JP2006284730A - ズームレンズ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 フォーカス運動のためのレンズ移動軌跡がズーム運動のそれから大きく逸脱する特性を有する光学系を用いることができるズームレンズ装置を提供する。
【解決手段】 モータ2からの駆動力は間欠伝達機構Cとしてのゼネバ機構Fを介して間欠的にズーム機構Dに伝達され、第1のカム9および第2のカム23により第1、第2レンズ群11,12を光軸Z方向に間欠的に移動させてステップズームを実現する。一方、モータ2からの駆動力はフォーカス機構Eにも伝達され、間欠伝達機構Cの原動車4の回転によりカム面8に当接した第1のカム9は光軸Z方向に移動し、第1レンズ群11を光軸Z方向に移動させフォーカスを実現する。フォーカス動作の際、ゼネバ機構Fは動力を伝達しない状態とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数のレンズ群から構成されカメラなどに搭載されるズームレンズ装置に関し、詳しくは、レンズ群の位置がステップ状に変化するズーム機構を備えているズームレンズ装置に関するものである。
複数のレンズ群が短焦点距離の位置(ワイド位置)と長焦点距離の位置(テレ位置)との間で移動するようにしたカメラに実装され、複数の焦点距離が選択されるいわゆるステップズーム機構を備えた多焦点倍率切換鏡胴が特許文献1に開示されている。この多焦点倍率切換鏡胴は、回転筒内に固定筒が挿入され、この固定筒内に前群レンズを保持した第1の移動筒と後群レンズを保持した第2の移動筒とが挿入されている。
前記回転筒には、第1および第2の移動筒をそれぞれ案内するための前群レンズ用の変倍用カム溝と後群レンズ用の変倍用カム溝が形成されている。前記固定筒には、変曲部を有する焦点調節用カム溝と、第1の移動筒を案内するガイド溝が形成されている。この前群レンズ用の変倍用カム溝とガイド溝とに係合するカムピンが第1の移動筒に形成され、また、後群レンズ用の変倍用カム溝と焦点調節用カム溝とに係合するカムピンが第2の移動筒に形成されている。
さらに、前記回転筒の後端部の外周面には、ギア部が設けられ、モータの駆動により、回転筒が光軸を回転軸として回転するようにされている。この回転筒の回転操作により、変倍と焦点調節とが同時に行われる。
すなわち、回転筒が繰出し側に僅かに回転すると、第1の移動筒は固定筒のガイド溝に沿って直線的に移動するが、第2の移動筒は焦点調節用カム溝の変曲部において屈曲移動し、光軸方向の移動量が第1の移動筒よりも小さくなる。この間において、レンズ系の倍率に変化がなく、ワイドの状態のまま無限大距離から至近距離までの焦点調節が行われる。このような変曲部を焦点調整用カム溝に複数設けることにより、各変曲部における各倍率においてそれぞれ焦点調節を行えるようにしている。
以上の多焦点倍率切換鏡胴におけるステップズームの発想を用いて、以下のようなカムを備えたズームレンズ装置が考えられる。
このズームレンズ装置は、図8に示すように、駆動源である一つのモータ61、円柱状の回転軸62に突設された螺旋状のリブによって形成されるカム63、撮像素子64上の光軸Oに配列されるレンズ系Hなどを備えている。
モータ61の回転軸とカム63の回転軸には、歯車(以下、「第1の歯車」、「第3の歯車」という。)65,66が取り付けられている。第1と第3の歯車65,66は、中間歯車(以下、「第2歯車」という。)67と噛み合って、回転力が伝達される。
そして、カム63の外側(図面において左側)の面がズーム用カム面68とされ、奥側(図面において右側)の面がフォーカス用カム面69とされている。ズーム用カム面68には、複数(ここでは5つ)の平坦部と傾斜部とが交互に形成されている。フォーカス用カム面69は傾斜部のみ形成されている。
そして、レンズ系Hは、光軸Oに外側から奥側へ第1レンズ群71、第2レンズ群72、第3レンズ群73が配列され、第3レンズ群73と撮像素子64とが対向している。第2レンズ群72の役割は、主としてレンズ系Hの焦点距離の変更(ズーム動作)であり、第3レンズ群73の役割は、主としてレンズ系Hの結像位置の調節、すなわち、撮像素子64への合焦(フォーカス動作)である。
第1レンズ群71は、移動しない保持枠(図示せず)に保持されている。第2レンズ群72と第3レンズ群73は、それぞれ光軸Oと同じ方向に個別に移動する保持枠(以下、「第2の保持枠」、「第3の保持枠」という。)74,75に保持されている。
この第2の保持枠74と第3の保持枠75には一対のガイド軸76,76が貫通し、両保持枠74,75がガイド軸76,76に案内されて移動する。そして、第2の保持枠74に設けられたズーム用フォロア部77は、図示しないばねなどによりズーム用カム面68に接合されており、また、第3の保持枠75に設けられたフォーカス用フォロア部79は、図示しないばねなどによりフォーカス用カム面69に接合されている。
このズームレンズ装置は、以上のように構成され、次に、動作について図9をも併せて参照しながら説明する。モータ61が回転すると、この駆動力が第1、第2、第3の歯車65,67,66によってカム63の回転軸62に伝達され、カム63が回転する。すると、ズーム用フォロア部77とズーム用カム面68との接合部およびフォーカス用フォロア部79とフォーカス用カム面69との接合部が光軸Oと同じ方向に沿って外方向または奥方向に移動する。
ただし、ズーム用カム面68は、平坦部と傾斜部とが交互に形成されているため、ズーム用フォロア部77は、図9の実線で示すように、平坦部上を移動している間は、外方向へ移動せず、傾斜部上を移動している間のみ外方向へ移動する。したがって、ズーム用フォロア部77および第2レンズ群72がステップ状に移動し、ズーム動作が行われる。
一方、フォーカス用カム面69は、傾斜部のみで形成されているため、フォーカス用フォロア部79は、図9の破線で示すように連続して外方向に移動する。したがって、モータ61が回転し続け、また、カム63が回転し続けても、ズーム用カム面68の平坦部にズーム用フォロア部77が接合し、第2レンズ群72が停止している間に第3レンズ群73が移動することにより、フォーカス動作が行われる。このように、このズームレンズ装置によれば、一つのモータ61によってズームとフォーカスの両方の動作が行われる。
特開平9−329733号公報
上記従来例は、ズーム機構の運動に対してフォーカス機構の運動が略追従するような光学設計に基づくズームレンズ系を用いることを前提としている。その上で、大局的にズーム運動をなすレンズの移動軌跡を部分的にフォーカス運動に充てているのである。
しかしながら、フォーカス運動の軌跡がズーム運動に追従する軌跡から大きく逸脱する、言い換えればフォーカス運動の軌跡とズーム運動の軌跡との独立性が高い特性を有する光学設計に基づくズーム光学系の場合は、従来例の構成を適用して実用に好適なステップズーム動作を実現することは難しい。
例えば、フォーカス運動を結像面側に近いレンズ群の移動で行うズーム光学系では、フォーカス運動のためのレンズ移動軌跡がズーム運動のそれに略追従することが多い。対してフォーカス運動を被写体側に近いレンズ群の移動で行うズーム光学系では、フォーカス運動のためのレンズ移動軌跡がズーム運動のそれから大きく逸脱する場合が多い。よって後者のズーム光学系には従来例の構成を用いてステップズームレンズ装置を構成することが難しくなる。
ところで、後者のズーム光学系は、前者に比べてフォーカス運動の移動量が大きくなる場合が多く、前者ほど高い設計精度を満たさなくてもフォーカスの精度を維持しやすいなどの設計上のメリットを持っている。にもかかわらず、上記したような問題があるため、このようなズーム光学系を採用して高品質なズームレンズ装置を提供することがなかなかできなかった。
したがって、本発明は、例えばフォーカス運動を被写体側に近いレンズ群の移動で行うズーム光学系のように、品質向上に有効でありながら、フォーカス運動のためのレンズ移動軌跡がズーム運動のそれから大きく逸脱する特性を有する光学系を用いることができるズームレンズ装置を提供することを課題とする。
本発明のズームレンズ装置は、複数のレンズ群を光軸に配列したレンズ系と、一つ以上のレンズ群を光軸と同じ方向に移動させることによりレンズ系の焦点距離を変更しかつ複数の所定の焦点距離にて該一つ以上のレンズ群の移動を一定期間停止させる一つ以上のズーム機構と、前記ズーム機構のうち一つ以上を光軸と同じ方向に移動させることにより一つ以上のレンズ群を光軸と同じ方向に移動させレンズ系の結像位置を調節するフォーカス機構と、一つの駆動源から前記フォーカス機構および前記ズーム機構に駆動力を伝達する駆動力伝達手段とを備え、前記ズーム機構が前記一つ以上のレンズ群を停止させる状態にある期間において、前記フォーカス機構は前記ズーム機構のうち一つ以上を光軸と同じ方向に移動させることを特徴としている。
この構成によれば、ズーム機構が一つ以上のレンズ群を停止している状態と移動させる状態とを繰り返すようにステップ状に光軸と同じ方向に移動させていわゆるステップズームの動作を実現しているとともに、かかるステップズームにおける各ズームステップ(停止状態)において、フォーカス機構は、ズーム機構のうち一つ以上を光軸と同じ方向に移動させることでフォーカス調整を行うようにしている。すなわち、従来例のようにズーム運動をなすレンズの移動軌跡を部分的にフォーカス運動に充てるのに比べて、フォーカス運動をズーム運動に対して独立性の高い動きに対応させることが可能となる。したがって、このズームレンズ装置によれば、例えばフォーカス運動のためのレンズの移動軌跡がズーム運動のそれから大きく逸脱するような光学系を用いた場合でも、各ズームステップにおけるフォーカス調整に対応できるため、あらゆるレンズ設計に対応したステップズーム装置を提供することが可能になる。とくに、フォーカス運動を被写体側に近いレンズ群の移動で行うズーム光学系を用いた場合、一般にフォーカス運動量が大きいため精度を維持しやすく、ズームレンズ装置の品質向上に有効となる。また、ズーム機構、フォーカス機構ともに一つの駆動源にて駆動可能であるため装置の小型化にも有利である。
また、前記ズーム機構は、間欠伝達機構を介して前記駆動源からの駆動力を間欠的に伝達されていてもよい。この構成によれば、上記作用・効果に加えて、間欠伝達機構によりズーム機構の動作を間欠的に停止させることができるので、最終的にズーム運動を間欠的に停止させることができ、上記と同様の作用・効果を奏することができる。また、間欠伝達機構を用いることで、例えばズーム機構がカムをトレースするものであるとき、従来例のようにカムに平坦部を設ける必要がなくなり、小型化を図ることができる。
また、前記ズームレンズ装置において、前記間歇伝達機構は、ゼネバ機構であることが好ましい。
ゼネバ機構は、原動車と従動車とが組み合わされ、原動車には、円弧状凸部が形成されるとともに、この円弧状凸部よりも外側に一つのピンが設けられたものであり、一方、従動車は、前記円弧状凸面と係合する円弧状凹面と、前記ピンが係入する複数の放射状溝が形成されたものである。一つの駆動源の駆動力が原動車に伝達され、回転している原動車のピンが従動車の放射状溝内に係入している間のみ従動車が回転し、ピンが放射状溝から外れると従動車が停止する。
したがって、このズームレンズ装置によれば、上記した作用・効果に加えて、間歇伝達機構がゼネバ機構により構成されているため、簡単な構成でありながら多くのステップ数に対応でき、ズームレンズとしての使い勝手を犠牲にすることなく小型化を図る上で有利となる。
また、前記ズームレンズ装置において、前記間歇伝達機構は、パラレルインデックスカム機構であってもよい。
パラレルインデックスカムは、原動車と従動車とが組み合わされ、原動車は、板カムに膨出部を形成したものであり、従動車は、前記板カムと接合する複数のピンを円盤に同心円状に突設したものである。一つの駆動源の駆動力が原動車に伝達され、原動車の膨出部が従動車のピンに回転力を付与している間のみ従動車が回転し、膨出部がピンから外れると従動車が停止する。
したがって、このズームレンズ装置によれば、上記した作用・効果に加えて、間歇伝達機構がパラレルインデックスカム機構により構成されているため、簡単な構成でありながらカム機構の遊びを少なくでき、より高精度なズーム動作を行う上で有利となる。
以上のように、本発明のズームレンズ装置によれば、ズーム機構が一つ以上のレンズ群を停止している状態と移動させる状態とを繰り返すようにステップ状に光軸と同じ方向に移動させていわゆるステップズームの動作を実現しているとともに、かかるステップズームにおける各ズームステップ(停止状態)において、フォーカス機構は、ズーム機構のうち一つ以上を光軸と同じ方向に移動させることでフォーカス調整を行うようにしている。すなわち、従来例のようにズーム運動をなすレンズの移動軌跡を部分的にフォーカス運動に充てるのに比べて、フォーカス運動をズーム運動に対して独立性の高い動きをさせることが可能となる。したがって、このズームレンズ装置によれば、例えばフォーカス運動のためのレンズの移動軌跡がズーム運動のそれから大きく逸脱するような光学系を用いた場合でも、各ズームステップにおいてフォーカス調整が可能となり、あらゆるレンズ設計に対応したステップズーム装置を提供することが可能になる。とくに、フォーカス運動を被写体側に近いレンズ群の移動で行うズーム光学系を用いた場合、一般にフォーカス運動量が大きいため精度を維持しやすく、ズームレンズ装置の品質向上に有効となる。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1について、図1を用いて説明する。
このズームレンズ装置は、レンズ系A、駆動力伝達手段B、間欠伝達機構C、ズーム機構Dおよびフォーカス機構Eを備えている。
レンズ系Aは、被写体側(図1において左側)から撮像面側(図1において右側)にかけて光軸Z上に配列された第1レンズ群11、第2レンズ群12、そして第3レンズ群13から構成されており、第3レンズ群13が撮像素子20と対向し、移動しない保持枠(図示せず)に保持されている。第1レンズ群11と第2レンズ群12は、それぞれ個別に移動する第1の保持枠14と第2の保持枠15に保持されている。この第1と第2の保持枠14,15には、一対のガイド軸16,16が貫通し、第1レンズ群11と第2レンズ群12がこのガイド軸16に規制されて光軸Z上に移動するようになっている。
第1レンズ群11と第2レンズ群12とが移動することにより、レンズ系Aは、焦点距離の変更(ズーム動作)と、レンズ系Aの結像位置の調節、すなわち、撮像素子20への合焦(フォーカス動作)とを行う。そして、第2レンズ群12が主としてズーム動作の役割を担い、第1レンズ群11が主としてフォーカス動作の役割を担うよう、各レンズ群の光学的設計がなされている。このとき、第1レンズ群11及び第2レンズ群12がズームする時、すなわち焦点距離が変化する時、各々の光軸方向位置の軌跡の一例を示すと、例えば図2に示すようになる。
図中、破線は最近接に対して結像する第1レンズ群11の位置、一点鎖線は、無限遠に対して結像する第1レンズ群11の位置、実線は、第2レンズ群12の移動軌跡である。つまり、上記のようなレンズ系Aの設計の場合、フォーカス運動を被写体側に近い第1レンズ群11の移動で行っており、フォーカス運動のためのレンズの移動軌跡がズーム運動のそれとは大きく異なっている。
図1に示すように、駆動力伝達手段Bは、歯車列3、最終段の歯車31などからなり、一つの駆動源であるモータ2からの駆動力を、歯車列3を介して最終段の歯車31に伝達する。最終段の歯車31は原動車4と一体で回転可能となっており、モータ2からの駆動力はこの原動車4を介して間欠伝達機構Cに伝達される。
間欠伝達機構Cは、ゼネバ機構Fで構成される。ゼネバ機構Fは、原動用シャフト41に取り付けられる原動車4と、従動用シャフト51に取り付けられる従動車5とを組み合わせて構成される。
原動車4には、図4に示すように、円弧状凸部42と円弧状凹部43とからなる突出部44が形成され、さらに、円弧状凹部43よりも外側にピン7が設けられている。一方、従動車5は、従動用シャフト51に固定される円盤52に前記円弧状凸部42と係合する円弧状凹面53と、前記ピン7が係入する複数(図面においては5本であるが、5本に限定するものではない。)の放射状溝54,54…を一定の角度θで形成したものである。
図1に示すように、前記最終段の歯車31が回転すると、原動用シャフト41が回転する。すると、原動車4のピン7が連続して回転する。しかし、従動車5は、ピン7が放射状溝54内に係入している間のみ回転する。すなわち、従動車5は間欠的に回転する。このような間欠伝達機構Cからの駆動力はズーム機構Dに伝達される。
ズーム機構Dは、第1のカム9と、第2のカム23と、第1レンズ群11の第1の保持枠14に設けられたカムフォロワ17と、第2レンズ群12の第2の保持枠15に設けられたカムフォロワ18とで構成される。
第1のカム9にはカム面21が形成されており、カム面21にはレンズ系の第1レンズ群11のカムフォロワ17が接触している。接触は図示しないばねにより適切な押圧力で維持されている。
第1のカム9と軸を同じくして第2のカム23が配置されている。第2のカム23は従動用シャフト51のまわりに回転可能である一方、軸方向には移動不可能に構成されている。また第1のカム9と第2のカム23とはキー24とキー溝25により嵌合しており、第1のカム9の回転トルクが第2のカム23に伝達されるように構成されている。このキー24とキー溝25との嵌合は、第1のカム9が軸方向に移動しても外れないようになっている。
第2のカム23にはカム面26が形成されている。カム面26にはレンズ系の第2レンズ群12のカムフォロワ18が接触している。接触は図示しないばねにより適切な押圧力で維持されている。
また、モータ2からの駆動力は、原動車4を介してフォーカス機構Eにも伝達される。
フォーカス機構Eは、図中右の側面にカム面8が形成された原動車4と、第1レンズ群11のカムフォロワ17と、第1のカム9とで構成される。
カム面8は、図3に示すように、円周方向にV字型あるいはU字型を描いて初期位置に戻る形状に形成されている。このようなカム面8が設けられた原動車4の斜視図を図3に示す。
第1のカム9は従動車5と一体となって回転・移動するよう構成されており、典型的には第1のカム9は従動車5の一部分を形成する。第1のカム9はその左端における接触点Pにて原動車4のカム面8に接触するよう配置されている。接触は図示しないばねにより適切な押圧力で維持されている。第1のカム9およびそれと一体もしくはその一部分をなす従動車5は、従動用シャフト51のまわりに回転可能であり、かつ従動用シャフト51に対して軸方向に平行移動可能に構成されている。
本実施の形態の動作について以下に説明する。
モータ2が図のX方向の視線で反時計回り方向(CCW)に回転するとする。回転は歯車列3へ伝わり、最終段の歯車31および原動車4がCCWに回転する。このとき、原動車4の回転動作は前記した間欠伝達機構Cにより間欠的に従動車5に伝達される。ここで、原動車4と従動車5との回転関係を図4(a)〜(c)を用いて説明する。
すなわち、図4(a)に示すように、原動車4が反時計方向CCWに回転し、ピン7がある放射状溝54から隣の放射状溝54に係入するまでの間は、従動車5は停止している。したがって、第1のカム9および第2のカム23ともに回転せず、それぞれのカムに接触するレンズ系の第1レンズ群11および第2レンズ群12はズーム動作を停止した状態となる。
続いて、図4(b)に示すように、回転している原動車4に設けられたピン7が放射状溝54内に係入し、図4(c)に示すように、ピン7が放射状溝54から抜け出るまでの間、従動車5が時計方向CWに角度θだけ回転する。この間、従動用シャフト51も角度θだけ回転し、この回転によって第1のカム9および第2のカム23も角度θだけ回転し、それぞれのカムに接触するレンズ系の第1レンズ群11および第2レンズ群12がカム面の曲線で定義される所定量だけ光軸方向に移動する。すなわち、1ステップ分だけズーム動作が進むことになる。
続いて、図4(c)に示すように、ピン7が放射状溝54から外れ、隣の放射状溝54に係入するまでの間も、前記と同様、原動車4のみ回転し、従動車5は回転しない。したがって、この間においても、第1のカム9および第2のカム23ともに回転せず、ズーム動作は停止した状態となる。
以上により、モータ2から供給される連続的な回転運動は、回転運動期間と回転停止期間とを繰り返す間欠運動に変換されて、第1のカム9および第2のカム23に伝達される。
一方、図1に示すように、第1のカム9の図示左端が原動車4のカム面8に接触するよう配置されているため、原動車4の回転に伴って両者の接触点位置Pがカム面8に沿って変位し、第1のカム9は軸方向に移動する。
先述のようにカム面8は円周方向にV字型あるいはU字型を描いて初期位置に戻る形状をなしているので、原動車4の回転に伴って第1のカム9は軸方向に一往復の平行移動をすることになる。そして、ピン7の位置を基準としてカム面8の軸まわりの形成角度を適切に設計し、ピン7が従動車5の5つの放射状溝54のいずれかに噛み合っている期間では第1のカム9は軸方向には移動せず、5つの放射状溝54のいずれとも噛み合わない期間においてのみ軸方向に一往復の移動をするように構成する。以下、このような第1のカム9の軸方向の移動の様子を図5(a)〜(e)に模式的に示す。
すなわち、図5(a)に示すように、原動車4のピン7が従動車5に係合し駆動力を伝達する状態にあるとき、原動車4はカム面8における前記したV字型あるいはU字型の部分以外で当接しており、従動車5および第1のカム9は軸方向に移動しないようになっている。このとき、第1レンズ群11は単独で移動せずフォーカス動作は行われないが、従動車5に駆動力が伝達されるため第1のカム9および第2のカム23には回転駆動力が伝達されズーム動作が行われる。
続いて、図5(b)に示すように、原動車4のピン7が従動車5から外れ、従動車5に回転駆動力を伝達しない状態になると、第1のカム9は原動車4のカム面8のV字型あるいはU字型の部分に沿って図中左方向に移動を開始する。このとき、第1レンズ群11が単独で図中左方向に移動を開始しフォーカス動作を開始する。一方、従動車5には回転駆動力が伝達しないので、ズーム動作は停止する。
続いて、図5(c)に示すように、引き続き原動車4のピン7は従動車5から外れた状態で、第1のカム9は原動車4のカム面8のV字型あるいはU字型の部分の谷部に到達し図中左端に到達する。このとき、第1レンズ群11はフォーカス動作における最左端まで移動する。一方、従動車5には回転駆動力が
伝達しない状態なのでズーム動作は停止したままである。
続いて、図5(d)に示すように、引き続き原動車4のピン7は従動車5から外れた状態で、第1のカム9は原動車4のカム面8の前記V字型あるいはU字型の部分をこえて初期位置に戻り、図中右端に戻る。このとき、第1レンズ群11はフォーカス動作における最右端まで戻る。一方、従動車5には回転駆動力が伝達しない状態なのでズーム動作は停止したままである。
続いて、図5(e)に示すように、原動車4のピン7が従動車5に再び係合し、従動車5に駆動力を伝達する状態となるとともに、第1のカム9は原動車4のカム面8のV字型あるいはU字型の部分以外で当接し、従動車5および第1のカム9は軸方向に移動しなくなる。このとき、第1レンズ群11は単独で移動せずフォーカス動作は行われなくなり、一方で従動車5に駆動力が伝達されるため第1のカム9および第2のカム23には回転駆動力が伝達されズーム動作が開始される。
以上の動作に基づく第1レンズ群11および第2レンズ群12の移動軌跡を図6に示す。本図は、モータ2の総回転角度を横軸にとって描いたものであり、横軸のq1,q3,q5,q9は、図4(a)におけるピン7の実線で示した位置を表し、q2,q4,q6,q8は、図4(a)におけるピン7の破線で示した位置を表す。また、図中において、破線は最近接に対して結像する第1レンズ群11の位置、一点鎖線は無限遠に対して結像する第1レンズ群11の位置、実線は第1レンズ群11の移動軌跡、二点鎖線は第2レンズ群12の移動軌跡を示す。
区間F1〜F5がそれぞれ第1のカム9および第2のカム23が回転せず第1のカム9のみ平行往復運動する区間であり、一方区間Z1〜Z4がそれぞれ第1のカム9および第2のカム23が回転運動する区間である。すなわち、区間F1〜F5が各ズームステップに相当し、区間Z1〜Z4が隣接するステップ間への移行期間に相当する。
第2レンズ群12が間欠伝達機構Cにより図中二点鎖線のようにステップ状に移動するとき、最近接、無限遠のそれぞれに対して結像する理論上の第1レンズ群11の位置はそれぞれ図示の破線、一点鎖線のようになる。
ここで、原動車4上のカム面8の形状を上記のように適切に形成すれば、図中実線で示すとおり、区間F1〜F5の各々において、第1レンズ群11の軌跡が無限遠への結像に対応する位置Pf[i]・Pf[i]’(1≦i≦5)から、最近接への結像に対応する位置Pn[i]・Pn[i]’(1≦i≦5)までの範囲を包含するように構成可能である。ゆえにその構成によって、各ズームステップにおいて、第1レンズ群11のみを移動させてフォーカス動作を実現できることになる。
なお、各ズームステップにおけるフォーカス動作は、Pn[i]〜Pf[i] (1≦i≦5)の範囲を使っても良いし、あるいはPn[i]’〜 Pf[i]’ (1≦i≦5)の範囲を使っても良いし、またあるいはその両方を使っても差し支えない。
本実施の形態の制御について説明する。レンズ系の第2レンズ群12の近傍にはセンサ34が設置されており、第2レンズ群12の移動量はセンサ34により検出され、コントローラ32に送られる。コントローラ32はその検出移動量を監視し、電源33から供給される電力を用いてモータ2を駆動制御する。なおセンサ34の設置場所は必ずしもこれに限るものではなく、例えば第1のカム9あるいは第2のカム23の回転角を検出する位置に設置することでも同等の効果を得ることができる。
なお、これまでの説明ではモータの回転をCCW方向としたが、もちろん、逆のCW方向の回転でも動作は同様である。
以上のズームレンズ装置によれば、ズーム機構Dが第1レンズ群11および第2レンズ群12を停止している状態と移動させる状態とを繰り返すようにステップ状に光軸と同じ方向に移動させていわゆるステップズームの動作を実現しているとともに、かかるステップズームにおける各ズームステップにおいて、フォーカス機構Eは、第1のカム9を光軸と同じ方向に移動させることでフォーカス調整を行うようにしている。すなわち、従来例のようにズーム運動をなすレンズの移動軌跡を部分的にフォーカス運動に充てるのに比べて、フォーカス運動をズーム運動に対して独立性の高い動きに対応させることが可能となる。したがって、このズームレンズ装置によれば、例えばフォーカス運動のための各レンズ群の移動軌跡がズーム運動のそれから大きく逸脱するような光学系を用いた場合でも、各ズームステップにおいてフォーカス調整が可能となり、あらゆるレンズ設計に対応したステップズーム装置を提供することが可能になる。とくに、フォーカス運動を被写体側に近い第1レンズ群11の移動により行っており、一般にフォーカス運動量が大きいため精度を維持しやすく、ズームレンズ装置の品質向上に有効となる。
(実施の形態2)
次に、本発明に係るズームレンズ装置の実施の形態2について図7を参照しながら説明する。この実施の形態2は、間欠伝達機構Cが図7に示すようなパラレルインデックスカム機構Gであることを特徴としている。他の構成は、前記実施の形態1におけるズームレンズ装置と同じである。
パラレルインデックスカム機構Gは、原動車40と従動車50とが組み合わされ、原動車40は、板カム46に膨出部47を形成したものであり、従動車50は、前記板カム46と接合する複数のピン(図面では4本であるが、本数は限定するものではない。)48,48…を円盤49に同心円状に突設したものであり、膨出部47がピン48に回転力を付与することにより、従動車50が回転するようにされている。この原動車40が原動用シャフト41に固定され、従動車50が従動用シャフト51に固定される。
他の構成は、実施の形態1と同じであるため、次に動作について説明する。モータ2が回転することにより、駆動力が歯車列3を経由して最終段の歯車31へと伝達され、原動用シャフト41が回転することにより、原動車40が連続して回転する。
そして、原動車40の膨出部47が従動車50のピン48に回転力を付与している間のみ従動車50が回転し、膨出部47がピン48から外れると従動車50が停止する。従動車50が回転しているときは、ズーム機構Dが作動し、第1レンズ群11および第2レンズ群12が移動することによってズーム動作が行われる。
従動車50が停止しているときは、ズーム機構Dも停止し、第1レンズ群11および第2レンズ群12も停止する。このように第1レンズ群11および第2レンズ群12は、パラレルインデックスカム機構Gによってステップ状に移動する。一方、この間、フォーカス機構Eが第1のカム9を軸方向に作動させ、第1レンズ群11を移動させることにより、フォーカス動作が行われる。
以上より、このズームレンズ装置では、パラレルインデックスカム機構Gによって間欠伝達機構Cが構成されることによって上記実施の形態1と同様の作用・効果を奏することができ、また、間欠伝達機構Cを小型で簡単な構造で実現できるので、ズームレンズ装置の小型化を図る上でも有利となる。
なお、本発明はもちろん、上述した実施の形態に限定されるものではなく、その他、あらゆる用途に適用可能である。例えば、間欠伝達機構Cは、ゼネバ機構Fやパラレルインデックスカム機構Gに限定するものではなく、例えば、回転爪と爪車とを組み合わせたものや、ピン車と歯車とを組み合わせたものなどを採用することもできる。
本発明は、複数の焦点距離が選択されるいわゆるステップズーム機構を備えたズームレンズ装置に好適であり、とくに、フォーカス運動のためのレンズ移動軌跡がズーム運動のそれから大きく逸脱するような光学系を用いたズームレンズ装置に好適である。
本発明の実施の形態1に係るズームレンズ装置の概略正面図 本発明の実施の形態1に係るズームレンズ装置における焦点距離変化に対するレンズ群の移動軌跡を示す図 本発明の実施の形態1に係るズームレンズ装置における原動車の斜視図 本発明の実施の形態1に係るズームレンズ装置における間欠伝達機構を示すY−Y断面図であって、(a)は動作の最初を示す断面図、(b)は動作の途中を示す断面図、(c)は動作の最終状態を示す断面図 図1の原動車の回転に伴う第1のカムの軸方向位置の変化を示す図 本発明の実施の形態1に係るズームレンズ装置におけるモータの総回転角度に対する各レンズ群の移動軌跡を示す図 本発明の実施の形態2に係るズームレンズ装置の概略正面図 従来のズームレンズ装置の概略正面図 従来のズームレンズ装置におけるレンズ群の移動軌跡を示す図
符号の説明
2 モータ
4 原動車
5 従動車
9 第1のカム
11 第1レンズ群
12 第2レンズ群
13 第3レンズ群
14 第1の保持枠
15 第2の保持枠
16 ガイド軸
17 カムフォロワ
18 カムフォロワ
23 第2のカム

Claims (4)

  1. 複数のレンズ群を光軸に配列したレンズ系と、一つ以上のレンズ群を光軸と同じ方向に移動させることによりレンズ系の焦点距離を変更しかつ複数の所定の焦点距離にて該一つ以上のレンズ群の移動を一定期間停止させる一つ以上のズーム機構と、前記ズーム機構のうち一つ以上を光軸と同じ方向に移動させることにより一つ以上のレンズ群を光軸と同じ方向に移動させレンズ系の結像位置を調節するフォーカス機構と、一つの駆動源から前記フォーカス機構および前記ズーム機構に駆動力を伝達する駆動力伝達手段とを備え、
    前記ズーム機構が前記一つ以上のレンズ群を停止させる状態にある期間においてのみ、前記フォーカス機構は前記ズーム機構のうち一つ以上を光軸と同じ方向に移動させることを特徴とするズームレンズ装置。
  2. 前記ズーム機構は、間欠伝達機構を介して前記駆動源からの駆動力を間欠的に伝達されることを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ装置。
  3. 前記間欠伝達機構はゼネバ機構であることを特徴とする請求項1または2に記載のズームレンズ装置。
  4. 前記間欠伝達機構はパラレルインデックスカム機構であることを特徴とする請求項1または2に記載のズームレンズ。

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