JP2006290609A - 画像形成装置及びその画像形成制御方法、並びにプログラム - Google Patents

画像形成装置及びその画像形成制御方法、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 複数のサイズの記録用紙について両面印刷を行う際のパフォーマンスの向上を図ることができる画像形成装置及びその画像形成制御方法、並びにプログラムを提供する。
【解決手段】 画像入出力システム100におけるプリンタ部300の記録紙搬送経路は、手差し給紙段315からの記録紙を感光ドラム323上のトナー像が転写部325で転写された後、定着部を経て外部に向けて搬送するための搬送路335と、上記転写・定着された後に搬送路333へ導かれた記録紙の感光ドラム323と転写部325との間への再給紙を行うための再給紙搬送路332とから構成される。再給紙待ちの全紙数が、再給紙待ちとした全ての用紙と給紙待ちの先頭用紙の中の最大の用紙サイズに応じて再給紙搬送路で搬送可能な紙数として設定された紙数以上であるときに再給紙待ちの先頭用紙を再給紙し、再給紙待ちの全紙数が、上記設定された紙数未満であるときに給紙待ちの先頭用紙を給紙する。
【選択図】 図8

Description

本発明は、画像形成装置及びその画像形成制御方法、並びにプログラムに関し、特に画像形成手段で一方の面に画像が形成された用紙を循環経路に導き、循環経路途中で用紙を反転した後に画像形成手段に再給紙することにより、用紙の両面に画像を形成することが可能な画像形成装置及びその画像形成制御方法、並びにプログラムに関する。
従来、複数枚の用紙の表裏両面に画像を形成することが可能な画像形成装置として、給紙手段により給紙された用紙上に画像を形成する画像形成手段から用紙を画像形成手段に再給紙するための両面パスと、両面パスに沿って搬送される用紙を反転させるための反転手段と、両面パス途中に設けられ、反転された用紙を集積するトレイとを備え、用紙を両面パスに沿って画像形成手段から反転手段を経由してトレイに搬送し、反転された用紙をトレイに一旦集積した後に画像形成手段に再給紙することにより、用紙の両面に画像を形成するものがある。用紙をトレイに一旦集積した後に画像形成手段に再給紙する再給紙方式は、スタック型両面機構と呼ばれるものである。
また、複数枚の用紙の表裏両面に画像を形成することが可能な画像形成装置として、給紙手段により給紙された用紙上に画像を形成する画像形成手段から用紙を画像形成手段に再給紙するための循環経路と、用紙を画像形成手段から循環経路に沿って搬送し、循環経路途中で用紙を反転した後に画像形成手段に再給紙する循環再給紙手段とを備え、画像形成手段で一方の面に画像が形成された用紙を循環経路に沿って搬送し、循環経路途中で用紙を反転した後に画像形成手段に再給紙することにより、用紙の両面に画像を形成するものがある。この循環再給紙手段による再給紙方式は、トレイレス両面機構又はスルーパス両面機構などと呼ばれるものであり、前者のスタック型両面機構に比して画像形成速度を向上させることができるとともに、トレイの設置によるコストアップを招くことがないなどの利点がある。
このトレイレス両面機構又はスルーパス両面機構などと呼ばれる方式を用いた画像形成装置を用いて、以下のような給紙制御方式を用いることにより、循環可能な用紙枚数を超えた枚数の用紙に両面画像を形成する場合、通常では用紙間隔が余分に空くことになる両面画像形成を、片面画像形成と同様の用紙間隔で行うことを可能にした従来技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
具体的には、まず、循環経路に対して循環可能な用紙枚数が設定されており、この循環可能な用紙枚数を超えた枚数の用紙に両面画像を形成する場合には、まず、循環可能な用紙枚数Paに1を加えた値(Pa+1)を1/2倍した値((Pa+1)/2)に相当する枚数分の用紙を先に給紙し、その後、給紙と先に給紙した用紙の再給紙とを交互に繰り返すように制御する。
図12は、従来の画像形成装置における紙の搬送経路を模式的に示す図である。
図12において、搬送経路は、手差し給紙段315から給紙された紙を感光ドラム323に向けて搬送するための搬送路331と、感光ドラム323上に形成されたトナー像が転写された紙を定着部(不図示)を経て外部(排紙トレイ)に向けて搬送するための搬送路335と、紙を外部へ背面排紙するための搬送路338と、搬送路338に導かれた紙を外部へ排紙するための搬送路337と、感光ドラム323上に形成されたトナー像が転写された紙を定着部(不図示)を経て反転用搬送路333へ導くための搬送路336と、搬送路333へ導かれた用紙を搬送路331へ導いて再給紙を行うための再給紙搬送路332とを含む。
片面画像形成の場合、手差し給紙段315から給紙された紙は、搬送路331を経て感光ドラム323に向けて搬送され、その表面に感光ドラム323上に形成されたトナー像が転写された後に、定着部に送られる。そして、定着部によりトナー像が定着された紙は、搬送路335を経て外部(例えば排紙トレイ)に排紙される。また、定着後の紙を必要に応じて搬送路336を経て搬送路338に導き、搬送路337を介して排紙することによって、背面排紙をすることができる。
両面画像形成の場合、手差し給紙段315から給紙された紙は、搬送路331を経て感光ドラム323に向けて搬送され、その表面に感光ドラム323上に形成されたトナー像が転写された後に、定着部に送られる。そして、定着部によりトナー像が定着された紙は、搬送路336を経て反転用搬送路333へ一旦導かれた後に、再給紙搬送路332へ導かれる。これにより、用紙は反転された状態で再給紙搬送路332上を搬送され、搬送路331を経て感光ドラム323に再給紙される。
このように、トレイレス両面機構方式では、画像形成制御方法及び排紙方法により異なる搬送経路(以下「循環経路」という。)上を紙が搬送されるよう制御が行われる。この循環経路への紙の搬送制御は、従来より、各循環経路に対して循環可能な用紙枚数(以下「循環枚数」という)を予め設定して行われている。
さらに、さまざまなサイズの記録紙の画像形成を行うことができる画像形成装置に対して、上記循環枚数を循環経路と記録紙サイズの組み合わせ毎に予め設定するというものも従来技術として開示されている。
図13は、従来の画像形成装置により実行される給紙スケジューリング処理の手順を示すフローチャートである。
図13において、まず、給紙待ちの紙がなく(ステップS4501でNO)、且つ再給紙待ちの紙もないか否かを判別する(ステップS4505)。
ステップS4505の判別の結果、再給紙待ちの紙もないとき、ステップS4501からの処理を繰り返す。一方、ステップS4505の判別の結果、再給紙待ちの紙はあるとき、再給紙待ちの紙の先頭紙を給紙して(ステップS4504)、本処理を終了する。このステップS4504の処理により、すでに表面に印字が行われている再給紙待ちの紙の先頭紙の裏面に印字する両面裏面印字が行われる。その後、この両面裏面印字が行われた紙は、搬送路335を経て外部に排紙される。
一方、給紙待ちの紙があるときは(ステップS4501でYES)、再給紙待ちの紙があるか否かを判別する(ステップS4502)。
ステップS4502の判別の結果、再給紙待ちの紙があるとき、再給紙待ちの紙数が(循環枚数の値+1)/2以上であるか否かを判別し(ステップS4506)、再給紙待ちの紙数が(循環枚数の値+1)/2以上であるときは、再給紙待ちの紙の再給紙を開始するタイミングであると判断して、ステップS4504の処理に進む。一方、ステップS4506の判別の結果、再給紙待ちの紙数が(循環枚数値+1)/2未満であるときは、給紙待ちの紙の先頭紙が両面印刷の紙であるか否かを判別し(ステップS4503)、先頭紙が両面印刷の紙でないときはステップS4504の処理に進み、先頭紙が両面印刷の紙であるときは、給紙待ちの紙の先頭紙を再給紙搬送路を排紙先として給紙して(ステップS4508)、本処理を終了する。このステップS4508の処理により、給紙待ちの紙の先頭紙の表面に印字する両面表面印字が行われる。その後、反転用搬送路333でこの両面表面印字が行われた紙を反転させた後に、その反転した紙を再給紙搬送路332に導き、再給紙待ちの紙としてその紙の印字を待機させる。
上記ステップS4502の判別の結果、再給紙待ちの紙がないとき、給紙待ちの紙の先頭紙が両面印字の紙であるか否かを判別し(ステップS4507)、給紙待ちの紙の先頭紙が両面印字の紙であるときは、ステップS4508の処理に進み、一方、給紙待ちの紙の先頭紙が両面印字の紙でないときは、給紙待ちの紙の先頭紙を排紙ビンを排紙先として給紙して(ステップS4509)、本処理を終了する。このステップS4509の処理により、給紙待ちの紙の先頭紙の表面に印字する片面印字が行われる。その後、この片面印字が行われた紙は、排紙ビンに排紙される。
以下、図13の処理で両面印刷を行う給紙待ちの記録紙は全部で5枚あり、いずれの記録紙サイズもAである場合について、図14を用いて具体的に説明する。ここで画像記録装置に設定されている循環枚数は5枚である。
まず、3(=(循環枚数の値(=5)+1)/2)枚の紙がまず給紙される。この際に各紙は紙1枚分の間隔が置かれて給紙される。ついで、最初に給紙された1枚目の紙が再給紙され、それに続いて4枚目の紙が給紙される。そして、4枚目の紙の給紙後に、2枚目の紙の再給紙が行われる。このように、給紙と再給紙が交互に行われるよう紙の搬送制御が行われる。
次に、図13の処理で両面印刷を行う給紙待ちの記録紙は全部で3枚あり、いずれの記録紙サイズもBである場合について、図14を用いて具体的に説明する。ここで画像記録装置に設定されている循環枚数は3枚である。
まず、2(=(循環枚数の値(=3)+1)/2)枚の紙がまず給紙される。ついで、最初に給紙された1枚目の紙が再給紙され、それに続いて3枚目の紙が給紙される。この後は給紙、再給紙が交互に行われる用紙の搬送制御が行われる。
このように循環枚数に応じて紙の搬送制御方法を変えることによって、効率的な画像形成を行うことができる。
次に、異なる記録紙サイズの両面印刷をする場合の画像記録装置における紙の搬送制御方法について説明する。
図16は、図13の処理の変形例の手順を示すフローチャートである。
図16の処理は、図13の処理と基本的に同じであり、図13のステップと同一のステップには同一符号を付して重複した説明は省略し、以下に図13の処理と異なる部分についてのみ説明する。
図16の処理は、ステップS4502とステップS4506の間にステップS4601,S4602が配されており、ステップS4502でYESと判別されたときに、再給紙待ちの紙の最後の紙と給紙待ちの紙の先頭紙のサイズが同一であるか否かを判別し(ステップS4601)、同一であるときは、給紙待ちの紙の先頭紙の記録紙サイズの循環枚数を取得して(ステップS4602)、ステップS4506の処理に進み、同一でないときは、ステップS4503の処理に進む点でのみ図13のものと異なる。
以下、図16の処理で両面印刷を行う給紙待ちの記録紙は全部で8枚あり、上から3枚の紙の記録紙サイズがB、残りの5枚の紙の記録紙サイズがAである場合について、図17を用いて具体的に説明する。ここで画像記録装置に設定されている循環枚数は記録紙サイズがBの紙については3枚、記録紙サイズがAの紙については5枚である。
最初の3枚は、すべて用紙サイズがBであるため3(=(5+1)/2)枚循環型であることにより、2枚の紙がまず給紙される。この際に各紙は紙1枚分の間隔が置かれて給紙される。ついで、最初に給紙された1枚目の紙が再給紙され、それに続いて3枚目の紙が給紙される。そして、3枚目の紙の給紙後に、2枚目の紙の再給紙が行われる。2枚目の再給紙が行われた直後のタイミング2601では給紙待ちの記録紙サイズが再給紙待ちの記録紙サイズと異なるため(ステップS4601でNO)、4枚目の給紙を行わずに3枚目の再給紙を先に行う。3枚目の再給紙後、再給紙待ちの紙がなくなるため4枚目の給紙を行う。
また、図16の処理で両面印刷を行う給紙待ちの記録紙は全部で21枚あり、上から10枚の紙の記録紙サイズがA、次の1枚の紙の記録紙サイズがB、最後の10枚の記録紙サイズがAである場合についても、図18に示すように同様の処理が行われる。
特開平9−315699号公報
しかしながら、従来のトレイレス両面機構による給紙制御方式では、給紙待ちの先頭紙の用紙サイズが再給紙待ちの紙の用紙のサイズと異なるときに、再給紙待ちの全ての紙の裏面印字及び排紙をその循環枚数に従って行った後に、給紙待ちの紙の両面印刷を開始するため、処理が遅いという欠点がある。
本発明の目的は、複数のサイズの記録用紙について両面印刷を行う際のパフォーマンスの向上を図ることができる画像形成装置及びその画像形成制御方法、並びにプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の画像形成装置は、給紙した用紙の一方の面の画像形成をした後、前記用紙を再給紙することによりその他方の面の画像形成して前記用紙の両面の画像形成を行う画像形成装置において、前記一方の面の画像形成までの間、前記用紙を給紙待ちとする用紙給紙待ち手段と、前記一方の面の画像形成から前記他方の面の画像形成までの間、前記用紙を再給紙搬送路で再給紙待ちとする用紙再給紙待ち手段と、前記再給紙待ちとした全ての用紙と前記給紙待ちの先頭用紙の中で最大の用紙サイズを検出する最大用紙検出手段と、前記検出された用紙サイズに応じて前記再給紙搬送路で搬送可能な紙数を設定する紙数設定手段と、前記再給紙待ちの全紙数が、前記設定された紙数以上であるときに前記再給紙待ちの先頭用紙を再給紙する再給紙手段と、前記再給紙待ちの全紙数が、前記設定された紙数未満であるときに前記給紙待ちの先頭用紙を給紙する給紙手段とを備えることを特徴とする。
請求項3記載の画像形成装置は、給紙した用紙の一方の面の画像形成をした後、前記用紙を再給紙することによりその他方の面の画像形成して前記用紙の両面の画像形成を行う画像形成装置において、前記一方の面の画像形成までの間、前記用紙を給紙待ちとする用紙給紙待ち手段と、前記一方の面の画像形成から前記他方の面の画像形成までの間、前記用紙を再給紙搬送路で再給紙待ちとする用紙再給紙待ち手段と、前記再給紙待ちとした全ての用紙及び前記給紙待ちの先頭用紙の各用紙サイズを検出する全用紙サイズ検出手段と、前記検出された各用紙サイズに応じて設定された重みの合計値を算出する全重み算出手段と、前記算出された重みの合計値が、前記再給紙搬送路の長さに応じて設定された循環最大係数未満であるときに前記再給紙待ちの先頭用紙を再給紙する再給紙手段と、前記算出された重みの合計値が、前記循環最大係数未満であるときに前記給紙待ちの先頭用紙を給紙する給紙手段とを備えることを特徴とする。
請求項4記載の画像形成制御方法は、給紙した用紙の一方の面の画像形成をした後、前記用紙を再給紙することによりその他方の面の画像形成して前記用紙の両面の画像形成を行う画像形成装置の画像形成制御方法において、前記一方の面の画像形成までの間、前記用紙を給紙待ちとする用紙給紙待ちステップと、前記一方の面の画像形成から前記他方の面の画像形成までの間、前記用紙を再給紙搬送路で再給紙待ちとする用紙再給紙待ちステップと、前記再給紙待ちとした全ての用紙と前記給紙待ちの先頭用紙の中で最大の用紙サイズを検出する最大用紙検出ステップと、前記検出された用紙サイズに応じて前記再給紙搬送路で搬送可能な紙数を設定する紙数設定ステップと、前記再給紙待ちの全紙数が、前記設定された紙数以上であるときに前記再給紙待ちの先頭用紙を再給紙する再給紙ステップと、前記再給紙待ちの全紙数が、前記設定された紙数未満であるときに前記給紙待ちの先頭用紙を給紙する給紙ステップとを備えることを特徴とする。
請求項5記載の画像形成制御方法は、給紙した用紙の一方の面の画像形成をした後、前記用紙を再給紙することによりその他方の面の画像形成して前記用紙の両面の画像形成を行う画像形成装置の画像形成制御方法において、前記一方の面の画像形成までの間、前記用紙を給紙待ちとする用紙給紙待ちステップと、前記一方の面の画像形成から前記他方の面の画像形成までの間、前記用紙を再給紙搬送路で再給紙待ちとする用紙再給紙待ちステップと、前記再給紙待ちとした全ての用紙及び前記給紙待ちの先頭用紙の各用紙サイズを検出する全用紙サイズ検出ステップと、前記検出された各用紙サイズに応じて設定された重みの合計値を算出する全重み算出ステップと、前記算出された重みの合計値が、前記再給紙搬送路の長さに応じて設定された循環最大係数未満であるときに前記再給紙待ちの先頭用紙を再給紙する再給紙ステップと、前記算出された重みの合計値が、前記循環最大係数未満であるときに前記給紙待ちの先頭用紙を給紙する給紙ステップとを備えることを特徴とする。
請求項6記載のプログラムは、給紙した用紙の一方の面の画像形成をした後、前記用紙を再給紙することによりその他方の面の画像形成して前記用紙の両面の画像形成を行う画像形成装置の画像形成制御方法をコンピュータにより実行するプログラムにおいて、前記一方の面の画像形成までの間、前記用紙を給紙待ちとする用紙給紙待ちモジュールと、前記一方の面の画像形成から前記他方の面の画像形成までの間、前記用紙を再給紙搬送路で再給紙待ちとする用紙再給紙待ちモジュールと、前記再給紙待ちとした全ての用紙と前記給紙待ちの先頭用紙の中で最大の用紙サイズを検出する最大用紙検出モジュールと、前記検出された用紙サイズに応じて前記再給紙搬送路で搬送可能な紙数を設定する紙数設定モジュールと、前記再給紙待ちの全紙数が、前記設定された紙数以上であるときに前記再給紙待ちの先頭用紙を再給紙する再給紙モジュールと、前記再給紙待ちの全紙数が、前記設定された紙数未満であるときに前記給紙待ちの先頭用紙を給紙する給紙モジュールとを備えることを特徴とする。
請求項7記載のプログラムは、給紙した用紙の一方の面の画像形成をした後、前記用紙を再給紙することによりその他方の面の画像形成して前記用紙の両面の画像形成を行う画像形成装置の画像形成制御方法をコンピュータにより実行するプログラムにおいて、前記一方の面の画像形成までの間、前記用紙を給紙待ちとする用紙給紙待ちモジュールと、前記一方の面の画像形成から前記他方の面の画像形成までの間、前記用紙を再給紙搬送路で再給紙待ちとする用紙再給紙待ちモジュールと、前記再給紙待ちとした全ての用紙及び前記給紙待ちの先頭用紙の各用紙サイズを検出する全用紙サイズ検出モジュールと、前記検出された各用紙サイズに応じて設定された重みの合計値を算出する全重み算出モジュールと、前記算出された重みの合計値が、前記再給紙搬送路の長さに応じて設定された循環最大係数未満であるときに前記再給紙待ちの先頭用紙を再給紙する再給紙モジュールと、前記算出された重みの合計値が、前記循環最大係数未満であるときに前記給紙待ちの先頭用紙を給紙する給紙モジュールとを備えることを特徴とする特徴とする。
本発明によれば、再給紙待ちの全紙数が、再給紙待ちとした全ての用紙と給紙待ちの先頭用紙の中の最大の用紙サイズに応じて再給紙搬送路で搬送可能な紙数として設定された紙数以上であるときに再給紙待ちの先頭用紙を再給紙し、再給紙待ちの全紙数が、上記設定された紙数未満であるときに給紙待ちの先頭用紙を給紙するので、再給紙待ちとした全ての用紙と給紙待ちの先頭用紙の中に、小さいサイズの用紙と大きいサイズの用紙が混在しているときに、大きいサイズの用紙に応じて設定された紙数に応じて、大きいサイズの用紙のみならず、小さいサイズの用紙も給紙・再給紙が行われ、再給紙待ちとした全ての用紙と給紙待ちの先頭用紙が全て小さいサイズの用紙になったときのみ、小さいサイズの用紙に応じて設定された紙数に応じて用紙の給紙・再給紙が行われるので、複数のサイズの記録用紙について両面印刷を行う際のパフォーマンスの向上を図ることができる。
本発明によれば、再給紙待ちとした全ての用紙及び給紙待ちの先頭用紙の各用紙サイズに応じて設定された重みの合計値が再給紙搬送路の長さに応じて設定された循環最大係数未満であるときに再給紙待ちの先頭用紙を再給紙し、上記重みの合計値が上記循環最大係数未満であるときに給紙待ちの先頭用紙を給紙するので、画像形成装置の再給紙搬送路の長さを最大に使用することができ、よりパフォーマンスの向上を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて詳述する。
図1は、本発明の形態に係る画像形成装置としての画像入出力システム100の構成を概略的に示すブロック図である。
図1において、画像入出力システム100は、リーダ部200と、プリンタ部300と、制御装置110と、操作部150とを備える。リーダ部200は、原稿を給紙するための原稿給紙ユニット250と、原稿給紙ユニット250から給紙された原稿上の画像を読み取るためのスキャナユニット210とを有し、スキャナユニット210により読み取られた画像データは、制御装置110に入力される。
プリンタ部300は、給紙ユニット310と、マーキングユニット320と、排紙ユニット330とを有する。給紙ユニット310は、異なるサイズの記録紙をそれぞれ収容する複数のカセットを搭載し、各カセットから記録紙を給紙する。マーキングユニット320は、電子写真方式による画像形成プロセスを有するユニットである。このマーキングユニット320においては、LAN104に接続されたPC(ホストコンピュータ)101,102、又はスキャナユニット210から制御装置110を介して入力された画像データに基づき給紙ユニット310から給紙された記録紙上に画像形成を行う。排紙ユニット330は、マーキングユニット320により画像形成された記録紙をソート、ステイプルなどの処理を施して排紙する。
制御装置110は、リーダ部200及びプリンタ部300と電気的に接続されるとともに、LAN104を介してPC101,102、デジタル複写機103と接続されている。制御装置110は、リーダ部200により原稿の画像データを読み取り、この画像データをプリンタ部300に出力して記録紙上に画像を形成するように制御することによって、コピー機能を実現する。また、リーダ部200で読み取られた画像データをコードデータに変換し、LAN104を介してPC101,102に送信するように制御することによって、スキャナ機能を実現する。さらに、各PC101,102からLAN104を介して受信したコードデータを画像データに変換し、この画像データをプリンタ部300に出力するように制御することによって、プリンタ機能を実現する。
操作部150は、制御装置110に対する指示入力などを行うための各種キー及びユーザとのインタフェース画面を表示するための液晶表示パネルを有し、各種キーに操作に応じて対応する信号を発生して制御装置110へ出力する。
図2は、図1におけるリーダ部200及びプリンタ部300のハードウェア構成を概略的に示す図である。
図2において、リーダ部200とプリンタ部300とは、一体的に構成されている。
リーダ部200は、原稿を先頭から順に1枚ずつプラテンガラス211上へ給送し、各原稿の読取動作が終了する毎にその原稿をプラテンガラス211から排出トレイ219に排出する原稿給紙ユニット250を搭載する。
リーダ部200は、原稿がプラテンガラス211上に給送されると点灯するランプ212と、上記点灯と同時に移動を開始して、プラテンガラス211上の原稿に対する読取走査を行うスキャナユニット213とを備える。
スキャナユニット213は、読取走査中の原稿からの反射光を導光するミラー214,215,216及びレンズ217と、導光された反射光を撮像面上に結像し、原稿上の画像の光電変換を行うCCDイメージセンサ(以下、CCDという)218と、CCD218による光電変換に得られた電気信号が入力される制御装置110とを備える。
プリンタ部300は、制御装置110から入力された画像データに基づきレーザ発光部322を駆動・走査するレーザドライバ321と、レーザ発光部322からのレーザ光が照射された部分に静電潜像を形成する感光ドラム323と、この静電潜像をトナーを用いている感光ドラム323上の静電潜像をトナー像に可視像化する現像器324と、レーザ光の照射タイミングに同期して搬送ベルト326の駆動制御を行うことにより、各カセット311,312,313,314又は手差し給紙段315にある記録紙を搬送路331を介して感光ドラム323と転写部325との間に給紙するCPU(不図示)と、感光ドラム323上のトナー像をその給紙された記録紙上に転写する転写転写部325とを備える。
さらに、プリンタ部300は、トナー像が転写され、搬送ベルト326を介して送られてきた記録紙を熱圧し、記録紙上のトナー像を記録紙上に定着させる定着部327と、この定着部327を通過した記録紙の排紙先として、搬送路335を経て排紙口334から順次記録紙を積載していく排紙ビン328と、搬送路336を経た記録紙を搬送路338に一旦導くフラッパ329とを備える。
尚、記録紙の排紙先を排紙ビン328としたが、これに限定されるわけではなく、例えば、ソート、ステイプルなどの後処理を施すことが可能な排紙ユニットを排紙ビン328の代わりに排紙口334の先に接続し、この排紙ユニットに記録紙を出力するようにしてもよい。
また、画像形成面を反転して記録紙を排紙する場合には、記録紙がフラッパ329により搬送路336を経て搬送路338に一旦導かれた後に、搬送路337を経て排紙口334から排紙される。さらに、両面記録モードが設定されている場合には、定着部327を通過した記録紙が搬送路336に導かれ、そしてフラッパ329により一旦搬送路333へ導かれた後に、この搬送路333から搬送路338を経て搬送路332に導かれる。搬送路332に導かれた記録紙は、上述したタイミングで感光ドラム323と転写部325との間に再給紙され、この記録紙の裏面にトナー像が転写される。
図3は、図1におけるプリンタ部300の記録紙搬送経路を模式的に示す図である。
図3において、プリンタ部300の記録紙の搬送経路は、手差し給紙段315又は各カセット311〜314(不図示)から感光ドラム323と転写部325との間に至る搬送路331と、感光ドラム323上のトナー像が転写された記録紙を定着部(不図示)を経て外部(排紙ビン)に向けて搬送するための搬送路335と、感光ドラム323上のトナー像が転写された記録紙を定着部(不図示)を経て記録紙を搬送路338又は搬送路333に導くための搬送路336と、搬送路338に導かれた記録紙を外部へ排紙するための搬送路337と、搬送路333へ導かれた用紙を搬送路331へ導いて感光ドラム323と転写部325との間に再給紙を行うための再給紙搬送路332とから構成される。
記録紙の搬送経路への給紙は、手差し給紙段315から行われる場合の各モードでの給紙制御方法について説明する。
表面排紙モードによる片面画像形成の場合、図4に示すように、まず、手差し給紙段315から給紙された記録紙Sが、搬送路331を経て感光ドラム323と転写部325の間に搬送される。そして、この記録紙Sは、その表面に感光ドラム323上のトナー像が転写された後に、不図示の定着部に送られ、トナー像が定着部により記録紙S上に定着される。画像が定着された記録紙Sは、搬送路335を経て外部(排紙ビン又は排紙処理ユニット)に排紙される。
また、背面排紙モードによる片面画像形成の場合、まず、上述の表面排紙モードにおける方法と同様の方法で記録紙S上にトナー像が定着され、その後、図5に示すように、定着後の記録紙Sは、搬送路336を経て一旦搬送路338に導かれた後に、搬送路337を介して排紙される。これにより、記録紙Sは外部へ背面排紙される。なお、図中、記録紙Sにおいて△印が付された面は、画像形成面を示す。
両面画像形成モードの場合、図6に示すように、手差し給紙段315から給紙された記録紙Sが搬送路331を経て感光ドラム323と転写部325の間に搬送され、この記録紙Sの表面に感光ドラム323上のトナー像が転写された後に、定着部に送られる。定着部により画像が定着された記録紙Sは、搬送路336を経て搬送路333へ一旦導かれた後に、再給紙搬送路332へ導かれる。ここで、複数枚の記録紙に両面画像形成を行う場合には、所定枚数分の記録紙Sが順に給紙される。所定枚数分の記録紙Sが給紙されると、図7に示すように、再給紙搬送路332上の記録紙は搬送路331を経て感光ドラム323に再給紙される。そして、再給紙された記録紙の裏面にトナー像が転写され、この両面に画像が形成された記録紙は定着部を経て外部に排紙される。次いで、再給紙搬送路323上の次の記録紙Sが再給紙される。なお、図中、記録紙Sにおいて△印が付された面は、最初に画像が形成された面を示し、ほぼ半円形状の印が付された面は、再給紙により画像形成された面を示す。
図8は、図1の画像入出力システム100により実行される給紙スケジューリング処理の手順を示すフローチャートである。
図8において、まず、まず、給紙待ちの紙がなく(ステップS1101でNO)、且つ再給紙待ちの紙もないか否かを判別する(ステップS1103)。
ステップS1103の判別の結果、再給紙待ちの紙もないとき、ステップS1101からの処理を繰り返す。一方、ステップS1103の判別の結果、再給紙待ちの紙はあるとき、再給紙待ちの紙の先頭紙を給紙して(ステップS1107)、本処理を終了する。このステップS1107の処理により、すでに表面に印字が行われている再給紙待ちの紙の先頭紙の裏面に印字する両面裏面印字が行われる。その後、この両面裏面印字が行われた紙は、搬送路335を経て外部に排紙される。
一方、給紙待ちの紙があるときは(ステップS1101でYES)、再給紙待ちの紙があるか否かを判別する(ステップS1102)。
ステップS1102の判別の結果、再給紙待ちの紙があるとき、再給紙待ちの紙すべてと給紙待ちの先頭紙の中で最大の用紙サイズから循環枚数を決定し(ステップS1104)、再給紙待ちの紙数が(循環枚数の値+1)/2以上であるか否かを判別し(ステップS1105)、再給紙待ちの紙数が(循環枚数の値+1)/2以上であるときは、再給紙待ちの紙の再給紙を開始するタイミングであると判断して、ステップS1107の処理に進む。一方、ステップS1105の判別の結果、再給紙待ちの紙数が(循環枚数値+1)/2未満であるときは、給紙待ちの紙の先頭紙が両面印刷の紙であるか否かを判別し(ステップS1106)、先頭紙が両面印刷の紙でないときはステップS1107の処理に進み、先頭紙が両面印刷の紙であるときは、給紙待ちの紙の先頭紙を再給紙搬送路を排紙先として給紙して(ステップS1109)、本処理を終了する。このステップS1109の処理により、給紙待ちの紙の先頭紙の表面に印字する両面表面印字が行われる。その後、反転用搬送路333でこの両面表面印字が行われた紙を反転させた後に、その反転した紙を再給紙搬送路332に導き、再給紙待ちの紙としてその紙の印字を待機させる。
上記ステップS1102の判別の結果、再給紙待ちの紙がないとき、給紙待ちの紙の先頭紙が両面印字の紙であるか否かを判別し(ステップS1108)、給紙待ちの紙の先頭紙が両面印字の紙であるときは、ステップS1109の処理に進み、一方、給紙待ちの紙の先頭紙が両面印字の紙でないときは、給紙待ちの紙の先頭紙を排紙ビンを排紙先として給紙して(ステップS1110)、本処理を終了する。このステップS1110の処理により、給紙待ちの紙の先頭紙の表面に印字する片面印字が行われる。その後、この片面印字が行われた紙は、排紙ビンに排紙される。
以下、図8の処理で両面印刷を行う給紙待ちの記録紙は全部で21枚あり、上から10枚の紙の記録紙サイズがA、次の1枚の紙の記録紙サイズがB、最後の10枚の記録紙サイズがAである場合について具体的に説明する。ここで、記録紙サイズはBの方がAより大きく、また、記録紙サイズがAのときの循環枚数は15枚、記録紙サイズがBのときの循環枚数は7枚であることが予め画像入出力システム100に登録されているものとする。
給紙が開始されるとAサイズの紙を15枚循環型画像形成で両面循環を行う。Aサイズ用紙の給紙が終わり、給紙待ちの先頭紙がBサイズ用紙になったタイミング1301(図9)で、ステップS1104において循環枚数は、最大用紙サイズであるBサイズの循環枚数である7枚に決定される。現在の再給紙待ちの紙数は10であるため、再給紙待ちの紙数が4(=(7+1)/2)未満となるまでは給紙することなく、再給紙待ちの紙の排紙が行われる(ステップS1107)。
その後、タイミング1302(図9)で再給紙待ちの紙数が4(=(7+1)/2)未満となったときに(ステップS1105でNO)、給紙待ちの先頭紙の給紙を開始すると共に、Aサイズの用紙も含めて7枚循環型画像形成で両面循環を行う。
この両面循環は、Bサイズ用紙の紙の給紙が終わり、給紙待ちの先頭紙がAサイズ用紙の紙になったタイミング1303(図9)においても、再給紙待ちの紙の中に11枚目のBサイズ用紙の紙があるため、ステップS1104において決定される循環枚数は、最大用紙サイズであるBサイズの循環枚数である7枚であり、引き続き7枚循環型画像形成で両面循環を行う。
11枚目のBサイズ用紙の紙の再給紙を行った直後のタイミング1304(図9)では、Bサイズ用紙の紙が再給紙待ちの紙の中においてもなくなるため、ステップS1104において循環枚数は、最大用紙サイズであるAサイズの循環枚数である15枚に決定される。従って、これ以降15枚循環型画像形成で両面循環が行われる。
本実施の形態によれば、再給紙待ちの紙の全てと給紙待ちの先頭の紙にBサイズの記録用紙の紙がなくなり、全てAサイズの記録用紙の紙となるまで、Bサイズの記録用紙の紙のみならずAサイズの記録用紙の紙も7枚循環型で動作させ、再給紙待ちの紙の全てと給紙待ちの先頭の紙が全てAサイズであるときに15枚循環で動作させるよう給紙制御を行うので、図18に示す従来の処理と比べ複数のサイズの記録用紙について両面印刷を行う際のパフォーマンスの向上を図ることができる。
図10は、図8の処理の変形例の手順を示すフローチャートである。
図10の処理は、図8の処理と基本的に同じであり、図8のステップと同一のステップには同一符号を付して重複した説明は省略し、以下に図8の処理と異なる部分についてのみ説明する。
図10の処理は、紙のサイズにより循環枚数を決定するステップS1104の処理の代わりに、紙のサイズに応じて予め重みが設定されているサイズ係数を合計するステップS1504の処理を行い、再給紙待ちの紙数が(循環係数+1)/2の値以上か否かを判別するステップS1105の処理の代わりに、上記合計されたサイズ係数が両面搬送経路の長さに応じて設定される装置固有の循環最大係数より大きいか否かを判別するステップS1505の処理を行う点でのみ図8のものと異なる。
図10において、ステップS1101において給紙待ちの紙があると判定されると、ステップS1102に進み、再給紙待ちの紙があるか否かを判定する。ここで、再給紙待ちの紙があれば、ステップS1504に進み、再給紙待ちすべての紙のサイズ係数と給紙待ちの先頭紙のサイズ係数を合計する。
続くステップS1505では、S1504で合計したサイズ係数が装置固有の循環最大係数より大きいか否かを判定する。合計したサイズ係数が循環最大係数より大きいときには、再給紙待ちの紙の先頭紙を再給紙して裏面印字をするため再給紙実行要求を出す(ステップS1107)。これに対し、ステップS1505の判別の結果、サイズ係数の合計が循環最大係数以下であるときには、給紙待ちの紙の先頭紙が両面印刷の紙であるか否かを判別する(ステップS1106)。給紙待ちの紙の先頭紙が両面印刷の紙でないときには、ステップS1107に進み、上記再給紙実行要求を出す。
以下、図10の処理で両面印刷を行う給紙待ちの記録紙は全部で21枚あり、上から10枚の紙の記録紙サイズがA、次の1枚の紙の記録紙サイズがB、最後の10枚の記録紙サイズがAである場合について具体的に説明する。ここで、本実施の形態に係る装置固有の循環最大係数は8であり、また、Aサイズの紙のサイズ係数は1、Bサイズの紙のサイズ係数は2である。
給紙が開始されるとAサイズの紙を15枚循環型画像形成で両面循環を行う。Aサイズ用紙の給紙が終わり、給紙待ちの先頭紙がBサイズ用紙になったタイミング1401(図11)では、Aサイズの再給紙待ちの紙が7枚、給紙待ちの先頭紙がBサイズとなる。従って、ステップS1504において合計されるサイズ係数の値(=9)は、循環最大係数8より大きくなるので(ステップSS1505でYES)、給紙することなく再給紙待ちの紙の排紙が行われる(ステップS1107)。
その後、タイミング1402(図11)で、再給紙待ちの紙がAサイズの紙6枚、給紙待ちの先頭紙がBサイズとなり、ステップS1504において合計されるサイズ係数の値が循環最大係数(=8)となるので(S1505でNO)、給紙待ちの先頭紙の給紙を開始する。
この両面循環は、Bサイズ用紙の紙の給紙が終わり、給紙待ちの先頭紙がAサイズ用紙の紙になったタイミング1403(図11)においても、Aサイズの再給紙待ちの紙が5枚、Bサイズの再給紙待ちの紙が1枚、給紙待ちの先頭紙がAサイズであり、サイズ係数の合計は循環最大係数8と等しい値であるので(ステップS1505でNO)、引き続き給紙待ちの先頭紙の給紙が行われる。
本変形例によれば、画像入出力システム100の両面搬送経路の長さを最大に使用することができるので、よりパフォーマンスの向上を図ることができる。
また、本発明の目的は、上記実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(又は記録媒体)を、システム又は装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、上記プログラムは、上述した実施の形態の機能をコンピュータで実現することができればよく、その形態は、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給されるスクリプトデータ等の形態を有するものでもよい。
プログラムを供給する記録媒体としては、例えば、RAM、NV−RAM、フロッピー(登録商標)ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、MO、CD−R、CD−RW、DVD(DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW)、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、他のROM等の上記プログラムを記憶できるものであればよい。或いは、上記プログラムは、インターネット、商用ネットワーク、若しくはローカルエリアネットワーク等に接続される不図示の他のコンピュータやデータベース等からダウンロードすることにより供給される。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置としての画像入出力システムの構成を概略的に示すブロック図である。 図1におけるリーダ部及びプリンタ部のハードウェア構成を概略的に示す図である。 図1におけるプリンタ部の記録紙搬送経路を模式的に示す図である。 表面排紙モードにより片面画像形成が行われる際の給紙制御方法を説明するのに用いられる図である。 背面排紙モードにより片面画像形成が行われる際の給紙制御方法を説明するのに用いられる図である。 両面画像形成モードの際の給紙制御方法を説明するのに用いられる図である。 図6の給紙制御方法の続きを説明するのに用いられる図である。 図1の画像入出力システムにより実行される給紙スケジューリング処理の手順を示すフローチャートである。 図8の処理により両面印刷がされるときの給紙順序を示す図である。 図8の処理の変形例の手順を示すフローチャートである。 図10の処理により両面印刷がされるときの給紙順序を示す図である。 従来の画像形成装置における紙の搬送経路を模式的に示す図である。 従来の画像形成装置により実行される給紙スケジューリング処理の手順を示すフローチャートである。 図13の処理により両面印刷がされるときの給紙順序を示す図である。 図13の処理により両面印刷がされるときの給紙順序の変形例を示す図である。 図13の処理の変形例の手順を示すフローチャートである。 図16の処理により両面印刷がされるときの給紙順序を示す図である。 図16の処理により両面印刷がされるときの給紙順序の変形例を示す図である。
符号の説明
100 画像入出力システム
300 プリンタ部
323 感光ドラム
325 転写部
315 手差し給紙段
335 搬送路
333 搬送路
332 再給紙搬送路

Claims (7)

  1. 給紙した用紙の一方の面の画像形成をした後、前記用紙を再給紙することによりその他方の面の画像形成して前記用紙の両面の画像形成を行う画像形成装置において、
    前記一方の面の画像形成までの間、前記用紙を給紙待ちとする用紙給紙待ち手段と、
    前記一方の面の画像形成から前記他方の面の画像形成までの間、前記用紙を再給紙搬送路で再給紙待ちとする用紙再給紙待ち手段と、
    前記再給紙待ちとした全ての用紙と前記給紙待ちの先頭用紙の中で最大の用紙サイズを検出する最大用紙検出手段と、
    前記検出された用紙サイズに応じて前記再給紙搬送路で搬送可能な紙数を設定する紙数設定手段と、
    前記再給紙待ちの全紙数が、前記設定された紙数以上であるときに前記再給紙待ちの先頭用紙を再給紙する再給紙手段と、
    前記再給紙待ちの全紙数が、前記設定された紙数未満であるときに前記給紙待ちの先頭用紙を給紙する給紙手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記紙数設定手段は、
    前記最大用紙検出手段により検出された用紙の循環枚数の値を取得する最大用紙循環枚数取得手段を備え、
    前記取得した最大用紙循環枚数に1を加えた値を2で割った値を前記設定された紙数とすることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 給紙した用紙の一方の面の画像形成をした後、前記用紙を再給紙することによりその他方の面の画像形成して前記用紙の両面の画像形成を行う画像形成装置において、
    前記一方の面の画像形成までの間、前記用紙を給紙待ちとする用紙給紙待ち手段と、
    前記一方の面の画像形成から前記他方の面の画像形成までの間、前記用紙を再給紙搬送路で再給紙待ちとする用紙再給紙待ち手段と、
    前記再給紙待ちとした全ての用紙及び前記給紙待ちの先頭用紙の各用紙サイズを検出する全用紙サイズ検出手段と、
    前記検出された各用紙サイズに応じて設定された重みの合計値を算出する全重み算出手段と、
    前記算出された重みの合計値が、前記再給紙搬送路の長さに応じて設定された循環最大係数未満であるときに前記再給紙待ちの先頭用紙を再給紙する再給紙手段と、
    前記算出された重みの合計値が、前記循環最大係数未満であるときに前記給紙待ちの先頭用紙を給紙する給紙手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  4. 給紙した用紙の一方の面の画像形成をした後、前記用紙を再給紙することによりその他方の面の画像形成して前記用紙の両面の画像形成を行う画像形成装置の画像形成制御方法において、
    前記一方の面の画像形成までの間、前記用紙を給紙待ちとする用紙給紙待ちステップと、
    前記一方の面の画像形成から前記他方の面の画像形成までの間、前記用紙を再給紙搬送路で再給紙待ちとする用紙再給紙待ちステップと、
    前記再給紙待ちとした全ての用紙と前記給紙待ちの先頭用紙の中で最大の用紙サイズを検出する最大用紙検出ステップと、
    前記検出された用紙サイズに応じて前記再給紙搬送路で搬送可能な紙数を設定する紙数設定ステップと、
    前記再給紙待ちの全紙数が、前記設定された紙数以上であるときに前記再給紙待ちの先頭用紙を再給紙する再給紙ステップと、
    前記再給紙待ちの全紙数が、前記設定された紙数未満であるときに前記給紙待ちの先頭用紙を給紙する給紙ステップとを備えることを特徴とする画像形成制御方法。
  5. 給紙した用紙の一方の面の画像形成をした後、前記用紙を再給紙することによりその他方の面の画像形成して前記用紙の両面の画像形成を行う画像形成装置の画像形成制御方法において、
    前記一方の面の画像形成までの間、前記用紙を給紙待ちとする用紙給紙待ちステップと、
    前記一方の面の画像形成から前記他方の面の画像形成までの間、前記用紙を再給紙搬送路で再給紙待ちとする用紙再給紙待ちステップと、
    前記再給紙待ちとした全ての用紙及び前記給紙待ちの先頭用紙の各用紙サイズを検出する全用紙サイズ検出ステップと、
    前記検出された各用紙サイズに応じて設定された重みの合計値を算出する全重み算出ステップと、
    前記算出された重みの合計値が、前記再給紙搬送路の長さに応じて設定された循環最大係数未満であるときに前記再給紙待ちの先頭用紙を再給紙する再給紙ステップと、
    前記算出された重みの合計値が、前記循環最大係数未満であるときに前記給紙待ちの先頭用紙を給紙する給紙ステップとを備えることを特徴とする画像形成制御方法。
  6. 給紙した用紙の一方の面の画像形成をした後、前記用紙を再給紙することによりその他方の面の画像形成して前記用紙の両面の画像形成を行う画像形成装置の画像形成制御方法をコンピュータにより実行するプログラムにおいて、
    前記一方の面の画像形成までの間、前記用紙を給紙待ちとする用紙給紙待ちモジュールと、
    前記一方の面の画像形成から前記他方の面の画像形成までの間、前記用紙を再給紙搬送路で再給紙待ちとする用紙再給紙待ちモジュールと、
    前記再給紙待ちとした全ての用紙と前記給紙待ちの先頭用紙の中で最大の用紙サイズを検出する最大用紙検出モジュールと、
    前記検出された用紙サイズに応じて前記再給紙搬送路で搬送可能な紙数を設定する紙数設定モジュールと、
    前記再給紙待ちの全紙数が、前記設定された紙数以上であるときに前記再給紙待ちの先頭用紙を再給紙する再給紙モジュールと、
    前記再給紙待ちの全紙数が、前記設定された紙数未満であるときに前記給紙待ちの先頭用紙を給紙する給紙モジュールとを備えることを特徴とするプログラム。
  7. 給紙した用紙の一方の面の画像形成をした後、前記用紙を再給紙することによりその他方の面の画像形成して前記用紙の両面の画像形成を行う画像形成装置の画像形成制御方法をコンピュータにより実行するプログラムにおいて、
    前記一方の面の画像形成までの間、前記用紙を給紙待ちとする用紙給紙待ちモジュールと、
    前記一方の面の画像形成から前記他方の面の画像形成までの間、前記用紙を再給紙搬送路で再給紙待ちとする用紙再給紙待ちモジュールと、
    前記再給紙待ちとした全ての用紙及び前記給紙待ちの先頭用紙の各用紙サイズを検出する全用紙サイズ検出モジュールと、
    前記検出された各用紙サイズに応じて設定された重みの合計値を算出する全重み算出モジュールと、
    前記算出された重みの合計値が、前記再給紙搬送路の長さに応じて設定された循環最大係数未満であるときに前記再給紙待ちの先頭用紙を再給紙する再給紙モジュールと、
    前記算出された重みの合計値が、前記循環最大係数未満であるときに前記給紙待ちの先頭用紙を給紙する給紙モジュールとを備えることを特徴とするプログラム。
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