JP2006284530A - 電気泳動装置、及びキャピラリアレイ - Google Patents

電気泳動装置、及びキャピラリアレイ Download PDF

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Abstract

【課題】
キャピラリからの発熱量の変化に応じて、キャピラリを迅速に温調できないと、試料の泳動速度が一定せず、試料の分析性能が低下してしまう。
本発明の目的は、電気泳動速度を安定化させることに関する。
【解決手段】
本発明は、複数のキャピラリを配置した基板表面を、温度制御可能な部材に接触させ、キャピラリを温度制御することに関する。本発明により、温度制御可能な部材とキャピラリが直接接触する為、キャピラリの温度を迅速・高精度に制御でき、電気泳動速度が安定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、核酸やタンパク質等を電気泳動により分離分析する技術に関し、例えば、キャピラリアレイ電気泳動装置に関する。
キャピラリアレイ電気泳動装置の基本構成は、複数本のキャピラリから構成されたキャピラリアレイ,キャピラリの両端に高電圧を印加する電源,レーザ光光源等からなる励起光学系,蛍光を検出する受光光学系等である。試料を分析する際には、蛍光標識された
DNA等の試料をキャピラリ内のゲルにて電気泳動し、分子サイズ順に分離し、蛍光標識に照射光を照射し、発する蛍光を検出する。キャピラリアレイ電気泳動装置は、試料の分離速度が高速で、複数試料の同時分析が可能であり、最近ますます高まるDNAや蛋白質等の解析需要に応ずることができる。
米国特許第6,562,214号では、複数のキャピラリを2枚のシートにラミネートしたキャピラリアレイを、ヒータに接触させる電気泳動装置が開示されている。
米国特許第6,562,214号
米国特許第6,562,214号では、キャピラリとヒータがシートを介して接触している。ヒータによる発熱は、一度シートに拡散し、それからキャピラリに伝わる。この為、キャピラリの温度制御を素早く行うことができない。
キャピラリ電気泳動では、キャピラリを所定温度とした後に電気泳動分析を開始するが、キャピラリが所定温度になるまでの時間が長いと、分析スループットが悪化してしまう。
また、キャピラリにより試料を電気泳動分離する際、電圧が印加されるキャピラリ自体も発熱する。キャピラリからの発熱量の変化に応じて、キャピラリを迅速に温調できないと、試料の泳動速度が一定せず、試料の分析性能が低下してしまう。
本発明の目的は、キャピラリ温度の早期安定に関する。
本発明は、複数のキャピラリを配置した基板表面を、温度制御可能な部材に接触させ、キャピラリを温度制御することに関する。
本発明により、温度制御可能な部材とキャピラリが直接接触する為、キャピラリの温度を迅速・高精度に制御でき、電気泳動速度が安定する。
以下、上記及びその他の本発明の新規な特徴と利益を、図面を参酌して説明する。ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の範囲を限定するものではない。また、各実施例は、適宜組み合わせることができる。
図1に、本実施例におけるキャピラリアレイの概略図を示す。本キャピラリアレイは、支持基板102,1〜16本程度のキャピラリ101,電極110,電極ホルダ109,キャピラリヘッド107,蛍光検出部120から構成されている。支持基板102には、キャピラリ101が固定され、電極ホルダ109と検出部120も取り付けられている。
キャピラリ101は、中空のガラス管とポリイミド被覆から成り、ゲル等の泳動媒体を充填でき、試料を電気泳動分離する泳動路となる。1〜16本程度のキャピラリ101は、数百ミクロン〜数ミリ厚の樹脂基板である支持基板102にクリップ部103で押さえられて引き回し形状がほぼ維持されている。これにより装置本体に取り付ける際に、キャピラリの位置が安定し、キャピラリ同士が重なってしまう、或いは本体オーブンのドアに挟まって折れてしまうというような不具合を回避できる。さらには、キャピラリは1枚の支持基板102で固定され、片面はオーブンのヒータと直接接することができ、熱伝達性が良い為、電気泳動速度の安定化を実現することができる。
電極110は、複数のキャピラリ101に対応して存在し、電極保持部材である電極ホルダ109に保持されている。電極110に電圧を印加して、電界を生じさせることにより、試料をキャピラリ101内に導入し、試料を電気泳動分離できる。電極110は、例えば内径0.1〜0.5ミリ程度のステンレスパイプであり、この中にキャピラリが挿入されている。電極先端111では、キャピラリ101が接着剤により電極110に固定、封止されている。
検出部120は、LEDやレーザなどの励起光121を集光し、キャピラリに導くための集光レンズ106と、蛍光検出用の窓が明けられた基板104、及びこれらの部材を固定するための台105から構成され、支持基板へはある程度のガタを持ってゆるく固定されている。それは、装置側の蛍光検出部(カメラ,CCDなど)と検出窓104を位置あわせする必要があり、ある程度の裕度が必要だからである。アレイ台105と支持基板
102には穴があいており、そこに固定ピンを差し込んで両者を保持しているが、敢えてアレイ台か支持基板の穴を大きめに開けておき、ガタを持たせている。さらには、検出部近傍の支持基板の一部に切欠きを設け、検出部を動きやすくしても良い。或いは、装置にセット時する際、固定ピンを抜いて検出窓104をきちんと位置あわせする方法でも良い。
また、泳動媒体であるポリマーを注入する為のキャピラリヘッド107は、複数のキャピラリ101の一端で泳動媒体注入端を束ねて保持し、電気泳動装置の泳動媒体充填機構と着脱できる。また、泳動媒体注入端は、キャピラリヘッド107から突出したキャピラリ突出部108を下向きに形成している。これにより、ポリマー注入の際、泳動媒体充填機構とキャピラリヘッドの間に残留した気泡がキャピラリ突出部の周辺には存在できず気泡を巻き込みにくくすることができる。
図2には、支持基板102に形成されたクリップ部103の例を示す。キャピラリ201は、導入口203から通し、キャピラリ押さえ202で固定(支持)されている。実験の結果、単純には図2cの様に矩形形状で押さえても良いが、若干抜けやすいものである。これに対し、図2bの様にキャピラリ押さえ202のキャピラリ側を幅広くすることにより抜け防止が出来た。さらに図2aの様に先端を尖らせることにより、挿入しやすく抜けにくい構造とすることができた。支持基板及びクリップ構造は、数百ミクロン〜数ミリ厚の、ポリエチレン,ポリスチレン,PBTなどからなる樹脂基板を打抜くことにより製作できる。なお、図1では支持基板102に形成されたクリップ部103全てにキャピラリ101を固定させているが、キャピラリ101の長さが短い場合には、クリップ部103全てにキャピラリを固定させなくてよい。
また、支持基板に部分的にキャピラリを固定するには、クリップ方式でなくとも図14aに示すように部分的に接着剤1403で支持基板に固定しても良い。例えば紫外線硬化樹脂を用いることによりキャピラリアレイ作成が容易であり、クリップ方式と同程度の放熱性を備える。或いは図14b,図14b′(A−A断面)のキャピラリ埋め込み部1404の様に樹脂基板に加熱圧着してキャピラリ1401を部分的に埋め込んでも良い。キャピラリ1401を支持基板1402と強固に固定でき、さらに、キャピラリ固定部において凹凸が少ないため、電気泳動装置の面状ヒータとの接触が良く、温度制御をより高精度にできる。さらには、図14cに示すように支持基板とは異なるシート小片1405によって圧着しても構わない。キャピラリアレイ作成が容易であり、キャピラリ固定部における凹凸を比較的少なくできる。
次に図3を用いて検出部を詳しく説明する。検出部には、励起光を集光するための、ガラスやPMMAなどからなる集光レンズ306があり、この中心には貫通穴309がある。キャピラリ301はこの貫通穴309を通して組立てられている。並列配置されたキャピラリ301は、試料からの蛍光を透過する窓穴307が設けられた遮光部材である窓基板304により覆われ、蛍光のクロストークを防止している。尚、窓穴307は、物理的な開口ではなく、所望領域のみ光透過部材とすることにより、構成しても良い。集光レンズ306と蛍光を取り出す窓基板304の領域に於いて、励起光の減衰を抑えるためキャピラリの被覆は除去され、石英管302が剥き出しにされている。また、蛍光検出領域に於いてキャピラリが整列するように、アレイ台305にはキャピラリガイド308が形成されている。さらに、窓基板304には階段状に窓穴307があけられている。
図4は、窓基板の窓穴配置を説明する図であり、この図を用いて、窓穴を階段状に配置する利点を説明する。キャピラリ中のサンプルから発せられた蛍光は、回折格子などでキャピラリ中心軸と略垂直方向に分光する必要がある。しかし、窓穴407が一直線上に形成されていたとすると、CCD412上に映し出された分光像413は重なってしまう。この重なりを避けるために、窓穴を階段状に構成することとした。尚、窓穴の配置は階段状に限定されず、複数の検出窓が、キャピラリ401の略垂直方向には並んでいなければ良い。
図5aには窓基板の断面形状とその効果を示す。窓基板504は例えば単結晶シリコンに異方性エッチングを施して形成された基板である。キャピラリ石英管502は窓基板
504に加工されたV溝509によって位置決めされており、そのV溝の深さはほとんどキャピラリが覆われるほど深く刻まれている。このような窓基板を用いることにより、信号光512は窓を真直ぐ通過するが、隣接するキャピラリからの蛍光515はV溝斜面
509によってカットできる効用がある。さらに台505に開口部510を設けることによって、下面からの反射光も無くすことが出来、大幅にクロストークが低減できる。一方、図5bに示すように窓基板504を用いない場合は、隣接するキャピラリからの蛍光
515はガラス表面からの散乱を受け、クロストーク光513が発生してしまう。なお、キャピラリが1本の場合には、隣接キャピラリによるクロストーク問題は存在しないので、窓基板504は必ずしも用いる必要はない。
図6は、支持基板602と電極部ホルダ609が一体に組立てられた構成を示す。支持基板602は、2枚の部材からなる電極ホルダ609によって挟み込むように組立てられている。図7はその分解図である(キャピラリも描いている)。ステンレスなどからなる電極710は予め共通電極713にカシメなどによって電気的導通と固定がなされ、この電極と支持基板702を電極ホルダ709が挟み、接着や超音波溶着などにより固定され一体化される。この場合は、電極と支持基板が一体化した部材に後からキャピラリ701を挿入し、電極先端711を接着固定するプロセスをとる。なお、電極ホルダ709に形成されたフレア717,電極710に形成された電極フレア712は、キャピラリ701を電極710に挿入しやすくするためのものである。このように支持基板を電極ホルダで挟み込むことにより両者を強固に固定できるメリットがある。
図8は電極810と共通電極813の固定方法を示した例である。電極810は、共通電極813を介して、電気泳動装置の電源と電気的に接続できる。図8aは、上向きV型及び下向きV型が形成された共通電極813に電極810を圧入することにより組立てるもので、電極圧入部814の接触圧により電気的導通をとる方法である。図8bは、V型が形成された共通電極813と電極810とは導電性接着剤により電気的導通をとる方法である。図8cは、共通電極813と電極810との電気的導通部には導電性樹脂816を用いる方法で、共通電極813の形成材料として導電性樹脂816と同じ材料を選択することにより一体モールド成形しても構わない。
次に、キャピラリアレイの装置本体への取付けについて、図13を用いて説明する。装置本体には、オーブン筐体1321に面状ヒータ1320が設けられ、通常50〜60度まで昇温する能力を有し、泳動速度の高速化,安定化を図っている。オーブンはヒータ
1320とオーブンの蓋によってキャピラリ支持基板1302を挟み込む構造とし、キャピラリ1301とヒータを接触させる。このような取付け構造とすれば熱応答性と温度分布が良く、空調方式と比べ容積が小さくて済むといったメリットがある。
本実施例では、キャピラリが基板の片面に布線されているため、キャピラリを直接ヒータに当てることができる。よって、キャピラリの温度コントロールが素早く、確実にできる。また、キャピラリアレイを取り扱う際、キャピラリを装置本体などに引っ掛けて折ってしまうような不具合を防止できる。
また、本実施例では、キャピラリが互いに交差しないように、キャピラリを支持基板上に配置している。キャピラリが互いに交差していると、支持基板をヒータと蓋により挟む際、キャピラリの交差部分に過大な力がかかり、キャピラリが折れてしまう可能性がある。しかし、本実施例により、キャピラリアレイを容易かつ確実に電気泳動装置に装着できる。
また、本実施例では、キャピラリをクリップ等に挟み基板に固定しているため、製作が容易であり、キャピラリアレイの生産性が高い。
また、本実施例では、キャピラリの励起光照射部位を整列配置する検出基板と、キャピラリを支持する支持基板が、別部材となっている。光学的精度が必要な検出基板と、キャピラリを固定できれば十分な検出基板を別々に作成でき、キャピラリアレイの生産性が向上する。
また、本実施例では、検出基板と電極ホルダが、支持基板と一体になっている。もし、この3つのパーツがバラバラで、単にキャピラリだけで繋がっていたとすると、キャピラリアレイを電気流動装置に取り付ける際、ユーザの取り扱いは不便である。検出基板を片手で取付け、もう一方の手で支持基板と電極ホルダ2つの部品を支えなければならなくなる。また、ユーザの取り扱い方によってはキャピラリに過大な負荷がかかり折れてしまうような不具合が発生する虞もある。しかし、本実施例のように一体化されていると、キャピラリアレイ取付け時の作業性を大幅に改善できる。
また、本実施例では、電極ホルダが2枚の部材を接合した構造となっており、この2枚の部材の間に支持基板を挟んで固定している。これにより、電極ホルダと支持基盤を強固に固定できる。
また、本実施例では、キャピラリ先端がキャピラリヘッドよりも長く突き出ており、キャピラリヘッドが泳動媒体充填機構に接続された際に、複数の泳動媒体注入端が下方を向いている。によって、電気泳動時の気泡の巻き込みを低減できる効果がある。電気泳動中にキャピラリ内に気泡が入ると、気泡の両端に大きな電圧がかかりスパークして電気泳動ができなくなる虞がある。しかし、本実施例では、泳動媒体充填機構に混入した気泡がキャピラリ先端に上昇しながら近づいても、キャピラリ先端を通過して、更に上昇し、留まる。これにより、キャピラリ内に気泡が混入することはない。
本発明第2の実施例は、電極を単品で製作して、後から取り付ける例である。以下、実施例1との相違点を中心に説明する。
図9は電極ホルダ909の内部に凹型のフック912が形成されており、さらに支持基板の電極側にも凸型のフック913が形成してある。この電極ホルダを図面矢印の方向に差し込むことによって簡単に支持基板と電極ホルダが固定できる。さらに両者を接着して、より強固に固定しても良い。
本実施例では、電極ホルダには支持基板が差し込める構造となっており、電極ホルダ差込口の一部と支持基板の一部にはフック構造が形成され、両者が固定されている。支持基板の一部をフック構造とすることにより、支持基板を電極ホルダに差し込むだけで両者を一体化でき、キャピラリアレイの組立てが簡単となる。
本発明第3の実施例は、電極ホルダと支持基板を固定ピンで止めて、電極を後から取り付ける例である。以下、実施例1及び実施例2との相違点を中心に説明する。
図10に示すように、支持基板に電極位置合わせ用の穴1012と電極ホルダにも位置合わせ穴1011を設けておく。両者を合わせて、固定ピン1013で固定することによっても電極の取付けができる。また、固定ピンをユーザー側で取り外し可能とすることもできる。
本実施例によれば、取り外し可能なピンで支持基板と電極ホルダを固定することにより、電極ホルダを外付け部品として取り扱うことができる。したがって、キャピラリアレイ1個に電極ホルダ1個が付いている必要は無く、洗浄することにより何度でもリサイクルして電極ホルダを使うことができる。
本発明第4の実施例は、キャピラリヘッド側支持クリップ1112を支持基板102に設け、支持基板1107がキャピラリヘッド1107の保持機能も有する例である。以下、実施例1との相違点を中心に説明する。
図11に、キャピラリヘッドを支持する支持基板の概要を示す。本実施例では、検出領域と泳動媒体注入端の間のキャピラリを支持基板で支持している。これによりユーザーがキャピラリアレイを取り扱う際、キャピラリヘッド1107がぶらぶらすることなく、キャピラリアレイを容易に扱える。また、キャピラリヘッド1107を完全に固定せず、可動可能な状態とすることにより、電気泳動装置へのキャピラリヘッド1107の装着が容易となる。また、キャピラリヘッド1107が、装置側のポリマー注入口と位置が合うようにキャピラリヘッド1107を保持することにより、キャピラリヘッド1107を装置へ装着することが簡単となる。
本発明第5の実施例は、励起光の照射方法を変え、励起光を光ファイバーで導入する例である。以下、実施例1との相違点を中心に説明する。
図12に、本実施例の検出部の概要を示す。励起光を集光レンズでキャピラリ長手方向に入れるのではなく、光ファイバー1210を用いて窓穴1207の裏から励起光を導入し、キャピラリへ照射している。
本実施例では、集光レンズが不要になり、また、励起光が入射する箇所のみキャピラリのポリイミド被膜を除去すれば良い。キャピラリの石英管露出部1202が短い為、キャピラリが折れてしまうといった不具合を防止でき、キャピラリアレイの歩留りが向上する。
本発明第6の実施例は、励起光の照射方法を変え、複数のキャピラリを貫くようにレーザ光を照射する例である。以下、実施例1との相違点を中心に説明する。
本実施例では、各キャピラリの励起光照射部位近傍を検出基板上に並べる。各キャピラリは互いに実質的に平行、かつ検出基板に実質的に平行に配列され、また各々のキャピラリの励起光照射位置は実質的に一直線上に配列されている。ここでキャピラリが互いに実質的に平行、及び基板に平行であるとは、精度誤差程度に収まる程度の平行度であることを指す。
アルゴンイオンレーザ光源等から発振したレーザ光は、ビームスプリッタおよびミラーによって分割され、それぞれが集光レンズによってレーザ幅を絞られ、キャピラリ配列の両側面からキャピラリを照射する。各レーザ光は、検出基板および各キャピラリに実質的に平行になるように調節されてキャピラリ配列に照射される。ここでレーザ光が各キャピラリに実質的に平行に照射されるとは、各キャピラリが配列されることによってなす実質的な平面に対し、レーザ光の照射される方向が実質的に平行であることをいう。尚、片側からのみ照射しても良い。各キャピラリの内部が泳動媒体で満たされている状態でレーザ光照射を行うと、レーザ光がキャピラリ配列中を伝搬するため、すべてのキャピラリを同時に効率良く照射することができる。
本発明第7の実施例は、励起光の照射方法を変え、複数のキャピラリを照射するようにスプレッドビームを照射する例である。以下、実施例1及び実施例6との相違点を中心に説明する。
本実施例では、レーザ光源から発振したレーザをビームエキスパンダーによって広げ、シリンドリカルレンズによってライン状に収束させ、キャピラリの配列面と垂直方向からすべてのキャピラリを同時に照射する。これにより、キャピラリのばらつきに関係なく、すべてのキャピラリにほぼ同じレーザ強度で照射することが可能となる。
本発明第8の実施例は、励起光の照射方法を変え、複数のキャピラリをスキャンするようにレーザ光を照射する例である。以下、実施例1,実施例6及び実施例7との相違点を中心に説明する。
本実施例では、レーザ光源から発振したレーザ光を、ミラーで反射させ、対物レンズにより集光させ、キャピラリのレーザ照射位置に照射させる。ミラーと対物レンズは駆動ユニットを構成し、各キャピラリが並んでいる配列方向と同方向に高速往復駆動する。これにより、各キャピラリをレーザ光で次々とスキャン照射できる。
本発明第9の実施例は、支持基板の辺縁に突起状または折り返しの領域を設けるものである。この突起状または折り返し領域は連続していても、小さな領域が複数個あっても構わない。また、オーブン側でこの領域を潰さないよう、ヒータやオーブンの蓋に段差を設けておく。こうすることによって、支持基板の強度が増して、曲がり難くなるという利点がある。
本発明第10の実施例は、支持基板の一部に把手を設けるものである。こうすることによって、ユーザはキャピラリアレイの持ち運びや、装置へのセットが一層容易になるといったメリットがある。この把手は、単に支持基板の一部に指が入る程度の穴をあけたものでも構わない。
実施例1のキャピラリアレイの概略図。 支持基板に形成したクリップの例。 検出部の説明図。 窓基板の窓穴配置を説明する図。 窓基板のV溝の効果を説明する図。 支持基板と一体化した電極部を説明する図。 支持基板と一体化した電極部の分解図。 電極と共通電極の固定方法を説明する図。 電極ホルダにフックを設けた実施例。 電極ホルダと支持基板を固定ピンで止める実施例。 キャピラリヘッドを支持する支持基板の実施例。 励起光を光ファイバーで導入する実施例。 オーブンへの取付けを説明する図。 支持基板への部分的固定方法を説明する図。
符号の説明
101,201,301,401,701,901,1001,1101,1201,1301,1401…キャピラリ、102…支持基板、103,903,1003,1103,1303…クリップ、104,304,404,504,904,1004,1104,1204,1304…窓基板、105,305,405,505,905,1005,1105,1205…アレイ台、106,306,906,1006,1106…集光レンズ、107,907,1007,1107,1307…キャピラリヘッド、108,
1008,1108…キャピラリ突出部、109,609,709,909,1009,1109…電極ホルダ、110,610,710,810,910,1010,1110…電極、111,711,911,1111…電極先端、120…検出部、121,411…励起光、202…キャピラリ押さえ、203…キャピラリ導入口、204…キャピラリ固定部、302,402,502,1202…石英管、307,407,507,1207…窓穴、308,408,1208…キャピラリガイド、309…貫通穴、409,509,1209…V溝、410,510…開口部、412…CCD素子、413…画像、512…信号光、513…クロストーク光、514…石英管表面、515…隣接するキャピラリの蛍光、602,702,902,1002,1102,1302,1402…キャピラリ支持基板、712…電極フレア、713,813…共通電極、714…電気的接続部、715…装置電極接続口、716…共通電極固定溝、717…フレア、718…電極ホルダ接着部、814…電極圧入部、815…導電性接着剤、816…導電性樹脂、908…キャピラリ突出部、912…電極側フック、913…支持基板側フック、1011…電極ホルダ位置合わせ穴、1012…支持基板位置合わせ穴、1013…固定ピン、1014…電極側キャピラリ、1112…キャピラリヘッド側支持クリップ、1210…光ファイバー、1320…ヒータ、1321…オーブン筐体、1322…検出用窓、1403…接着剤、1404…キャピラリ埋め込み部、1405…シート小片。

Claims (22)

  1. 以下の構成を含む電気泳動装置:
    泳動媒体を充填できる複数のキャピラリ:
    複数のキャピラリを表面に配置する支持基板:
    複数のキャピラリと、支持基板表面と、に接触する温度制御板:
    キャピラリの両端に電圧を印加する電源:
    電気泳動分離された試料に励起光を照射し、試料からの蛍光を検出する光学系。
  2. 請求項1記載の電気泳動装置であって、
    支持基板が、励起光が照射される複数のキャピラリを整列配置する検出基板を支持している電気泳動装置。
  3. 請求項1記載の電気泳動装置であって、
    支持基板が、複数のキャピラリに対応した複数の電極を保持する電極保持部材を備えている電気泳動装置。
  4. 請求項1記載の電気泳動装置であって、
    複数のキャピラリの泳動媒体注入端から泳動媒体を充填する泳動媒体充填機構を有し、
    支持基板が、複数のキャピラリの泳動媒体注入端を束ね、泳動媒体充填機構と接続できるキャピラリヘッドを支持する電気泳動装置。
  5. 請求項4記載の電気泳動装置であって、
    複数の泳動媒体注入端が、キャピラリヘッドから突出して保持され、
    キャピラリヘッドが泳動媒体充填機構に接続された際に、複数の泳動媒体注入端が下方を向いている電気泳動装置。
  6. 請求項4記載の電気泳動装置であって、
    支持基板が、キャピラリヘッドを可動に支持している電気泳動装置。
  7. 請求項1記載の電気泳動装置であって、
    支持基板が、並列配置された複数のキャピラリを覆い、試料からの蛍光を透過する検出窓を複数備えた遮光部材を有し、
    複数の検出窓が、キャピラリの略垂直方向には並んでいない電気泳動装置。
  8. 請求項7記載の電気泳動装置であって、
    検出窓が階段状に配置されている電気泳動装置。
  9. 請求項1記載の電気泳動装置であって、
    支持基板の一部に光を透過できる光透過領域があり、
    複数のキャピラリの一部分を光透過領域上に配置し、
    キャピラリを固定した支持基板表面の反対側から、キャピラリに励起光を照射する電気泳動装置。
  10. 請求項1記載の電気泳動装置であって、
    キャピラリの一部を支持基板に固定し、複数のキャピラリをキャピラリアレイに配置している電気泳動装置。
  11. 請求項1記載の電気泳動装置であって、
    支持基板上に配置された複数のキャピラリが、互いに交差していない電気泳動装置。
  12. 以下の構成を含むキャピラリアレイ:
    泳動媒体を充填できる複数のキャピラリ:
    電気泳動装置の温度制御板に接触できる表面を備え、該表面に複数のキャピラリアレイを配置する支持基板。
  13. 請求項12記載のキャピラリアレイであって、
    支持基板が、励起光が照射される複数のキャピラリを整列配置する検出基板を支持しているキャピラリアレイ。
  14. 請求項12記載のキャピラリアレイであって、
    支持基板が、複数のキャピラリに対応した複数の電極を保持する電極保持部材を備えているキャピラリアレイ。
  15. 請求項12記載のキャピラリアレイであって、
    支持基板が、複数のキャピラリの泳動媒体注入端を束ね、泳動媒体充填機構と接続できるキャピラリヘッドを支持するキャピラリアレイ。
  16. 請求項15記載のキャピラリアレイであって、
    複数の泳動媒体注入端が、キャピラリヘッドから突出して保持され、
    電気泳動装置の泳動媒体充填機構にキャピラリヘッドが接続された際に、複数の泳動媒体注入端が下方を向いているキャピラリアレイ。
  17. 請求項15記載のキャピラリアレイであって、
    支持基板が、キャピラリヘッドを可動に支持しているキャピラリアレイ。
  18. 請求項12記載のキャピラリアレイであって、
    支持基板が、略並列配置された複数のキャピラリを覆い、試料からの蛍光を透過する検出窓を複数備えたマスクを有し、
    隣り合う検出窓が、キャピラリの略垂直方向には並んでいないキャピラリアレイ。
  19. 請求項18記載のキャピラリアレイであって、
    検出窓が階段状に配置されているキャピラリアレイ。
  20. 請求項12記載のキャピラリアレイであって、
    支持基板の一部に光を透過できる光透過領域があり、
    複数のキャピラリの一部分を光透過領域上に配置し、
    キャピラリを固定した支持基板表面の反対側から、キャピラリに励起光を照射できるキャピラリアレイ。
  21. 請求項12記載のキャピラリアレイであって、
    キャピラリの一部を支持基板に固定し、複数のキャピラリをキャピラリアレイに配置しているキャピラリアレイ。
  22. 請求項12記載のキャピラリアレイであって、
    支持基板上に配置された複数のキャピラリが、互いに交差していないキャピラリアレイ。
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