JP2005005969A - インターホンシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】親機Aは、マイクロホン1及びスピーカ2と、送話信号と受話信号のレベルを比較し相対的に高いレベルの信号を通過させて送話状態と受話状態を切り換える通話切換回路5と、マイコン13とを備える。親機Aでは、プレストーク機能による強制的な送話状態が終了した時点から所定時間T1だけマイコン13により通話切換回路5を強制的に受話状態に切り換えさせる。このため、宅内の騒音レベルが相対的に大きい場合にもドアホン子器Cからの音声(受話信号)を親機Aで確実に聞くことができる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、宅内の家人と宅外の訪問者との間で通話するためのインターホンシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、宅外に設置されるドアホン子器と、宅内に設置される親機とで構成され、ドアホン子器からの呼出に応じて親機とドアホン子器との間に通話路が形成され、当該通話路を通して親機とドアホン子器との間で通話するインターホンシステムが提供されている(特許文献1参照)。
【0003】
ところで、上記従来システムの親機には、ハンドセットの代わりにマイクロホンとスピーカを利用して拡声通話(ハンズフリー通話)を行うものがある。かかる拡声通話を行うに当たっては、親機のマイクロホンとスピーカ、あるいはドアホン子器のマイクロホンとスピーカの音響結合等によって生じるエコーやハウリングを抑制する必要がある。そのために上記親機には、マイクロホンで集音した送話信号とドアホン子器から送られてくる受話信号のレベルを比較し、相対的に低いレベルの信号の信号経路に損失を挿入することで相対的に高いレベルの信号を通過させて送話状態と受話状態を切り換える、所謂音声スイッチが設けられている。
【0004】
ところが、ドアホン子器が設置されている宅外の周囲騒音レベルが、屋外の交通騒音や工事騒音等の影響で宅内の周囲騒音レベルに比較して極端に大きくなった場合、音声スイッチが受話状態に切り換えられたままとなってしまう現象(これを「音声スイッチの片倒れ」と呼ぶ)が生じ、親機のマイクロホンに向かって喋っても音声スイッチが送話状態に切り換わらないためにドアホン子器に送話音声が届かず、通話相手の音声(受話音声)がスピーカから聞こえるだけの片方向の通話になることがあった。そのために従来の親機は、音声スイッチを強制的に送話状態に切り換える機能、例えば、通話開始時に操作される通話釦を押操作している間は送話状態に固定される機能(所謂「プレストーク機能」)を搭載しており、上述のように音声スイッチが受話状態に片倒れした場合に使用者の意志で音声スイッチを強制的に送話状態に切り換えさせていた。
【0005】
ところで、近年では生活様式や住宅事情の変化に伴って宅内の騒音レベルが宅外の騒音レベルよりもかなり大きくなる状況が発生するようになっている。例えば、室内で飼うペットの鳴き声で送話信号のレベルが大きくなったり、あるいは床材をフローリングにすることで室内の反響によって送話信号のレベルが大きくなる場合がある。そして、このような環境下では親機の音声スイッチが送話状態に切り換わり易くなり、ドアホン子器からの音声が聞き取りにくくなることがあった。そのために上記従来システムでは、使用者の操作によって音声スイッチを強制的に受話状態に切り換える機能を親機に搭載していた。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−199114号公報(第4頁、図1及び図3)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、宅内の騒音レベルが大きい環境下ではドアホン子器から親機への受話音声が聞こえない場合があり、上記従来例においては、来訪者がドアホン子器に向かって話しているときに使用者によって親機が強制的に受話状態に切り換えられるとは限らず、ドアホン子器からの音声を親機で確実に聞くことができない虞があった。
【0008】
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、宅内の騒音レベルが宅外の騒音レベルより大きい場合でもドアホン子器からの音声を親機で確実に聞くことができるインターホンシステムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、宅外に設置されるドアホン子器と、宅内に設置される親機とで構成され、ドアホン子器からの呼出に応じて親機とドアホン子器との間に通話路が形成され、当該通話路を通して親機とドアホン子器との間で通話するインターホンシステムにおいて、マイクロホン及びスピーカと、マイクロホンで集音した送話信号と前記通話路を通してドアホン子器から送られてくる受話信号のレベルを比較し相対的に高いレベルの信号を通過させることで送話状態と受話状態を切り換える通話切換手段と、該通話切換手段を強制的に送話状態に切り換えさせるとともに、強制的な送話状態が終了した時点から所定時間だけ前記通話切換手段を強制的に受話状態に切り換えさせる強制切換手段とを親機に備えたことを特徴とする。
【0010】
この発明によれば、親機における通話状態は通常、送話状態と受話状態が交互に切り換わる場合が多いと考えられるから、強制的な送話状態が終了した時点から所定時間だけ前記通話切換手段を強制的に受話状態に切り換えさせることによって、宅内の騒音レベルが宅外の騒音レベルに比べて相対的に大きい場合であってもドアホン子器からの音声を親機で確実に聞くことができる。
【0011】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記所定時間を延長する時間延長手段を親機に備えたことを特徴とする。
【0012】
この発明によれば、時間延長手段によって通話切換手段を強制的に受話状態に切り換えさせる時間を延長することができて使い勝手が向上する。
【0013】
請求項3の発明は、請求項1の発明において、使用者が操作する操作手段を親機に備え、前記強制切換手段は、該操作手段の操作に応じて前記通話切換手段を強制的に受話状態に切り換えさせることを特徴する。
【0014】
この発明によれば、操作手段を操作することで通話切換手段を何時でも自由に強制的な受話状態に切り換えさせることができて使い勝手が向上する。
【0015】
請求項4の発明は、請求項1の発明において、前記強制切換手段は、予め決められた動作が行われたときに前記通話切換手段を強制的に送話状態又は受話状態に切り換えさせることを特徴とする。
【0016】
この発明によれば、予め決められた動作が行われたとき、例えば、ドアホン子器からの呼出が行われたときに強制的に送話状態に切り換えられるため、通話状態を強制的に切り換えるにあたって使用者が何らかの操作を行う必要がなく、誤操作の防止と使い勝手の向上が図れる。
【0017】
請求項5の発明は、請求項1の発明において、前記強制切換手段は、受話信号のレベルが所定値を超えたときに前記通話切換手段を強制的に受話状態に切り換えさせるとともに、送話信号のレベルが所定値を超えたときに前記通話切換手段を強制的に送話状態に切り換えさせることを特徴とする。
【0018】
この発明によれば、宅内及び宅外におけるそれぞれの騒音レベルに応じて親機の通話状態を強制的に送話状態又は受話状態に切り換えることができて使い勝手が向上する。
【0019】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)
本実施形態のインターホンシステムは、図3に示すように宅外に設置され、来訪者を撮像するためのテレビカメラを具備したドアホン子器Cと、宅内に設置され、2線の信号線Lsでドアホン子器Cと接続される親機Aと、同じく宅内に設置され、2線の信号線Lsで親機Aと接続される副親機Bとで構成される。但し、副親機Bは親機Aを介してドアホン子器Cと通話するとともに親機Aとの間で通話(内線通話)するものであるが、基本的な構成が親機Aと共通であるから、詳細な構成の図示並びに説明は省略する。
【0020】
親機Aは、図1に示すようにマイクロホン1及びスピーカ2と、マイクロホン1で集音した音声信号(送話信号)を増幅するマイクアンプ3と、スピーカ2への出力信号を増幅するスピーカアンプ4と、マイクロホン1で集音した送話信号とドアホン子器Cから送られてくる受話信号のレベルを比較し相対的に低いレベルの信号経路に損失を挿入することで相対的に高いレベルの信号を通過させて送話状態と受話状態を切り換える通話切換回路(音声スイッチ)5と、ドアホン子器Cに電源を供給する子器給電回路6と、ドアホン子器Cの待機状態(信号線Lsの電圧レベルが待機電圧の状態)において信号線Lsの回線電圧をもとにドアホン子器Cからの呼出を検出する子器呼出検出回路7と、ドアホン子器Cの動作状態(信号線Lsの電圧レベルが動作電圧の状態)において信号線Lsの回線電圧をもとにドアホン子器Cからの再呼出を検出する子器再呼出検出回路8と、ドアホン子器Cから変調されて送られてくる映像信号を復調する復調回路9と、液晶ディスプレイ(LCD)10と、液晶ディスプレイ10を駆動して復調された映像を表示させるLCD回路11と、復調された映像信号を記憶する録画回路12と、マイコン13と、通話釦15、モニタ釦16並びに内線呼出釦17などの操作釦の操作を監視して各釦の操作入力をマイコン13に出力する操作回路14とを備える。
【0021】
またドアホン子器Cは、図2に示すようにマイクロホン51及びスピーカ52と、マイクロホン51で集音した音声信号(送話信号)を増幅するマイクアンプ53と、スピーカ52への出力信号を増幅するスピーカアンプ54と、マイクロホン51で集音した送話信号と親機Aから送られてくる受話信号のレベルを比較し相対的に低いレベルの信号経路に損失を挿入することで相対的に高いレベルの信号を通過させて送話状態と受話状態を切り換える通話切換回路(音声スイッチ)55と、CCDなどの撮像素子を用いて来訪者を撮像するカメラ部56と、カメラ部56から出力される信号を信号処理するカメラ回路57と、カメラ回路57で信号処理された映像信号を変調し信号線Lsを介して親機Aに伝送する変調回路58と、マイコン59と、呼出釦63の操作を監視して操作入力をマイコン59に出力する操作回路60と、信号線Lsの回線電圧を短時間急激に低下させることで呼出信号を送出する呼出回路61と、信号線Lsの回線電圧をマイコン59などの各部の動作電圧に変換する電源回路62とを備える。
【0022】
次に、本システムの基本動作を簡単に説明する。
【0023】
まず、来訪者によってドアホン子器Cの呼出釦63が操作されて操作回路60からマイコン59に対して呼出釦63の操作検出信号が入力されると、マイコン59は呼出回路61から呼出信号を送出させるとともに、カメラ部56、カメラ回路57並びに変調回路58を起動してカメラ部56で撮像された来訪者の映像を変調回路58で変調し信号線Lsを介して親機Aに伝送する。
【0024】
一方、親機Aでは子器呼出検出回路7で呼出信号を検出すると、マイコン13がスピーカアンプ4を通じてスピーカ2から呼出音を鳴動させるとともに、復調回路9、LCD回路11並びに液晶ディスプレイ10を起動してドアホン子器Cから送られてきた映像信号を復調して液晶ディスプレイ10に来訪者の映像を表示させる。そして、呼出音を聞いた家人(使用者)が親機Aの通話釦15を操作して操作回路14からマイコン13に通話釦15の操作検出信号が入力されると、マイコン13がマイクアンプ3、スピーカアンプ4並びに通話切換回路5を起動し、ドアホン子器Cとの間に通話路を形成して通話可能な状態となる。そして、この状態では通話切換回路5が送話信号と受話信号のレベルを比較し相対的に高いレベルの信号を通過させて送話状態と受話状態を切り換えることによって半二重の拡声通話(ハンズフリー通話)が行われる。
【0025】
ここで、通話釦15を一度操作すれば上述の手順で双方向の通話が可能となるが、宅外に設置されているドアホン子器Cのマイクロホン51が周囲の騒音(交通騒音や工事騒音など)を拾ってしまうと親機Aにおける受話信号のレベルが上昇し、通話切換回路5が常に受話状態に切り換えられてしまう場合がある。このため、従来例と同様に通話釦15が操作されている間はマイコン13が通話切換回路5を制御して強制的に送話状態に切り換えさせる機能(プレストーク機能)を親機Aに搭載している。したがって、通話切換回路5においては、通話釦15が操作されている間は強制的に送話状態に切り換え、通話釦15の操作が停止されると強制的な送話状態を終了し、送話信号と受話信号のレベル比較に基づいて送話状態と受話状態を切り換える通常の動作に復帰する。
【0026】
しかしながら、従来技術で説明したように、例えば、室内で飼うペットの鳴き声で送話信号のレベルが大きくなったり、あるいは床材をフローリングにすることで室内の反響によって送話信号のレベルが大きくなることで宅内の騒音レベルが宅外の騒音レベルよりもかなり大きくなって音声切換回路5が常に送話状態に切り換えられてしまう場合がある。しかも、従来例のように親機A側の操作によって音声切換回路5を強制的に受話状態に切り換えさせる機能を搭載したとしても、宅内の騒音レベルが大きい環境下ではドアホン子器Cから親機Aへの受話音声が聞こえない場合があり、来訪者がドアホン子器Cに向かって話しているときに家人(使用者)によって親機Aが強制的に受話状態に切り換えられるとは限らず、ドアホン子器Cからの音声を親機で確実に聞くことができない虞がある。
【0027】
そこで本実施形態の親機Aでは、図4に示すようにプレストーク機能による強制的な送話状態が終了した時点から所定時間T1だけマイコン13により通話切換回路5を強制的に受話状態に切り換えさせるようにし、上述のように宅内の騒音レベルが相対的に大きい場合にもドアホン子器Cからの音声(受話信号)を親機Aで確実に聞くことができるようにしている。つまり、通常のインターホンシステムにおいては、呼出のあったドアホン子器Cに対して親機Aから応答(送話)した後、ドアホン子器Cから親機Aへ返答(受話)される場合が多いと考えられるから、強制的な送話状態が終了した時点より所定の時間だけ音声切換回路4を強制的に受話状態に切り換えさせ、所定時間T1が経過したら強制的な受話状態を終了して通常の動作に復帰させており、本実施形態ではマイコン13が強制切換手段となる。
【0028】
また、通話切換回路5が強制的に受話状態に切り換えられている所定時間T1内に親機Aの通話釦15が操作されると、図5に示すように、マイコン13は操作回路14から通話釦15の操作検出信号が入力されている間T2だけ通話切換回路5を強制的に受話状態に切り換えさせ、通話釦15の操作で強制的な受話状態を延長するようにしている。つまり本実施形態では、マイコン13で時間延長手段を構成し、通話切換回路5を強制的に受話状態に切り換えさせる時間を延長するようにして使い勝手の向上を図っている。なお、通話釦15の操作が停止されると強制的な送話状態を終了し、送話信号と受話信号のレベル比較に基づいて送話状態と受話状態を切り換える通常の動作に復帰する。
【0029】
ところで、図6に示すように強制的に受話状態に切り換えるための受話切換釦18を親機Aに設け、家人(使用者)が受話切換釦18を操作して操作回路14からマイコン13に操作検出信号が入力されたときに通話切換回路5を強制的に受話状態に切り換えさせるようにすれば、通話切換回路5を何時でも自由に強制的な受話状態に切り換えさせることができて使い勝手が向上するという利点がある。なお、受話切換釦18を設ける代わりに、例えば、通話釦15と内線呼出釦17が同時に操作されたときにマイコン13によって通話切換回路5を強制的に受話状態に切り換えさせるようにしてもよい。
【0030】
(実施形態2)
実施形態1においては強制的に送話状態とした後の一定時間のみを強制的に受話状態としているが、親機Aやドアホン子器Cの使用環境によっては特定の状況で親機Aを常に送話又は受話状態で使用しなければならない場合も想定できる。その場合、強制的に送話状態や受話状態に切り換えさせるために一定の手順を踏む必要があるため、操作の手間がかかってしまう。
【0031】
そこで本実施形態においては、予め決められた動作が行われたとき、例えば、ドアホン子器Cからの呼出が行われたときに親機Aのマイコン13が通話切換回路5を強制的に送話状態に切り換えさせるようにしている。但し、親機A並びにドアホン子器Cの構成は実施形態1と共通であるから図示並びに説明は省略する。
【0032】
而して、ドアホン子器Cの周囲(屋外)の騒音レベルが高い環境では親機Aが受話状態になり易く、従来は家人が通話釦15を操作してプレストーク機能を使って強制的に送話状態にしていたが、上述のようにドアホン子器Cからの呼出が行われたときに親機Aのマイコン13が通話切換回路5を強制的に送話状態に切り換えさせることにより、通話釦15を操作する手間を省いて使い勝手が良くなるとともに、操作ミスによる通話の不具合発生も防止できる。なお、本実施形態では強制的に送話状態に切り換える場合を例示したが、予め決められた動作が行われたときに強制的に受話状態に切り換えることも可能であることは言うまでもない。
【0033】
(実施形態3)
実施形態2においては予め決められた動作が行われたときに親機Aの音声切換回路5を強制的に送話状態又は受話状態に切り換えさせるようにしているが、本実施形態においては、受話信号のレベルが所定値を超えたときにマイコン13が通話切換回路5を強制的に受話状態に切り換えさせるとともに、送話信号のレベルが所定値を超えたときにマイコン13が通話切換回路5を強制的に送話状態に切り換えさせるようにしている。但し、親機A並びにドアホン子器Cの構成は実施形態1と共通であるから図示並びに説明は省略する。
【0034】
而して、通常は送話信号と受話信号のレベルを比較してレベルの高い方の状態に通話切換回路5が切り換えられるため、例えば宅内の騒音レベルが大きい場合には受話状態に切り換えられ難くなるが、受話信号のレベルが予め設定された所定値を超えたら送話信号のレベルとの大小関係にかかわらず、マイコン13が通話切換回路5を強制的に受話状態に切り換えさせることにより、通話釦15を操作する手間を省いて使い勝手が向上するという利点がある。
【0035】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、親機における通話状態は通常、送話状態と受話状態が交互に切り換わる場合が多いと考えられるから、強制的な送話状態が終了した時点から所定時間だけ前記通話切換手段を強制的に受話状態に切り換えさせることによって、宅内の騒音レベルが宅外の騒音レベルに比べて相対的に大きい場合であってもドアホン子器からの音声を親機で確実に聞くことができる。
【0036】
請求項2の発明によれば、時間延長手段によって通話切換手段を強制的に受話状態に切り換えさせる時間を延長することができて使い勝手が向上する。
【0037】
請求項3の発明によれば、操作手段を操作することで通話切換手段を何時でも自由に強制的な受話状態に切り換えさせることができて使い勝手が向上する。
【0038】
請求項4の発明によれば、予め決められた動作が行われたとき、例えば、ドアホン子器からの呼出が行われたときに強制的に送話状態に切り換えられるため、通話状態を強制的に切り換えるにあたって使用者が何らかの操作を行う必要がなく、誤操作の防止と使い勝手の向上が図れる。
【0039】
請求項5の発明によれば、宅内及び宅外におけるそれぞれの騒音レベルに応じて親機の通話状態を強制的に送話状態又は受話状態に切り換えることができて使い勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1における親機のブロック図である。
【図2】同上におけるドアホン子器のブロック図である。
【図3】同上のシステム構成図である。
【図4】同上の動作説明図である。
【図5】同上の動作説明図である。
【図6】同上における別の親機の構成を示す正面図である。
【符号の説明】
A 親機
C ドアホン子器
5 通話切換回路
13 マイコン
Claims (5)
- 宅外に設置されるドアホン子器と、宅内に設置される親機とで構成され、ドアホン子器からの呼出に応じて親機とドアホン子器との間に通話路が形成され、当該通話路を通して親機とドアホン子器との間で通話するインターホンシステムにおいて、マイクロホン及びスピーカと、マイクロホンで集音した送話信号と前記通話路を通してドアホン子器から送られてくる受話信号のレベルを比較し相対的に高いレベルの信号を通過させることで送話状態と受話状態を切り換える通話切換手段と、該通話切換手段を強制的に送話状態に切り換えさせるとともに、強制的な送話状態が終了した時点から所定時間だけ前記通話切換手段を強制的に受話状態に切り換えさせる強制切換手段とを親機に備えたことを特徴とするインターホンシステム。
- 前記所定時間を延長する時間延長手段を親機に備えたことを特徴とする請求項1記載のインターホンシステム。
- 使用者が操作する操作手段を親機に備え、前記強制切換手段は、該操作手段の操作に応じて前記通話切換手段を強制的に受話状態に切り換えさせることを特徴する請求項1記載のインターホンシステム。
- 前記強制切換手段は、予め決められた動作が行われたときに前記通話切換手段を強制的に送話状態又は受話状態に切り換えさせることを特徴とする請求項1記載のインターホンシステム。
- 前記強制切換手段は、受話信号のレベルが所定値を超えたときに前記通話切換手段を強制的に受話状態に切り換えさせるとともに、送話信号のレベルが所定値を超えたときに前記通話切換手段を強制的に送話状態に切り換えさせることを特徴とする請求項1記載のインターホンシステム。
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Cited By (1)
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WO2007099899A1 (ja) * | 2006-03-01 | 2007-09-07 | Nec Corporation | 携帯通信端末装置および携帯通信端末装置における送信権設定方法 |
-
2003
- 2003-06-11 JP JP2003166355A patent/JP2005005969A/ja active Pending
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WO2007099899A1 (ja) * | 2006-03-01 | 2007-09-07 | Nec Corporation | 携帯通信端末装置および携帯通信端末装置における送信権設定方法 |
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