JP2006278378A - 基板収容箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板収容箱に収容されている基板とバッテリの電極等とを接続する電線が引っ張られた場合でも前記基板と電線とのハンダ付け部分の剥離や亀裂の発生等を防止するようにした基板収容箱を提供することを目的とする。
【解決手段】 基板5と、一端が基板5にハンダ付けされ、他端に接続用端子13が設けられた電線7と、基板5を収容するケース3とを備えた基板収容箱1において、端子13をケース3から引き出した状態で拘束する端子拘束部31をケース3の一部に備えた構成としたものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車載のバッテリ装置に装着するバッテリ監視装置等に好適な基板収容箱に関する。
例えば、電気自動車やハイブリッド車に搭載されるバッテリ装置にはバッテリの電圧等を監視するバッテリ監視装置が装着されている。このバッテリ監視装置を前記バッテリ装置に装着する場合、金属製のバスバーを使用し、該バスバーの基端部を前記バッテリ監視装置内に収容されている基板にハンダ付けして固定し、先端部を当該バッテリ監視装置のケースから突出させて前記バッテリの電極に接続固定している。
電気自動車用バッテリ装置として、バッテリボックスの側面にサブボックスをねじ止め固定し、バッテリの出力端子に電源ケーブルの一端を接続し、他端を前記バッテリボックスの側面に形成した孔を通して外部に延出させて接続コネクタを設ける一方、前記サブボックスにはコンタクタ、負荷電流検出用電流センサ、充電リレー等を収納し、その側面に前記電源ケーブルの接続コネクタが着脱自在に接続される接続コネクタを設け、該接続コネクタをケーブルを介して前記コンタクタの入力端子側に接続するようにしたものが開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−145212号公報(3ページ、図1)
しかしながら、バッテリ監視装置のプリント基板とバッテリの電極とをバスバーで接続する構成においては、製造ラインでの組付作業時にバスバーに外力が加わった場合、前記バスバーが金属製の剛体であることで基端部の基板とのハンダ付け部分に直接力が加わってこのハンダ付けされた部分が剥離したり、亀裂が生じたりするおそれがある。
また、バスバーの先端部をバッテリ端子に接続した後においても、車両の走行時の振動等に起因して前記バスバーの基端部と前記基板とのハンダ付けした部分が剥離したり、亀裂が発生したりするおそれがある。
また、特許文献1に開示されている電気自動車用バッテリ装置には、電源ケーブルが何らかの外力により引っ張られた場合に、電源ケーブルと基板側とのハンダ付け部分が剥離したり、あるいは亀裂が発生するおそれ等については何ら記載されていない。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたもので、基板収容箱に収容されている基板とバッテリの電極等とを接続する電線が引っ張られた場合でも前記基板と電線とのハンダ付け部分の剥離や亀裂の発生等を防止するようにした基板収容箱を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明に係わる基板収容箱は、基板と、一端が前記基板にハンダ付けされ、他端に接続用端子が設けられた電線と、前記基板を収容するケースとを備えた基板収容箱において、前記端子を前記ケースから引き出した状態で拘束する端子拘束部を前記ケースの一部に備えたことを特徴としている。
電線の他端に設けられた接続用端子をケースから引き出した状態でケースに設けた端子拘束部に拘束することによって、端子に外力が加わった場合でも電線が引っ張られることが阻止される。また、接続用端子をバッテリ電極等に接続した後に振動が加わった場合でも、電線により振動が吸収されることによって、基板にハンダ付けされた電線の一端が剥離したり、ハンダ付けされた部分に亀裂が発生することを防止することができる。
また、本発明の請求項2に記載の基板収容箱は、前記電線に電線固定部材を設け、前記ケースの一部に前記電線固定部材を取り付ける取付部を設けたことを特徴としている。
このように電線に設けた電線固定部材を基板に設けた取付部に固定することにより、組み付け作業時や組付後の振動等により電線が引っ張られた場合でも当該電線の一端と基板とのハンダ付け部分の剥離や亀裂が発生することが防止される。
また、本発明の請求項3に記載の基板収容箱は、前記電線は、拘束バンドにより固定され、前記基板には前記拘束バンドを取り付ける取付部が設けられていることを特徴としている。
このように電線を拘束バンドで固定し、基板に設けた取付部に固定することにより、請求項2の場合と同様に組み付け作業時や振動等により電線が引っ張られた場合でも当該電線の一端と基板とのハンダ付け部分の剥離や亀裂が発生することが防止される。
また、本発明の請求項4に記載の基板収容箱は、前記電線は、ブラケットを介して前記基板に固定されることを特徴とすることを特徴としている。
このように電線をブラケットで基板に固定することにより、請求項2及び請求項3の場合と同様に組み付け作業時や振動等により電線が引っ張られた場合でも当該電線の一端と基板とのハンダ付け部分の剥離や亀裂が発生することが防止される。
また、本発明の請求項5に記載の基板収容箱は、前記電線は、複数の電線から成り前記基板から交差して延出され、該交差した状態で拘束バンドにより拘束され、前記基板には、前記拘束バンドを取り付ける取付穴が設けられていることを特徴としている。
このように基板から延出される複数の電線を交差させて拘束バンドにより拘束し、前記基板に設けた取付穴を介して前記基板に固定することにより、請求項2乃至請求項4の場合と同様に組み付け作業時や組付後の振動等により電線が引っ張られた場合でも当該電線と基板とのハンダ付け部分の剥離や亀裂が発生することが防止される。
また、本発明の請求項6に記載の基板収容箱は、前記電線の基板側の一端にはハンダ付用の脚部とボルト締結用の穴とを有する端子が接続され、前記基板には前記ハンダ付用の脚部が挿入される取付穴とボルト締結用の穴とが設けられていることを特徴としている。
このように電線の基板側に設けた端子の脚部を基板に設けた穴に挿入してハンダ付けにより固定し、さらにボルト締結用の穴を介して基板にボルトで締結することにより前記端子を基板に強固に固定することができ、電線が引っ張られたり、振動が加わった場合でも前記ハンダ付け部分が剥離したり、亀裂が発生したりすることが確実に防止される。
請求項1に記載の基板収容箱によると、基板収容箱に収容されている基板とバッテリの電極等とを接続する際に電線が外力により引っ張られた場合や組付後に振動等が加わった場合でも、前記基板と電線とのハンダ付けした部分が剥離したり、亀裂が発生することを有効に防止することができる。
また、請求項2に記載の基板収容箱によると、電線が引っ張られた場合でも基板にハンダ付けした部分の剥離や亀裂の発生が防止される。
また、請求項3に記載の基板収容箱によると、請求項2の場合と同様にケーブルが引っ張られた場合でも基板にハンダ付け部分の剥離や亀裂の発生が防止される。
また、請求項4に記載の基板収容箱によると、請求項2及び請求項3の場合と同様に電線が引っ張られた場合でも基板にハンダ付けした部分の剥離や亀裂の発生が防止される。
また、請求項5に記載の基板収容箱によると、請求項2乃至請求項4の場合と同様に電線が引っ張られた場合でも基板にハンダ付けした部分の剥離や亀裂の発生が防止される。
また、請求項6に記載の基板収容箱によると、電線の基板側の端子がボルトにより基板に固定されることで、請求項2乃至請求項5の場合と同様に電線が引っ張られた場合でも、前記基板にハンダ付けした部分の剥離や亀裂の発生が極めて有効に防止される。
以下、本発明の最良の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係わる基板収容箱の概略構成を示す組立斜視図で、基板収容箱1は、例えば、バッテリ監視装置(以下「バッテリ監視装置1」という)で、バッテリ2に取り付けられるケース3と、当該ケース3に装着されるカバー4と、ケース3内に収容される複数例えば、2枚の基板5,6と、基板5とバッテリ2の電極端子2a,2bとを接続する電線7,8等からなる。ケース3は、底面3aがバッテリ2の電極端子2a,2b側の側面2cに取り付けられている。
基板5,6は、夫々所定の電子部品が実装されており、リード線(共に図示せず)により電気的に接続されている。これらの基板5,6は、平行に対向して配置され、ケース3の底面3aに取り付けられている。電線7,8は、各一端に接続用の端子11,12が接続されており、各他端に接続用の端子13,14が接続されている。そして、端子11,12は、ケース3の底面3a側の基板5に接続されており、端子13,14は、ケース3の底面3aから外方に引き出されて後述する端子拘束部31に拘束されてバッテリ2の電極端子2a,2bに着脱可能に接続されるようになっている。
図2に示すように端子11は、平板部11aの前端部に電線圧着部11bがケース3の底面3a側に向けて略直角をなして連設されており、平板部11aの両側部に電線圧着部11bと反対側に向けて略直角をなして夫々複数例えば、2本の接続用の脚部11cが設けられ、略中央にボルト締結用の穴11dが設けられている。そして、電線7の一端が端子11の電線圧着部11bに接続されている。
一方、基板5の上部所定位置には端子11の各脚部11cを挿通接続するための挿通孔5aと、ボルト締結用の穴11dと対応してボルト締結用の穴5bが設けられている。そして、端子11の各脚部11cが基板5の対応する各挿通孔5aに挿通されて不図示のランドにハンダ付けされて固定されている。
さらに、図3に示すように端子11は、ボルト締結用の穴11d及び基板5のボルト締結用の穴5bを挿通するボルト15とナット16とにより強固に固定されている。これにより、端子11に電線7からの引っ張り力が加わった場合でも前記ハンダ付けされた部分が剥離したり、亀裂が発生することが有効に防止される。
図1に戻り、端子13は、平板部13aの後端部に電線圧着部13bが連設されており、平板部13aの略中央にボルト締結用の穴13cが電極端子2aの上面に設けられているねじ孔2dと対応して設けられている。そして、電線7の他端が端子13の電線圧着部13bに接続されている。端子12,14も端子11,13と全く同様に構成されており、電線8に接続されている。
図1及び図4に示すようにケース3の底面3aの上部所定位置即ち、バッテリ2の電極端子2a(図1)と対応した位置に端子13を外方に引き出すための引き出し穴3bと、ケース3から引き出した端子13を拘束するための端子拘束部31とが設けられている。端子拘束部31は、端子13の平板部13aが水平に嵌合して収容される枠体状をなし、バッテリ2の電極端子2aに臨んで突出して一体に形成されており、左右両側部31aの内面に端子11の平板部11aの左右両側部を載置するための台座部31bが設けられている。
図5に示すように端子13は、ケース3の引き出し穴3bから引き出されて平板部13aが端子拘束部31に嵌合され、左右両側部が台座部31bに載置されている。これにより、端子13は、引っ張り力が加わった場合でもケース3から引き出されることが確実に防止される。そして、この状態において電線7は、基板5に固定された端子11とケース3の端子拘束部31に固定された端子13との間に十分な長さで余裕を持って配索されている。これにより、端子13に振動が加わった場合でも電線7により吸収軽減されて端子11への伝達が有効に阻止され、端子11と基板5とのハンダ付け部分の剥離や亀裂の発生が防止される。
電線8の端子12も端子11と同様にケース3の底面3aのバッテリ2の電極端子2b(図1)と対応した位置に設けられた引き出し穴から外方に引き出されて端子拘束部(共に図示せず)に嵌合固定されている。このようにして、バッテリ監視装置1が構成されている。
そして、図1に示すようにバッテリ監視装置1は、バッテリ2の側面2cに装着固定され、図5に示すように端子拘束部31に拘束固定された電線7,8の端子13,14がバッテリ2の対応する電極端子2a,2bに載置され、締結用ボルト17,18で固定されて接続される。
電線7,8の一端に接続されている端子11,12は、基板5にハンダ付けされ、かつボルト15とナット16とにより固定されており、他端に接続されている端子13,14は、ケース3の一部に一体に形成された端子拘束部31に拘束固定されており、さらに、両端の端子間を接続する電線7,8は十分な長さを有していることにより、バッテリ監視装置1をバッテリ2に組み付け作業時に端子13,14に引っ張り力が加わった場合、或いは組付後に振動が加わった場合でも基板5と端子11,12とのハンダ付け部分の剥離や亀裂の発生が防止される。
図6は、ケース3に設けられた端子拘束部の変形例を示し、端子拘束部32は、枠体の両側部32aの上部略中央に夫々係止爪32cを設けた構成としたものである。この係止爪32cは、端子13の平板部13aを嵌合して拘束した状態で平板部13aの左右両側部上面を係止して台座部32bと狭持して上方への逸脱を防止している。
図7は、ケース3に設けられた端子拘束部の変形例を示し、端子拘束部33は、枠体の両側部33aの間隔が端子13の平板部13aの左右方向の幅よりも幅狭とされ、前部33dの上面中央に設けられた切欠33eから電線7を挿入し、両側部33aの内側面に前方に開口して設けられたスリット33fに端子13の平板部13aの左右両側部を前方から圧入嵌合させて固定する構成としたものである。
図8は、基板5に設けられた端子拘束部の変形例を示し、電線7の一端に接続され、先端部21aが基板5の穴5cに挿通されてハンダ付けされたピン型の端子21の電線圧着部21bと電線7との段差部21cを基板5に設けられた端子固定部材22により係止する構成としたものである。端子固定部材22は、基端部22aがねじ19で基板5に固定され、先端の係止爪22bが前記段差部21cを係止している。電線8についても電線7の場合と同様である。
図9及び図10は、電線の途中をケース内部に固定する場合の構成を示し、電線7の所定箇所に電線固定部材23を設ける一方、ケース3の内部に電線固定部材23を取り付ける取付部35を一体に設けた構成としたものである。電線固定部材23は、弾性部材例えば、ゴム部材により台形状に形成され、両側面23aが上面23bから下面23cに向かってテーパ状に拡開する形状とされており、上面23bの中央部から下面23cの中央に貫通する孔23dに電線7が挿通されている。この場合、電線固定部材23は、上面23bがケース3の外方即ち、端子13側に向けて、下面23cが基板側に向けて設けられている。
ケース3の取付部35は、電線固定部材23が僅かな隙間を存して嵌装する台形状の凹部とされており、電線固定部材23の上面23b側が開口され、下面23cと対向する側の中央部に電線7よりも幅広の切欠35bが設けられている。なお、取付部35は、電線固定部材23が嵌合される大きさにしてもよい。そして、電線固定部材23が取付部35に図示のように嵌装されている。そして、図10に2点鎖線で示すように端子13と共に電線7が矢印方向に引っ張られた場合、当該電線7と共に電線固定部材23が引っ張られて両側面23aが取付部35の対向する両側面35aに係止されて楔作用により圧縮されて電線7を締め付ける。これにより、電線7が係止されて基板とのハンダ付け部分の剥離や亀裂の発生が防止される。電線8についても電線7の場合と同様である。
なお、電線固定部材23は、ゴム部材に限るものではなく、変形可能な樹脂部材等により形成してもよい。この場合電線挿通孔に沿って図10に2点鎖線で示すように上面から下面まで適宜幅のスリットSを設けておくことで両側面が圧縮されたときに良好に電線を締め付けて係止することができ有効である。
図11は、電線の途中を基板5に固定する場合の変形例を示し、電線7の基板側の端子21との接続部近傍を拘束バンド25で拘束し、当該基板5の上部に実装されている例えば、フューズホルダ26の側部に設けられた孔26aに拘束バンド25を挿通して固定するようにしたものである。電線8についても電線7の場合と同様である。これにより、電線7が引っ張られた場合でも端子21と基板5とのハンダ付け部分の剥離や亀裂の発生が防止される。
図12は、電線の途中を基板5に固定する場合の変形例を示し、電線7の基板側の端子21との接続部近傍の基板5に固定ブロック27をねじ40により固定して設け、当該固定ブロック27に設けられている係止用切欠27aに拘束バンド25を巻回して電線7を拘束して固定するようにしたものである。電線8についても電線7の場合と同様である。この場合も上述と同様に電線7が引っ張られた場合でも端子21と基板5とのハンダ付け部分の剥離や亀裂の発生が防止される。なお、この固定ブロック27に、図8に示す端子固定部材22の機能を持たせても良い。すなわち、固定ブロック27に端子固定部材22の係止片22bを設け、端子21の段差部21cを係止させても良い。
図13は、電線の途中を基板5に固定する場合の変形例を示し、基板5に基端部28aがねじ41で固定されたブラケット28を設け、該ブラケット28の先端部28bに電線7を固定するようにしたものである。電線8についても電線7の場合と同様である。この場合も上述と同様に電線7が引っ張られた場合でも端子21と基板5とのハンダ付け部分の剥離や亀裂の発生が防止される。
図14は、電線の途中を基板5に固定する場合の変形例を示し、基板5に端子21,21を介してハンダ付けされた電線7,8を交差させて引き出し、この交差した状態で拘束バンド25により拘束し、基板5に設けた取付穴5dに拘束バンド25を挿通して固定するようにしたものである。この場合も上述と同様に電線7が引っ張られた場合でも端子21と基板5とのハンダ付け部分の剥離や亀裂の発生が防止される。
図15は、電線の途中をケース3に固定する場合の変形例を示し、ケース3の内部所定位置例えば、端子13の引き出し孔3bの近傍位置に設けられて電線7を係止するボス3cの側部に電線固定用リブ3dを設け、カバー4(図1)の対向する部位にも同様の電線固定用リブ(図示せず)を設け、これらの電線固定用リブにより電線7を挟持して固定するようにしたものである。電線8についても電線7の場合と同様である。この場合も上述と同様に電線7が引っ張られた場合でも端子と基板とのハンダ付け部分の剥離や亀裂の発生が防止される。
なお、上記実施形態において基板収容箱としてバッテリ監視装置に適用した場合について記述したが、これに限るものではなく、他の例えば、電気接続箱に適用してもよいことは勿論である。
本発明に係わる基板収容箱の概略構成を示す組立斜視図である。 図1に示す電線の一端に接続されている端子の斜視図である。 図2に示す端子を基板に接続固定した状態を示す斜視図である。 図1に示すケースに設けられて電線の他端に接続されている端子を拘束する端子拘束部の斜視図である。 図4に示す端子拘束部に端子を拘束した状態の斜視図である。 図4に示す端子拘束部の変形例を示す斜視図である。 図4に示す端子拘束部の変形例を示す斜視図である。 図4に示す端子拘束部の変形例を示す側面図である。 図1に示す電線をケースに固定する電線固定部の斜視図である。 図9に示す電線固定部の平面図である。 図1に示す電線を基板に固定する電線固定部の斜視図である。 図11に示す電線固定部の変形例を示す斜視図である。 図11に示す電線固定部の変形例を示す斜視図である。 図11に示す電線固定部の変形例を示す斜視図である。 図1に示す電線をケースに固定するためにケースに設けた電線固定部の変形例を示す斜視図である。
符号の説明
1 基板収容箱(バッテリ監視装置)
2 バッテリ
2a,2b 電極端子
2c 側面
2d,2e ねじ穴
3 ケース
3a 底面
3b 端子引き出し孔
3c ボス
3d リブ
4 カバー
5,6 基板
5a 端子脚部の挿通孔
5b ボルト締結用穴
5c,5d 穴
7,8 電線
11,12,13,14 端子
11a,13a,14a 平板部
11b,13b,14b 電線圧着部
11c 脚部
11d,13c,14c ボルト締結用穴
15 締結用ボルト
16 ナット
17,18 ボルト
19 ねじ
21 端子
21a 先端部
21b 電線圧着部
21c 段差部
22 端子固定部材
22a 基端部
22b 係止爪
23 電線固定部材
23a 側面
23b 上面
23c 下面
23d 穴
25 拘束バンド
26 フューズホルダ
26a 穴
27 固定ブロック
27a 切欠
28 ブラケット
28a 基端部
28b 先端部
31,32,33 端子拘束部
31a,32a,33a 側部
31b,32b 台座部
32c 係止爪
33d 前部
33e 切欠
33f スリット
35 取付部
35a 側面
35b 切欠
40,41 ねじ

Claims (6)

  1. 基板と、一端が前記基板にハンダ付けされ、他端に接続用端子が設けられた電線と、前記基板を収容するケースとを備えた基板収容箱において、
    前記端子を前記ケースから引き出した状態で拘束する端子拘束部を前記ケースの一部に備えたことを特徴とする基板収容箱。
  2. 前記電線に電線固定部材を設け、前記ケースの一部に前記電線固定部材を取り付ける取付部を設けたことを特徴とする、請求項1に記載の基板収容箱。
  3. 前記電線は、拘束バンドにより固定され、前記基板には前記拘束バンドを取り付ける取付部が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の基板収容箱。
  4. 前記電線は、ブラケットを介して前記基板に固定されることを特徴とする、請求項1に記載の基板収容箱。
  5. 前記電線は、複数の電線から成り前記基板から交差して延出され、該交差した状態で拘束バンドにより拘束され、前記基板には、前記拘束バンドを取り付ける取付穴が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の基板収容箱。
  6. 前記ケーブルの基板側の一端にはハンダ付用の脚部とボルト締結用の穴とを有する端子が接続され、前記基板には前記ハンダ付用の脚部が挿入される取付穴とボルト締結用の穴とが設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の基板収容箱。

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