JP2006283369A - 床の防振支持構造 - Google Patents

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Yohei Yada
洋平 矢田
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Abstract

【課題】壁際や開口部際などの床端部の沈みを抑えることができ、それでいて、充分な衝撃音遮断性能を確保することができる床防振支持構造を提供する。
【解決手段】床板1が根太3,4,5…を介して床スラブ2に支持され、根太3,4,5…と床スラブ2との間に防振ゴム脚6,7,8…が介設された床の防振支持構造において、際根太3とそれに隣り合う根太4の二列のゴム脚6,7の硬度が、床中央側5の根太5…のゴム脚8…の硬度よりも高く設定されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、床の防振支持構造に関する。
集合住宅等において、重量床衝撃音及び軽量床衝撃音の遮断性能を向上させる目的で、図2(イ)に示すように、非常に柔らかい防振ゴム脚51…を用いて床板材52を床スラブ53上に防振支持する防振二重床構造を採用することがあるが、それでは、壁際に家具などの重量物を設置すると床に沈みを生じてしまったり、サッシ等の開口部際で出入りの際に床を沈ませたりすることがあることから、図2(ロ)に示すように、際根太54のゴム脚55の硬度を、それよりも床中央側の根太56…のゴム脚51…の硬度よりも高い、例えば70〜80程度の高硬度に設定したり、際根太54からゴム脚55を排除して木材などで支えることが行われている。
しかしながら、それでは、際側の床の沈みは抑えることができるものの、重量床衝撃音及び軽量床衝撃音の遮断性能を著しく悪化させてしまい、折角の防振効果が得られなくなってしまうという問題がある。
本発明は、上記のような問題点に鑑み、壁際や開口部際などの床端部の沈みを抑えることができ、それでいて、充分な衝撃音遮断性能を確保することができる床防振支持構造を提供することを課題とする。
上記の課題は、床材が根太を介して床支持下地に支持され、根太と床支持下地との間に防振材が介設された床の防振支持構造において、
際根太とそれに隣り合う1本又は複数本の根太の防振材の硬度が、床中央側の根太の防振材の硬度よりも高く設定されていることを特徴とする床の防振支持構造によって解決される。
この構造では、際根太の防振材だけでなく、それに隣り合う1本又は複数本の根太の防振材の硬度も、床中央側の根太の防振材の硬度よりも高く設定しているので、これら床端部側の防振材の硬度を低目に設定しても床端部での床の沈みを抑えることができ、それでいて、このように床端部の防振材の硬度を低目に設定できることで、充分な衝撃音遮断性能を確保することができる。
また、上記の課題は、床材が、格子の目状又は平行線状に間隔的に配置された防振材を介して床支持下地に防振支持された床の防振支持構造において、
際列とそれに隣り合う1列又は複数列の防振材の硬度が、床中央側の防振材の硬度よりも高く設定されていることを特徴とする床の防振支持構造によっても同様に解決される。
本発明は、以上のとおりのものであるから、壁際や開口部際などの床端部の沈みを抑えることができ、それでいて、充分な衝撃音遮断性能を確保することができる。
次に、本発明の実施最良形態を図面に基づいて説明する。
図1(イ)(ロ)に示す実施形態の床防振支持構造において、1は床材としての床板、2は床支持下地としてのコンクリート床スラブであり、床板1は、根太3,4,5…を介して床スラブ2に支持され、根太3,4,5…と床スラブ2との間に防振材としてのゴム脚6,7,8…が介設されて、床スラブ2上に防振支持されている。なお、根太3,4,5…は、例えば303mmのピッチで備えられている。
そして、際根太3とそれに隣り合う1本の根太4のゴム脚6,7の硬度は、床中央側9の根太5…のゴム脚8…の硬度よりも高く設定されている。具体的には、際側である床端部10側のゴム脚6,7の硬度は、中央側9のゴム脚8…の硬度である5〜50の範囲に対し、35〜60の範囲において設定されている。
上記の構造では、際根太3のゴム脚6だけでなく、その隣りの1本の根太4のゴム脚7も、床中央側の根太5…のゴム脚8…の硬度よりも高く設定しているので、これら床端部10側のゴム脚6,7の硬度を上記のように35〜50と低目に設定しても、床端部10での床の沈みは抑えられ、それでいて、このように床端部10のゴム脚6,7の硬度を低目に設定できることで、充分な衝撃音遮断性能を確保することができる。
以上に、本発明の実施形態を示したが、本発明はこれに限られるものではなく、発明思想を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。例えば、上記の実施形態では、際根太3とそれに隣り合う1本の根太4のゴム脚6,7の硬度を、床中央側の根太5…のゴム脚8…の硬度よりも高く設定した場合を示したが、根太間の間隔寸法等に応じて、際根太とそれに隣り合う複数本の根太のゴム脚の硬度を、床中央側の根太のゴム脚の硬度よりも高く設定するようにしてもよい。また、防振材はゴム脚に限らないし、床支持下地は床スラブに限らず梁などであってもよいし、床材として各種のものが用いられてよい。
また、防振材は、一つの根太の長さ方向に点状配置にされて全体が格子の目状に間隔的に配置されていてもよいし、一つの根太の長さ方向に線状配置にされて全体が平行線状に間隔的に配置されていてもよい。
また、上記の実施形態では、床板1を根太3,4,5…を介して床スラブ2上に支持した場合を示したが、根太に替えて、束等を介して支持するようにしてもよく、その場合は、際列とそれに隣り合う1列又は複数列の防振材の硬度を、床中央側の防振材の硬度よりも高く設定するようにすればよい。
図(イ)は実施形態の床防振支持構造を示す断面正面図、図(イ)は床の平面図である。 図(イ)及び図(ロ)は、関連技術にかかる床防振支持構造を示す断面正面図である。
符号の説明
1…床板(床材)
2…床スラブ(床支持下地)
3…際根太
4…根太
5…根太
6…ゴム脚(防振材)
7…ゴム脚(防振材)
8…ゴム脚(防振材)

Claims (2)

  1. 床材が根太を介して床支持下地に支持され、根太と床支持下地との間に防振材が介設された床の防振支持構造において、
    際根太とそれに隣り合う1本又は複数本の根太の防振材の硬度が、床中央側の根太の防振材の硬度よりも高く設定されていることを特徴とする床の防振支持構造。
  2. 床材が、格子の目状又は平行線状に間隔的に配置された防振材を介して床支持下地に防振支持された床の防振支持構造において、
    際列とそれに隣り合う1列又は複数列の防振材の硬度が、床中央側の防振材の硬度よりも高く設定されていることを特徴とする床の防振支持構造。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6160224B2 (ja) * 1979-04-10 1986-12-19 Bridgestone Corp
JPH05280184A (ja) * 1992-03-31 1993-10-26 Nippon Steel Chem Co Ltd 防音二重床構造
JP2000336902A (ja) * 1999-06-01 2000-12-05 Sanyo Industries Ltd 床支持構造

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