JP2006280789A - 表示部カスタマイズ機能を有する加熱調理機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】加熱調理機器のユーザーが、加熱調理機器と通信可能な情報端末機器を用いて表示部のカスタマイズや加熱調理メニューのカスタマイズを簡単に行うことができるようにする。
【解決手段】加熱調理機器は、予め記憶されたプログラムに従って加熱調理メニューの設定及び実行のための制御を行う制御手段と、制御手段に対して加熱調理メニューの指定を含む各種設定を行うための操作部と、設定状態及び実行状態の表示を行う表示部34と、制御手段が外部の情報端末機器との間で直接又は通信ネットワークを介して情報の授受を行うための通信手段とを備え、制御手段は、ネットワークに接続されたサーバーに記憶されている表示メニュー情報を通信手段によって取得し、当該表示メニュー情報にしたがって、表示部34を構成する複数の表示セグメントの配置及び大きさを含む表示デザインを変更する機能を有する。
【選択図】図7

Description

本発明は、電気炊飯器等の加熱調理機器に関し、特に外部の情報端末機器との間で直接又は通信ネットワークを介して情報の授受を行うための通信手段を備えた加熱調理機器に関する。
電気炊飯器等の加熱調理機器には通常、マイクロコンピュータが搭載され、予め記憶されたプログラムに従って加熱調理メニューの設定及び実行のための制御がマイクロコンピュータによって実行される。マイクロコンピュータのプログラミングによって、ユーザーが加熱調理機器に求める機能の多様化、高付加価値化に対応することが可能である。例えば電気炊飯器のような比較的少ない機能の加熱調理機器にあっても、特に高級機種では、炊飯制御だけでなくパン焼き機能及び発酵機能等を備えた多機能のものが商品化されている。炊飯制御についても、米の種類(白米、分つき米、玄米等)に応じたきめ細かな炊飯メニューやおかゆ、おこわ等の種類の異なる炊飯メニューも用意されている。さらに、特許文献1に記載された電気炊飯器では、データ通信機能を利用してユーザーが機能の拡張又は変更を行うことができる。例えば、焦げ目炊飯機能の無い電気炊飯器に後からユーザーがその機能を付加することが可能になる。
また、携帯電話機やPDA(個人情報端末)に代表される携帯端末の近年の高機能化には目を見張るものがある。インターネット接続機能に加えて、赤外線データ通信(IrDA)やブルートゥースのような近距離通信機能を備えた携帯端末の実用化が進むと、コンピュータのような情報機器だけでなく電気炊飯器等の加熱調理機器との通信も容易になり、種々の便利な使用方法が開発されることが期待される。
特開2001−87128号公報
上記のような加熱調理機器の多機能化に伴って加熱調理メニューの数が増加すると、各加熱調理メニューの設定状態及び実行状態の表示を行う表示部の表示セグメントの数が増加する。その結果、多くの表示セグメントが限られた領域に密集することになり、機能の少ない機種の表示部に比べて表示の視認性が悪くなる傾向がある。
また、各表示セグメントの配置や大きさが固定された従来の専用液晶表示器等を用いた表示部ではユーザーの多様化したニーズや要望に応えることが困難になってきている。例えば若い世代のユーザーにとっては多くの表示セグメントが密集している表示がさほど気にならなくても、シニア世代のユーザーにとっては、そのような密集表示が煩わしく感じられることが多い。ほとんど使用しない加熱調理メニューの表示セグメントを除いて、普段使用する加熱調理メニューや時刻表示部(タイマー表示部)をできるだけ大きく表示して欲しいといった要望がある。
本発明は上記のような課題に鑑みて、通信機能を備えた加熱調理機器において、ユーザーが情報端末機器を用いて加熱調理機器の表示部のカスタマイズできるようにすることを目的とする。併せて、各種の加熱調理メニューのカスタマイズを容易なものとすることも本発明の目的である。
本発明による加熱調理機器の第1の構成は、予め記憶されたプログラムに従って加熱調理メニューの設定及び実行のための制御を行う制御手段と、前記制御手段に対して前記加熱調理メニューの指定を含む各種設定を行うための操作部と、前記加熱調理メニューの設定状態及び実行状態の表示を行う表示部と、前記制御手段が外部の情報端末機器との間で直接又は通信ネットワークを介して情報の授受を行うための通信手段とを備えた加熱調理機器であって、前記制御手段は、前記通信手段を介して前記情報端末機器から取得した表示メニュー情報にしたがって、前記表示部を構成する複数の表示セグメントの配置及び大きさを含む表示デザインを変更する機能を有することを特徴とする。
ユーザーは、情報端末機器で例えばインターネット上のウェブサーバーにアクセスして表示メニュー情報を取得し、その表示メニュー情報を通信手段を介して加熱調理機器に転送すれば、加熱調理機器の制御手段がその表示メニュー情報にしたがって表示部のデザインを変更する。こうしてユーザーは表示部のカスタマイズを行うことができる。
本発明による加熱調理機器の第2の構成は、上記第1の構成において、前記表示部がドットマトリックス型液晶表示器で構成され、前記複数の表示セグメントがそれぞれ複数のドットで構成されていることを特徴とする。表示部がドットマトリックスタイプの表示器で構成されていれば、表示部を構成する複数の表示セグメントの配置及び大きさを含む表示デザインを任意に変更することができる。なお、ドットマトリックス型液晶表示器に限らず、ドットマトリックス型の蛍光表示管やLED(発光ダイオード)等を用いて表示部を構成してもよいが、ドットマトリックス型液晶表示器は消費電力が少ない点で優れている。
本発明による加熱調理機器の第3の構成は、上記第1又は第2の構成において、前記制御手段が、前記表示メニュー情報と共に前記加熱調理メニューの制御パラメータを前記情報端末機器から取得し、取得した前記表示メニュー情報及び前記制御パラメータを不揮発性メモリーからなる記憶部に一旦記憶し、前記記憶部から読み出した前記表示メニュー情報にしたがって前記表示部の表示デザインを変更すると共に前記記憶部から読み出した制御パラメータにしたがって前記加熱調理メニューの設定及び実行のための制御を行うことを特徴とする。表示メニュー情報と同様に加熱調理メニューの制御パラメータもインターネット上のウェブサーバーで提供することが可能である。これにより、ユーザーは情報端末機器を用いて表示部のカスタマイズだけでなく、加熱調理メニューのカスタマイズも行うことができる。
本発明による加熱調理機器の第4の構成は、上記第3の構成において、前記記憶部は複数種類の表示メニュー情報を記憶することができ、前記制御手段は、ユーザーの指示に従って前記複数種類の表示メニュー情報のうちの1つを読み出し、当該表示メニュー情報にしたがって、前記表示部を構成する複数の表示セグメントの配置及び大きさを含む表示デザインを変更することを特徴とする。これにより、例えば複数のユーザーが加熱調理機器を使用する場合に、各ユーザーは自分の好みに合わせて表示部をカスタマイズすることができる。
本発明による加熱調理機器の第5の構成は、上記第3又は第4の構成において、前記加熱調理機器が電気炊飯器であり、前記制御パラメータは、炊飯制御の各工程における内釜の検出温度の目標値及び加熱時間の少なくとも一方を含んでいることを特徴とする。これにより、表示部のカスタマイズと炊飯制御等のカスタマイズが可能な電気炊飯器が提供される。
本発明による加熱調理機器の第6の構成は、上記第3、第4又は第5の構成において、前記記憶部に記憶された制御パラメータを使用する加熱調理メニューを読み出して設定するための特別なスイッチが前記操作部に備えられていることを特徴とする。このような構成によれば、ユーザーは制御パラメータをカスタマイズして記憶させた加熱調理メニューを簡単に設定して(読み出して)実行させることができる。
本発明の加熱調理機器によれば、ユーザーは加熱調理機器と通信可能な情報端末機器を用いて表示部のカスタマイズや加熱調理メニューのカスタマイズを簡単に行うことができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施例について説明する。
まず、本発明の実施例に係る加熱調理機器である電気炊飯器の断面図を図1に示し、その構造の概略を説明する。この電気炊飯器は、ケース本体11とその内部空間に着脱自在に装着される内釜12の保持部材13、そしてケース本体11の上部開口を開閉する蓋部材14を備えている。蓋部材14はケース本体11の後部(図1では右側)に軸17で枢支され、蓋部材14の内側には内釜12の上部開口を密封する内蓋15が設けられている。内釜12の保持部材13の底部には内釜12を電磁誘導作用によって加熱するIHコイル16が設けられ、保持部材13の側部には側面ヒーター(保温用ヒーター)18がリング状に設けられている。また、内釜12の保持部材13の底部中心部には、内釜12の温度を検出するための温度センサー19が設けられている。
電気炊飯器の前面(図1では左側)の上部には、操作部及び表示部を含む操作パネル21が設けられている。その内側には、操作部に対応する複数の押釦スイッチや表示部に対応する液晶表示器等が実装された第1制御基板22が操作パネル21と略平行に設けられている。また、第1制御基板22の下方の空間に第2制御基板23が設けられている。これらの制御基板22及び23には、予め記憶されたプログラムにしたがって炊飯器全体の制御を実行する制御手段としてのマイクロコンピュータや温度検出回路、ブザー、電源回路等が搭載されている。
また、第1制御基板22には、外部の情報端末機器との間で直接又は通信ネットワークを介して情報の授受を行うための通信手段である送受信回路24が実装されている。本実施例の送受信回路24は、赤外線データ通信(IrDA)を行うためのユニットであり、その赤外線送受信窓24aが操作パネル21の下側に露出するように設けられている。
図2は、制御基板22及び23に実装された回路を含む電気炊飯器の電気回路の全体構成を示すブロック図である。制御手段としてのマイクロコンピュータ20には、内釜12の温度を検出するための温度センサー19の出力が温度検出回路26を経て入力されている。また、各種の押釦スイッチを含む操作部27の信号が入力されている。
内釜12の加熱用のIHコイル16はスイッチング素子であるIGBTによって駆動されるが、そのIGBT回路28はIGBT駆動回路29を介してマイクロコンピュータ20によって駆動制御される。そのフィードバック制御のために、IGBT回路28からIGBT制御回路30を経てフィードバック信号がマイクロコンピュータ20に入力されている。また、保温用ヒーター18はヒーター回路31及びヒーター駆動回路32を介してマイクロコンピュータ20によって駆動制御される。マイクロコンピュータ20、IGBT制御回路30及びヒーター回路31には電源回路25からそれぞれの動作用電流が供給されている。
炊き上がりの報知やキー操作音等のために鳴動するブザー33や操作パネル21を構成する表示部(液晶表示器)34もマイクロコンピュータ20によって制御される。マイクロコンピュータ20による各種制御は、記憶部35にあらかじめ記憶されたプログラムにしたがって実行される。記憶部35は電気的に書き換え可能な不揮発性メモリーであるフラッシュメモリ又はEEPROMで構成されている。バッテリーバックアップされたSRAMで不揮発性メモリーを構成してもよい。記憶部には、炊飯制御等に使用される各種パラメータや後述する表示カスタマイズのためのデータも記憶される。
また、マイクロコンピュータ20には送受信回路24を構成する送信部24b及び受信部24cが接続されている。この送受信回路24は、電気炊飯器(マイクロコンピュータ20)が外部の情報端末機器との間で直接又は通信ネットワークを介して情報の授受を行うための通信手段に相当する。一実施例において、送受信回路24として赤外線データ通信(IrDA)回路が備えられている。これによって、同じくIrDA回路を備えた情報端末機器、例えば携帯電話機やPDA(個人情報端末)のような携帯端末機器等との間でデータ通信による情報の授受を行うことができる。
送受信回路24の他の具体構成として、近接無線通信手段であるブルートゥース、又はそれより離れた場所でも無線通信が可能なIEEE802.11b、802.11g等の規格に準拠した無線LANのインターフェイスを用いてもよい。無線に限らず、有線のLANインターフェイスやRS232C等の通信インターフェイスを用いてもよい。これら複数種類の通信インターフェイスを送受信回路24として備えさせてもよい。本実施例の電気炊飯器と外部の情報端末機器との間で行われる情報授受の例については後述する。
図3は、電気炊飯器の操作パネルの構成例を示す図である。操作パネル21は図2に示した操作部27及び表示部34に対応する。操作部27は、炊飯スイッチ37、予約スイッチ38、メニュースイッチ39、時刻設定スイッチ40、取消スイッチ42、保温スイッチ43等を備えている。本実施例の電気炊飯器では表示部34がドットマトリックスタイプの液晶表示器で構成されており、時刻や時間等の数値表示を行う4桁数値表示部34aと各種調理メニューの設定状態又は動作状態を示す複数の表示セグメントが配置されている。表示部34を構成する複数の表示セグメント(4桁数値表示部34aを含む)の配置及び大きさを含むデザインは、後述のようにしてユーザーが変更(カスタマイズ)することができる。
操作部27を構成する各スイッチの機能の概略を次に説明する。まず、炊飯スイッチ37は炊飯開始の指示に使用される。炊飯スイッチ37を押すと炊飯が開始し、炊飯インジケータ(LED)37aが点灯する。予約スイッチ38は炊飯予約の設定に使用される。この予約スイッチ38を押すと、表示部34の4桁数値表示部(時刻表示部)34aと時刻設定スイッチ(時・分スイッチ)40を用いて炊飯開始時刻(予約時刻)の設定を行うことができる。この後、炊飯スイッチ37を押すと、予約時刻が記憶部35に記憶され、予約インジケータ(LED)38aが点灯する。また、予約設定の完了がブザー33の鳴動によって報知される。
メニュースイッチ39は、炊飯メニューの設定に用いられる。このメニュースイッチ39を押すと、表示部34の上辺に配置された「白米」、「早炊き」、「分づき」、「おかゆ」、「発芽玄米」、「玄米」、「炊き込み」等の複数の加熱調理メニューの一つが順番に点灯し、点灯した炊飯メニューが選択される。メニュースイッチ39を押さなければデフォルトとして白米が設定される。また、メニュースイッチ39とは別におこげスイッチ41が設けられている。更に、ユーザーがカスタマイズした加熱調理メニューを設定するための特別なスイッチであるマイメニュースイッチ44が設けられている。この機能の詳細については後述する。
時刻設定スイッチ40は上述の炊飯時刻の予約設定と現在時刻の設定に用いられる。時、分の各スイッチを押せば表示部34の時刻表示部のうち、上2桁(時)又は下2桁(分)がインクリメントされる。取消スイッチ42は予約設定や保温等の取り消しに用いられる。
保温スイッチ43は、御飯の保温を開始させるために使用される。通常、炊飯行程が完了すれば自動的に保温行程が始まるが、取消スイッチ42で保温を解除した場合や電源プラグの脱着を行ったような場合に、保温スイッチ43を押下すれば再び保温が始まる。あるいは、別の炊飯器で炊いた御飯をこの電気炊飯器に移して保温を開始する場合も保温スイッチ43が使用される。保温スイッチ43を押下すると、温度センサー19によって内釜12の温度が検出され、検出温度が所定温度以上であればそのまま保温制御に移行するが、検出温度が所定温度より低い場合は雑菌の繁殖を抑えるための再加熱を行った後に、保温制御に移行する。保温中は保温インジケータ(LED)43aが点灯する。
図4は、炊飯制御から保温制御に至る工程に沿って内釜温度が変化する様子を例示するグラフである。なお、内釜温度は、前述の温度センサー19の検出信号に基づいてマイクロコンピュータ20が検出する温度である。炊飯工程の最初の吸水段階45では内釜温度が約40℃に維持され、この間に米の吸水が促進する。この後、昇温段階46において所定の電力でIHコイル16が駆動され、これによって内釜温度が急激に上昇する。この昇温段階46において単位時間当たりの温度上昇(ΔT/Δt)が測定され、その測定結果に基づいて炊飯量(合数)が推定される。
やがて、内釜12内の水(湯)が沸騰し、米が沸騰湯の中で炊かれる(ボイルされる)沸騰段階47に移行する。沸騰段階47の間は水分が徐々に蒸発し、内釜温度は略100℃に維持される。内釜12内のお湯が蒸発して無くなるに伴って、炊上げ段階48に移行する。
炊上げ段階48において、内釜温度があらかじめ定めた炊上げ温度(例えば130℃)に達すると、IHコイル16の電力を下げ、あらかじめ定めたむらし温度(107℃)に約10分間維持される(むらし段階49)。これで御飯が炊き上がり、炊飯工程は完了する。この後、自動的に保温工程に移行する。
保温工程では、自然冷却によって保温温度(約70℃)まで内釜温度が下がるのを待つ(冷却段階50)。この後、保温用ヒーター18を所定のデューティファクタで通電制御しながら、IHコイル16のオン・オフ制御によって内釜温度を保温温度に維持する温度調節が実行される(保温段階51)。
図4を用いて説明した炊飯制御は一例に過ぎない。各工程における内釜温度、時間及び加熱パワーは制御パラメータとして設定され、後述のようにユーザーが制御パラメータを変更(カスタマイズ)することが可能である。このカスタマイズは、マイクロコンピュータ20が送受信回路24を介して外部の情報端末機器と通信を行うことによって可能となる。
次に、前述の送受信回路24を用いて本実施例の電気炊飯器(マイクロコンピュータ20)が情報端末機器と通信を行い、表示部等のカスタマイズを行う実施例をいくつか説明する。
図5は、実施例1に係る電気炊飯器と情報端末機器との通信システムの全体構成を示す図である。本実施例の電気炊飯器60は前述のように、赤外線データ通信(IrDA)ユニットである送受信回路24を備え、その赤外線送受信窓24aが操作パネル21の下側に露出するように設けられている。この送受信回路24を用いて、本実施例の電気炊飯器(のマイクロコンピュータ20)は、他のIrDA通信機能を有する情報端末機器61との間でIrDA通信を行うことができる。図示の例では、そのような情報端末機器61として携帯電話機が描かれている。但し情報端末機器61は携帯電話機に限らず、IrDA通信機能を有するPDA(個人情報端末)やパーソナルコンピュータであってもよい。この情報端末機器61は、インターネット62に接続する機能を有し、インターネット62を介してウェブサーバー63にアクセスすることが可能である。
ユーザーは、電気炊飯器60の製造業者又はその代理業者がインターネット62上に開設するウェブサイトに情報端末機器61を用いてアクセスし、ウェブブラウザ上で表示メニューのカスタマイズを行い、そのカスタマイズ内容を電気炊飯器60の表示部34に反映することができる。
図6は、電気炊飯器の表示部カスタマイズの手順を示すフローチャートである。また、図7は、デフォルトの表示メニューとカスタマイズ後の表示メニューの例を示す図である。ユーザーは、情報端末機器61を用いて、電気炊飯器60の製造業者又はその代理業者がインターネット62上に開設するウェブサイトにアクセスする(ステップ#101)。そして、情報端末機器61の画面(ブラウザ)上にデフォルト表示メニューを読み出して表示する(ステップ#102)。このデフォルト表示メニューは、工場出荷時の電気炊飯器60の表示部34に表示されるカスタマイズ前の標準の表示メニューに対応している(図7(a)参照)。電気炊飯器60の製造業者又はその代理業者がインターネット62上に開設するウェブサイトの表示データやデフォルトの表示メニュー等は、ウェブサーバー63の記憶装置における所定のディレクトリーに保存されている。
次にユーザーは、情報端末機器61のキーボードやポインティングデバイスを用いて、デフォルト表示メニューを構成する各表示セグメントの位置や大きさ等の表示デザインを変更する(ステップ#103)。すなわち、図7(a)に示すデフォルト表示メニューにおいて、4桁数値表示部(時刻表示部)34aや、その周囲に配置された各種調理メニューの設定状態又は動作状態を示す複数の表示セグメントの位置や大きさを変更する。変更(カスタマイズ)後の表示メニューの一例が図7(b)に示されている。この例では、あるユーザーにとって使用頻度の高い「無洗米」、「調理」、「蒸し」、「パン」等の表示セグメントを大きくして、表示部34の左側にまとめて配置している。また、4桁数値表示部(時刻表示部)34aが見やすくなるように拡大して表示部34の上側に配置している。
なお、情報端末機器61の画面(ブラウザ画面)が十分大きい場合は表示部34の全体を画面上に配置し、ポインティングデバイスや所定のキーを用いて各表示セグメントを任意に移動したり、拡大・縮小したりすることが可能である。しかし、携帯電話のように画面が小さい情報端末機器61を用いる場合は、各セグメントの配置や大きさの変更操作が制限される。例えば各表示セグメントの大きさを大、中及び小の3段階の中から選択するようになる。また、各表示セグメントの配置や大きさが異なる複数種類の表示メニュー(デザイン)を用意しておき、ユーザーが情報端末機器61の画面上でそれらの表示メニューのうちの1つを選択することができるようにしてもよい。選択した表示メニューをそのままダウンロードしてもよいし、更にカスタマイズしてからダウンロードしてもよい。
上記のようにユーザーがアクセスしたウェブサイトのホームページ上でデフォルトの表示メニューをカスタマイズするためのプログラムは、例えばPerl等のインタープリタ言語で記述されたCGIスクリプト等のウェブプログラムによって実現され、このウェブプログラムはホームページの表示データに埋め込まれた形でウェブサーバー63の記憶装置における所定のディレクトリーに保存されている。なお、表示画面の大きいコンピュータ等の情報端末機器61用のホームページ(ウェブページ)のデータ及びプログラムと、携帯電話のように表示画面の小さい情報端末機器61用のホームページのデータ及びプログラムが個別に用意され、個別のURLに対応付けられてウェブサーバー63の記憶装置に保存されている。
ユーザーは上記のようにして作成したカスタマイズ後の表示メニューのデータ(表示メニュー情報)をウェブページから情報端末機器61にダウンロードする(ステップ#104)。そして、ユーザーは、前述のIrDA通信によって情報端末機器61から電気炊飯器(のマイクロコンピュータ20)へ表示メニュー情報を転送する(ステップ#105)。表示メニュー情報を受信したマイクロコンピュータ20は、その表示メニュー情報を記憶部35に保存する(ステップ#106)。更に、マイクロコンピュータ20は、その(読み出した)表示メニュー情報にしたがって表示デザインを変更する。すなわち、表示部34を構成する複数の表示セグメントの配置や大きさを変更する(ステップ#107)。この結果、表示部34のデザインが、例えば図7(a)に示すデフォルト表示から図7(b)に示すようにカスタマイズされる。
なお、上記のような表示のカスタマイズを実現するには、表示部34がドットマトリックスタイプの表示器で構成されている必要があるが、必ずしも液晶表示器(LCD)である必要はなく、蛍光表示管、発光ダイオード(LED)等、種々のドットマトリックス型表示器を使用することが可能である。
また、上記のようにしてユーザーがカスタマイズしダウンロードした表示メニュー情報を記憶部35に複数種類保存しておき、そのうちの1つをユーザーが選択して表示部34のデザインを変更できるようにしてもよい。
上記の実施例1ではマイクロコンピュータ20がインターネット上のサーバーから取得した表示メニュー情報に基づいて表示部34のカスタマイズを行うが、表示部34のカスタマイズに加えて、炊飯メニュー等の加熱調理メニューの制御パラメータについてカスタマイズする実施例を以下に説明する。
まず、図4を用いて説明した炊飯制御のような加熱調理制御のカスタマイズ化を容易にするために、各工程における処理の統一化を図る。図8は、複数工程からなる加熱調理制御の統一化を実現するためのフローチャートの例である。このフローチャートでは、各工程が終了して次の工程へ移行する条件を2種類に定めている。1つの条件は温度による移行であり、他の条件は時間(タイマー)による移行である。
ステップ#201において加熱調理メニュー全体のデータ(制御パラメータ)設定を行う。工程数(カウンタ)のセット、全体のタイムアウト時間の設定、異常検出の条件(各工程の異常検出温度、異常タイムアウト時間等)が設定される。炊飯制御の場合は、予約炊飯の有無、合数判定の条件、保温制御のタイプ等も設定される。続くステップ#202で最初に(次に)実行する工程のデータ設定(初期化等)を行う。続くステップ#203でその工程の制御パラメータ(加熱出力等)にしたがって加熱制御を行い、次のステップ#204で温度による工程移行か時間による工程移行かをチェックする。なお、ステップ#203での加熱制御には、加熱出力がゼロの場合も含まれる。
温度による工程移行の場合は、ステップ#205で検出温度が目標温度に達したか否かがチェックされ、達していなければステップ#203に戻る。つまり、検出温度が目標温度に達するまでステップ#203からステップ#205の処理が繰り返される。なお、検出温度が目標温度に達したか否かのチェックは、検出温度が上昇する場合だけでなく、下降する場合も含まれる。検出温度が下降する場合は、検出温度が目標温度未満になったか否かがチェックされることになる。この区別も工程の制御パラメータ(データ)に含まれている。
ステップ#204の判断で温度による工程移行でなかった場合は時間による工程移行である。この場合は、ステップ#206で設定時間が経過したか(タイマーが終了したか)否かがチェックされ、経過していなければステップ#203に戻る。つまり、設定時間が経過するまでステップ#203からステップ#206の処理が繰り返される。
ステップ#205で検出温度が目標温度に達した場合、又はステップ#206で設定時間が経過した場合は、ステップ#207で最終工程か否かがチェックされ、最終工程でなければステップ#208で工程移行処理(工程カウンタのデクリメント等)を行った後にステップ#202に戻る。最終工程であれば、加熱調理メニューの処理を終了する。
上記のような加熱調理制御の統一化によって、各加熱調理メニューを複数の工程に分解し、各工程における制御を検出温度、加熱時間(タイマー)、加熱出力等の制御パラメータで表すことができる。これにより、加熱調理メニューのユーザーによるカスタマイズが容易になる。
図9は、加熱調理メニューのカスタマイズの手順を示すフローチャートである。ユーザーは、情報端末機器61を用いて、電気炊飯器60の製造業者又はその代理業者がインターネット62上に開設するウェブサイトにアクセスする(ステップ#301)。そして、そのウェブサイトで提供されている加熱調理メニューのカスタマイズのためのページを情報端末機器61の画面(ブラウザ)上に表示し、カスタマイズしたい加熱調理メニューを選択する(ステップ#302)。この例では、炊飯メニューの一つである白米を選択したとする。続いてユーザーは、情報端末機器61の画面上で炊き上がり状態を選択する(ステップ#303)。ユーザーの好みに応じて、例えば「かため」、「普通」及び「やわらかめ」のうちの一つを選択する。更にユーザーは、おこげ状態の選択を行う(ステップ#304)。炊き上がり状態の選択と同様に、複数段階のおこげ状態(こげ色)の中からユーザーの好みのものを選択する。
上記のようにしてユーザーによる加熱調理メニューのカスタマイズが完了し、これをマイメニューとして決定すると(ステップ#305)、その設定情報が情報端末機器61からウェブサーバー63に送信される。情報端末機器61が携帯電話のように小さな画面である場合は、設定項目毎にプルダウンメニューを用いて選択を行い、選択情報を設定項目毎にウェブサーバー63に送信するようにしてもよい。ウェブサーバー63は、受信した設定情報からマイメニューの制御パラメータを生成し、情報端末機器61に送信(ダウンロード)する(ステップ#306)。この後ユーザーは、前述のIrDA通信によって情報端末機器61から電気炊飯器(のマイクロコンピュータ20)へ制御パラメータを転送する(ステップ#307)。
制御パラメータを受信したマイクロコンピュータ20は、そのマイメニューの制御パラメータを記憶部35に保存する(ステップ#308)。ユーザーは、操作部27に設けられたマイメニュースイッチ44(図3参照)を用いてこのマイメニューを読み出し(設定し)、実行させることができる。このとき、制御パラメータとセットでダウンロードされ記憶部35に保存された表示メニュー情報にしたがって、マイメニューの表示セグメントが表示部34に表示される。
上記のようにしてカスタマイズされダウンロードされたマイメニューの制御パラメータを記憶部35に複数種類保存しておき、そのうちの1つをユーザーが選択して実行させることができるようにしてもよい。例えばユーザーがマイメニュースイッチ44を押すごとに、複数のマイメニューが順番に選択されるようにすればよい。
上記の実施例ではユーザーが加熱調理の出来具合等を設定し、その設定情報にしたがってウェブサーバー63が加熱調理メニューの制御パラメータを生成(変更)するが、ユーザーが制御パラメータを直接設定(変更)できるようにしてもよい。この際、各工程の目標温度や加熱時間を直接数値で設定する方法も考えられるが、本実施例ではウェブページ上でグラフィカルなユーザーインターフェイスを用いて設定できるようにする。
図10は、ウェブページ上で炊飯制御用の制御パラメータをグラフィカルに設定するためのユーザーインターフェイスの例を示す図である。ユーザーがこれを利用して炊飯メニューのカスタマイズを行う際の基本的な手順は、実施例2で図9のフローチャートを用いて説明した手順と同様である。ユーザーは、情報端末機器61を用いて、所定のウェブサイトにアクセスし、図10に示す炊飯制御のグラフ(ユーザーインターフェイス)を画面上に表示させる。
このグラフの所望の線を例えばポインティングデバイスでドラッグすることにより、各工程における目標温度や加熱時間をグラフィカルに変更設定することができる。つまり、矢印線で示すように吸水工程の目標温度T1と加熱時間t1、昇温工程の加熱時間t2、炊きあげ工程の目標温度(炊き上げ温度)T2と加熱時間t3、高温むらし工程の目標温度T3と加熱時間t4、及びむらし工程の目標温度T4と加熱時間t5のそれぞれを個別に増減変更することができる。
このようにして制御パラメータの変更設定を行った(カスタマイズした)炊飯メニュー(マイメニュー)を情報端末機器61にダウンロードし、電気炊飯器に転送して記憶部35に保存し、マイメニュースイッチ44で読み出して実行する手順は、実施例2で図9のフローチャートを用いて説明した手順と同様である。
電気炊飯器の製造業者又はその代理業者は、所定のウェブサイトで上記のようなカスタマイズのためのユーザーインターフェイスを提供する際に、図10に示すようなグラフを複数種類用意しておいてもよい。例えば、新米と古米との区別、あるいは米の産地による区別等に応じて複数種類のグラフを用意しておき、ユーザーはそれらのうちの1つを選択し、必要に応じて制御パラメータの変更設定を行うようにすればよい。
以上、本発明のいくつかの実施例及び変形例について説明したが、本発明はこれらの実施例や変形例を組み合わせて実施してもよい。また、更に変形して実施してもよい。例えば、ウェブサイトから情報端末機器61にダウンロードした表示メニュー情報や制御パラメータを電気炊飯器に転送する方法は、IrDA通信に限らず、ブルートゥースや無線LANを用いて行ってもよいし、有線LANやRS232C等の通信によって行ってもよい。通信以外の転送手段として、メモリーカードやUSBメモリー等の記憶媒体を利用してもよい。
また、表示メニュー情報や制御パラメータをウェブサイトから情報端末機器61にダウンロードする代わりに、電気炊飯器(加熱調理機器)に同梱されるCD−ROMのような記憶媒体を用いて情報端末機器61が表示メニュー情報や制御パラメータを取得し、カスタマイズできるようにしてもよい。
あるいは、電気炊飯器(加熱調理機器)に同梱される調理ブックのレシピーに添付された二次元バーコードやQRコード(二次元コードの一種)を情報端末機器61で読み取ることによって表示メニュー情報や制御パラメータを取得し、カスタマイズできるようにしてもよい。例えば、携帯電話に備えられたカメラでQRコードを撮影し、解析プログラムを用いてコード化することによって表示メニュー情報や制御パラメータを復元することが可能である。また、電気炊飯器(加熱調理機器)の本体やカバーに貼付された二次元バーコードやQRコードを読み取り、それを所定のウェブページへ送信することによって表示メニュー情報や制御パラメータをダウンロードできるようにしてもよい。ダウンロードの前に、暗証番号や機器の型番の入力等によるユーザーの認証を行うようにしてもよい。
なお、加熱調理メニューの制御パラメータの変更による調理メニューのカスタマイズについて説明したが、当該加熱調理メニューの制御プログラム本体の容量が十分小さい場合は、制御プログラム本体を情報端末機器61にダウンロードできるようにしたり、二次元バーコードやQRコードに埋め込んでおいて情報端末機器61が取得できるようにしてもよい。このような制御プログラム本体もIrDA通信等の手段によって情報端末機器61から電気炊飯器(加熱調理機器)に転送することが可能である。
本発明の実施例に係る加熱調理機器である電気炊飯器の断面図である。 電気炊飯器の電気回路の全体構成を示すブロック図である。 電気炊飯器の操作パネルの構成例を示す図である。 炊飯制御から保温制御に至る工程に沿って内釜温度が変化する様子を例示するグラフである。 実施例1に係る電気炊飯器と情報端末機器との通信システムの全体構成を示す図である。 電気炊飯器の表示部カスタマイズの手順を示すフローチャートである。 デフォルトの表示メニューとカスタマイズ後の表示メニューの例を示す図である。 複数工程からなる加熱調理制御の統一化を実現するためのフローチャートの例である。 加熱調理メニューのカスタマイズの手順を示すフローチャートである。 ウェブページ上で炊飯制御用の制御パラメータをグラフィカルに設定するためのユーザーインターフェイスの例を示す図である。
符号の説明
12 内釜
20 マイクロコンピュータ(制御手段)
24 通信手段
24a 赤外線送受信窓
24b 送信部
24c 受信部
27 操作部
34 表示部
35 記憶部
60 電気炊飯器
61 情報端末機器
62 インターネット(通信ネットワーク)
44 マイメニュースイッチ(特別なスイッチ)

Claims (6)

  1. 予め記憶されたプログラムに従って加熱調理メニューの設定及び実行のための制御を行う制御手段と、前記制御手段に対して前記加熱調理メニューの指定を含む各種設定を行うための操作部と、前記加熱調理メニューの設定状態及び実行状態の表示を行う表示部と、前記制御手段が外部の情報端末機器との間で直接又は通信ネットワークを介して情報の授受を行うための通信手段とを備えた加熱調理機器であって、
    前記制御手段は、前記通信手段を介して前記情報端末機器から取得した表示メニュー情報にしたがって、前記表示部を構成する複数の表示セグメントの配置及び大きさを含む表示デザインを変更する機能を有することを特徴とする表示部カスタマイズ機能を有する加熱調理機器。
  2. 前記表示部がドットマトリックス型液晶表示器で構成され、前記複数の表示セグメントがそれぞれ複数のドットで構成されていることを特徴とする
    請求項1記載の表示部カスタマイズ機能を有する加熱調理機器。
  3. 前記制御手段は、前記表示メニュー情報と共に前記加熱調理メニューの制御パラメータを前記情報端末機器から取得し、取得した前記表示メニュー情報及び前記制御パラメータを不揮発性メモリーからなる記憶部に一旦記憶し、前記記憶部から読み出した前記表示メニュー情報にしたがって前記表示部の表示デザインを変更すると共に前記記憶部から読み出した制御パラメータにしたがって前記加熱調理メニューの設定及び実行のための制御を行うことを特徴とする
    請求項1又は2記載の表示部カスタマイズ機能を有する加熱調理機器。
  4. 前記記憶部は複数種類の表示メニュー情報を記憶することができ、前記制御手段は、ユーザーの指示に従って前記複数種類の表示メニュー情報のうちの1つを読み出し、当該表示メニュー情報にしたがって、前記表示部を構成する複数の表示セグメントの配置及び大きさを含む表示デザインを変更することを特徴とする
    請求項3記載の表示部カスタマイズ機能を有する加熱調理機器。
  5. 前記加熱調理機器が電気炊飯器であり、前記制御パラメータは、炊飯制御の各工程における内釜の検出温度の目標値及び加熱時間の少なくとも一方を含んでいることを特徴とする
    請求項3又は4記載の表示部カスタマイズ機能を有する加熱調理機器。
  6. 前記記憶部に記憶された制御パラメータを使用する加熱調理メニューを読み出して設定するための特別なスイッチが前記操作部に備えられていることを特徴とする
    請求項3、4又は5記載の表示部カスタマイズ機能を有する加熱調理機器。
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