JP2006290582A - 画像形成装置および方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 画像形成装置の両面プリント時のスループットを向上させる。
【解決手段】 表面側にトナー画像が形成され定着処理されたシートをシート反転部19に案内し、反転ローラ対20、21に搬送し、その逆転を行い、再搬送ローラ対22、23へと搬送する。このとき、反転ローラ対20、21、再搬送ローラ対22、23、斜送ローラ16、Uターンローラ17によって与えられるシートの搬送速度は、シート反転装置に設けられた駆動源によって、画像形成装置とは別の駆動制御をする事が可能なため、反転ローラ対20、21が逆転をするときに増速を行う。それまでのトナー画像形成時、定着時のシート搬送速度よりも速い速度でシートが搬送されるので、裏面側に画像形成するための画像形成部への再給紙可能な位置に到達するまでの時間が短縮され、従来の同様の通常速両面プリントシーケンスよりもスループットを向上させることができる。
【選択図】 図2
【解決手段】 表面側にトナー画像が形成され定着処理されたシートをシート反転部19に案内し、反転ローラ対20、21に搬送し、その逆転を行い、再搬送ローラ対22、23へと搬送する。このとき、反転ローラ対20、21、再搬送ローラ対22、23、斜送ローラ16、Uターンローラ17によって与えられるシートの搬送速度は、シート反転装置に設けられた駆動源によって、画像形成装置とは別の駆動制御をする事が可能なため、反転ローラ対20、21が逆転をするときに増速を行う。それまでのトナー画像形成時、定着時のシート搬送速度よりも速い速度でシートが搬送されるので、裏面側に画像形成するための画像形成部への再給紙可能な位置に到達するまでの時間が短縮され、従来の同様の通常速両面プリントシーケンスよりもスループットを向上させることができる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、シート反転装置を用いた複写機・レーザープリンタ等の画像形成装置および方法に関するものである。
複写機・レーザービームプリンタ等の画像形成装置は、一般に、給紙部から画像形成部に記録材を給紙搬送して転写方式(間接方式)或いは直接方式にて画像形成を実行させ、画像形成済みの記録材を排紙部に排出させるものである。
画像形成部としては、電子写真機構・静電記録機構・磁気記録機構・感熱記録機構・インクジェット機構・インパクト印字機構等の種々の作像原理・プロセスのものが知られている。
記録材(シート)としては転写材・感光紙(エレクトロファックス紙)・静電記録紙・感熱紙・印字用紙・印刷用紙・フォーマット用紙・カード・はがき・封筒・OHP用紙等がある。記録材の材質は紙には限らない。プラスチック・金属、皮革・布などであってもよい。
シート反転装置は、画像形成部によって印字等の処理がされたシートを反転させ、再び画像形成部に搬送し、シートの両面に印字等の処理を可能にする装置であり、画像形成装置本体にあらかじめ取り付けられているか、もしくは着脱可能に取り付けることが可能なように構成されている。
特許文献1には上述したようなシート反転装置が設けられた画像形成装置が開示されている。これによると、片面印刷時には本体に装着されたカセットにより給紙されたシートは、画像形成部に搬送され画像形成を行い、定着部で画像を定着された後に排紙部に排紙される。両面印刷時には、1面目のシートの定着が終わった後反転部の正逆転ローラによって排紙部から排紙された経路と同じ経路に反転され、1面目とは表裏逆転した状態で再び画像形成装置に搬送される。そして表裏逆転した画像形成されていない面に再び画像形成が行われ、定着部で画像を定着された後に排紙部に排紙される。
しかし、上記特許文献1に開示されたシート反転装置において、画像形成装置の最大印刷枚数の増加などによってプロセスカートリッジのトナー量が多くなるなどして画像形成部が大きくなった場合や、カラー画像形成装置になった場合等において、本体高さが高くなってしまう。そのためシート搬送距離の伸びと共に、1枚目の表面の印刷が終了した1枚目裏面のシート先端と2枚目表面のシート後端までの距離が伸びてしまい、印刷速度(スループット)が低下してしまう。
また、電子写真の静電記録方式による画像形成装置に使用する転写材(記録材)として、一般に使用される普通紙の他に、光沢紙、厚紙等の特殊な転写材も使用される。特に、カラー画像形成装置の定着器では、各色のトナーを溶融して発色するために、転写材の熱容量が定着後の画質に大きく影響する。とりわけ普通紙と特殊転写材とではその熱容量が著しく異なり、特殊転写材では熱容量が数倍大きくする必要がある。そのため、特殊転写材の場合、カラー画像形成装置では、定着器での定着速度(具体的には定着器の定着ローラなどの回転速度等)を遅くすることにより、特殊転写材の定着時間を長くして定着に必要な熱量を得なければならないので、印刷速度は一層低下することになる。
本発明は、上記問題を解消するためになされたもので、簡単な構成で、両面画像形成時のスループットを向上させることができる画像形成装置および方法を提供することを目的とする。さらに特殊転写材等の両面画像形成時においてもスループットを向上させることができる画像形成装置および方法を提供することを目的とする。
本発明は、シートに画像形成を行う画像形成手段と、前記画像形成手段によって一方の面に画像形成されたシートを反転して搬送する反転手段と、前記反転手段によって反転し搬送されたシートを前記画像形成手段に再供給可能な位置まで搬送する再搬送手段と、前記反転手段および前記再搬送手段を制御する制御手段とを具え、前記反転手段および前記再搬送手段におけるシート搬送を実行する駆動手段は、前記画像形成手段とは独立しており、前記制御手段は、前記前記反転手段および前記再搬送手段における駆動手段を制御して、前記反転手段および前記再搬送手段におけるシート搬送速度を前記画像形成手段におけるシート搬送速度よりも速くする速度制御を行うことを特徴とする。
本発明によれば、両面画像形成、片面および両面の混在した画像形成に際して、シート反転から再給紙するまでの搬送速度を速くすることによって、画像形成のスループットを向上することができる。
また、本発明によれば、特殊紙などの記録紙の両面に印字する低速両面印字の際であっても、シート反転から再給紙するまでの搬送速度を速くして、その途中で搬送速度を切り替えて、駆動源であるモータの速度切り替えによる騒音などを防ぎつつ、画像形成のスループットを向上することができる。
(実施例1)
図1は各実施例に係る画像形成装置の全体構成図である。画像形成装置として多色画像を形成しうるカラーレーザープリンタを例に用いる。なお、シート反転装置は外付けであっても良いし、予め画像形成装置本体と一体的に構成されていてもよい。まず画像形成装置の全体構成について説明し、続いて各部について説明する。
図1は各実施例に係る画像形成装置の全体構成図である。画像形成装置として多色画像を形成しうるカラーレーザープリンタを例に用いる。なお、シート反転装置は外付けであっても良いし、予め画像形成装置本体と一体的に構成されていてもよい。まず画像形成装置の全体構成について説明し、続いて各部について説明する。
(全体構成)
図1に示す画像形成装置は、4個の像担持体である感光体ドラム1(1a〜1d)を有している。それぞれの感光体ドラム1の周囲には回転方向に従って順に、感光体ドラム1表面を一様に帯電する帯電手段2(2a〜2d)、画像情報に基づいてレーザービームを照射し感光体ドラム1上に静電潜像を形成する露光手段3(3a〜3d)、静電潜像にトナーを付着させてトナー像として顕像化する現像手段4(4a〜4d)、感光体ドラム1上のトナー像をシートに転写させる転写部材5(5a〜5d)、転写後の感光体ドラム1表面に残留した転写後トナーを除去するクリーニング手段6(6a〜6d)等が配設されて、画像形成手段が構成されている。
図1に示す画像形成装置は、4個の像担持体である感光体ドラム1(1a〜1d)を有している。それぞれの感光体ドラム1の周囲には回転方向に従って順に、感光体ドラム1表面を一様に帯電する帯電手段2(2a〜2d)、画像情報に基づいてレーザービームを照射し感光体ドラム1上に静電潜像を形成する露光手段3(3a〜3d)、静電潜像にトナーを付着させてトナー像として顕像化する現像手段4(4a〜4d)、感光体ドラム1上のトナー像をシートに転写させる転写部材5(5a〜5d)、転写後の感光体ドラム1表面に残留した転写後トナーを除去するクリーニング手段6(6a〜6d)等が配設されて、画像形成手段が構成されている。
ここで、感光体ドラム1と帯電手段2、現像手段4、クリーニング手段6は一体的にカートリッジ化され、プロセスカートリッジ7(7a〜7d)を形成している。
給送部8から給送されたシートは、搬送ベルトで構成した搬送手段9によって上記画像形成手段へ搬送され、各色のトナー像が順次転写されて多色画像が形成された後、定着手段10で加熱定着されて排出ローラ対11、12によって排出部13に排出、積載される。
(給送部)
給送部8は、給送カセット8a、マルチ給送トレイ8b、マルチ給送部8c及びレジストローラ8dから構成されている。給送カセット8aは複数枚のシートを収納し、装置本体内底部に装填される。給送カセット8aから画像形成に供給する際には、カセットピックアップローラ8d1によって一枚ずつシートが分離給送され、カセット搬送ローラ8d2及びレジストローラ8dによって搬送手段9に搬送される。
給送部8は、給送カセット8a、マルチ給送トレイ8b、マルチ給送部8c及びレジストローラ8dから構成されている。給送カセット8aは複数枚のシートを収納し、装置本体内底部に装填される。給送カセット8aから画像形成に供給する際には、カセットピックアップローラ8d1によって一枚ずつシートが分離給送され、カセット搬送ローラ8d2及びレジストローラ8dによって搬送手段9に搬送される。
マルチ給送トレイ8bは、通常は装置本体正面に格納されているが、使用時に装置本体から回動して開き、複数枚のシートを積載する。マルチ給送トレイ8bから画像形成する際には、マルチピックアップローラ8c1によって一枚ずつシートが分離給送され、マルチ搬送ローラ8c2及びレジストローラ8dによって搬送手段9に搬送される。
給送カセット8a、マルチ給送部8cにおけるシートの分離や搬送は、給送部8にある図示しない給送モータによりギア駆動列を介して行われる。
(画像形成部)
像担持体としての感光体ドラム1は、アルミニウム製シリンダの外周面に有機光導電体層(OPC)を塗布して構成したものである。感光体ドラム1はその両端部をフランジによって回転自在に支持しており、一方の端部に図示しない駆動モータから駆動力を伝達することにより、図に対して反時計回りに回転駆動される。
像担持体としての感光体ドラム1は、アルミニウム製シリンダの外周面に有機光導電体層(OPC)を塗布して構成したものである。感光体ドラム1はその両端部をフランジによって回転自在に支持しており、一方の端部に図示しない駆動モータから駆動力を伝達することにより、図に対して反時計回りに回転駆動される。
各帯電手段2は、ローラ状に形成された導電性のローラで、これを感光体ドラム1表面に当接させると共に、図示しない電源によって帯電バイアス電圧を印加することにより、感光体ドラム1表面を一様に帯電させるものである。
露光手段3はポリゴンミラーを有し、このポリゴンミラーには図示しないレーザーダイオードから画像信号に対応する画像光が照射される。
現像手段4は、それぞれブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各色のトナーを収納したトナー収納部4a1〜4d1、感光体表面に隣接し、図示しない駆動部により回転駆動されると共に、図示しない現像バイアス電源により現像バイアス電圧を印可することにより現像を行う現像ローラ4a2〜4d2等から構成される。
また、後述する転写搬送ベルト9aの内側には、4個の感光体ドラム1a〜1dに対向して、転写搬送ベルト9aに当接する転写部材5a〜5dがそれぞれ併設されている。これら転写部材5a〜5dは図示しない転写バイアス用電源に接続されており、転写部材5a〜5dから正極性の電界が転写搬送ベルト9aを介してシートに印加され、この電界により感光体ドラム1に接触中のシートに、感光体ドラム1上の負極性の各色トナー像が順次転写され、多色画像が形成される。
(定着部)
定着手段10は、シート上に形成した画像に熱及び圧力を加えてトナー像を定着させるものであり、定着ベルト10aと弾性加圧ローラ10bとを有している。弾性加圧ローラ10bは定着ベルト10aを挟み、ベルトガイド部材10cと所定の圧接力をもって所定幅の定着ニップ部Nを形成している。
定着手段10は、シート上に形成した画像に熱及び圧力を加えてトナー像を定着させるものであり、定着ベルト10aと弾性加圧ローラ10bとを有している。弾性加圧ローラ10bは定着ベルト10aを挟み、ベルトガイド部材10cと所定の圧接力をもって所定幅の定着ニップ部Nを形成している。
定着ニップ部Nが所定の温度に立ち上がって温調された状態において、画像形成部から搬送された未定着トナー画像が形成されたシートが定着ニップ部Nの定着ベルト10aと弾性加圧ローラ10bとの間に画像面が上向き、即ち定着ベルト面に対向して導入され、定着ニップ部Nにおいて画像面が定着ベルト10aの外面に密着して定着ベルト10aと一緒に定着ニップ部Nを挟持搬送されていく。
この定着ニップ部Nを定着ベルト10aと一緒にシートが挟持搬送されていく過程において、定着ベルト10aで加熱され、シート上の未定着トナー画像が加熱定着される。
(シート搬送詳細)
図2はシート反転部を装着した画像形成装置の全体構成図である。給送部8より給送されたシートは、搬送手段9によって画像形成領域に搬送される。搬送手段9を構成する記録材担持体としての転写搬送ベルト9aは、駆動ローラ9bと従動コロ9c、9dの3本のローラで張架支持され、すべての感光体ドラム1a〜1dに対向して配設されている。
図2はシート反転部を装着した画像形成装置の全体構成図である。給送部8より給送されたシートは、搬送手段9によって画像形成領域に搬送される。搬送手段9を構成する記録材担持体としての転写搬送ベルト9aは、駆動ローラ9bと従動コロ9c、9dの3本のローラで張架支持され、すべての感光体ドラム1a〜1dに対向して配設されている。
そして転写搬送ベルト9aは、感光体ドラム1に対向する外周面にシートを静電吸着して上記感光体ドラム1にシートを接触させるべく、駆動ローラ9bによって循環移動する。これによりシートは転写搬送ベルト9aにより転写位置まで搬送され、感光体ドラム1上のトナー像が転写される。
また、転写搬送ベルト9aの最上流位置には、該ベルト9aと共にシートを挟持し、かつシートをベルト9aに吸着させる吸着ローラ9eが配設されている。シートの搬送に際しては、前記吸着ローラ9eに電圧を印加することで、対向している設置された従動コロ9cとの間に電界を形成し、転写搬送ベルト9a及びシートの間に誘電分極を発生させて両者に静電吸着力を生じさせるようになっている。
図3および図4はシート反転部を含むシート反転装置主要部の詳細図である。両面印字の際には、定着手段10でシートが定着された後、排出ローラ対11、12のすぐ下流に配置されたフラッパ18が図示しないソレノイド等により,シートをシート反転部19に案内し(図3)、反転ローラ対20、21に搬送される。
反転ローラ対20、21近傍の図示しないセンサ等によってシート後端を検知し、シート後端が確実にフラッパ18より下流に搬送された時に、ソレノイド等によって再びフラッパ18を元の位置に戻し、再搬送ローラ対22、23への搬送路24を確保する(図4)。
このときシートは片面、あるいは両面を外気にさらすことによって冷やされ画像形成装置本体の温度上昇を抑える。フラッパ18が再搬送ローラ対22、23への搬送路24を確実に確保した後、画像形成装置本体とは別の駆動源を持つ反転ローラ対20、21は逆転を行い、シートを再搬送ローラ対22、23へと搬送する。両面搬送ローラ22、23によって両面搬送路15に搬送されたシートは、画像形成装置本体の正面に取り付けられている斜送ローラ16a、16bを通過し、Uターンローラ17まで搬送され、Uターンローラ17及びレジストローラ8dによって再び画像形成部まで搬送される。
(画像形成装置システム構成)
図9に示すように、画像形成装置はホストコンピュータ301から送られて来た所定の記述言語の画像情報を受信して展開し、これを各色成分がブラック、シアン、マゼンタ、イエローの画像信号として出力するプリンタコントローラ302と主にメカニカル制御を行うエンジンコントローラ303とで構成される。
図9に示すように、画像形成装置はホストコンピュータ301から送られて来た所定の記述言語の画像情報を受信して展開し、これを各色成分がブラック、シアン、マゼンタ、イエローの画像信号として出力するプリンタコントローラ302と主にメカニカル制御を行うエンジンコントローラ303とで構成される。
エンジンコントローラ303は、プリンタコントローラ302の制御下で動作するものであって、シートの搬送制御等を含む主にメカニカル制御を実行するCPUと、図6,7,8に示すシーケンスを実行するための制御手順を含むCPUの制御手順を格納したROMと、CPUの作業領域を提供するRAMとを含む。
プリンタコントローラ302は、画像形成装置全体の動作を制御するものであって、その動作制御を実行するCPUと、このCPUの制御手順を格納したROMと、CPUの作業領域を提供するRAMとを含む。
プリンタコントローラ302とエンジンコントローラ303との間には、画像信号以外にも種々の制御信号がシリアル通信の形で授受される。これらの信号には、エンジンコントローラ303からプリンタコントローラ302に送出するページの副走査方向の同期信号である垂直同期信号(TOPSYNC)、主走査方向の同期信号である水平同期信号(LSYNC)等がある。プリンタコントローラ302は、入力されたR、G、Bの画像信号を公知であるマスキング(下色除去法)処理を施しブラック、シアン、マゼンタ、イエローの画像信号に変換した後に、FiFo(FastInFastOut)メモリに入力しプリンタコントローラ302とエンジンコントローラ303の時間軸変換を行い画像データ転送用クロック(VCLK)に同期してエンジンコントローラ303に順次出力する。
さらに、プリンタコントローラ302は、ホストコンピュータ301から画像情報と共に入力された片面プリントであるか両面プリントであるか片面および両面混在プリントであるか等を示す情報に基づいて、エンジンコントローラ303に対して、片面プリント、両面プリント、または片面および両面混在プリントを指示するプリント信号(両面プリント、または片面および両面混在プリントのときは画像形成部に供給するシートの順番と画像形成する面がシートの表面側が裏面側かを指示する)を出力する。エンジンコントローラ303は、プリンタコントローラ302から指示されたプリント信号に基づいて後述するようにシートを搬送制御するプリントシーケンスを実行し、そのプリントシーケンスを実行する際に、各ローラの駆動によるシートの搬送速度、各センサによるシートの先後端の検出信号等に基づいて、シートを所定の位置に停止することができる。
(通常速両面プリントシーケンス詳細)
図5はシート搬送路の概略図である。図中の太い実線は片面プリント時の搬送路を示しており、破線は両面プリント時の搬送路を示している。また、Aは再給紙待機位置、Bはシート反転部駆動停止位置、Cはシート先後端検出位置であり(この位置Cでのシートの先後端の検出は、例えばレジストセンサによって行われる)、これらについては下記で詳細に説明する。
図5はシート搬送路の概略図である。図中の太い実線は片面プリント時の搬送路を示しており、破線は両面プリント時の搬送路を示している。また、Aは再給紙待機位置、Bはシート反転部駆動停止位置、Cはシート先後端検出位置であり(この位置Cでのシートの先後端の検出は、例えばレジストセンサによって行われる)、これらについては下記で詳細に説明する。
図6はプリンタコントローラからプリント信号が「(1枚目-表)(1枚目-裏)(2枚目表)(2枚目-裏)」と指示されたときの両面プリントシーケンスを示す。図6(図7,8も同様)では、図5の概略構成と太い矢印で示すシートとの関係を示しており、また、四角で囲んで中の数字はそのシートが何枚目のシートであるかを示している。まず、画像形成の対象となるシートが普通紙であり、画像形成速度が通常速の場合の両面プリントシーケンスについて説明する。
給送カセット8aからカセットピックアップローラ8d1によって一枚ずつシートが分離給送され、1枚目のシートをカセット搬送ローラ8d2及びレジストローラ8dによって搬送手段9に搬送する(S100)。
表面側にトナー画像が形成された1枚目のシートが定着手段10で定着処理された後、排出ローラ対11、12のすぐ下流に配置されたフラッパ18が図示しないソレノイド等により,1枚目のシートをシート反転部19に案内し、反転ローラ対20、21に搬送する(S101)。
反転ローラ対20、21近傍の図示しないセンサ等によって1枚目のシート後端を検知し、この検知信号に基づいてシート後端が確実にフラッパ18より下流に搬送された時に、ソレノイド等によって再びフラッパ18を元の位置に戻し、再搬送ローラ対22、23への搬送路24を確保した後、画像形成装置とは別の駆動源を持つ反転ローラ対20、21の逆転を行い、1枚目のシートを再搬送ローラ対22、23へと搬送する(S102)。
このとき、反転ローラ対20、21、再搬送ローラ対22、23、斜送ローラ16、Uターンローラ17によって与えられるシートの搬送速度は、シート反転装置に設けられた駆動源によって、画像形成装置本体とは別の駆動制御をする事が可能なため、シート間の距離や両面搬送距離によって駆動動作を変化させることが可能である。図2の構成の場合、反転ローラ対20、21が逆転をするときに増速を行う。すなわち、それまでのトナー画像形成時、定着時のシート搬送速度よりも速い速度でシートが搬送されるので、裏面側に画像形成するための画像形成部への再給紙可能な位置(シート反転部駆動停止位置B)に到達するまでの時間が短縮され、従来の同様の通常速両面プリントシーケンスよりもスループットを向上させることができる。その後、1枚目のシートが画像形成装置本体の搬送速度で送られるUターンローラ17の手前(再給紙待機位置A)に到達したときに減速を行い、シート反転装置からの搬送速度と画像形成装置本体の搬送速度を等しくする制御を行う(S103)。このとき、Aの位置にシートが到達するタイミングまでに1枚目のシートの裏面側のプリント信号がプリンタコントローラから送信されていない場合は1枚目のシート搬送を停止する。
Aの位置から画像形成装置本体の搬送速度で再給紙した1枚目のシートをシート反転部駆動停止位置B、すなわち、画像形成部への再給紙可能位置まで搬送してシート反転部の駆動を停止し、Bの位置以降は給送部8の駆動のみでシート搬送を行う(S104、S105)。このとき、シート反転部19の斜送ローラ16a、16bはワンウェイクラッチによりシート反転部19の駆動を停止しても画像形成装置本体の給紙部8の駆動によりシート搬送が可能な構成となっている。
1枚目のシートの裏面側に画像形成部で画像形成を行うと共に1枚目のシート後端と2枚目のシート先端が重送しないタイミングで2枚目を給送カセット8aから給紙し、2枚目のプリントを開始する(S106)。
1枚目のシートは表面、裏面の画像形成を終了し、2枚目のシートのプリントシーケンスは1枚目と同様のシート搬送を行い、表面と裏面の画像形成を行う(S108からS113)。
(実施例2)
実施例2では実施例1で説明した内容と同様の内容については詳細な説明を省略し、図表も同一の番号を付すものとする。
実施例2では実施例1で説明した内容と同様の内容については詳細な説明を省略し、図表も同一の番号を付すものとする。
(低速両面プリントシーケンス詳細)
画像形成速度を低速にして画像形成を行う必要がある特殊転写材を対象とした場合の両面プリントシーケンスについて説明する。普通紙と特殊転写材とではその熱容量が著しく異なり、特殊転写材では熱容量を数倍大きくする必要がある。そのため、特殊転写材の場合、カラー画像形成装置では、搬送手段による特殊転写材の定着速度(具体的には定着器の定着ローラなどの回転速度等)を遅くすることにより、特殊転写材の定着時間を長くして定着に必要な熱量を得ている。
画像形成速度を低速にして画像形成を行う必要がある特殊転写材を対象とした場合の両面プリントシーケンスについて説明する。普通紙と特殊転写材とではその熱容量が著しく異なり、特殊転写材では熱容量を数倍大きくする必要がある。そのため、特殊転写材の場合、カラー画像形成装置では、搬送手段による特殊転写材の定着速度(具体的には定着器の定着ローラなどの回転速度等)を遅くすることにより、特殊転写材の定着時間を長くして定着に必要な熱量を得ている。
実施例1と同様、図6に示すようにプリント信号が「「(1枚目-表)(1枚目-裏)(2枚目表)(2枚目-裏)」」と指示されたときの両面プリントシーケンスを示す。
S100とS101のシート搬送において実施例1と異なる点は、搬送速度が通常速よりも遅い点である。このような搬送速度制御によって、上述したように、トナー画像形成後の特殊転写材の定着時間を長くして定着に必要な熱量を得ることができる。
S102において、反転ローラ対20、21近傍の図示しないセンサ等によって1枚目のシート後端を検知し、シート後端が確実にフラッパ18より下流に搬送された時に、ソレノイド等によって再びフラッパ18を元の位置に戻し、再搬送ローラ対22、23への搬送路24を確保した後、画像形成装置本体とは別の駆動源を持つ反転ローラ対20、21の逆転を行い、1枚目のシートを再搬送ローラ対22、23へと搬送する。このとき、逆転の速度は通常速と同じでもよい。
1枚目シートがUターンローラ17の手前(再給紙待機位置A)に到達したときに減速を行い、シート反転装置からのシート搬送速度と画像形成装置のシート搬送速度を等しくする制御を行う(S103)。このとき、シート反転装置の逆転駆動は正転駆動から不図示のギアトレインを切り替えて例えば通常速の3倍速の高速な逆転駆動を実現し、かつ低速モードが通常速から1/3速までカバーする場合、駆動源であるモータは9倍速まで速度切り替えが必要となり、駆動源であるモータの速度変動による騒音や精度の保証が困難になる可能性があるため実現性に欠ける。そのため、本発明では再給紙待機位置Aからの搬送速度は低速プリントモードにおいても通常速(普通紙の搬送速度)と同じにする。これによって、上述した減速制御時の速度変化量を少なくすることができる。しかも、再給紙待機位置Aまでの到達時間は短縮されるので、スループット向上に寄与することができる。
その後、Aの位置から画像形成装置本体の搬送速度(通常速)で再給紙された1枚目のシートをシート反転部駆動停止位置Bまで搬送してシート反転部の駆動を停止し、Bからシート先後端検出位置Cまでは給送部8側の駆動力によってシート搬送を行う(S104)。
Cの位置においてシートの先端を検出したタイミングで再び、画像形成装置本体の搬送速度を低速に戻す(S105)。
1枚目のシート後端と2枚目のシート先端が重送しないタイミングで2枚目のシートを給送カセット8aから給紙、2枚目のプリントを開始する(S106)。
2枚目のプリントシーケンスは1枚目と同様のシート搬送を行い、表面と裏面の画像形成を行う(S108からS113)。
(実施例3)
実施例3では実施例1,2で説明した内容と同様の内容については詳細な説明を省略し、図表も同一の番号を付すものとする。
実施例3では実施例1,2で説明した内容と同様の内容については詳細な説明を省略し、図表も同一の番号を付すものとする。
(通常速交互給紙両面プリントシーケンス詳細)
図7はプリンタコントローラからプリント信号が「「(1枚目-表)(2枚目-表)(1枚目-裏)(3枚目-表)(2枚目-裏)(3枚目-裏)」」と指示された、いわゆる交互給紙両面のときの両面プリントシーケンスを示す。まず、画像形成の対象となるシートが普通紙であり、画像形成速度が通常速の場合の両面プリントシーケンスについて説明する。
図7はプリンタコントローラからプリント信号が「「(1枚目-表)(2枚目-表)(1枚目-裏)(3枚目-表)(2枚目-裏)(3枚目-裏)」」と指示された、いわゆる交互給紙両面のときの両面プリントシーケンスを示す。まず、画像形成の対象となるシートが普通紙であり、画像形成速度が通常速の場合の両面プリントシーケンスについて説明する。
給送カセット8aからカセットピックアップローラ8d1によって一枚ずつシートが分離給送され、1枚目のシートをカセット搬送ローラ8d2及びレジストローラ8dによって搬送手段9に搬送する(S200)。
表面側にトナー画像が形成された1枚目のシートが定着手段10で定着処理された後、排出ローラ対11、12のすぐ下流に配置されたフラッパ18が図示しないソレノイド等により,1枚目のシートをシート反転部19に案内し、反転ローラ対20、21に搬送し、1枚目のシート後端と2枚目のシート先端が重送しないタイミングで、かつ、1枚目のシートが再給紙される時間には2枚目のシート後端がCの位置を通過するタイミングで2枚目のシートを給送カセット8aから給紙を開始する(S201)。
反転ローラ対20、21近傍の図示しないセンサ等によって1枚目のシート後端を検知し、このシート後端が確実にフラッパ18より下流に搬送された時に、ソレノイド等によって再びフラッパ18を元の位置に戻し、再搬送ローラ対22、23への搬送路24を確保した後、画像形成装置本体とは別の駆動源を持つ反転ローラ対20、21の逆転を行い、1枚目のシートを再搬送ローラ対22、23へと搬送する(S202)。
このとき、反転ローラ対20、21、再搬送ローラ対22、23、斜送ローラ16、Uターンローラ17によって与えられるシートの搬送速度は、シート反転装置に設けられた駆動源によって、画像形成装置本体とは別の制御をする事が可能なため、シート間の距離や両面搬送距離によって変化させることが可能である。図2の構成の場合、反転ローラ対20、21が逆転をするときに増速を行う。これによって、再給紙可能な位置(シート反転部駆動停止位置B)まで従来より短時間で到達するので、表面側への画像形成から裏面側への画像形成開始までの時間が短くなり、2枚目以降のシートに対しても、同様に、反転ローラ対20、21が逆転をするときに増速を行うので、スループットが向上する。その後、1枚目シートはUターンローラ17の手前(再給紙待機位置A)で減速を行い、シート反転装置からの搬送速度と画像形成装置の搬送速度を等しくする制御を行う(S203)。このとき、Aの位置にシート先端が到達するタイミングまでに1枚目のシートの裏面のプリント信号がプリンタコントローラから送信されていない場合、または搬送停止を行わずに1枚目のシートの再給紙を行えば一枚目シートの先端と2枚目のシートの後端が所定の紙間よりも短くなる場合は1枚目のシートの搬送を停止する。
Aの位置から画像形成装置本体の搬送速度で再給紙された1枚目シートをシート反転部駆動停止位置Bまで搬送してシート反転部の駆動を停止し、B以降は給送部8の駆動のみでシート搬送を行う(S204、S205)。このとき、シート反転部19の斜送ローラ16a、16bはワンウェイクラッチによりシート反転部19の駆動を停止しても画像形成装置本体の給紙部8の駆動によりシート搬送が可能な構成となっている。
表面、裏面の画像形成が終了した1枚目のシートは機外へ排出し、2枚目のシートをシート反転部により再搬送ローラ対22、23へと搬送する。1枚目のシート後端と3枚目のシート先端が重送しないタイミングで3枚目のシートを給送カセット8aから給紙しそのプリントを開始する(S206)。
その後、2枚目のシートに対してUターンローラ17の手前(再給紙待機位置A)で減速を行い、シート反転装置からの搬送速度と画像形成装置の搬送速度を等しくする制御を行う(S207)。このとき、Aの位置に2枚目のシートが到達するタイミングまでに2枚目のシートのプリント信号がプリンタコントローラから送信されていない場合、または搬送停止を行わずに2枚目のシートのAの位置からの再給紙を行えば3枚目のシートの後端と2枚目のシートの先端との間が所定の間隔よりも短くなる場合は2枚目のシート搬送を停止する。
Aの位置から画像形成装置本体の搬送速度で再給紙した2枚目シートをシート反転部駆動停止位置Bまで搬送してシート反転部の駆動を停止し、Bの位置以降は給送部8の駆動のみでシート搬送を行う(S208、S209)。
表面、裏面の画像形成が終了した2枚目のシートは機外へ排出し、3枚目のシートをシート反転部により再搬送ローラ対22、23へと搬送し増速する(S210)。
3枚目シートがUターンローラ17の手前(再給紙待機位置A)に到達したときに減速を行い、シート反転装置からの搬送速度と画像形成装置の搬送速度を等しくする制御を行う(S211)。
Aの位置から画像形成装置本体の搬送速度で再給紙した3枚目シートをシート反転部駆動停止位置Bまで搬送してシート反転部の駆動を停止し、Bの位置以降は給送部8の駆動のみで3枚目のシート搬送を行う(S212、S213)。
表面、裏面の画像形成が終了した3枚目のシートは機外へ排出する(S214)。
なお、上述のように、シート反転装置によるシート搬送速度を画像形成装置本体のシート搬送速度より速くすることによって、画像形成部で画像形成中のシートの後端と再給紙を行うシートの先端との間の間隔を通常の片面のみのプリントシーケンス時の間隔と同じにすることができ、スループットは低下しない。
(低速交互給紙両面プリントシーケンス詳細)
画像形成速度を低速にして画像形成を行う必要がある特殊転写材を対象とした場合の交互給紙両面プリントシーケンスについても、実施例2で述べた低速両面シーケンスと同様にトナー画像形成後の定着時間を長くする制御と再給紙待機位置Aからのシート搬送速度を通常速と同じにする制御とを実行する以外は、図7に示すようにプリント信号が「「(1枚目-表)(1枚目-裏)(2枚目表)(2枚目-裏)」」と指示されたときの両面プリントシーケンスを適用すれば実現が可能である。
画像形成速度を低速にして画像形成を行う必要がある特殊転写材を対象とした場合の交互給紙両面プリントシーケンスについても、実施例2で述べた低速両面シーケンスと同様にトナー画像形成後の定着時間を長くする制御と再給紙待機位置Aからのシート搬送速度を通常速と同じにする制御とを実行する以外は、図7に示すようにプリント信号が「「(1枚目-表)(1枚目-裏)(2枚目表)(2枚目-裏)」」と指示されたときの両面プリントシーケンスを適用すれば実現が可能である。
(実施例4)
実施例4では実施例1,2,3で説明した内容と同様の内容については詳細な説明を省略し、図表も同一の番号を付すものとする。
実施例4では実施例1,2,3で説明した内容と同様の内容については詳細な説明を省略し、図表も同一の番号を付すものとする。
(片面混在両面プリントシーケンス詳細)
図8はプリンタコントローラからプリント信号が「「(1枚目-表)(2枚目-片面)(3枚目-片面)(1枚目-裏)」と指示された場合の、片面プリントが混在する両面プリントシーケンスを示す。
図8はプリンタコントローラからプリント信号が「「(1枚目-表)(2枚目-片面)(3枚目-片面)(1枚目-裏)」と指示された場合の、片面プリントが混在する両面プリントシーケンスを示す。
給送カセット8aからカセットピックアップローラ8d1によって一枚ずつシートが分離給送され、1枚目のシートをカセット搬送ローラ8d2及びレジストローラ8dによって搬送手段9に搬送する(S300)。
1枚目のシートに引き続き、2枚目(片面)のシートの搬送を開始し、1枚目のシートをシート反転部に導く(S301)。
画像形成が終了した2枚目のシートを機外へ排出し、3枚目のシートを2枚目シートに引き続き搬送開始し、1枚目のシートをシート反転部により再搬送ローラ対22、23へと搬送する(S302)。シート反転部から再給紙待機位置Aまでは前記各実施例と同様に増速してシート搬送する。
1枚目シートはUターンローラ17の手前(再給紙待機位置A)で減速を行い、シート反転装置からの搬送速度と画像形成装置の搬送速度を等しくする制御を行う(S303)。このとき、1枚目のシートがAの位置に到達するタイミングまでに1枚目のシートの裏面のプリント信号がプリンタコントローラから送信されていない場合、または搬送停止を行わずに1枚目のシートの再給紙を行えば3枚目シートの後端と1枚目のシートの先端との間が所定の紙間よりも短くなる場合は1枚目のシート搬送を停止する。
Aの位置から画像形成装置本体の搬送速度で再給紙した1枚目のシートをシート反転部駆動停止位置Bまで搬送してシート反転部の駆動を停止し、Bの位置以降は給送部8の駆動のみでシート搬送を行い、片面の画像形成が終了した3枚目のシートを機外へ排出する(S305)。
表面、裏面の画像形成が終了した1枚目のシートを機外へ排出する(S306)。
1 感光ドラム
2 帯電装置、
3 露光手段、
4 現像手段、
5 転写部材、
6 クリーニング手段、
7 プロセスカートリッジ、
8 給送部、
9 搬送手段、
10 定着手段、
11、12 排出ローラ対、
16a、16b 斜送ローラ
17 Uターンローラ
18 フラッパ
19 シート反転装置
20、21 反転ローラ
22、23 再搬送ローラ
24 搬送路
A 再給紙待機位置
B シート反転部駆動停止位置
C シート先後端検出位置
2 帯電装置、
3 露光手段、
4 現像手段、
5 転写部材、
6 クリーニング手段、
7 プロセスカートリッジ、
8 給送部、
9 搬送手段、
10 定着手段、
11、12 排出ローラ対、
16a、16b 斜送ローラ
17 Uターンローラ
18 フラッパ
19 シート反転装置
20、21 反転ローラ
22、23 再搬送ローラ
24 搬送路
A 再給紙待機位置
B シート反転部駆動停止位置
C シート先後端検出位置
Claims (5)
- シートに画像形成を行う画像形成手段と、
前記画像形成手段によって一方の面に画像形成されたシートを反転して搬送する反転手段と、
前記反転手段によって反転し搬送されたシートを前記画像形成手段に再供給可能な位置まで搬送する再搬送手段と、
前記反転手段および前記再搬送手段を制御する制御手段とを具え、
前記反転手段および前記再搬送手段におけるシート搬送を実行する駆動手段は、前記画像形成手段とは独立しており、
前記制御手段は、前記前記反転手段および前記再搬送手段における駆動手段を制御して、前記反転手段および前記再搬送手段におけるシート搬送速度を前記画像形成手段におけるシート搬送速度よりも速くする速度制御を行うことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1において、
前記制御手段は、前記速度制御に際して前記再供給可能な位置の手前で減速して前記画像形成手段におけるシート搬送速度と一致させることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1において、
前記制御手段は、前記画像形成手段のシート搬送速度を制御可能であり、前記画像形成手段によるシート搬送速度が第1の速度より遅い第2の速度での画像形成実行時に、前記画像形成手段が前記再供給可能な位置で前記再搬送手段からシートを受け入れる際の前記画像形成手段によるシート搬送速度を第1の速度に制御することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至3のいずれかにおいて、
前記再供給可能な位置のシートを前記画像形成手段に再供給開始するタイミングは、当該シートと、前記画像形成手段中で搬送されている別のシートとの間のシート間隔が、前記画像形成手段による片面のみの画像形成時のシート間隔と同じになるタイミングであることを特徴とする画像形成装置。 - シートの両面に画像形成可能な画像形成手段による画像形成方法であって、
前記画像形成手段によって一方の面に画像形成されたシートを反転し、
前記画像形成手段に再供給可能な位置まで、前記シートを搬送する際に、その搬送速度を前記画像形成手段におけるシート搬送速度よりも速くすることを特徴とする画像形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005115665A JP2006290582A (ja) | 2005-04-13 | 2005-04-13 | 画像形成装置および方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005115665A JP2006290582A (ja) | 2005-04-13 | 2005-04-13 | 画像形成装置および方法 |
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JP (1) | JP2006290582A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006290526A (ja) * | 2005-04-08 | 2006-10-26 | Canon Inc | 画像形成装置、画像形成方法及び搬送制御方法 |
-
2005
- 2005-04-13 JP JP2005115665A patent/JP2006290582A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006290526A (ja) * | 2005-04-08 | 2006-10-26 | Canon Inc | 画像形成装置、画像形成方法及び搬送制御方法 |
JP4585903B2 (ja) * | 2005-04-08 | 2010-11-24 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
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