JP2006283933A - ラジアルニードル軸受 - Google Patents

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Abstract

【課題】 高速回転および低粘度潤滑剤使用時の潤滑性能を向上して、潤滑不良を解消できるラジアルニードル軸受を提供する。
【解決手段】 ラジアルニードル軸受10は、軸11と、外輪13と、軸11の外周面と外輪13の内周面との間に配置される複数のころ15と、互いに同軸に配置された一対のリム部18と、一対のリム部18間に円周方向に所定の間隔で架設される複数の柱部19とを有し、一対のリム部18と隣接する柱部19により区画された複数のポケット部20にころ15を保持する保持器17と、を備える。リム部18の外周面には、軸方向外端側に向けて縮径する縮小面18aと、縮小面18aと軸方向に隣接する案内面18bとが形成され、柱部19の外周面は、リム部18の案内面18bに対して半径方向内方へ段差形成されるとともに、柱部19の外周面の円周方向中間部には、軸方向に延びる溝19aが形成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ラジアルニードル軸受に関し、より詳細には、自動車のトランスミッションや一般産業機械などに使用されるラジアルニードル軸受の改良に関する。
各種産業機械や自動車のトランスミッションなどの回転部分には、ラジアルニードル軸受が多用されている。例えば、トランスミッションに使用されるラジアルニードル軸受においても、自動車の高出力化、高速化及び低トルク化に伴って、高速回転条件下、及び、低粘度潤滑剤下で使用される場合が多くなっており、厳しい潤滑条件下で使用可能な軸受仕様が要求されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に記載のラジアルニードル軸受100は、図6に示すように、保持器101の柱部102の外周面をリム部103の外周面に対して半径方向内方に段差形成すると共に、リム部103の外周面の外端部に外端に向かうに従って半径が小さくなる縮小面104を形成する。このラジアルニードル軸受100によれば、保持器101の外周面全域が外輪軌道面105に接触していないので、保持器101が外輪軌道面105の潤滑剤を掻き取ることがない。また、リム部103の外端部に形成された縮小面104から外輪軌道面105に積極的に潤滑剤が案内される。これにより、ラジアルニードル軸受100に潤滑不良が生じる虞を低減している。
特開2000−213545号公報
ところで、特許文献1に記載のラジアルニードル軸受では、近年のトランスミッションの高速化及び潤滑剤の低粘度化により、更なる潤滑性能の向上が望まれていた。
本発明は、前述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、高速回転および低粘度潤滑剤使用時の潤滑性能を向上して、潤滑不良を解消できるラジアルニードル軸受を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1) 内方部材と、
該内方部材の周囲に該内方部材と同心に配置される外方部材と、
前記内方部材の外周面と前記外方部材の内周面との間に配置される複数のころと、
互いに同軸に配置された一対のリム部と、該一対のリム部間に円周方向に所定の間隔で架設される複数の柱部とを有し、前記一対のリム部と前記隣接する柱部により区画された複数のポケット部に前記ころを保持する保持器と、
を備えるラジアルニードル軸受であって、
前記リム部の外周面には、軸方向外端側に向けて縮径する縮小面と、該縮小面と軸方向に隣接する案内面とが形成され、
前記柱部の外周面は、前記リム部の案内面に対して半径方向内方へ段差形成されるとともに、前記柱部の外周面の円周方向中間部には、軸方向に延びる溝が形成されることを特徴とするラジアルニードル軸受。
(2) 前記保持器は、樹脂製であることを特徴とする(1)に記載のラジアルニードル軸受。
本発明のラジアルニードル軸受によれば、保持器は、各リム部の外周面に軸方向外端側に向けて縮径する縮小面が形成され、柱部の外周面は、リム部の外周面に対して半径方向内方へ段差形成され、更に、柱部の外周面の円周方向中間部には、軸方向に延びる溝が形成されている。これにより、保持器による外方部材の内周面における潤滑剤の掻き取り防止効果、および外方部材の内周面への潤滑剤案内効果に加えて、柱部の各溝に溜まった潤滑剤を遠心力により積極的に外方部材の内周面に供給することができる。従って、高速回転および低粘度潤滑剤使用時においても、ラジアルニードル軸受の潤滑性能を向上することができる。
以下、本発明に係るラジアルニードル軸受の各実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態であるラジアルニードル軸受を示し、(a)はその要部縦断面図であり、(b)は(a)のI-I線に沿う断面図で、図2は保持器の斜視図である。第1実施形態のラジアルニードル軸受10は、内方部材である軸11と、外方部材である外輪13と、複数のころ15と、保持器17と、を備える。
軸11の外周面には、内輪軌道面11aが形成され、また、外輪13の内周面には外輪軌道面13aが形成されている。ころ15は、例えば、高炭素クロム軸受鋼により形成された細径の円筒状(ニードル状)部材であり、軸11の内輪軌道面11aと外輪13の外輪軌道面13aとの間に、円周方向に等間隔で回動自在に配置されている。
図1及び図2に示すように、保持器17は、ポリアセタールなどの合成樹脂により形成されており、互いに同軸に配置された一対のリム部18と、一対のリム部18間に円周方向に所定の間隔で架設される複数の柱部19とを有する。複数のころ15は、一対のリム部18と隣接する柱部19により区画された空間である複数のポケット部20に転動自在に保持されている。
各リム部18の外周面には、軸方向外端側に向けて縮径する縮小面18aと、縮小面18aより内側で軸方向に隣接して設けられ、保持器17を外輪13に案内支持するための案内面18bが形成されている。案内面18bは、外輪13の外輪軌道面13aに対向して、外輪軌道面13aと接触可能に配置される。
縮小面18aの軸方向幅L1は、各リム部18の軸方向幅L2の2/3以下となっている(L1≦L2×2/3)。縮小面18aの幅L1を各リム部18の幅L2の2/3以下としたのは、縮小面18aの幅L1が2/3より大きいと、外輪13に対する保持器17の案内面18bが小さくなり、案内面18bと外輪13(案内面18bとの摺接面)の接触摩耗が大きくなる可能性がある。
なお、縮小面18aの形状は、外輪軌道面13aと接触せず、案内面18bから軸方向外端側に向けて縮径する形状を含み、外端まで拡径しないものであれば任意に設計可能である。本実施形態の縮小面18aは、案内面18bから縮径した円錐面18cと、円錐面18cから外端まで延びる円筒面18dの組み合わせからなる。
また、円筒面18dとすることにより、円錐面18cを軸端まで伸ばした場合に比べてリム18の外端面21の表面積を確保できることから、外端面21がころ15のスキューによるスラスト方向荷重を伴った相手部材との擦動摩擦が軽減でき、また、保持器成形時における金型の早期劣化を防止する効果がある。
保持器17の各柱部19の外周面は、全域に亘ってリム部18の案内面18bに対して半径方向内方へ段差形成されている。このため、各柱部19の外周面から各リム部18の内周面と略同一面上の内周面までの厚み寸法T1は、各リム部18の厚み寸法T2より若干小さく設定されている。これにより、保持器17が外輪13に組み込まれたとき、各柱部19の外周面と外輪13の外輪軌道面13aとの間には、隙間C1が設けられる。
また、各柱部19の外周面の円周方向中間部には、軸方向に延びる溝19aが形成されている。溝19aは、その軸方向長さが各柱部19の全長に亘って連続して形成されており、樹脂により保持器17を製作する際に容易な金型形状を与える。さらに、各柱部19は、溝19aの円周方向両側に、柱部19の径方向中間部両側面から円周方向に傾斜して突出する突部19bを有する。
溝19aの断面形状は、単一の円弧、または複数の円弧が組み合わされた形状となっている。溝19aの幅W1は、各柱部19の径方向中間部における円周方向幅W2の1/2以上、且つ8/9以下となっている(W2×1/2≦W1≦W2×8/9)。これは、溝19aの幅W1が円周方向幅W2の1/2より小さいと、溝19aの大きさ(容積)が小さくなって溝19a中に確保される潤滑剤21の量が少なくなって、良好な潤滑性能を維持し難くなり、また、溝19aの幅W1が円周方向幅W2の8/9より大きいと、溝19aの円周方向両側の突部19bの幅が小さくなって突部19bの強度が確保し難いためである。
また、溝19aの深さ(リム部18の案内面18bから溝19aの底までの深さ)T3は、保持器17の厚さ(リム部18の案内面18bから内周面までの厚さ)T2の1/10以上、且つ、2/7以下となっている(T2×1/10≦T3≦T2×2/7)。これは、溝19aの深さT3を保持器17の厚さT2の2/7より大きくすると、各柱部19の強度が確保し難いためである。
このように構成される本実施形態であるラジアルニードル軸受10によれば、柱部19の外周面の全域が、リム部18の案内面18bに対して半径方向内方へ段差形成され、柱部19の外周面と外輪13の外輪軌道面13aとの間に隙間C1が設けられている。従って、柱部19の外周面は、外輪13の外輪軌道面13aと接触しないので、外輪軌道面13aの潤滑剤を掻き取ることがなく、潤滑不良が生じる可能性を低減することができる。
また、保持器17のリム部18の外周には、縮小面18a及び案内面18bが軸方向に隣接して形成されているので、保持器17は、円周方向に連続する案内面18bにより外輪13の内周面に案内されて回転する。従って、案内面18bと外輪13の内周面の間に安定して油膜が形成され、保持器17は滑らかに回転する。また、縮小面18aを通じて外側から外輪軌道面13aに対して積極的に潤滑剤を案内することができ、潤滑不良が生じ難くなる。
更に、ラジアルニードル軸受10の回転に伴って、溝19a中に溜まっていた潤滑剤21が、遠心力により外輪軌道面13aに跳ね掛けて供給されるので、更に潤滑性能が向上する。これにより、高速回転や低粘度潤滑剤などの過酷な条件下でも、外輪軌道面13aの潤滑膜形成不足や軸受の焼き付きが防止されて良好な潤滑を維持することができる。
また、溝19aの円周方向両側には、突部19bが設けられているので、ポケット部20の径方向高さを維持することができ、ポケット部20のころ収容性が低下することもない。
従って、本実施形態のラジアルニードル軸受10によれば、保持器17は、リム部18の外周面に軸方向外端側に向けて縮径する縮小面18aが形成され、柱部19の外周面は、リム部18の外周面に対して半径方向内方へ段差形成され、更に、柱部19の外周面の円周方向中間部には、軸方向に延びる溝19aが形成されている。これにより、保持器17による外輪軌道面13aの潤滑剤の掻き取り防止効果、および外輪軌道面13aへの潤滑剤案内効果に加えて、柱部19の各溝19aに溜まった潤滑剤を遠心力により積極的に外輪軌道面13aに供給することができる。従って、高速回転および低粘度潤滑剤使用時においても、ラジアルニードル軸受10の潤滑性能を向上することができる。
また、保持器17のリム部18に、縮小面18aと軸方向に隣接する案内面18bを有するので、保持器17が案内面18bによって外輪軌道面13aに案内されて滑らかに回転する。これにより、保持器17の案内面18bに油膜が安定して形成される。
(第2実施形態)
次に、図3を参照して、本発明の第2実施形態に係るラジアルニードル軸受について説明する。なお、第1実施形態のものと同等部分については、同一符号を付して説明を省略或は簡略化する。
第2実施形態のラジアルニードル軸受30では、保持器17aの各リム部18の内径が、柱部19の内径より大きく形成されており、柱部19の内周面において、ころ15と重なる部分に径方向内側に張り出した段部19cが設けられている。
本実施形態のラジアルニードル軸受30によれば、保持器17aの各リム部18の内周面と、軸11の外周面との間に比較的大きな隙間C2が形成されるので、軸(内輪)11の内輪軌道面11aに外側から潤滑剤が供給され易く、内輪軌道面11aの潤滑性能を向上することができる。
その他の構成及び作用については、第1実施形態のものと同様である。
(第3実施形態)
次に、図4を参照して、本発明の第3実施形態に係るラジアルニードル軸受について説明する。なお、第1実施形態のものと同等部分については、同一符号を付して説明を省略或は簡略化する。
本実施形態のラジアルニードル軸受40は、複列ラジアルニードル軸受であり、保持器17bは、軸方向に2列のポケット部20を円周方向に並んで、或は、互い違いに構成している。各ポケット部20は、隣接する柱部19と、柱部19の両端部に位置する一対のリム部18,41とで構成される。一対のリム部18,41のうち、リム部18は、第1実施形態のものと同様の構成を有しており、リム部41は、案内面18bと同一の外径を有する断面四角形状に形成される。なお、リム部41の外周面には、柱部19の溝19aが軸方向に延びるように形成されてもよい。
その他の構成及び作用については、第1実施形態のものと同様である。
尚、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。
例えば、本実施形態では、柱部19の溝19aは、単一の円弧、または複数の円弧が組み合わされた形状としたが、これに限定されるものでない。例えば、図5(a)に示すラジアルニードル軸受50のように、保持器17cは略台形形状の溝19a’を有するものであってもよく、図5(b)に示すラジアルニードル軸受60のように、保持器17dは略三角形形状の溝19a’’を有するものであってもよい。これらの溝19a’,19a’’においても、溝幅W1や溝深さT3は、第1実施形態と同様の寸法に設定される。
また、本実施形態では、内方部材は軸11によって構成されたが、軸に外嵌される内輪によって構成されてもよい。
さらに、柱部19の溝19aは、軸方向に分割された複数の溝、或いは、軸方向に短い単一の溝によって構成されてもよい。
また、本発明の保持器は、合成樹脂を射出成形することにより容易に製作可能であるが、金属板をプレス加工して製作してもよい。
本発明の第1実施形態であるラジアルニードル軸受を示し、(a)はその要部縦断面図であり、(b)は(a)のI-I線に沿う断面図である。 図1の保持器の斜視図である。 本発明の第2実施形態であるラジアルニードル軸受の要部縦断面図である。 本発明の第3実施形態であるラジアルニードル軸受の要部縦断面図である。 保持器の柱部の溝形状の変形例を示す本発明のラジアルニードル軸受の要部断面図である。 従来のラジアルニードル軸受を示す図である。
符号の説明
10,30,40,50,60 ラジアルニードル軸受
11 軸(内方部材)
11a 内輪軌道面(内方部材の外周面)
13 外輪(外方部材)
13a 外輪軌道面(外方部材の内周面)
15 ころ
17,17a,17b,17c,17d 保持器
18 リム部
19 柱部
18a 縮小面
18b 案内面
19a,19a’,19a’’ 溝
19b 突部
20 ポケット部
21 リム外端面

Claims (2)

  1. 内方部材と、
    該内方部材の周囲に該内方部材と同心に配置される外方部材と、
    前記内方部材の外周面と前記外方部材の内周面との間に配置される複数のころと、
    互いに同軸に配置された一対のリム部と、該一対のリム部間に円周方向に所定の間隔で架設される複数の柱部とを有し、前記一対のリム部と前記隣接する柱部により区画された複数のポケット部に前記ころを保持する保持器と、
    を備えるラジアルニードル軸受であって、
    前記リム部の外周面には、軸方向外端側に向けて縮径する縮小面と、該縮小面と軸方向に隣接する案内面とが形成され、
    前記柱部の外周面は、前記リム部の案内面に対して半径方向内方へ段差形成されるとともに、前記柱部の外周面の円周方向中間部には、軸方向に延びる溝が形成されることを特徴とするラジアルニードル軸受。
  2. 前記保持器は、樹脂製であることを特徴とする請求項1に記載のラジアルニードル軸受。

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