JP2006280072A - Pwm制御回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来のデジタル処理回路を用いたPWM制御回路では、クロック信号に異常があったときには、回路全体の動作が停止してしまっていた。しかし、車両のECBシステム等では、システムの信頼性を保つ上で回路動作の停止を避けたい。
【解決手段】 PWM信号とクロック信号に基づきソレノイド駆動信号および還流側駆動信号を生成する駆動信号生成回路11、クロック信号監視回路16と、リニアソレノイド1を駆動するハイサイド側スイッチング素子14と、ハイサイド側スイッチング素子のオフ時の電流還流用の還流側スイッチング素子15と、各スイッチング素子を駆動するハイサイド側駆動回路12及び還流側駆動回路13とを備え、クロック信号が正常な場合には各駆動信号に基づいて各スイッチング素子を駆動し、異常な場合には前記PWM信号に基づいてハイサイド側スイッチング素子を駆動し、還流側スイッチング素子の駆動を停止する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、外部から入力されるPWM信号およびクロック信号に基づいて駆動信号を生成するPWM制御回路に関する。
従来から、油圧制御用リニアソレノイドやモータ等の負荷をPWM制御によるスイッチング駆動により駆動することが行われている。
このPWM制御による負荷の駆動を行う場合、負荷に発生する逆起電力の還流電流による発熱や消費電力を抑えるために、ハイサイド側スイッチング素子とローサイド側スイッチング素子とを相補的に駆動する同期整流方式を用いた駆動を行うことが一般的である。しかし、この同期整流方式による駆動を行う場合は、制御の精度向上や消費電力低減を図るために、デジタル処理回路を用いてPWM制御回路を構成し、外部から入力されるPWM信号およびクロック信号に基づいて駆動信号を生成するように構成する場合がある。
デジタル処理回路を用いたPWM制御装置としては、例えば、特許文献1に示すような制御装置がある。
特開平9−163759号公報
前述のように、デジタル処理回路を用いてPWM制御回路を構成した場合、クロック信号が停止する等、クロック信号に異常があったときには、回路全体の動作が停止してしまうことになる。
しかし、PWM制御回路を、車両のECB(Electronicaly Controled Brake)システム等といった重要な電子部品システムに用いる場合には、システムの信頼性を保つ上で、回路動作が停止することをできるだけ避けたいものである。
そこで、本発明においては、万が一クロック信号に異常があってデジタル処理を行う回路が停止してもスイッチング駆動動作を継続することができて、システムが機能停止することを防止可能なPWM制御回路を提供するものである。
上記課題を解決するPWM制御回路は、以下の特徴を有する。
即ち、請求項1記載のごとく、外部から入力されるPWM信号およびクロック信号に基づいて駆動信号を生成するPWM制御回路であって、入力されたPWM信号およびクロック信号に基づいて駆動信号を生成する駆動信号生成手段と、駆動信号生成手段へ入力されるクロック信号を監視するクロック信号監視手段と、PWM制御回路に接続される負荷を駆動するためのハイサイド側スイッチング素子と、該ハイサイド側スイッチング素子のオフ時に、負荷に生じる逆起電力によって流れる電流を還流させるための還流側スイッチング素子と、ハイサイド側スイッチング素子および還流側スイッチング素子を、それぞれ駆動する駆動手段とを備え、前記クロック信号監視手段によるクロック信号の監視結果が正常である場合には、前記駆動手段は前記駆動信号に基づいてハイサイド側スイッチング素子および還流側スイッチング素子を駆動し、該監視結果が異常であった場合には、前記駆動手段は前記PWM信号に基づいてハイサイド側スイッチング素子を駆動するとともに、還流側スイッチング素子の駆動を停止する。
これにより、PWM制御回路へ入力されるクロック信号に異常が生じた場合でも、継続してリニアソレノイド等の負荷を駆動する、バックアップ動作を行うことが可能となっている。
そして、クロック信号が正常入力される通常時には高精度な制御を行うことができ、クロック信号に異常があったときにも負荷電流の制御を行うハイサイド側スイッチング素子のみで負荷を駆動する片側スイッチング素子の制御に切り換えることで、スイッチング損失を低減するとともに、駆動システム全体の信頼性を向上することができる。
なお、ここで、片側スイッチング素子のみの制御の場合に駆動するスイッチング素子は、必ずしもハイサイド側スイッチング素子に限るものではなく、負荷電流制御を行う素子がローサイド側スイッチング素子である場合には、ローサイド側スイッチング素子によって片側スイッチング素子のみの制御を行ってもよい。
また、請求項2記載のごとく、前記PWM制御回路は、前記クロック信号監視手段によるクロック信号の監視結果が異常であった場合に前記駆動手段に入力される、PWM信号のパルス幅を補正するパルス幅補正手段を備える。
これにより、クロック信号に異常があったときのハイサイド側スイッチング素子は、クロック信号が正常なときのソレノイド駆動信号と同じデューティーの駆動信号にて駆動されることとなり、クロック信号の正常時から異常時へ切り換わったときに、リニアソレノイドにより制御される油圧に生じる変化を抑えることができ、車両運転時のフィーリングが悪くなったり、車両の質感を損ねたりすることを防止できる。
本発明によれば、クロック信号が正常入力される通常時には高精度な制御を行うことができ、クロック信号に異常があったときも、スイッチング駆動動作を継続することができ、スイッチング損失を低減するとともに、駆動システム全体の信頼性を向上することができる。
また、クロック信号の正常時から異常時へ切り換わったときには、リニアソレノイドにより制御される油圧に生じる変化を抑えることができ、車両運転時のフィーリングが悪くなったり、車両の質感を損ねたりすることを防止できる。
次に、本発明を実施するための形態を、添付の図面を用いて説明する。
図1に示すPWM制御回路Cは、外部から入力されるPWM(Pulse Width Modulation)信号およびクロック信号に基づいて駆動信号を生成し、該PWM制御回路に接続された負荷であるリニアソレノイド1を駆動するPWM制御回路であり、入力されたPWM信号およびクロック信号に基づいてデジタル処理により駆動信号を生成する駆動信号生成回路11と、駆動信号生成回路11へ入力されるクロック信号を監視するクロック信号監視回路16と、PWM制御回路Cに接続されるリニアソレノイド1を駆動するためのハイサイド側スイッチング素子14と、該ハイサイド側スイッチング素子14のオフ時に、リニアソレノイド1に生じる逆起電力によって流れる電流を還流させるための還流側スイッチング素子15と、ハイサイド側スイッチング素子14を駆動するハイサイド側駆動回路12と、還流側スイッチング素子15を駆動する還流側駆動回路13とを備えている。
ハイサイド側スイッチング素子14は、例えばPチャンネルDMOS(Double-diffused MOS)トランジスタにて構成され、還流側スイッチング素子15はNチャンネルDMOSトランジスタにて構成されている。
駆動信号生成回路11と、ハイサイド側駆動回路12および還流側駆動回路13との間には、駆動切換スイッチ17が設けられている。
駆動切換スイッチ17は、常時駆動側端子17a・17a側と異常時駆動側端子17b・17b側とに接続を切換可能に構成されており、常時駆動側端子17a・17a側に切り換えると、該駆動信号生成回路11とハイサイド側駆動回路12および還流側駆動回路13とが接続され、異常時駆動側端子17b・17b側に切り換えると、ハイサイド側駆動回路12がPWM信号入力端子Tpと直接接続されるとともに、還流側駆動回路13がグランドに接続されるように構成している。
このように構成されるPWM制御回路Cにおいては、通常の作動時には駆動切換スイッチ17が常時駆動側端子17a・17a側に切り換えられており、PWM入力端子TpからPWM信号が入力されるとともに、クロック入力端子Tcからクロック信号が入力されている。
外部からのPWM信号およびクロック信号は駆動信号生成回路11に入力され、駆動信号生成回路11では、入力されたPWM信号およびクロック信号に基づいて、図2に示すようなソレノイド駆動信号および還流側駆動信号を生成する。
生成されたソレノイド駆動信号はハイサイド側駆動回路12へ入力され、該ハイサイド側駆動回路12はソレノイド駆動信号に応じてハイサイド側スイッチング素子14をオン・オフ制御し、リニアソレノイド1が駆動される。
また、生成された還流側駆動信号は還流側駆動回路13に入力され、該還流側駆動回路13は還流側駆動信号に応じて還流側スイッチング素子15をオン・オフ制御し、ハイサイド側スイッチング素子14のオフ時にリニアソレノイド1に生じる逆起電力を、該還流側スイッチング素子15を通じて還流させるようにしている。
なお、ソレノイド駆動信号と還流側駆動信号との間には、ハイサイド側スイッチング素子14がオン状態にある駆動時と、ハイサイド側スイッチング素子14がオフ状態にある還流時とを切り換える際に、ハイサイド側スイッチング素子14と還流側スイッチング素子15とが同時にオンして貫通電流が流れることがないようにするデッドタイムDTが設けられている。
また、このデッドタイムDTの期間中は、ハイサイド側スイッチング素子14と還流側スイッチング素子15との両方がオフするが、還流電流は還流側スイッチング素子15に寄生するダイオード15aを通じて還流することが可能である。
このように、本PWM制御回路Cでは、還流側スイッチング素子15を通じて還流電流を流すように構成しているので、例えば、還流側スイッチング素子15の代わりにダイオードをリニアソレノイド1と並列に設けて、該ダイオードに還流電流を流した場合に比べて、還流時の抵抗成分を小さくすることができ、発熱量を少なくして効率の向上を図ることが可能となっている。
ただし、還流側スイッチング素子15を用いた場合は、前述のようにデッドタイムDTを設けて、ハイサイド側スイッチング素子14と還流側スイッチング素子15とが同時にオンしないように構成すると同時に、デッドタイムDTを極力短くする必要がある。
従って、デッドタイムDTの設定等を行う際に、高精度なタイミングを生成したり、PWM制御回路Cが構成されるICチップの面積を縮小したりするために、クロック信号を用いたデジタル処理を行うPWM制御回路Cに構成している。
しかし、デジタル処理を用いてPWM制御を行う構成した場合、クロック信号の駆動信号生成回路11への入力が遮断または停止する等の異常が生じたときには、リニアソレノイド1へ過大な電流が流れることがないよう、リニアソレノイド1の駆動を停止するような構成をとる必要があるため、動作停止に至る要因が増すこととなっている。
従って、このままでは、高い信頼性が求められるECB(Electronicaly Controled Brake)システム等の車載用電子システムに適用することは、好ましいとはいえない。
そこで、本PWM制御回路Cにおいては、入力されるクロック信号を監視するためのクロック監視回路16および、ハイサイド側駆動回路12および還流側駆動回路13へ入力される信号を切り換えるための駆動切換スイッチ17を設けて、クロック信号の停止等といった異常が発生した場合にでも、リニアソレノイド1の駆動を継続して行うことができるように構成して、回路動作の停止を防止している。
つまり、クロック信号監視回路16により、クロック信号が駆動信号生成回路11へ正常に入力されていることが検出されているときには、該クロック信号監視回路16により駆動切換スイッチ17が常時駆動側端子17a・17a側へ切り換えられ、駆動信号生成回路11にて生成されたソレノイド駆動信号がハイサイド側駆動回路12へ入力され、該ソレノイド駆動信号に応じてハイサイド側スイッチング素子14がオン・オフ制御されて、リニアソレノイド1が駆動される。
また、駆動信号生成回路11にて生成された還流側駆動信号が還流側駆動回路13に入力され、該還流側駆動信号に応じて還流側スイッチング素子15がオン・オフ制御されて、ハイサイド側スイッチング素子14のオフ時にリニアソレノイド1に生じる逆起電力が、該還流側スイッチング素子15を通じて還流する。
一方、クロック信号監視回路16により、駆動信号生成回路11へ入力されるクロック信号に異常があることが検出されたときには、該クロック信号監視回路16により駆動切換スイッチ17が異常時駆動側端子17b・17b側へ切り換えられ、外部からのPWM信号が直接ハイサイド側駆動回路12へ入力され、入力されたPWM信号に応じてハイサイド側スイッチング素子14がオン・オフ制御されて、リニアソレノイド1が駆動される。
また、駆動切換スイッチ17が異常時駆動側端子17b・17b側へ切り換えられると、還流側駆動回路13はグランドに接続されて、還流側スイッチング素子15はオフされる。このため、クロック信号に異常がある場合のハイサイド側スイッチング素子14オフ時には、還流電流はダイオード15aを通じて還流することとなる。
このように、PWM制御回路Cに設けたクロック監視回路16および駆動切換スイッチ17により、該PWM制御回路Cへ入力されるクロック信号に異常が生じたときでも、PWM信号を直接用いてリニアソレノイド1を駆動するとともに、還流側スイッチング素子15の駆動を停止し、該還流側スイッチング素子15に寄生するダイオード15aを通じて還流電流を還流させるように構成している。
これにより、該PWM制御回路Cへ入力されるクロック信号に異常が生じた場合でも、継続してリニアソレノイド1を駆動する、バックアップ動作を行うことが可能となっている。
そして、クロック信号が正常入力される通常時には高精度な制御を行うことができるとともに、クロック信号に異常があったときにも負荷電流の制御を行うハイサイド側スイッチング素子のみで負荷を駆動する片側スイッチング素子の制御に切り換えることで、スイッチング損失を低減するとともに、駆動システム全体の信頼性を向上することができる。
なお、この場合、片側スイッチング素子のみの制御の場合に駆動するスイッチング素子は、必ずしもハイサイド側スイッチング素子に限るものではなく、負荷電流制御を行う素子がローサイド側スイッチング素子である場合には、ローサイド側スイッチング素子によって片側スイッチング素子のみの制御を行ってもよい。
ここで、駆動信号生成回路11にて生成されるソレノイド駆動信号における、ハイサイド側スイッチング素子14のオン時のパルス幅Pw1は、駆動信号生成回路11へ入力されるPWM信号における、ハイサイド側スイッチング素子14のオン時のパルス幅Pw2に対して、前記デッドタイムDTの長さ分だけ短くなっている(図2参照)。
このため、駆動切換スイッチ17が常時駆動側端子17a・17a側に切り換えられた通常の駆動時と、駆動切換スイッチ17が異常時駆動側端子17b・17b側に切り換えられたクロック信号異常時とで、ハイサイド側スイッチング素子14を駆動する信号のデューティーが異なることとなる。
このようなデューティーの差、すなわち通常時と異常時とでリニアソレノイド1へ供給される電流量に変動があると、例えばECBのような車両用の油圧制御ユニットにおいては、リニアソレノイド1により制御される油圧に急激な変動が引き起こされることとなって、車両に振動や騒音が発生する等、車両の挙動変化が生じるため、車両運転時のフィーリングが悪くなったり、車両の質感を損ねたりする原因となる恐れがある。
そこで、図3に示すように、PWM制御回路Cにおいては、クロック信号の異常時にハイサイド側スイッチング素子14へ入力されるPWM信号のパルス幅を補正するパルス幅補正回路18を、PWM信号入力端子Tpと異常時駆動側端子17bとの間に介装して、通常時と異常時とでのハイサイド側スイッチング素子14の駆動信号のデューティー差を抑えるように構成することもできる。
つまり、図4に示すように、パルス幅補正回路18は、PWM信号が入力される第1入力端子18aと、PWM信号が遅延回路18dを介して入力される第2入力端子18bとを備える、AND型論理回路にて構成されており、遅延回路18dは複数のインバータ18eを直列接続して構成されている。
このように構成されるパルス幅補正回路18においては、図5に示すように、第1入力端子18aにPWM信号が入力されるとともに、第2入力端子18bに遅延回路18dからの出力信号が入力されることにより、図2に示すソレノイド駆動信号のパルス幅Pw1と同じパルス幅Pw1の信号が補正回路出力信号として出力されることとなる。
これにより、ハイサイド側スイッチング素子14には、図2に示すソレノイド駆動信号と同じデューティーの駆動信号にて駆動されることとなり、駆動切換スイッチ17が常時駆動側端子17a・17aから異常時駆動側端子17b・17b側へ切り換えられた場合でも、リニアソレノイド1により制御される油圧に生じる変化を抑えることができ、車両運転時のフィーリングが悪くなったり、車両の質感を損ねたりすることを防止できる。
なお、遅延回路18dにおいては、PWM信号が複数のインバータ18eを通じて伝達される際に遅延が生じるため、パルス幅補正回路18の第2入力端子18bには、PWM信号を遅延させた信号が入力されることとなる。
また、直列接続するインバータ18eは偶数個とされている。
そして、PWM信号の遅延度合いは、直列接続するインバータ18eの個数により調節することができ、直列接続するインバータ18eの個数を変更することで、パルス幅補正回路18からの出力信号のパルス幅を適宜値に設定することが可能である。
また、本例におけるPWM制御回路Cでは、リニアソレノイド1のハイサイド側をPチャンネルDMOSトランジスタ(ハイサイド側スイッチング素子14)にてスイッチング動作する構成としているが、PチャンネルDMOSトランジスタとリニアソレノイド1とを並列に接続して、リニアソレノイド1のローサイド側をNチャンネルDMOSトランジスタにてスイッチング動作する構成としてもよい。
さらに、これらの何れの構成においても、PチャンネルDMOSトランジスタを、昇圧したNチャンネルDMOSトランジスタにより駆動する構成とすることもできる。
本発明にかかるPWM制御回路を示す概略回路図である。 クロック信号の正常時におけるPWM信号、ソレノイド駆動信号、および還流側駆動信号を示す図である。 PWM信号のパルス幅補正回路を備えたPWM制御回路を示す概略回路図である。 パルス幅補正回路の遅延回路を示す回路図である。 クロック信号の異常時におけるPWM信号、パルス幅補正回路の遅延回路出力信号、および補正回路出力信号を示す図である。
符号の説明
C PWM制御回路
1 リニアソレノイド
11 駆動信号生成回路
12 ハイサイド側駆動回路
13 還流側駆動回路
14 ハイサイド側スイッチング素子
15 還流側スイッチング素子
17 駆動切換スイッチ
18 パルス幅補正回路

Claims (2)

  1. 外部から入力されるPWM信号およびクロック信号に基づいて駆動信号を生成するPWM制御回路であって、
    入力されたPWM信号およびクロック信号に基づいて駆動信号を生成する駆動信号生成手段と、
    駆動信号生成手段へ入力されるクロック信号を監視するクロック信号監視手段と、
    PWM制御回路に接続される負荷を駆動するためのハイサイド側スイッチング素子と、
    該ハイサイド側スイッチング素子のオフ時に、負荷に生じる逆起電力によって流れる電流を還流させるための還流側スイッチング素子と、
    ハイサイド側スイッチング素子および還流側スイッチング素子を、それぞれ駆動する駆動手段とを備え、
    前記クロック信号監視手段によるクロック信号の監視結果が正常である場合には、前記駆動手段は前記駆動信号に基づいてハイサイド側スイッチング素子および還流側スイッチング素子を駆動し、
    該監視結果が異常であった場合には、前記駆動手段は前記PWM信号に基づいてハイサイド側スイッチング素子を駆動するとともに、還流側スイッチング素子の駆動を停止することを特徴とするPWM制御回路。
  2. 前記PWM制御回路は、
    前記クロック信号監視手段によるクロック信号の監視結果が異常であった場合に前記駆動手段に入力される、PWM信号のパルス幅を補正するパルス幅補正手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のPWM制御回路。

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JP2014187829A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Seiko Epson Corp 回路装置及び電子機器

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