JP2006277201A - 会計システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 団体客が飲食店等でサービスを受けた際に、各客毎に受けたサービスの質及び量を考慮した上で公平に、かつ円滑に会計することの可能な会計システムを提供する。
【解決手段】 客が所有する端末装置112と、注文内容詳細情報を管理する店舗側料金システム108がネットワーク106を介して接続して構成される会計システム100において、端末装置は、ネットワーク上に設けられ注文内容詳細情報が入力されるウェブサイトにアクセスするウェブアクセス機能部と、注文内容詳細情報を非接触な方式で入力し、記憶する手段と、を備え、店舗側料金システムには、ウェブサイトにアクセスする手段114と、注文内容詳細情報を非接触な方式で入力し、記憶する非接触式入力・記憶手段118と、注文内容詳細情報及びウェブサイトの接続先を示す接続先表示手段を伝票に印刷する手段116と、を備えることを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 客が所有する端末装置112と、注文内容詳細情報を管理する店舗側料金システム108がネットワーク106を介して接続して構成される会計システム100において、端末装置は、ネットワーク上に設けられ注文内容詳細情報が入力されるウェブサイトにアクセスするウェブアクセス機能部と、注文内容詳細情報を非接触な方式で入力し、記憶する手段と、を備え、店舗側料金システムには、ウェブサイトにアクセスする手段114と、注文内容詳細情報を非接触な方式で入力し、記憶する非接触式入力・記憶手段118と、注文内容詳細情報及びウェブサイトの接続先を示す接続先表示手段を伝票に印刷する手段116と、を備えることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、会計システムに係り、特に飲食店等において複数人で料金の支払を個別に分割して支払う会計システムに関する。
レストラン等の飲食店において複数人数で飲食をする際に、個別で注文した場合や、複数人で一皿を注文した場合等には、精算時の計算が面倒になることがある。例えば、レジで個別精算する際に、自分の注文内容を忘れてしまった場合や、レジの混雑により会計に時間を要した場合等には、注文内容の確認や会計の為に店員を呼んだりして、注文内容の確認や会計待ち等に手間がかかる。また、一括して支払いを終えてから未払いの客から集金する場合や一円単位まで分割して集金する場合等では、会計は大変面倒である。このため、自分の席で注文内容の料金を計算し、スムーズな支払いを可能にするシステムの要望があった。
そこで、客が店員を呼ばずに注文状況の確認ができ、かつレジに行って計算や会計をすることなく事前に割り勘計算を行えるようにするシステムとして、店舗のテーブル毎に注文データ管理システムから客が各自で情報を引き出すためのタッチパネル付き液晶画面表示部装置を配置した注文管理システムが開示されている(例えば、特許文献1を参照)。
また、客が各自のテーブルで注文することができ、かつグループで利用する場合に、割勘精算機能を持つ決済システムとして、複数のクライアント端末とサーバ装置で構成されたシステムにおいて、サーバ装置には、外部ホスト装置に同一グループ内の端末の承認を行うデータの送信に基づいたネットワークログイン手段を備え、一方、各クライアント端末には、発注情報入力手段と、連係型プログラムを実行する各端末の表示部に実時間に変更されるプログラム実行画面を表示する実行状態表示手段とを備える決済機能を有するシステムが開示されている。このシステムによると、サーバ装置から実行状態表示手段に表示される決済データに基づき各クライアント端末からサーバ装置への承認により決済条件を決定する(例えば、特許文献2を参照)。
しかしながら、飲食店等に来る団体客は、必ずしも同時に皆が退席して帰るわけではなく、各自がバラバラで店を退去することもあり、このような場合に一括割り勘精算をするのは、各客毎に注文した料理の質及び量を考慮すると、公平な会計とは言い難い。途中で退席した客の受けたサービスの質及び量を考慮した上で、各自が公平にかつ円滑に会計を済ませることが望まれる。
そこで、本発明は、従来の料金支払の際の会計システムが有する上記問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、複数人のグループ客が飲食店等でサービスを受けた際に、各客毎に受けたサービスの質及び量を考慮した上で公平に、かつ円滑に会計することの可能な、新規かつ改良された会計システム及び会計方法を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、店舗に来店する複数の客が各自所有する端末装置と、店舗に備わり客の注文内容を含む注文内容詳細情報を管理する店舗側料金システムがネットワークを介して接続されることにより構成される会計システムにおいて、端末装置は、ネットワーク上に設けられ注文内容詳細情報が入力されるウェブサイトにアクセスする手段となるウェブアクセス機能部と、注文内容詳細情報を非接触な方式で入力し、記憶する非接触式入力・記憶手段と、を備え、店舗側料金システムには、ウェブサイトにアクセスする手段と、注文内容詳細情報を非接触な方式で入力し、記憶する非接触式入力・記憶手段と、注文内容詳細情報及びウェブサイトの接続先を示す接続先表示手段を伝票に印刷する手段と、を備えることを特徴とする、会計システムが提供される。
このとき、接続先表示手段は、URL又は二次元バーコードであり、接続先表示手段をウェブアクセス機能部に入力する手段は、接続先表示手段がURLの場合は、端末装置に備わるキー操作部であり、接続先表示手段が二次元バーコードの場合は、撮像手段であることとしてもよい。
このような構成とすることにより、客は各自で所有する携帯電話等の端末装置を用いて、伝票に記録されているURLや二次元バーコード等の接続先表示手段をウェブアクセス機能部に入力することにより、店側が用意したウェブサイト上の伝票のページにアクセスされ、自分の払う代金や注文したメニュー等が確認できるようになる。この注文内容等の確認後、間違いがなかったら、客が各自で所有する端末装置に備わる非接触式入力・記憶手段である非接触IC(Integrated Circuit)を用いて、ICカードを始めとする電子マネー等で各自自分の分の会計を済ませられ、代金をスムーズに支払うことができる。また、注文内容等の確認をして自分の精算額が決定した後であれば、個人の好きなときに精算が可能となる。
また、このとき、端末装置のうち一の端末装置を支払いの最終責任を有する責任端末とすることとしてもよい。
このような構成とすることにより、支払い順番に制限をかけることによって、グループで来店した団体客が各自別々に帰るときでも、精算が楽に行え、かつ無銭飲食等の不正を防ぐことができる。
また、このとき、ネットワーク上に設けられ注文内容詳細情報が入力されるウェブサイトには、一の商品を複数人数で共同注文した場合に注文した人数を入力する項目が更に設けられ、項目に人数を入力すると商品の値段を人数で除法する手段が設けられていることとしてもよい。
このような構成とすることにより、客が注文したメニューごとに一人あたりの支払い金額が表示され、大皿料理等のメニューを複数人で共同注文した際には、詳細に個々の支払いを設定できるようになる。
以上説明したように本発明によれば、複数人のグループ客が飲食店等でサービスを受けた際に、各客毎に受けたサービスの質及び量を考慮した上で公平に、かつ円滑に会計することができる。即ち、団体で食事をした場合に、自分の端末を使用して自分の席で個々の料金を把握でき、かつ自分の注文したメニューだけの合計金額を算出できる。また、自分の所有する端末で個々の支払いを決定し、係る端末で支払いまで実行可能にすることにより、複数人数でサービスの提供を受けた際に、より円滑な支払いが実現される。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
まず、本発明における会計システムの第1の実施の形態の構成について図面を使用しながら説明する。図1は、本発明の会計システムの第1の実施の形態の全体構成図であり、図2は、本実施の形態の会計システム100で使用される端末装置の構成を説明するための図である。
図1に示すように、本実施の形態の会計システム100は、複数の基地局102を制御する交換機104がLAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等のネットワーク106を介して、店舗側料金システム108に接続されることにより構成される。
各基地局102は、本実施の形態の会計システム100を導入している飲食店等の店舗に来店した複数人のグループから構成される団体客が各自所有する携帯電話等の端末装置を含む端末群110との間で無線信号を送受している。本実施の形態では、端末群110に含まれる端末装置112のうち、一つの端末装置を責任端末112aとし、他の端末装置を通常端末112bとする。本実施の形態の会計システム100を上記の構成とすることにより、端末群110に含まれるこれらの端末112a、112bは、基地局102、交換機104、及びネットワーク106を介して、店舗に備わる店舗側料金システム108と店舗情報、テーブル番号、メニュー、料金等を始めとする代金の支払いに必要な各種情報のデータのやり取りを実行する。なお、責任端末112a及び通常端末112bの機能や動作等の説明は後述する。
また、本実施の形態の会計システム100に備わる店舗側料金システム108は、例えばPOSシステム(Point of Sales System)で構成され、ネットワーク接続部114、伝票印刷機器116、非接触ICリーダー/ライター118、及び情報処理部120を具備する。
ネットワーク接続部114は、ネットワーク106を介して端末群110に有する各端末112a、112bとデータをやり取りする機能を有し、伝票印刷機器116は、注文されたメニュー名や個々の金額、合計金額等といった情報やウェブへアクセスするためのアドレスやバーコード等を印刷する機能を有し、非接触ICリーダー/ライター118は、後述するように端末装置112に備わる非接触IC(図1では不図示)による支払い動作に対応する機能を有する。
そして、情報処理部120は、会計内容を表示する処理やそれぞれの支払い金額を計算、ウェブに表示させるための処理、非接触ICリーダー/ライター118とのデータのやり取りを実行し、伝票印刷機器116にバーコードやアドレス情報等の印刷データを作成し、データを送信する機能を具備する。
また、本実施の形態の会計システム100では、店舗側が客側から注文を受け、これら注文データを入力するための端末として、テンキー等の無線端末からなる注文入力端末122をウエイター等の店舗の従業員が所持している。なお、従業員による注文入力端末122の使用による注文入力動作については、後述する。
次に、本実施の形態の会計システム100で使用される携帯電話等の端末装置112の構成について、図2を使用しながら詳細に説明する。
端末装置112は、通常のカメラ付き携帯電話機と同様に、端末装置112からウェブへのアクセスやサーバから情報を受信するためのアンテナ124及び無線制御部126、後述するデータ処理部128、LCD等で構成される画面表示部130、撮像手段となるカメラ132、及び各種情報の入力手段となるキー操作部134を備える。なお、本実施の形態では、カメラ132は、撮像手段としての機能のみでなく、後述するように伝票に表示された二次元バーコード等を読み取るための手段ともなる。
また、本実施の形態における端末装置112は、インターネット上のウェブサイト等に接続するために、ウェブアクセス機能部136を有する。このウェブアクセス機能部136は、携帯電話各社が提供する携帯電話網を利用してウェブにアクセス手段であり、具体的には、入力されたアドレスの処理、携帯電話網へのアクセス命令、ウェブ情報の取得、ブラウザ機能等の各種機能を備え、構成される。
更に、本実施の形態における端末装置112は、店舗の提供するサービスに対する電子マネー等による料金の支払いや、メニューや合計金額等の支払い情報の書き込み及び読み込みを実行する手段として、集積回路(integrated circuit;以下、ICと称する。)で構成される非接触IC138、及び非接触IC138に取り込まれた情報を解読し、メニューや合計金額等の情報を書き込む手段となる非接触ICリーダー/ライター140を具備する。
また、データ処理部128は、カメラ132から受信したデータを処理したり、非接触ICリーダー/ライター140に情報を送信したり、キー操作部134からの情報の処理、画面表示部130に表示するデータの作成、ウェブアクセス機能部136とウェブ情報を送受信等のやり取りをするための機能を有する。
次に、本実施の形態の会計システム100によって料金支払が実行される過程で客が所有する端末装置112、及び店舗に備わる注文入力端末122がアクセスするウェブサイトの画面の構成について、図面を使用しながら説明する。図3は、客が注文する際の注文入力端末122、及び会計時に客の各自所有する端末装置112がアクセスするウェブサイトの一例を示す図であり、(a)は、注文入力端末122により注文する際、及び端末装置112で注文内容確認の際にアクセスするウェブサイトの画面例を示す図であり、(b)は、同画面例の図に各客が注文内容をチェックした状態を示す図であり、(c)は、各客の注文内容が全てチェックされた後に表示される精算内容確認画面の図である。
図3(a)に示すように、注文入力端末122により注文する際、及び端末装置112で注文内容確認の際にアクセスするウェブサイトの画面には、店にあるメニューの一覧、各メニューの値段、チェック欄、決定ボタン、及びキャンセルボタンが表示される。
チェック欄は、客が注文したメニューの確認のチェックを入れるための欄であり、客が各自チェックを入れた際に、図3(b)に示すように、自分が選択した項目(本図では、黒塗りで示される。)、他の人が選択した項目(本図では、ハッチングで示される。)、未選択の項目(本図では、ブランクで示される。)が識別されるように表示されている。
決定ボタンは、客が自分の注文した内容を確認し、注文内容が合っている場合にクリックされるボタンであり、キャンセルボタンは、客が自分の注文した内容を確認し、注文内容が間違っている場合にクリックされるボタンであり、双方のボタンとも自分がチェック欄を選択し終わった際に、クリックされるボタンである。
また、図3(c)は、精算確認画面を示す図であり、各々の客が上記の注文内容のチェックをし、全員が係る注文内容のチェックが完了した後に、図3(b)で示される決定ボタンが押された際に、次の画面に表示されるウェブサイトの一例の図である。精算確認画面には、各自の食べたメニュー名、金額、合計金額が表示され、更に一端に精算ボタンを有する。精算ボタンは、上述したように、グループ単位で来店した客が精算する際に、係るグループに含まれる全ての客の精算金額が決定した際に表示され、客が精算金額を確認し、確認内容に間違いがないことに同意して、このボタンをクリックすることで、支払金額が最終確定される。
次に、本実施の形態の会計システム100によって料金支払が実行される際に、店側から客に印刷して渡される伝票について、図面を使用しながら説明する。図4は、会計の際に店側が客に渡す伝票の一例を示す図であり、(a)は客の会計の際に注文内容確認用のウェブサイトの接続先を示す接続先表示手段として、ウェブサイトのアドレスを示すURL(Uniform Resource Locator)が記載されている例を示す図であり、(b)は、注文内容確認用のウェブの接続先を示す接続先表示手段として、二次元バーコード等が表示される例を示す図である。
伝票には、通常の伝票と同じく、店名、テーブル名、メニュー名、値段、合計金額等の注文内容詳細情報の他に、図4(a)、(b)に示すように、注文内容確認用のウェブへアクセスするためのアドレスとなるURLや二次元バーコード等が伝票の一端に表示される。二次元バーコードは、係る二次元バーコードを端末装置112に備わるカメラ132で撮影することにより、バーコードの中の情報を取り出すことにより、注文内容確認用のウェブへアクセスすることができる。なお、伝票の一端に表示された注文内容確認用のウェブの接続先を示す接続先表示手段を使用することによる注文内容確認用のウェブへアクセスする動作については、後述する。
次に、本実施の形態の会計システム100によって実行される料金支払の動作について、図面を使用しながら説明する。図5は、本実施の形態の会計システム100によって実行される料金支払の動作を説明するためのフローチャートである。
レストラン等の店舗に複数人のグループで構成された客は、まずメニュー表から各々自分が飲食希望するメニューをウエイター等の店員に注文し(S100)、店員は客の注文を注文入力端末122に入力する(S101)。
注文入力端末122に入力されたメニュー情報は、注文入力端末122から無線信号を介して店舗側料金システム108に送信される(S102)。このメニュー情報は、注文の確認や配膳の確認等のデータとして使用されるだけでなく、後述するようにウェブサイト上にメニュー名や料金等の情報をアップロードして、会計時に客が注文内容を確認等するためにも使用される。
このため、店舗側料金システム108に送信されたメニュー情報は、情報処理部120でウェブサイト上に表示するためのデータや料金管理情報に変換される(S104)。ウェブサイト上に表示するためのデータには、店舗、テーブル番号、値段、合計金額等の客の注文内容の詳細な情報が含まれている。
その後、上述の変換された注文内容詳細情報のデータをウェブサイト上にアップロードする(S106)。そして、アップロードしたウェブサイトの接続先となるアドレスを店舗側料金システム108に備わる伝票印刷機器116に通して、図4(a)に示すように、そのままURLとして伝票に印刷するか、図4(b)に示すように、情報処理部120で二次元バーコード化してから伝票に印刷する(S108)。
客は、食事が終わったとき、上記の印刷された伝票を店から受け取り、注文内容及び精算金額を確認する(S110)。伝票には、上述したように、注文したメニュー、各メニューの値段、合計金額等の基本的な伝票に記載されるべき会計情報の他に、アドレスや二次元バーコード等の接続先表示手段が図4(a)、図4(b)のように伝票の一端に表示されている。
伝票を受け取った客は、各自が所有する端末装置112を用いて、注文内容を確認するための特定のウェブサイトにアクセスする(S112)。このウェブサイトへのアクセスは、端末装置112に備わるウェブアクセス機能部136に注文内容を確認するための画面を表示するウェブサイトの接続先のアドレス情報を入力してから、データ処理部128、無線制御部126、及びアンテナ124を介して、実行される。
このとき、本実施の形態では、係るウェブサイトの接続先のアドレス情報をウェブアクセス機能部136に入力する方法としては、次の2つの方法がある。即ち、図4(a)に示される伝票に記載されているアドレス(URL)を端末装置112に備わるキー操作部134で直接入力して、データ処理部128を介してウェブアクセス機能部136に入力するか、図4(b)に示される伝票に表示された二次元バーコードを端末装置112に備わるカメラ132で撮影して、データ処理部128を介してウェブアクセス機能部136に入力することにより、上記のアドレス情報のウェブアクセス機能部136への入力が実行される。
上述したように注文内容を確認するための特定のウェブサイトにアクセスすると、端末装置112の画面表示部130に店舗、テーブル番号、メニュー、金額等のデータが図3(a)のように表示される。このとき、客は責任端末112aを決める必要がある。ここで言及する責任端末112aとは、団体客が各自で所有する端末装置112のうち、支払いの最終責任を持つ客の所有する端末のことで、この責任端末112aを所有する客は最後に精算をしなければならない。
上述した責任端末112aは、グループ客のうち、そのグループの中で会計の際に、最初にウェブサイトへアクセスをした端末に決定する方法や、各客が精算の際にアクセスしたウェブ上で責任端末112aを選択するチェック欄を設けて客側に選択させる方法等により、決定される(S114)。このようにして決定した責任端末112a以外の端末は、通常端末112bとなる。
各端末112から接続される注文内容を確認するためのウェブサイトには、図3(a)に示すように、店名、テーブル番号、メニュー名、値段、合計金額が表示されている。各々の客は、図3(b)に示すように、自分の食べたメニューのチェック欄に各自でチェックを入れる(S116)。そして、各客は、自分の食べたメニューのチェックを入れ終わったら、決定ボタンをクリックする(S118)。決定ボタンがクリックされると、ウェブサイトは更新され、図3(c)に示すような各自の精算確認画面が表示される(S120)。
このとき、各々の客が所有する各端末装置112から注文内容のチェック欄のチェックが実行され、チェックが終了した際には、上述したように決定ボタンがクリックされるが(S118)、もし、グループ客の各自が注文したメニューのチェック欄が全て埋まっていない場合は、ウェブページが再度、図3(a)に示すメニュー選択画面に戻る。ただし、他の人がチェック欄にチェックを入れているメニューは、選択できないようになっている。
そして、グループ客の各自が注文したメニューの全てのチェック欄が埋まっている場合は、決定ボタンがクリックされると、上述したように、図3(c)に示すような精算確認画面として、自分の支払うメニューや金額と一緒に精算ボタンが表示される(S120)。客が他のチェック欄を自分でチェックするか、又は他の人がチェックすることによって、グループで注文した全てのメニューのチェック欄が埋まり、図3(c)に示す精算確認画面に有する精算ボタンが表示されるまで、上述した注文内容のチェックの操作を繰り返す必要がある。
精算ボタンが表示され、この精算ボタンを選択してクリックすると、自分の注文したメニューの名前や金額が端末装置112の画面表示部130に表示される(S122)。そして、客は各自が支払うべき金額を電子マネー等により非接触IC138を介して料金の支払いをする(S124)。その後、端末装置112に備わる非接触ICリーダー/ライター140が非接触IC138に書き込まれた支払金額等の支払情報を読み出し、その端末装置112で精算されるテーブル番号、メニュー情報や金額と一緒に、店舗側料金システム108に送信される(S126)。また、端末装置112の非接触ICリーダー/ライター140は、非接触IC138にテーブル番号、支払い金額等を書き込む(S128)。
なお、上述での各自の料金の支払いに際し、支払いを端末装置112に備わる非接触IC138からのカード決算に対応させることで、支払いの場所、時間に自由度を与えることが可能となる。例えば、団体で食事をした際に、一の客が私用等の理由で先に帰宅する場合、特に、係る私用の時間が差し迫っているときは、料金の支払いを本意に反し、忘れて抜け出してしまうことも起こり得る。このような状況で、料金の支払いを端末装置112からのカード決算に対応させることで、電車や家の中からもウェブサイトにアクセスし、支払うこともできる。
その後、支払い時にレジで客の端末装置112に備わる非接触IC138を店舗側料金システム108に備わる非接触ICリーダー/ライター118に近接させ、この非接触ICリーダー/ライター118が端末装置112の非接触IC138から支払いのデータを読み出し、客が注文の際に店員が注文入力端末122から店舗側料金システム108に送信したメニュー情報と比較する(S130)。
そして、支払いのデータの間違いがなかった場合に、非接触ICリーダー/ライター118は、端末装置112の非接触IC138から、支払い金額を差し引き、会計を終える(S132)。ただし、責任端末112aは、他の通常端末112bでの精算が終わっていない状態で、支払いを実行すると、無銭飲食を防ぐために、アラーム等の料金未払警告手段が鳴り、精算することができないようになっている。即ち、責任端末112aを所有する客は、最後に精算することが義務づけられる。
なお、本実施の形態では、他の通常端末112bでの精算が終了していない状態で、責任端末112aが精算を行おうとした場合、上述したようにアラーム等が鳴り、精算することができないが、責任端末112aで再度ウェブ上にアクセスし、残金一括精算を行えるようにすることも可能である。即ち、何らかのトラブル等で他の通常端末112bの支払いができない場合でも、責任端末112aが残金一括精算を実行可能とすることで、このような状況にも対応できる。
また、上述したように責任端末112aが最後に会計の支払いをすることを制約につけることにより、現金での支払いを希望する人に対しては現金等の支払いも可能とする。例えば、ウェブのメニュー一覧から自分の食べたメニューを選ぶ際に、責任端末112aにより支払い方法を選択可能とすることで、支払い方法・手段を選べるようにする。このとき、例えば、チェック欄に各々の客毎に個人を判別するための識別番号を入力できるようにし、各識別番号に対応する個人の精算金額を計算する。そして、この精算金額情報を店舗側料金システム108に予め送信しておくことで、端末装置112を所有していない人でも、レジで自分の識別番号を言うだけで自分の食べたメニューの確認や代金情報の把握が可能となる。このため、レジでは識別番号を言うだけで、自分の分だけの精算を円滑に行うことができる。
更に、本発明の会計システム100によると、上述したように個別での支払いが可能になるため、個々の支払いに応じ、例えば、クーポンやポイントを発行することにより、団体で来店した際に全ての人に宣伝を行うことができ、店舗の集客力向上が見込まれるようになる。また、大勢で来店した場合でも、来店回数や利用金額等、それぞれ個人のデータを元に、割引サービスや、各客に合わせたクーポン発行等の各客に合わせた多様なサービスを提供できる。
また、各端末112から接続される注文内容を確認するためのウェブサイトには、図6に示すように、何人でその料理を食べたかの人数を入力する項目を追加することも可能である。このような人数を入力する項目を追加することにより、食べたメニューによって人数を設定し、この設定された人数でメニューの値段を除法する機能を備えることにより、メニューごとに一人あたりの支払い金額が表示される。即ち、大皿料理等のメニューを複数人で共同注文した際には、詳細に個々の支払いを設定できる。このため、遅れてきた人や先に帰る人、嫌いな食べ物が出てきて食べなかった人等、各種条件に支払い金額を決めることができ、実際に各客が受けたサービスの質及び量を考慮した上で、より公平に個々の支払いを設定することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
上記の第1の実施の形態では、レストラン等の飲食店において団体でサービスの提供を受けた場合についての料金支払に関して言及しているが、本発明の会計システムは、他のサービス内容にも応用可能である。例えば、団体でカラオケボックスを利用した際に、カラオケボックスでは、部屋単位や人数単位や時間で値段が課金されるが、マイクを一人で占有していた人と何も歌わなかった人が同じ料金を払うのは、公平とは言い難い。
そこで、カラオケボックスでの料金支払システムに、本発明の会計システムを導入することにより、カラオケボックスで歌われた曲をネット上にアップし、自分が歌った曲にチェックを入れるようにして、各自が歌った歌数に応じて、値段を各々に分けられるようになる。また、デゥエットにより2人で歌った場合には、二人で1曲の値段を分割することもでき、個々の歌った回数によって、各自の支払いを分けることができる。
また、ウェブサイトやソフトウェアのライセンス等で日数の制限があるものを団体で購求した場合に、集団購入による権利分配システムとして、本発明の会計システムを導入することも可能である。例えば、ウェブサイトのアクセスやソフトウェアのライセンス等を団体客が各個人の所有する端末を使用して共同購入した場合に、ライセンス日数は支払額に応じて分単位で分割され、ライセンスは各端末に送られ、端末内の非接触ICに記憶されるようになる。また、非接触ICには、ライセンスを使用できる時間も記憶され、係る非接触ICをPC等の端末に備わる非接触ICリーダー/ライター機能に読み込ませることにより、ライセンスが有効になる。
このとき、使用可能時間はサーバ側でカウントダウンされ、使用可能時間が0になった際には、ライセンスが使用不能になり、サーバがライセンスからのアクセスを無効とする。その後、無効となったライセンスは使用不能となり、新たに使用を希望する場合は、再度ライセンスを購入する必要がある。また、このときライセンスが複数人購入であるため、他の人がライセンスを使用している場合には、ロックがかかることにより、他の購入者が使用不能とすることとすることが好ましい。
100 会計システム
102 基地局
104 交換機
106 ネットワーク
108 店舗側料金システム
110 端末群
112 端末装置
112a 責任端末
112b 通常端末
114 ネットワーク接続部
116 伝票印刷機器
118 非接触ICリーダー/ライター
120 情報処理部
122 注文入力端末
124 アンテナ
126 無線制御部
128 データ処理部
130 画面表示部
132 カメラ
134 キー操作部
136 ウェブアクセス機能部
138 非接触IC
140 非接触ICリーダー/ライター
102 基地局
104 交換機
106 ネットワーク
108 店舗側料金システム
110 端末群
112 端末装置
112a 責任端末
112b 通常端末
114 ネットワーク接続部
116 伝票印刷機器
118 非接触ICリーダー/ライター
120 情報処理部
122 注文入力端末
124 アンテナ
126 無線制御部
128 データ処理部
130 画面表示部
132 カメラ
134 キー操作部
136 ウェブアクセス機能部
138 非接触IC
140 非接触ICリーダー/ライター
Claims (4)
- 店舗に来店する複数の客が各自所有する端末装置と、前記店舗に備わり前記客の注文内容を含む注文内容詳細情報を管理する店舗側料金システムがネットワークを介して接続されることにより構成される会計システムにおいて、
前記端末装置は、前記ネットワーク上に設けられ前記注文内容詳細情報が入力されるウェブサイトにアクセスする手段となるウェブアクセス機能部と、前記注文内容詳細情報を非接触な方式で入力し、記憶する非接触式入力・記憶手段と、を備え、
前記店舗側料金システムには、前記ウェブサイトにアクセスする手段と、前記注文内容詳細情報を非接触な方式で入力し、記憶する非接触式入力・記憶手段と、前記注文内容詳細情報及び前記ウェブサイトの接続先を示す接続先表示手段を伝票に印刷する手段と、を備えることを特徴とする、会計システム。 - 前記接続先表示手段は、URL又は二次元バーコードであり、
前記接続先表示手段を前記ウェブアクセス機能部に入力する手段は、前記接続先表示手段がURLの場合は、前記端末装置に備わるキー操作部であり、前記接続先表示手段が二次元バーコードの場合は、撮像手段であることを特徴とする、請求項1に記載の会計システム。 - 前記端末装置のうち一の端末装置を支払いの最終責任を有する責任端末とすることを特徴とする、請求項1又は2に記載の会計システム。
- 前記ネットワーク上に設けられ前記注文内容詳細情報が入力されるウェブサイトには、一の商品を複数人数で共同注文した場合に注文した人数を入力する項目が更に設けられ、前記項目に前記人数を入力すると前記商品の値段を前記人数で除法する手段が設けられていることを特徴とする、請求項1〜3の何れか1項に記載の会計システム。
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