JP2006274479A - 剥離紙用原紙 - Google Patents

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Abstract

【課題】天然パルプを主成分とする剥離紙用原紙に関し、耐溶剤性に優れ、加工および使用時において、うねりのない剥離紙用原紙を安定的に提供する。
【解決手段】カナデイアンスタンダードフリーネスが、250〜400cc(CSF)に叩解処理されたパルプ繊維を使って抄紙され、オンマシン塗工で、特定の重合度のポリビニルアルコール、更に望ましくは、エチレン変性ポリビニルアルコール塗布した後に、乾燥・平滑化処理が施されて製造された原紙で、その原紙の王研式透気度が、3000秒以上に調整すること、そして、抄紙工程のウエットプレス工程から塗工工程の間のいずれかで、ロールとロールの間で原紙が加圧処理すること、更に望ましくは、抄紙工程のウエットプレス工程において、シュープレスを使って湿紙がプレス処理することにより、剥離剤に対するバリアー性が良好で、形態安定性に優れた剥離紙用原紙を安定的に提供できる。
【選択図】なし

Description

本発明は、天然パルプを主成分とする剥離紙用原紙に関するものであり、更に詳しくは、耐溶剤性に優れ、加工および使用時において、うねりのない剥離紙用原紙に関するものである。
紙に、剥離剤を塗工し剥離性を付与したものが剥離紙である。剥離紙は、粘着ラベル・シール、両面粘着テープその他多くの粘着・接着製品の裏打ち材料として使用されている。また、合成皮革の製造やファインセラミックシートの製造工程中のキャリヤーとしても使われている。なお、このキャリアー用の剥離紙は工程紙と呼ばれている。
剥離紙を使用している基材の種類によって分類することができる。その剥離紙の中で、比較的多く使用されているのが、ポリエチレンラミネート紙を基材にしたものとグラシン紙を基材にしたものである。ポリエチレンラミネート紙を基材とした剥離紙の特徴としては、比較的平滑性、防水性が良いことであるが、欠点としては、ポリエチレンを使用している関係上、耐熱性が不足することが挙げられる。グラシン紙を基材とした剥離紙の特徴としては、紙の密度が高く、上質紙・クラフト紙に較べ、緻密な構造になっているので、剥離剤の染み込みも少ないために、紙に剥離剤が直接塗工される。このような構造の結果、耐熱性・光透過性が良い点が特徴である。しかしながら、紙の密度が高いために吸脱湿時の寸法変化が大きくカールしやすいという欠点がある。
さらに、上記の基材構成以外にも、紙の原料パルプの叩解度を高め、密度を高くして、かつスーパーカレンダー処理により表面をより緻密な構造としたスーパーカレンダー・クラフト紙では、剥離剤の染み込みが少ないので、剥離剤が直接塗工される。このタイプの剥離紙の特徴は耐熱性が良いことである。価格も比較的に安い。しかし、寸法安定性は悪い。また、上質紙やクラフト紙などにクレー/バインダーを目止剤として塗工した基材の剥離紙も提案され、使われている(例えば特許文献1)。しかしながら、塗工層を設けたタイプの剥離紙用原紙の製造の際には、塗工機周り、乾燥工程でのバインダーに起因する汚れが発生しやすく、効率的な生産が難しい。
更に、剥離紙としての性能と生産性を改良するために、特定範囲内に叩解処理が施されたパルプ繊維で原紙を抄造し、ポリビニルアルコールをバーコーターで塗布して製造された剥離紙用原紙が提案された(例えば、特許文献2)。しかし、実際に抄紙工程において紙表面にバインダーをバーコーターで塗布した後に、乾燥工程で原紙を乾燥させる際に、バインダーに起因する汚れが発生しやすい。また、ポリビニルアルコールを原紙表面に塗工することで、バリアー性は良好であるが、寸法安定性、特に、加温処理をうけたときの剥離紙全体のうねりについては、満足すべき効果は見出せなかった。
寸法安定性の良化と剥離剤の原紙への剥離剤の染み込みを抑えるべくポリビニルアルコールを塗布した後に、加熱蒸気を原紙表面に付与した後に、130℃以上の高温ソフトカレンダー処理を行う製造方法が提案された(例えば、特許文献3)。しかしながら、原紙表面に付着する蒸気のムラ、原紙の地合・密度ムラに起因する剥離紙全体のうねりは、改善されなかった。
特開2000−265399号公報 特開平9−137399号公報 特開平5−171600号公報
従って、本発明の目的は、天然パルプを主成分とする剥離紙用原紙に関するものであり、更に詳しくは、耐溶剤性に優れ、加工および使用時において、うねりのない剥離紙用原紙を安定的に提供することである。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、以下の本発明を見出した。即ち、第1の発明は、パルプ成分として、カナデイアンスタンダードフリーネスが、フリーネス250〜400cc(CSF)に叩解処理されたパルプ繊維を使って抄紙され、オンマシン塗工で、重合度1000〜2500のポリビニルアルコールを塗布した後に、乾燥・平滑化処理が施されて製造された原紙で、その原紙の王研式透気度が、3000秒以上であることを特徴とする剥離紙用原紙の発明である。
第2の発明は、ポリビニルアルコールが、エチレン変性ポリビニルアルコールであることを特徴とする第1の発明における剥離紙用原紙の発明である。
第3の発明は、第1の発明、または、第2の発明においてオンマシン塗工で紙表面にポリビニルアルコールを塗布する前に、抄紙工程のウエットプレス工程から塗工工程の間のいずれかで、ロールとロールの間で原紙が加圧処理を受けることを特徴とする剥離紙用原紙の発明である。
第4の発明は、第3の発明において、原紙製造の抄紙工程のウエットプレス工程において、シュープレスを使って湿紙がプレス処理されることを特徴とする剥離紙用原紙の発明である。
第1の発明として、パルプ成分として、カナデイアンスタンダードフリーネスが、フリーネス250〜400cc(CSF)に叩解処理されたパルプ繊維を使って抄紙され、オンマシン塗工で、重合度1000〜2500のポリビニルアルコールを塗布した後に、乾燥・平滑化処理が施されて製造された原紙で、その原紙の王研式透気度が、3000秒以上に調整すること、第2の発明として、原紙表面に塗布するポリビニルアルコールとしてエチレン変性ポリビニルアルコールを使うこと、第3の発明として、第1の発明、および第2の発明において、オンマシン塗工で紙表面にポリビニルアルコールを塗布する前に、抄紙工程のウエットプレス工程から塗工工程の間のいずれかで、ロールとロールの間で原紙が加圧処理すること、更に望ましくは、第4の発明として、第3の発明において、抄紙工程のウエットプレス工程において、シュープレスを使って湿紙がプレス処理することにより、剥離剤の塗布性に優れ、加温処理時におけるうねりのない形態安定性に優れた剥離紙用原紙を安定的に提供することができる。
本発明者は、まず、本発明の原紙の主構成要素であるパルプの叩解度について検討を行った。本発明の原紙の表面に剥離剤、特に、シリコーン系剥離剤を塗布し、剥離紙とする場合には、シリコーン系剥離剤の溶媒としてトルエンが使用される。原紙に対してシリコーン系剥離剤の染み込みが大きすぎると、剥離紙表面の剥離性が損なわれると共に、シリコーン系剥離剤が、原紙中を染み込み、剥離剤が塗布された反対の原紙面へも通り抜けてしまう。その結果、剥離剤塗工工程の乾燥工程を汚してしまい、生産性を著しく損なうことになる。従って、本発明の剥離紙用原紙に求められる特性としては、トルエンの原紙への浸透性を抑えるための充分なバリアー性である。原紙へのトルエンへのバリアー性を抑えるためには、原紙を構成するパルプ繊維の叩解度が重要であり、パルプの叩解が進むにつれて、繊維と繊維の間の結合面積、結合力があがり、原紙の通気性は下がる。しかしながら、一方で、パルプ繊維の叩解を進めるにつれて、原紙の寸法安定性が悪化する。その結果、原紙に剥離剤が塗布された後にも、剥離紙の外観が損なわれ、うねりが発生する。この剥離紙の面方向に発生したうねりは、剥離紙から剥離される材料の剥離性を損なう場合がある。
その結果、本発明の原紙の主構成要素であるパルプについては、カナデイアンスタンダードフリーネスが、フリーネス250〜400cc(CSF)に叩解処理を調整することで、トルエンに対してのバリアー性を維持すると同時に、ボコツキの少ない剥離紙を提供することができる。パルプ繊維の叩解度がフリーネス400ccよりも大きい場合には、できる原紙の通気性が高い結果、トルエンに対するバリアー性を発揮することができないと同時に、原紙の地合が悪くなり、剥離紙の表面性を悪化させる。パルプ繊維の叩解度がフリネース250ccよりも小さい場合には、原紙の寸法安定性が悪化し、剥離紙のボコツキが悪化する。
次に、本発明の原紙の表面に塗布するバリアー剤に関して検討を行った。その結果、重合度1000〜2500のポリビニルアルコールを塗布することで、トルエンに対するバリアー性が発揮されることを見出した。更に、ポリビニルアルコールとしては、エチレン変性ポリビニルアルコールがトルエンに対するバリアー性に優れていることを見出した。ポリビニルアルコールの重合度が、1000よりも小さいポリビニルアルコールについては、ポリビニルアルコールの溶液の一定濃度の粘度は低く、原紙表面への塗布量を上げることは、容易ではあるが、ポリビニルアルコール膜としての造膜性に乏しく、原紙のバリアー性を上げることができない。一方、ポリビニルアルコールの重合度が2500よりも高くなった場合には、一定濃度での粘度は、非常に高くなる。しかしながら、原紙への塗布時における塗布ムラが発生しやすく、バリアー性の均一性がでない。
上記のポリビニルアルコールを塗布する方法、特に、抄紙機でオンマシン塗工する方法としては、サイズプレス、ゲートロールコーター、フィルムサイズプレスで塗布することができるが、ポリビニルアルコールの塗布方法としては、サイズプレス、フィルムサイズプレスが望ましい。ポリビニルアルコールの塗布量としては、1.0〜3.0g/m2の範囲が望ましい。ポリビニルアルコールを塗布した後には、ドライヤーで乾燥し、金属ロール−金属ロール、金属ロール−樹脂ロールよりなるカレンダーによって平滑化処理する。
次に、パルプ成分として、カナデイアンスタンダードフリーネスが、フリーネス250〜400cc(CSF)に叩解処理されたパルプ繊維を使って抄紙され、オンマシン塗工で、重合度1000〜2500のポリビニルアルコールが塗布した後に、乾燥・平滑化処理が施されて製造された原紙の品質管理方法について検討を行った結果、本発明の剥離紙用原紙が、王研式透気度で3000秒以上であれば、シリコーン剥離剤を剥離紙用原紙の表面に塗布する場合の加工性に優れ、剥離性に優れた剥離紙を提供することができることを見出した。
本発明の剥離紙用原紙の王研式透気度を3000秒以上に調整する方法としては、剥離紙用原紙の坪量、厚みの調整、ポリビニルアルコールの塗布量を調整する方法を単独、もしくは組み合わせることで達成することができる。
以上、述べたように、パルプ成分として、カナデイアンスタンダードフリーネスが、フリーネス250〜400cc(CSF)に叩解処理されたパルプ繊維を使って抄紙され、オンマシン塗工で、重合度1000〜2500のポリビニルアルコールを塗布した後に、乾燥・平滑化処理を施し、原紙の王研式透気度が、3000秒以上になるように調整することにより、耐溶剤性に優れ、加工および使用時において、うねりのない剥離紙用原紙を安定的に提供することができる。
次に、本発明者は、上記の剥離紙用原紙の剥離剤に対してのバリアー性をより効率的に向上させる方法について検討した。その結果、オンマシン塗工で紙表面にポリビニルアルコールを塗布する前に、抄紙工程のウエットプレス工程から塗工工程の間のいずれかで、ロールとロールの間で原紙が加圧処理することにより、剥離紙用原紙の剥離剤に対してのバリアー性が向上することを見出した。
オンマシン塗工において、ポリビニルアルコールを塗布する際に、塗工機の前の原紙の緻密性は、ポリビニルアルコールを塗布した後の剥離紙用原紙の剥離剤に対してのバリアー性に大きく影響する。塗工機前の原紙の緻密性が高いことで、原紙面に広がる細孔径の平均値、バラツキが小さくなることで、ポリビニルアルコールが効率的に原紙表面、内部に存在する細孔を効率的にふさぐことができるからだと考える。
塗工機の前の原紙の緻密性を上げる手段としては、スムーサーを設置する、又は、塗工機直前に金属ロール−金属ロールよりなるカレンダー、もしくは、金属ロール−樹脂ロールよりなるソフトカレンダーを設置して原紙を加圧処理することで達成することができる。
最後に、本発明者は、原紙製造の抄紙工程のウエットプレス工程において、シュープレスを使って湿紙がプレス処理されることにより、剥離剤に対してのバリアー性が向上し、更に、より「うねり」の少ない剥離紙用原紙を提供することができることを見出した。
従来は、抄紙工程のプレス部分においては、湿紙を毛布を介して、硬度の高いロールとロール間で加圧処理することで、湿紙から水分を絞っていた。このような処理を多段で行うことで、湿紙から水分を除々に絞っていく。このプレス部分での湿紙の絞り方により、繊維と繊維の結合の仕方、原紙の透気性、寸法安定性が影響をうけると考えられている。本発明における剥離紙用原紙に望ましい紙の特性としては、剥離剤に対してのバリアー性を有する為に、紙の透気性を小さくすることと、「うねり」のない、即ち、紙の寸法安定性が良いことが求められる。その為には、抄紙工程のプレス部において、できるだけ湿紙から水分を絞り、ドライヤー部への水分の持込みを抑えることが求められる。そこで、従来のプレス方式に較べて、シュープレスを適用することで、プレス部でのニップインパルスが向上し、より効率的に湿紙から水分を絞ることができ、紙の透気性が小さく、寸法安定性に優れた剥離紙用原紙を提供することができることを見出した。
以上述べたように、オンマシン塗工で紙表面にポリビニルアルコールを塗布する前に、抄紙工程のウエットプレス工程から塗工工程の間のいずれかで、ロールとロールの間で原紙が加圧処理すること、更に望ましくは、原紙製造の抄紙工程のウエットプレス工程において、シュープレスを使って湿紙がプレス処理されることにより、剥離剤に対してのバリアー性が向上し、更に、より「うねり」の少ない剥離紙用原紙を提供することができる。
本発明で用いられる天然パルプを主成分とする原紙としては、塩素、次亜塩素酸塩、二酸化塩素漂白等の通常の漂白処理、並びにアルカリ抽出もしくはアルカリ処理、及び必要に応じて過酸化水素、酸素などによる酸化漂白処理等、及びそれらの組み合わせ処理を施した針葉樹パルプ、広葉樹パルプ、針葉樹広葉樹混合パルプの木材パルプが用いられ、また、クラフトパルプ、サルファイトパルプ、ソーダパルプなどの各種のものを用いることができる。
本発明で用いられる原紙中には、紙料スラリー調製時に各種の添加剤を含有せしめることができる。サイズ剤として、脂肪酸金属塩又は脂肪酸、アルキルケテンダイマー乳化物あるいはエポキシ化高級脂肪酸アミド、アルケニルまたはアルキルコハク酸無水物乳化物、ロジン誘導体等、乾燥紙力増強剤として、アニオン性、カチオン性あるいは両性のポリアクリルアミド、ポリビニルアルコール、カチオン化澱粉、植物性ガラクトマンナン等、湿潤紙力増強剤として、ポリアミンポリアミドエピクロルヒドリン樹脂等、填料として、クレー、カオリン、炭酸カルシウム、二酸化チタン等、定着剤として、塩化アルミニウム、硫酸バンド等の水溶性アルミニウム塩等、pH調節剤として、苛性ソーダ、炭酸ソーダ、硫酸等を、その他、着色顔料、着色染料、蛍光増白剤などを適宜組み合わせて含有せしめることができる。
また、本発明の原紙表面には、上記で述べた特性を有するポリビニルアルコールに加えて、澱粉系ポリマー、ゼラチン系ポリマー、ポリアクリルアミド系ポリマー、セルロース系ポリマーなど、エマルジョン、ラテックス類として、石油樹脂エマルジョン、エチレンとアクリル酸(又はメタクリル酸)とを少なくとも構成要素とする共重合体のエマルジョンもしくはラテックス、スチレン−ブタジエン系、スチレン−アクリル系、酢酸ビニル−アクリル系、エチレン−酢酸ビニル系、ブタジエン−メチルメタクリレート系共重合体及びそれらのカルボキシ変性共重合体のエマルジョンもしくはラテックス等、帯電防止剤として、塩化ナトリウム、塩化カリウム等のアルカリ金属塩、塩化カルシウム、塩化バリウム等のアルカリ土類金属塩、コロイド状シリカ等のコロイド状金属酸化物、ポリスチレンスルフォン酸塩等の有機帯電防止剤など、pH調節剤として、塩酸、リン酸、クエン酸、苛性ソーダなどの添加剤を適宜組み合わせて含有せしめることができる。
本発明で用いられる基紙の坪量に関しては、特に制限はないが、その坪量は110〜250g/m2のものが好ましい。
以下、実施例により本発明を詳しく説明するが、本発明の内容は実施例に限られるものではない。
(実施例1)
広葉樹漂白クラフトパルプをフリーネス(CSF)が350mlになるように叩解後、以下の処方に従い、各薬品をパルプスラリーに配合し、紙料スラリーを調製した。
(配合)
軽質炭酸カルシウム 対パルプ0.5 質量%
アニオン化ポリアクリルアミド 対パルプ0.10質量%
カチオン化澱粉 対パルプ1.0 質量%
アルキルケテンダイマー乳化物 対パルプ0.15質量%
ポリアミドエピクロルヒドリン樹脂 対パルプ0.15質量%
カチオン性ポリアクリルアミド系歩留り剤 対パルプ0.01質量%
その後、紙料スラリーを300m/分で走行している長網抄紙機にのせ、適切なタービュレンスを与えつつ紙匹を形成し、ウェットパートで14.7kN/m〜98kN/mの範囲で線圧が調節された3段のウェットプレスを行った後、複数のシリンダードライヤーで乾燥した後に、サイズプレスにおいて、重合度1700、完全ケン化型ポリビニルアルコール(クラレ製「PVA117」)を固形付着量1.4g/m2付着させ、基紙水分が、7.0質量%になるように乾燥した。その後、マシンカレンダー処理し、坪量130g/m2、密度0.98g/cm3の剥離紙用原紙を製造した。得られた剥離紙用原紙の王研式透気度は、3200秒であった。
(実施例2)
広葉樹漂白クラフトパルプをフリーネス(CSF)が400mlになるように叩解した以外は、実施例1と同様の条件で製造し、実施例2の剥離紙用原紙を製造した。得られた剥離紙用原紙の王研式透気度は、3000秒であった。
(実施例3)
広葉樹漂白クラフトパルプをフリーネス(CSF)が250mlになるように叩解した以外は、実施例1と同様の条件で製造し、実施例3の剥離紙用原紙を製造した。得られた剥離紙用原紙の王研式透気度は、3400秒であった。
(実施例4)
剥離紙用原紙の坪量を150g/m2に調整した以外は、実施例1と同様の条件で製造し、実施例4の剥離紙用原紙を製造した。得られた剥離紙用原紙の王研式透気度は、4000秒であった。
(実施例5)
剥離紙用原紙の坪量を170g/m2に調整した以外は、実施例1と同様の条件で製造し、実施例5の剥離紙用原紙を製造した。得られた剥離紙用原紙の王研式透気度は、4400秒であった。
(実施例6)
サイズプレスでのポリビニルアルコールの付着量を1.8g/m2に調整した以外は、実施例1と同様の条件で製造し、実施例6の剥離紙用原紙を製造した。得られた剥離紙用原紙の王研式透気度は、4200秒であった。
(実施例7)
サイズプレスでのポリビニルアルコールの付着量を2.1g/m2に調整した以外は、実施例1と同様の条件で製造し、実施例7の剥離紙用原紙を製造した。得られた剥離紙用原紙の王研式透気度は、4500秒であった。
(実施例8)
重合度2000、完全ケン化型ポリビニルアルコール(クラレ製「PVA120」)を固形付着量1.4g/m2付着させるように調整した以外は、実施例1と同様の条件で製造し、実施例8の剥離紙用原紙を製造した。得られた剥離紙用原紙の王研式透気度は、3250秒であった。
(実施例9)
重合度2200、完全ケン化型ポリビニルアルコール(日本合成化学工業製「ゴーセナールZ410」)を固形付着量1.4g/m2付着させるように調整した以外は、実施例1と同様の条件で製造し、実施例9の剥離紙用原紙を製造した。得られた剥離紙用原紙の王研式透気度は、3250秒であった。
(実施例10)
重合度1700、エチレン変性ポリビニルアルコール(クラレ製「RS2117」)を固形付着量1.4g/m2付着させるように調整した以外は、実施例1と同様の条件で製造し、実施例10の剥離紙用原紙を製造した。得られた剥離紙用原紙の王研式透気度は、4600秒であった。
(実施例11)
重合度1000、エチレン変性ポリビニルアルコール(クラレ製「HR3010」)を固形付着量1.4g/m2付着させるように調整した以外は、実施例1と同様の条件で製造し、実施例11の剥離紙用原紙を製造した。得られた剥離紙用原紙の王研式透気度は、4500秒であった。
(実施例12)
重合度1700、エチレン変性ポリビニルアルコール(クラレ製「RS2117」)を固形付着量2.1g/m2付着させるように調整した以外は、実施例1と同様の条件で製造し、実施例12の剥離紙用原紙を製造した。得られた剥離紙用原紙の王研式透気度は、5500秒であった。
(実施例13)
サイズプレス前の乾燥工程において1基のスムーサーで加圧処理した以外は、実施例1と同様の条件で製造し、実施例13の剥離紙用原紙を製造した。得られた剥離紙用原紙の王研式透気度は、5000秒であった。
(実施例14)
サイズプレス前の乾燥工程において2基のスムーサーで加圧処理した以外は、実施例1と同様の条件で製造し、実施例14の剥離紙用原紙を製造した。得られた剥離紙用原紙の王研式透気度は、5300秒であった。
(実施例15)
サイズプレス前の乾燥工程において1基のスムーサーで加圧処理し、重合度1700、エチレン変性ポリビニルアルコール(クラレ製「RS2117」)を固形付着量1.4g/m2付着させるように調整した以外は、実施例1と同様の条件で製造し、実施例15の剥離紙用原紙を製造した。得られた剥離紙用原紙の王研式透気度は、5900秒であった。
(実施例16)
サイズプレス前において2本の金属ロールよりなるカレンダー1基で加圧処理した以外は、実施例1と同様の条件で製造し、実施例16の剥離紙用原紙を製造した。得られた剥離紙用原紙の王研式透気度は、5250秒であった。
(実施例17)
サイズプレス前において2本の金属ロールよりなるカレンダー1基で加圧処理し、重合度1700、エチレン変性ポリビニルアルコール(クラレ製「RS2117」)を固形付着量1.4g/m2付着させるように調整した以外は、実施例1と同様の条件で製造し、実施例17の剥離紙用原紙を製造した。得られた剥離紙用原紙の王研式透気度は、5850秒であった。
(実施例18)
ウエットプレス部において、2段の通常のウエットプレスを行い、シュープレスで1段ウエットプレス処理し、更に、サイズプレス前の乾燥工程において1基のスムーサーで加圧処理した以外は、実施例1と同様の条件で製造し、実施例18の剥離紙用原紙を製造した。得られた剥離紙用原紙の王研式透気度は、5500秒であった。
(実施例19)
ウエットプレス部において、2段の通常のウエットプレスを行い、シュープレスで1段ウエットプレス処理し、更に、サイズプレス前の乾燥工程において1基のスムーサーで加圧処理し、重合度1700、エチレン変性ポリビニルアルコール(クラレ製「RS2117」)を固形付着量1.4g/m2付着させるように調整した以外は、実施例1と同様の条件で製造し、実施例19の剥離紙用原紙を製造した。得られた剥離紙用原紙の王研式透気度は、6300秒であった。
(比較例1)
広葉樹漂白クラフトパルプをフリーネス(CSF)が450mlになるように叩解した以外は、実施例1と同様の条件で製造し、比較例1の剥離紙用原紙を製造した。得られた剥離紙用原紙の王研式透気度は、2500秒であった。
(比較例2)
広葉樹漂白クラフトパルプをフリーネス(CSF)が200mlになるように叩解した以外は、実施例1と同様の条件で製造し、比較例2の剥離紙用原紙を製造した。得られた剥離紙用原紙の王研式透気度は、3600秒であった。
(比較例3)
剥離紙用原紙の坪量を90g/m2に調整した以外は、実施例1と同様の条件で製造し、比較例3の剥離紙用原紙を製造した。得られた剥離紙用原紙の王研式透気度は、2000秒であった。
(比較例4)
重合度570、完全ケン化型ポリビニルアルコール(クラレ製「OTP5」)を固形付着量2.8g/m2付着させるように調整した以外は、実施例1と同様の条件で製造し、比較例4の剥離紙用原紙を製造した。得られた剥離紙用原紙の王研式透気度は、2200秒であった。
(比較例5)
重合度3500、部分ケン化型ポリビニルアルコール(クラレ製「PVA235」)を固形付着量1.4g/m2付着させるように調整した以外は、実施例1と同様の条件で製造し、比較例5の剥離紙用原紙を製造した。得られた剥離紙用原紙の王研式透気度は、2800秒であった。
以上のようにして得られた剥離紙用原紙の透気度、シリコーン剥離剤のバリアー性、および原紙のうねりを評価した結果を表1に示す。尚、各評価は下記に示す方法にて行った。
[透気度]
本発明の剥離紙用原紙の透気度については、旭精工株式会社製王研式 透気度・平滑度試験機 EYO型を使って、紙パルプ技術協会規格「J.TAPPI No.5B」に従って、測定を行った。
[バリアー性]
本発明の剥離紙用原紙のバリアー性については、東洋インキの有機溶剤用インキ「PPCZ39藍」をトルエンで30倍に希釈し、その希釈液を平型の筆(刷毛部の広さ1cm)で剥離紙用原紙表面に15cmの長さ塗布する。塗布した面の裏側を目視で検査し、下記の判断基準に従って、ランク付けを行った。実使用に耐えうるのは、「2」以上である。
「1」:裏面に全面に無数の斑点が見られる。
「2」:裏面に1cm×15cmの塗布面の中に、10点前後の斑点が見られる。
「3」:裏面に1cm×15cmの塗布面の中に、斑点は0〜1点である。
「4」:裏面に1cm×15cmの塗布面に中に、斑点は見られない。塗布面の青味の
濃度と、裏面から見た場合の塗布面の青味と同じレベルであった。
「5」:裏面に1cm×15cmの塗布面に中に、斑点は見られない。塗布面の青味の
濃度が、裏面から見た場合の塗布面の青味に較べて濃い。
「6」:裏面に1cm×15cmの塗布面に中に、斑点は見られない。塗布面の青味の
濃度が高く、裏面から見た場合の塗布面の青味は、ほとんど見えない。
[うねり]
25℃65%RHに72時間調湿したA4サイズの剥離紙原紙を105℃24時間乾燥した後に、水平な台の上に置き、原紙のうねり具合を目視で検査し、下記の判断基準に従って、ランク付けを行った。実使用に耐えうるのは、「2」以上である。
「1」:紙表面が大きくうねると同時に、カールも大きい。台の上に水平に置かれるこ
とはない。
「2」:紙表面に大きなうねり有り。台の上には、水平に紙が置かれる。
「3」:紙の端部のところに波うちが見られ、台の表面から紙の端部が浮き上がってい
る。
「4」:紙の端部のところには、波うちが見られない。紙の中央部でやや台の表面から の浮き上がりがある。
「5」:紙表面にうねりは見られない。紙の端部には、わずかに、うねりがある。
「6」:紙表面にうねりは見られない。端部、紙の中央部にもうねりがなく平坦である。
Figure 2006274479
〈結果評価〉
実施例1、2、3と比較例1、2を比較することで、本発明の剥離紙用原紙を構成するパルプ繊維の叩解度が、剥離紙用原紙の透気度に影響し、剥離剤に対するバリアー性、原紙のうねり具合に影響を与えることがわかる。その結果、パルプ繊維の叩解度をフリーネス250〜400cc(CSF)に調整することで、剥離剤に対するバリアー性と原紙のうねり具合が良好な剥離紙用原紙を提供することができることがわかる。
実施例1、4、5と比較例3を比較することで、本発明の剥離紙用原紙の剥離剤に対するバリアー性を調整する手段として坪量増が有効であることがわかる。また、実施例1、6,7を比較することで、剥離剤に対するバリアー性を調整する手段としてポリビニルアルコールの塗布量を上げることも有効であることがわかる。
実施例1〜5と比較例1〜3を比較することで、剥離紙用原紙の王研式透気度と剥離剤に対するバリアー性に相関性があり、王研式透気度が、3000秒以上であれば、剥離剤に対するバリアー性が良好であることがわかる。
実施例1、8、9、10、11と比較例4、5を比較することで、重合度が1000〜2500の範囲のポリビニルアルコールを原紙表面に塗布することで、剥離剤に対するバリアー性を付与することができることがわかる。重合度が、1000よりも小さいとバリアー性を付与するだけの充分な造膜性が発揮されない。一方、重合度が2500よりも大きくなると、ポリビニルアルコールの塗布性が悪化し、バリアー性が不均一になることがわかる。
実施例1、7と実施例10〜12を比較することで、エチレン変性ポリビニルアルコールを原紙表面に塗布することで、バリアー性が向上することがわかる。
実施例6、実施例10と実施例13〜15を比較することで、オンマシン塗工において、塗工機の前の乾燥工程において、原紙を加圧処理(スムーサー処理)することで、塗布前の原紙の緻密性が上がり、ポリビニルアルコールのバリアー性がより良化することがわかる。実施例6、実施例10と実施例16、17を比較することで、塗工機前のカレンダー処理によっても同様に効果が得られることがわかる。
実施例13、15と実施例18、19を比較することで、ウエットプレス工程において、シュープレスを適用し、プレス工程での搾水性を上げることで、原紙の剥離剤に対するバリアー性が良化するとともに、原紙の寸法安定性が良化し、原紙のうねり程度が良化することがわかる。
以上の結果から、第1の発明として、パルプ成分として、カナデイアンスタンダードフリーネスが、フリーネス250〜400cc(CSF)に叩解処理されたパルプ繊維を使って抄紙され、オンマシン塗工で、重合度1000〜2500のポリビニルアルコールを塗布した後に、乾燥・平滑化処理が施されて製造された原紙で、その原紙の王研式透気度が、3000秒以上に調整すること、第2の発明として、原紙表面に塗布するポリビニルアルコールとしてエチレン変性ポリビニルアルコールを使うこと、第3の発明として、第1の発明、および第2の発明において、オンマシン塗工で紙表面にポリビニルアルコールを塗布する前に、抄紙工程のウエットプレス工程から塗工工程の間のいずれかで、ロールとロールの間で原紙が加圧処理すること、更に望ましくは、第4の発明として、第3の発明において、抄紙工程のウエットプレス工程において、シュープレスを使って湿紙がプレス処理することにより、剥離剤の塗布性に優れ、加温処理時におけるボコツキのない形態安定性に優れた剥離紙用原紙を安定的に提供することができることがわかる。
本発明の剥離紙用原紙は、シリコーン系の剥離剤を塗布してなる剥離紙の原紙として利用でき、良好な剥離性を有し、加工時、加工後におけるうねりの少ない剥離紙を効率良く生産する事を可能とする。

Claims (4)

  1. パルプ成分として、カナデイアンスタンダードフリーネスが、フリーネス250〜400cc(CSF)に叩解処理されたパルプ繊維を使って抄紙され、オンマシン塗工で、重合度1000〜2500のポリビニルアルコールを塗布した後に、乾燥・平滑化処理が施されて製造された原紙で、その原紙の王研式透気度が、3000秒以上であることを特徴とする剥離紙用原紙。
  2. ポリビニルアルコールが、エチレン変性ポリビニルアルコールであることを特徴とする請求項1記載の剥離紙用原紙。
  3. オンマシン塗工で紙表面にポリビニルアルコールを塗布する前に、抄紙工程のウエットプレス工程から塗工工程の間のいずれかで、ロールとロールの間で原紙が加圧処理を受けることを特徴とする請求項1または2記載の剥離紙用原紙。
  4. 抄紙工程のウエットプレス工程において、シュープレスを使って湿紙がプレス処理されることを特徴とする請求項3記載の剥離紙用原紙。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008291408A (ja) * 2007-05-28 2008-12-04 Kishu Paper Co Ltd 工程剥離紙用原紙
WO2011070800A1 (ja) * 2009-12-09 2011-06-16 株式会社クラレ 剥離紙原紙
JP2015175072A (ja) * 2014-03-14 2015-10-05 王子ホールディングス株式会社 剥離紙用原紙および剥離紙
JP2020147873A (ja) * 2019-03-15 2020-09-17 三菱製紙株式会社 工程剥離紙用原紙

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