても、サーボモータ31から任意のトルク値を出力させることによって、サーボモータ31によるトルク値は所定の値を保持することができる。なお、ここでいうサーボモータ31によるトルク値の所定の値とは、任意に設定するものであって、流路入口ポート16や流路14内の真空度に対応しつつシール部材28と弁座29との間で必要なシール力を実現することができる値である。
このように、本発明の真空圧力制御弁1では、サーボモータ31を駆動源としてボールねじナット27を回転させて、ボールねじ23を介してスプラインが形成されるボールねじ主軸26を駆動することにより、弁開および弁閉動作を行なう。そのため、サーボモータ31の高速な駆動により弁開および弁閉動作の応答性を高くすることができる。また、弁体21の移動量はサーボモータ31に内蔵されるエンコーダ35により正確に調整できるので、弁開度を正確に設定することができる。従って、流路入口ポート16に直結されるチャンバ(不図示)内の圧力を高い応答性で正確に制御することができる。さらに、サーボモータ31の駆動の伝達機構として、ボールねじ23やスプラインが形成されるボールねじ主軸26などを使用して駆動トルクを最小限に抑えることができるので、弁機構部に余分な負荷がかからずその耐久性を高くすることができる。また、サーボモータ31はインラインボディ12およびモータフランジ13の外周面側にコンパクトに配置されていることから、流量制御弁の小型化が図れる。
また、図1や図2に示すように、流路入口ポート16と流路出口ポート17は同一軸線上にあることから、流体の滞留部が少なくなり流路抵抗が小さくなって流体が流れやすくなる。また、弁体21は流路入口ポート16と流路出口ポート17との間の同一軸線上を前後して動作するので、流体の流れの向きに沿って動作することになる。そのため、流体の流れを阻止することがなく流体の滞留部が生じないので、流体が流れやすくなる。さらに、弁機構部の各構成部品は流路入口ポート16と流路出口ポート17との間を流体の流れ方向に平行に配置されているので、弁開時においては流体は流路入口ポート16から弁体21の外周側を通り流路14、センタフランジ36の流路36b、モータフランジ13の流路13aを経由してスムーズに流路出口ポート17へと流れる。そのため、真空圧力制御弁1内は流体の滞留部が生じることがなく流体が流れやすくなる。このように流体が流れやすくなるため、弁開度と流量の関係が安定し、流路入口ポート16に直結されるチャンバ(不図示)内の圧力を正確に制御することができ、確実に真空にすることもできる。
さらに、本発明の真空圧力制御弁1では、弁体21の駆動はサーボモータ31のみを駆動源として行なう。そのため、弁閉時において弁体21からシール部材28に加わるシール力はサーボモータ31の駆動力のみとなる。そのため、シール部材28に必要以上のシール力が加わらないので、長時間にわたって弁閉状態が続いた場合であってもシール部材28が永久変形するおそれがない。従って、真空圧力制御弁1の耐久性を向上させることができる。
以上のような実施例により以下のような効果が得られる。
(1)本発明は、流路入口ポート16と弁体21と直線変換機構と流路出口ポート17が直線上に配置される真空圧力制御弁において、サーボモータ31の回転駆動を伝達するボールねじナット27と回転駆動を直線駆動に変換するボールねじ23と直線駆動を伝達するスプラインが形成されるボールねじ主軸26とを備える直線変換機構と、流路入口ポート16および流路出口ポート17の中心軸方向に平行移動するものであってボールねじ主軸26と一体の弁体21とを有するので、流路が直線状に形成されていることから流路抵抗を小さくして流体を流れやすくすることができ、弁体21が流体の流れに平行に移動することから流体の流れを安定させることができ、内蔵されているエンコーダ35の信号によりサーボモータ31の駆動は正確に弁体21に伝達されることから高速で正確な弁開度へ変更することができ、サーボモータ31の高速な駆動により弁開および弁閉の動作の応答性を高くすることができ、サーボモータ31の駆動はボールねじ23とスプラインが形成されるボールねじ主軸26により弁体21に伝達されることから駆動機構部の耐久性が高くなり寿命を長くすることができる効果が得られる。
(2)本発明は、(1)に記載する真空圧力制御弁において、略円筒形のインラインボディ12、モータフランジ13の内周面側に配置されるセンタフランジ36と、センタフランジ36に取り付けられる略円筒形のホルダ24と、ホルダ24の内周面側に配置されるボールねじ23と、ボールねじ23の内周面側に配置される主軸26と、ボールねじ23と反対側の主軸26の端部に配置される弁体21とを有するので、(1)に記載する効果に加えて、各構成部品が流体の流れに平行に配置されていることから流体の流れを安定させることができる。
(3)本発明は、(1)または(2)に記載する真空圧力制御弁において、略円筒形のインラインボディ12、モータフランジ13の外周面側に配置されるサーボモータ31と、サーボモータ31と一体であって流路出口ポート17側に配置される小プーリ34と、ボールねじ23を構成するボールねじナット27と一体であって流路出口ポート17側に配置される大プーリ33と、小プーリ34と大プーリ33とを繋げるタイミングベルト32とを有するので、(1)または(2)に記載する効果に加えて、サーボモータ31の取り付けをコンパクトにすることにより流体制御弁を小型化することができる。
(4)本発明は、(1)乃至(3)に記載する真空圧力制御弁において、弁開状態から弁閉状態にするときにはサーボモータ31の駆動力により弁体21を弁座29に押さえつけ、サーボモータ31のトルク値が所定値になった時点でサーボモータ31を停止させるので、(1)に記載する効果に加えて、シール部材28に必要以上の負荷がかからず弁機構部の寿命を長くすることができる効果が得られる。
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様
々な変更が可能である。本実施例では、真空圧力制御弁について説明したが、薬液制御弁や空気圧力制御弁などにも応用が可能である。また、本実施例では、サーボモータを使用したがステッピングモータを使用してもよい。さらに、本実施例では、タイミングベルトを使用したがギアトレインを使用してもよい。
本発明の真空圧力制御弁1の断面図(弁閉状態)である。 本発明の真空圧力制御弁1の断面図(弁開状態)である。 図1におけるA−A断面図である。 特許文献1の流路開閉バルブの断面図(弁閉状態)である。 特許文献1の流路開閉バルブの断面図(弁開状態)である。 特許文献2の流量制御用バルブの断面図である。 本発明の真空圧力制御弁1におけるセンタフランジの外観図である。
符号の説明
1 真空圧力制御弁
11 フランジボディ
12 インラインボディ
13 モータフランジ
21 弁体
22 ベローズ
23 ボールねじ
24 ホルダ
26 ボールねじ主軸
27 ボールねじナット
31 サーボモータ
32 タイミングベルト
33 大プーリ
34 小プーリ
35 エンコーダ

Claims (4)

  1. 第1ポートと弁体と直線変換機構と第2ポートが直線上に配置される流量制御弁において、
    サーボモータの回転駆動を伝達するナットと前記回転駆動を直線駆動に変換するボールねじと前記直線駆動を伝達するスプラインが形成される主軸とを備える直線変換機構と、
    第1ポートおよび第2ポートの中心軸方向に平行移動するものであって前記主軸と一体の弁体と、
    を有することを特徴とする流量制御弁。
  2. 請求項1に記載する流量制御弁において、
    略円筒形のカバー部の内周面側に配置される支持部材と、前記支持部材に取り付けられる略円筒形のブラケットと、前記ブラケットの内周面側に配置される前記ボールねじと、前記ボールねじの内周面側に配置される前記主軸と、前記ボールねじと反対側の前記主軸の端部に配置される弁体とを有することを特徴とする流量制御弁。
  3. 請求項1または請求項2に記載する流量制御弁において、
    略円筒形のカバー部の外周面側に配置されるサーボモータと、前記サーボモータと一体であって前記第2ポート側に配置される第1プーリと、前記ボールねじを構成するボールねじナットと一体であって前記第2ポート側に配置される第2プーリと、前記第1プーリと前記第2プーリとを繋げるタイミングベルトとを有することを特徴とする流量制御弁。
  4. 請求項1乃至請求項3に記載するいずれか一つの流量制御弁において、
    弁開状態から弁閉状態にするときにはモータの駆動力により弁体を弁座に押さえつけ、前記サーボモータのトルク値が所定値になった時点で前記サーボモータを停止させることを特徴とする流量制御弁。
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