JP2006269014A - ディスクの貼り合わせ装置及び貼り合せ方法 - Google Patents

ディスクの貼り合わせ装置及び貼り合せ方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006269014A
JP2006269014A JP2005088494A JP2005088494A JP2006269014A JP 2006269014 A JP2006269014 A JP 2006269014A JP 2005088494 A JP2005088494 A JP 2005088494A JP 2005088494 A JP2005088494 A JP 2005088494A JP 2006269014 A JP2006269014 A JP 2006269014A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk
transparent substrate
ultraviolet light
ultraviolet
light source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005088494A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Ishioroshi
高洋 石下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP2005088494A priority Critical patent/JP2006269014A/ja
Publication of JP2006269014A publication Critical patent/JP2006269014A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)

Abstract

【課題】 ディスクのハンドリング作業や貼り合わせ装置のメンテナンスが容易で、かつ、貼り合わせ作業の効率が良好なディスクの貼り合わせ装置及び貼り合わせ方法を提供する。
【解決手段】 記録層が形成された記録側基板と透明基板とを貼り合わせてなるディスクの貼り合わせ装置及び貼り合わせ方法であって、ディスクを搬送する搬送手段と、記録側基板と透明基板との間に供給された紫外線硬化樹脂に紫外線を照射する紫外線光源と、を備え、紫外線光源が、透明基板の表面に紫外線を照射するように搬送手段の下方に設けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、記録側基板の紫外線硬化樹脂を塗布した面に透明基板を貼り合せディスク基板を得るディスクの貼り合わせ装置及び貼り合せ方法に関する。
従来、CD等の情報記録用媒体として用いるディスクは、透明基板に記録層が形成された記録側基板と透明基板とを接着層で貼り合せることで構成される。接着層は、例えば、紫外線硬化樹脂が使用される。
ディスクの貼り合せ工程において記録側基板に紫外線硬化樹脂を塗布し、透明基板を貼り合せる場合には、UVランプから紫外線を照射して紫外線硬化樹脂をラジカル重合によって硬化させ、記録側基板と透明基板との貼り合せ面同士を固定する(例えば、下記特許文献1など)。
特開平6−304516号公報
ところで、特許文献1に示すように、従来は、ディスクの記録側基板と透明基板とを貼り合せる際に、搬送ラインに沿って搬送されるディスクの上方にUVランプを設置して紫外線を照射していた。UVランプを搬送ラインの上方に設置した場合、ディスクのハンドリング作業や、UVランプのメンテナンス作業が煩雑になり、改善の余地があった。
また、従来は、ディスクの上面からUVランプを照射する構成であること、また、記録面に塵埃が付着することを避けることを目的として、記録面を下方に向けた状態で搬送ライン上を搬送されていた。このとき、搬送ラインの上面と記録面が接触すると、該記録面にキズが付くおそれがあった。そして、搬送ラインに接触することで記録面にキズが付くことを防止するように装置を構成する必要があった。
さらに、ディスクの記録側基板と透明基板とを貼り合わせるときに、紫外線硬化樹脂において周端部近傍では、ディスクの周囲雰囲気中の酸素に触れることで重合反応が鈍り、樹脂の硬化する速度が低下してしまう点で改善の余地があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、ディスクのハンドリング作業や貼り合わせ装置のメンテナンスが容易で、かつ、貼り合わせ作業の効率が良好なディスクの貼り合わせ装置及び貼り合わせ方法を提供することにある。
本発明の上記目的は、記録層が形成された記録側基板と透明基板とを貼り合わせてなるディスクの貼り合わせ装置であって、前記ディスクを搬送する搬送手段と、前記記録側基板と前記透明基板との間に供給された紫外線硬化樹脂に紫外線を照射する紫外線光源と、を備え、前記紫外線光源が、前記透明基板の表面に紫外線を照射するように前記搬送手段の下方に設けられていることを特徴とする貼り合わせ装置によって達成される。
また、本発明の上記目的は、記録層が形成された記録側基板と透明基板とを貼り合わせるディスクの貼り合わせ方法であって、前記ディスクを、前記記録側基板の表面を上方に向けた状態で搬送手段によって搬送させ、前記記録側基板と前記透明基板との間に塗布された紫外線硬化樹脂に、前記搬送手段の上方に位置する紫外線光源から紫外線を照射して前記紫外線硬化樹脂を硬化させることで、前記記録側基板と前記透明基板とを貼り合わせることを特徴とするディスクの貼り合わせ方法によって達成される。
本発明によれば、ディスクの記録側基板と透明基板とを貼り合せる際に、搬送手段によって搬送されるディスクの下方に紫外線光源を設置して紫外線を照射する。このように、紫外線光源を搬送手段の下方に設置することで、ディスクのハンドリング作業や、紫外線光源のメンテナンス作業が容易になる。
また、ディスクの透明基板を下方の搬送手段側に向けると、記録側基板の表面を上方に向けた状態とすることができる。記録側基板の表面は、記録層の情報を読み書きする際に、レーザが入射する面であるため、微小なキズも許されないが、本発明のように上方に向けた状態とすることで、搬送手段との接触を避けることができるため、キズがつくことを防止できる。
本発明において、搬送手段の上方に、紫外線光源から照射された紫外線を反射させ、且つ、ディスクの周縁端部に集光させる反射部材が設けられていることが好ましい。こうすれば、ディスクの周端部近傍における記録側基板と透明基板との間の紫外線硬化樹脂に集中して紫外線を照射することができる。このため、周端部近傍の紫外線硬化樹脂がディスクの周囲雰囲気中の酸素に触れることで重合反応が鈍り、樹脂の硬化する速度が低下してしまうことを防止することができる。
本発明によれば、ディスクのハンドリング作業や貼り合わせ装置のメンテナンスが容易で、かつ、貼り合わせ作業の効率が良好なディスクの貼り合わせ装置及び貼り合わせ方法を提供できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。
図1は、本発明に係る、貼り合わせ装置の一実施形態を説明する図である。図2は、ディスクの拡大断面図を示す図である。
図1に示すように、貼り合わせ装置10は、紫外線を照射するUVランプなどの紫外線光源11と、ディスクDを搬送する搬送手段12と、紫外線をディスクDの所定の部位に反射する反射部材13と、を備えている。
本発明によって貼り合わせが行われるディスクDは、図2に示すように、光透過性を有する基板21に予め記録層23と、反射層24とが形成された記録側基板に、光透過性を有する透明基板22を貼り合わせてなるものである。記録側基板と透明基板22との間には、少なくとも紫外線硬化樹脂を含む接着層25が形成される。
図1に示すように、貼り合わせ装置10において、ディスクDが、記録側基板の表面(図2において基板21の上面)を上方に向けた状態で、搬送手段12の支持部14に配置される。支持部14は、長尺状の案内部材15に取り付けられ、該案内部材の長手方向に沿って駆動可能に構成されている。案内部材15は、紫外線光源11から照射される紫外線の照射方向に対して略垂直方向に配置されている。
搬送手段12の案内部材15は、支持部14にディスクDを支持させた状態で、紫外線光源上を所定の速度で通過する。このとき、紫外線光源から照射された紫外線が、ディスクDの接着層25に照射することで、該接着層25に含まれる紫外線硬化樹脂がラジカル重合反応によって硬化し、記録側基板と透明基板22とが互いに固定される。
搬送手段12は、ディスクDを保持しつつ、所定の方向に搬送可能な構成であれば、その構成は特に限定されない。
紫外線光源11は、搬送手段12の下方に設けられている。また、紫外線光源11の紫外線照射面が搬送手段12に保持されたディスクDの透明基板22の下面と向き合うように配置されている。紫外線光源11としてUVランプを使用する場合、その口径をディスクDの直径より大きくすることが好ましい。
紫外線光源11に対し、ディスクDの搬送経路を挟んで向かい側に、紫外線を反射させる反射部材13が設けられている。反射部材13は、紫外線光源11側から見た状態で、ディスクDよりも径の大きな略円形状を有する板部13aと、該板部13aの周縁に沿って形成された湾曲部13bとを有している。湾曲部13bは、ディスクD側から見た状態で、上方へ窪み、下方から入射した紫外線を反射させるとともに、ディスクDの周縁端部26、又はその近傍に集光させるように所定の曲率で湾曲した形状である。反射部材13は、紫外線を反射させる際に、ディスクの平面部分に比べて周縁端部に照射される紫外線が強くなるように湾曲部13bによって集光することが好ましい。
ディスクの貼り合わせ時は、記録側基板と透明基板22とを貼り合わせた状態で、搬送手段12の支持部14に支持させ、案内部材15に従って搬送させる。そして、ディスクDが、紫外線光源11の上方を通過する際に、図2中矢印L1で示すように、紫外線光源11から照射された紫外線のうち一部が直接ディスクDの透明基板22の表面に照射され、照射された紫外線L1が透明基板22を透過して接着層25に照射される。また、紫外線光源11から照射された紫外線のうち残りの一部が反射部材13に照射され、湾曲部13bで反射された紫外線L2が集光されつつ、ディスクDの端部26に照射される。こうして、ディスクDの周縁端部における接着層には、紫外線光源11から直接照射される紫外線L1だけでなく、反射部材13からも紫外線L2が集中して照射される。
本実施形態の貼り合わせ装置及び貼り合わせ方法によれば、ディスクDの記録側基板と透明基板22とを貼り合せる際に、搬送手段12によって搬送されるディスクDの下方に紫外線光源11を設置して紫外線を照射する。このように、紫外線光源11を搬送手段12の下方に設置することで、ディスクDのハンドリング作業や、UVランプのメンテナンス作業が容易になる。
また、ディスクDの透明基板22を下方の搬送手段12側に向けると、記録側基板の表面を上方に向けた状態とすることができる。記録側基板の表面は、記録層の情報を読み書きする際に、レーザが入射する面であるため、微小なキズも許されないが、本発明のように上方に向けた状態とすることで、搬送手段12との接触を避けることができるため、キズがつくことを防止できる。
さらに、本実施形態のように、搬送手段12の上方に、紫外線光源11から照射された紫外線を反射させ、且つ、ディスクDの周縁端部に集光させる反射部材13が設けられていれば、ディスクDの周端部近傍における記録側基板と透明基板との間の紫外線硬化樹脂に集中して紫外線を照射することができる。このため、周端部近傍の紫外線硬化樹脂がディスクの周囲雰囲気中の酸素に触れることで重合反応が鈍り、樹脂の硬化する速度が低下してしまうことを防止することができる。
本発明に係る、貼り合わせ装置の一実施形態を説明する図である。 ディスクの拡大断面図を示す図である。
符号の説明
10 貼り合わせ装置
11 紫外線光源
12 搬送手段
13 反射部材
25 接着層
D ディスク

Claims (3)

  1. 記録層が形成された記録側基板と透明基板とを貼り合わせてなるディスクの貼り合わせ装置であって、
    前記ディスクを搬送する搬送手段と、
    前記記録側基板と前記透明基板との間に供給された紫外線硬化樹脂に紫外線を照射する紫外線光源と、を備え、
    前記紫外線光源が、前記透明基板の表面に紫外線を照射するように前記搬送手段の下方に設けられていることを特徴とする貼り合わせ装置。
  2. 前記搬送手段の上方に、前記紫外線光源から照射された紫外線を反射させ、且つ、前記ディスクの周縁端部に集光させる反射部材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の貼り合わせ装置。
  3. 記録層が形成された記録側基板と透明基板とを貼り合わせるディスクの貼り合わせ方法であって、
    前記ディスクを、前記記録側基板の表面を上方に向けた状態で搬送手段によって搬送させ、前記記録側基板と前記透明基板との間に塗布された紫外線硬化樹脂に、前記搬送手段の上方に位置する紫外線光源から紫外線を照射して前記紫外線硬化樹脂を硬化させることで、前記記録側基板と前記透明基板とを貼り合わせることを特徴とするディスクの貼り合わせ方法。
JP2005088494A 2005-03-25 2005-03-25 ディスクの貼り合わせ装置及び貼り合せ方法 Pending JP2006269014A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005088494A JP2006269014A (ja) 2005-03-25 2005-03-25 ディスクの貼り合わせ装置及び貼り合せ方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005088494A JP2006269014A (ja) 2005-03-25 2005-03-25 ディスクの貼り合わせ装置及び貼り合せ方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006269014A true JP2006269014A (ja) 2006-10-05

Family

ID=37204792

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005088494A Pending JP2006269014A (ja) 2005-03-25 2005-03-25 ディスクの貼り合わせ装置及び貼り合せ方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006269014A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008159227A (ja) * 2006-12-26 2008-07-10 Origin Electric Co Ltd ディスク基板載置装置、反射板、紫外線照射装置、ディスク製造装置およびディスク製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008159227A (ja) * 2006-12-26 2008-07-10 Origin Electric Co Ltd ディスク基板載置装置、反射板、紫外線照射装置、ディスク製造装置およびディスク製造方法
JP4546950B2 (ja) * 2006-12-26 2010-09-22 オリジン電気株式会社 紫外線照射装置、ディスク製造装置およびディスク製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1927983A3 (en) Optical head, optical disc apparatus including the optical head, and information processing apparatus including the optical disk apparatus
JP4810408B2 (ja) シート製造装置およびシート製造方法
JP2006269014A (ja) ディスクの貼り合わせ装置及び貼り合せ方法
JP2007209839A (ja) 樹脂膜形成装置、方法およびプログラム
JP2005222614A (ja) 光ディスク製造用のアライメント装置
JP5554034B2 (ja) 光照射装置及び光照射方法
JP5330012B2 (ja) 光照射装置及び光照射方法
JP4148300B1 (ja) 光記録ヘッド、光記録ヘッドの製造方法及び記録再生装置
JP3220069U (ja) シート貼付装置
JP5554033B2 (ja) 光照射装置及び光照射方法
JP5693385B2 (ja) 積層シート及びその製造方法
JP3862563B2 (ja) 放射線画像読取方法および装置ならびに蓄積性蛍光体シート
JP2014044987A (ja) ダイシング方法及びダイシング装置
US9918683B2 (en) Bonding method with curing by reflected actinic rays
KR102408527B1 (ko) 이간 장치 및 이간 방법
JP2007121517A (ja) X線画像記録・読取装置の制御方法
JP2005259208A (ja) 合体ディスク基板の分離方法及びそのための分離装置
JP2011000804A (ja) 凹凸パターン形成方法、情報記録媒体製造方法および樹脂材料硬化処理装置
JP7093257B2 (ja) 長尺体支持装置および長尺体支持方法
DE602005007040D1 (de) Fokussteuerung für ein medienabtastsystem
JPH01312788A (ja) 遮光性材料からなる光ディスク用ハブの接着装置
JPS59121472A (ja) レ−ザカ−ド読取方式
CN1246850C (zh) 一种光盘
JP2007122764A (ja) 光記録媒体の製造方法および製造装置
JP2702330B2 (ja) 半導体装置の製造装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Effective date: 20061127

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

A621 Written request for application examination

Effective date: 20070305

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20071108

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Effective date: 20071115

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20071122

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081203

A02 Decision of refusal

Effective date: 20090401

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02