JP2006291997A - 車両用無段変速機の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 作動油の劣化状態及び運転状態に応じて、エンジンの回転数を制御し、無段変速機の性能の向上を図ることができる車両用無段変速機の制御装置を提供する。
【解決手段】 本発明は、エンジンEの出力を無段階に変速して車輪に伝達して車両を駆動する車両用無段変速機CVTの制御装置ECUであって、エンジンEのスロットル開度θTHと車速Vとに応じて目標エンジン回転数Neoを設定する目標回転数設定手段(ステップS2)と、無段変速機CVTの作動油の劣化状態を検出する劣化状態検出手段(ステップS3)と、劣化状態検出手段により作動油の劣化状態が検出された場合、目標エンジン回転数Neoを制限エンジン回転数(上限エンジン回転数Nu及び下限エンジン回転数Nd)に補正する目標回転数補正手段(ステップS5)とを備え、エンジンEの回転数が目標回転数Neoになるように、無段変速機CVTの変速制御を行うように構成される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両の走行状態に応じて変速比を無段階に変化させる車両用無段変速機の制御装置に関する。
車両用無段変速機の変速制御は、従来から種々提案されており、例えば、アクセル操作量に対応して目標エンジン回転数を設定し、実際のエンジン回転数が目標回転数に一致するように、無段変速制御することが知られている。
ところで、無段変速機の作動油は、車両の走行状態が高速走行又は急勾配路の登坂走行の場合など、エンジンを高出力時において、特に高温となりやすい。作動油の温度が上昇すると、作動油の劣化を早めたり、潤滑性能を低下させたり、動力伝達要領の低下させたりする等の不都合が生じる。そこで、エンジンの高出力での運転時間が所定時間以上となった場合に、変速比をより小さい側(高速側)に変更し、高いエンジン回転数を低くし、発熱量を減らすように構成された無段変速機が開示されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開昭61−88065号公報
ところで、無段変速機には、高温になった作動油を冷却するためオイルクーラを備えているものがある。このような無段変速機では、エンジンの高出力時に変速機各部への作動油の供給量が増え、オイルクーラへの作動油の供給量が減少する。その結果、高速走行時のように、無段変速機の油温が高くエンジン回転数が高い場合には、変速機が走行風に晒されたり、特許文献1のような対策が行われたり、オイルクーラによる冷却が行われる等、高温になった作動油を冷却することができる。
しかしながら、登坂走行等の低速走行時のように、無段変速機の油温が高くエンジン回転数が低い場合には、走行風による冷却効果を期待することはできず、特許文献1のような対策が行われるとオイルクーラへの作動油の流量が不十分となって冷却性能が低下し、変速機の油温を十分に低下させることが難しい。また、このとき、作動油が劣化状態にあると、油温の異常上昇が発生して、さらなる無段変速機の性能限界の低下をより招くおそれがある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、作動油の劣化状態及び運転状態に応じて、エンジンの回転数を制御し、無段変速機の性能の向上を図ることができる車両用無段変速機の制御装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、エンジンの出力を無段階に変速して車輪に伝達して車両を駆動する車両用無段変速機の制御装置(例えば、本実施形態における電気制御ユニットECU)であって、前記エンジンのスロットル開度と車速とに応じて前記目標エンジン回転数を設定する目標回転数設定手段(例えば、本実施形態におけるステップS2)と、前記無段変速機の作動油の劣化状態を検出する劣化状態検出手段(例えば、本実施形態におけるステップS3)と、前記劣化状態検出手段により前記作動油の劣化状態が検出された場合、前記目標エンジン回転数を補正する目標回転数補正手段(例えば、本実施形態におけるステップS5)とを備え、前記エンジンの回転数が前記目標回転数になるように、前記無段変速機の変速制御を行う(例えば、本実施形態におけるステップS6)ように構成される。
なお、本発明の車両用無段変速機の制御装置は、前記無段変速機の作動油の温度を検出する作動油温検出手段(例えば、本実施形態における油温センサ38)を備え、前記劣化状態検出手段は、前記作動油温検出手段により検出された前記作動油の温度が、前記車速に応じて予め設定された所定油温を超えた場合、前記作動油の劣化状態を検出するように構成されることが好ましい。
また、本発明の車両用無段変速機の制御装置は、前記作動油の劣化時における前記目標エンジン回転数の上限値及び下限値が前記エンジンのスロットル開度と車速とに応じて予め設定されており、前記目標回転数補正手段は、前記劣化状態検出手段により前記作動油が劣化状態であると検出された場合、前記目標エンジン回転数が前記上限値を上回ったとき、前記目標回転数を前記上限値に設定し直す補正を行い、前記目標エンジン回転数が前記下限値を下回ったとき、前記目標回転数を前記下限値に設定し直す補正を行うように構成されることが好ましい。
このような構成により、本発明の車両用無段変速機の制御装置は、作動油の劣化状態及び運転状態に応じて、エンジンの回転数を制御し、無段変速機の性能の向上を図ることができる。
なお、本発明の車両用無段変速機の制御装置は、前記無段変速機の作動油の温度を検出する作動油温検出手段を備え、前記劣化状態検出手段は、前記作動油温検出手段により検出された前記作動油の温度が、(なまし処理された)前記車速に応じて予め設定された所定油温を超えた場合、前記作動油の劣化状態を検出するように構成されることが好ましい。この構成は、作動油が劣化していない場合は、一定車速(なまし車速)における作動油の油温が、所定値に落ち着くことを利用している。すなわち、本発明では、なまし車速における作動油の油温が所定値を超えた場合に、作動油は劣化していると判断する。このような構成により、本発明の車両用無段変速機の制御装置は、作動油が劣化した状態であっても、車両の運転状態に応じてエンジンの回転数を適切に制御することにより、作動油の温度が異常上昇して、無段変速機の性能限界の低下を招くことを未然に防ぐことができる。なお、なまし処理とは、具体的には、車速をフィルター処理等により所定時間平均化する処理のことである。
また、本発明の車両用無段変速機の制御装置は、前記作動油の劣化時における前記目標エンジン回転数の上限値及び下限値が前記エンジンのスロットル開度と車速とに応じて予め設定されており、前記目標回転数補正手段は、前記劣化状態検出手段により前記作動油が劣化状態であると検出された場合、前記目標エンジン回転数が前記上限値を上回ったとき、前記目標回転数を前記上限値に設定し直す補正を行い、前記目標エンジン回転数が前記下限値を下回ったとき、前記目標回転数を前記下限値に設定し直す補正を行うように構成されることが好ましい。このような構成により、無段変速機の作動油の温度が高くエンジン回転数が高い場合にはエンジンの回転数を低くして発熱量を抑え、無段変速機の作動油の温度が高くエンジン回転数が低い場合にはエンジンの回転数を高くしてオイルクーラへの流量が不十分となることを防いで冷却性能を確保し、無段変速機の性能を向上させることができる。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態について説明する。図1に本発明の一実施形態に係る車両用無段変速機を有した動力伝達装置構成を示している。図1からも分かるように、この動力伝達装置は、エンジンEと、このエンジンEの出力軸Esにカップリング機構CPを介して連結された無段変速機CVTとから構成される。無段変速機CVTは、入力軸1とカウンタ軸2との間に配設された金属Vベルト機構10と、入力軸1の上に配設された前後進切換機構20と、カウンタ軸2の上に配設された発進クラッチ(メインクラッチ)5とを備えて構成される。この無段変速機CVTは車両用として用いられ、入力軸1はカップリング機構CPを介してエンジン出力軸と連結され、発進クラッチ5からの駆動力は、ディファレンシャル機構8から左右の両アクスルシャフト8a,8bを介して左右の車輪(図示せず)に伝達される。
金属Vベルト機構10は、入力軸1上に配設されたドライブ側可動プーリ11と、カウンタ軸2上に配設されたドリブン側可動プーリ16と、両プーリ11,16間に巻き掛けられた金属Vベルト15とから構成される。ドライブ側可動プーリ11は、入力軸1上に回転自在に配設された固定プーリ半体12と、固定プーリ半体12に対して軸方向に相対移動可能な可動プーリ半体13とを有する。可動プーリ半体13の側方にはシリンダ壁12aにより囲まれてドライブ側シリンダ室14が形成されており、このドライブ側シリンダ室14にコントロールバルブCVから油路31を介して供給されるプーリ制御油圧により、可動プーリ半体13を軸方向に移動させるドライブ側圧が発生される。
上記構成から分かるように、上記両シリンダ室14,19への供給油圧(ドライブ及びドリブン側圧)をコントロールバルブCVにより制御し、ベルト15の滑りの発生することのない側圧を与える。さらに、ドライブ及びドリブン側圧を相違させる制御を行い、両プーリのプーリ溝幅を変化させて金属Vベルト15の巻き掛け半径を変化させ、変則比を無段階に変化させる制御を行われる。
前後切換機構20は、遊星歯車機構からなり、入力軸1に結合されたサンギヤ21と、固定プーリ半体12に結合されたリングギヤ22と、後進用ブレーキ27により固定保持可能なキャリア23と、サンギヤ21とリングギア22とを連結可能な前進用クラッチ25とを備える。この機構20において、前進用クラッチ25が係合されると全ギヤ21,22,23が入力軸1と一体に回転し、エンジンEの駆動によりドライブ側プーリ11は入力軸1と同じ方向に(前進方向)に回転駆動される。一方、後進用ブレーキ27が係合されると、キャリア23が固定保持されるため、リングギヤ22はサンギヤ21と逆の方向に駆動され、エンジンEの駆動によりドライブ側プーリ11は入力軸1と逆方向(後進方向)に回転駆動される。
発進クラッチ5は、カウンタ軸2と出力側部材すなわち動力伝達ギヤ6a,6b,7a,7bとの動力伝達を制御するクラッチであり、これが係合されると両者間での動力伝達が可能となる。このため、発進クラッチ5が係合されているときには、金属Vベルト機構10により変速されたエンジン出力が動力伝達ギヤ6a,6b,7a,7bを介してディファレンシャル機構8に伝達され、ディファレンシャル機構8により分割されて左右のアクスルシャフト8a,8bを介して左右の車輪に伝達される。このような発進クラッチ5の係合制御は、コントロールバルブCVから油路33を介して供給されるクラッチ制御油圧により行われる。
以上のように構成された無段階変速機CVTにおいては、コントロールバルブCVから油路31,32を介して供給されるドライブ及びドリブン側圧により変速制御が行われる。油路33を介して供給されるクラッチ制御油圧により発進クラッチ係合制御が行われる。コントロールバルブCVは電気制御ユニットECUからの制御信号に基づいて作動が制御されるが、この制御のため、スロットル開度センサ36により検出されたエンジンEのスロットル開度信号と、車速センサ37により検出された車速信号とが電気制御ユニットECUに送られるように構成されている。
以下に、電気制御ユニットECUにより作動制御されたコントロールバルブCVから油路31,32を介してドライブ及びドリブンシリンダ室14,19にドライブ及びドリブン側圧を供給して行われる変速制御について、図2〜図5を参照して説明する。
この変速制御は、図2に示すように、まず、スロットル開度センサ36により検出されたエンジンEのスロットル開度θTH及び車速センサ37により検出された車速Vを読み込み(ステップS1)、予め設定されている目標エンジン回転マップから、ステップS1で検出された現在のスロットル開度θTH及び車速Vに対応する目標エンジン回転数Neoを設定する(ステップS2)。次に、無段変速機CVTの作動油が、現在、劣化状態にあるか否かを判断する劣化油判断処理を行う(ステップS3)。
劣化油判断処理S3は、図3に示すように、まず、車速のなまし処理を行う(ステップS31)。次に、このなまし車速Vaに対応する劣化油判断油温閾値Dを設定する(ステップS32)。この設定は、なまし車速Vaに対応する劣化油判断油温閾値Dを示すグラフが予め設定されており、このグラフから現在のなまし車速Vaに対応する劣化油判断油温閾値Dを読み取って行われる。なお、本発明では、この劣化油判断油温閾値Dを作動油の油温Tが超えると、無段変速機CVTの作動油は劣化状態にあると見なす。また、なまし車速Vaと劣化油判断油温閾値Dの関係は、一定車速における劣化していない作動油の油温が落ち着く所定値との関係により設定されている。
続いて、油温センサ38により検出された作動油の油温Tを読み込む(ステップS33)。そして、車速センサ37により検出された車速Vが所定の高速速度以上で且つ実際のエンジン回転数Neaが所定の高回転数以上で、所定時間経過したか否かを判定する(ステップS34)。ここで、車速Vが所定の高速速度以上で且つ実際のエンジン回転数Neaが所定の高回転数以上で、所定時間経過したと判定されなかった場合は、本処理を終了する。
一方、ステップS34で、車速Vが所定の高速速度以上で且つ実際のエンジン回転数Neaが所定の高回転数以上で、所定時間経過したと判定された場合は、ステップS35に進み、ステップS33で油温センサ38により検出された作動油の温度Tが、現在のなまし車速Vaに対応する劣化油判断油温閾値Dの値よりも高いが否かを判定する(ステップS35)。ここで、油温センサ38により検出された作動油の温度Tが、現在のなまし車速Vaに対応する劣化油判断油温閾値Dの値よりも高いと判定された場合は、作動油は劣化状態にあると見なし、劣化油判断フラグをセットし(ステップS36)、本処理を終了する。一方、ステップS35で、油温センサ38により検出された作動油の温度Tが、現在のなまし車速Vaに対応する劣化油判断油温閾値Dの値よりも高いと判定されなかった場合は、本処理を終了する。
以上のような劣化油判断処理S3に続いて、図2に戻り、劣化油判断フラグがセットされているか否かを判定する(ステップS4)。ここで、劣化油判断フラグがセットされていない場合はステップS6に進む。一方、劣化油判断フラグがセットされている場合、すなわち作動油が劣化状態にある場合は、目標エンジン回転数Neoの補正処理を行う(ステップS5)。
目標エンジン回転数Neoの補正処理S5は、図4に示すように、まず、現在のスロットル開度θTH及び車速Vに対応する目標エンジン回転数Neoの制限回転数(上限エンジン回転数Nu,下限エンジン回転数Nd)を設定する(ステップS51)。このステップS51で行われる目標エンジン回転数Neoの制限エンジン回転数(上限エンジン回転数Nu,下限エンジン回転数Nd)を設定するため、図5に示すように、スロットル開度θTH及び車速Vと制限エンジン回転数(上限エンジン回転数Nu,下限エンジン回転数Nd)との関係を示すマップが、予め測定・計算されて設定されている。例えば、マップ中の下限エンジン回転数Ndは、図5にNdベース及びNd低THで示すように、車速Vに応じて予め設定されているベース値Ndベースに、現在のスロットル開度θTHに応じた所定の補正係数を掛け合わせて、設定している。このため、ステップS51では、現在のスロットル開度θTH及び車速Vに対応する制限エンジン回転数(上限エンジン回転数Nu,下限エンジン回転数Nd)をこのマップから読み取って求める。
そして、ステップS2で設定された目標エンジン回転数Neoが、ステップS51で設定された上限エンジン回転数Nuを上回っているか否かを判定する(ステップS52)。ここで、目標エンジン回転数Neoが上限エンジン回転数Nuを上回っていると判定された場合は、目標エンジン回転数Neoを上限エンジン回転数Nuに設定し直す補正を行い(ステップS53)、本処理を終了する。
一方、ステップS52において、目標エンジン回転数Neoが上限エンジン回転数Nuを上回っていると判定されなかった場合は、目標エンジン回転数NeoがステップS51で設定された下限エンジン回転数Ndを下回っているか否かを判定する(ステップS54)。ここで、目標エンジン回転数Neoが下限エンジン回転数Ndを下回っていると判定された場合は、目標エンジン回転数Neoを下限エンジン回転数Ndに設定し直す補正を行う(ステップS55)。
一方、ステップS54において、目標エンジン回転数Neoが下限エンジン回転数Ndを下回っていると判定されなかった場合は、目標エンジン回転数Neoは制限エンジン回転数(上限エンジン回転数Nu若しくは下限エンジン回転数Ndのいずれか一方)と一致しているため、補正を行わず、本処理を終了する。
以上のように、作動油が劣化状態にある場合には目標エンジン回転数Neoが制限エンジン回転数(上限エンジン回転数Nu,下限エンジン回転数Nd)に設定しなおされる補正が行われた後に、図2に戻り、実際のエンジン回転数Neaを目標エンジン回転数Neoと一致させるように、無段変速機CVTの変速比を無段階に変速させる制御が行われる(ステップS6)。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲であれば適宜改良可能である。
本発明に係る車両用無段変速機を有した動力伝達装置の構成を示す概略図である。 この車両用無段変速機における変速制御内容を示すフローチャートである。 図2のステップS3における劣化油判断処理での制御内容を示すフローチャートである。 図2のステップS5における目標エンジン回転数Neoの補正制御内容を示すフローチャートである。 車速Vとスロットル開度θTHに対応して設定されるエンジン制限回転数(上限エンジン回転数Nu及び下限エンジン回転数Nd)を示すグラフである。
符号の説明
E エンジン
CVT 車両用無段変速機
ECU 電気制御ユニット(制御装置)
36 スロットル開度センサ
37 車速センサ
38 油温センサ

Claims (3)

  1. エンジンの出力を無段階に変速して車輪に伝達して車両を駆動する車両用無段変速機の制御装置であって、
    前記エンジンのスロットル開度と車速とに応じて前記目標エンジン回転数を設定する目標回転数設定手段と、
    前記無段変速機の作動油の劣化状態を検出する劣化状態検出手段と、
    前記劣化状態検出手段により前記作動油の劣化状態が検出された場合、前記目標エンジン回転数を補正する目標回転数補正手段とを備え、
    前記エンジンの回転数が前記目標回転数になるように、前記無段変速機の変速制御を行うことを特徴とする車両用無段変速機の制御装置。
  2. 前記無段変速機の作動油の温度を検出する作動油温検出手段を備え、
    前記劣化状態検出手段は、前記作動油温検出手段により検出された前記作動油の温度が、前記車速に応じて予め設定された所定油温を超えた場合、前記作動油の劣化状態を検出することを特徴とする請求項1に記載の車両用無段変速機の制御装置。
  3. 前記作動油の劣化時における前記目標エンジン回転数の上限値及び下限値が前記エンジンのスロットル開度と車速とに応じて予め設定されており、
    前記目標回転数補正手段は、前記劣化状態検出手段により前記作動油が劣化状態であると検出された場合、
    前記目標エンジン回転数が前記上限値を上回ったとき、前記目標回転数を前記上限値に設定し直す補正を行い、
    前記目標エンジン回転数が前記下限値を下回ったとき、前記目標回転数を前記下限値に設定し直す補正を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用無段変速機の制御装置。
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