JP2006273058A - 車両用収納箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】 仕切部材の取付操作性を向上する。
【解決手段】 コンソールボックス10内で仕切板30を車体上方へ移動すると、仕切板30の枠状壁部34の上壁部34Aがコンソールボックス10のフランジ18に当接する。次に、仕切板30を車体前方へ移動すると、コンソールボックス10の凸部20、22が枠状壁部34の前壁部34Bの切欠38、36を通過し後壁部34Cに当ることで、コンソールボックス10の凸部20、22に、仕切板30の凹部32を係合させることができるようになっている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車、鉄道車両、航空機、船舶等の室内等に設けられる車両用収納箱に関する。
従来、車両用収納箱においては、コンソールボックス内に平板状の支持部材を挿入保持させることでコンソールボックス内を適宜仕切ることが可能な構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−315863号公報
しかしながら、特許文献1のような車両用収納箱においては、コンソールボックス内を車体上方から目視しながら支持部材を凹部へ差し込むため、コンソールボックス内を目視し難い状況、例えば車室内が暗いとき等には取付操作性が良くない。
本発明は上記事実を考慮し、仕切部材の取付操作性を向上できる車両用収納箱を提供することが目的である。
請求項1記載の本発明の車両用収納箱は、対向する側壁部を有する収納部内に仕切部材を取付ける車両用収納箱であって、前記収納部に形成され前記仕切部材を係合方向へガイドするガイド手段と、前記側壁部と前記仕切部材とに形成され、前記ガイド手段に沿って係合方向へ移動された前記仕切部材を前記側壁部に係合させる係合手段と、を有することを特徴とする。
収納部内にて仕切部材をガイド手段に沿って移動することで、仕切部材は係合方向へ移動され、側壁部と仕切部材とに形成された係合手段によって、仕切部材が側壁部に係合する。
請求項2記載の本発明は請求項1記載の車両用収納箱において、前記ガイド手段は、前記側壁部に突出形成された前記係合手段より前記収納部の開口側であって前記係合方向に連続的に設けられ、前記係合手段より前記収納部の内側方向へ突出していることを特徴とする。
ガイド手段が側壁部に突出形成された係合手段より収納部の開口側であって係合方向に連続的に設けられており、ガイド手段は係合手段より収納部の内側方向へ突出している。このため、収納部の外方から収納部内を見た際に係合手段が見え難い。
請求項3記載の本発明は請求項1、2の何れか1項に記載の車両用収納箱において、前記係合手段は、前記側壁部に形成された凸部と、前記仕切部材に形成され前記凸部とに係合する凹部と、であることを特徴とする。
仕切部材に形成された凹部が側壁部に形成された凸部に係合する。
請求項4記載の本発明は請求項3記載の車両用収納箱において、前記凸部と凹部とは、係合位置において前記仕切部材の前記係合方向及び前記係合方向と反対方向の移動を阻止する移動阻止部を有することを特徴とする。
係合位置において移動阻止部が仕切部材の係合方向及び係合方向と反対方向の移動を阻止し、仕切部材を取付位置に保持する。
請求項1記載の本発明の車両用収納箱は仕切部材の取付操作性を向上できる。
請求項2記載の本発明の車両用収納箱は収納部内の目視違和感が無い。
請求項3記載の本発明の車両用収納箱は係合手段の構成が簡単である。
請求項4記載の本発明の車両用収納箱は簡単な構造で仕切部材を取付位置に保持できる。
本発明における車両用収納箱の第1実施形態を図1〜図7に従って説明する。
なお、図中矢印UPは車体上方方向を示し、図中矢印FRは車体前方方向を示している。
図1に示される如く、本実施形態の車両用収納箱としてのコンソールボックス10は、図示を省略した自動車の運転席と助手席との間にあるトンネル部上に取付られており、コンソールボックス10の内部が収納部となっている。このコンソールボックス10はその長手方向を車体前後方向とし、車幅方向を幅方向としたボックス形状となっており、上部に開口部12が形成されている。また、コンソールボックス10の車幅方向両端部には、左右の側壁部14が垂直に形成されており、コンソールボックス10の車体前方端部には、前壁部16が垂直に形成されている。なお、図示を省略したが、コンソールボックス10の車体後方端部には、後壁部が垂直に形成されている。
図2に示される如く、コンソールボックス10における左右の側壁部14の上端には、コンソールボックス10の内側方向に向かって略直角にガイド手段としてのフランジ18がそれぞれ形成されており、これらのフランジ18は、その長手方向を車体前後方向に沿って連続的に設けられている。
図4に示される如く、左右の側壁部14におけるコンソールボックス10の内側となる内側面14Aには、係合手段としての凸部20と凸部22とが左右の側壁部14の対向する位置にそれぞれ突出されている。また、凸部20と凸部22は側壁部14における内側面14Aに上下方向に所定の間隔を隔てて形成されている。
図2に示される如く、凸部20の車幅方向から見た形状は、車体下方側に開口部を向けたE字状となっており、図7(A)に示される如く、凸部20の上壁部20Aの前後方向両端部と前後方向中央部とからは、下方へ向かって縦壁部20Bが形成されている。また、上壁部20Aの前後方向両端部と縦壁部20Bとの連結部の外周側には、上方から下方へ向かう傾斜部20Cが形成されている。
図2に示される如く、凸部22の車幅方向から見た形状は、車体下方側に開口部を向けたU字状となっており、図7(A)に示される如く、上壁部22Aの前後方向両端部からは下方へ向かって縦壁部22Bが形成されている。また、上壁部22Aの前後方向両端部と縦壁部22Bとの連結部の外周側には、上方から下方へ向かう傾斜部22Cが形成されている。
図2に示される如く、コンソールボックス10の内部には仕切部材としての仕切板30が挿入可能となっている。仕切板30は所定板厚Mの矩形板材で構成されており、全幅W1が、コンソールボックス10の開口部12の幅W2より大きくなっている。従って、図2に二点鎖線で示すように仕切板30の幅方向(図2の矢印W1方向)を車体前後方向に向けることで、仕切板30が開口部12を通過できるようになっている。
仕切板30の幅方向(図2の矢印W1方向)両端部30Aの上下方向中間部には、枠状壁部34が幅方向外側に向かって立設されている。また、枠状壁部34の内側は凹んでおり、係合手段としての凹部32となっている。
図3に示される如く、枠状壁部34の車幅方向から見た形状は、車体下方側に開口部を向けた枠形状となっている。枠状壁部34の上壁部34Aの前端部から下方へ向かって前壁部34Bが形成されており、上壁部34Aの後端部から下方へ向かって後壁部34Cが形成されている。また、前壁部34Bと後壁部34Cの下方側端部が開口部34Dとなっている。
枠状壁部34の前壁部34Bには、下端部に切欠36が形成されており、前壁部34Bは後壁部34Cに比べて上下方向の長さが長さN1短くなっている。また、前壁部34Bの上下方向中間部には、上下方向の長さが長さN2の切欠38が形成されており、この切欠38を形成した部位では、前壁部34Bが無くなっている。
図7(B)に示される如く、枠状壁部34の前壁部34Bにおける切欠38より上方の上下方向長さは長さS1となっている。また、凸部20の上壁部20Aとフランジ18との距離は長さS2となっており、長さS2が長さS1より大きくなっている(S2>S1)。また、凸部20の上下方向の長さは長さS3となっており、長さS3は切欠38の上下方向の長さN2に比べて小さくなっている(S3<N2)。一方、枠状壁部34の前壁部34Bにおける切欠36より上方の上下方向長さは長さS4となっている。また、凸部22の上壁部20Aとフランジ18との距離は長さS5となっており、長さS5が長さS4より大きくなっている(S5>S4)。
従って、仕切板30が車体前方となる図7(B)の矢印B方向へ移動することで、図7(C)に示される如く、凸部20が枠状壁部34の前壁部34Bの切欠38を通過すると共に、凸部22が枠状壁部34の前壁部34Bの切欠36を通過するようになっている。
図7(C)に示される如く、枠状壁部34の前壁部34Bと後壁部34Cとの間隔は長さK1となっている。また、凸部20、22の前後方向長さは長さK2となっており、長さK2は長さK1より小さくなっている(K2<K1)。
従って、仕切板30を枠状壁部34の後壁部34Cに沿って下方(図7(C)の矢印C方向)へ移動することで、図7(D)に示される如く、凸部20、22が、枠状壁部34の前壁部34Bと後壁部34Cとの間に入るようになっている。
図2に示される如く、仕切板30の上端部には、幅方向(図2の矢印W1方向)外側から内側に向かって矩形の切欠44がそれぞれ形成されている。
図5に示される如く、切欠44の幅W3は、左右の切欠44の間となる仕切板30の上端部30Bの幅W4が、開口部12の幅W2より小さくなるように(W2>W4=W1−2×W3)設定されている。また、切欠44の底部が枠状壁部34の上壁部34Aとなっている。
従って、図7(A)の矢印Aに示される如く、仕切板30を車体上方(矢印A方向)へ移動すると、図7(B)に示される如く、枠状壁部34の上壁部34Aがフランジ18の下面18Aに当り、仕切板30の上方への移動が阻止されるようになっている。次に、この当接状態で仕切板30を係合方向、本実施形態では、車体前方となる図7(B)の矢印B方向へ移動することで、図7(C)に示される如く、凸部20が枠状壁部34の前壁部34Bの切欠38を通過し凹部32内に入り後壁部34Cに当ると共に、凸部22が枠状壁部34の前壁部34Bの切欠36を通過し凹部32内に入り後壁部34Cに当ることで、仕切板30の前後方向の係合位置が決まるようになっている。
次に、仕切板30を枠状壁部34の後壁部34Cに沿って下方(図7(C)の矢印C方向)へ移動することで、図7(D)に示される如く、凸部20の上壁部20Aが、枠状壁部34の上壁部34Aと当接することで、コンソールボックス10の凸部20、22と、仕切板30の凹部32とが係合し、仕切板30の上下方向の係合位置が決まるようになっている。また、凸部20と凸部22とがそれそれ枠状壁部34の前壁部34Bと後壁部34Cとの間に入る。このため、この位置で仕切板30が前後方向へ移動しようとすると、凸部20の縦壁部20Bまたは凸部22の縦壁部22Bが、枠状壁部34の前壁部34Bと後壁部34Cとに当たり、仕切材30の前後方向の移動を阻止するようになっている。即ち、凸部20の縦壁部20B、凸部22の縦壁部22B、枠状壁部34の前壁部34B、後壁部34Cは、それぞれ仕切板30の前後方向(係合方向)の移動を阻止する移動阻止部となっている。
図5に示される如く、コンソールボックス10のフランジ18の幅(側壁部14の内側面14Aからの突出高さ)W5は、凸部20と凸部22の幅(側壁部14の内側面14Aからの突出高さ)W6より所定量大きくなっており(W5>W6)、コンソールボックス10の開口部12を上方から見た際に、仕切板30がない場合には凸部20と凸部22とが見え難くなっている。また、仕切板30が取付状態にある場合にはフランジ18によって仕切板30の切欠44が見え難くなっている。
図3に示される如く、枠状壁部34によって形成された仕切板30の凹部32の底部32Aにおける上部の板厚M方向の中央部には、爪40が一体成形されている。
図5に示される如く、爪40は凹部32の底部32Aから仕切板30の幅方向(図5の矢印W1方向)外側に立設された基部40Aと、基部40Aの先端部から上方へ伸びる押圧部40Bとを備えている。また、押圧部40Bの先端に形成された頭部40Cの幅方向(図5の矢印W1方向)外側には山形状の凸部40Dが形成されている。
図6に示される如く、爪40の頭部40Cの凸部40Dは、凸部20における前後方向中央部の縦壁部20Bに当るようになっている。
図5に示される如く、仕切板30をコンソールボックス10に取付けた状態では、爪40の頭部40Cにおける凸部40Dの上側傾斜面が、凸部20における前後方向中央部の縦壁部20Bの下部に当り、爪40の押圧部40Bが二点鎖線で示すように幅方向内側へ弾性変形により撓むようになっている。また、爪40の弾性力によって、仕切板30が下方へ移動しようとし、枠状壁部34の上壁部34Aが凸部20の上壁部20Aに押圧されるため、爪40によって仕切板30のがたつきを防止できるようになっている。
また、爪40と凸部20とが上下方向へ相対移動し、爪40の凸部40Dが凸部20を乗り越える時に、爪40の弾性変形によって節度感が得られる。このため、この節度感によって仕切板30が取付位置にセットされたことを確認できるようになっている。
図3に示される如く、爪40の頭部40Cの凸部40Dにおける前後の面は傾斜面40Eとなっている。また、仕切板30を車体前方へ移動した場合には、爪40の頭部40Cの傾斜面40Eが凸部20と当るようになっており、爪40の頭部40Cの傾斜面40Eが凸部20に当ることで、傾斜面40Eと凸部20の縦壁部20Bとが摺動し、爪40を弾性変形させることができるようになっている。従って、爪40が仕切板30の車体前方への移動を妨げることはない。
図5に示される如く、仕切板30をコンソールボックス10に組付けた状態で、仕切板30の上面30Cの高さと、コンソールボックス10におけるのフランジ18の上面18Bの高さとが同じになるようになっている。
次に、本実施形態の作用を説明する。
本実施形態では、仕切板30をコンソールボックス10に取付ける場合には、図2に二点鎖線で示すように仕切板30の幅方向(図2の矢印W1方向)を車体前後方向に向け、下方(図2の矢印Y方向)へ移動することで、開口部12を通過させ、仕切板30をコンソールボックス10の車体後方側に挿入できる。次に、図2に実線で示すように仕切板30を垂直軸回りに回転させ、その幅方向(図2の矢印W1方向)を車幅方向に向け、仕切板30を車体前方(図2の矢印X方向)へ移動する。
この際、図7(A)の矢印Aに示される如く、一度、仕切板30を車体上方へ移動すると、図7(B)に示される如く、仕切板30の両端部に形成した切欠44の底部となる枠状壁部34の上壁部34Aが、コンソールボックス10における左右のフランジ18の下面18Aに当り、仕切板30の上方への移動が阻止される。次に、この当接状態で仕切板30を係合方向である車体前方(図7(B)の矢印B方向)へ移動することで、図7(C)に示される如く、左右の側壁部14の内側面14Aに形成した凸部20が枠状壁部34の前壁部34Bの切欠38を通過し凹部32内に入り後壁部34Cに当ると共に、凸部22が枠状壁部34の前壁部34Bの切欠36を通過し凹部32内に入り後壁部34Cに当ることで、仕切板30の前後方向の係合位置が決まる。
次に、仕切板30を枠状壁部34の後壁部34Cに沿って下方(図7(C)の矢印C方向)へ移動することで、図7(D)に示される如く、凸部20の上壁部20Aが、枠状壁部34の上壁部34Aと当接すると共に、コンソールボックス10の凸部20、22と、仕切板30の凹部32とが係合し仕切板30の上下方向の係合位置が決まる。また、凸部20と凸部22とがそれそれ枠状壁部34の前壁部34Bと後壁部34Cとの間に入ることで、仕切材30の前後方向の移動を阻止することができ、仕切板30を係合位置に保持できる。
この結果、作業者は、コンソールボックス10における凸部20、22の位置を目視することなく、コンソールボックス10に挿入した仕切板30を上方、前方、下方の順でそれぞれ移動が阻止される位置まで移動することで仕切板30をコンソールボックス10へ容易に取付けることができる。このため、仕切板30のコンソールボックス10への取付操作性を向上できる。
また、図5に示される如く、仕切板30をコンソールボックス10の凸部20、22に取付けた状態では、仕切板30の爪40の押圧部40Bが凸部20の縦壁部20Bに当り、二点鎖線で示すように幅方向内側へ弾性変形により撓んでいる。この結果、この弾性力によって、仕切板30が下方へ移動しようとし、枠状壁部34の上壁部34Aが凸部20の上壁部20Aに押圧される。このため、仕切板30のがたつきを防止できる。
また、本実施形態では、爪40と凸部20とが上下方向へ相対移動し、爪40の凸部40Dが凸部20を乗り越える時に、爪40の弾性変形によって節度感が得られる。この結果、この節度感によって仕切板30が取付位置にセットされたことを確認できるため、仕切板30をコンソールボックス10に確実に取付けることができる。
また、本実施形態では、図5に示される如く、フランジ18の幅W5が、凸部20と凸部22の幅W6より所定量大きくなっており(W5>W6)、コンソールボックス10の開口部12を上方から見た際に、仕切板30がない場合には凸部20と凸部22とが見え難くなっている。また、仕切板30が取付状態にある場合にはフランジ18によって仕切板30の切欠44が見え難くなっている。この結果、コンソールボックス10内の目視違和感が無く、コンソールボックス10の外観品質が向上する。また、コンソールボックス10内に収納物を入れる際に、収納物が凸部20、22に引っ掛かり難い。
次に、本発明の車両用収納箱の第2実施形態を図8に従って説明する。
なお、第1実施形態と同一部材は、同一符号を付してその説明を省略する。
図8に示される如く、第1実施形態と異なり本実施形態では、仕切板30にカップホルダ50が取付けらている。このカップホルダ50は矩形の板状とされており、中央部にカップを挿入する貫通孔52が形成されている。また、カップホルダ50の後端部50Aは、車幅方向に沿って配置された軸54によって仕切板30の上端部30Bに回転可能に軸支されており、水平位置となる図8に実線で示す使用位置と、垂直位置となる図8に二点鎖線で示す格納位置とへ図示を省略した係止機構によって保持できるようになっている。
従って、本実施形態においては、第1実施形態と同様に仕切板30のコンソールボックス10への取付操作性を向上できると共にカップホルダ50を使用できる。
以上に於いては、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、図1に二点鎖線で示すようにフランジ18の後部に仕切板30を挿入するための左右一対の切欠60を形成し、これらの切欠60を通して、コンソールボックス10内に仕切板30を挿入する構成としても良い。
また、上記各実施形態では、ガイド手段としてのフランジ18をコンソールボックス10における左右の側壁部14の上端に形成したが、これに代えて凸部等の他のガイド手段を左右の側壁部14の上下方向中間部に形成した構成とても良い。
また、上記各実施形態では、仕切部材を仕切板30またはカップホルダ50を取付けた仕切板30としたが、これらに代えて、カードホルダ、携帯電話ホルダ等の他の部材を仕切部材としても良い。
また、コンソールボックス10の左右の側壁部14に形成する凸部20、22を、車体前後方向に沿った異なる位置に複数形成した構成としても良い。
また、凸部20、22の車幅方向から見た各形状は上記各実施形態の形状に限定されず、円形、楕円形等の他の形状としても良い。
また、上記各実施形態では、その長手方向が車体前後方向に沿って配置されたコンソールボックス10において仕切板30を車体前後方向(係合方向)に沿って移動する構成について説明したが、コンソールボックス10の長手方向及び仕切板30の係合方向(移動方向)は、車幅方向等の他の方向でも良い。
また、上記各実施形態では、図7(D)に示される如く、仕切板30を下方へ移動させることで、コンソールボックス10の凸部20、22に仕切板30の凹部32が係合する構成としたが、これに代えて、仕切板30を車体前後方向へ移動するのみでコンソールボックス10の凸部に仕切板30の凹部が係合する構成としても良い。
また、上記各実施形態では、その長手方向が車体前後方向に沿って配置されたコンソールボックス10において仕切板30を車体前後方向(係合方向)に沿って移動する構成について説明したが、コンソールボックス10の長手方向及び仕切板30の係合方向(移動方向)は、車幅方向等の他の方向でも良い。
また、コンソールボックス10以外の車両用収納箱に本発明の車両用収納箱を適用しても良い。
本発明の第1実施形態に係る車両用収納箱を示す車体斜め後方から見た斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る車両用収納箱の取付手順を示す車体斜め後方から見た斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る車両用収納箱の仕切板を示す側面図である。 図2の4−4線に沿った拡大断面図である。 図1の5−5線に沿った拡大断面図である。 図5の6−6線に沿った断面図である。 (A)〜(D)は本発明の第1実施形態に係る車両用収納箱の取付手順をを示す図5の7−7線に沿った概略断面図である。 本発明の第2実施形態に係る車両用収納箱を示す車体斜め後方から見た斜視図である。
符号の説明
10 コンソールボックス(車両用収納箱)
14 コンソールボックスの側壁部
18 コンソールボックスのフランジ(ガイド手段)
20 凸部(係合手段)
20B 凸部の縦壁部(移動阻止部)
22 凸部(係合手段)
22B 凸部の縦壁部(移動阻止部)
30 仕切板(仕切部材)
32 凹部(係合手段)
32A 凹部の底部
34 枠状壁部
34A 枠状壁部の上壁部
34B 枠状壁部の前壁部(移動阻止部)
34C 枠状壁部の後壁部(移動阻止部)
34D 枠状壁部の開口部
36 枠状壁部の切欠
38 枠状壁部の切欠
40 爪

Claims (4)

  1. 対向する側壁部を有する収納部内に仕切部材を取付ける車両用収納箱であって、
    前記収納部に形成され前記仕切部材を係合方向へガイドするガイド手段と、
    前記側壁部と前記仕切部材とに形成され、前記ガイド手段に沿って係合方向へ移動された前記仕切部材を前記側壁部に係合させる係合手段と、
    を有することを特徴とする車両用収納箱。
  2. 前記ガイド手段は、前記側壁部に突出形成された前記係合手段より前記収納部の開口側であって前記係合方向に連続的に設けられ、前記係合手段より前記収納部の内側方向へ突出していることを特徴とする請求項1に記載の車両用収納箱。
  3. 前記係合手段は、前記側壁部に形成された凸部と、前記仕切部材に形成され前記凸部とに係合する凹部と、であることを特徴とする請求項1、2の何れか1項に記載の車両用収納箱。
  4. 前記凸部と凹部とは、係合位置において前記仕切部材の前記係合方向及び前記係合方向と反対方向の移動を阻止する移動阻止部を有することを特徴とする請求項3に記載の車両用収納箱。
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