JP2006270854A - 無線対応型インターホンシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】照度センサが検知した照度に応じて機器の駆動、駆動停止の制御を行うことにより、電力消費を抑制し、それによって、十分な呼出待機時間を得ることのできる無線対応型インターホンシステムを提供する。
【解決手段】無線アダプタ3は、ドアホン子器1とは直接接続されずに、親機2に有線接続され、無線増設親機4は、照度センサ4Aと、無線通信部41と、無線通信制御手段40Aとを備えており、無線通信制御手段40Aは、照度センサ4Aの照度検知信号を判別して、照度が所定閾値未満のときには、無線通信部41を作動させず、照度が所定閾値以上のときには、無線通信部41の作動を開始するようにしている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ドアホン子器とインターホン親機とを信号線で接続し、更に該インターホン親機に無線アダプタを接続して、無線増設親機を付加して構成された、無線対応型インターホンシステムの改良に関する。
この種の無線対応型インターホンシステムは、一戸建住宅などで使用されている。
下記特許文献1は、この種の無線対応型インターホンシステムを開示しており、カメラ付ドアホン子器を2線式信号線で接続したテレビインターホン親機と、このテレビインターホン親機に有線接続された無線アダプタと、この無線アダプタとの間で無線信号の送受をすることにより、テレビインターホン親機との間で信号送受を行うテレビインターホン無線増設親機とで構成されている。
この種のシステムでは、テレビインターホン親機がカメラ付ドアホン子器より呼出を受けた際には、無線アダプタに対して呼出信号を送出し、これを受けた無線アダプタが呼出信号を無線信号としてテレビインターホン無線増設親機に送出することによって、無線増設親機の傍の人が呼出に応える操作を入力すれば無線増設親機でも呼出音出力と、来客映像表示とを行わせるようにしている。
ところで、このようなシステムにおいて、テレビインターホン無線増設親機は、呼出待機時においても、無線アダプタとの間で無線通信を行っている。
すなわち、呼出待機時においては、無線アダプタから間欠的に確認要求信号を送出し、これに対する返信信号がテレビインターホン無線増設親機からあれば、無線アダプタは、テレビインターホン無線増設親機との間で必要な信号の送受を行って通信条件を確立しており、これにより、無線アダプタは、テレビインターホン親機から呼出信号を受信したときには、即座にテレビインターホン無線増設親機に呼出信号を送出できる。
ところが、このような間欠無線通信を行っているため、呼出待機時においても電力が消費され、そのため、乾電池などで駆動する無線増設親機が十分な呼出待機時間を得られないという問題があった。
一方、特許文献2には、光センサにより周辺の明るさを検知して、その明るさに応じて操作パネルの明るさを変化させることで消費電力の省エネを図った印字装置が開示されている。
特開2000−224316公報 特開平7−25111号公報
本発明は、照度センサが検知した照度に応じて機器の駆動、駆動停止の制御を行うことにより、無線増設親機の電力消費を抑制し、それによって、十分な呼出待機時間を得ることのできる無線対応型インターホンシステムを提供することを目的とするものである。
無線対応型インターホンシステムでは、上記のように、呼出待機時においても無線アダプタ、無線増設親機間で間欠通信を行うものであるが、無線増設親機の周辺に人がいない場合には、無線増設親機で呼出に応答する可能性は低く、そのため、呼出待機時に間欠通信を行う必要性は低い。
本発明は、そのような無線増設親機周辺の人の在、不在を、照度センサの計測結果つまり周囲の明るさにより判断させようとするものである。
また、照度センサを利用して無線増設親機の消費電力を抑制することによって、無線増設親機において、間欠通信をより低電力で行うようにすることを、第2の目的とする。
上記第1、第2の目的を達成するために、第1、第2の本発明は、ドアホン子器とインターホン親機とを信号線で接続し、更に該インターホン親機に無線通信部を有した無線アダプタを接続して、無線増設親機を付加して構成された、無線対応型インターホンシステムであって、次のような特徴を有している。
すなわち、第1の本発明である請求項1に記載の無線対応型インターホンシステムでは、無線アダプタは、ドアホン子器とは直接接続されずに、インターホン親機に有線接続され、無線増設親機は、照度センサと、無線通信部と、無線通信制御手段とを備えており、無線通信制御手段は、照度センサの照度検知信号を判別して、照度が所定閾値未満のときには、無線通信部を作動させず、照度が所定閾値以上のときには、無線通信部の作動を開始するようにしている。
第2の本発明である請求項2では、無線アダプタは、ドアホン子器とは接続せずに、親機に有線接続され、かつ、無線アダプタは、無線通信部と、無線アダプタ通信制御手段とを備えるとともに、無線増設親機は、第1の無線通信部と、それよりも消費電力の少ない間欠通信のための第2の無線通信部と、照度センサと、無線増設親機通信制御手段とを備えている。また無線増設親機通信制御手段は、照度センサの照度検知信号を判別して、照度が所定閾値未満のときには、第1、第2の無線通信部を駆動せず、照度が所定閾値以上のときには、第2の無線通信部のみの駆動を開始し、その後は、無線アダプタから上記親機からの呼出信号に基づく通話呼出信号を受けるまでの期間は、第2の無線通信部のみを駆動して、無線アダプタとの間で間欠通信を行う一方、更に、その状態で無線アダプタから通話呼出信号を受けた後は、第2の無線通信部の駆動を停止し、第1の無線通信部の駆動を開始させて、無線アダプタとの間で、無線増設親機が親機を通じてドアホン子器、またはインターホン親機との間での通話を可能にする通信処理を実行する構成とされている。
第1、第2の本発明によれば、無線増設親機に照度センサを設け、照度センサの検知した照度のレベルに応じて、無線増設機に設けた無線通信部の駆動、駆動停止を行うようにしているので、照度が十分に低いときには人が応答する可能性が低いものと判断して、そのときには無線通信部の駆動を停止させて間欠通信や呼出による無線通信を行わないようにしており、その結果、電力消費を抑制させることができ、電池で駆動する無線増設親機の呼出待機時間を十分に確保することができる。
また、第2の本発明である請求項2では、無線アダプタ、無線増設親機の双方が第1の無線通信部と、それよりも消費電力の少ない間欠通信のための第2の無線通信部とを備えているため、間欠通信を行うときには第2の無線通信部で通信を行い、そのため消費電力を抑えることができ、省エネ効果を上げることができる。
以下に、本発明の実施の形態について説明する。なお、本実施の形態においては、無線対応型テレビインターホンシステムに適用した例を示している。
図1は、第1の本発明システムの基本構成の一例を模式的に示す図である。
第1の本発明システムは、テレビインターホン親機2と、テレビインターホン親機2に有線接続されたカメラ付ドアホン子器1と、無線アダプタ3と、テレビインターホン無線増設親機4とを備えている。
ここで、無線アダプタ3は、カメラ付ドアホン子器1とは直接接続されず、テレビインターホン親機2から導出した2線式の信号線Lに接続される。
2線式信号線Lは、2線式平衡ケーブルなどで構成されており、この信号線Lには、音声信号、映像信号、呼出信号を含むシステム制御信号などが周波数多重方式で重畳されたものが伝送される。
第1の本発明では、無線アダプタ3、テレビインターホン無線増設親機4のそれぞれは、無線通信制御を行う通信制御手段30A、40Aと、制御信号、音声信号、映像信号の無線通信を行うための無線通信部31、41とを備えている。
また、テレビインターホン無線増設親機4は、周囲の明るさを計測する照度センサ4Aを設け、後述するように、計測した照度により無線通信部41の駆動と駆動停止を切り換えている。つまり、周囲が暗い場合には、人が存在しないものと想定して、その場合にはテレビインターホン無線増設親機4を利用する可能性が低いと判断し、無線通信を不能にしている。
次に、カメラ付ドアホン子器1からの呼出動作について説明する。
カメラ付ドアホン子器1で呼出があれば、信号線Lの電圧値が変動するので、この変動をテレビインターホン親機2が検知し、呼出を受けたことを認識する。すると、テレビインターホン親機2は呼出音出力などの呼出動作をするとともに、呼出信号を無線アダプタ3に送出する。無線アダプタ3は、呼出信号を受けると、その呼出信号を無線信号の形式で、テレビインターホン無線増設親機4に向けて送出する。なお、本明細書では、この無線信号形式の無線アダプタ3からの呼出信号を通話呼出信号と呼び、テレビインターホン親機2が発する呼出信号と区別している。
呼出動作をしているテレビインターホン親機2で応答があれば、カメラ付ドアホン子器1との間で通話路が形成され通話可能となる。
一方、通話呼出信号を受けたテレビインターホン無線増設親機4も、呼出動作を行って住人を呼び出し、応答があれば、テレビインターホン無線増設親機4とカメラ付ドアホン子器1とで通話路が形成され、通話可能となる。
なお、テレビインターホン親機2、テレビインターホン無線増設親機4で呼出動作がなされると、これらのうちの最初に応答したものと、カメラ付ドアホン子器1との間で通話路が形成される。
また、カメラ付ドアホン子器1の呼出待機時においては、無線アダプタ3とテレビインターホン無線増設親機4との間で無線信号の間欠送受を行って、無線アダプタ3とテレビインターホン無線増設親機4との無線通信条件を確立している。
無線アダプタ3、テレビインターホン無線増設親機4は、それぞれ上記の1つの無線通信部31、41を有した構成によって、呼出による無線通信と呼出待機時の間欠通信の両方が実行される。
図2は、第1の本発明システムの基本構成の一例を示すブロック図である。
カメラ付ドアホン子器1は、信号処理部10、スピーカSPに出力される音声信号のレベルを増幅するスピーカアンプA1、マイクMICより入力された音声信号のレベルを増幅するマイクアンプA2、カメラ11、呼出釦12を備えている。
テレビインターホン親機2は、信号処理部20、スピーカSPに出力される音声信号のレベルを増幅するスピーカアンプA1、マイクMICを通じて入力された音声信号のレベルを増幅するマイクアンプA2、モニタ21、操作釦22を備えている。
無線アダプタ3は、無線アダプタ通信制御手段30Aを有する信号処理部30、アンテナANT1を有する無線通信部31を備えている。
無線通信部31は、テレビインターホン無線増設親機4との間で、音声信号、映像信号の送受を行って、テレビインターホン無線増設親機4とカメラ付ドアホン子器1との通話を可能にするとともに、テレビインターホン親機1からの呼出信号の受信を待機する呼出待機時においては、テレビインターホン無線増設親機4に対して、間欠的に確認要求信号を送出し、これに対する確認返信信号を受信する。
無線アダプタ通信制御手段30Aは、呼出待機時には、無線通信部31より、テレビインターホン無線増設親機4に間欠的に確認要求信号を送出し、確認返信信号を受信すれば、テレビインターホン無線増設親機4がスタンバイ状態にあることを判別し、その状態で、テレビインターホン親機2から呼出信号を受信したときには、無線通信部31より通話呼出信号を送出し、少なくとも、通話に必要な信号の送受を開始する。
テレビインターホン無線増設親機4は、無線増設親機通信制御手段40Aを有する信号処理部40、アンテナANT1を有する無線通信部41、照度センサ4A、スピーカSPに出力される音声信号のレベルを増幅するスピーカアンプA1、マイクMICより入力された音声信号のレベルを増幅するマイクアンプA2、モニタ43、操作釦44を備えている。
無線通信部41は、無線アダプタ3との間で、音声信号、音声信号の送受を行って、テレビインターホン無線増設親機4とカメラ付ドアホン子器1との通話を可能にするとともに、無線アダプタ3からのテレビインターホン親機1からの呼出信号の受信を待機する呼出待機時において、テレビインターホン無線増設親機4から間欠的に送出される確認要求信号を受信し、これに対して返信信号を送出する。
無線増設親機通信制御手段40Aは、呼出待機時には、無線アダプタ3から間欠的に送出される確認要求信号を受信する毎に、確認返信信号を送出する。そして、無線増設親機通信制御手段40Aは、無線アダプタ3から通話呼出信号を受信すると、少なくとも、通話に必要な信号の送受を開始する。
第1の本発明では、テレビインターホン無線増設親機4に設けた照度センサ4Aによって周囲の明るさを判別し、暗いと判断したときには、無線通信部41の駆動を停止させて無線通信不能な状態を維持するようにしている。
すなわち、そのような状態では、テレビインターホン無線増設親機4での呼出による無線通信は不能となるだけでなく、呼出待機時の間欠通信も行わないため、テレビインターホン無線増設親機4の周辺が暗く人が不在であると予想される場合の無駄な間欠通信が停止され、消費電力を抑えることができる。
次に、第1の本発明システムにおける、無線アダプタ3とテレビインターホン無線増設親機4のそれぞれの基本動作について説明する。
図3、図4はそれぞれ、無線アダプタ3、テレビインターホン無線増設親機4の基本動作を示したフローチャートである。
無線アダプタ3は、図3に示すように、電源投入をすれば、無線通信部32を駆動し、呼出待機の状態となる(100、101)。
テレビインターホン親機2から呼出信号を受信しない間は、テレビインターホン無線増設親機4と、無線通信条件を確立させるための間欠通信を行い、テレビインターホン無線増設親機4から確認返信信号を受けると返信フラグをセットし、確認返信信号を受信しないあいだはフラグをリセットしておく(102〜104)。
そして、呼出待機の状態において、テレビインターホン親機2から呼出信号を受信したときには、返信フラグを参照して返信フラグがセットされていなければ、つまり無線通信条件が確立していなければ、テレビインターホン親機2に対して、テレビインターホン無線増設親機4が不在の旨を返信する(102、105、106)。
一方、テレビインターホン親機2から呼出信号を受信したときに、返信フラグがセットされていれば、通話呼出信号を送出してから、テレビインターホン親機2からデータが送信されてくるのを一定時間待ち、その間に無線増設親機4が音声や映像を受信できる状態にあることを確認したうえで、一定時間内にテレビインターホン親機2から映像信号や音声信号を受信すると、テレビインターホン無線増設親機4とで無線通信部31を介した信号の相互通信を行い、テレビインターホン無線増設親機4とカメラ付ドアホン子器1とで通話が開始され、通話が終了すれば、ステップ102の呼出待機状態に戻る(102、105、107〜110)。
また、一定時間内に映像信号や音声信号を受信しなかった場合には、ステップ102の呼出待機状態に戻る(108、111)。
一方、テレビインターホン無線増設親機4は、図4に示すように、電源投入をすれば、照度センサ4Aを作動させ、照度センサ4Aの検知したデータが閾値未満かどうかを判断し、閾値未満であれば無線通信部41の駆動を停止させる(200〜203)。そして、その後も照度センサ4Aによる照度データチェックを繰り返す。
照度センサ4Aの検知データが閾値以上と判断したときは、無線通信部41を駆動し、ついで無線アダプタ3から確認要求信号が送信されてくると確認返信信号を送出し、通話呼出信号が送信されてくるまで、この間欠通信を繰り返す(202、204〜207)。
この間欠通信を繰り返している間でも、照度センサ4Aの検知データが閾値未満になれば、無線通信部41の駆動が停止され(202、203)、テレビインターホン無線増設親機4は休眠状態となる。
無線通信部41が駆動しているときに、無線アダプタ3から通話呼出信号を受けると、呼出音を出力し、それに対する操作による応答を一定時間待ち、応答があれば、無線アダプタ3との間で、無線通信部41を介した信号の相互通信を行い、テレビインターホン無線増設親機4とカメラ付ドアホン子器1とで通話が開始され、通話が終了すれば、ステップ202の呼出待機状態に戻る(207〜211)。
また、一定時間内に映像信号や音声信号を受信しなかった場合には、ステップ202の呼出待機状態に戻る(209、212)。
以上のように、テレビインターホン無線増設親機4に照度センサ4Aを設け、そのセンサ4Aの照度検知データの閾値チェックにより、周囲の明るさを判断して、所定の暗さを判別したときには無線通信部41の駆動を停止させて、テレビインターホン無線増設親機4を休眠状態にしているため、その間は呼出待機時の間欠通信を停止させることができ、その結果、電力消費を抑制することができ、乾電池などで駆動する無線増設親機の呼出待機時間を十分に確保することができる。
図5は、第2の本発明システムの基本構成の一例を模式的に示す図である。
第2の本発明システムは、テレビインターホン親機2と、テレビインターホン親機2に有線接続されたカメラ付ドアホン子器1と、無線アダプタ3と、テレビインターホン無線増設親機4とを備えている。
ここで、無線アダプタ3は、カメラ付ドアホン子器1とは直接接続されず、テレビインターホン親機2から導出した2線式の信号線Lに接続される。
2線式信号線Lは、2線式平衡ケーブルなどで構成されており、この信号線Lには、システムの電源をベースにして、音声信号、映像信号、呼出信号を含むシステム制御信号などが周波数多重方式で重畳されたものが伝送される。なお、映像信号を伝送する同軸ケーブル、制御信号、音声信号、電源を伝送する信号線、電源線で接続したものであってもよい。
第2の本発明では、無線アダプタ3、テレビインターホン無線増設親機4のそれぞれは、無線通信制御を行う通信制御手段30A、40Aと、呼出による制御信号、音声信号、映像信号の無線通信を行うための第1の無線通信部31、41と、呼出待機時に間欠通信を行うための第2の無線通信部32、42とを備えている。
また、テレビインターホン無線増設親機4は、周囲の明るさを計測する照度センサ4Aを設け、後述するように、計測した照度により第1、第2の無線通信部41、42の駆動と駆動停止を切り換えている。つまり、周囲が暗い場合には、人が存在しないものと想定して、その場合にはテレビインターホン無線増設親機4を利用する可能性が低いと判断し、無線通信を不能にしている。
次に、カメラ付ドアホン子器1からの呼出動作について説明する。
カメラ付ドアホン子器1で呼出があれば、信号線Lの電圧値が変動するので、この変動をテレビインターホン親機2が検知し、呼出を受けたことを認識する。すると、テレビインターホン親機2は呼出音出力などの呼出動作をするとともに、呼出信号を無線アダプタ3に送出する。無線アダプタ3は、呼出信号を受けると、第1の無線通信部31がその呼出信号を無線信号の形式で、テレビインターホン無線増設親機4に向けて送出する。なお、この無線信号形式の呼出信号を通話呼出信号という。
呼出動作をしているテレビインターホン親機2で応答があれば、カメラ付ドアホン子器1との間で通話路が形成され通話可能となる。
一方、テレビインターホン無線増設親機4は、第1の無線通信部41で通話呼出信号を受け、呼出動作を行って住人を呼び出し、応答があれば、テレビインターホン無線増設親機4とカメラ付ドアホン子器1とで通話路が形成され、通話可能となる。
なお、テレビインターホン親機2、テレビインターホン無線増設親機4で呼出動作がなされると、これらのうちの最初に応答したものと、カメラ付ドアホン子器1との間で通話路が形成される。
また、カメラ付ドアホン子器1の呼出待機時においては、無線アダプタ3とテレビインターホン無線増設親機4との間で無線信号の間欠送受を行って、無線アダプタ3とテレビインターホン無線増設親機4との無線通信条件を確立している。上述するように、この間欠通信は、第2の無線通信部32、42によって行われる。
なお、第2の本発明を構成する各機器の内部構成については、上述した第2の無線通信部32、42以外は同一であるため、ブロック図とその説明を省略する。
次に、第2の本発明システムにおける、無線アダプタ3とテレビインターホン無線増設親機4のそれぞれの基本動作について説明する。
図6、図7はそれぞれ、無線アダプタ3、テレビインターホン無線増設親機4の基本動作を示したフローチャートである。
無線アダプタ3は、図6に示すように、電源投入をすれば、第1の無線通信部31の駆動を停止させ、第2の無線通信部32のみを駆動し、呼出待機の状態となる(300〜302)。
テレビインターホン親機2から呼出信号を受信しない間は、テレビインターホン無線増設親機4と、第2の無線通信部32による無線通信を確立させるための間欠通信を行い、テレビインターホン無線増設親機4から確認返信信号を受けると返信フラグをセットし、確認返信信号を受信しないうちはリセットしておく(303〜305)。
そして、呼出待機の状態において、テレビインターホン親機2から呼出信号を受信したときには、返信フラグを参照して返信フラグがセットされていなければ、つまり無線通信が確立していなければ、テレビインターホン親機2に対して、テレビインターホン無線増設親機4が不在の旨を返信する(303、306、307)。
一方、テレビインターホン親機2から呼出信号を受信したときに、返信フラグがセットされていれば、通話呼出信号を送出してから、第1の無線通信部31を駆動し、第2の無線通信部32の駆動を停止し、テレビインターホン親機2からデータが送信されてくるのを一定時間待ち、一定時間内にテレビインターホン親機2から映像信号や音声信号を受信すると、テレビインターホン無線増設親機4とで第1の無線通信部31を介した信号の相互通信を行い、テレビインターホン無線増設親機4とカメラ付ドアホン子器1とで通話が開始され、通話が終了すれば、ステップ102の呼出待機状態に戻る(303、306〜313)。
また、一定時間内に映像信号や音声信号を受信しなかった場合には、ステップ301の呼出待機状態に戻る(311、314)。
一方、テレビインターホン無線増設親機4は、図7に示すように、電源投入をすれば、照度センサ4Aを作動させ、照度センサ4Aの検知したデータが閾値未満かどうかを判断し、閾値未満であれば第1、第2の無線通信部41、42の駆動を停止させる(400〜204)。そして、その後も照度センサ4Aによる照度データチェックを繰り返す。
照度センサ4Aの検知データが閾値以上と判断したときは、第1の無線通信部41の駆動を停止し、第2の無線通信部41のみを駆動し、ついで無線アダプタ3から確認要求信号が送信されてくると確認返信信号を送出し、通話呼出信号が送信されてくるまで、この間欠通信を繰り返す(402、405〜409)。
この間欠通信を繰り返している間でも、照度センサ4Aの検知データが閾値未満になれば、第1、第2の無線通信部41、42の駆動は停止され(402〜404)、テレビインターホン無線増設親機4は休眠状態となる。
第2の無線通信部42が駆動しているときに、無線アダプタ3から通話呼出信号を受けると、第2の無線通信部42の駆動を停止し、第1の無線通信部41を駆動させ、呼出音を出力し、それに対する操作による応答を一定時間待ち、応答があれば、無線アダプタ3との間で、無線通信部41を介した信号の相互通信を行い、テレビインターホン無線増設親機4とカメラ付ドアホン子器1とで通話が開始され、通話が終了すれば、ステップ402の呼出待機状態に戻る(409〜415)。
また、一定時間内に映像信号や音声信号を受信しなかった場合には、ステップ402の呼出待機状態に戻る(413、416)。
以上のように、第2の本発明においても、テレビインターホン無線増設親機4に照度センサ4Aを設け、そのセンサ4Aの照度検知データの閾値チェックにより、周囲の明るさを判断して、所定の暗さを判別したときには無線通信部41の駆動を停止させて、テレビインターホン無線増設親機4を休眠状態にしているため、その間は呼出待機時の間欠通信を停止させることができ、その結果、電力消費を抑制することができ、乾電池などで駆動する無線増設親機の呼出待機時間を十分に確保することができる。
さらに第2の本発明では、無線アダプタ3、無線増設親機4の双方が第1の無線通信部31、41と、それよりも消費電力の少ない間欠通信のための第2の無線通信部32、42とを備えているため、間欠通信を行うときには消費電力を低く抑えることができ、省エネ効果を上げることができる。
第1の本発明システムの基本構成の一例を模式的に示す図である。 第1の本発明システムの基本構成の一例を示すブロック図である。 第1の本発明における無線アダプタの基本動作の一例を示すフローチャートである。 第1の本発明におけるテレビインターホン無線増設親機の基本動作の一例を示すフローチャートである。 第2の本発明システムの基本構成の一例を模式的に示す図である。 第2の本発明における無線アダプタの基本動作の一例を示すフローチャートである。 第2の本発明におけるテレビインターホン無線増設親機の基本動作の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 カメラ付ドアホン子器
2 テレビインターホン親機
3 無線アダプタ
30A 無線アダプタ通信制御手段
31 (第1の)無線通信部
32 第2の無線通信部
4 テレビインターホン無線増設親機
40A 通信制御手段
41 (第1の)無線通信部
42 第2の無線通信部
4A 照度センサ
L 信号線

Claims (2)

  1. ドアホン子器とインターホン親機とを信号線で接続し、更に該インターホン親機に無線通信部を有した無線アダプタを接続して、無線増設親機を付加して構成された、無線対応型インターホンシステムであって、
    上記無線アダプタは、上記ドアホン子器とは直接接続されずに、上記インターホン親機に有線接続され、
    上記無線増設親機は、照度センサと、無線通信部と、無線通信制御手段とを備えており、
    上記無線通信制御手段は、上記照度センサの照度検知信号を判別して、照度が所定閾値未満のときには、上記無線増設親機の無線通信部を駆動させず、照度が所定閾値以上のときには、上記無線増設親機の無線通信部の駆動を開始するようにしている、無線対応型インターホンシステム。
  2. ドアホン子器とインターホン親機とを信号線で接続し、更に該インターホン親機に無線アダプタを接続して、無線増設親機を付加して構成された、無線対応型インターホンシステムであって、
    上記無線アダプタは、上記ドアホン子器とは接続せずに、上記インターホン親機に有線接続され、かつ、上記無線アダプタは、無線通信部と、無線アダプタ通信制御手段とを備えるとともに、上記無線増設親機は、第1の無線通信部と、それよりも消費電力の少ない間欠通信のための第2の無線通信部と、照度センサと、無線増設親機通信制御手段とを備えており、
    上記無線増設親機通信制御手段は、上記照度センサの照度検知信号を判別して、照度が所定閾値未満のときには、上記第1、第2の無線通信部を駆動せず、照度が所定閾値以上のときには、上記第2の無線通信部のみの駆動を開始し、その後は、上記無線アダプタから上記親機からの呼出信号に基づく通話呼出信号を受けるまでの期間は、上記第2の無線通信部のみを駆動して、上記無線アダプタとの間で間欠通信を行う一方、更に、その状態で上記無線アダプタから上記通話呼出信号を受けた後は、上記第2の無線通信部の駆動を停止し、上記第1の無線通信部の駆動を開始させて、上記無線アダプタとの間で、上記無線増設親機が上記インターホン親機を通じて上記ドアホン子器、または上記親機との間での通話を可能にする通信処理を実行する構成とされている、無線対応型インターホンシステム。
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