JP2006288980A - 脱臭フィルター - Google Patents
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Abstract
また、他の目的は、成型用金型の製作に掛かるコストを低減することのできる脱臭フィルターを提供することである。
【解決手段】 脱臭剤等2をフィルター枠1に形成された多数の収納区画室3内に収納した全体が板状のものである。かつ、複数の帯板状の板片4に分割した構造とする。さらに、複数の板片4を、順次、連結・分離自在として、連結手段10にて連結したものである。
【選択図】 図1
Description
また、他の目的は、成型用金型の製作に掛かるコストを低減することのできる脱臭フィルターを提供することである。
本発明に於て、脱臭剤等とは、活性炭や各種薬剤等の脱臭作用のあるもの、若しくは、消臭剤、又は、それ等を組み合わせたものを言う。
本発明に係る脱臭フィルターは、複数の帯板状の板片に分割した構造とすると共に、順次、連結・分離自在として、連結手段にて連結したものなので、複数の板片に分割することにより、脱臭フィルターが、バケツ内に十分に出し入れ可能な大きさになる。よって、家庭等に於ても、容易に洗浄でき、特に、中性洗剤を加えた洗浄水をバケツに入れて洗浄することも可能である。
図1,図2及び図3は本発明に係る脱臭フィルターの実施の一形態を示し、脱臭フィルターは、フィルター枠1と脱臭剤等2とを有し、全体が板状である。そして、この脱臭フィルターは、複数の(例えば4枚の)帯板状の板片4…に分割した構造であり、各板片4は、略同一の大きさに形成される。
具体的には、各板片4は、帯板状のフィルター枠1を備え、このフィルター枠1は、区画壁5によって形成される多数の収納区画室3…を備えると共に、一面側に、収納区画室3から外部にかけて貫設された多数の通気用微細孔18…を有する薄膜面部8を備える。
かつ、各板片4は、多数の通気用微細孔16…を有しフィルター枠1の他面側に貼着される薄膜状カバー部材6と、フィルター枠1の収納区画室3内に収納される脱臭剤等2と、を備える。脱臭剤等としては、特に、活性炭が好ましく、活性炭は、例えば図示のような小粒形状を有し、各収納区画室3内には、多数個の活性炭が収納される。フィルター枠1と薄膜状カバー部材6は、プラスチック・紙・発泡樹脂等の材料から成る。
また、各フィルター枠1に於て、各収納区画室3は、例えば矩形状に形成されると共に複数の収納区画室3…が縦方向・横方向に夫々複数列に並べて(碁盤の目状に)配設される(図1,図2参照)。または、収納区画室3は、多角形状に形成されたり、蜂の巣状に配設されるのもよい(図示省略)。
具体的には、各板片4のフィルター枠1は、一方の長辺部1aに沿うように形成された突条部11を、有すると共に、他方の長辺部1bに沿うように形成され、突条部11が抜差自在に嵌込まれる凹条部12を、有する。そして、連結手段10は、一の板片4の突条部11と、他の板片4の凹条部12と、から成る。さらに具体的には、突条部11は、断面視に於て一長辺部1aから突設された首部11aとこの首部11aの先端に膨出状に形成された(球状)係止部11bとから成る。かつ、凹条部12は、断面視に於て上記首部11a・係止部11bの外郭形状と略同一形状を有するように、他長辺部1bに凹設されたものである。
なお、図1に示したように、脱臭フィルターを構成する複数枚の板片4…のうち、両端に配設される板片4,4について、一方の板片4は突条部11のみを有し、かつ、他方の板片4は凹条部12のみを有するのもよい。
さらに図4に示した板片4のフィルター枠1は、図1〜図3のものと相違して、薄膜面部8を有さない。そして、フィルター枠1は、脱臭剤等2…を収納した収納区画室3…を両側から塞ぐように、不織布7,7が貼着される。不織布7は、十分に通気可能である。
具体的には、ヒンジ手段20は、一の板片4のフィルター枠1の一方の長辺部1aと、他の板片4の他方の長辺部1bとを、夫々の側面の長手方向に沿って連結する薄帯板状ヒンジ部材21を、有する。ヒンジ部材21は、プラスチックや紙等から成る。
そして、隣り合うヒンジ部材21,21は、フィルター枠1に対して互い違いに配設されている。複数の板片4…を、交互に逆方向に折畳み自在である。
図1のように連結手段10で連結した状態の脱臭フィルターを、使用後に洗浄する場合、連結手段10に於て、矢印9のように板片4をスライドさせて、図2のように、隣り合う板片4,4同士を分割する。こうして、1枚の脱臭フィルターを、複数枚の(図例では4枚の)板片4…に分割し、各板片4を、家庭等で用いられるバケツに、例えば中性洗剤を加えた洗浄水を入れて洗浄する。特許文献1で既述した分割不可能な脱臭フィルターは、家庭用のバケツ等に入りきらない場合が多く、洗浄が困難であるのに対し、本発明の脱臭フィルターは、バケツ内に十分に出し入れできる板片4…に分割されるので、家庭に於ても、容易に洗浄可能である。洗浄後、乾燥したら、連結手段10に於て突条部11を凹条部12に嵌込んで、図1のように連結状態とし、脱臭装置等で使用する。
また、帯板状の板片4を製造するための金型は、特許文献1のような広い面積を有する板状のフィルターを成型するための金型に比べ、はるかに低コストで製作することができる。
しかも、分割した板片4を製造するための金型は、分割されない広い面積を有するフィルターを成型するための金型に比べ、はるかに低コストで製作することができる。
しかも、分割した板片4を製造するための金型は、分割されない広い面積を有するフィルターを成型するための金型に比べ、はるかに低コストで製作することができる。
2 脱臭剤等
3 収納区画室
4 板片
10 連結手段
20 ヒンジ手段
Claims (2)
- フィルター枠(1)と脱臭剤等(2)とから成り該脱臭剤等(2)を該フィルター枠(1)に形成された多数の収納区画室(3)内に収納した全体が板状の脱臭フィルターに於て、
複数の帯板状の板片(4)に分割した構造とすると共に、該複数の板片(4)を、順次、連結・分離自在として、連結手段(10)にて連結したことを特徴とする脱臭フィルター。 - フィルター枠(1)と脱臭剤等(2)とから成り該脱臭剤等(2)を該フィルター枠(1)に形成された多数の収納区画室(3)内に収納した全体が板状の脱臭フィルターに於て、
複数の帯板状の板片(4)に分割した構造とすると共に、該複数の板片(4)を、交互に逆方向に折畳み自在として、ヒンジ手段(20)にて連結したことを特徴とする脱臭フィルター。
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