JP2006277440A - 座席予約サーバ及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 列車の座席の予約を支援する座席予約サーバに係り、経路の設置と経路に含ま
れる列車の座席の予約及びその変更を容易に行なえる技術に関する。
【解決手段】 経路問い合わせ部402は、経路条件入力部401で受信した経路条件を
条件として、経路探索システム403に経路の探索を依頼し、返信として経路を構成する
路線毎の路線名、乗車駅、乗車駅発車時刻、降車駅、降車駅停車時刻、及び列車名からな
る経路情報を取得する。経路承認依頼部404で、承認を得た場合に、列車座席予約部4
05は、列車座席管理システムに対して、列車の座席の予約を依頼し、経路登録部407
は、予約された座席の情報を含めて当該経路情報を利用経路テーブル408に記憶させる
。また、従来線の改札通過時や移動中に、予約の変更を行なう。
【選択図】 図4

Description

本発明は、列車の座席の予約を支援する座席予約サーバに係り、経路の設定と経路に含
まれる列車の座席の予約を容易に行なえる技術に関する。
インターネットを介して、経路を探索するサービスや、列車の座席の予約を行なうサー
ビスが提供されている。
しかし、これらの操作は、別個に行なわなければならないため、手続きが煩雑であった
。また、予約した列車に間にあわない場合には、駅の窓口で予約の変更を要し、さらに時
間のロスが生じるなどの問題があった。
特開2002−279328号公報 特開2003−99826号公報
そこで、本発明は、このような問題を解決することを主な目的とし、経路の設定の手続
きと、列車の座席の予約の手続きを簡便化し、更に、予定の列車に遅れる場合でも、迅速
に列車の座席の変更を行なえるようにすることを課題とする。
本発明に係る座席予約サーバは、利用者端末と通信可能な座席予約サーバであって、以
下の要素を有することを特徴とする
(1)利用者端末から、利用者IDと、経路の始点となる出発地駅、経路の終点となる到
着地駅、及び出発時刻と到着時刻のいずれかについての時刻条件を受信する経路条件入力

(2)受信した出発地駅、到着地駅、及び時刻条件を経路探索の条件として、経路探索シ
ステムに経路の探索を依頼し、返信として経路を構成する路線毎の路線名、乗車駅、乗車
駅発車時刻、降車駅、降車駅停車時刻、及び少なくとも座席予約が可能な場合の列車名か
らなる経路情報を取得する経路問い合わせ部
(3)利用者端末へ、取得した経路情報と、当該経路の承認あるいは否認の指示を促す情
報とを送信し、承認あるいは否認の指示を受信する経路承認依頼部
(4)承認の指示を受信した場合に、列車座席管理システムに対して、列車名で特定され
る列車の座席の予約を依頼し、予約された座席の情報を取得する列車座席予約部
(5)利用者IDと対応付けて、経路情報に含まれる列車名の列車について予約された座
席の情報を含めて当該経路情報を利用経路テーブルに記憶させる経路登録部
(6)利用者IDと対応付けて、座席の情報を含む経路情報を記憶する利用経路テーブル
座席予約サーバは、改札装置と通信可能であって、更に、
改札装置から改札を入場した利用者の利用者IDと、読取時刻と、改札設置駅とを受信
する改札読取情報入力部と、
利用経路テーブルから利用者IDに対応する経路情報を読み取り、受信した読取時刻と
改札設置駅に基づいて、座席を予約している列車に遅刻するか否かを判定し、遅刻すると
判定した場合に、登録してある経路情報に含まれる列車名を取消列車名とし、同じく経路
情報に含まれる座席を取消座席とし、前記列車名の列車に後続する列車の列車名を予約希
望列車名とする遅刻判定部と、
列車座席管理システムに対して、取消列車名と取消座席により予約座席の取消を依頼し
、更に予約希望列車名により新たな座席の予約を依頼し、新たに予約された座席の情報を
取得し、利用経路テーブルの経路情報に含まれる列車名を予約希望列車名に変更し、同じ
く経路情報に含まれる座席の情報を、新たに予約した座席の情報に変更する列車座席変更
部とを有することを特徴とする。
座席予約サーバは、更に、
利用者が乗車中の列車の通過駅と、利用者IDと、通過時刻とを受信する乗車中情報入
力部と、
利用経路テーブルから利用者IDに対応する経路情報を読み取り、受信した通過時刻と
通過駅に基づいて、座席を予約している列車に遅刻するか否かを判定し、遅刻すると判定
した場合に、登録してある経路情報に含まれる列車名を取消列車名とし、同じく経路情報
に含まれる座席を取消座席とし、前記列車名の列車に後続する列車の列車名を予約希望列
車名とする遅刻判定部と、
列車座席管理システムに対して、取消列車名と取消座席により予約座席の取消を依頼し
、更に予約希望列車名により新たな座席の予約を依頼し、新たに予約された座席の情報を
取得し、利用経路テーブルの経路情報に含まれる列車名を予約希望列車名に変更し、同じ
く経路情報に含まれる座席の情報を、新たに予約した座席の情報に変更する列車座席変更
部とを有することを特徴とする。
座席予約サーバは、更に、
利用者が乗車中の列車の現在位置と、利用者IDと、現在位置を検知した時刻とを受信
する乗車中情報入力部と、
受信した現在位置の検知時刻と現在位置に基づいて、通過駅と当該駅の通過時刻を算出
し、利用経路テーブルから利用者IDに対応する経路情報を読み取り、算出した通過時刻
と通過駅に基づいて、座席を予約している列車に遅刻するか否かを判定し、遅刻すると判
定した場合に、登録してある経路情報に含まれる列車名を取消列車名とし、同じく経路情
報に含まれる座席を取消座席とし、前記列車名の列車に後続する列車の列車名を予約希望
列車名とする遅刻判定部と、
列車座席管理システムに対して、取消列車名と取消座席により予約座席の取消を依頼し
、更に予約希望列車名により新たな座席の予約を依頼し、新たに予約された座席の情報を
取得し、利用経路テーブルの経路情報に含まれる列車名を予約希望列車名に変更し、同じ
く経路情報に含まれる座席の情報を、新たに予約した座席の情報に変更する列車座席変更
部とを有することを特徴とする。
座席予約サーバは、更に、
座席を予約している列車の発車時刻から所定の構内移動時間を差し引いて、改札通過期
限時刻を求め、現在時刻が改札通過期限時刻を越えている場合には、キャンセル要と判断
し、登録してある経路情報に含まれる列車名を取消列車名とし、同じく経路情報に含まれ
る座席を取消座席とし、前記列車名の列車に後続する列車の列車名を予約希望列車名とす
るキャンセル判定部と、
列車座席管理システムに対して、取消列車名と取消座席により予約座席の取消を依頼し
、更に予約希望列車名により新たな座席の予約を依頼し、新たに予約された座席の情報を
取得し、利用経路テーブルの経路情報に含まれる列車名を予約希望列車名に変更し、同じ
く経路情報に含まれる座席の情報を、新たに予約した座席の情報に変更する列車座席変更
部とを有することを特徴とする。
座席予約サーバは、座席の予約が可能な路線の改札装置と通信可能であって、更に、
当該改札装置から改札を入場した利用者の利用者IDを受信する改札読取情報入力部と

利用経路テーブルから利用者IDに対応する経路情報を読み取り、少なくとも当該路線
の列車名と座席の情報を特定する列車情報取得部と、
特定した列車名と座席の情報を、当該改札装置へ返信する列車情報出力部とを有するこ
とを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、利用者端末と通信可能な座席予約サーバとなるコンピュー
タに、以下の手順を実行させることを特徴とする
(1)利用者端末から、利用者IDと、経路の始点となる出発地駅、経路の終点となる到
着地駅、及び出発時刻と到着時刻のいずれかについての時刻条件を受信する経路条件入力
手順
(2)受信した出発地駅、到着地駅、及び時刻条件を経路探索の条件として、経路探索シ
ステムに経路の探索を依頼し、返信として経路を構成する路線毎の路線名、乗車駅、乗車
駅発車時刻、降車駅、降車駅停車時刻、及び少なくとも座席予約が可能な場合の列車名か
らなる経路情報を取得する経路問い合わせ手順
(3)利用者端末へ、取得した経路情報と、当該経路の承認あるいは否認の指示を促す情
報とを送信し、承認あるいは否認の指示を受信する経路承認依頼手順
(4)承認の指示を受信した場合に、列車座席管理システムに対して、列車名で特定され
る列車の座席の予約を依頼し、予約された座席の情報を取得する列車座席予約手順
(5)利用者IDと対応付けて、経路情報に含まれる列車名の列車について予約された座
席の情報を含めて当該経路情報を利用経路テーブルに記憶させる経路登録手順。
本発明によれば、経路の設定と座席の予約を一体化させたので、手続きにかかる労力が
軽減できる。また、改札からの情報や乗車中の情報により、予約座席の変更を行い、予約
を要する列車の路線への入場の際に、改札装置から変更された列車と予約座席の情報を取
得するので、迅速に乗り換えることが可能となる。更に、自動的に予約座席キャンセルを
判定し、予約座席の変更を行なう点でも、手続きが簡便になる。
実施の形態1.
図1は、路線例を示す図である。甲線と丙線は在来線であり、座席の予約を必要としな
い路線の例である。乙線は新幹線であり、座席の予約が必要な路線の例である。以下、利
用者がA駅からE駅に至るために、C駅で甲線から乙線に乗り換え、D駅で乙線から丙線
に乗り換える例を示す。
図2は、本発明に係るネットワーク構成例(その1)を示す図である。各駅は、駅構内
のネットワークを有している。A駅、B駅、E駅は、在来線の改札装置を当該駅構内ネッ
トワークに接続している。C駅、D駅は、在来線の改札装置の他、新幹線の改札装置を有
している。A駅からE駅に至るためには、A駅在来線改札装置を入場し、甲線の列車に乗
車し、C駅で降車し、C駅新幹線改札装置を入場し、乙線の列車に乗車し、D駅で降車し
、D駅新幹線改札装置を出場し、丙線の列車に乗車し、E駅で降車し、E駅在来線改札装
置を出場する。
各駅構内ネットワークは、鉄道ネットワークに接続しており、鉄道ネットワークには、
座席予約サーバが接続されている。座席予約サーバは、各改札装置との間で、入出場の際
にデータを送受信することができる。また、座席予約サーバは、インターネットに接続し
ており、利用者は、利用者端末あるいは利用者携帯電話端末からアクセスできるように構
成されている。
図2の例は、主に同系列の鉄道会社の路線を結ぶ場合に有効である。一方、異なる系列
の鉄道会社の路線を結ぶ場合には、以下の構成が有効である。図3は、本発明に係るネッ
トワーク構成例(その2)を示す図である。路線ごとに、路線ネットワークを有しており
、各駅構内ネットワークは、乗り入れている路線の路線ネットワークと接続している。そ
して、座席予約サーバは、各路線ネットワークと接続している。
本発明によるシステムでは、利用者が利用する経路を予め設定しておく必要がある。そ
の為に、座席予約サーバは経路設定処理を行なう。
図4は、座席予約サーバの構成のうち経路設定処理に係る部分を示す図である。座席予
約サーバは、経路条件入力部401、経路問い合わせ部402、経路探索システム403
、経路承認依頼部404、列車座席予約部405、列車座席管理システム406、経路登
録部407、及び利用経路テーブル408を有している。経路探索システム403は、利
用日付、経路の始点となる駅、経路の終点となる駅、及び時刻条件を経路探索の条件とし
て受け付けて、経路を構成する路線の情報を抽出するモジュールである。これは、座席予
約サーバの外部に設けてもよい。その場合には、通信媒体を介してデータを送受信する。
また、列車座席管理システム406は、利用日付、乗車駅、降車駅、列車名を条件として
、座席の予約を受け付け、予約した座席の情報を返すモジュールである。これは、座席予
約サーバの外部に設けてもよい。その場合にも、通信媒体を介してデータを送受信する。
図5は、経路設定処理フローを示す図である。まず、経路条件入力部401による経路
条件入力処理(S501)を行なう。この処理では、アクセスしてきた利用者端末から、
ログイン処理により利用者IDを受信し、更に利用日付、出発地駅、到着地駅、及び時刻
条件の入力を促す経路条件入力画面を送信し、返信として、利用日付、出発地駅、到着地
駅、及び時刻条件を受信する。出発地駅は、経路の始点となる駅の名称であり、到着地駅
は、経路の終点となる駅の名称である。時刻条件は、例えば、出発地駅からの出発時刻や
到着地駅への到着時刻の条件である。
次に、経路問い合わせ部402による経路問い合わせ処理(S502)を行なう。この
処理では、経路探索システム403に対して、経路の探索を依頼する。その為に、利用日
付、始点駅としての出発地駅、終点駅としての到着地駅、及び時刻条件を経路探索システ
ム403に転送する。そして、返信として、経路情報を取得する。経路情報は、経路を構
成する路線情報群から構成されている。路線情報は、路線、路線乗車駅、乗車駅発車時刻
、路線降車駅、降車駅停車時刻、列車名を含んでいる。路線は、当該路線の名称である。
路線乗車駅は、当該経路の一部として乗車する駅の名称である。乗車駅発車時刻は、乗継
を想定している列車が路線乗車駅を発車する時刻である。路線降車駅は、当該経路の一部
として降車する駅の名称である。降車駅停車時刻は、想定している列車が路線降車駅に停
車する時刻である。列車名は、乗継を想定している列車名である。座席の予約が可能な場
合に列車名が有効となるため、座席の予約ができない場合は、必ずしも列車名を得られな
くとも構わない。また、この処理では、路線ごとに座席の予約要否の項目を追加し、予約
要あるいは予約不要かを判定する。具体的には、路線と予約要否を対応付けて記憶する予
約要否テーブルを予め内部的に記憶しておき、路線に対応する予約要否をこのテーブルか
ら取得する。あるいは、後述する経路承認依頼処理(S503)の経路承認依頼画面で、
利用者に対して路線ごとに座席予約の要否の選択を促し、選択結果により予約要否を決め
てもよい。
次に、経路承認依頼部404による経路承認依頼処理(S503)を行なう。この処理
では、利用者端末に、上述の経路情報を表示し、承認あるいは否認の指示の入力を促す経
路承認依頼画面を送信し、返信として承認あるいは否認の指示を受信する。
図5に示すように、承認された場合には、列車座席予約部405による列車座席予約処
理(S504)を行なう。この処理では、経路条件入力部401で受信した利用日付と、
経路情報に含まれる路線のうち、予約要の路線の路線乗車駅と路線降車駅と列車名を指定
して、座席の予約を要求する。そして、列車座席管理システム406からの返信として予
約された座席の情報を取得する。
経路登録部407による経路登録処理(S505)を行なう。この処理では、利用経路
テーブル408を生成する。
図6は、利用経路テーブルの例を示す図である。利用経路テーブル408は、利用者の
経路ごとに、ヘッダと複数のレコードからなるテーブルを設ける。ヘッダは、利用者ID
651、利用日付652、出発地駅653、及び到着地駅654の項目を有し、経路に含
まれる路線毎に設けられるレコード(路線情報)は、路線661、予約要否662、路線
乗車駅663、乗車駅発車時刻664、路線入場改札通過665、路線降車駅666、降
車駅停車時刻667、路線出場改札通過668、列車名669、及び座席670の項目を
対応付けて記憶するように構成されている。
経路登録処理(S505)では、まず、経路条件入力処理(S501)で受信した利用
者ID、利用日付、出発地駅、及び到着地駅を利用経路テーブル408のヘッダに記憶さ
せる。次に、経路問い合わせ処理(S502)で取得した経路情報、すなわち路線、路線
乗車駅、乗車駅発車時刻、路線降車駅、降車駅停車時刻、及び列車名を路線ごとのレコー
ドに記憶させる。また、経路問い合わせ処理(S502)で判定した座席の予約要否(あ
るいは、経路承認依頼処理(S503)で決めた座席の予約要否)をレコードに記憶させ
、更に、列車座席予約処理(S504)で取得した座席の情報と列車名を当該予約要の路
線のレコードに記憶させる。
以上のようにして、経路の設定が完了する。
次に、利用当日における運用について説明する。利用者IDを予め記憶しており、改札
装置から当該利用者IDが読み取り可能なように、利用者IDを送信する(あるいは表示
する)ことができる乗車券(券の態様に限らず、例えば、携帯電話装置のように機能的に
乗車券に相当の装置を含む。)を、利用者が保持することを条件とする。利用者は、当該
乗車券を改札装置に読み取らせることにより、改札の通過を許されるようになっている。
乗車券は、利用者ごとに発行され、繰り返し使用できるものでもよい。
まず、利用者が最初の路線のための改札を入場する際の処理について説明する。この例
では、在来線である甲線のA駅の改札を入場する際の処理である。
図7は、座席予約サーバの構成のうち改札通過時処理に係る部分を示す図である。この
処理のために、座席予約サーバは、更に改札読取情報入力部701、遅刻判定部702、
及び列車座席変更部703を有している。
座席予約サーバの改札通過時処理について詳述する。図8は、改札通過時処理フローを
示す図である。在来線の改札装置では、利用者の入場の際に乗車券から利用者IDを読み
取り、当該改札装置を設置している駅(つまり、利用者が入場した駅)と、改札種別(在
来線と新幹線など路線の種別)、入場か出場かの別、乗車券を読み取った時刻と、当該利
用者IDを、座席予約サーバに送信する。座席予約サーバでは、改札読取情報入力部70
1による改札読取情報入力処理(S801)を行なう。この処理では、この利用者IDと
改札装置設置駅の識別情報と改札種別と入出場の別と読取時刻を受信する。入出場の別が
入場の場合に、以下の処理を続行する。次に、経路問い合わせ部402による経路問い合
わせ処理(S802)を行なう。この処理では、まず、利用者IDが一致し、利用日付が
当日日付であるテーブルを利用経路テーブル408から検索し、当該テーブルの到着地駅
を取得する。尚、当日日付は、内蔵するカレンダー部から取得することができる。次に、
当日日付、始点駅としての改札設置駅、終点駅としての到着地駅、出発時刻条件としての
読取時刻を指定して、経路探索システム403に経路を問い合わせる。そして、経路探索
システム403から返信として経路情報を得る。
次に、遅刻判定部702による遅刻判定処理(S803)を行なう。この処理について
、図を用いて詳述する。図9は、遅刻判定処理フローを示す図である。
利用者IDが一致し、利用日付が当日日付である利用経路テーブル408のテーブルか
ら、登録されている経路情報を取得する(S901)。経路問い合わせ部402で取得し
た問い合わせ経路情報に含まれる各路線情報について以下の処理を繰り返す(S902)
。登録されている経路情報に含まれる路線情報のうち、当該問い合わせた路線情報に対応
する路線情報を特定する(S903)。具体的には、路線と路線乗車駅と路線降車駅が一
致する路線情報を特定する。問い合わせ経路情報の路線情報に含まれる発車時刻が、登録
されている経路情報の路線情報に含まれる発車時刻を越えているか否かを判定し(S90
4)、越えている場合には当該路線の列車の座席予約の更新が必要であるので、登録され
ている経路情報の路線情報に含まれる列車名を、取消列車名とし(S905)、登録され
ている経路情報の路線情報に含まれる座席を、取消座席とし(S906)、問い合わせ経
路情報の路線情報に含まれる列車名(後続する列車の列車名の例)を、予約希望列車名と
する(S907)。そして、問い合わせ経路情報に含まれるすべての路線情報について処
理した時点で終了する(S908)。路線情報の予約要否が予約不要である場合には、S
904からS907の処理を省略しても構わない。また、この例では、問い合わせ経路情
報に含まれる列車名を予約希望列車名としたが、ダイヤ情報に従って後続する列車名を特
定して、予約希望列車名としても構わない。
次に、図8に示すように列車座席変更部703による列車座席変更処理(S804)を
行なう。この処理では、上述の遅刻判定処理(S803)で、更新が必要であると判定し
た座席予約の変更を行なう。具体的には、取消列車名と取消座席を指定して、列車座席管
理システム406に対して予約の取消を指示する。また、予約希望列車名を指定して、列
車座席管理システム406に対して新たな予約を指示する。そして、その返信として座席
の情報を取得する。この際、利用経路テーブル408のテーブルの当該取消列車名に相当
する列車名の項目に、予約希望列車名を記憶させ、取消座席に相当する座席の項目に、列
車座席管理システム406から取得した新たな座席の情報を記憶させる。
上述の例では、改札を入場する際に、座席の予約の見直しを図るものであったが、前段
階の路線の列車に乗車中に、後段階の路線の列車の座席予約を見直すことも考えられる。
図10は、座席予約サーバの構成のうち乗車中処理に係る部分を示す図である。図7の
構成の改札読取情報入力部701に代えて、乗車中情報入力部1001を有する。
図11は、乗車中処理を示す図である。乗車中情報入力部1001による乗車中情報入
力処理(S1101)を行なう。この処理では、改札読取情報入力部701による改札読
取情報入力処理(S801)の際の改札設置駅と読取時刻に代えて、乗車中の車両が通過
した駅と通過時刻を受信する。例えば、車両内に、乗車券読取装置を備えている場合には
、当該乗車券読取装置で前述の改札装置と同様に利用者IDを読み取り、列車が通過した
駅と通過時刻を列車運行システムから取得し、座席予約サーバに送信する。乗車券が携帯
電話端末のように装置として通信機能を有する場合には、利用者自身が通過駅を当該端末
に入力し、入力した時刻を通過時刻として、装置自身が記憶している利用者IDと共に座
席予約サーバに送信する。あるいは車両に設けられている情報提供装置から通過駅と通過
時刻の情報を取得して、装置自身が記憶している利用者IDと共に座席予約サーバに送信
する。
経路問い合わせ部402による経路問い合わせ処理(S1102)では、図7の経路問
い合わせ部402による経路問い合わせ処理(S802)の際の始点駅としての改札設置
駅に代えて通過駅を用い、読取時刻に代えて通過時刻を用いる。
他の処理については、図7及び図8で示した改札通過時の処理と同様である。
上述の通過駅に代えて、乗車中情報入力部1001で列車の現在位置(緯度と経度)と
現在位置を検知した時刻を受信し、経路問い合わせ部402で通過駅と通過時刻を求める
方法も有効である。その場合には、携帯電話端末が備えるGPS(Global Pos
itioning System)等の位置検知手段により現在位置を検知して、現在位
置を検知した時刻と現在位置と利用者ID(利用者IDは、携帯電話内部で予め記憶して
いる。)を併せて送信する。乗車中情報入力部1001で、これらを受信し、経路問い合
わせ部402では、利用経路テーブル408から取得した経路情報に含まれる路線情報の
路線と路線乗車駅と路線降車駅に基づいて、内部的に記憶している路線及び駅の位置情報
から想定される移動範囲を特定し、現在位置がその移動範囲のいずれに位置するか求め、
直近に通過した駅を判定する。また、内部的に記憶している路線及び駅の位置情報に基づ
いて、直近の通過した駅と現在位置との路線上の距離を算出し、算出した距離を想定され
る速度(所定の運行速度)で割って、通過駅を通過後の経過時間を求め、現在位置を検知
した時刻からこの経過時間を差し引いて、通過駅の通過時刻を算出する。
次に、座席予約の自動更新処理について説明する。この処理では、所定時間内に、予約
要の路線の改札(この例では、C駅の新幹線改札)を入場していない場合に、自動的に座
席の予約を更新する。
図12は、座席予約サーバの構成のうち自動更新処理に係る部分を示す図である。座席
予約サーバは、更に、キャンセル判定部1201を有している。
自動更新処理について詳述する。図13は、自動更新処理フローを示す図である。利用
経路テーブル408に含まれる利用者の経路の路線情報単位(利用日付が当日日付である
ものに限る。)毎に以下の処理を繰り返す(S1301)。まず、キャンセル判定部12
01によるキャンセル判定処理(S1302)を行なう。予約要否が予約要である場合に
限り、路線乗車駅発車時刻から所定の構内移動時間を差し引いて、改札通過期限時刻を求
める。そして、現在時刻が改札通過期限時刻を越えている場合には、キャンセル要と判断
し、路線情報に含まれる列車名を、取消列車名とし、路線情報に含まれる座席を、取消座
席とする。キャンセル要と判断した場合には、経路問い合わせ部402による経路問い合
わせ処理(S1303)を行なう。この処理では、まず、現在時刻に所定の余裕時間を加
えて、想定出発時刻を求める。そして、当日日付、始点駅としての予約要路線の乗車駅、
終点駅としての予約要路線の降車駅、出発時刻条件としての想定出発時刻を指定して、経
路探索システム403に経路を問い合わせる。そして、経路探索システム403から得ら
れた経路情報中の列車名を予約希望列車名とする。更に、列車座席変更部703による列
車座席変更処理(S1304)を行なう。この処理では、取消列車名と取消座席を指定し
て、列車座席管理システム406に対して予約の取消を指示する。また、予約希望列車名
を指定して、列車座席管理システム406に対して新たな予約を指示する。そして、その
返信として予約された座席の情報を取得する。この際、利用経路テーブル408のテーブ
ルの当該取消列車名に相当する列車名の項目に、予約希望列車名を記憶させ、取消座席に
相当する座席の項目に、列車座席管理システム406から取得した新たな座席の情報を記
憶させる。すべての単位について処理した時点で(S1305)、待機処理(S1306
)に移行する。待機処理で所定待機時間待った後に、再度同様の処理を繰り返す。待機処
理は、座席予約サーバの処理負担に応じた待機時間を設定することが望ましい。機能的に
は、待機処理を省略しても構わない。
次に、利用者が予約要路線の改札を入場する際の処理について説明する。この例では、
C駅の新幹線改札を入場する際の処理である。
図14は、座席予約サーバの構成のうち予約要路線改札入場処理に係る部分を示す図で
ある。座席予約サーバは、更に列車情報取得部1401、列車情報出力部1402、及び
改札通過記録部1403を有している。
図15は、予約要路線改札入場処理フローを示す図である。新幹線の改札装置では、利
用者の通過の際に乗車券から利用者IDを読み取り、当該改札装置を設置している駅(つ
まり、利用者が入場した駅)と改札種別と入出場の別と当該利用者IDを、座席予約サー
バに送信する。座席予約サーバでは、改札読取情報入力部701による改札読取情報入力
処理(S1501)を行なう。この処理では、この利用者IDと改札装置設置駅の識別情
報と改札種別と入出場の別を受信する。列車情報取得部1401による列車情報取得処理
(S1502)では、利用者IDが一致し、利用日付が当日日付であるテーブルを利用経
路テーブル408から検索し、当該テーブルの経路情報を取得する。改札種別が、経路情
報に含まれるいずれかの予約要の路線(この例では、乙線、つまり新幹線)に係る改札種
別であって、入出場の別が入場であって、当該路線の乗車駅が改札設置駅である場合に処
理を続行する。いずれかの予約要の路線に係る改札種別にも当たらない場合や出場の場合
には、処理を終了する。改札設置駅が当該路線の乗車駅でない場合には、別の処理に移行
する。
列車情報出力部1402による列車情報出力処理(S1503)では、当該予約要の路
線に対応する列車名、座席の情報、乗車駅、乗車駅発車時刻、降車駅、及び降車駅停車時
刻を、改札装置に返信する。これらの情報を返信された改札装置では、列車名、座席の情
報、乗車駅、乗車駅発車時刻、降車駅、及び降車駅停車時刻を、乗車券に印字し、あるい
は送信する。利用者は、改札装置を通過した乗車券に印字された内容により列車や座席の
情報を確認することができる。乗車券が携帯電話装置などであり近距離の通信手段を有し
、これらの情報を受信する場合には、その内容を表示部に表示させることにより、列車や
座席の情報を確認する。
最後に、改札通過記録部1403による改札通過記録処理(S1504)を行なう。こ
の処理では、利用経路テーブル408の当該予約要の路線に関する路線入場改札通過を、
未から済に変更する。
最後に、利用者が予約要路線の改札を出場する際の処理について説明する。この例では
、D駅の新幹線改札を出場する際の処理である。図16は、座席予約サーバの構成のうち
予約要路線改札出場処理に係る部分を示す図である。
図17は、予約要路線改札出場処理フローを示す図である。新幹線の改札装置では、利
用者の通過の際に乗車券から利用者IDを読み取り、当該改札装置を設置している駅(つ
まり、利用者が出場した駅)と改札種別と入出場の別と当該利用者IDを、座席予約サー
バに送信する。座席予約サーバでは、改札読取情報入力部701による改札読取情報入力
処理(S1701)では、この利用者IDと改札装置設置駅の識別情報と改札種別と入出
場の別を受信する。改札通過記録部1403による改札通過記録処理(S1702)では
、利用者IDが一致し、利用日付が当日日付であるテーブルを利用経路テーブル408か
ら検索し、当該テーブルの経路情報を取得する。改札種別が、経路情報に含まれるいずれ
かの予約要の路線(この例では、乙線、つまり新幹線)に係る改札種別であって、入出場
の別が出場であって、改札設置駅が当該路線の降車駅である場合に、利用経路テーブル4
08の当該予約要の路線に関する路線出場改札通過を、未から済に変更する。
座席の予約に係る料金の精算は、利用経路テーブル408に記憶している情報により行
なうことができる。
座席予約サーバは、コンピュータであり、各要素はプログラムにより処理を実行するこ
とができる。また、プログラムを記憶媒体に記憶させ、記憶媒体からコンピュータに読み
取られるようにすることができる。
図18は、座席予約サーバのハードウェア構成を示す図である。バスに、演算装置18
01、データ記憶装置1802、メモリ1803、通信インターフェース1804が接続
されている。データ記憶装置1802は、例えばROM(Read Only Memory)やハードデ
ィスクである。メモリ1803は、通常RAM(Random Access Memory)である。プログ
ラムは、通常データ記憶装置1802に記憶されており、メモリ1803にロードされた
状態で、順次演算装置1801に読み込まれ処理を行う。通信インターフェース1804
は、図2の鉄道ネットワークや図3の各路線ネットワークへの接続及びインターネットへ
の接続に用いられる。
路線例を示す図である。 本発明に係るネットワーク構成例(その1)を示す図である。 本発明に係るネットワーク構成例(その2)を示す図である。 座席予約サーバの構成のうち経路設定処理に係る部分を示す図である。 経路設定処理フローを示す図である。 利用経路テーブルの例を示す図である。 座席予約サーバの構成のうち改札通過時処理に係る部分を示す図である。 改札通過時処理フローを示す図である。 遅刻判定処理フローを示す図である。 座席予約サーバの構成のうち乗車中処理に係る部分を示す図である。 乗車中処理を示す図である。 座席予約サーバの構成のうち自動更新処理に係る部分を示す図である。 自動更新処理フローを示す図である。 座席予約サーバの構成のうち予約要路線改札入場処理に係る部分を示す図である。 予約要路線改札入場処理フローを示す図である。 座席予約サーバの構成のうち予約要路線改札出場処理に係る部分を示す図である。 予約要路線改札出場処理フローを示す図である。 座席予約サーバのハードウェア構成を示す図である。
符号の説明
401 経路条件入力部、402 経路問い合わせ部、403 経路探索システム、4
04 経路承認依頼部、405 列車座席予約部、406 列車座席管理システム、40
7 経路登録部、408 利用経路テーブル、401 経路条件入力部、402 経路問
い合わせ部、403 経路探索システム、1001 乗車中情報入力部、1201 キャ
ンセル判定部、1401 列車情報取得部、1402 列車情報出力部、1403 改札
通過記録部。

Claims (7)

  1. 利用者端末と通信可能な座席予約サーバであって、以下の要素を有することを特徴とす
    る座席予約サーバ
    (1)利用者端末から、利用者IDと、経路の始点となる出発地駅、経路の終点となる到
    着地駅、及び出発時刻と到着時刻のいずれかについての時刻条件を受信する経路条件入力

    (2)受信した出発地駅、到着地駅、及び時刻条件を経路探索の条件として、経路探索シ
    ステムに経路の探索を依頼し、返信として経路を構成する路線毎の路線名、乗車駅、乗車
    駅発車時刻、降車駅、降車駅停車時刻、及び少なくとも座席予約が可能な場合の列車名か
    らなる経路情報を取得する経路問い合わせ部
    (3)利用者端末へ、取得した経路情報と、当該経路の承認あるいは否認の指示を促す情
    報とを送信し、承認あるいは否認の指示を受信する経路承認依頼部
    (4)承認の指示を受信した場合に、列車座席管理システムに対して、列車名で特定され
    る列車の座席の予約を依頼し、予約された座席の情報を取得する列車座席予約部
    (5)利用者IDと対応付けて、経路情報に含まれる列車名の列車について予約された座
    席の情報を含めて当該経路情報を利用経路テーブルに記憶させる経路登録部
    (6)利用者IDと対応付けて、座席の情報を含む経路情報を記憶する利用経路テーブル
  2. 座席予約サーバは、改札装置と通信可能であって、更に、
    改札装置から改札を入場した利用者の利用者IDと、読取時刻と、改札設置駅とを受信
    する改札読取情報入力部と、
    利用経路テーブルから利用者IDに対応する経路情報を読み取り、受信した読取時刻と
    改札設置駅に基づいて、座席を予約している列車に遅刻するか否かを判定し、遅刻すると
    判定した場合に、登録してある経路情報に含まれる列車名を取消列車名とし、同じく経路
    情報に含まれる座席を取消座席とし、前記列車名の列車に後続する列車の列車名を予約希
    望列車名とする遅刻判定部と、
    列車座席管理システムに対して、取消列車名と取消座席により予約座席の取消を依頼し
    、更に予約希望列車名により新たな座席の予約を依頼し、新たに予約された座席の情報を
    取得し、利用経路テーブルの経路情報に含まれる列車名を予約希望列車名に変更し、同じ
    く経路情報に含まれる座席の情報を、新たに予約した座席の情報に変更する列車座席変更
    部とを有することを特徴とする請求項1記載の座席予約サーバ。
  3. 座席予約サーバは、更に、
    利用者が乗車中の列車の通過駅と、利用者IDと、通過時刻とを受信する乗車中情報入
    力部と、
    利用経路テーブルから利用者IDに対応する経路情報を読み取り、受信した通過時刻と
    通過駅に基づいて、座席を予約している列車に遅刻するか否かを判定し、遅刻すると判定
    した場合に、登録してある経路情報に含まれる列車名を取消列車名とし、同じく経路情報
    に含まれる座席を取消座席とし、前記列車名の列車に後続する列車の列車名を予約希望列
    車名とする遅刻判定部と、
    列車座席管理システムに対して、取消列車名と取消座席により予約座席の取消を依頼し
    、更に予約希望列車名により新たな座席の予約を依頼し、新たに予約された座席の情報を
    取得し、利用経路テーブルの経路情報に含まれる列車名を予約希望列車名に変更し、同じ
    く経路情報に含まれる座席の情報を、新たに予約した座席の情報に変更する列車座席変更
    部とを有することを特徴とする請求項1記載の座席予約サーバ。
  4. 座席予約サーバは、更に、
    利用者が乗車中の列車の現在位置と、利用者IDと、現在位置を検知した時刻とを受信
    する乗車中情報入力部と、
    受信した現在位置の検知時刻と現在位置に基づいて、通過駅と当該駅の通過時刻を算出
    し、利用経路テーブルから利用者IDに対応する経路情報を読み取り、算出した通過時刻
    と通過駅に基づいて、座席を予約している列車に遅刻するか否かを判定し、遅刻すると判
    定した場合に、登録してある経路情報に含まれる列車名を取消列車名とし、同じく経路情
    報に含まれる座席を取消座席とし、前記列車名の列車に後続する列車の列車名を予約希望
    列車名とする遅刻判定部と、
    列車座席管理システムに対して、取消列車名と取消座席により予約座席の取消を依頼し
    、更に予約希望列車名により新たな座席の予約を依頼し、新たに予約された座席の情報を
    取得し、利用経路テーブルの経路情報に含まれる列車名を予約希望列車名に変更し、同じ
    く経路情報に含まれる座席の情報を、新たに予約した座席の情報に変更する列車座席変更
    部とを有することを特徴とする請求項1記載の座席予約サーバ。
  5. 座席予約サーバは、更に、
    座席を予約している列車の発車時刻から所定の構内移動時間を差し引いて、改札通過期
    限時刻を求め、現在時刻が改札通過期限時刻を越えている場合には、キャンセル要と判断
    し、登録してある経路情報に含まれる列車名を取消列車名とし、同じく経路情報に含まれ
    る座席を取消座席とし、前記列車名の列車に後続する列車の列車名を予約希望列車名とす
    るキャンセル判定部と、
    列車座席管理システムに対して、取消列車名と取消座席により予約座席の取消を依頼し
    、更に予約希望列車名により新たな座席の予約を依頼し、新たに予約された座席の情報を
    取得し、利用経路テーブルの経路情報に含まれる列車名を予約希望列車名に変更し、同じ
    く経路情報に含まれる座席の情報を、新たに予約した座席の情報に変更する列車座席変更
    部とを有することを特徴とする請求項1記載の座席予約サーバ。
  6. 座席予約サーバは、座席の予約が可能な路線の改札装置と通信可能であって、更に、
    当該改札装置から改札を入場した利用者の利用者IDを受信する改札読取情報入力部と

    利用経路テーブルから利用者IDに対応する経路情報を読み取り、少なくとも当該路線
    の列車名と座席の情報を特定する列車情報取得部と、
    特定した列車名と座席の情報を、当該改札装置へ返信する列車情報出力部とを有するこ
    とを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の座席予約サーバ。
  7. 利用者端末と通信可能な座席予約サーバとなるコンピュータに、以下の手順を実行させ
    るためのプログラム
    (1)利用者端末から、利用者IDと、経路の始点となる出発地駅、経路の終点となる到
    着地駅、及び出発時刻と到着時刻のいずれかについての時刻条件を受信する経路条件入力
    手順
    (2)受信した出発地駅、到着地駅、及び時刻条件を経路探索の条件として、経路探索シ
    ステムに経路の探索を依頼し、返信として経路を構成する路線毎の路線名、乗車駅、乗車
    駅発車時刻、降車駅、降車駅停車時刻、及び少なくとも座席予約が可能な場合の列車名か
    らなる経路情報を取得する経路問い合わせ手順
    (3)利用者端末へ、取得した経路情報と、当該経路の承認あるいは否認の指示を促す情
    報とを送信し、承認あるいは否認の指示を受信する経路承認依頼手順
    (4)承認の指示を受信した場合に、列車座席管理システムに対して、列車名で特定され
    る列車の座席の予約を依頼し、予約された座席の情報を取得する列車座席予約手順
    (5)利用者IDと対応付けて、経路情報に含まれる列車名の列車について予約された座
    席の情報を含めて当該経路情報を利用経路テーブルに記憶させる経路登録手順。
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