JP2006283436A - 通信制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハードウェアの変更を行うことなく、携帯機との相互通信における信頼性を向上させることができる通信制御装置を提供することにある。
【解決手段】車両側制御部32が室内送信回路120に室内駆動信号を出力する際、車両側制御部32は、車外送信回路110に対して異種信号を出力する。その結果、室内アンテナ121からは携帯機41によって受信可能な無線信号(室内リクエスト信号)が送信され、車外アンテナ111からは携帯機41によって受信不能な無線信号(異種無線信号)が送信される。このため、車外アンテナ111から異種信号に基づく前記異種無線信号が積極的に送信され、車外アンテナ111から誘導電波が送信されてしまうことが抑制される。こうした異種信号に基づく異種無線信号は携帯機41によって受信不能であるため、携帯機41が車外送信回路110に基づく異種無線信号に対して応答してしまうこともない。
【選択図】 図3

Description

本発明は、例えばユーザに所持される携帯機との無線通信によって車両のドア錠を解錠させることができる通信制御装置に関するものである。
従来、所定の制御対象を無線による相互通信によって遠隔操作する車両用遠隔制御システムが提案されている。この車両用遠隔制御システムは、携帯機と通信制御装置との間で無線による相互通信を行わせることにより、車両のドア錠を自動的に施解錠させたり、エンジンの始動を許可したりするようになっている(例えば「特許文献1」参照)。
図5に示すように、この種の車両用遠隔制御システム100は、車両の所有者によって所持される携帯機150と、車両内に配設された通信制御装置101とを備えている。
携帯機150は、受信機能及び送信機能を有し、通信制御装置101から送信されてくるリクエスト信号を受信すると、そのリクエスト信号に応答して、携帯機150毎に個別に設定されたIDコードを含む信号を送信する。そして、通信制御装置101は、IDコード信号を受信すると、該IDコード信号のIDコードと自身に予め設定されたIDコードとの比較を行い、該IDコード同士が一致したことを条件として、例えばドア錠を自動的に解錠したり、エンジンを始動許可状態にしたりする制御を行うようになっている。
通信制御装置101は、車外送信回路110、室内送信回路120、受信回路130及び車両側制御部140を備えている。
車両側制御部140の電源入力端子にはDC−DCコンバータ(図示略)が電気的に接続され、車両側制御部140はこのDC−DCコンバータから電力供給されている。DC−DCコンバータは、バッテリ電源+Bのバッテリ電圧を降圧して車両側制御部140の駆動電圧に変換する構成となっている。
車外送信回路110は、前記車両側制御部140と電気的に接続されており、同車両側制御部140から出力される車外駆動信号が入力されると、車外アンテナ111を介して車外リクエスト信号を車両周辺の所定領域に出力する。また、室内送信回路120は、同じく車両側制御部140と電気的に接続されており、同車両側制御部140から出力される室内駆動信号が入力されると、室内アンテナ121を介して室内リクエスト信号を車両室内の所定の領域に出力する。受信回路130は、携帯機150から送信されたIDコード信号を、受信アンテナ131を介して受信し、その受信信号を車両側制御部140に出力する。車両側制御部140は、車外リクエスト信号や室内リクエスト信号に応答して携帯機150から送信されたIDコード信号が受信回路130によって受信されると、自身に設定されたIDコードとIDコード信号に含まれるIDコードとを比較(IDコード照合)する。
また、一般的に知られる車外送信回路110及び室内送信回路120は、図5に示すような構成となっている。
具体的には、車外送信回路110は、車外アンテナ用ドライバ回路112、1組の電界効果トランジスタ(第1FET113及び第2FET114)、抵抗R、コンデンサC及び車外アンテナ111を備えている。
車外アンテナ用ドライバ回路112は、入力端子が車両側制御部140に接続され、第1出力端子が第1FET113のゲート端子、第2出力端子が第2FET114のゲート端子にそれぞれ接続されている。また、第1FET113のドレイン端子Dはバッテリ電源+Bの陽極に接続されており、第1FET113のソース端子Sは第2FET114のドレイン端子Dに接続されている。第2FET114のソース端子Sは、バッテリ電源+Bの陰極(GND(グランド))に接続されている。すなわち、第1FET113及び第2FET114は、バッテリ電源+Bの陽極と陰極との間に直列に接続されている。さらに、第1FET113と第2FET114との間と、第2FET114とGNDとの間とには、第1FET113と第2FET114との間から順に抵抗R、コンデンサC及び車外アンテナ111が直列に接続され、抵抗R、コンデンサC、車外アンテナ111による直列回路が構成されている。
そして、車外アンテナ用ドライバ回路112は、車両側制御部140から車外駆動信号が入力されると、その車外駆動信号に従って第1FET113及び第2FET114を作動制御する。詳述すると、車外アンテナ用ドライバ回路112は、車外駆動信号が入力されない待機状態にあっては、第1FET113及び第2FET114を非作動状態(OFF状態)にする。これに対し、車外駆動信号が入力されると車外アンテナ用ドライバ回路112は、まず第1FET113を作動状態(ON状態)にする。そして、所定時間経過後に第1FET113をOFF状態にして第2FET114をON状態にする。車外アンテナ用ドライバ回路112は、こうした第1FET113及び第2FET114のON・OFF状態を繰り返し切り換える。これによりコンデンサCの充放電が繰り返されるため、車外アンテナ111に順方向及び逆方向の電流が交互に流れ、該車外アンテナ111から電波が送信される。車外アンテナ用ドライバ回路112は、車外駆動信号に基づくタイミングで第1FET113及び第2FET114の作動・非作動の切り換えることにより、携帯機150によって受信可能な周波数の電波(車外リクエスト信号)を車外アンテナ111から送信させる。
一方、室内送信回路120は、室内アンテナ用ドライバ回路122、1組の電界効果トランジスタ(第3FET123及び第4FET124)、抵抗R、コンデンサC及び室内アンテナ121を備えている。これら室内送信回路120を構成する各素子は車外送信回路110において対応する各素子と等しく、また回路構成も車外送信回路110と等しい。そして、室内アンテナ用ドライバ回路122は、車両側制御部140から車外駆動信号が車外アンテナ用ドライバ回路112に入力される場合と同様に、車両側制御部140から入力される室内駆動信号に基づいて、第3FET123及び第4FET124を作動制御する。これにより車両側制御部140は、携帯機150によって受信可能な周波数の電波(室内リクエスト信号)を室内アンテナ121から送信させる。なお、第1FET113、第2FET114、第3FET123及び第4FET124は、NチャネルMOSFETから構成されている。
特開2003−221960号公報
ところが、こうした従来の通信制御装置101では、室内送信回路120を駆動して室内リクエスト信号を送信させる際に次のような問題が生じる恐れがあった。即ち、室内アンテナ用ドライバ回路122によって第3FET123及び第4FET124が作動制御されると、室内アンテナ121に流れる電流によってGNDの電圧レベルが微弱ながら変動する恐れがあった。このため、該GNDの電圧レベルの変動に伴って微弱な電流が第1FET113のダイオード成分によりソース端子Sからドレイン端子D方向に流れ、車外アンテナ111からも室内リクエスト信号と同等の誘導電波が送信される恐れがあった。
この結果、例えば車両室内の所定の領域に室内リクエスト信号を送信しているときに、車外アンテナ111付近に携帯機150を所持したユーザが近づくと、車外の所定領域にいるにもかかわらず、携帯機150は前記室内リクエスト信号に応答してしまう。車両側制御部140は室内リクエスト信号を送信させていると認識しているため、携帯機150からのIDコード信号が入力されると、それがたとえ車外アンテナ111から送信された誘導電波に応答したものであっても前記携帯機150(ユーザ)が車両の室内にいると判断する。一般に、車両側制御部140は、ドア錠の施錠状態であっても、携帯機150が室内に存在すると判断した状態にあっては、その後に車外リクエスト信号に応答して送信された携帯機150からのIDコード信号を受信しても、ドア錠を解錠させないようになっている。このため、車外アンテナ111から誘導電波が送信されてしまうと、携帯機150との相互通信によるドア錠の解錠を車外から行うことができなくなる恐れがあった。また、携帯機150が車外に存在するにもかかわらず、エンジンが始動許可状態になってしまう恐れもあった。
本発明はこうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ハードウェアの変更を行うことなく、携帯機との相互通信における信頼性を向上させることができる通信制御装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、それぞれ個別のアンテナに接続され、入力された駆動信号に基づき、無線通信機能を有する携帯機によって受信可能な無線信号を前記アンテナから送信させる複数の送信手段と、それら送信手段に対する前記駆動信号の出力を制御して前記無線信号の送信制御を行う送信制御手段とを備えるとともに、各送信手段は、それぞれ共通の高電位側端子と低電位側端子との間に直列に接続され、前記駆動信号に基づいて所定のタイミングで作動・非作動を繰り返すことにより対応する前記アンテナから前記無線信号を個別に送信させる複数の電界効果トランジスタを備えた通信制御装置であって、前記送信制御手段は、前記駆動信号を前記送信手段に選択的に出力する際には、前記携帯機によって受信不能な無線信号を対応するアンテナから送信させる異種信号を、選択されていない前記送信手段に出力することを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の通信制御装置において、前記送信制御手段は、前記駆動信号を特定の前記送信手段に出力する際にのみ、選択されていない前記送信手段に前記異種信号を出力することを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の通信制御装置において、前記送信制御手段は、前記携帯機によって受信可能に設定された特定コードを含む無線信号を対応するアンテナから送信させるための信号を前記駆動信号として出力し、前記特定コードを含まない無線信号を対応するアンテナから送信させるための信号を前記異種信号として出力することを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の通信制御装置において、前記送信制御手段は、前記携帯機によって受信可能な周波数に設定された無線信号を対応するアンテナから送信させるための信号を前記駆動信号として出力し、前記携帯機によって受信不能な周波数に設定された無線信号を対応するアンテナから送信させるための信号を前記異種信号として出力することを要旨とする。
(作用)
請求項1に記載の発明によると、送信制御手段が送信手段に駆動信号を選択的に出力する際、当該送信制御手段は、選択された送信手段に対して出力する駆動信号とは異なる異種信号を選択されていない送信手段に対して出力する。その結果、選択された送信手段と対応するアンテナからは携帯機によって受信可能な無線信号が送信され、選択されていない送信手段と対応するアンテナからは該携帯機によって受信不能な無線信号が送信される。前述したように、選択された送信手段のみを駆動して対応するアンテナから無線信号を送信させる場合には、選択されていない送信手段に微弱な誘導電流が流れ、対応するアンテナから該無線信号と同等の誘導電波が送信されてしまう。これに対し、本発明においては、選択されていない送信手段のアンテナから異種信号に基づく無線信号が積極的に送信されるため、該アンテナから誘導電波が送信されてしまうことが抑制される。こうした異種信号に基づく無線信号は携帯機によって受信不能であるため、携帯機が選択されていない送信手段に基づく無線信号に対して応答してしまうこともない。また、従来の通信制御装置のハードウェア構成をそのまま用いることができる。従って、ハードウェアを何ら変更することなく、携帯機との相互通信における信頼性を向上させることができる。
請求項2に記載の発明によると、特定の送信手段に接続されたアンテナから無線信号を送信する際にのみ、選択されていない送信手段に接続されたアンテナから前記無線信号と異なる無線信号を送信する。即ち、選択されていない送信手段に接続されたアンテナから送信される無線信号に対して、携帯機が正常に受信及び応答しては不都合が生じる場合にのみ異種信号を出力して、該不都合が生じない場合には異種信号を出力しない。従って、異種信号の無駄な出力が不要となるとともに電力消費量を抑制することができる。
請求項3に記載の発明によると、選択された送信手段に接続されたアンテナから送信される無線信号には特定コードが含まれ、選択されていない送信手段に接続されたアンテナから送信される無線信号には前記特定コードが含まれない。このため、携帯機は、選択された送信手段に接続されたアンテナから送信される無線信号のみ応答することができる。
請求項4に記載の発明によると、選択された送信手段に接続されたアンテナから送信される無線信号の周波数は、選択されていない送信手段に接続されたアンテナから送信される無線信号の周波数と異なる。このため、携帯機は、選択された送信手段に接続されたアンテナから送信される無線信号のみ受信することができる。
本発明によれば、ハードウェアを変更することなく、携帯機との相互通信における信頼性を向上させることができる。
以下、本発明を車両の車両用遠隔制御システムに用いられる通信制御装置に具体化した実施形態を図1〜図3に従って説明する。なお、本実施形態において、前記背景技術で記載した従来の通信制御装置101と同等の構成をなすものについては、同じ符号を付してその詳細な説明を省略する。
図1及び図2に示すように、車両用遠隔制御システム1は、車両2の所有者(ユーザ)によって所持される携帯機41と、車両2内に配設された通信制御装置21とを備えている。
<車両用遠隔制御システム1の概略>
携帯機41は、受信機能及び送信機能を有し、通信制御装置21から送信されてくるリクエスト信号を受信する。携帯機41は、そのリクエスト信号に含まれる特定コードと携帯機41毎に個別に設定された特定コードとの照合を行い、該照合が一致した際に同じく携帯機41毎に個別に設定されたIDコードを含むIDコード信号を所定周波数の電波に変調して送信する。すなわち、携帯機41は、自身に対応する特定コードを含むリクエスト信号のみを受信可能となっていることに相当する。
通信制御装置21は、無線信号を送信する送信装置31と、携帯機41からの無線信号(IDコード信号)を受信する受信回路130と、送信制御手段としての車両側制御部32とを備えている。送信装置31は、送信手段としての車外送信回路110及び室内送信回路120を備えている。
車両側制御部32は、車外送信回路110、室内送信回路120及び受信回路130とそれぞれ電気的に接続されている。図1に示すように、車両側制御部32、室内送信回路120及び受信回路130は車両2の中央部近辺に配設されており、車外送信回路110は運転席ドア3aに配設されている。また、図2に示すように、車両側制御部32には、ドアロック駆動装置71及びエンジン始動装置72が電気的に接続されている。ドアロック駆動装置71は、ドア錠を施解錠するアクチュエータを備え、車両側制御部32から入力された電気信号に基づいて同アクチュエータの駆動制御を行うことによってドア錠を自動的(電気的)に施解錠する。エンジン始動装置72は、セルモータ(図示略)の駆動制御を行う装置であり、車両側制御部32から駆動許可信号が入力されたことを条件としてエンジンを始動可能な状態にする。
<車両側制御部32>
図2に示すように、車両側制御部32は、具体的には図示しないCPU、ROM、RAMからなるCPUユニットによって構成されている。また、車両側制御部32は、不揮発性のメモリ32aを備えており、メモリ32aには、前記携帯機41に設定された前記特定コード及び前記IDコードと、施錠コード及び解錠コードとが記録されている。この車両側制御部32は、所定の条件に基づき、車外送信回路110に対して特定コードを含む車外駆動信号を出力し、室内送信回路120に対して該特定コードを含む室内駆動信号を出力する。車外送信回路110は特定コードを含む車外駆動信号が入力されると、車外送信回路110に備えられた車外アンテナ111を介して携帯機41によって受信可能な周波数の車外リクエスト信号を運転席ドア3a周辺の車外領域A1(図1参照)に送信する。また、室内送信回路120は特定コードを含む室内信号が入力されると、室内送信回路120に備えられた室内アンテナ121を介して携帯機41によって受信可能な周波数の室内リクエスト信号を車両室内の室内領域A2(図1参照)に送信する。
車両側制御部32は、車外リクエスト信号や室内リクエスト信号に応答して携帯機41から送信されたIDコード信号が受信回路130によって受信されると、自身に設定されたIDコードと該IDコード信号に含まれるIDコードとを比較(IDコード照合)する。その結果、車両側制御部32は、車外リクエスト信号に応答して送信された携帯機41からのIDコード信号についてIDコード照合が成立したと判断すると、ドアロック駆動装置71に解錠駆動信号を出力してドア錠を解錠させる。これに対し、該IDコード照合が成立した状態から成立しない状態に変移すると、車両側制御部32は、ドアロック駆動装置71に施錠駆動信号を出力してドア錠を施錠させる。一方、車両側制御部32は、室内リクエスト信号に応答して送信された携帯機41からのIDコード信号についてIDコード照合が成立したと判断すると、エンジン始動装置72に駆動許可信号を出力してエンジンを始動可能な状態にする。これに対し、該IDコード照合が成立した状態から成立しない状態に変移すると、車両側制御部32は、エンジン始動装置72に対する駆動許可信号の出力を停止する。
なお、車外送信回路110及び室内送信回路120の回路構成については、前記背景技術で記載した従来の車外送信回路110及び室内送信回路120と同等の構成を成すため、同じ符号を付してその詳細な説明を省略する。
ところで、車両側制御部32は、室内領域A2(図1参照)に室内リクエスト信号を送信する場合、特定コードを含む室内駆動信号を室内送信回路120に出力するとともに、車外送信回路110に対して特定コードを含まない車外駆動信号、すなわち異種信号を出力する。このため、車外送信回路110に設けられた車外アンテナ用ドライバ回路112は、異種信号に基づいて第1FET113及び第2FET114(図3参照)を作動制御することとなる。それゆえ、前記特定コードを含まない無線信号(異種無線信号)が車外アンテナ111から送信されることとなる。
(実施形態の作用)
次に、上記の通信制御装置21と携帯機41との相互通信に基づく動作について説明する。
(室内リクエスト信号を送信する場合)
図3に示すように、車両側制御部32は、室内アンテナ用ドライバ回路122に室内駆動信号を出力する。室内アンテナ用ドライバ回路122に室内駆動信号が入力されると、室内アンテナ用ドライバ回路122は、第3FET123及び第4FET124を作動制御する。すなわち、室内アンテナ用ドライバ回路122は、室内駆動信号に基づくタイミングで第3FET123及び第4FET124に対して交互に作動信号を出力する。この結果、第3FET123及び第4FET124が交互にオン作動して、室内送信回路120は、携帯機41によって受信可能な周波数及び特定コードを含む室内リクエスト信号を、室内アンテナ121を介して送信することとなる。
このとき、車両側制御部32は、特定コードを含まない車外駆動信号、すなわち異種信号を車外アンテナ用ドライバ回路112に対して出力する。このため、車外アンテナ用ドライバ回路112は、異種信号に基づいて第1FET113及び第2FET114を作動制御することとなる。それゆえ、前記特定コードを含まない無線信号(異種無線信号)が車外アンテナ111から送信されることとなる。
したがって、携帯機41を所持したユーザが室内領域A2(図1参照)内に存在する場合、携帯機41は前記室内リクエスト信号に応答してIDコード信号を送信する。このため、車両側制御部32は、受信アンテナ131(図2参照)を介して該IDコード信号を受信することにより、ユーザが室内領域A2内に存在すると判断して、エンジンを始動許可状態にする。
一方、携帯機41を所持したユーザが車外領域A1(図1参照)内に存在する場合、室内アンテナ121から送信される室内リクエスト信号は、車外領域A1内には届かないため、携帯機41が室内リクエスト信号を受信することはない。また、室内リクエスト信号の送信により、車外送信回路110のGNDの電圧レベルが変動するため、前記背景技術に記載されるように該変動に伴って車外アンテナ111に微少な誘導電流が流れることが考えられる。しかし、車両側制御部32から車外アンテナ用ドライバ回路112に異種信号が入力されるため、第1FET113及び第2FET114は該異種信号に基づいて作動制御される。それゆえ、車外アンテナ111には、誘導電流の影響をほとんど受けずに該第1FET113及び第2FET114の作動に基づく電流が流れる。よって、車外アンテナ111からは、異種無線信号が送信されることとなる。このように車外アンテナ111からは異種無線信号が送信されるものの、該異種無線信号には特定コードが含まれていないため、携帯機41は異種無線信号を受信してもIDコード信号を送信しない。すなわち、携帯機41は異種無線信号を受信できないことに相当する。従って、車両側制御部32は、ユーザが室内領域A2(図1参照)に存在しないと確実に判断するができる。
(車外リクエスト信号を送信する場合)
図3に示すように、車両側制御部32は、車外アンテナ用ドライバ回路112に車外駆動信号を出力する。車外アンテナ用ドライバ回路112に車外駆動信号が入力されると、車外アンテナ用ドライバ回路112は、第1FET113及び第2FET114を作動制御する。すなわち、車外アンテナ用ドライバ回路112は、車外駆動信号に基づくタイミングで第1FET113及び第2FET114に対して交互に作動信号を出力する。この結果、第1FET113及び第2FET114が交互にオン作動して、車外送信回路110は、携帯機41によって受信可能な周波数及び特定コードを含む車外リクエスト信号を、車外アンテナ111を介して送信することとなる。
したがって、携帯機41を所持したユーザが車外領域A1(図1参照)内に存在する場合、携帯機41は前記車外リクエスト信号に応答してIDコード信号を送信する。このため、車両側制御部32は、受信アンテナ131を介して該IDコード信号を受信することにより、ユーザが車外領域A1内に存在すると判断して、ドア錠の解錠を行う。
(実施形態の効果)
従って、上記実施形態の通信制御装置21によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)車両側制御部32が室内送信回路120に室内駆動信号を出力する際、車両側制御部32は、車外送信回路110に対して異種信号を出力する。その結果、室内アンテナ121からは携帯機41によって受信可能な無線信号(室内リクエスト信号)が送信され、車外アンテナ111からは携帯機41によって受信不能な無線信号(異種無線信号)が送信される。前述したように、室内アンテナ用ドライバ回路122のみを駆動して室内アンテナ121から室内リクエスト信号を送信させる場合には、車外送信回路110に微弱な誘導電流が流れ、車外アンテナ111から室内リクエスト信号と同等の誘導電波が送信されてしまう。これに対し、本実施形態においては、車外アンテナ111から異種信号に基づく前記異種無線信号が積極的に送信されるため、車外アンテナ111から携帯機41により受信可能な誘導電波が送信されてしまうことが抑制される。こうした異種信号に基づく異種無線信号は携帯機41によって受信不能であるため、携帯機41が車外送信回路110に基づく異種無線信号に対して応答してしまうこともない。尚、異種信号は、信号変換機等を追加することなく、車両側制御部32から直接的に車外送信回路110に対して出力することができる。このため、従来の通信制御装置21のハードウェア構成をそのまま用いることができる。従って、ハードウェアを何ら変更することなく、携帯機41との相互通信における信頼性を向上させることができる。
(2)車両側制御部32が特定コードを含む室内駆動信号を室内アンテナ用ドライバ回路122に対して出力するときにのみ車外アンテナ用ドライバ回路112に対して異種信号を出力するように設定されている。即ち、車外アンテナ111から送信される無線信号に対して、携帯機41が正常に受信及び応答しては不都合が生じる場合にのみ異種信号を出力する。従って、携帯機41を所持したユーザが車外領域A1に存在するにもかかわらず、同携帯機41が車外アンテナ111から出力される異種無線信号に対して受信及び応答することが抑制される。このため、異種信号の無駄な出力が不要となるとともに電力消費量を抑制することができる。
(3)車両側制御部32が室内送信回路120に室内駆動信号を出力する際、車両側制御部32は、車外送信回路110に対して異種信号を出力する。このため、携帯機41は、室内送信回路120から送信される室内リクエスト信号にのみ応答する。従って、相互通信における信頼性を向上させることができる。
(4)携帯機41を所持したユーザが車外領域A1に存在するにもかかわらず、車両側制御部32が室内に存在すると判断して、室内においてエンジンの始動が許可されることはない。このため第三者がエンジンを始動してしまうことが抑制され、セキュリティレベルを向上させることができる。
(別の実施形態)
尚、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・車外送信回路110及び室内送信回路120は、上記実施形態に示した構成に限定されるものではない。即ち、それぞれ共通の高電位側端子と低電位側端子との間に直列に複数の電界効果トランジスタを備えたHブリッジ回路となる構成となっていてもよい。例えば、図4に示すように、車外送信回路110aの回路構成は、第1FET113aと第2FET114aとが直列に接続され、第3FET115aと第4FET116aとが直列に接続されている。そして、第1FET113aと第2FET114aとの直列回路と、第3FET115aと第4FET116aとの直列回路とが並列に接続されている。さらに第1FET113aと第2FET114aとの間、第3FET115aと第4FET116aとの間に車外アンテナ111aが接続されている。なお、室内送信回路120aの回路構成については、前述した車外送信回路110aと同様のため説明を割愛する。そして、車外送信回路110及び室内送信回路120はそれぞれ共通のバッテリ電源+B及びGNDと接続される。さて、室内送信回路120aから室内リクエスト信号を送信する場合、車両側制御部32から室内駆動信号を室内アンテナ用ドライバ回路122aに対して出力する。室内アンテナ用ドライバ回路122aは、この室内駆動信号に基づくタイミングで第1FET123a及び第4FET126aのオン作動と、第2FET124a及び第3FET125aのオン作動とを交互に繰り返して、特定コードを含む室内リクエスト信号を室内アンテナ121aから送信する。ところが、このようにHブリッジ回路を用いた構成であっても、選択されていないアンテナ(車外アンテナ111a)から室内リクエスト信号が送信されてしまう場合がある。これに対し、本発明において、車両側制御部32は、車外送信回路110aの車外アンテナ用ドライバ回路112aに対して異種信号を出力する。車外アンテナ用ドライバ回路112aは、この異種信号に基づくタイミングで第1FET113a及び第4FET116aのオン作動と、第2FET114a及び第3FET115aのオン作動とを交互に繰り返して、特定コードを含まない無線信号(異種無線信号)を車外アンテナ111aから送信する。こうすることで、室内アンテナ121aから室内リクエスト信号が送信されているとき、車外アンテナ111aから異種無線信号が送信され、携帯機41が車外送信回路110aに基づく異種無線信号に対して応答してしまうことが抑制される。このため、Hブリッジ回路の構成を用いた場合にもハードウェアを何ら変更することなく、携帯機41との相互通信における信頼性を向上させることができる。なお、室内アンテナ121aから異種無線信号を送信するようにしてもよい。
・上記実施形態では、車両側制御部32から車外送信回路110に対してのみ異種信号を出力するようにしたが、室内送信回路120に対して異種信号を出力するようにしてもよい。このような構成にした場合、車両側制御部32は、特定コードを含む車外駆動信号を車外アンテナ用ドライバ回路112に出力するとき、室内アンテナ用ドライバ回路122に対して異種信号を出力する。この結果、携帯機41を所持したユーザが車両の室内に存在するときにおいて、同携帯機41が、車外リクエスト信号を受信することが抑制される。従って、車両側制御部32が携帯機41を所持したユーザが車外に存在すると誤認識して、エンジンを始動許可状態にしないことを抑制することができる。また、車外送信回路110及び室内送信回路120の両方に対して異種信号を出力することができる車両側制御部を備えてもよい。
・送信装置31は、必ずしも1つの車外送信回路110と1つの室内送信回路120とによって構成されている必要はない。例えば、送信装置31は、複数の車外送信回路110及び室内送信回路120を備えてもよい。このような構成にした場合、車外送信回路110の車外アンテナ111を各ドアに備えることができ、ユーザが車両に対してどの方向から近づいてくるのかを認識することができる。また、このとき、必要な車外アンテナ111からのみ特定コードを含む車外リクエスト信号を送信して、他の車外アンテナからは異種無線信号を送信するようにしてもよい。
・上記変更態様のように、送信装置31が複数の車外送信回路110及び室内送信回路120を備えている場合、選択されない全てのアンテナからそれぞれ異なる異種無線信号を送信するようにしてもよい。このような構成にした場合、所望のアンテナからのみ携帯機41の受信可能なリクエスト信号が送信されるとともに、他のアンテナからは携帯機41の受信不能なそれぞれ異なる異種無線信号が送信されるため、携帯機41との相互通信における信頼性を一層向上させることができる。
・上記実施形態では、車外アンテナ用ドライバ回路112及び室内アンテナ用ドライバ回路122をそれぞれ車両側制御部32と別体に配設したが、同車両側制御部32内にそれぞれ配設してもよい。このような構成にした場合、車外送信回路110及び室内送信回路120における回路構成を簡素化することができる。
・上記実施形態では、意図しない車外送信回路110からの無線信号に対して携帯機41が応答しないように、車外アンテナ111から特定コードを含まない無線信号を送信したが、携帯機41によって受信不能な周波数の無線信号をアンテナ(車外アンテナ111)から送信させるための信号であってもよい。例えば、携帯機41が特定コードの有無に拘らず、IDコード信号を返信する構成であっても適用することができる。即ち、本発明によれば、携帯機41はそもそもその周波数の無線信号を受信できないため、IDコードを返信することができない。要するに、異種信号は特定コードを含む信号に限定されない。なお、室内アンテナ121から携帯機41が受信不能な周波数の無線信号を送信するようにしてもよい。
・上記実施形態では、制御対象を車両のドア及びエンジンとすることにより、通信制御装置21を車両用遠隔制御システム1に用いて具体化したが、制御対象は前記ドア及びエンジンに限らない。即ち、通信制御装置21は、車両用遠隔制御システム1に用いて具体化される必要はない。例えば、建物用の玄関のドアを施錠及び解錠させる施解錠制御システムに前記通信制御装置を用いてもよい。一般的に、施解錠制御システムは、玄関ドアから所定範囲に対してリクエスト信号を送信して、携帯機41を所持したユーザが玄関ドアに近づき前記所定範囲内にユーザが進入すると携帯機41が前記リクエスト信号に応答して自動的にドア錠を解錠する。なお、この所定範囲は、建物の屋内に設定される所定の屋内領域と、建物の屋外に設定される所定の屋外領域とから構成されている。そして、施解錠制御システムは、携帯機41を所持したユーザが前記所定範囲から外れると携帯機41が前記リクエスト信号に応答しないため、自動的にドア錠を施錠する。さらに、前記携帯機41を遠隔操作することにより前記ドア錠の施解錠を行うこともできるようになっている。こうした施解錠制御システムにおいて、携帯機41を所持したユーザが建物の内側に存在するにもかかわらず、屋外領域に対して送信されるべきリクエスト信号に対して、前記携帯機41が屋内領域において受信してしまうことが抑制される。なお、携帯機41を所持したユーザが屋外領域に存在する場合に、アンテナから特定コードを含まない無線信号を出力したり、異なる周波数の無線信号を出力したりすることにより、携帯機41が誤った無線信号を受信してしまうことを抑制するようにしてもよい。
・上記実施形態では、電界効果トランジスタとしてNチャネルMOSFETを用いたが、電界効果トランジスタはNチャネルMOSFETに限定しない。PチャネルMOSFETを用いてもよい。
(付記)
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について追記する。
(イ)請求項1〜請求項4のうちいずれか1項の通信制御装置において、前記アンテナは、車両の室内に設定された所定の室内領域に対して前記携帯機と送受信可能な室内アンテナと、車両の車外に設けられた所定の車外領域に対して前記携帯機と送受信可能な車外アンテナとを備えたことを特徴とする通信制御装置。
(ロ)請求項1〜請求項4のうちいずれか1項の通信制御装置において、前記アンテナは、建物の屋内に設定された所定の屋内領域に対して前記携帯機と送受信可能な屋内アンテナと、建物の屋外に設定された所定の屋外領域に対して前記携帯機と送受信可能な屋外アンテナとを備えたことを特徴とする通信制御装置。
(ハ)請求項1〜請求項4、技術的思想(イ),(ロ)のうちいずれかの通信制御装置において、それぞれ直列に2つずつ接続された電界効果トランジスタを並列に配列させ、それぞれ直列に接続された電界効果トランジスタと電界効果トランジスタとの間にアンテナを接続したことを特徴とする通信制御装置(Hブリッジ回路)。
(ニ)請求項1に記載の通信制御装置において、前記送信手段は、前記送信制御手段に設けられることを特徴とする通信制御装置。このような構成にした場合、通信制御装置の回路構成を簡素化することができる。
本発明を車両用遠隔制御システムに具体化した実施形態の車両を概略的に示す平面図。 同車両用遠隔制御システムに具体化した実施形態の概略構成を示すブロック図。 同実施形態の送信装置の回路構成を示す回路図。 別例の送信装置の回路構成を示す回路図。 従来の車両用遠隔制御システムの概略構成を示すブロック図。
符号の説明
1…車両用遠隔制御システム、21…通信制御装置、32…車両側制御部(送信制御手段)、41…携帯機、110…車外送信回路(送信手段)、111…車外アンテナ、113,123…第1FET(電界効果トランジスタ)、114,124…第2FET(電界効果トランジスタ)、120…室内送信回路(送信手段)、121…室内アンテナ、+B…バッテリ電源及びその陽極(高電位側端子)、GND…グランド及びその陰極(低電位側端子)。

Claims (4)

  1. それぞれ個別のアンテナに接続され、入力された駆動信号に基づき、無線通信機能を有する携帯機によって受信可能な無線信号を前記アンテナから送信させる複数の送信手段と、それら送信手段に対する前記駆動信号の出力を制御して前記無線信号の送信制御を行う送信制御手段とを備えるとともに、
    各送信手段は、それぞれ共通の高電位側端子と低電位側端子との間に直列に接続され、前記駆動信号に基づいて所定のタイミングで作動・非作動を繰り返すことにより対応する前記アンテナから前記無線信号を個別に送信させる複数の電界効果トランジスタを備えた通信制御装置であって、
    前記送信制御手段は、前記駆動信号を前記送信手段に選択的に出力する際には、前記携帯機によって受信不能な無線信号を対応するアンテナから送信させる異種信号を、選択されていない前記送信手段に出力することを特徴とする通信制御装置。
  2. 請求項1に記載の通信制御装置において、
    前記送信制御手段は、前記駆動信号を特定の前記送信手段に出力する際にのみ、選択されていない前記送信手段に前記異種信号を出力することを特徴とする通信制御装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の通信制御装置において、
    前記送信制御手段は、前記携帯機によって受信可能に設定された特定コードを含む無線信号を対応するアンテナから送信させるための信号を前記駆動信号として出力し、前記特定コードを含まない無線信号を対応するアンテナから送信させるための信号を前記異種信号として出力することを特徴とする通信制御装置。
  4. 請求項1又は請求項2に記載の通信制御装置において、
    前記送信制御手段は、前記携帯機によって受信可能な周波数に設定された無線信号を対応するアンテナから送信させるための信号を前記駆動信号として出力し、前記携帯機によって受信不能な周波数に設定された無線信号を対応するアンテナから送信させるための信号を前記異種信号として出力することを特徴とする通信制御装置。
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