JP2006277889A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 キャパシタプレート線に対してワード線が階段状に配線された強誘電体メモリを備えた半導体記憶装置の回路面積を縮小させる。
【解決手段】 キャパシタプレート線が互いに平行に配線され、かつワード線が階段状に配線されるとともに、ワード線及びキャパシタプレート線を駆動することで選択される強誘電体キャパシタを用いたメモリセルが、アレイ状に配置された半導体記憶装置にて、分離されているワード線同士が同一の選択アドレスで駆動されるように接続するようにして、そのワード線を駆動するための余分な配線及び駆動回路を削減できるようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体記憶装置に関し、詳しくはメモリセルに強誘電体キャパシタを用いる強誘電体メモリを備えた半導体記憶装置に関する。
従来、メモリセルに強誘電体キャパシタを用い、かつキャパシタプレート線とビット線との間に接続されるメモリセルをアレイ状に配置して構成された半導体記憶装置がある。この半導体記憶装置においては、ワード線とキャパシタプレート線を駆動することによりメモリセルを選択して、データの読み書きを行う。
このような従来の強誘電体メモリセルを用いた半導体記憶装置において、平行に配線されたキャパシタプレート線に対してワード線を階段状に配線することにより、ワード線とキャパシタプレート線を駆動した場合に同時選択されるメモリセルの数を少なくして負荷を軽減し、消費電力の低減及び動作の高速化を図ったものがある(例えば、特許文献1参照。)。なお、本明細書において、「階段状」という場合には、半導体記憶装置が形成される基板の法線方向から(基板上方から)見た2次元面で階段状であることをいう。
図5は、キャパシタプレート線が平行に配線され、それに対してワード線が階段状に配線された強誘電体メモリを備えた半導体記憶装置の構成を示す図である。
図5において、51はワード線及びキャパシタプレート線をそれぞれ選択的に駆動するための駆動回路である。52、53は、強誘電体キャパシタを用いたメモリセルがアレイ状に配置され構成されたメモリブロックである。図5においては、中央に駆動回路51を配置し、その左右にメモリブロック52、53を配置した半導体記憶装置を一例として示している。
WA0、WA1、…、WAn−1、WAn、…WANは、左側に配置されたメモリブロック52を駆動するためのワード線である。同様に、WC0、WC1、…、WCn−1、WCn、…WCNは、右側に配置されたメモリブロック53を駆動するためのワード線である。ここで、nはワードアドレスサイズで、NはmをコラムアドレスサイズとするとN=(n−1+m−1)で表される。
図6は、メモリブロック52、53にそれぞれ相当する、キャパシタプレート線を平行に配線し、かつワード線を階段状に配線した強誘電体メモリの回路構成を説明するための図である。
図6において、WL1〜WL6はワード線、PL1〜PL4はキャパシタプレート線、BL1〜BL6はビット線である。図6に示したように、キャパシタプレート線PL1〜PL4は、互いに平行に配線され、ビット線BL1〜BL6は、キャパシタプレート線PL1〜PL4に対して直交するように配線される。ワード線WL1〜WL6は、キャパシタプレート線PL1〜PL4に平行な部分とビット線BL1〜BL6に平行な方向へずれる部分とを含み、図示したようにセルアレイ上においてキャパシタプレート線PL1〜PL4に対して階段状に配置されている。なお、ワード線WL1〜WL6がビット線BL1〜BL6に平行な方向へずれるピッチ(図6においては2)がIO(入出力)数に相当する。
また、メモリセルとしての強誘電体キャパシタが、キャパシタプレート線PL1〜PL4とビット線BL1〜BL6とのそれぞれの交差部に配置される。各強誘電体キャパシタは、その一方の電極がキャパシタプレート線PL1〜PL4に接続され、他方の電極がゲートにワード線WL1〜WL6が接続されたトランジスタを介してビット線BL1〜BL6に接続されている。
例えば、キャパシタプレート線PL3には、メモリセルMC1、MC2、MC3、MC4、MC5、及びMC6が接続される。また、例えばワード線WL3が活性化(駆動)されたときには、メモリセルMC1、MC2がビット線BL1、BL2にそれぞれ接続されるとともに、キャパシタプレート線PL2に接続されたメモリセルMC7、MC8がビット線BL3、BL4にそれぞれ接続され、キャパシタプレート線PL1に接続されたメモリセルMC9、MC10がビット線BL5、BL6にそれぞれ接続される。
図6に示した構成において、ワード線WL3とキャパシタプレート線PL3を駆動した場合には、同時選択されるメモリセルはMC1、MC2の2つだけになる。それに対して、図示しないが仮に従来のようにワード線WL1〜WL6とキャパシタプレート線PL1〜PL4をともに平行に配置した場合には、メモリセルMC1〜MC6の6つのメモリセルが同時選択される。したがって、図6に示したようにワード線WL1〜WL6を階段状に配線することにより、ワード線とキャパシタプレート線を駆動した場合に同時選択されるメモリセルの数が少なくなり負荷が軽減されている。
図5に戻り、54はアドレス選択回路やセンスアンプ等の周辺回路であり、55、56は外部に対して信号を入出力するためのパッド(PAD)である。
図7は、図5に示す半導体記憶装置に適用されるアドレス選択回路70の構成を示す図である。このアドレス選択回路は、上述したように周辺回路54内に設けられ、キャパシタプレート線及びワード線をそれぞれ選択するための選択アドレスを発生させるものである。なお、図7に示す各信号のビット数は一例であり、これに限定されるものではない。
アドレス選択回路70は、図7に示すようにADDER(アダー:加算)回路71を用いて構成されるとともに、ロウアドレス信号ROWA、コラムアドレス信号COLA、及び左右ブロック選択信号BLSが供給される。キャパシタプレート線を選択するためのプレート線選択アドレス信号PLSAは、ロウアドレス信号ROWAをそのまま使用する。また、ワード線がIO(入出力)数毎に1段分だけ変化するように配線されているので、ワード線を選択するためのワード線選択アドレス信号WLSAは、ADDER回路71にてロウアドレス信号ROWAとコラムアドレス信号COLAを加え、その結果を使用する。なお、左右ブロック選択信号BLSはそのまま使用する。
ここで、図5に示した半導体記憶装置において、メモリブロック52、53は、メモリブロック全体にメモリセルが形成されているが、領域52A、53Aの部分のみがメモリ(記憶領域)として実際に使用される。
領域52B、53Bの部分は、ワード線WAn〜WAN、WCn〜WCNを領域52A、53A内に配線するための領域であり、これら領域52B、53B内に形成されたメモリセルはメモリとして使用されない。また、これらワード線WAn〜WAN、WCn〜WCNを駆動するために、それらに対応するように部分51Bを加えた形で駆動回路51が構成される。なお、同様に図5に示す52C、53Cの部分もワード線を配線するための領域であるが、これらの部分はメモリセル及び配線を削除しても不都合が生じない領域であるため、実際のチップでは削除している。
特開2001−358312
上述したように、キャパシタプレート線を平行に配線し、ワード線を階段状に配線した強誘電体メモリを備えた半導体記憶装置においては、図5に示したようにメモリブロック52、53の一部(図5においては上部)に、領域52A、53Aにワード線を配線するために設けられる三角形状の無駄な領域52B、53Bが存在する。また、その領域52B、53Bに含まれるワード線を駆動するための領域52B、53Bに対応した駆動回路51Bが必要となる。したがって、領域52B、53B及び駆動回路51Bにより回路面積が増大してしまうという問題がある。
本発明は、平行に配線したキャパシタプレート線に対してワード線が階段状に配線された強誘電体メモリを備えた半導体記憶装置にて、回路面積を縮小させることを目的とする。
本発明の半導体記憶装置は、ワード線及びキャパシタプレート線を駆動することで選択される強誘電体キャパシタを用いたメモリセルが、アレイ状に配置された半導体記憶装置にて、当該半導体記憶装置が形成される基板法線方向から見て、キャパシタプレート線が互いに平行に配線され、かつワード線が階段状に配線されるともに、同一の選択アドレスで駆動されるように、分離されている上記ワード線同士を接続する。
本発明によれば、ワード線が階段状に配線された強誘電体メモリを備える半導体記憶装置であっても、分離されているワード線同士を接続することで、そのワード線を駆動するための余分な配線及び駆動回路を削減でき、回路面積を縮小させることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態による半導体記憶装置の構成例を示す図である。第1の実施形態による半導体記憶装置は、キャパシタプレート線が平行に配線され、ワード線が階段状に配線された強誘電体メモリを備えている。言い換えれば、キャパシタプレート線に直交するように配線されるビット線の方向における位置が異なる少なくとも2つのメモリセルに接続されるようにワード線が配線されている。
図1においては、中央に駆動回路11を配置し、その左右にメモリブロック12、13を配置した半導体記憶装置を一例として示している。また、第1の実施形態では、説明の便宜上、半導体記憶装置は1Mbit(ロウアドレス1024、コラムアドレス32、ブロック数2、IO(入出力)数16)のメモリであると仮定して説明する。なお、半導体記憶装置の記憶容量は、これに限定されるものではなく、アドレスやブロック数に合わせてそれらに係る回路構成を適宜変更すれば良く、記憶容量は任意である。
駆動回路11は、ワード線及びキャパシタプレート線をそれぞれ選択的に駆動するためのものである。メモリブロック12、13は、強誘電体キャパシタを用いたメモリセルがアレイ状に配置され構成されている。また、メモリブロック12、13においては、キャパシタプレート線が平行に配線され、ワード線が階段状に配線されている。すなわち、メモリブロック12、13は、図6に示した回路構成と同様にして構成されている。
WA0、WA1、…、WAn−1、及びWB0、WB1、…WB30は、左側に配置されたメモリブロック12を駆動するためのワード線である。同様に、WC0、WC1、…、WCn−1、及びWD0、WD1、…、WD30は、右側に配置されたメモリブロック13を駆動するためのワード線である。ここで、nはワードアドレスサイズ(本実施形態では1024)である。なお、上述したように本実施形態ではコラムアドレスサイズは32である。
14はアドレス選択回路やセンスアンプ等の周辺回路であり、駆動回路11を制御するための制御信号を駆動回路11に供給したり、メモリブロック12、13からの出力をセンスアンプ等で増幅して外部に出力したりする。15、16は外部に対して信号を入出力するためのパッド(PAD)である。
次に、本実施形態におけるメモリブロック12、13の構成について説明する。
図2は、本実施形態におけるメモリブロックの構成を示す図であり、図2においては駆動回路11の左側に配置されたメモリブロック12を一例として示している。
ここで、第1の実施形態においては、キャパシタプレート線は、コラムアドレスにかかわらずロウアドレスに対して平行に(コラムアドレスにかかわらずキャパシタプレート線とロウアドレスの対応が変わらないように)配線され、階段状に配線されるワード線は、コラムアドレスが増加する毎にロウアドレスが低くなる方向にシフトするように配線されるとする。つまり、メモリブロック11のキャパシタプレート線及びワード線は図2(A)、(B)に示すように配線されているとする。
なお、図2(B)に示したように、メモリブロック12において、0以下のロウアドレスに対応する部分にはメモリセルが存在しないので、その部分にはワード線は配線されていない。したがって、図2(B)に示すメモリブロック12の下部領域では、31本のワード線WA0〜WA30は、他のワード線(但し、WA31〜WA1023)に比べて長さが短くなり、ワード線選択アドレスが低いほどワード線長は短くなる。なお、キャパシタプレート線PL0〜PL1023は、ロウアドレス(プレート線選択アドレス)にかかわらず、すべて同じ長さである。
一方、図2(A)に示すメモリブロック12の上部領域に注目すると、ワード線WB0〜WB30を配線する(駆動する)ためには、従来の方法と同様に行うと、余分なワード線(メモリブロック12の外部に点線により図示)と駆動回路が必要となる。必要となるワード線数は、(コラムアドレス−1)、すなわち本実施形態では31本である。
そこで、本実施形態では、メモリブロック12の外部に点線により図示した配線は設けずに、図2(A)、(B)に図示したように、下部領域の途中で切れている(ワード線長が短い)ワード線WA0〜WA30と上部領域のワード線WB0〜WB30とを配線WE0〜WE30により接続する。具体的には、iを0〜30の整数として、分離されている下部領域のワード線WAiと上部領域のワード線WBiとを配線WEiによりそれぞれ接続する。これにより、各ワード線に接続されているメモリセルの数が等しくなる。また、余分な駆動回路が不要となり回路面積(チップ面積)を縮小することが可能となる。
これらワード線WA0〜WA30とワード線WB0〜WB30を接続する配線WE0〜WE30は、例えばメモリセル上の多層配線を利用する。なお、配線WE0〜WE30は、メモリブロック12の外部、すなわちメモリセルが配置される領域とは異なる領域に形成するようにしても良い。
メモリブロック13についても、同様にしてワード線WC0〜WC30とワード線WD0〜WD30を配線により接続する。
上述にようにメモリブロック12、13が構成された本実施形態による半導体記憶装置でのキャパシタプレート線及びワード線に係るアドレス選択は、図5に示した半導体記憶装置と同様にして実現できるので、図7に示した従来のアドレス選択回路を変更することなくそのまま適用できる。すなわち、キャパシタプレート線を選択するためのプレート線選択アドレス信号PLSAは、ロウアドレス信号ROWAをそのまま使用し、左右ブロック選択信号BLSもそのまま使用し、ワード線を選択するためのワード線選択アドレス信号WLSAは、ロウアドレス信号ROWAとコラムアドレス信号COLAを加えたものを使用することで、メモリブロック12、13内の任意のメモリセルを選択できる。
以上、説明したように第1の実施形態によれば、ワード線が階段状に配線されたメモリブロックを有する半導体記憶装置にて、図2に示したように、下部領域の途中で切れているワード線と上部領域のワード線、つまり分離されているワード線同士を配線により接続することで、そのワード線を駆動するための配線及び駆動回路を設ける必要がなくなる。したがって、余分な配線及び駆動回路を削減して回路面積を縮小し、ワード線が階段状に配線された半導体記憶装置を実現することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図3は、第2の実施形態による半導体記憶装置の構成例を示す図である。第2の実施形態による半導体記憶装置も、キャパシタプレート線が平行に配線され、ワード線が階段状に配線された強誘電体メモリを備えている。また、第2の実施形態においても、説明の便宜上、第1の実施形態と同様に半導体記憶装置は1Mbit(ロウアドレス1024、コラムアドレス32、ブロック数2、IO(入出力)数16)のメモリであると仮定して説明する。
図3に示すように第2の実施形態による半導体記憶装置は、駆動回路31、メモリブロック32、33、周辺回路34、及びパッド35、36を有する。駆動回路31、メモリブロック32、33、周辺回路34、及びパッド35、36は、第1の実施形態における駆動回路11、メモリブロック12、13、周辺回路14、及びパッド15、16に対応しほぼ同様に構成されるので、以下では相違する点について説明する。
まず、第2の実施形態におけるメモリブロック32、33の配置について説明する。
各メモリブロック32、33内の配置は第1の実施形態と同様であるが、第2の実施形態では、2つあるメモリブロック32、33のうち、一方を上下反転して配置する(なお、図3においては、パッド36→周辺回路34→駆動回路31→パッド35と順に進む方向を上方向とする。)。図3に示した例では、右側に配置されるメモリブロック33を上下反転して配置している。
そして、第2の実施形態では、図3に示したようにメモリブロック32、33における短いワード線同士を左右で接続、詳細にはメモリブロック32、33における上部領域の短いワード線同士を接続し、メモリブロック32、33における下部領域の短いワード線同士を接続する。具体的には、iを0〜30の整数として、メモリブロック32のワード線WBiとメモリブロック33のワード線WCiを配線WXiにより接続し、メモリブロック32のワード線WAiとメモリブロック33のワード線WDiを配線WYiにより接続する。これにより、各ワード線に接続されているメモリセルの数が等しくなる。また、余分な駆動回路が不要となり回路面積(チップ面積)を縮小することが可能となる。
また、図3に示したように構成した場合には、キャパシタ線選択アドレス信号及びワード線選択アドレス信号を変更する、すなわち周辺回路34内に設けられるアドレス選択回路の回路構成を変更する必要がある。
図4は、図3に示した第2の実施形態による半導体記憶装置に適用されるアドレス選択回路40の構成を示す図である。アドレス選択回路40は、キャパシタプレート線及びワード線をそれぞれ選択するための選択アドレスを発生させるものである。なお、図4に示す各信号のビット数は一例であり、これに限定されるものではない。
アドレス選択回路40は、図4に示すようにADDER(アダー:加算)回路41、排他的否定論理和演算回路(Exclusive-NOR回路:以下、EX−NOR回路)42、反転回路43、44を有する。また、アドレス選択回路40には、外部からのアドレス選択信号(ロウアドレス信号ROWA、コラムアドレス信号COLA、及び左右ブロック選択信号BLS)が供給されている。
ADDER回路41は、ロウアドレス信号ROWA及びコラムアドレス信号COLAが入力され、それらを加えた結果(キャリーオーバーを除く)を反転回路44に出力する。また、EX−NOR回路42は、ADDER回路41のキャリーオーバー信号CAと左右ブロック選択信号BLSが入力され、その演算結果を反転制御信号INVとして出力する。
反転回路43は、ロウアドレス信号ROWA及び反転制御信号INVが入力される。反転回路43は、ロウアドレス信号ROWAに対して反転制御信号INVに応じた反転制御を行い、キャパシタプレート線を選択するためのプレート線選択アドレス信号PLSAとして出力する。
また、反転回路44は、ADDER回路41の出力及び反転制御信号INVが入力され、反転制御信号INVに応じてADDER回路41の出力を反転制御してワード線を選択するためのワード線選択アドレス信号WLSAとして出力する。
また、左右ブロック選択信号BLSがワード線左右選択信号WLS、反転制御信号INVがプレート線左右選択信号PLSとして出力される。
したがって、左右ブロック選択信号BLSが左側を示し、かつキャリーオーバー信号CAが不活性(ADDER回路41にてキャリーオーバーが発生していない)場合には、反転制御信号INVは非反転を示す。これにより、ロウアドレス信号ROWAがプレート線選択アドレス信号PLSAとして出力され、ロウアドレス信号ROWAとコラムアドレス信号COLAを加えた結果がワード線選択アドレス信号WLSAとして出力される。また、ワード線左右選択信号WLSは左側を示し、プレート線左右選択信号PLSも左側を示す。したがって、この場合にはワード線WA0〜WAn−1(WA1023)の何れかに対応するメモリセルが選択される。
また、左右ブロック選択信号BLSが右側を示し、かつキャリーオーバー信号CAが不活性の場合には、反転制御信号INVは反転を示す。これにより、ロウアドレス信号ROWAが反転されてプレート線選択アドレス信号PLSAとして出力され、ロウアドレス信号ROWAとコラムアドレス信号COLAを加えた結果がさらに反転されてワード線選択アドレス信号WLSAとして出力される。また、ワード線左右選択信号WLSは左側を示し、プレート線左右選択信号PLSは右側を示す。したがって、この場合にはワード線WC0〜WCn−1(WC1023)の何れかに対応するメモリセルが選択される。
また、左右ブロック選択信号BLSが右側を示し、かつキャリーオーバー信号CAが活性の場合には、反転制御信号INVは非反転を示す。これにより、ロウアドレス信号ROWAがプレート線選択アドレス信号PLSAとして出力され、ロウアドレス信号ROWAとコラムアドレス信号COLAを加えた結果がワード線選択アドレス信号WLSAとして出力される。また、ワード線左右選択信号WLSは右側を示し、プレート線左右選択信号PLSは左側を示す。したがって、この場合にはワード線WB0〜WB30の何れかに対応するメモリセルが選択される。
同様に、左右ブロック選択信号BLSが左側を示し、かつキャリーオーバー信号CAが活性の場合には、反転制御信号INVは反転を示す。これにより、ロウアドレス信号ROWAが反転されてプレート線選択アドレス信号PLSAとして出力され、ロウアドレス信号ROWAとコラムアドレス信号COLAを加えた結果がさらに反転されてワード線選択アドレス信号WLSAとして出力される。また、ワード線左右選択信号WLSは左側を示し、プレート線左右選択信号PLSは右側を示す。したがって、この場合にはワード線WD0〜WD30の何れかに対応するメモリセルが選択される。
以上、説明したように第2の実施形態によれば、メモリブロックをまたいで分離されているワード線同士を接続することにより、そのワード線を駆動するための配線及び駆動回路を設ける必要がなくなる。したがって、余分な配線及び駆動回路を削減して回路面積を縮小し、ワード線が階段状に配線された半導体記憶装置を実現することができる。
なお、上述した第1及び第2の実施形態では、平行に配線したキャパシタプレート線に対してワード線が階段状に配線された強誘電体メモリを備えた半導体記憶装置を示しているが、ワード線を平行に配線しキャパシタプレート線をワード線に対して階段状に配線するようにしても良い。
また、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明の諸態様を付記として以下に示す。
(付記1)ワード線及びキャパシタプレート線を駆動することで選択される強誘電体キャパシタを用いたメモリセルが、アレイ状に配置された半導体記憶装置であって、
当該半導体記憶装置が形成される基板法線方向から見て、上記キャパシタプレート線が互いに平行に配線され、かつ上記ワード線が階段状に配線されるともに、同一の選択アドレスで駆動されるように、分離されている上記ワード線同士を接続したことを特徴とする半導体記憶装置。
(付記2)ワード線及びキャパシタプレート線を駆動することで選択される強誘電体キャパシタを用いたメモリセルが、アレイ状に配置された半導体記憶装置であって、
当該半導体記憶装置が形成される基板法線方向から見て、上記キャパシタプレート線が互いに平行に配線され、かつ上記ワード線が階段状に配線されるともに、各上記ワード線に対して接続されるメモリセルの数を等しくするように、分離されている上記ワード線同士を接続したことを特徴とする半導体記憶装置。
(付記3)上記分離されているワード線同士をメモリセル上に形成する配線により接続することを特徴とする付記1又は2記載の半導体記憶装置。
(付記4)上記分離されているワード線同士をメモリセルが配置される領域とは異なる領域に形成する配線により接続することを特徴とする付記1又は2記載の半導体記憶装置。
(付記5)それぞれが複数の上記メモリセルからなる複数のメモリブロックを有し、
同じメモリブロック内の上記分離されているワード線同士を接続したことを特徴とする付記1〜4の何れか1項に記載の半導体記憶装置。
(付記6)それぞれが複数の上記メモリセルからなる複数のメモリブロックを有し、
異なるメモリブロック間で上記分離されているワード線同士を接続したことを特徴とする付記1〜4の何れか1項に記載の半導体記憶装置。
(付記7)ワード線及びキャパシタプレート線を駆動することで選択される強誘電体キャパシタを用いたメモリセルが、アレイ状に配置された半導体記憶装置であって、
当該半導体記憶装置が形成される基板法線方向から見て、上記ワード線が互いに平行に配線され、かつ上記キャパシタプレート線が階段状に配線されるともに、同一の選択アドレスで駆動されるように、分離されている上記キャパシタプレート線同士を接続したことを特徴とする半導体記憶装置。
第1の実施形態による半導体記憶装置の構成例を示す図である。 第1の実施形態におけるメモリブロックの構成を示す図である。 第2の実施形態による半導体記憶装置の構成例を示す図である。 第2の実施形態におけるアドレス選択回路の構成を示す図である。 ワード線が階段状に配線された強誘電体メモリを備える従来の半導体記憶装置の構成を示す図である。 ワード線を階段状に配線した強誘電体メモリの回路構成を示す図である。 図5に示した半導体記憶装置に適用されるアドレス選択回路の構成を示す図である。
符号の説明
11、31 駆動回路
12、13、32、33 メモリブロック
14、34 周辺回路
15、16、35、36 パッド
WA、WB、WC、WD ワード線

Claims (5)

  1. ワード線及びキャパシタプレート線を駆動することで選択される強誘電体キャパシタを用いたメモリセルが、アレイ状に配置された半導体記憶装置であって、
    当該半導体記憶装置が形成される基板法線方向から見て、上記キャパシタプレート線が互いに平行に配線され、かつ上記ワード線が階段状に配線されるともに、同一の選択アドレスで駆動されるように、分離されている上記ワード線同士を接続したことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. ワード線及びキャパシタプレート線を駆動することで選択される強誘電体キャパシタを用いたメモリセルが、アレイ状に配置された半導体記憶装置であって、
    当該半導体記憶装置が形成される基板法線方向から見て、上記キャパシタプレート線が互いに平行に配線され、かつ上記ワード線が階段状に配線されるともに、上記各ワード線に対して接続されるメモリセルの数を等しくするように、分離されている上記ワード線同士を接続したことを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 上記分離されているワード線同士をメモリセル上に形成する配線により接続することを特徴とする請求項1又は2記載の半導体記憶装置。
  4. それぞれが複数の上記メモリセルからなる複数のメモリブロックを有し、
    異なるメモリブロック間で上記分離されているワード線同士を接続したことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の半導体記憶装置。
  5. ワード線及びキャパシタプレート線を駆動することで選択される強誘電体キャパシタを用いたメモリセルが、アレイ状に配置された半導体記憶装置であって、
    当該半導体記憶装置が形成される基板法線方向から見て、上記ワード線が互いに平行に配線され、かつ上記キャパシタプレート線が階段状に配線されるともに、同一の選択アドレスで駆動されるように、分離されている上記キャパシタプレート線同士を接続したことを特徴とする半導体記憶装置。
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