JP2006273893A - インクセット及びこれを用いた記録方法、記録物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 少なくとも水不溶性ポリマーによって被覆されている着色剤を含んでなるインクセットにおいて、少なくとも一つのインクが着色剤を含有しない水不溶性ポリマーをさらに含み、着色剤:水不溶性ポリマー=1:0.2〜1:1の比率にあることを特徴とするインクセット、及びこれを用いた記録方法。
【選択図】 なし
Description
着色剤としては、染料あるいは顔料が用いられ、特にカラーインクは色の彩度の高さ、透明性、水への溶解性が高い等の理由から水溶性染料が使用される場合が多い。しかし、このような染料は一般的に耐光性や耐ガス性の点が不十分であり、また、水溶性であることから、耐水性にも問題があるため、水溶性染料を用いたインクにより記録された記録物は、記録画像の保存性に劣るという欠点を有している。これに対して、水に不溶な着色剤は、耐水性の面において有利である。特に水に不溶な着色剤の中でも顔料はこうした耐光性、耐ガス性、耐水性に優れた色材であるため、この色材特性を活かした顔料インクの開発が進められてきており、例えば、顔料を界面活性剤や高分子分散剤で分散した水性顔料インクや顔料表面に水分散可能な官能基を付与させた自己分散顔料を用いた水性顔料インク、顔料を水分散可能な樹脂で被覆した着色微粒子を用いた水性顔料インクなどが提案されている。
また、顔料インクの画像品質については、光沢性や分散性等を向上させる目的で、インク中に分散している顔料の粒子径を限定すること(特許文献2参照)や、顔料と顔料誘導体を同時に含有させること(特許文献3参照)や、にじみや発色性を向上させる目的で、ポリマー微粒子を含有させること(特許文献4参照)や、無機微粒子を含有させること(特許文献5参照)や、普通紙における印字濃度とインクジェット専用紙における光沢性を向上させる目的で、顔料を含有する水不溶性ビニルポリマー分散体を含有するインク(特許文献6参照)などが提案されている。
また、公知の顔料インクを組み合わせインクセットとして画像を形成する場合、単一のインクでは良好な印刷品質であっても、異なる色が混色した場合に、その箇所の顔料が凝集してしまい、光沢性の低下や印刷画像の均一性が劣化してしまったり、紙表面に凝集した顔料の反射光によって、本来の色相とは異なる色相の色に見えてしまう(ブロンズ現象)という問題に対しては、解決されていないという課題があった。
(1)少なくとも色材として水不溶性ポリマーによって被覆されている着色剤を含むイエローインク、マゼンタインク、シアンインクからなるインクセットにおいて、少なくとも一つのインクが着色剤を含有しない水不溶性ポリマーを含むことを特徴とするインクセット。
(2)前記色材が、着色剤:水不溶性ポリマー=1:0.2〜1:1の比率にあることを特徴とする(1)に記載のインクセット。
(3)前記着色剤が水に不溶であり、インクに0.5〜8重量%含まれることを特徴とする(1)または(2)に記載のインクセット。
(4)前記着色剤が顔料であり、インク中の顔料粒子の体積平均粒子径が50〜150nmであることを特徴とする(1)〜(3)のいずれか記載のインクセット。
(5)前記水不溶性ポリマーが分岐型ポリマーであることを特徴とする(1)〜(4)のいずれかに記載のインクセット。
(6)前記着色剤を含有しない水不溶性ポリマーが、少なくともシアンインクに含まれることを特徴とする(1)〜(5)のいずれかに記載のインクセット。
(7)前記イエローインクが、着色剤としてC.I.ピグメントイエロー74、109、110、128、138、147、150、155、180及び181より選ばれる少なくとも1種を含有することを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載インクセット。
(8)前記マゼンタインクが、着色剤としてC.I.ピグメントマゼンタ122、202、207、209、及びC.I.ピグメントバイオレット19より選ばれる少なくとも1種を含有することを特徴とする(1)〜(6)の何れかに記載インクセット。
(9)前記シアンインクが、着色剤としてC.I.ピグメントブルー15、15:1、15:2、15:3、15:4及び16より選ばれる少なくとも1種を含有することを特徴とする(1)〜(6)の何れかに記載インクセット。
(10)インクジェット記録方式に用いられることを特徴とする(1)〜(9)の何れかに記載のインクセット。
(11)(1)〜(10)の何れかに記載のインクセットを記録媒体に付着させて印字を行う記録方法。
(12)(1)〜(10)の何れかに記載のインクの液滴を吐出し、該液滴を記録媒体に付着させて印字を行うことを特徴とするインクジェット記録方法。
(13)(11)または(12)に記載の記録方法によって記録が行われた記録物。
本発明のインクセットは、少なくとも水不溶性ポリマーによって被覆されている着色剤を含むイエローインク、マゼンタインク、シアンインクからなるインクセットにおいて、少なくとも一つのインクが着色剤を含有しない水不溶性ポリマーを含むことを特徴とする。
本発明の色材は、少なくとも水不溶性ポリマーによって被覆されている着色剤であり、この色材に用いられる水不溶性ポリマーは、疎水性基をもつモノマーと親水性基を持つモノマーとのブロック共重合体樹脂からなり、少なくとも塩生成基をもつモノマーを含有しているもので、中和後に25℃の水100gに対する溶解度が1g未満であるポリマーをいう。
中和剤は、エチルアミン、トリメチルアミン等の3級アミン、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、アンモニア等が好ましく、得られる水分散体のpHが6〜10であることが好ましい。
また、発色や光沢メディア上での光沢性の観点から、インク中での着色剤の体積平均粒子径が50〜150nmの範囲であることが好ましい。これらの平均粒子径は、Microtrac UPA150(マイクロトラック社製)や粒度分布測定機LPA3100(大塚電子(株)製)等の粒径測定によって得ることができる。
本発明の着色剤を含有しない水不溶性ポリマーは、例えば、本発明の着色剤を含有する水不溶性ポリマーに用いられるものと類似の水不溶性ポリマーでもよく、この水不溶性ポリマーを有機溶媒に溶解させたあと、この溶液に中和剤及び水を添加して分散処理を行い、得られた分散体から有機溶媒を除去することによって、水分散体として得ることができる。
中和剤は、エチルアミン、トリメチルアミン等の3級アミン、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、アンモニア等が好ましく、得られる水分散体のpHが6〜10であることが好ましい。ここで、類似の水不溶性ポリマーとは、着色剤を被覆する水不溶性ポリマーの構成成分と構成成分が同一ということである。
この水分散体の平均粒子径が、20〜200nmの範囲にあることが、分散安定性や記録画像の光沢性やブロンズ改善の観点から好ましい。
本発明のインクセットは安全性、取り扱い上の観点から、インクの主溶媒が水である水性インクであることが好ましく、水はイオン交換水、限外濾過水、逆浸透水、蒸留水等の純水または超純水を用いることが好ましい。特に紫外線照射または過酸化水素添加等により滅菌処理した水を用いることが、カビやバクテリアの発生を防止してインクの長期保存を可能にする点で好ましい。
pH調整剤としては、水酸化リチウム、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム等のアルカリ金属の水酸化物、アンモニア、トリエタノールアミン、トリプロパノールアミン、ジエタノールアミン、モノエタノールアミン等のアミン類等を用いることが出来るが、好ましくは、アルカリ金属の水酸化物、アンモニア、トリエタノールアミン、トリプロパノールアミンから選択される少なくとも1種類のpH調整剤を含み、pH6〜10に調整されることが好ましい。pHがこの範囲を外れると、インクジェットプリンタを構成する材料等に悪影響を与えたり、目詰まり回復性が劣化する。
以下、実施例を用いて本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
水不溶性ポリマーによって被覆されている着色剤を分散粒子とする着色剤分散液を下記の方法によって調整した。
有機溶媒(メチルエチルケトン)20重量部、重合連鎖移動剤(2−メルカプトエタノール)0.03重量部、重合開始剤、表1に示す各モノマーを用い、窒素ガス置換を十分に行った反応容器内に入れて75℃攪拌下で重合し、モノマー成分100重量部に対してメチルエチルケトン40重量部に溶解した2,2‘−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル0.9重量部を加え、80℃で1時間熟成させ、ポリマー溶液を得た。
水不溶性ポリマー1として得られたポリマー溶液を減圧乾燥させて得られた5部をメチルエチルケトン15部に溶かし、水酸化ナトリウム水溶液を用いてポリマーを中和した。さらに、C.I.ピグメントイエロー74を15部加え、水を加えながら分散機で混練した。
得られた混練物にイオン交換水100部を加え攪拌した後、減圧下、60℃でメチルエチルケトンを除去し、さらに一部の水を除去することにより、固形分濃度が20重量%のイエロー顔料の水分散体を得た。(顔料:水不溶性ポリマー=1:0.3)
水不溶性ポリマー2として得られたポリマー溶液を減圧乾燥させて得られた9部をメチルエチルケトン45部に溶かし、水酸化ナトリウム水溶液を用いてポリマーを中和した。さらに、C.I.ピグメントイエロー128を18部加え、水を加えながら分散機で混練した。
得られた混練物にイオン交換水120部を加え攪拌した後、減圧下、60℃でメチルエチルケトンを除去し、さらに一部の水を除去することにより、固形分濃度が20重量%のイエロー顔料の水分散体を得た。(顔料:水不溶性ポリマー=1:0.5)
水不溶性ポリマー3として得られたポリマー溶液を減圧乾燥させて得られた6部をメチルエチルケトン20部に溶かし、水酸化ナトリウム水溶液を用いてポリマーを中和した。さらに、C.I.ピグメントイエロー180を10部加え、水を加えながら分散機で混練した。
得られた混練物にイオン交換水100部を加え攪拌した後、減圧下、60℃でメチルエチルケトンを除去し、さらに一部の水を除去することにより、固形分濃度が20重量%のイエロー顔料の水分散体を得た。(着色剤:水不溶性ポリマー=1:0.6)
顔料分散液Y1において、C.I.ピグメントイエロー74の代わりにC.I.ピグメントレッド122を用いた以外は分散液Y1と同様にして、分散液M1を得た。
顔料分散液Y2において、C.I.ピグメントイエロー128の代わりにC.I.ピグメントバイオレット19を用い、顔料:水不溶性ポリマー=1:0.2の比率に変更した以外は分散液Y2と同様にして、分散液M2を得た。
顔料分散液Y3において、C.I.ピグメントイエロー180の代わりにC.I.ピグメントレッド209を用い、顔料:水不溶性ポリマー=1:0.15の比率に変更した以外は分散液Y3と同様にして、分散液M3を得た。
顔料分散液Y1において、C.I.ピグメントイエロー74の代わりにC.I.ピグメントブルー15:3を用いたい以外は顔料分散液Y1と同様にして、分散液C1を得た。
顔料分散液Y2において、C.I.ピグメントイエロー128の代わりにC.I.ピグメントブルー15:1を用い、顔料:水不溶性ポリマー=1:0.8の比率に変更した以外は分散液Y2と同様にして、分散液C2を得た。
顔料分散液Y3において、C.I.ピグメントイエロー180の代わりにC.I.ピグメントブルー15:4を用い、顔料:水不溶性ポリマー=1:1の比率に変更した以外は分散液Y2と同様にして、分散液C3を得た。
着色剤を含有しない水不溶性ポリマーの調製は前述の水不溶性ポリマー1〜3の合成と同様の方法で調整することができる。また、表2に示すモノマーについても、同様の合成方法で調整することができる。
水不溶性ポリマー1として得られたポリマー溶液を減圧乾燥させて得られた5部をメチルエチルケトン15部に溶かし、水酸化ナトリウム水溶液を用いてポリマーを中和した。この中和物にイオン交換水100部を加え攪拌した後、減圧下、60℃でメチルエチルケトンを除去し、さらに一部の水を除去して固形分濃度が15重量%のエマルジョン状態で、ポリマー1を得た。
水不溶性ポリマー2として得られたポリマー溶液を樹脂エマルジョン1と同様にして、固形分濃度が15重量%のポリマー2を得た。
水不溶性ポリマー3として得られたポリマー溶液を樹脂エマルジョン1と同様にして、固形分濃度が15重量%のポリマー3を得た。
水不溶性ポリマー4として得られたポリマー溶液を樹脂エマルジョン1と同様にして、固形分濃度が15重量%のポリマー4を得た。
水不溶性ポリマー5として得られたポリマー溶液を樹脂エマルジョン1と同様にして、固形分濃度が15重量%のポリマー5を得た。
表3に示す割合で各成分を混合し、室温にて2時間攪拌した後、孔径5μmのメンブランフィルターにて濾過して、各インクを調製した。ただし表2中に示す添加量は全て重量%濃度として表わされており、着色剤分散液の( )内の数字は着色剤の固形分濃度が表わされている。またイオン交換水の「残量」とは、インク全量が100部となるようにイオン交換水を加えることを意味する。
粒度分布計(マイクロトラック社製のUPA−150)を用いて、各インクを純水で1000倍希釈、希釈液の粒度分布を測定し、体積平均粒子径を求めた。結果は表2に示す。
各インクセットについて、インクジェットプリンタPX−V600を用いて、(a)〜(o)のパッチパターンを作成し、EPSON写真用紙<光沢>、(商品名:セイコーエプソン株式会社製)に1440dpiの解像度で印刷を行い、蛍光灯(F11光源)下で、印刷物の角度を変えて目視で観察し、反射光の色相変化について以下の基準に基づいて判定した。
(a)イエロー100%
(b)マゼンタ100%
(c)シアン100%
(d)ブラック100%
(e)イエロー50%、マゼンタ50%
(f)イエロー50%、シアン50%
(g)シアン50%、マゼンタ50%
(h)イエロー30%、マゼンタ40%、シアン30%
(i)イエロー30%、マゼンタ30%、シアン40%
(j)イエロー40%、マゼンタ40%、シアン20%
(k)イエロー10%、マゼンタ40%、シアン50%
(l)イエロー40%、マゼンタ10%、シアン50%
(m)イエロー10%、マゼンタ50%、シアン40%
(n)イエロー50%、マゼンタ20%、シアン30%
(o)イエロー30%、マゼンタ30%、シアン30%、ブラック10%
A;12個以上のパッチの反射光が白く、違和感のない色相が観察できる
B;8個以上のパッチの反射光が白く、違和感のない色相が観察できる
C;8個以上のパッチの反射光に色が確認でき、違和感がある。
試験2の印刷物について、光沢計GM−268(コニカミノルタ社製)を用いて20°光沢(G20)を測定し、(a)〜(j)の光沢度の平均値の結果から以下の基準に基づいて判定した。
なお、光沢性は印刷物の一般に鏡面光沢の指標として用いる60°光沢が高い値を示しても見た目の光沢感と一致しないことがわかり、鋭利検討の結果、視野角20°での光沢度が見た目の光沢感と一致してくることが判明したため、本発明においては、視野角20°の光沢を指標値とした。
A;各パッチの平均が 60≦G20
B;各パッチの平均が 45≦G20<60
C;各パッチの平均が G20<45
アルミパックにインクを50g入れた状態で70℃の環境下に1週間放置した。放置後、異物(沈降物)の発生の有無について、また、異物の発生がないものについては、更に物性(粘度、表面張力、pH、粒子径)の変化について、下記基準に基づき判定した。
A;異物の発生がなく、物性の変化もない。
B;異物の発生はないが、物性が若干変化する。
C;異物が発生するか、物性が著しく変化する。
試験4での印刷の際の印字開始からインクエンドまでにインクのドット抜けや飛行曲がりが発生するか、また発生した場合に正常印刷への復帰動作として行うプリンタクリーニングが何回必要であったかを評価し、下記基準に基づき判定した。
A;発生しないかクリーニング1回。
B;クリーニング2又は4回。
C;クリーニング5回以上。
インクジェットプリンタPX−V600を用いて、各インクをヘッドに充填し、全ノズルよりインクが吐出していることを確認した後、インクカートリッジがない状態で、かつホームポジション外の位置(ヘッドがプリンタに備えたキャップの位置からずれており、ヘッドにキャップがされていない状態)で40℃の環境下に1週間放置した。放置後に、再び全ノズルよりインク組成物が吐出するまでに要したクリーニングの回数を調べ、下記基準に基づき判定した。
A;クリーニング1回。
B;クリーニング2〜5回。
C;クリーニング6回以上
試験2〜3の評価結果を表5にまとめる。
Claims (13)
- 少なくとも色材として水不溶性ポリマーによって被覆されている着色剤を含むイエローインク、マゼンタインク、シアンインクからなるインクセットにおいて、少なくとも一つのインクが着色剤を含有しない水不溶性ポリマーを含むことを特徴とするインクセット。
- 前記色材が、着色剤:水不溶性ポリマー=1:0.2〜1:1の比率にあることを特徴とする請求項1に記載のインクセット。
- 前記着色剤が水に不溶であり、インクに0.5〜8重量%含まれることを特徴とする請求項1または2に記載のインクセット。
- 前記着色剤が顔料であり、インク中の顔料粒子の体積平均粒子径が50〜150nmであることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のインクセット。
- 前記水不溶性ポリマーが分岐型ポリマーであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のインクセット。
- 前記着色剤を含有しない水不溶性ポリマーが、少なくともシアンインクに含まれることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のインクセット。
- 前記イエローインクが、着色剤としてC.I.ピグメントイエロー74、109、110、128、138、147、150、155、180及び181より選ばれる少なくとも1種を含有することを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載インクセット。
- 前記マゼンタインクが、着色剤としてC.I.ピグメントマゼンタ122、202、207、209、及びC.I.ピグメントバイオレット19より選ばれる少なくとも1種を含有することを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載インクセット。
- 前記シアンインクが、着色剤としてC.I.ピグメントブルー15、15:1、15:2、15:3、15:4及び16より選ばれる少なくとも1種を含有することを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載インクセット。
- インクジェット記録方式に用いられることを特徴とする請求項1〜9の何れか一項に記載のインクセット。
- 請求項1〜10の何れか一項に記載のインクセットを記録媒体に付着させて印字を行う記録方法。
- 請求項1〜10の何れか一項に記載のインクの液滴を吐出し、該液滴を記録媒体に付着させて印字を行うことを特徴とするインクジェット記録方法。
- 請求項11または12に記載の記録方法によって記録が行われた記録物。
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