JP2006291625A - 舗装材、舗装方法及び舗装体 - Google Patents

舗装材、舗装方法及び舗装体 Download PDF

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JP2006291625A
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Takeshi Takahashi
武 高橋
Yoshiomi Narisawa
佳臣 成沢
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Abstract

【課題】適度な透水性を有し、照り返しが少ない舗装体を提供することを目的とする。
【解決手段】舗装材は、土砂材料100重量部に対して、セメントが13〜20重量部配合されていることを特徴とする。
【選択図】なし

Description

本発明は、自転車道、歩行者道、遊歩道等の舗装材、舗装方法及び舗装体に関するものである。
従来、駐車場、自転車道、遊歩道、歩行車道等の舗装には、アスファルト舗装が多く使用されている。
アスファルト舗装は耐久性はあるが、照り返しが強い上に透水性が比較的低いので、ヒートアイランド現象や地球温暖化の要因ともなっている。
そこで、本発明は上記課題を解決すべくなされたものであり、その目的とするところは、適度な透水性を有し、照り返しが少ない舗装体と、この舗装体を得るための舗装材及び舗装方法を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するため次の構成を備える。
すなわち、本発明の舗装材は、土砂材料100重量部に対して、セメントが13〜20重量部配合されていることを特徴とする。
また、有害物の溶出を防止する硬化剤が添加されていることを特徴とする。
また、セメント100重量部に対して、硬化剤が10〜20重量部配合されていることを特徴とする。
また、前記土砂材料は、目開き5mmの篩を通過したものであることを特徴とする。
また、本発明の舗装方法は、前記舗装材に加水して混練したものを敷き均して締め固めることを特徴とする。
また、本発明の舗装体は、前記舗装材に加水して混練したものを敷き均して締め固めて得られることを特徴とする。
本発明によれば、適度な透水性を有する上に照り返しの少ない、ヒートアイランド現象、及び地球温暖化の防止に適した舗装体を簡単に得ることができる。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明の舗装材は、土砂材料とセメントを含み、さらに好ましくは、有害物の溶出を防止する硬化剤を含むとよい。舗装材におけるこれら材料の配合は、土砂材料100重量部に対して、セメントが13〜20重量部である。硬化剤を含む場合は、セメント100重量部に対して、硬化剤が10〜20重量部である。
土砂材料の内容は特に限定されず、真砂土、砂質土等の天然土砂が使用できる。従って、現場で地面を掘り下げることで排出される土砂を、土砂材料として使用してもよい。
土砂材料は、予め表面水率が0〜5重量%程度となるように自然乾燥させる。また、土砂材料は、所定の目開きの篩にかけて、所定の大きさ以上の団粒化された固まりを除去し、篩を通過したものだけを使用するとよい。篩は、目開き5mmであると好適である。これにより強度、透水性等の性質の均一な舗装体を得ることができる。
セメントとしては、ポルトランドセメント、高炉セメント、フライアッシュセメント等様々なセメントが使用できる。
セメントの配合量は、土砂材料100重量部に対して13〜20重量部であるとよく、好ましくは15〜18重量部である。セメントの配合が13重量部未満であると得られる舗装体が強度不足となり、20重量部を超えると所望の透水性を有する舗装体が得られない。
硬化剤としては、6価クロム、鉛、水銀等の有害な重金属や、ダイオキシン類等の有機塩素化合物の溶出を防止して無害化することができ、様々な種類の有害物を含むおそれのある汚染土壌等の無害化にも対応可能なものが好適であり、具体的には、株式会社グリーンワールド製のMLGスーパーが挙げられる。この硬化剤を舗装材の材料として使用することで、セメント中に含まれるおそれのある6価クロムばかりでなく、セメントや土砂材料中に含まれるその他有害物の溶出を防止して無害化することができる。
硬化剤の配合量は、セメント100重量部に対して10〜20重量部であると好適である。この配合量によれば、所望の透水性を有すると共に、安定して無害化された舗装体を得ることができる。
上記構成からなる舗装材は、予め加水した後、混練して使用する。つまり、上記舗装材を用いる舗装方法としては、土砂材料、セメント、硬化剤及び水を混合して混練し、これを一定厚さに敷き均した後、締め固め、養生して舗装体を得る方法が用いられる。
舗装材の配合が、土砂材料100重量部、セメント13〜20重量部の場合、水の配合量は4.0〜5.7重量部であるとよい。
上記配合において水の量が4.0重量部未満であると、上記材料の混合物は流動性の低いものとなるので、混練作業に時間がかかり効率が悪いという欠点がある。水の量が5.7重量部を超えると、得られる舗装体の強度が低くなってしまう。
これら材料の混練にはコンクリートミキサー等が使用でき、従って既存の生コンプラントが利用できる。
そして、上記材料を混練して得られた混練物をダンプトラックに積み込んで現場へ運搬し、アスファルトフィニッシャー等を用いて路床上に敷き均す。路床上に下層路盤及び上層路盤からなる路盤を形成し、この路盤上に混練物を敷き均してもよいのは勿論である。敷き均し作業は、必要に応じてトンボ等を使う人力を用いるとよい。
混練物が所定厚さに敷き均されたら、振動ローラー、タイヤローラー、小型転圧機等を用いて転圧を行い、混練物を締め固める。その後、所定時間養生を行って、舗装体が得られる。
上記舗装材、舗装方法及びこれにより得られた舗装体によれば、次のような効果が得られる。
得られた舗装体は、少ないセメント量に対して土砂材料が比較的多く含まれているので、土砂材料の性質を多く有している。具体的には、舗装体は、アスファルト舗装に比較して透水性が有り、照り返しも少ないといった有利な点をもつ。
さらに、アスファルト舗装は、その人工的な外観により無味乾燥な印象を与えがちであったが、本発明による舗装体は土砂様の外観を呈して自然美を備え、自然の景観を損なうことがない。
さらに、上記材料の配合量により、十分な強度と耐久性を有した舗装体を得ることができる。
また、土砂材料やセメントに鉛、水銀、6価クロム等の有害な重金属や、ダイオキシン類等の有害な有機塩素化合物が含まれていても、硬化剤によって長期に安定して無害化することができる。また、硬化剤の添加によって、少ない量のセメントでも十分な強度を有した舗装体を得ることができる。
舗装にあたっては、コンクリートミキサーやアスファルト用の機械等、既存の機械が利用でき、特別な機械を必要としないので手軽で経済的である。
また、現場で地面を掘り下げることで排出される土砂を土砂材料として使用すれば、排出された土砂を処理するための費用や手間が省ける。
さらに、舗装体は、粉砕等の処理を行うことで再び舗装材の土砂材料として100%再利用することができる。
上記効果を有することから得られた舗装体は、小型車の駐車場、自転車道、歩行者道、遊歩道等の表層に特に適している。
目開き5mmの篩にかけて篩を通過した天然土砂1620kg、セメント270kg、硬化剤(株式会社グリーンワールド製のMLGスーパー)27kg及び水80kgを均一に混練した。これをダンプトラックに積み込んで現場に運搬し、舗装用のアスファルトフィニッシャーおよび人力によって路床上に敷き均した。その後、振動ローラー、タイヤローラー、小型転圧機等の転圧機を用いて転圧し、締め固めを行って舗装体を得ることができた。

Claims (6)

  1. 土砂材料100重量部に対して、セメントが13〜20重量部配合されていることを特徴とする舗装材。
  2. 有害物の溶出を防止する硬化剤が添加されていることを特徴とする請求項1記載の舗装材。
  3. セメント100重量部に対して、硬化剤が10〜20重量部配合されていることを特徴とする請求項2記載の舗装材。
  4. 前記土砂材料は、目開き5mmの篩を通過したものであることを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか一項記載の舗装材。
  5. 請求項1〜4のうちのいずれか一項記載の舗装材に加水して混練したものを敷き均して締め固めることを特徴とする舗装方法。
  6. 請求項1〜4のうちのいずれか一項記載の舗装材に加水して混練したものを敷き均して締め固めて得られることを特徴とする舗装体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010138613A (ja) * 2008-12-12 2010-06-24 Hetsugi Doboku Ryokuchi Kensetsu Kk 舗装材および舗装材の製造方法

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