JP2006277017A - 情報処理装置及び撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】予め動作モードや処理内容毎にクロック周波数を設定しておかなくても、処理量に応じて最適な周波数で処理を行わせることが出来る情報処理装置及び撮像装置を提供する。
【解決手段】釦入力部24において釦操作がなされると、ユーザーインターフェース部1Aは、操作された釦に応じた処理の実行要求情報を処理実行部1Cに送る。処理実行部1Cは、実行要求情報に基づくプログラムによって処理を実行するが、要求された処理の数が多く未処理の数が増えた場合には、クロックコントローラ24に対してシステムクロックの周波数をアップさせる制御信号を送る。これにより、要求された処理を迅速に実行でき未処理の数を減らすことが可能である。
【選択図】 図1
【解決手段】釦入力部24において釦操作がなされると、ユーザーインターフェース部1Aは、操作された釦に応じた処理の実行要求情報を処理実行部1Cに送る。処理実行部1Cは、実行要求情報に基づくプログラムによって処理を実行するが、要求された処理の数が多く未処理の数が増えた場合には、クロックコントローラ24に対してシステムクロックの周波数をアップさせる制御信号を送る。これにより、要求された処理を迅速に実行でき未処理の数を減らすことが可能である。
【選択図】 図1
Description
この発明は、システムクロックの周波数を切り替えて処理効率を向上させた情報処理装置及び撮像装置に関する。
従来、デジタルカメラなどにおいては、通常は低いクロック周波数でシステムを動作させて無駄な電力消費を押さえ、処理量が大きい時には高いクロック周波数に切り替えて処理を行うことによって処理時間を短縮させることが知られている。即ち、再生モードや撮像準備期間ではシステムクロックを低速にし、撮影中にはシステムクロックを高速にしたり(特許文献1参照)、撮像素子に写し込まれている画像を表示装置にスルー表示させている場合にはシステムクロックを中速にし、シャッタースイッチが操作されて画像を記録メデイアに記憶させる場合にはシステムクロックを最高速にして記憶させ、ストロボ充電などの場合には低速にするといった様にシステムクロックを切り替えるものである(特許文献2参照)。
特開2003−037768号
特開2003−060964号
しかしながら、特許文献1及び2におけるシステムクロックの周波数切り替えは、カメラの動作モードや処理内容によって予め定められているものであり、実際のカメラにおいてこれらの動作モードや処理内容毎に予め周波数をきめ細かく決めておくことは極めて困難であった。即ち、最近のデジタルカメラには、種々の機能が備えられており、その処理の組合せは、例えば、単に画像を表示部にスルー表示させている時、動画像を撮影してメモリに圧縮記憶させている時、動画を撮影してメモリに圧縮記憶させると同時にズーム変更したり露光量を変えるなど撮影条件を変えるための撮影条件釦を操作した時、動画像を撮影してメモリに圧縮記憶させている際に更に高画質の静止画を撮影して動画とは別にメモリに記憶させる時など、多くの組合せが存在し、これらの組合せ毎にシステムクロックの周波数を決めておくことは極めて困難であった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、予め動作モードや処理内容毎にクロック周波数を設定しておかずとも、処理量に応じて最適な周波数で処理を行わせることが出来る情報処理装置及び撮像装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1の情報処理装置は、システムクロックに基づいてプログラムを実行し各種の情報処理を行う情報処理装置において、処理すべき未処理情報を複数記憶する未処理情報記憶手段と、この未処理情報記憶手段に記憶された処理すべき未処理情報の数により前記システムクロックの周波数を切り替えるクロック周波数切替手段とを備えたことを特徴とする。
また、請求項2は、更に、予め定められた情報処理の実行を指示入力するキー入力手段と、このキー入力手段の指示入力によって前記予め定められた情報処理の処理要求情報を出力する処理要求情報出力手段とを備え、この処理要求情報出力手段から出力される処理要求情報が前記未処理情報記憶手段に未処理情報として記憶されることを特徴とする。
また、請求項3は、更に、前記未処理情報記憶手段に記憶された前記未処理情報に基づいて処理を実行すると共に実行された未処理情報を前記未処理情報記憶手段から消去する情報処理実行手段を備えることを特徴とする。
更に、請求項4は、前記クロック周波数切替手段が、前記未処理情報の数が予め定められた数より多い時には前記システムクロックの周波数を高くすることを特徴とする。
また、請求項5は、前記クロック周波数切替手段が、前記未処理情報記憶手段に記憶された前記未処理情報の中に予め定められた情報処理の未処理情報が含まれるか否かを判断する判断手段を備え、この判断手段によって前記予め定められた情報処理の未処理情報が含まれていることが判断された際に前記システムクロックの周波数を高くすることを特徴とする。
また、請求項6は、前記情報処理装置が、撮像装置に写し込まれた被写体像を画像記憶装置に記憶させる撮像装置であることを特徴とする。
更に、本発明による請求項7の撮像装置は、光学系と、この光学系を介して被写体像が写し込まれる撮像素子と、この撮像素子に写し込まれた被写体像の信号を画像処理して画像情報を得る画像処理手段と、この画像処理手段によって得られた画像情報を圧縮して圧縮画像情報を得る画像圧縮手段と、この画像圧縮手段によって圧縮された圧縮画像情報を記憶する画像記憶手段と、前記光学系、前記撮像素子、前記画像処理手段、前記画像圧縮手段及び前記画像記憶手段の処理をリアルタイムオペレーションシステムによるプログラムの実行によって制御する制御手段と、この制御手段にシステムクロック信号を出力するクロック信号出力手段と、処理待ち状態にある処理数の数に応じて前記クロック信号出力手段から出力されるクロック信号の周波数を切り替える周波数切替手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、システムクロックの周波数を、未処理の処理の数に応じて切り替えるようにしたので、未処理の数が多い時には高速で処理を行って処理時間を短くすることができるものであり、例えば、所定の機能を実行させるための釦操作を行ってもその所定の機能がなかなか実行されない、といった事態が発生することを防止できる効果を有する。
図1は、本発明による情報処理装置、例えば静止画及び動画を記憶できるデジタルカメラ等の撮像装置の回路構成図である。図において、制御部1は、リアルタイムOS(オペレーションシステム)に基づいて後述する各部を制御する各種処理プログラムを実行するもので、図示していないCPUやプログラム記憶部、或いは詳細を後述するRAM(ランダムアクセスメモリ)1D等から構成されている。この制御部1は、後述する釦入力部(キー入力部)23での釦操作に基づくキー入力信号を判別し、キー入力に対応する処理の実行を要求する処理要求情報を出力するユーザーインターフェース部1Aと、後述する各部からの処理完了信号を判別し、各部の処理完了に応じて次の処理を要求する処理要求情報を出力する処理完了インターフェース部1Bと、ユーザーインターフェース部1A及び処理完了インターフェース部1Bからの処理要求を受けて処理を実行する処理実行部1Cに大別される。
図2は、上記処理実行部1C内部に設けられているRAM1Dの記憶領域を示すものである。このRAM1Dには、上記ユーザーインターフェース部1A及び処理完了インターフェース部1Bから出力される各種の処理要求情報をそれぞれ記憶する処理要求情報記憶領域D1、D2、D3・・・・Dnと、各種プログラムの実行時にデータの一時記憶や各種処理を行うためのワークエリアDXとから構成されている。
処理実行部1Cでは、処理要求情報記憶領域D1、D2、D3・・・・Dnに処理要求情報が記憶されているか否かを判断し、記憶されている処理要求情報に基づいたプログラムを起動して処理を実行し、処理完了後はその処理要求情報を記憶領域から消去するものである。尚、複数の処理要求情報が記憶されていた場合には、最も早く記憶された処理要求情報から順次処理を実行する様になっているが、処理要求情報に優先順位を設けて優先順位の高い処理要求情報から処理を行うようにしてもよい。
撮像素子であるCCD2の前方には、レンズや絞りなどの光学系3が配置されており、この光学系3は制御部1からの信号で駆動制御される光学系制御部4によって移動され絞り量の設定や焦点合わせ、ズーム動作などがなされる。前記光学系3を介してCCD2に写し込まれた外部の被写体像のアナログ画像信号は、CCD駆動ドライバ5から供給される読み出しパルスによって読み出され、CDS(雑音除去)/AGC(自動利得)回路6に送られる。CDS/AGC回路6は、制御部1からの制御信号によって動作しアナログ画像信号の相関二重サンプリングが行われて雑音が除去されると共にゲイン調整が行われる。
ゲイン調整された信号はA/D(アナログーデジタル)変換回路7でデジタル画像信号に変換され順次撮像制御部8に送られる。この撮像制御部8は、制御部1からの制御信号によって動作し、CCD駆動ドライバ5に駆動開始信号及び駆動停止信号を供給するもので、CCD駆動ドライバ5は、CCD垂直同期信号を受けてCCD2に読み出しパルスの供給を開始しCCD転送停止信号を受けて読み出しパルスの供給を停止する。尚、駆動開始信号の出力から駆動停止信号迄の期間は、CCD2から1フレーム分の信号を読み出す期間である。
撮像制御部8は、前記A/D(アナログーデジタル)変換回路7からのデジタル画像信号を画像処理部9に順次供給する。画像処理部9では送られてきたデジタル画像信号にホワイトバランス補正などの画像処理を行った後、DMA(ダイレクト・メモリ・アクセス)転送用のバスライン(データライン、アドレスライン、制御ライン等)を備えたDMA転送部10を介して画像処理された画像信号をメモリ制御部11に送り、内部メモリ(内部記憶装置)12に記憶させる。
この内部メモリ12は、DRAM(Direct Random Access Memory)、SDRAM(Synchronous DRAM)等の大容量の記憶素子などから構成され、DMA転送部10を介してCCD2から送られてくる画像信号を順次記憶し1フレームの画像信号を格納する格納領域が設けられている。また、内部メモリ12には、後述する画像データから輝度(Y)と色差(UV)の信号に生成されたYUV画像データをフレーム単位で記憶する格納領域、このYUV画像データから解像度を変換して生成した解像度変換YUV画像データをフレーム単位で記憶する格納領域及びYUV画像データを圧縮若しくは伸張した圧縮YUV画像データをフレーム単位で記憶する格納領域が設けられている。
上記メモリ制御部11は、DMA転送部10を介してDMA転送によって送られてくる画像情報を各格納領域に記憶し、また、格納領域に記憶された画像情報を読み出してDMA転送部10を介して転送するものである。
内部メモリ12に記憶されたCCD2からのフレーム単位の画像データは、メモリ制御部11を介して直ちに読み出され、DMA転送部10を介してYUV変換部13に送られる。YUV変換部13は、画像データから輝度信号(Y)と色差信号(UV)からなるYUV画像データを生成する。生成されたYUV画像データは、DMA転送部10を介してメモリ制御部11に送出され、内部メモリ12に記憶される。また、YUV変換部13は1フレーム分のYUV変換が完了すると、その都度制御部1の処理完了インターフェース部1Bに完了信号を出力する。
内部メモリ12に書き込まれたフレーム単位の輝度(Y)、色差(UV)信号のYUV画像情報は、メモリ制御部11を介して内部メモリ12から読み出され、DMA転送部10を介して解像度変換部14に送られる。この解像度変換部14では、送られて来たYUV画像情報の解像度を表示用のデータに変換し、変換された表示用のデータはDMA制御部10を介して表示制御部15に送られ、カラーのマトリクス液晶装置からなる表示装置16に表示される。また、解像度変換部14は1フレーム分の解像度変換が完了すると、その都度制御部1の処理完了インターフェース部1Bに完了信号を出力する。
撮影された静止画或いは動画は、このデジタルカメラに着脱可能なフラッシュメモリなどから構成される大容量のメモリ(記憶装置)である外部メモリ17に記憶されるもので、即ち、内部メモリ12に記憶されたフレーム単位のYUV画像情報が、メモリ制御部11、DMA転送部10を介して圧縮・伸張部19に送られ、例えば、静止画であればJPEG規格形式の画像情報、動画であればモーションJPEG或いはMPEG規格形式の画像情報に圧縮符号化された後、DMA転送部10を介して媒体制御部18に送られ、外部メモリ17に記憶される。また、圧縮・伸張部19は、図示していないが、1フレーム分の圧縮又は伸張が完了すると、その都度制御部1の処理完了インターフェース部1Bに完了信号を出力する。
センサ部20は、被写体までの距離、被写体の色温度或いは被写体の明るさなどを検出するセンサであり、その検出値は制御部1に送られ、制御部1ではその検出値に応じて光学系制御部4に制御信号を出力し、また、画像処理部9にホワイトバランス補正値などを出力する。
時計回路部21は、現在の年、日付及び時分などの現在時刻情報を計数するもので、時計回路部21から出力される現在時刻情報は、制御部1を介してDMA制御部10に送られ、更にDMA転送部10を介して内部メモリ12に記憶された後、更に、DMA転送部10を介して表示制御部15に送られ表示装置16に表示される。DMA制御部22は、上記時刻情報や制御部1のROMに記憶されている表示データを送出する以外に、DMA転送部10でのDMA転送を制御するコントローラを備えており、DMA転送部10での転送チャンネルの切換等の制御を行うものである。
釦入力部23は、詳細は図示していないが、デジタルカメラの電源を投入する電源釦や、撮影モード、再生モード、消去モードなどのモードを切り換えるモード切替釦、静止画を撮像して外部メモリ17に記憶させるシャッター釦、動画を撮影して外部メモリ17に記憶させる撮影開始及び停止釦、記憶された動画を再生する再生開始及び停止釦、撮影時の撮影条件(シャッタースピード、露出量、画質、記憶画像の大きさ等)を事前に設定する各種設定釦等を備えている。
この釦入力部において上述した各釦の釦操作が行われるとそれぞれの釦に対応したキー信号が制御部1のユーザーインターフェース部1Aに送られる。
クロックコントローラ24は、内部に図示しない発振回路を備え、制御部1や各部に対しプログラムの実行速度や各部での処理速度を決めるシステムクロック信号を出力する。この場合、出力されるシステムクロック信号のクロック周波数は、制御部1からの制御信号によって多段に切り替え可能に構成されている。
次に、上記の如く構成されたデジタルカメラの動作について説明する。
図3は、制御部1のユーザーインターフェース部1Aにおける処理プログラムのフローチャートである。ステップS1では、釦入力部23からキー信号が入力されたか否かが判断される。キー信号があった場合(S1でYes、以下、図では「Y」で示す。)には、ステップS2に進み入力されたキー信号を判断しステップS3に進む。ステップS3では、判断されたキー信号に基づき次の処理を決定してその処理の実行要求情報を処理実行部1CのRAM1Dの処理要求情報記憶領域D1、D2、D3・・・・Dnに記憶させる。
この場合、例えばシャッター釦が、撮影モードの時には撮影釦として、また、再生モードでは再生表示の開始釦として、更には消去モードでは消去釦として機能するように、即ち、釦が複数の機能釦として兼用されているような場合には、キー入力が有った時のモードやカメラの動作状態を判別して、いずれの機能処理の実行要求の為に操作されたかを判断し、判断された機能処理の実行要求情報を処理要求情報記憶領域D1、D2、D3・・・・Dnに記憶させるものである。
また、例えば撮影モード時に撮影釦として操作された場合には、焦点合わせ、露出処理、CCD2からの読み出し、・・・といった様に、撮影画像を外部メモリ17に記憶させる為に一連の処理が必要である。このため、これらの処理要求情報を処理すべき順序でそれぞれ処理要求情報記憶領域D1、D2、D3・・・・Dnに記憶させてもよいが、前述した如く、各部での処理完了を受け取る処理完了インターフェース部1Bが設けられているので、処理完了を受け取る迄の処理要求情報を記憶させればよいものである。
この処理要求情報記憶領域D1、D2、D3・・・・Dnに記憶された処理要求情報は、後述する如く処理実行部1Cの実行処理プログラムによって読み取られ、実行処理プログラムによってその要求された処理が実行されると消去されるようになっている。従って、処理要求情報記憶領域D1、D2、D3・・・・Dnには、処理を行うことが指示されたがまだ処理されていない未処理の処理情報が常に記憶されることになる。
図4は、処理完了インターフェース部1Bにおける処理プログラムのフローチャートである。ステップS10では、各部より処理完了信号が送られてきたか否かを判断する。処理完了信号が送られてきた場合にはステップS11に進み、その処理完了信号がいずれの回路部からの信号であるか否かを判断し次のステップS12に進む。ステップS12では、次の行うべき処理を判断してその処理の処理要求情報を処理要求情報記憶領域D1、D2、D3・・・・Dnに出力して記憶させる。
このステップS12においても、ステップS3同様に、その時のモードやカメラの動作状態を判別して次の処理要求情報を出力するもので、例えば、CCD2に写し込まれている画像を表示装置16にスルー表示させている状態においては、YUV変換部13から1フレーム分の画像情報のYUV変換が完了した旨の完了信号を受け取ると、次の処理要求情報としては、YUV変換された画像情報を解像度変換部14に送って表示用の画像情報に変換させる処理要求情報が出力されるだけであるが、シャッター釦などが押された後においては、YUV変換された画像情報を表示用の画像情報に変換させる処理要求情報以外に、YUV変換された画像情報を圧縮・伸張部19に送って圧縮させ外部メモリ17に記憶させるための処理要求情報も出力されるものである。
上記ステップS10において、処理完了信号が送られてこない場合には、ステップS13に進み、制御部1の処理実行部1Cから各部に対する処理指示が送られてきたか否かを判断する。処理指示が送られてきた場合にはステップS24に進み、その指示内容を判断して次のステップS15で各部に処理指示内容に応じた指示(制御)信号を出力させ、各部での処理を実行させるものである。
尚、この実施の形態では、処理完了インターフェース部1Bから各部に処理を指示させるようにしたのでステップS13乃至S15を設けたが、制御部1の処理実行部1Cから直接各部に指示信号を出力させるように構成すればステップS13乃至S15は省略できる。
図5は、制御部1の処理実行部1Cにおける処理プログラムのフローチャートである。ステップS20では、RAM1Dの処理要求情報記憶領域D1、D2、D3・・・・Dnに処理要求情報が記憶されているか否かが判断される。
処理要求情報記憶領域D1、D2、D3・・・・Dnに処理要求情報が記憶されていた場合には、次のステップS21に進み、処理要求情報記憶領域D1、D2、D3・・・・Dnに記憶されている残りの処理要求情報の数をカウントし、その値が予め定められた数Xより大きいか否かが判断される。
残りの処理要求情報の数が予め定められた数Xより大きかった場合にはステップS22に進み、図1のクロックコントローラ24に周波数をアップさせるための制御信号を出力する。クロックコントローラ24では、周波数をアップさせるための制御信号を受けると制御部1や各部に出力するシステムクロック信号の周波数を、それまでの周波数より1段アップしたシステムクロック信号にする。
そして、次のステップS23では、処理要求情報記憶領域D1、D2、D3・・・・Dnに記憶されている処理要求情報のうち最も早く記憶された処理要求情報に基いた処理を行わせる。また、ステップS21で処理要求情報記憶領域D1、D2、D3・・・・Dnに記憶されている残りの処理要求情報の数が予め定められた数Xより大きく無かった場合には、直接ステップS23に進んで処理を行わせる。尚、このステップS23では、処理を行わせた処理要求情報は処理要求情報記憶領域D1、D2、D3・・・・Dnから消去する。
次のステップS24では、再度処理要求情報記憶領域D1、D2、D3・・・・Dnに記憶されている残りの処理要求情報の数をカウントし、その値が予め定められた数Xより大きいか否かを判断する。
残りの処理要求情報の数が予め定められた数Xより大きかった場合にはステップS20に戻るが、予め定められた数Xより大きくなく、同じもしくは小さかった場合には、ステップS25に進んでクロックコントローラ24に周波数をダウンさせるための制御信号を出力し、クロックコントローラ24から出力するシステムクロック信号の周波数を、それまでの周波数より1段ダウンしたシステムクロック信号にする。
このように、上記実施の形態では、まだ処理されていない処理待ちの数によってシステムクロックの周波数を変更するようにしたので、処理待ち数が多ければ高い周波数で処理が可能で、それによって処理時間を短くすることができるものである。
なお、上記ステップS21で、残りの処理要求情報の数(処理待ち数)が予め定められた数Xより大きいか否かを判断して次のステップS22で周波数を1段だけアップさせ、ステップS24で処理待ち数が同じ数Xより大きく無い時に周波数を1段だけダウンさせるようにしたが、アップさせる時の処理待ち数とダウンさせる時の処理待ち数を変えてもよいものである。例えば、処理待ち数が5以上の時にはアップさせ、処理待ち数が3以下の時にはダウンさせるようにしてもよい。このようにすると、処理待ち数が5以上で周波数をアップさせてから処理待ち数が3以下になるまでアップした周波数で処理されるため、処理待ち数が再度増えるのを防止し得るものである。
上記ステップS21では、残りの処理要求情報の数(処理待ち数)が予め定められた数Xより大きいか否かを判断して次のステップS22で周波数を1段だけアップさせるようにしたが、例えば、ステップS21で残りの処理要求情報の数が、予め定められた複数の数X、Y、Z(X<Y<Z)のいずれの範囲に有るかを判断させ、次のステップS22で、X以下の時の周波数を最も低く、XとYの間、YとZの間、Z以上となるにつれて順次周波数が高くような予め定められた周波数に設定させるようにしてもよい。
また、処理の内容によっては、処理量が多く時間がかかる処理と処理量が少ない処置とが存在するが、処理量の大きさを考慮することも可能で、例えば、図5のステップS21においては、残りの処理要求情報の数が予め定められた数Xより大きくなかった時にはそのままステップS23に進んだが、例えば、図6に示すように、数Xより大きくなかった時にはステップS30に進み、残りの処理要求情報の中に処理量が大きく時間がかかる処理、例えば、画像情報を圧縮変換して外部メモリ17に記憶させる処理などが含まれるか否かを判断し、含まれる場合にはステップS31で周波数をアップさせる処理を行わせるようにしてもよいものである。
更に、本発明はデジタルカメラに限定されず、携帯電話、PDA(パーソナル・デジタル・アシスタンツ)、HT(ハンデイーターミナル)等他の電子機器に適用できるものである。
1 制御部
2 CCD
9 画像処理部
10 DMA転送部
11 メモリ制御部
12 内部メモリ
14 解像度変換部
16 表示装置
19 圧縮伸張部
23 釦入力部
24 クロックコントローラ
2 CCD
9 画像処理部
10 DMA転送部
11 メモリ制御部
12 内部メモリ
14 解像度変換部
16 表示装置
19 圧縮伸張部
23 釦入力部
24 クロックコントローラ
Claims (7)
- システムクロックに基づいてプログラムを実行し各種の情報処理を行う情報処理装置において、処理すべき未処理情報を複数記憶する未処理情報記憶手段と、この未処理情報記憶手段に記憶された処理すべき未処理情報の数により前記システムクロックの周波数を切り替えるクロック周波数切替手段とを備えたことを特徴とする情報処理装置。
- 更に、予め定められた情報処理の実行を指示入力するキー入力手段と、このキー入力手段の指示入力によって前記予め定められた情報処理の処理要求情報を出力する処理要求情報出力手段とを備え、この処理要求情報出力手段から出力される処理要求情報が前記未処理情報記憶手段に未処理情報として記憶されることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 更に、前記未処理情報記憶手段に記憶された前記未処理情報に基づいて処理を実行すると共に実行された未処理情報を前記未処理情報記憶手段から消去する情報処理実行手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
- 前記クロック周波数切替手段は、前記未処理情報の数が予め定められた数より多い時には前記システムクロックの周波数を高くすることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の情報処理装置。
- 前記クロック周波数切替手段は、前記未処理情報記憶手段に記憶された前記未処理情報の中に予め定められた情報処理の未処理情報が含まれるか否かを判断する判断手段を備え、この判断手段によって前記予め定められた情報処理の未処理情報が含まれていることが判断された際に前記システムクロックの周波数を高くすることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の情報処理装置。
- 前記情報処理装置は、撮像装置に写し込まれた被写体像を画像記憶装置に記憶させる撮像装置であることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の情報処理装置。
- 光学系と、この光学系を介して被写体像が写し込まれる撮像素子と、この撮像素子に写し込まれた被写体像の信号を画像処理して画像情報を得る画像処理手段と、この画像処理手段によって得られた画像情報を圧縮して圧縮画像情報を得る画像圧縮手段と、この画像圧縮手段によって圧縮された圧縮画像情報を記憶する画像記憶手段と、前記光学系、前記撮像素子、前記画像処理手段、前記画像圧縮手段及び前記画像記憶手段の処理をリアルタイムオペレーションシステムによるプログラムの実行によって制御する制御手段と、この制御手段にシステムクロック信号を出力するクロック信号出力手段と、処理待ち状態にある処理数の数に応じて前記クロック信号出力手段から出力されるクロック信号の周波数を切り替える周波数切替手段とを備えたことを特徴とする撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005091640A JP2006277017A (ja) | 2005-03-28 | 2005-03-28 | 情報処理装置及び撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP (1) | JP2006277017A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2016117102A1 (ja) * | 2015-01-23 | 2017-07-27 | 株式会社日立製作所 | 計算機システム |
-
2005
- 2005-03-28 JP JP2005091640A patent/JP2006277017A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2016117102A1 (ja) * | 2015-01-23 | 2017-07-27 | 株式会社日立製作所 | 計算機システム |
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