JP2006270002A - 発光ダイオード実装用金属基板及び発光装置 - Google Patents

発光ダイオード実装用金属基板及び発光装置 Download PDF

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Abstract

【課題】この発明は、ヒートスプレッターを不要となり、導電性パターンの面積を縮小できるとともに、小型軽量化を実現することを課題とする。
【解決手段】上部にLED17を実装するための凹部12を有した金属基板本体11と、前記凹部を含む金属基板本体11上に形成された絶縁層13と、この絶縁層13上に形成された導電性パターン14とを具備したLED実装用金属基板16であり、前記絶縁層13は、球状で粒径0.01〜50μm、熱伝導率20w/m・k以上の充填材を重量比で60〜93%含む第1絶縁層13aと、この第1絶縁層上に形成され,破砕状で粒径0.01〜50μm、熱伝導率20w/m・k以上の充填材を重量比で60〜85%含む第2絶縁層13bとの少なくとも2層を有する構成であることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

この発明は、発光ダイオード実装用金属基板及び発光装置に関する。
周知の如く、発光ダイオード(LED)は、バックライト光源、表示灯などの各種電気、電子機器に使用されている。LEDのうち高輝度LEDは、信号機や照明用に需要が見込まれているが、高輝度を保ち、信頼性を向上させるために様々な設計が行われている。例えば、ヒートシンクや実装パッドの面積等を大きくして温度上昇を抑え、LEDの発熱を抑制する試みが行われている。
従来、LEDを実装した発光装置としては、例えば図3、図4、図5に示すような構成のものが知られている。
(1)図3の発光装置
図中の符番1は、ヒートシンクを示す。このヒートシンク1上には、厚み1.6mmの絶縁層(FR−4)2を介してLED3や導電性パターンとしての銅箔パターン4が形成されている。前記LED3と銅箔パターン4とはワイヤボンディング5により接続されている。前記LED3は、透明な樹脂製外囲器6により樹脂封止されている。なお、銅箔パターン4上には、放熱効果を持たせるためのヒートスプレッター(図示せず)が部分的に設けられている。
(2)図4の発光装置
但し、図3の装置と同部材は同符番を付して説明を省略する。図中の符番7はアルミ基板を示す。このアルミ基板7上には、厚み0.1〜0.2mmの絶縁層2を介してLED3や銅箔パターン4が形成されている。前記絶縁層2上でかつLED3の周囲には、内側の壁面が末広がりに傾斜した筒状の反射板8が設けられている。
(3)図5の装置
但し、図3、図4の装置と同部材は同符番を付して説明を省略する。図5の発光装置の特徴は、LEDが搭載される領域に対応するアルミ基板9に凹部10が設けられている点にある。この凹部9は、従来、アルミ基板9の上部を研削加工することにより形成されている。
上述した図3、図4、図5の発光装置に夫々使用されたFR4基板、アルミ基板7、アルミ基板9の熱抵抗(℃/W)を,銅箔パターンの面積を200mm,500mm,1000mmと変えて調べたところ、下記表1に示す結果が得られた。
Figure 2006270002
表1より、FR−4基板の場合は、熱抵抗を低減するためにはLEDを接続する銅箔パターンの面積を大きくする必要があることが分かる。一方、金属基板の場合には、アルミ基板上に厚み0.1〜0.2mmの絶縁層が形成された構成になっているため、熱抵抗は大幅に低減できるが、小型化に限界があった。特に、凹部を形成する金属基板の場合、凹部を形成する際にバリが出やすく、加工が難しく実用化が困難である。従来、下記特許文献1のように、金属基板上に絶縁層、導体部を順次形成した半導体搭載回路用金属基板が知られている。
特開平8−139221号公報
この発明は、こうした事情を考慮してなされたもので、従来のような放熱効果を持たせるためのヒートスプレッターを不要となり、導電性パターンの面積を縮小できるとともに、小型軽量化を実現しえる発光ダイオード実装用金属基板及び発光装置を提供することを目的とする。
(1)この発明に係る発光ダイオード実装用金属基板は、上部に発光ダイオードを実装するための凹部を有した金属基板本体と、前記凹部を含む金属基板本体上に形成された絶縁層と、この絶縁層上に形成された導電性パターンとを具備した発光ダイオード実装用金属基板であり、前記絶縁層は、球状で粒径0.01〜50μm、熱伝導率20w/m・k以上の充填材を重量比で60〜93%含む第1絶縁層と、この第1絶縁層上に形成され,破砕状で粒径0.01〜50μm、熱伝導率20w/m・k以上の充填材を重量比で60〜85%含む第2絶縁層との少なくとも2層を有する構成であることを特徴とする。
(2)この発明に係る発光装置は、前記(1)記載の発光ダイオード実装用金属基板と、前記金属基板の凹部に搭載された発光ダイオードと、この発光ダイオードと前記導電性パターンとを接続するワイヤボンディングと、前記発光ダイオードを樹脂封止する外囲器とを具備することを特徴とする。
この発明によれば、熱抵抗を従来のFR4積層基板と比べて減少させることにより、LEDの実装に際して放熱効果を持たせる為のヒートスプレッターが必要でなく、また銅箔パターンの形成面積を縮小できる。また、従来の発光装置で使用した金属基板と同一厚さが可能になるので、電気、電子機器の小型軽量化を実現できる。更に、LEDが搭載される金属基板本体に傾斜角60°以下の側壁面を有した凹部をプレスにより設けた構成であるため、LEDからの光を凹部の側壁面で反射させることができ、集光の効果を有する。
以下、本発明について更に詳しく説明する。
この発明において、前記絶縁層は、球状で粒径0.01〜50μm、熱伝導率20w/m・k以上の充填材を重量比で60〜93%含む第1絶縁層と、この第1絶縁層上に形成され,破砕状で粒径0.01〜50μm、熱伝導率20w/m・k以上の充填材を重量比で60〜85%含む第2絶縁層との少なくとも2層を有する構成である。
ここで、第1絶縁層、第2絶縁層の充填材の粒径を夫々0.01〜50μmとした理由は、粒径が0.01μm未満では充填材の流動性が無くなり、粒径が50μmを超えると空隙率が大きくなって熱伝導率が低くなるからである。また、更に詳述すれば、充填材の粒径は0.01μmあるいは50μmの一方に偏っているのではなく、約粒径10μmを中心として最小径0.01μm、最大径50μの大小の粒径が混ざり合っていることが好ましい。
第1絶縁層中の充填材を重量比で60〜93%とした理由は、60%未満では金属基板の熱伝導率が悪くなる傾向があり、93%を超えると金属基板の強度が低下する傾向があるからである。また、第2絶縁層中の充填材を重量比で60〜85%とした理由は、60%未満では金属基板の熱伝導率が悪くなる傾向があり、85%を超えると充填材を入れることが物理的に不可能であるとともに、また金属基板の強度が低下する傾向があるからである。
この発明において、前記絶縁層は少なくとも第1絶縁層と第2絶縁層の2層を有した構成であるが、前記第2樹脂層上に更に充填材を含まない第3樹脂層を形成してもよい。この理由は、こうした第3樹脂層を設けることにより、得られた金属基板に可撓性を持たせるためである。
この発明において、前記金属基板本体の凹部は、その底辺の径が1〜15mm、深さが0.2〜1mm、及び前記凹部の側壁面が底面に対する傾斜角が60°以下であることが好ましい。傾斜角を60°以下とするのは、60°を超えると、前記凹部に形成される絶縁層のダメージが大きくなるからである。また、前記凹部の底辺の径を1〜15mmとするのは、金属基板に実装するLED大きさに基づく。
実際、凹部の深さを変えて、深さと絶縁破壊電圧との関係を調べたところ、下記表2に示す結果が得られた。但し、金属基板本体の厚さは3mm、絶縁層は後述する実施例1で使用する第1絶縁層、第2絶縁層及び第3絶縁層の材料による3層構造(厚み0.24mm)とした。また、表2で「深さ0」とは凹部の無いフラットな金属基板の場合を意味する。
Figure 2006270002
表2より、凹部の深さが深くなるにつれて絶縁破壊電圧が低下することが分かる。上述したように、凹部の深さ0.2〜1mmとしたのは、絶縁層のダメージを受けない許容範囲を採用したことによる。
この発明において、前記凹部の底辺周辺の前記金属基板本体の裏面に、前記凹部の底辺直下に位置する金属基板本体から凹部の底辺の径の0.3〜3倍の距離に深さ0.5〜2mmの溝が形成されていることが好ましい。この溝の形状は例えば平面的に見て環状であり、上記深さに規定した理由は、深さが0.5mm未満では放熱効果が十分でなく、深さが2mmを超えると金属基板の強度が弱くなるからである。また、前記溝の位置を上記のように規定した理由は、一般にLEDが発熱する傾向にあり、このLED周辺からの放熱効果を効率よく行うためである。
この発明において、前記導電性パターンに銀メッキもしくは金メッキが施すことが好ましい。このメッキ処理により、LEDからの光がメッキ処理面で反射するため、集光の効果を期待できる。
次に、具体的な実施例について説明する。
(実施例1)
この発明の実施例1に係るLED実装用金属基板を用いた発光装置について、図1を参照して説明する。
図中の符番11は、上部に深さ(H)0.5mmのプレスによる凹部12を有したアルミからなる金属基板本体を示す。この金属基板本体11上には、3層構造の絶縁層13を介して導電性パターンとしての銅箔パターン14a,14bが形成されている。これらの銅箔パターン14a,14b上には、銀メッキ処理によるメッキ層19が形成されている。前記絶縁層13は、下記表3に示す第1絶縁層13a,第2絶縁層13b,第3絶縁層13cから構成される。
第1絶縁層13aは、球状で粒径0.01〜50μm、熱伝導率20w/m・k以上の充填材としての球状酸化アルミニウム(商品名:CB−A10,昭和電工(株)社製)を重量比で93%含んでいる。第2絶縁層13bは、第1絶縁層上に形成され,破砕状で粒径0.01〜50μm、熱伝導率20w/m・k以上の充填材としての破砕酸化アルミニウム(商品名:A−42,昭和電工(株)社製)を重量比で85%含んでいる。第3絶縁層13cは、充填材を含まない層で、第2絶縁層13b上に形成されている。
前記凹部12の底辺周辺の前記金属基板本体11の裏面に、前記凹部12の底辺直下に位置する金属基板本体11から凹部12の底辺の径(D)の0.3〜3倍の距離に深さ0.5mmの環状の溝15が形成されている。また、前記凹部12の側壁面12aが底面に対する傾斜角(θ)は60°である。下記表3は、各絶縁層の樹脂、充填材、NBRゴム、硬化促進剤、破砕酸化アルミ、球状アルミの配合割合、及金属基板の熱伝導率を示している。
Figure 2006270002
なお、表3中、樹脂1としてはフェノールノボラック樹脂を、樹脂2としてはビスフェノール形エポキシ樹脂を、樹脂3としてはクレゾールノボラック形エポキシ樹脂を夫々用いた。また、第1絶縁層に球状粒子の充填材を配した理由は、金属基板本体に凹部を加工する際に、樹脂と球状粒子が圧縮に対して、応力緩和の働きを持つからである。更に、第2絶縁層では樹脂と充填材の破損を緩和する作用効果が見られた。第3樹脂層の加入により凹部加工時の応力緩和が一層向上することが確認された。
以上のように、上部に凹部12が形成され裏面に溝15が形成された金属基板本体11と、この金属基板本体11上に形成され,第1絶縁層13a,第2絶縁層13b及び第3絶縁層13cよりなる3層構造の絶縁層13と、この絶縁層13上に形成された銅箔パターン14a,14bと、これら銅箔パターン14a,14b上に形成されたメッキ層19から本発明のLED実装用金属基板16が構成されている。こうした構成の金属基板によれば、以下に述べる効果を有する。
1)熱抵抗が従来のFR4積層基板(1.6mm厚み)に比べて半減されたことにより、LEDの実装に際して放熱効果を持たせる為のヒートスプレッターが必要でなく、また銅箔パターンの形成面積を縮小できる。
2)図5の従来の発光装置で使用した金属基板と同一厚さが可能になったので、電気、電子機器の小型軽量化を実現できる。
3)LED17が搭載される金属基板本体11に傾斜角60°の側壁面を有した凹部12が形成された構成であるため、図3の従来の発光装置に比べ、LEDからの光を凹部12の側壁面で反射させることができ、集光の効果を有する。特に、銅箔パターン14a,14b上にメッキ層19が形成されているため、LED17からの光がメッキ層19で反射するため、集光の効果を一層期待できる。
4)充填材を含まない第3絶縁層13cが第2絶縁層13b上に形成されているため、得られる金属基板に可撓性を持たせることができる。
下記表4は、図3の従来のFR基板、図4,5の従来の金属基板、及び図1の金属基板(本発明品)を用いた場合において、熱抵抗(℃/W)を、銅箔パターンの面積を200mm,500mm,1000mmと変えた場合の熱抵抗(℃/W)を示す。但し、LEDと金属基板間の熱抵抗は、図1に示すような電気的な接続(一点鎖線)を行うことにより行う。
Figure 2006270002
但し、表4において、実装基板の寸法は50mm×50mm、金属基板のベース厚さは3mm、銅箔パターンの厚さは0.07mmとした。
図6は、上記表4のFR−4基板(図3)、金属基板(図4)及び本発明の金属基板について、銅箔パターンの面積とLED実装基板の熱抵抗との関係を図示した特性図を示す。図6より、本発明品が従来の金属基板と比べて熱抵抗の点で著しく改善されていることが明らかである。
実施例1に係る発光装置は、図1に示すように、金属基板16の凹部12が位置する銅箔パターン14a上にメッキ層19を介してLED17が搭載され、前記LED17と銅箔パターン14a,14b上のメッキ層19間はワイヤボンディング18により電気的に接続され、更に前記LED17及びワイヤボンディング18は透明な樹脂製外囲器20により樹脂封止された構成になっている。ここで、前記外囲器20の樹脂材料としては、GE東芝シリコーン(株)製品の透明2成分付加型シリコーンポッティング樹脂を用いた。
こうした構成の発光装置によれば、図1のような従来の発光装置と比べて輝度が改善され、熱抵抗も改善される。従って、この発光装置は、表示等以外にハイパワーLEDの照明等や信号機用など幅広い使用が見込まれる。
(実施例2)
この発明の実施例2に係るLED実装用金属基板を用いた発光装置について、図2を参照して説明する。但し、図1と同部材は同符番を付して説明を省略する。本金属基板及び該金属基板を用いた発光装置は、絶縁層が2層構造である点を除いて図1と同じ構成となっている。前記金属基板の一構成である第1絶縁層及び第2絶縁層の組成は下記表5に示すとおりである。
実施例2に係る金属基板は、上部に凹部12が形成され裏面に溝15が形成された金属基板本体11と、この金属基板本体11上に形成され,第1絶縁層13a及び第2絶縁層13bよりなる2層構造の絶縁層13と、この絶縁層13上に形成された銅箔パターン14a,14bと、これら銅箔パターン14a,14b上に形成されたメッキ層19から構成されている。
また、実施例2に係る発光装置は、前記金属基板16の凹部12が位置する銅箔パターン14a上に搭載されたLED17と、前記LED17と銅箔パターン14a,14b上のメッキ層19間を電気的に接続するワイヤボンディング18と、前記LED17及びワイヤボンディング18を樹脂封止する透明な樹脂製外囲器20から構成されている。下記表5は、各絶縁層の樹脂、充填材、NBRゴム、硬化促進剤、破砕酸化アルミ、球状アルミの配合割合、及金属基板の熱伝導率を示している。
Figure 2006270002
なお、表5中、樹脂1としてはフェノールノボラック樹脂を、樹脂2としてはビスフェノール形エポキシ樹脂を、樹脂3としてはクレゾールノボラック形エポキシ樹脂を夫々用いた。また、第1絶縁層に球状粒子の充填材を配した理由は、金属基板本体に凹部を加工する際に、樹脂と球状粒子が圧縮に対して、応力緩和の働きを持つからである。更に、第2絶縁層では樹脂と充填材の破損を緩和する作用効果が見られた。
実施例2の金属基板によれば、実施例1と同様、上記1)〜3)に記載した効果が得られる。また、実施例2の発光装置によれば、実施例1と同様、輝度や熱抵抗の点で改善が見られる。
なお、この発明は、前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。例えば、金属基板の凹部に位置するメッキ層にシリカ粉混入の透明樹脂(例えば、GE東芝シリコーン(株)製品の透明2成分付加型シリコーンポッティング樹脂)を塗布してもよい。これにより、反射効率が良くなり、こうした金属基板を用いた発光装置の輝度を一層高めることができる。また、前記シリカ粉以外に、絶縁性の顔料をLEDの発光色(青、白等)に合わせて選択することにより、色調を変化できる硬化が認められた。更に、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらには、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
この発明の実施例1に係る発光ダイオード実装用金属基板を備えた発光装置の断面図。 この発明の実施例2に係る発光ダイオード実装用金属基板を備えた発光装置の断面図。 ヒートシンクを用いた従来の発光装置の概略断面図。 アルミベース金属基板を用いた従来の発光装置の概略断面図。 アルミベース金属基板を用いた従来の他の発光装置の概略断面図。 従来及び本発明の金属基板を用いた場合の、LED実装用導電性パターンの面積と金属基板の熱抵抗との関係を示す特性図。
符号の説明
11…LED実装用金属基板本体、12…凹部、13,13a,13b,13c…絶縁層、14a,14b…銅箔パターン(導電性パターン)、15…溝、16…LED実装用金属基板、17…発光ダイオード(LED)、18…ワイヤボンディング、19…メッキ層、20…樹脂製外囲器。

Claims (6)

  1. 上部に発光ダイオードを実装するための凹部を有した金属基板本体と、前記凹部を含む金属基板本体上に形成された絶縁層と、この絶縁層上に形成された導電性パターンとを具備した発光ダイオード実装用金属基板であり、
    前記絶縁層は、球状で粒径0.01〜50μm、熱伝導率20w/m・k以上の充填材を重量比で60〜93%含む第1絶縁層と、この第1絶縁層上に形成され,破砕状で粒径0.01〜50μm、熱伝導率20w/m・k以上の充填材を重量比で60〜85%含む第2絶縁層との少なくとも2層を有する構成であることを特徴とする発光ダイオード実装用金属基板。
  2. 前記第2の樹脂層上に、更に充填材を含まない第3の樹脂層が形成されていることを特徴とする請求項1記載の発光ダイオード実装用金属基板。
  3. 前記凹部は、その底辺の径が1〜15mm、深さが0.2〜1mm、及び前記凹部の側壁面が底面に対する傾斜角が60°以下であることを特徴とする請求項1もしくは請求項2記載の発光ダイオード実装用金属基板。
  4. 前記凹部の底辺周辺の前記金属基板本体の裏面に、前記凹部の底辺直下に位置する金属基板本体から凹部の底辺の径の0.3〜3倍の距離に深さ0.5〜2mmの溝が形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれか記載の発光ダイオード実装用金属基板。
  5. 前記導電性パターンに銀メッキもしくは金メッキが施されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4いずれか記載の発光ダイオード実装用金属基板。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか記載の発光ダイオード実装用金属基板と、前記金属基板の凹部に搭載された発光ダイオードと、この発光ダイオードと前記導電性パターンとを接続するワイヤボンディングと、前記発光ダイオードを樹脂封止する外囲器とを具備することを特徴とする発光装置。
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