JP2006272453A - 溶接条件管理端末及び溶接条件管理システム - Google Patents

溶接条件管理端末及び溶接条件管理システム Download PDF

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Abstract

【課題】 配管の溶接個所と、その溶接条件を対応付けて把握することができる溶接条件管理端末及びシステムを提供する。
【解決手段】 溶接条件管理端末100の識別情報読み取り部120が、溶接テストに用いられるテストピースに付与されたテスト識別情報を読み取り、溶接条件書き込み部151が、溶接テストの際の溶接条件情報とを対応付けてメモリ110に書き込む。溶接条件読み出し部152が、溶接条件情報をメモリ110から読み出し、出力部140に出力させる。識別情報読み取り部120が、溶接条件情報に従って溶接された配管の溶接個所に付与された溶接個所識別情報を読み取り、溶接施工管理情報書き込み部153が、溶接個所識別情報と、テスト識別情報を含む溶接施工管理情報とを対応付けてメモリ110に書き込む。溶接施工管理情報読み出し部154が、溶接施工管理情報をメモリ110から読み出し、出力部140に出力させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、配管の溶接条件を管理する溶接条件管理端末及びシステムに関する。
半導体を製造する過程では特殊なガスが必要となる。このため、半導体製造工場においては、工場内に置かれたガス供給源から半導体製造装置までガスを供給するための配管施工がされている。ここで、半導体製造は、半導体の不良の原因となる塵埃(パーティクル)を防ぐため、クリーンルームで行われており、供給源(ボンベ、液化貯槽タンク)内のガスにおいてもパーティクルの有無を検査し、純度管理を行っている。
ここで、前述の配管施工の際には、定尺4mの管を突合せTIG(タングステン・イナートガス)溶接を行う。その際、溶接個所にかかる外面からの熱が少なすぎると、配管内面まで溶融せずに隙間が生じて塵埃が堆積し、ガスの供給と共にパーティクルが半導体製造装置に同伴されてしまう。一方、熱をかけ過ぎると、配管内面まで溶融して溶接金属が配管内壁面に達し、ヒュームと呼ばれる金属粉が発生する。即ち、半導体製造装置に供給する配管の施工が悪いと、ガスが汚染されてしまうことになる。このような問題が発生しない溶接条件を設定するためには、配管内面に生じる裏波(溶接により配管内面に残る溶接痕(配管が溶融した部分))の幅を見て確認する必要があるが、実際に工場に敷設された配管では、その内面を見る事ができないため、ダミーの配管材(以下、テストピースという)を用いる。
従来においては、テストピースを溶接して内面を確認しながら溶接の条件(電圧、電流、配管材質等)を決定し、その条件を満たすように本溶接を行っていた。図9は、テストピース作成を説明する図である。溶接前の配管材500a、500bの接合部に自動溶接機600のクランプヘッドを取り付け、これに所望の溶接条件を入力して溶接し、テストピース500を作成する。テストピースは、裏波503が確認できるように展開する。図10は、テストピースの配管内壁502を示す図であり、作業者はこれを見て溶接結果を確認する。このテストピースは、10年間程度、配管施工会社に保存され管理される。
特許文献1には、溶接前の開先(配管端面の状況)や、溶接後の被破壊検査等の結果のデータをコンピュータに読み取らせる方法が記載されている。
特許第3000539号公報
しかしながら、上述した方法では、仮に施工当時には最適な溶接条件だと思われても、その後の技術発展に伴い、更に良い条件が見つかった、又は、使用ガスの性質等、一定の条件が揃った場合に劣化し易くなるようなことが判明した場合、どこの顧客のどのラインが該当するか判明することができず、配管施工をやり直して改善することができないという問題があった。
この発明は上記の点を鑑みてなされたもので、配管の溶接個所と、その溶接条件を対応付けて把握することができる溶接条件管理端末及びシステムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1の発明は、溶接テストに用いられるテスト用配管材に貼付されたテスト識別情報を読み取るテスト識別情報読み取り手段と、ユーザが溶接テストの際の溶接条件情報を入力する溶接条件情報入力手段と、前記テスト識別情報読み取り手段が読み取ったテスト識別情報と前記入力手段によって入力された溶接条件情報とを対応付けて溶接条件情報記憶手段に書き込む溶接条件情報書き込み手段と、前記溶接条件情報記憶手段内の溶接条件情報を読み出し表示手段に出力する溶接条件情報出力手段と、配管の溶接個所に貼付された溶接個所識別情報を読み取る溶接個所識別情報読み取り手段と、ユーザが前記テスト識別情報を含む溶接施工管理情報を入力する溶接施工管理情報入力手段と、前記溶接個所識別情報読み取り手段が読み取った溶接個所識別情報と、前記溶接施工管理情報とを対応付けて溶接施工管理情報記憶手段に書き込む溶接施工管理情報書き込み手段と、前記溶接施工管理情報記憶手段内の溶接施工管理情報を読み出し前記表示手段に出力する溶接施工管理情報出力手段とを具備することを特徴とする溶接条件管理端末である。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記溶接施工管理情報書き込み手段は、前記溶接条件情報に従って溶接された配管の溶接個所に固有な情報と、前記テスト識別情報とを含む溶接施工管理情報を前記溶接施工管理情報記憶手段に書き込むことを特徴とする。
また、請求項3の発明は、溶接条件管理端末と、管理サーバとを有する溶接条件管理システムにおいて、前記溶接条件管理端末は、溶接テストに用いられるテスト用配管材に貼付されたテスト識別情報を読み取るテスト識別情報読み取り手段と、ユーザが溶接テストの際の溶接条件情報を入力する溶接条件情報入力手段と、前記テスト識別情報読み取り手段が読み取ったテスト識別情報と前記入力手段によって入力された溶接条件情報とを対応付けて端末側溶接条件情報記憶手段に書き込む溶接条件情報書き込み手段と、前記端末側溶接条件情報記憶手段内の溶接条件情報を読み出し表示手段に出力する溶接条件情報出力手段と、前記端末側溶接条件情報記憶手段内の前記溶接条件情報を前記管理サーバに送信する端末側溶接条件情報送信手段と、前記管理サーバから前記溶接条件情報を受信して前記端末側溶接条件記憶手段に格納する端末側溶接条件情報受信手段と、配管の溶接個所に貼付された溶接個所識別情報を読み取る溶接個所識別情報読み取り手段と、ユーザが前記テスト識別情報を含む溶接施工管理情報を入力する溶接施工管理情報入力手段と、前記溶接個所識別情報読み取り手段が読み取った溶接個所識別情報と、前記溶接施工管理情報とを対応付けて端末側溶接施工管理情報記憶手段に書き込む溶接施工管理情報書き込み手段と、前記端末側溶接施工管理情報記憶手段内の溶接施工管理情報を読み出し前記表示手段に出力する溶接施工管理情報出力手段と、前記端末側溶接施工管理情報記憶手段内の前記溶接施工管理情報を前記管理サーバに送信する端末側溶接施工管理情報送信手段と、前記管理サーバから前記溶接施工管理情報を受信して前記端末側溶接施工管理情報記憶手段に格納する端末側溶接施工管理情報受信手段とを具備し、前記管理サーバは、前記溶接条件管理端末によって送信される溶接条件情報を受信してサーバ側溶接条件情報記憶手段に格納するサーバ側溶接条件情報受信手段と、前記サーバ側溶接条件情報記憶手段内に格納された前記溶接条件情報を前記溶接条件管理端末からの要求を受けて前記溶接条件管理端末に送信するサーバ側溶接条件情報送信手段と、前記溶接条件管理端末によって送信される溶接施工管理情報を受信してサーバ側溶接施工管理情報記憶手段に格納するサーバ側溶接施工管理情報受信手段と、前記サーバ側溶接施工管理情報記憶手段内に格納された前記溶接施工管理情報を前記溶接条件管理端末に送信するサーバ側溶接施工管理情報送信手段とを具備することを特徴とする溶接条件管理システムである。
請求項1の発明によれば、溶接テストに用いられるテスト用配管材に付与されたテスト識別情報を読み取り、溶接テストの際の溶接条件情報と対応付けて記憶手段に書き込み、書き込んだ溶接条件情報を記憶手段から読み出して出力し、溶接条件情報に従って溶接された配管の溶接個所に付与された溶接個所識別情報を読み取り、テスト識別情報を含む溶接施工管理情報と対応付けて記憶手段に書き込み、溶接施工管理情報を記憶手段から読み出して出力するので、配管の溶接個所と、その溶接条件を対応付けて把握することができる。そのため、溶接条件で溶接されたテスト配管材の品質管理を行うことで、追加処置が必要な溶接個所を特定することが可能となり、溶接施工の品質管理を容易に行える。
また、請求項2の発明によれば、溶接個所の固有な情報を格納することができるので、様々な溶接状況を把握することが可能となる。そのため、溶接施工の品質管理を詳細に行える。
また、請求項3の発明によれば、複数のユーザが、溶接条件を共有することができる。また、溶接条件情報及び溶接施工管理情報に修正が必要な場合に、管理サーバの各情報を修正することで、修正内容を共有することができるため、最新の情報を得ることができる。
図2は、本実施形態による溶接条件管理システムの全体図である。この溶接条件管理システムは、半導体工場における配管の各溶接個所の状態を把握するシステムである。100は、溶接条件管理端末であり、通信I/F(Interface)200(端末側溶接条件情報送信手段、端末側溶接条件情報受信手段、端末側溶接施工管理情報送信手段、端末側溶接施工管理情報受信手段)に接続することで、ネットワークNを経由して管理サーバ300に接続する。400は、ネットワークNを経由して管理サーバ300と接続する出力装置である。ここで、溶接条件管理端末100は複数存在し、配管の溶接を行う複数の作業者及び検査を行う複数の検査者によって所持されている。
図1は、溶接条件管理端末100の構成図である。110は、溶接条件情報と溶接施工管理情報を記憶するメモリ(端末側溶接条件情報記憶手段、端末側溶接施工管理情報記憶手段)である。
ここで、溶接条件情報とは、実際に工場に配管する前に、溶接テスト用配管材(以下、テストピースという)を用いて行う溶接テストで決定した、電圧・電流、溶接時の日付、気温、時間帯(AM・PM等)等を含むデータを指す。工場の配管時には、この溶接条件を自動溶接機に設定して行う。図3(a)の四角形で囲まれた部分301は、自動溶接機の設定面を図示したものである。溶接を行う作業者は、この表の空欄部分の設定値を何度か変化させて溶接テストを行い、最適な設定値を溶接条件として格納させる。ところで、溶接の際、溶接個所は、重力の影響を受けて溶融する。溶接個所の断面における位置毎に溶接条件を変えなかった場合、配管の天面部分では配管内面方向に撓み、底面部分では配管外方向に撓むことが、一般的に知られている。半導体工場における配管施工においては、この影響を少なくするため、配管の断面を1/4ずつ分割(図3(b)の配管断面図302におけるLEVEL1〜4)し、図3(a)の囲み部分303に示すように1/4分割部分毎に異なる設定値を用いて溶接する。そのため、メモリ110に格納される溶接条件情報は、上記のような1/4分割部分毎の設定値が含まれる。
また、溶接施工管理情報とは、配管の溶接時に従った溶接条件に対応するテストピースに付与された識別情報(以下、テスト識別情報という)、溶接作業者名、溶接検査者名、溶接日等を示すデータが、配管の溶接個所に付与された識別情報(以下、溶接個所識別情報という)毎に、格納されたデータを指す。図4に、溶接施工管理情報の内容を示す。本図中の“溶接個所”欄内の“TP−No.”欄に書かれた番号は、テスト識別情報である。
図1における120は、バーコード読み取り装置によって構成される識別情報読み取り部(テスト識別情報読み取り手段、溶接個所識別情報読み取り手段)である。130は、ファンクションキー、カーソルキーで構成される入力部である。140は、液晶ディスプレイで構成される出力部(溶接条件情報出力手段、溶接施工管理情報出力手段)である。160は、コネクタで構成される接続機構(端末側溶接条件情報送信手段、端末側溶接条件情報受信手段、端末側溶接施工管理情報送信手段、端末側溶接施工管理情報受信手段)である。
150は、溶接条件管理端末100を統括して制御する制御部である。151は、識別情報読み取り部120によって読み取られた識別情報が、テスト識別情報である場合、そのテスト識別情報と溶接条件情報とを対応付けてメモリ110に書き込む溶接条件書き込み部である。
152は、メモリ110内の溶接条件情報を読み出す溶接条件読み出し部(溶接条件情報出力手段)である。153は、識別情報読み取り部120によって読み取られた識別情報が溶接個所識別情報である場合、その溶接個所識別情報と、前述の溶接施工管理情報とを対応付けてメモリ110に書き込む溶接施工管理情報書き込み部である。154は、メモリ110内の溶接施工管理情報を読み出す溶接施工管理情報読み出し部(溶接施工管理情報出力手段)である。
次に、通信I/F200について説明する。通信I/F200は、溶接条件管理端末100と接続する機構を持ち、ネットワークNに接続する。
次に、管理サーバ300について説明する。図5は、管理サーバ300の構成図である。310は、溶接条件管理端末100から送信される溶接条件情報、及び溶接施工管理情報を格納し、また、予めサブデータファイルを格納しているメモリ(サーバ側溶接条件情報記憶手段、サーバ側溶接施工管理情報記憶手段)である。ここで、サブデータファイルとは、溶接条件、或いは溶接施工管理情報の各項目の候補となるデータを、項目毎に格納するファイルを指す。例えば、配管材質のサブデータファイルには、配管材質名(材質A、材質B…等)が格納されている。330は、キーボード、マウス等で構成される入力部である。340は、CRT(Cathode Ray Tube)等で構成される出力部である。360は、ネットワークNに接続する通信I/Fである。
350は、管理サーバ300を統括して制御する制御部である。351は、溶接条件管理端末100によって送信される溶接条件情報と溶接施工管理情報とを受信してメモリ310に格納する端末情報受信部(サーバ側溶接条件情報受信手段、サーバ側溶接施工管理情報受信手段)である。352は、メモリ310内に格納された溶接条件情報と溶接施工管理情報とを溶接条件管理端末100に送信する端末情報送信部(サーバ側溶接条件情報送信手段、サーバ側溶接施工管理情報送信手段)である。
次に、出力装置400について説明する。出力装置400は、管理サーバ300に接続される印刷装置等で構成される。
ここで、上記の溶接条件管理端末100及び管理サーバ300は、CPU(中央演算装置)(図示せず)を実装しており、それぞれの各制御部が含む上述した各機能を実現するプログラム(図示せず)をメモリ110上にロードして実行することで実現する。
なお、上記の各機能は、専用のハードウェアを用いて実現されても良い。
次に、テストピース作成時の溶接条件と配管時の溶接施工管理情報とを対応付けて記憶する動作を説明する。
図6は、溶接条件管理端末100が、テスト識別情報と溶接条件、及び、溶接個所識別情報と溶接施工管理情報を格納する動作を示すフローチャートである。まず、管理サーバ300を管理するサーバ管理者は、作業者から溶接条件管理端末100を受け取り、通信I/F200に接続する。次いで、管理サーバ300の入力部330から、メモリ310内のサブデータファイルを溶接条件管理端末100に送信するよう要求する。これを受けて、管理サーバ300の制御部350は、メモリ310からサブデータファイルを読み出し、通信I/F360を制御して、溶接条件管理端末100に送信する。溶接条件管理端末100の制御部150は、ネットワークNを介して接続機構160からサブデータファイルを受信する。
以下では、作業者が、テストピースを作成し、その溶接条件を登録する動作を説明する。作業者は、2つの配管材を溶接したテストピースを作成し、最適な溶接条件を決定する。図7は、バーコードシール501が貼付されたテストピース500の説明図である。テストピース500は、2本の配管材500a、500bを溶接個所Pで溶接し、裏波503を確認できるように展開し、配管施工会社で保管するためのものである。作業者は、これらを溶接した後、バーコード表記されたテスト識別情報が印刷されたシール501を、図7のように溶接個所Pからずれたテストピース500の外壁上に貼る。ここで、このテスト識別情報を印刷したシールは、同じテスト識別情報を持つシールが存在しないように予め作成しておく。また、素材には、例えば、表面がペット素材、裏面にアルミ蒸着のものを用いる。
その後、作業者が、溶接条件管理端末100を起動させると、溶接条件管理端末100の制御部150は、タイトル画面を出力部140に表示させ(ステップS1)た後に、メモリ110を参照して、サブデータファイルがあるか否か検索する(ステップS2)。ステップS2の検索の結果、溶接条件の入力項目の中で、メモリ110にサブデータファイルの一部が存在しない場合、溶接条件管理端末100の制御部150は、“○○データが登録されていません”等と出力部140にエラー表示をさせる(ステップS3)。作業者はこの表示を見て、溶接条件管理端末100を通信I/F200に接続し、管理サーバ300の入力部330から、不足しているサブデータファイルを溶接条件管理端末100へ送信するよう要求する。管理サーバ300の制御部350は、これを受けて、メモリ310からサブデータファイルを読み出し、通信I/F360を介して溶接条件管理端末100に送信する。溶接条件管理端末100の制御部150は、このサブデータファイルを接続機構160から受信すると、メモリ110に格納する。なお、ステップS2のサブデータファイルの検索の動作は無くても良い。
一方、ステップS2の検索の結果、溶接条件の入力項目のサブデータファイルが全て存在した場合、制御部150は、バーコードの読み込みを開始するか、メモリ110内のデータを参照するかの選択ボタンを示すメニュー画面を、出力部140に表示させ(ステップS4)、入力部130からの入力待ちを行う。入力待ちの際に、入力部130から、バーコード読み込みの選択ボタンが押下された場合、制御部150は、識別情報読み取り部120からの入力待ちを行う。その後、作業者は、図7に示すように、テストピース500のバーコードを溶接条件管理端末100の識別情報読み取り部120から読み取らせる。制御部150は、識別情報読み取り部120からバーコードが入力されると、メモリ110を参照して、入力されたバーコードの示すテスト識別情報が登録済みか否か、即ち、テスト識別情報がメモリ110に存在するか否か判断する(ステップS5)。登録済みでなかった場合、即ち、入力されたテスト識別情報がメモリ110に存在しなかった場合、制御部150は、新規登録用画面を表示し、テストピース500の溶接条件情報登録か、配管の溶接個所の溶接施工管理情報登録かの選択画面を出力部140に表示し(ステップS6)、入力部130からの入力待ちをする。作業者は、出力部140の表示を見て、テストピース500の溶接条件情報登録を入力部130から選択する。溶接条件管理端末100の制御部150は、入力部130からの入力データを受け付け、選択内容を判定する(ステップS7)。そして、制御部150は、入力データがテストピース500の溶接条件情報登録を示すと判定すると、テストピース用新規登録画面を出力部140に表示させ(ステップS8)、溶接条件情報の入力待ちをする。
この場合、制御部150が、前述の溶接条件の各項目の入力欄を出力部140に表示させる。作業者が、入力部130から、出力部140に表示された溶接条件の項目の入力欄の一つを選択すると、制御部150は、その項目に対応するサブデータファイルをメモリ110から読み出し、このサブデータファイルに格納されている選択項目を出力部140に表示させる。なお、この処理は無くても良い。そして、作業者は、出力部140の表示を見て、テストピース500に関する溶接条件情報を入力部130から入力し、入力部130の登録ボタンを押下する。
溶接条件管理端末100の溶接条件書き込み部151は、入力部130から溶接条件情報と登録要求を受け付けると、ステップS5で受け付けたテスト識別情報と対応付けて登録、即ち、メモリ110に格納する(ステップS9)。次いで、制御部150は、出力部140に、テストピース500の溶接条件情報の登録を続けて行うかの問い合わせを表示させる。作業者は、出力部130の表示を見て、所望の入力を入力部130から行う。制御部150は、入力部130から受け付ける入力データが、登録を続けて行う要求であるか否かを判定する(ステップS10)。入力データが登録を続けて行う要求である場合、ステップS8に遷移して処理を繰り返す。一方、入力データが登録を続けて行う要求でない場合、処理を終了する。
以下では、溶接情報を管理サーバ300へ格納し、その後、管理サーバ300から他の溶接条件管理端末100に溶接条件を送信して共有する動作を説明する。サーバ管理者は、テストピースを作成した作業者から、溶接条件管理端末100を受け取って通信I/F200に接続する。そして、管理サーバ300の入力部330から、溶接条件管理端末100に格納された溶接条件情報を読み出す要求をする。管理サーバ300の端末情報受信部351は、通信I/F360を制御し、溶接条件管理端末100に対して溶接条件情報を要求する。溶接条件管理端末100の制御部150がこれを受信すると、溶接条件読み出し部152が、メモリ110から溶接条件情報を読み出し、管理サーバ300に送信する。管理サーバ300の端末情報受信部351は、受信した溶接条件情報をメモリ310に格納する。
そして、サーバ管理者は、配管溶接を行う複数の作業者から、配管溶接の前にそれぞれの溶接条件管理端末100を受け取って通信I/F200に接続し、管理サーバ300の入力部330から、メモリ310内の溶接条件情報を溶接条件管理端末100に送信するよう要求する。管理サーバ300の端末情報送信部352は、メモリ310から溶接条件情報を読み出して、溶接条件管理端末100に送信する。溶接条件管理端末100の制御部150は、受信した溶接条件情報をメモリ110に格納する。その後、サーバ管理者は、複数の溶接条件管理端末100を同様に管理サーバ300に接続させて上記の処理を繰り返させ、それらを複数の作業員に返却する。
これにより、複数の作業者が、溶接条件を共有することができる。また、溶接条件情報に修正が必要な場合に、管理サーバ300の溶接条件情報を修正することで、修正内容を共有することができる。
次に、作業者が、工場内の配管時の溶接施工管理情報を登録する動作を説明する。作業者は、溶接を始める前に、前述のように溶接条件管理端末100に格納された溶接条件を参照し、それに従って配管の溶接作業を行う。
作業者は、担当の配管場所に応じたテスト識別情報を、テストピースを作成した作業者に問い合わせて調べておく。そして、作業者は、所持している溶接条件管理端末100を起動し、前述のステップS1〜S4の処理を行う。その後、制御部150が、入力待ちを行っている際に、作業者が、入力部130から、データ参照の選択ボタンを押下する。制御部150は、入力部130からデータ参照選択を示す入力データを受けて、メモリ110内に格納されている情報、即ちテスト識別情報の一覧を出力部140に表示させ(ステップS31)、それぞれの欄に選択ボタンを表示させる。作業者が、一覧の中の選択ボタンの一つを入力部130から押下すると、選択されたテスト識別情報に対応する溶接条件情報を読み出し、出力部140に表示させる(ステップS21)。作業者は、表示された溶接条件を視認し、それに従って配管の溶接作業を行う。
作業者は、溶接作業の際には、溶接個所からずれた位置に、図7のテストピースの場合と同様に、溶接個所識別番号を示すバーコードのシールを貼る。ここで、このシールは、同一の溶接個所識別情報を持つシールが存在しないように予め作成しておく。その後、作業者は、入力部130のメニューボタンを押下し、溶接条件管理端末100は、ステップS4に遷移する。そして、配管の溶接個所に貼ったバーコードを、溶接条件管理端末100の識別情報読み取り部120から読み取らせ、制御部150が、入力された識別情報を判定する。その後、ステップS6の選択画面表示を前述と同様に行う。作業者は、出力部140の選択画面の表示を見て、入力部130から溶接個所の溶接施工管理情報の登録を選択する。溶接条件管理端末100の制御部150は、前述のステップS7同様の処理を行い、入力データが溶接個所の溶接施工管理情報の登録を示すデータであると判定する。そして、制御部150は、配管溶接個所用の新規登録画面を出力部140に表示させ(ステップS11)、溶接施工管理情報の入力待ちをする。
この時、前述のステップS8と同様に、制御部150が、前述の溶接施工管理情報の各項目の入力欄を出力部140に表示させ、作業者はこれを視認して、入力部130から入力欄の一つを選択する。制御部150は、その項目に対応するサブデータファイルをメモリ110から読み出し、サブデータファイルに格納されている選択項目を表示させる。なお、この処理は無くても良い。
そして、作業者は、出力部140の表示を見て、テスト識別情報、溶接作業者名、溶接日等の溶接施工管理情報を入力部130から入力し、入力部130の登録ボタンを押下する。
次に、溶接条件管理端末100の溶接施工管理情報書き込み部153は、前述のステップS9と同様に、入力部130から溶接施工管理情報と登録要求を受け付け、ステップS5で受け付けた溶接個所識別情報と対応付けて溶接施工管理情報を登録、即ち、メモリ110に格納する(ステップS12)。その後、制御部150は、前述のステップS10の溶接条件情報に対する処理と同様に、出力部140に、続けて溶接施工管理情報の登録をするかの問い合わせを表示させ、入力部130から受け付ける入力データが登録を続けて行う要求であるか否かを判定する(ステップS13)。入力データが登録を続けて行う要求である場合、ステップS11に遷移して処理を繰り返す。一方、入力データが登録を続けて行う要求でない場合、処理を終了する。
その後、作業者は、他の溶接個所の溶接作業を行う毎に、上記と同様にして、溶接施工管理情報の登録を行う。そして、時間帯等の溶接条件が変わる毎に、テストピース500を作成し、溶接条件管理端末100に新たな溶接条件を入力し、溶接条件管理端末100は新たな溶接条件情報を登録する。作業者は、新たな溶接条件を溶接条件管理端末100に表示させ、それに従って配管を行い、新たな溶接個所の溶接施工管理情報を入力する。溶接条件管理端末100は、新たな溶接施工管理情報を登録する。
その後、サーバ管理者は、複数の作業者からそれぞれの溶接条件管理端末100を受け取ると、通信I/F200に接続して、前述の溶接条件情報を管理サーバ300へ格納する動作と同様に、溶接施工管理情報を管理サーバ300へ格納する。その後、サーバ管理者は、複数の検査者からそれぞれの溶接条件管理端末100を受け取って通信I/F200に接続し、検査者の溶接条件管理端末100それぞれに溶接施工管理情報を格納する。
これにより、複数の作業者と複数の検査者の間で、溶接施工管理情報を共有することができる。また、溶接施工管理情報に修正が必要な場合に、管理サーバ300の溶接施工管理情報を修正することで、修正内容を共有することができる。
次に、溶接条件管理端末100を用いて、検査者が溶接個所を検査し、外観検査データを登録する動作を説明する。
まず、検査者は、所持している溶接条件管理端末100を起動し、前述のステップS1〜S4の処理を行い、入力部130からバーコード読み込みを選択する。その後、検査者は、図7に示すように、溶接個所のバーコードを溶接条件管理端末100の識別情報読み取り部120から読み取らせる。制御部150は、前述のステップS5の処理を同様に行い、メモリ110内に格納されていると判断する。その後、制御部150は、その識別情報が溶接個所識別情報であると判定すると、溶接施工管理情報読み出し部154が、メモリ110から、入力された溶接個所識別情報に対応する溶接施工管理情報を読み出し、出力部140に表示させる(ステップS21)。
ここで、溶接施工管理情報読み出し部154は、出力部140に溶接施工管理情報を表示させると同時に、“外観検査データ参照”ボタンと“外観検査データ入力”ボタンを出力部140に表示させる。検査者は、出力部140の溶接施工管理情報の表示を見た後、“外観検査データ入力”ボタンを入力部130から押下する。溶接条件管理端末100の制御部150は、外観検査データ入力用の画面(例えば、検査項目を表で表した外観検査成績表の画面)と登録ボタンを出力部140に表示させ、外観検査データの入力待ちをする。
そして、検査者は、出力部140の表示を見て、配管の溶接個所の外観検査の結果(例えば、芯ずれの有無等、溶接不良に関連する検査項目の検査結果)と溶接検査者名を入力部130から入力し、登録ボタンを押下する。溶接条件管理端末100の制御部150は、入力部130からの検査結果データと溶接検査者名を受け付けると、溶接個所識別情報と対応付けてメモリ110に格納する。この時、溶接施工管理情報書き込み部154は、入力された溶接検査者名を、同じ溶接個所識別情報に対応付けられた溶接施工管理情報に書き込む。
その後、サーバ管理者は、複数の検査者からそれぞれ溶接条件管理端末100を受け取り、通信I/F200に接続して、検査結果データを管理サーバ300に格納する。次いで、複数の作業者から、それぞれの溶接条件管理端末100を受け取って通信I/F200に接続し、管理サーバ300が、検査結果データを溶接条件管理端末100へ格納する。その後、サーバ管理者は作業者に溶接条件管理端末100を返却する。
これにより、複数の作業者と検査者の間で、溶接施工管理情報を共有することができるため、溶接不良の検査結果が示された溶接個所を、作業者が再度溶接し直すこと等ができる。また、検査結果データに修正が必要な場合に、管理サーバ300の検査結果データを修正することで、修正内容を共有することができる。
以下では、作業者が、検査者の検査の結果、溶接不良であった溶接個所の外観検査データを参照する場合について説明する。作業者は、前述の、検査者が溶接施工管理情報を参照した時と同様に、溶接条件管理端末100を起動し、前述のステップS1〜S4の処理を行い、入力部130からバーコード読み込みを選択する。そして、溶接個所のバーコードを溶接条件管理端末100の識別情報読み取り部120から読み取らせる。溶接条件管理端末100の制御部150は、前述のステップS5の処理を同様に行い、入力されたバーコードの示す識別情報がメモリ110内に格納されていると判断する。その後、制御部150が、そのバーコードの示す識別情報が溶接個所識別情報であると判定し、溶接施工管理情報読み出し部154が、メモリ110から、入力された溶接個所識別情報に対応する溶接施工管理情報を読み出し、出力部140に表示させる(ステップS21)。図8は、溶接条件管理端末100の出力部140が溶接施工管理情報を表示した結果の一例である。ここで、溶接条件管理端末100の出力部140には、前述の溶接個所識別情報、溶接日、テスト識別情報、溶接作業者名、及び、溶接検査者名がそれぞれ表示されている。また、出力部140には、前述の“外観検査データ参照”ボタンと“外観検査データ入力”ボタンも同時に表示されている。作業者は、この表示を見て、“外観検査データ参照”ボタンを入力部130から押下する。溶接条件管理端末100の制御部150は、該当する溶接個所識別情報の検査結果データをメモリ110から読み出し“OK”ボタンと共に出力部140に表示させる(ステップS22)。作業者は、出力部140の表示を見て、検査結果データを確認する。そして、上記の動作を繰り返し、溶接不良が記された検査結果データを視認すると、再度溶接を行う。その後、“OK”ボタンを入力部130から押下する。溶接条件管理端末100の制御部150は、これを受けて、処理を終了する。なお、この時、溶接条件管理端末100が、前述のステップS21に遷移し、溶接施工管理情報を表示すると同時に編集ボタンを表示させて、作業者から編集ボタンが押下され、新たに溶接施工管理情報が入力された時に溶接施工管理情報を書き換えても良い。
その後、管理サーバ300に格納された溶接条件情報、溶接施工管理情報、及び検査結果データを、出力装置400に出力させる。この際、例えば、管理サーバ300の制御部350が、溶接条件情報、溶接施工管理情報、及び検査結果データを所定のフォーマットで出力させる。これにより、作業報告書や、ISO(International Organization for Standardization)規格の要求事項に合わせた文書等を作成することが可能となり、作業者の作業が軽減される。
このように、溶接テストに用いられるテストピースに付与されたテスト識別情報を読み取り、この識別情報とテストピースの溶接条件情報とを対応付けてメモリ110に書き込み、書き込まれた溶接条件情報を出力部140に表示し、溶接条件情報に従って溶接された配管の溶接個所に付与された溶接個所識別情報を読み取り、この溶接個所識別情報とテスト識別情報を含む溶接施工管理情報とを対応付けてメモリ110に書き込み、書き込まれた溶接施工管理情報を出力部140に表示するので、配管の溶接個所と、その溶接時の溶接条件を対応付けて把握することができる。これにより、施工当時には最適な溶接条件だと思われても、その後の技術発展に伴い、更に良い条件が見つかった、又は、使用ガスの性質等、一定の条件が揃った場合に劣化し易くなるようなことが判明した場合、どこの顧客のどのラインが該当するか判明することができるため、配管施工をやり直して改善することができ、配管施工の品質を保証することができる。
また、溶接施工管理情報内に、配管溶接時の固有な情報を格納するため、様々な溶接状況を把握することが可能となる。
なお、上述の実施形態において、溶接条件情報、溶接施工管理情報、検査結果データを管理サーバ300に格納したが、格納せず、溶接条件管理端末100をスタンドアローンで動作させても良い。
以上、この発明の実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
本発明の一実施形態における溶接条件管理端末の構成図である。 同実施形態による溶接条件管理システムの全体図である。 同実施形態における、(a)自動溶接機の設定面を示す図、及び(b)配管断面図である。 同実施形態における、溶接施工管理情報の内容を示す図である。 同実施形態に用いられる、管理サーバの構成図である。 同実施形態における、溶接条件管理端末が、テスト識別情報と溶接条件、及び、溶接個所識別情報と溶接施工管理情報を格納する動作を示すフローチャートである。 同実施形態における、バーコードシールが貼付されたテストピースの説明図である。 同実施形態における、溶接条件管理端末の出力部が溶接施工管理情報を表示した一例を示す図である。 従来における、テストピース作製の説明図である。 従来における、テストピースの配管内壁を示す図である。
符号の説明
100…溶接条件管理端末
110…メモリ
120…識別情報読み取り部
130…入力部
140…出力部
150…制御部
151…溶接条件書き込み部
152…溶接条件読み出し部
153…溶接施工管理情報書き込み部
154…溶接施工管理情報読み出し部
160…接続機構
200…通信I/F
300…管理サーバ
310…メモリ
330…入力部
340…出力部
350…制御部
351…端末情報受信部
352…端末情報送信部
360…通信I/F
400…出力装置
500…テストピース
500a…配管材
500b…配管材
501…バーコード表記されたテスト識別情報が印刷されたシール
600…自動溶接機
N…ネットワーク

Claims (3)

  1. 溶接テストに用いられるテスト用配管材に貼付されたテスト識別情報を読み取るテスト識別情報読み取り手段と、
    ユーザが溶接テストの際の溶接条件情報を入力する溶接条件情報入力手段と、
    前記テスト識別情報読み取り手段が読み取ったテスト識別情報と前記入力手段によって入力された溶接条件情報とを対応付けて溶接条件情報記憶手段に書き込む溶接条件情報書き込み手段と、
    前記溶接条件情報記憶手段内の溶接条件情報を読み出し表示手段に出力する溶接条件情報出力手段と、
    配管の溶接個所に貼付された溶接個所識別情報を読み取る溶接個所識別情報読み取り手段と、
    ユーザが前記テスト識別情報を含む溶接施工管理情報を入力する溶接施工管理情報入力手段と、
    前記溶接個所識別情報読み取り手段が読み取った溶接個所識別情報と、前記溶接施工管理情報とを対応付けて溶接施工管理情報記憶手段に書き込む溶接施工管理情報書き込み手段と、
    前記溶接施工管理情報記憶手段内の溶接施工管理情報を読み出し前記表示手段に出力する溶接施工管理情報出力手段と、
    を具備することを特徴とする溶接条件管理端末。
  2. 前記溶接施工管理情報書き込み手段は、前記溶接条件情報に従って溶接された配管の溶接個所に固有な情報と、前記テスト識別情報とを含む溶接施工管理情報を前記溶接施工管理情報記憶手段に書き込むことを特徴とする請求項1に記載の溶接条件管理端末。
  3. 溶接条件管理端末と、管理サーバとを有する溶接条件管理システムにおいて、
    前記溶接条件管理端末は、
    溶接テストに用いられるテスト用配管材に貼付されたテスト識別情報を読み取るテスト識別情報読み取り手段と、
    ユーザが溶接テストの際の溶接条件情報を入力する溶接条件情報入力手段と、
    前記テスト識別情報読み取り手段が読み取ったテスト識別情報と前記入力手段によって入力された溶接条件情報とを対応付けて端末側溶接条件情報記憶手段に書き込む溶接条件情報書き込み手段と、
    前記端末側溶接条件情報記憶手段内の溶接条件情報を読み出し表示手段に出力する溶接条件情報出力手段と、
    前記端末側溶接条件情報記憶手段内の前記溶接条件情報を前記管理サーバに送信する端末側溶接条件情報送信手段と、
    前記管理サーバから前記溶接条件情報を受信して前記端末側溶接条件記憶手段に格納する端末側溶接条件情報受信手段と、
    配管の溶接個所に貼付された溶接個所識別情報を読み取る溶接個所識別情報読み取り手段と、
    ユーザが前記テスト識別情報を含む溶接施工管理情報を入力する溶接施工管理情報入力手段と、
    前記溶接個所識別情報読み取り手段が読み取った溶接個所識別情報と、前記溶接施工管理情報とを対応付けて端末側溶接施工管理情報記憶手段に書き込む溶接施工管理情報書き込み手段と、
    前記端末側溶接施工管理情報記憶手段内の溶接施工管理情報を読み出し前記表示手段に出力する溶接施工管理情報出力手段と、
    前記端末側溶接施工管理情報記憶手段内の前記溶接施工管理情報を前記管理サーバに送信する端末側溶接施工管理情報送信手段と、
    前記管理サーバから前記溶接施工管理情報を受信して前記端末側溶接施工管理情報記憶手段に格納する端末側溶接施工管理情報受信手段と、
    を具備し、
    前記管理サーバは、
    前記溶接条件管理端末によって送信される溶接条件情報を受信してサーバ側溶接条件情報記憶手段に格納するサーバ側溶接条件情報受信手段と、
    前記サーバ側溶接条件情報記憶手段内に格納された前記溶接条件情報を前記溶接条件管理端末からの要求を受けて前記溶接条件管理端末に送信するサーバ側溶接条件情報送信手段と、
    前記溶接条件管理端末によって送信される溶接施工管理情報を受信してサーバ側溶接施工管理情報記憶手段に格納するサーバ側溶接施工管理情報受信手段と、
    前記サーバ側溶接施工管理情報記憶手段内に格納された前記溶接施工管理情報を前記溶接条件管理端末に送信するサーバ側溶接施工管理情報送信手段と、
    を具備することを特徴とする溶接条件管理システム。

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