JP2006271690A - ペン型液体塗布具 - Google Patents

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雅人 三木
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Abstract

【課題】塗布液の吐き出し量が多く、しかも塗布部に適量の塗布液を保持することのできるペン型液体塗布具を提供する。
【解決手段】内部に塗布液を保持する筒状本体の先端部に、多数本のブラシ毛(第1および第2ブラシ毛20,21)で構成される筆先部6を設け、この筆先部6が、その外周面に突起21aがブラシ毛の軸心方向に沿って筋状に突設された第2ブラシ毛21を有している。
【選択図】図10

Description

本発明は、アイブロー等の液体化粧料を塗布する液体化粧料塗布具等として用いられるペン型液体塗布具に関するものである。
従来から、アイブロー等の液体化粧料を塗布するために、ペン型の液体化粧料塗布具が用いられている。このような塗布具として、図14に示すような化粧用筆ペンが提案されている。この化粧用筆ペンは、中綿体31を収容した筒状本体32と、この筒状本体32の開口側先端に嵌合したテーパー筒33とを備え、このテーパー筒33の貫挿孔に、多孔質のゴム状弾性体からなる筆ペン状塗布体34を貫挿したものであり、この筆ペン状塗布体34の後端を中綿体31に突き刺すことにより、この中綿体31に含浸させた液体化粧料を筆ペン状塗布体34に吸収してその先端へ浸出するようにしている(例えば、特許文献1参照)。また、上記筆ペン状塗布体34として、多数本のブラシ毛(これら各ブラシ毛は、通常、横断面形状略円形に形成されている)で構成された塗布部を用いることも行われている。
実開平5−21810号公報
しかしながら、多数本のブラシ毛で構成された塗布部を用いたものでは、この塗布部において、横断面形状略円形に形成されたブラシ毛が密集しているため、各ブラシ毛間に生じる隙間が狭すぎて液体化粧料の通過量(すなわち、吐き出し量)が少なくなり、使用を続けるうちに、塗布部の先端がかすれるという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、塗布液の吐き出し量が多く、しかも塗布部に適量の塗布液を保持することのできるペン型液体塗布具の提供をその目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明のペン型液体塗布具は、内部に塗布液を保持する筒状本体の先端部に、多数本のブラシ毛で構成される塗布部を設け、この塗布部が、その外周面に突起がブラシ毛の軸心方向に沿って筋状に突設されたブラシ毛を有しているという構成をとる。
すなわち、本発明のペン型液体塗布具は、多数本のブラシ毛で構成される塗布部が、その外周面に突起がブラシ毛の軸心方向に沿って筋状に突設されたブラシ毛を有している。このように、本発明のペン型液体塗布具では、塗布部を構成する多数本のブラシ毛の一部もしくは全部が、その外周面に突起がブラシ毛の軸心方向に沿って筋状に突設されたブラシ毛からなっているため、隣接するブラシ毛同士間に、上記軸心方向に沿って延びる広い隙間が生じ、上記筒状本体の内部から導出されたのち塗布部に導入された塗布液が、上記隙間を通って塗布部の先端にまで移動しやすくなり、これにより、塗布液の吐き出し量が多くなって、塗布部の先端がかすれることがなくなる。しかも、上記隙間を通る塗布液には、毛細管現象と表面張力とが作用して塗布液を吐き出しすぎることがなく、上記塗布部に適量の塗布液を保持することができる。なお、本発明において、筒状本体の内部に塗布液を保持する手段としては、筒状本体の内部に、塗布液を含浸させた中綿を収容することや、筒状本体の内部空間に塗布液を溜めること等があげられる。
また、上記塗布部が、横断面形状略円形のブラシ毛を有していると、塗布部を構成する多数本のブラシ毛が、その外周面に突起がブラシ毛の軸心方向に沿って筋状に突設されたブラシ毛と、こしの強い横断面形状略円形のブラシ毛とからなる混毛で構成されるため、上記塗布部のこしが強くなり、塗布感触が向上する。
また、上記突起が複数突設され、これら各突起がそれぞれ相対峙するように配設され、かつ上記ブラシ毛の外周面から先端側に向かって窄まる先窄まり状に形成されていると、上記各突起間に形成される凹部により、隣接するブラシ毛同士間に、上記軸心方向に沿って延びる隙間が確実に設けられることになり、塗布液の吐き出し量が確実に多くなるとともに、適量の塗布液が確実に保持される。
つぎに、本発明の実施の形態を図面にもとづいて詳しく説明する。
図1および図2は本発明のペン型液体塗布具の一実施の形態を示している。この実施の形態では、ペン型液体塗布具として、アイブロー等の液体化粧料(塗布液)を塗布する中綿式のペン型液体化粧料塗布具が用いられている。これらの図において、1は円筒形状に形成された合成樹脂製の筒状本体であり、2は上記筒状本体1の一端開口部(奥端側開口部)を栓する合成樹脂製の尾栓である。この尾栓2は、栓部11と、この栓部11から突設される円筒状係合部12とを備えており(図3参照)、この円筒状係合部12が上記筒状本体1の一端部(奥端部)に内嵌している。
3は上記筒状本体1の内周部(のうち、上記一端部よりやや小径に形成された中央小径部分)に周方向に回り止め状に固定される円筒状スペーサーであり、図4および図5に示すように、その外周面にその軸心方向に沿って4本の係合凸条3aが突設されており、これら各係合凸条3aが、上記筒状本体1の内周面に形成される4本の係合溝部13(図3参照)に係合している。4は上記筒状本体1の内周部の中央部分に収容される吸蔵体であり、円柱状に形成された中綿15と、この中綿15の外周面を取り囲む円筒形状のフィルム状外皮16とからなっており(図3参照)、上記中綿15に液体化粧料が含浸されている。
5は略円筒形状に形成された合成樹脂製の保持部であり、図6〜図8に示すように、その外周面には、上記筒状本体1の先端小径部17(図3参照)に内嵌状に係合する円筒状係合部18と、先端側に向かって先窄まり状に形成される円錐台状部分19とが形成されている。上記円筒状係合部18には、その外周面にその軸心方向に沿って4本の係合溝部18aが形成されており、これら各係合溝部18aが、上記筒状本体1の先端小径部17の内周面に形成される4本の係合凸条(図示せず)に係合している。また、上記保持部5の内周面は、上記先端小径部17に対応する部分が、先端側に向かって窄まる円錐台形状に形成されている(図6参照)。
6は上記保持部5に内嵌状に固定される筆先部(塗布部)であり、多数本のブラシ毛20,21で構成されている。上記筆先部6(すなわち、上記各ブラシ毛20,21)の一部は、従来用いられていた横断面形状略円形の第1ブラシ毛20(図10参照)で構成されており、残部は第2ブラシ毛21(その外周面に8条の突起21aが第2ブラシ毛21の軸心方向に沿って、かつ第2ブラシ毛21の全長にわたって筋状に突設されている第2ブラシ毛21)(図9参照)で構成されている。この実施の形態では、上記筆先部6は、50%(本数)の第1ブラシ毛20と50%(本数)の第2ブラシ毛21とで構成されている。また、上記各突起21aはそれぞれ相対峙する状態で形成されており、相対峙する一対の突起21aで挟まれた部分に、なだらかな湾曲面を有する凹部22が形成されている。
7は中継芯であり、上記中綿15に挿入される略円柱形状の第1棒状部23と、上記筆先部6に挿入される(第1棒状部23より小径の)略円柱形状の第2棒状部24とを備えており、上記中綿15に含浸された液体化粧料を第1棒状部23に吸収して第2棒状部24に移行させたのちこの第2棒状部24から筆先部6に供給する作用をする。8は上記筒状本体1の他端部(先端部)を蓋する合成樹脂製のキャップ(図11参照)であり、上記筒状本体1の先端小径部17に外嵌状に係合している。図11において、8aは上記キャップの内周面に円環状に突設された2条の係合突部(図3では、図示せず)であり、上記先端小径部17(図3参照)の外周面に着脱自在に係合している。
上記の構成において、使用時には、キャップ8を筒状本体1から取り外し、筆先部6の先端に保持されている液体化粧料を、顔面等の所望の部分に塗布して化粧をする。このとき、上記筒状本体1内の吸蔵体4の中綿15に含浸された液体化粧料は、中継芯7を介して筆先部6に吸収され、この筆先部6を構成する多数本のブラシ毛20,21の隙間や各凹部22を通って、筆先部6の先端に移行し、筆先部6の先端に供給され補充される。
上記のように、この実施の形態では、筆先部6を構成する多数本のブラシ毛20,21の一部が、横断面形状略円形の第1ブラシ毛20で構成されているとともに、残部が、その外周面に8条の突起21aが突設された第2ブラシ毛21で構成されているため、上記各突起21a間に形成される凹部22等により、隣接するブラシ毛20,21同士間に隙間が生じ、上記液体化粧料が筆先部6の先端まで移動しやすくなり、液体化粧料の吐き出し量が多くなって、筆先部6の先端がかすれることがなくなる。しかも、上記各凹部22を通る塗布液には、毛細管現象と表面張力とが作用して液体化粧料を吐き出しすぎることがなく、上記筆先部6に適量の塗布液が保持される。
図12は本発明のペン型液体塗布具の他の実施の形態に用いる筆先部6を示している。この実施の形態では、上記筆先部6が上記第2ブラシ毛21のみで構成されている。それ以外の部分は上記実施の形態と同様である。また、この実施の形態でも、上記実施の形態と同様の作用・効果を奏する。
なお、上記実施の形態では、ペン型液体塗布具として、中綿式のペン型液体化粧料塗布具を用いているが、これに限定するものではなく、筆記用インキ等の塗布液を塗布する筆記具等を用いてもよい。また、上記実施の形態では、筆先部6を、50%(本数)の第1ブラシ毛20と50%(本数)の第2ブラシ毛21とで構成しているが、第1ブラシ毛20の本数:0〜50%、第2ブラシ毛21の本数:100〜50%(本数)の範囲内であればよい。そして、使用目的により、液体化粧料の吐き出し量,塗布感触等を適宜調整することで、最適な本数を選択することができる。
また、上記実施の形態では、第2ブラシ毛21の外周面に8条の突起21aを突設しているが、1条の突起21aだけを突設してもよいし、複数条の突起21aを突設してもよい。また、第1ブラシ毛20として、横断面形状略多角形や横断面形状略長円等のものを用いてもよい。また、上記筆先部6は、その先端が鋭角となるV字状(すなわち、略円錐形状)に形成されているが(図3参照)、このような筆先部6の形成方法としては、図13に示すように、長さの異なるブラシ毛20,21を束ねる方法や、長さの同じブラシ毛20,21を束ねる方法(この方法では、筆先部6の先端側ほどブラシ毛20,21の密度が濃くなる)等があるが、その方法は限定されない。
また、上記実施の形態において、中綿15,中継芯7としては、アクリル繊維等の各種合成繊維,各種フェルト,木綿等の繊維収束体が用いられ、第1および第2ブラシ毛20,21としては、各種合成繊維,豚毛等の各種のブラシ繊維が用いられる。
本発明のペン型液体塗布具の一実施の形態を示す正面図である。 上記ペン型液体塗布具の分解正面図である。 上記ペン型液体塗布具の要部の断面図である。 円筒状スペーサーの断面図である。 上記円筒状スペーサーの側面図である。 保持部の断面図である。 上記保持部の平面図である。 上記保持部の側面図である。 第2ブラシ毛の断面図である。 筆先部の説明図である。 キャップの断面図である。 本発明のペン型液体塗布具の他の実施の形態に用いる筆先部の説明図である。 筆先部の形成方法を示す説明図である。 従来例を示す断面図である。
符号の説明
6 筆先部
20 第1ブラシ毛
21 第2ブラシ毛
21a 突起

Claims (3)

  1. 内部に塗布液を保持する筒状本体の先端部に、多数本のブラシ毛で構成される塗布部を設け、この塗布部が、その外周面に突起がブラシ毛の軸心方向に沿って筋状に突設されたブラシ毛を有していることを特徴とするペン型液体塗布具。
  2. 上記塗布部が、横断面形状略円形のブラシ毛を有している請求項1記載のペン型液体塗布具。
  3. 上記突起が複数突設され、これら各突起がそれぞれ相対峙するように配設され、かつ上記ブラシ毛の外周面から先端側に向かって窄まる先窄まり状に形成されている請求項1または2記載のペン型液体塗布具。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1148678A (ja) * 1997-07-31 1999-02-23 Pentel Kk 高粘度塗布液用塗布具
JP2003245133A (ja) * 2002-02-22 2003-09-02 Toray Monofilament Co Ltd ブラシ用毛材およびその用途

Patent Citations (2)

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